JPH0770129B2 - デイスク駆動装置 - Google Patents
デイスク駆動装置Info
- Publication number
- JPH0770129B2 JPH0770129B2 JP61177654A JP17765486A JPH0770129B2 JP H0770129 B2 JPH0770129 B2 JP H0770129B2 JP 61177654 A JP61177654 A JP 61177654A JP 17765486 A JP17765486 A JP 17765486A JP H0770129 B2 JPH0770129 B2 JP H0770129B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- disk
- slide plate
- disk cartridge
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、デイスク状に形成された情報記録媒体に対
し、情報の記録/再生をおこなうデイスク駆動装置に関
する。
し、情報の記録/再生をおこなうデイスク駆動装置に関
する。
デイスク駆動装置は、コンピユータやワードプロセツサ
等の情報処理装置の外部記憶装置として広く用いられて
いる。これらの情報処理装置の一つに、静止画像信号を
記録/再生するためのスチルビデオフロツピデイスク駆
動装置と称されるものがある。このデイスク駆動装置
は、スチルビデオフロツピカメラに搭載され、感光フイ
ルムを用いたカメラ装置と同様の操作により、スチルビ
デオフロツピデイスクにフレーム情報を記録するように
なつている。
等の情報処理装置の外部記憶装置として広く用いられて
いる。これらの情報処理装置の一つに、静止画像信号を
記録/再生するためのスチルビデオフロツピデイスク駆
動装置と称されるものがある。このデイスク駆動装置
は、スチルビデオフロツピカメラに搭載され、感光フイ
ルムを用いたカメラ装置と同様の操作により、スチルビ
デオフロツピデイスクにフレーム情報を記録するように
なつている。
この種のデイスク駆動装置の一例として、特開昭58−57
667号公報に開示されたものがある。このデイスク駆動
装置は、磁気記録媒体(以下、デイスクと称する)を収
納したデイスクカートリツジを保持するホルダが、回転
台を備えた取付基板に対し一端が揺動可能に軸支されて
おり、デイスクカートリツジをホルダ内に挿入した後、
該ホルダを取付基板側に回動してデイスクカートリツジ
内のデイスクを回転台上にローデイングするようになつ
ている。
667号公報に開示されたものがある。このデイスク駆動
装置は、磁気記録媒体(以下、デイスクと称する)を収
納したデイスクカートリツジを保持するホルダが、回転
台を備えた取付基板に対し一端が揺動可能に軸支されて
おり、デイスクカートリツジをホルダ内に挿入した後、
該ホルダを取付基板側に回動してデイスクカートリツジ
内のデイスクを回転台上にローデイングするようになつ
ている。
この方式はトツプローデイング方式とも称され、カセツ
トホルダが蓋体として開放されるため、デイスクカート
リツジの装着・抜出時には開いたカセツトホルダの間か
ら塵埃類が侵入して種々の障害を及ぼす虞れがある。
トホルダが蓋体として開放されるため、デイスクカート
リツジの装着・抜出時には開いたカセツトホルダの間か
ら塵埃類が侵入して種々の障害を及ぼす虞れがある。
一方、デイスク駆動装置には前面板に形成されたデイス
クカートリツジ挿入口からデイスクカートリツジを挿入
してロードするフロントローデイング方式と称される方
式も知られているが、超小型のものには、厚みや外形寸
法が大きくなるという理由で採用されてはいなかつた。
クカートリツジ挿入口からデイスクカートリツジを挿入
してロードするフロントローデイング方式と称される方
式も知られているが、超小型のものには、厚みや外形寸
法が大きくなるという理由で採用されてはいなかつた。
かかる点から、本出願人は特願昭61−41455号として小
型化が可能なフロントローデイング方式のデイスク駆動
装置を提案した。
型化が可能なフロントローデイング方式のデイスク駆動
装置を提案した。
このデイスク駆動装置の概略構成を第10図ないし第12図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
上記出願において実施例として示したデイスク駆動装置
は、枠体1と、枠体1の上面で第10図上下方向に摺動可
能なスライド板2と、後述のデイスクカートリツジ3を
保持するホルダ4と、磁気ヘツド5を搭載したキヤリツ
ジ6と、このキヤリツジ6をデイスクの半径方向に移送
するキヤリツジ移送機構7と、デイスクが載置されるタ
ーンテーブル8と、ターンテーブル8を回転駆動するモ
ータ9とから主に構成されている。
は、枠体1と、枠体1の上面で第10図上下方向に摺動可
能なスライド板2と、後述のデイスクカートリツジ3を
保持するホルダ4と、磁気ヘツド5を搭載したキヤリツ
ジ6と、このキヤリツジ6をデイスクの半径方向に移送
するキヤリツジ移送機構7と、デイスクが載置されるタ
ーンテーブル8と、ターンテーブル8を回転駆動するモ
ータ9とから主に構成されている。
このデイスク駆動装置によつて回転駆動される磁気記録
媒体としてのデイスク30は、第15図に示すように、硬質
のケース31に収納されてデイスクカートリツジを形成し
ており、中央部の開口部32からデイスク30のハブ33が露
出するようになつている。このケース31には、金属製の
薄板からなるシヤツタ34がスライド自在に装着され、ヘ
ツド挿入口35を閉鎖し、また開放する。
媒体としてのデイスク30は、第15図に示すように、硬質
のケース31に収納されてデイスクカートリツジを形成し
ており、中央部の開口部32からデイスク30のハブ33が露
出するようになつている。このケース31には、金属製の
薄板からなるシヤツタ34がスライド自在に装着され、ヘ
ツド挿入口35を閉鎖し、また開放する。
スライド板2は、第12図に示すように常時、ばね10によ
りデイスクカートリツジ挿入側A(デイスクカートリツ
ジ排出方向)に付勢されているとともに、その側板11,1
2にはカム溝13,14,15が形成され、また、カム溝13,14,1
5形成部と対応する枠体1の側板16,17部分には、ガイド
溝18,19,20が形成されている。
りデイスクカートリツジ挿入側A(デイスクカートリツ
ジ排出方向)に付勢されているとともに、その側板11,1
2にはカム溝13,14,15が形成され、また、カム溝13,14,1
5形成部と対応する枠体1の側板16,17部分には、ガイド
溝18,19,20が形成されている。
これらのカム溝13,14,15およびガイド溝18,19,20には、
ホルダ4の側面から突出した突起21,22,23が係合し、ス
ライド板2のデイスクカートリツジ挿入方向と平行な前
後のスライド動作を、ターンテーブル8に対する垂直動
作に変換している。
ホルダ4の側面から突出した突起21,22,23が係合し、ス
ライド板2のデイスクカートリツジ挿入方向と平行な前
後のスライド動作を、ターンテーブル8に対する垂直動
作に変換している。
キヤリツジ6は、ステツピングモータ24、間欠駆動ねじ
25が形成されたスクリユーシヤフト26等からなるキヤリ
ツジ移送機構7によつて、ガイドシヤフト27に沿つてデ
イスク30の半径方向に移送され、磁気ヘツド5を所望の
記録トラツク位置に位置させて、記録/再生がおこなわ
れる。
25が形成されたスクリユーシヤフト26等からなるキヤリ
ツジ移送機構7によつて、ガイドシヤフト27に沿つてデ
イスク30の半径方向に移送され、磁気ヘツド5を所望の
記録トラツク位置に位置させて、記録/再生がおこなわ
れる。
デイスク30のターンテーブル8へのローデイングは、第
11図および第13図に示したアンロードの状態から、デイ
スクカートリツジ3をホルダ4のカートリツジ挿入口28
内へ挿入すると、第10図に示すロツクレバー29の操作ピ
ン29aを押圧してロツクレバー29を回動させロツクを解
除する。このロツク解除により、スライド板2がカート
リツジ挿入口28側へ上記ばね10の弾性力により移動す
る。この移動の過程で、上記突起21,22,23がガイド溝1
8,19,20に抱束された状態でカム溝13,14,15の傾斜に沿
つて変位し、第13図から第14図の状態になる。第14図の
状態がロード時の状態であり、デイスクカートリツジ3
がほぼホルダ4内、すなわちデイスク駆動装置内に挿入
された後、ターンテーブル8に対して垂直な方向に変位
する。換言すればローデイング動作がおこなわれてい
る。そして、ローデイング時には、ターンテーブル8を
支持する支軸8aが、前記デイスク30のハブ33中央の軸挿
入口37内に嵌入してデイスク30の回転中心を規定し、ハ
ブ33の金属部分がターンテーブル8のチヤツクマグネツ
トに吸着されてロード状態になる。
11図および第13図に示したアンロードの状態から、デイ
スクカートリツジ3をホルダ4のカートリツジ挿入口28
内へ挿入すると、第10図に示すロツクレバー29の操作ピ
ン29aを押圧してロツクレバー29を回動させロツクを解
除する。このロツク解除により、スライド板2がカート
リツジ挿入口28側へ上記ばね10の弾性力により移動す
る。この移動の過程で、上記突起21,22,23がガイド溝1
8,19,20に抱束された状態でカム溝13,14,15の傾斜に沿
つて変位し、第13図から第14図の状態になる。第14図の
状態がロード時の状態であり、デイスクカートリツジ3
がほぼホルダ4内、すなわちデイスク駆動装置内に挿入
された後、ターンテーブル8に対して垂直な方向に変位
する。換言すればローデイング動作がおこなわれてい
る。そして、ローデイング時には、ターンテーブル8を
支持する支軸8aが、前記デイスク30のハブ33中央の軸挿
入口37内に嵌入してデイスク30の回転中心を規定し、ハ
ブ33の金属部分がターンテーブル8のチヤツクマグネツ
トに吸着されてロード状態になる。
記録または再生が終了すると、スライド板2に付設され
た突片36を矢印H方向へ押圧する。これによりスライド
板2が同じく矢印H方向へスライドする。このスライド
過程で、突起21,22,23がカム溝13,14,15の傾斜により、
ガイド溝18,19,20に沿つて上昇して、アンローデイング
動作がおこなわれる。そして、ホルダが第13図の状態ま
で復帰したときに、上記ロツクレバー29が第10図におい
て点線で示した状態の戻り、該ロツクレバー29の復帰動
作時に、ばね32の弾性力によりデイスクカートリツジ3
がホルダ4からイジエクトされる。
た突片36を矢印H方向へ押圧する。これによりスライド
板2が同じく矢印H方向へスライドする。このスライド
過程で、突起21,22,23がカム溝13,14,15の傾斜により、
ガイド溝18,19,20に沿つて上昇して、アンローデイング
動作がおこなわれる。そして、ホルダが第13図の状態ま
で復帰したときに、上記ロツクレバー29が第10図におい
て点線で示した状態の戻り、該ロツクレバー29の復帰動
作時に、ばね32の弾性力によりデイスクカートリツジ3
がホルダ4からイジエクトされる。
ところで、上記のように構成したフロントローデイング
方式のデイスク駆動装置を、スチルビデオカメラに採用
した場合に、イジエクト操作をおこなう突片36の操作方
向に若干不満の声が聞かれる。
方式のデイスク駆動装置を、スチルビデオカメラに採用
した場合に、イジエクト操作をおこなう突片36の操作方
向に若干不満の声が聞かれる。
すなわち、上記のデイスク駆動装置にあつては、突片36
の操作方向Hとデイスクカートリツジ3のイジエクト方
向とが正反対なので、感覚的に排出動作と排出操作が齟
齬し、操作者に不安感を生じさせる虞れがある。言い換
えれば、カメラからデイスクカートリツジ3を取り出す
際に、突片31を押すとデイスクカートリツジ3が飛び出
して掌の中に収まるような動作を好む者と、突片31を操
作した方向に、その操作量に応じてデイスクカートリツ
ジ3が排出され、指で取り出すことを好む者の二通りが
あり、後者の人にとつては、前者の動作は好ましいもの
ではなかつた。
の操作方向Hとデイスクカートリツジ3のイジエクト方
向とが正反対なので、感覚的に排出動作と排出操作が齟
齬し、操作者に不安感を生じさせる虞れがある。言い換
えれば、カメラからデイスクカートリツジ3を取り出す
際に、突片31を押すとデイスクカートリツジ3が飛び出
して掌の中に収まるような動作を好む者と、突片31を操
作した方向に、その操作量に応じてデイスクカートリツ
ジ3が排出され、指で取り出すことを好む者の二通りが
あり、後者の人にとつては、前者の動作は好ましいもの
ではなかつた。
これは、特に据置型のデイスク駆動装置を日常取り扱う
者にとつては、押圧操作とイジエクト動作が結びつく
が、情報処理装置を日常取り扱うことのない者にとつて
は不自然に感じられるからであると考えられる。
者にとつては、押圧操作とイジエクト動作が結びつく
が、情報処理装置を日常取り扱うことのない者にとつて
は不自然に感じられるからであると考えられる。
この発明は、上記従来技術の実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、イジエクト操作方向と、デイスクカー
トリツジのイジエクト方向が等しいデイスク駆動装置を
提供することにある。
で、その目的は、イジエクト操作方向と、デイスクカー
トリツジのイジエクト方向が等しいデイスク駆動装置を
提供することにある。
従来技術が抱える問題点を解決し、上記目的を達成する
ため、この発明は、デイスク状に形成された情報記録媒
体を導入して、情報の記録/再生をおこなうデイスク駆
動装置において、情報記録媒体を装置内で保持するホル
ダと、情報記録媒体の挿入・排出方向にスライド自在で
あつて、スライド動作に応じてホルダを情報記録媒体の
回転駆動手段側に近接・離間させるカム手段を有するス
ライド板と、常時、スライド板を情報記録媒体の挿入方
向へ付勢する付勢手段と、前記スライド板をディスクカ
ートリッジ挿入側の位置に係止しておくためのロック手
段とを備えた構成にしてある。
ため、この発明は、デイスク状に形成された情報記録媒
体を導入して、情報の記録/再生をおこなうデイスク駆
動装置において、情報記録媒体を装置内で保持するホル
ダと、情報記録媒体の挿入・排出方向にスライド自在で
あつて、スライド動作に応じてホルダを情報記録媒体の
回転駆動手段側に近接・離間させるカム手段を有するス
ライド板と、常時、スライド板を情報記録媒体の挿入方
向へ付勢する付勢手段と、前記スライド板をディスクカ
ートリッジ挿入側の位置に係止しておくためのロック手
段とを備えた構成にしてある。
上記手段によれば、スライド板がデイスクカートリツジ
挿入側に位置したときロック手段により係止されてアン
ロード状態に、反デイスクカートリツジ挿入側に位置し
たときロード状態になるようにカム手段を介してスライ
ド板とホルダの動作を設定すると、スライド板を情報記
録媒体の挿入方向(反デイスクカートリツジ挿入側)へ
付勢する付勢手段の付勢力に抗して、デイスクカートリ
ツジ挿入側、すなわち情報記録媒体の排出方向に移動さ
せると、情報記録媒体はロード状態からアンロード状態
となり、ホルダから排出することができる。すなわち、
スライド板の操作方向(イジエクト操作方向)と情報記
録媒体の排出方向とが一致し、両者の間で齟齬が生じな
い。
挿入側に位置したときロック手段により係止されてアン
ロード状態に、反デイスクカートリツジ挿入側に位置し
たときロード状態になるようにカム手段を介してスライ
ド板とホルダの動作を設定すると、スライド板を情報記
録媒体の挿入方向(反デイスクカートリツジ挿入側)へ
付勢する付勢手段の付勢力に抗して、デイスクカートリ
ツジ挿入側、すなわち情報記録媒体の排出方向に移動さ
せると、情報記録媒体はロード状態からアンロード状態
となり、ホルダから排出することができる。すなわち、
スライド板の操作方向(イジエクト操作方向)と情報記
録媒体の排出方向とが一致し、両者の間で齟齬が生じな
い。
以下、この発明の一実施例を、図面に基づき説明する。
第1図ないし第8図は、この発明の実施例に係るデイス
ク駆動装置を説明するためのもので、第1図はスライド
板の付勢状態を示す要部平面図、第2図は全体を示す斜
視図、第3図はホルダとカムプレートの状態を示す要部
平面図、第4図はキヤリツジ、キヤリツジ移送機構を主
に示す要部平面図、第5図(a),(b),(c)はロ
ツクレバーとエジエクトばねの動作を示す動作説明図、
第6図(a),(b),(c)は、デイスクカートリツ
ジのロード・アンロード動作を示す動作説明図、第7図
(a),(b)はカムプートの動作を示す説明図、第8
図(a),(b)はシヤツタの動作を示す動作説明図で
ある。以下、従来例と同一もしくは同一とみなせる構成
要素には同一の符号を付し、重複する各部の説明は適宜
割愛する。
ク駆動装置を説明するためのもので、第1図はスライド
板の付勢状態を示す要部平面図、第2図は全体を示す斜
視図、第3図はホルダとカムプレートの状態を示す要部
平面図、第4図はキヤリツジ、キヤリツジ移送機構を主
に示す要部平面図、第5図(a),(b),(c)はロ
ツクレバーとエジエクトばねの動作を示す動作説明図、
第6図(a),(b),(c)は、デイスクカートリツ
ジのロード・アンロード動作を示す動作説明図、第7図
(a),(b)はカムプートの動作を示す説明図、第8
図(a),(b)はシヤツタの動作を示す動作説明図で
ある。以下、従来例と同一もしくは同一とみなせる構成
要素には同一の符号を付し、重複する各部の説明は適宜
割愛する。
実施例として示したデイスク駆動装置は上記従来例と同
様に、第2図に示すような枠体1と、スライド板2と、
ホルダ4と、第4図に示す磁気ヘツド5を搭載したキヤ
リツジ6と、キヤリツジ移送機構7と、ターンテーブル
8を回転駆動するモータ9とから主に構成されている。
様に、第2図に示すような枠体1と、スライド板2と、
ホルダ4と、第4図に示す磁気ヘツド5を搭載したキヤ
リツジ6と、キヤリツジ移送機構7と、ターンテーブル
8を回転駆動するモータ9とから主に構成されている。
枠体1は、断面略U字状に金属板を折曲して形成されて
おり、側板16には第7図に示すように1個所、側板17に
は第2図および第6図に示すように2個所、それぞれガ
イド溝18,19,20が切溝されている。これらのガイド溝1
8,19,20は略鉤形に形成されており、それぞれ、枠体1
の底板1aに対して平行な水平部18a,19a,20aと、垂直な
垂直部18b,19b,20bとを有している。側板16にはさら
に、第2図においてホルダ4の上面に示された後述のカ
ムプレート40の突起41の昇降動作時の逃げ溝42が形成さ
れている。また、側板17には、スライド板2をデイスク
カートリツジ挿入側Aへスライド動作させるための突片
36が突出する長孔状の案内溝43と、後述のロツクレバー
29の突起が係止する逃げ溝17aとが形成されている。そ
して、この枠体1のデイスクカートリツジ挿入側Aの開
口部には、第2図に示すように前面板45が取り付けられ
ている。
おり、側板16には第7図に示すように1個所、側板17に
は第2図および第6図に示すように2個所、それぞれガ
イド溝18,19,20が切溝されている。これらのガイド溝1
8,19,20は略鉤形に形成されており、それぞれ、枠体1
の底板1aに対して平行な水平部18a,19a,20aと、垂直な
垂直部18b,19b,20bとを有している。側板16にはさら
に、第2図においてホルダ4の上面に示された後述のカ
ムプレート40の突起41の昇降動作時の逃げ溝42が形成さ
れている。また、側板17には、スライド板2をデイスク
カートリツジ挿入側Aへスライド動作させるための突片
36が突出する長孔状の案内溝43と、後述のロツクレバー
29の突起が係止する逃げ溝17aとが形成されている。そ
して、この枠体1のデイスクカートリツジ挿入側Aの開
口部には、第2図に示すように前面板45が取り付けられ
ている。
前面板45は、第8図に示すように、上部側にデイスクカ
ートリツジ挿入口46が形成され、デイスクカートリツジ
30の非挿入時にデイスクカートリツジ挿入口46を閉鎖す
るドア47が、この挿入口46の上部背面に常時閉方向に付
勢された状態で軸支され、下部背面には、前面板45に沿
つてスライド動作するシヤツタ48が配設されている。シ
ヤツタ48は、一対のレバー49のそれぞれ一端側で支持さ
れて常時ばね50によつて開方向に付勢されており、デイ
スクカートリツジ3のアンロード時には該レバー49の他
端側は、デイスクカートリツジ挿入口46の近傍まで達し
ている。
ートリツジ挿入口46が形成され、デイスクカートリツジ
30の非挿入時にデイスクカートリツジ挿入口46を閉鎖す
るドア47が、この挿入口46の上部背面に常時閉方向に付
勢された状態で軸支され、下部背面には、前面板45に沿
つてスライド動作するシヤツタ48が配設されている。シ
ヤツタ48は、一対のレバー49のそれぞれ一端側で支持さ
れて常時ばね50によつて開方向に付勢されており、デイ
スクカートリツジ3のアンロード時には該レバー49の他
端側は、デイスクカートリツジ挿入口46の近傍まで達し
ている。
スライド板2は、第1図に示すように、枠体1の底板1a
側で、ばね10により従来例とは逆に常時デイスクカート
リツジ挿入方向(矢印B方向)、すなわち、反デイスク
カートリツジ挿入側Qへ付勢されているとともに、その
側板11には第7図に示すようなカム溝13が切溝され、側
板12には第6図に示すようなカム溝14,15が切溝されて
いる、これらのカム溝13,14,15は、デイスクカートリツ
ジ挿入側Aに向つて下り勾配の傾斜部Sと上側(反底板
1a側)の水平部Huと、下側(底板1a側)の水平部Hdとを
有している。そして、ホルダ4の側面側に突出した突起
21,22,23が、これらのカム溝13,14,15を介して、ガイド
溝18,19,20にそれぞれ挿通している。このスライド板2
は、第1図に示すように枠体1の底板1aの上面に立設さ
れたピン51に遊挿されて、例えばEリングやスピードワ
ツシヤなどの抜止め部材52により、該上面にデイスクカ
ートリツジ3の挿入・排出方向と平行な方向にスライド
自在に取り付けられている。
側で、ばね10により従来例とは逆に常時デイスクカート
リツジ挿入方向(矢印B方向)、すなわち、反デイスク
カートリツジ挿入側Qへ付勢されているとともに、その
側板11には第7図に示すようなカム溝13が切溝され、側
板12には第6図に示すようなカム溝14,15が切溝されて
いる、これらのカム溝13,14,15は、デイスクカートリツ
ジ挿入側Aに向つて下り勾配の傾斜部Sと上側(反底板
1a側)の水平部Huと、下側(底板1a側)の水平部Hdとを
有している。そして、ホルダ4の側面側に突出した突起
21,22,23が、これらのカム溝13,14,15を介して、ガイド
溝18,19,20にそれぞれ挿通している。このスライド板2
は、第1図に示すように枠体1の底板1aの上面に立設さ
れたピン51に遊挿されて、例えばEリングやスピードワ
ツシヤなどの抜止め部材52により、該上面にデイスクカ
ートリツジ3の挿入・排出方向と平行な方向にスライド
自在に取り付けられている。
また、このスライド板2の側板11には、第7図に示すよ
うにカムプレート40の側面から垂下されたガイド部材63
に支持された突起41が案内されるカム溝64が形成されて
いる。このカム溝64は、カムプレート40を昇降動作させ
る傾斜部64sと、下降位置を規定し、パツド40aのデイス
ク30の押圧位置を定める下側の水平部64dと、カムプレ
ート40の上昇位置を規定する上側の水平部64uとからな
り、スライド板2のスライド位置に対応して少なくとも
上方、下方の2位置をとることができる。
うにカムプレート40の側面から垂下されたガイド部材63
に支持された突起41が案内されるカム溝64が形成されて
いる。このカム溝64は、カムプレート40を昇降動作させ
る傾斜部64sと、下降位置を規定し、パツド40aのデイス
ク30の押圧位置を定める下側の水平部64dと、カムプレ
ート40の上昇位置を規定する上側の水平部64uとからな
り、スライド板2のスライド位置に対応して少なくとも
上方、下方の2位置をとることができる。
ホルダ4は、第2図および第3図に示すように、デイス
クカートリツジ挿入側Aからみて両側に、断面略コの字
形のデイスクカートリツジ3の保持部53が設けられてい
るとともに、反底板1a側で両保持部53を連結する上面板
54とを備えている。側板16側のホルダ4の側面55には、
前記突起21を支持するばね片57が垂下され、側板17側の
側面56には、前記突起22,23が取り付けられるととも
に、デイスクカートリツジ3のケース31の側面に形成さ
れた係合溝38に先端が係合する係合レバー58が配設され
ている。ホルダ4の上面板54には、パルスジエネレート
センサ39が挿入される挿入口59と、カムプレート40のパ
ツド40a部が挿入されるパツド挿入口60が開口され、該
挿入口59の近傍には、パルスジエネレートセンサ39を支
持する支持板61が取り付けられ、パツド挿入口60の反デ
イスクカートリツジ挿入側Qには、カムプレート40が支
軸62を介して揺動可能に取り付けられている。カムプレ
ート40は、板ばね63によつて、常時枠体1の底板1a方向
に付勢されている。また、ホルダ4の反デイスクカート
リツジ挿入側には、板ばねからなるイジエクトばね66が
取り付けられており、側面55側には、線ばねからなるシ
ヤツタ閉鎖ばね67が取り付けられている。
クカートリツジ挿入側Aからみて両側に、断面略コの字
形のデイスクカートリツジ3の保持部53が設けられてい
るとともに、反底板1a側で両保持部53を連結する上面板
54とを備えている。側板16側のホルダ4の側面55には、
前記突起21を支持するばね片57が垂下され、側板17側の
側面56には、前記突起22,23が取り付けられるととも
に、デイスクカートリツジ3のケース31の側面に形成さ
れた係合溝38に先端が係合する係合レバー58が配設され
ている。ホルダ4の上面板54には、パルスジエネレート
センサ39が挿入される挿入口59と、カムプレート40のパ
ツド40a部が挿入されるパツド挿入口60が開口され、該
挿入口59の近傍には、パルスジエネレートセンサ39を支
持する支持板61が取り付けられ、パツド挿入口60の反デ
イスクカートリツジ挿入側Qには、カムプレート40が支
軸62を介して揺動可能に取り付けられている。カムプレ
ート40は、板ばね63によつて、常時枠体1の底板1a方向
に付勢されている。また、ホルダ4の反デイスクカート
リツジ挿入側には、板ばねからなるイジエクトばね66が
取り付けられており、側面55側には、線ばねからなるシ
ヤツタ閉鎖ばね67が取り付けられている。
枠体1の側板17側の反デイスクカートリツジ挿入側Qの
隅部で軸支されたロツクレバー29は、常時ばね65により
第4図時計方向に付勢されており、該ロツクレバー29の
突起29bが前記係止溝44に、スライド板2が最もデイス
クカートリツジ挿入側Aに位置したときに係止して、ス
ライド板2の位置を規定するようになつている。この位
置は、ホルダ4が最も前面板45に近接し、かつターンテ
ーブル8から最も離間してデイスクカートリツジ挿入口
46とカートリツジ挿入口28が同レベルにあるデイスクカ
ートリツジ3のローデイングのための待機位置である。
隅部で軸支されたロツクレバー29は、常時ばね65により
第4図時計方向に付勢されており、該ロツクレバー29の
突起29bが前記係止溝44に、スライド板2が最もデイス
クカートリツジ挿入側Aに位置したときに係止して、ス
ライド板2の位置を規定するようになつている。この位
置は、ホルダ4が最も前面板45に近接し、かつターンテ
ーブル8から最も離間してデイスクカートリツジ挿入口
46とカートリツジ挿入口28が同レベルにあるデイスクカ
ートリツジ3のローデイングのための待機位置である。
その他、特に説明しない各部は従来例と同様に構成され
ている。
ている。
次に、上記のように構成されたデイスク駆動装置の動作
について説明する。
について説明する。
第2図はデイスクカートリツジ3の挿入前のデイスク駆
動装置の概略を示す斜視図で、この状態のとき、スライ
ド板2は、ばね10の弾性力に抗して最もデイスクカート
リツジ挿入側Aすなわち前面板45に最も近接した位置に
あつて、ロツクレバー29の突起29bが第5図(a)に示
すように係止溝44に係止し、第1図矢印Bで示されるデ
イスクカートリツジ挿入方向の移動を阻止されている。
動装置の概略を示す斜視図で、この状態のとき、スライ
ド板2は、ばね10の弾性力に抗して最もデイスクカート
リツジ挿入側Aすなわち前面板45に最も近接した位置に
あつて、ロツクレバー29の突起29bが第5図(a)に示
すように係止溝44に係止し、第1図矢印Bで示されるデ
イスクカートリツジ挿入方向の移動を阻止されている。
スライド板2が上記アンロード位置にあるときは、ホル
ダ4の側面55,56側に突出した突起21,22,23は、第7図
(a)および第6図(a)に示すように、枠体1の側板
16,17に形成されたガイド溝18,19,20の水平部18a,19a,2
0aに位置し、かつスライド板2の傾斜部Sの下側の面に
押されて最も前面板45のデイスクカートリツジ挿入口46
に近接し、かつ、該デイスクカートリツジ挿入口46と同
レベルの位置にある。
ダ4の側面55,56側に突出した突起21,22,23は、第7図
(a)および第6図(a)に示すように、枠体1の側板
16,17に形成されたガイド溝18,19,20の水平部18a,19a,2
0aに位置し、かつスライド板2の傾斜部Sの下側の面に
押されて最も前面板45のデイスクカートリツジ挿入口46
に近接し、かつ、該デイスクカートリツジ挿入口46と同
レベルの位置にある。
このとき、カムプレート40も、第7図(a)に示すよう
に、突起41がカム溝64の水平部64uにあつて、パツド40a
部はホルダ4の上面板54から上に出ている。また、当然
に前面板45のドア47は、第8図(a)に示すように閉鎖
され、シヤツタ48はデイスクカートリツジ挿入口46より
下方に位置している。
に、突起41がカム溝64の水平部64uにあつて、パツド40a
部はホルダ4の上面板54から上に出ている。また、当然
に前面板45のドア47は、第8図(a)に示すように閉鎖
され、シヤツタ48はデイスクカートリツジ挿入口46より
下方に位置している。
上記アンロード状態からデイスクカートリツジ3を前面
板45のデイスクカートリツジ挿入口46へ挿入すると、ド
ア47を押し開けながらデイスクカートリツジ3がホルダ
4内へ進み、第3図2点鎖線で示すイジエクトばね66を
押しながら第5図(a)に示すロツクレバー29の操作ピ
ン29aに当接する。この時点で、第3図に示す係合レバ
ー58の係合部58aがデイスクカートリツジ3のケース31
の係合溝38に係合している。そして、さらに矢印B方向
に押圧すると、第5図(b)に示すようにロツクレバー
29の操作ピン29aを押して、ロツクレバー29を図示反時
計方向に回動させる。このとき、ちようど係合ピン58の
背面部58bが枠体1の側板17の内面に当接して、係合ピ
ン58とケース31とが離脱不能となり、ホルダ4とデイス
クカートリツジ3が一体的に動作することになる。
板45のデイスクカートリツジ挿入口46へ挿入すると、ド
ア47を押し開けながらデイスクカートリツジ3がホルダ
4内へ進み、第3図2点鎖線で示すイジエクトばね66を
押しながら第5図(a)に示すロツクレバー29の操作ピ
ン29aに当接する。この時点で、第3図に示す係合レバ
ー58の係合部58aがデイスクカートリツジ3のケース31
の係合溝38に係合している。そして、さらに矢印B方向
に押圧すると、第5図(b)に示すようにロツクレバー
29の操作ピン29aを押して、ロツクレバー29を図示反時
計方向に回動させる。このとき、ちようど係合ピン58の
背面部58bが枠体1の側板17の内面に当接して、係合ピ
ン58とケース31とが離脱不能となり、ホルダ4とデイス
クカートリツジ3が一体的に動作することになる。
上記のように、ロツクレバー29のスライド板2のロツク
が解除されると、スライド板2は、ばね10の弾性力によ
り、第1図矢印B方向へ移動し、第6図(a)に示す位
置から、自動的に第6図(b)に示す位置まで導入され
る。この過程で、ホルダ4の突起21,22,23をカム溝13,1
4,15の上面で第6図および第7図左方向に押し、該突起
21,22,23をガイド溝18,19,20の水平部18a,19a,20aに沿
つて、同方向に移動させる。そして、該突起21,22,23が
ガイド溝18,19,20の垂直部18b,19b,20bに至ると、こん
どは、第6図(b)から第6図(c)に示すように垂直
部18b,19b,20bに沿つて下方に移動させ、該突起21,22,2
3がカム溝13,14,15の下側の水平部Hdに至つた時点で停
止し、ターンテーブル8上へのローデイングがおこなわ
れる。
が解除されると、スライド板2は、ばね10の弾性力によ
り、第1図矢印B方向へ移動し、第6図(a)に示す位
置から、自動的に第6図(b)に示す位置まで導入され
る。この過程で、ホルダ4の突起21,22,23をカム溝13,1
4,15の上面で第6図および第7図左方向に押し、該突起
21,22,23をガイド溝18,19,20の水平部18a,19a,20aに沿
つて、同方向に移動させる。そして、該突起21,22,23が
ガイド溝18,19,20の垂直部18b,19b,20bに至ると、こん
どは、第6図(b)から第6図(c)に示すように垂直
部18b,19b,20bに沿つて下方に移動させ、該突起21,22,2
3がカム溝13,14,15の下側の水平部Hdに至つた時点で停
止し、ターンテーブル8上へのローデイングがおこなわ
れる。
この動作に平行して、カムプレート40もカム溝64に沿つ
て突起41が下降し、ローデイングが終了した時点で該突
起41がカム溝64の下側の水平部64dに至り、パツド40aが
ホルダ4およびデイスクカートリツジ3内に侵入して、
デイスク30の磁気ヘツド5に対する位置を規定する。
て突起41が下降し、ローデイングが終了した時点で該突
起41がカム溝64の下側の水平部64dに至り、パツド40aが
ホルダ4およびデイスクカートリツジ3内に侵入して、
デイスク30の磁気ヘツド5に対する位置を規定する。
また、上記、第6図(b)位置から(c)位置に至るホ
ルダ4の下降時に、デイスクカートリツジ3のケース31
の最も前面板45に近い部分が、前面板45の背面に取り付
けられたレバー49の当接端49aに当接して、該当接端49a
を押し下げ、これによりレバー49の他端に係止されたシ
ヤツタ48が上昇し、デイスクカートリツジ挿入口46を閉
鎖する。したがつて、デイスクカートリツジ3の記録再
生時に、塵埃類がデイスクカートリツジ挿入口46から侵
入する虞れはほとんどなくなつている。
ルダ4の下降時に、デイスクカートリツジ3のケース31
の最も前面板45に近い部分が、前面板45の背面に取り付
けられたレバー49の当接端49aに当接して、該当接端49a
を押し下げ、これによりレバー49の他端に係止されたシ
ヤツタ48が上昇し、デイスクカートリツジ挿入口46を閉
鎖する。したがつて、デイスクカートリツジ3の記録再
生時に、塵埃類がデイスクカートリツジ挿入口46から侵
入する虞れはほとんどなくなつている。
上記のように、第6図(a),(b),(c)の順でロ
ーデイングされたデイスクカートリツジ3のデイスク30
の記録再生が終了すると、第1図、第3図、第4図、第
5図(c)、第6図(c)、第7図(b)および第8図
(b)に示したロード位置から、スライド板2を前記第
6図(a)位置まで戻す。すなわち、第2図1点鎖線で
示した突片36を、矢印C方向(デイスクカートリツジ挿
入側A)にスライドさせると、ホルダ4の突起21,22,23
がカム溝13,14,15の作用により、ガイド溝18,19,20の垂
直部18b,19b,20bに沿つて押し上げられ、第6図(b)
の位置を経て、第6図(c)の位置に戻る。この過程
で、ロツクレバー29が、スライド板2の係止溝44に係止
して、スライド板2を第6図(a)および第2図に示す
位置に保持し、これとほぼ同時に係合レバー58の係合溝
38との係合状態が解除されて、デイスクカートリツジ3
はイジエクトばね66の弾性力により、下側にシヤツタ48
が下がつて開放された前面板45のデイスクカートリツジ
挿入口46から第6図(a)矢印D方向へ飛び出してイジ
エクトされる。このイジエクト過程で、シヤツタ閉鎖ば
ね67の突起67aがシヤツタ34の一部に係止して、デイス
クカートリツジ3のシヤツタ34は閉鎖される。
ーデイングされたデイスクカートリツジ3のデイスク30
の記録再生が終了すると、第1図、第3図、第4図、第
5図(c)、第6図(c)、第7図(b)および第8図
(b)に示したロード位置から、スライド板2を前記第
6図(a)位置まで戻す。すなわち、第2図1点鎖線で
示した突片36を、矢印C方向(デイスクカートリツジ挿
入側A)にスライドさせると、ホルダ4の突起21,22,23
がカム溝13,14,15の作用により、ガイド溝18,19,20の垂
直部18b,19b,20bに沿つて押し上げられ、第6図(b)
の位置を経て、第6図(c)の位置に戻る。この過程
で、ロツクレバー29が、スライド板2の係止溝44に係止
して、スライド板2を第6図(a)および第2図に示す
位置に保持し、これとほぼ同時に係合レバー58の係合溝
38との係合状態が解除されて、デイスクカートリツジ3
はイジエクトばね66の弾性力により、下側にシヤツタ48
が下がつて開放された前面板45のデイスクカートリツジ
挿入口46から第6図(a)矢印D方向へ飛び出してイジ
エクトされる。このイジエクト過程で、シヤツタ閉鎖ば
ね67の突起67aがシヤツタ34の一部に係止して、デイス
クカートリツジ3のシヤツタ34は閉鎖される。
また、スライド板2の復帰動作に関連して、カムプレー
ト40の突起41がカム溝64に沿つて上昇し、突起21,22,23
が水平部18a,19a,20aに至つたときには、該突起41は上
部の水平部64uに至り、デイスクカートリツジ3のイジ
エクト時には、パツド40aはホルダ4から完全に退避し
ている。
ト40の突起41がカム溝64に沿つて上昇し、突起21,22,23
が水平部18a,19a,20aに至つたときには、該突起41は上
部の水平部64uに至り、デイスクカートリツジ3のイジ
エクト時には、パツド40aはホルダ4から完全に退避し
ている。
このように上記実施例によれば、スライド板2のイジエ
クト操作方向(矢印C方向)と、デイスクカートリツジ
3のイジエクト方向(矢印D方向)とが一致し、操作と
動作において齟齬が生じない。
クト操作方向(矢印C方向)と、デイスクカートリツジ
3のイジエクト方向(矢印D方向)とが一致し、操作と
動作において齟齬が生じない。
次に、他の実施例を第9図に示す。
第9図(a),(b),(c)は、この実施例に係るデ
イスク駆動装置の動作説明図である。以下、前記従来例
および上記実施例と同一もしくは同一とみなせる構成要
素には同一の符号を付して説明する。
イスク駆動装置の動作説明図である。以下、前記従来例
および上記実施例と同一もしくは同一とみなせる構成要
素には同一の符号を付して説明する。
第9図において、デイスク駆動装置は、枠体1と、スイ
ッチ板2と、ホルダ4と、スライド板2の枠体1上の位
置を規制するロツク部材70と、スライド板2を常時デイ
スクカートリツジ3の挿入方向(反デイスクカートリツ
ジ挿入側)に付勢するばね71と、ホルダ4を枠体1の底
板1a側に常時付勢するばね72とから主に構成されてい
る。
ッチ板2と、ホルダ4と、スライド板2の枠体1上の位
置を規制するロツク部材70と、スライド板2を常時デイ
スクカートリツジ3の挿入方向(反デイスクカートリツ
ジ挿入側)に付勢するばね71と、ホルダ4を枠体1の底
板1a側に常時付勢するばね72とから主に構成されてい
る。
スライド板2の側板11には、カム溝13が形成され、この
カム溝13上をホルダ4を側面に突設されたローラからな
る突起21が転動するようになつている。また、枠体1の
側面からは位置決め用立壁1bが立ち上つて形成されてお
り、上記カム溝13上を転動する突起21が当接して、昇降
動作が可能になつている。
カム溝13上をホルダ4を側面に突設されたローラからな
る突起21が転動するようになつている。また、枠体1の
側面からは位置決め用立壁1bが立ち上つて形成されてお
り、上記カム溝13上を転動する突起21が当接して、昇降
動作が可能になつている。
ロツク部材70は、スライド板2を第9図(a)で示す位
置、すなわち、最もデイスクカートリツジ挿入側Aに寄
つたアンロード位置で、ばね71の付勢力に抗してロツク
している。そして、ホルダ4のカートリツジ挿入口28か
らデイスクカートリツジ3を挿入すると、デイスクカー
トリツジ3の先端部がロツク部材70に当接する。この当
接位置からさらにデイスクカートリツジ3を押し込む
と、スライド板2のロツクが解除され、スライド板2が
矢印F方向に移動する。そして、第9図(b)に示すよ
うに、ホルダ4の突起21が位置決め用立壁1bに当接した
時点で、ホルダ4の移動は阻止される。
置、すなわち、最もデイスクカートリツジ挿入側Aに寄
つたアンロード位置で、ばね71の付勢力に抗してロツク
している。そして、ホルダ4のカートリツジ挿入口28か
らデイスクカートリツジ3を挿入すると、デイスクカー
トリツジ3の先端部がロツク部材70に当接する。この当
接位置からさらにデイスクカートリツジ3を押し込む
と、スライド板2のロツクが解除され、スライド板2が
矢印F方向に移動する。そして、第9図(b)に示すよ
うに、ホルダ4の突起21が位置決め用立壁1bに当接した
時点で、ホルダ4の移動は阻止される。
しかし、スライド板2は、さらにばね71の付勢力により
矢印F方向に移動する。このため、上記突起21は、位置
決め用立壁1bに当接した状態で、カム溝13に沿つて降下
する。そして、カム溝13の下端に至つたときに、第9図
(c)に示すように突部73に当接し、この突部73とカム
溝13と位置決め用立壁1bの三者に挟持され、当該位置で
ロツクされる。このロツク板がデイスクカートリツジ3
のロード位置となる。
矢印F方向に移動する。このため、上記突起21は、位置
決め用立壁1bに当接した状態で、カム溝13に沿つて降下
する。そして、カム溝13の下端に至つたときに、第9図
(c)に示すように突部73に当接し、この突部73とカム
溝13と位置決め用立壁1bの三者に挟持され、当該位置で
ロツクされる。このロツク板がデイスクカートリツジ3
のロード位置となる。
記録再生終了後、前記突片と同様の特に図示しない操作
部を介して、スライド板2を矢印G方向(デイスクカー
トリツジ排出方向)に戻すと、第9図(c)位置から
(b)位置を経て、(a)位置に復帰し、ロツク部材70
が再びスライド板2を第9図(a)位置でロツクし、デ
イスクカートリツジ3のイジエクトがおこなわれる。
部を介して、スライド板2を矢印G方向(デイスクカー
トリツジ排出方向)に戻すと、第9図(c)位置から
(b)位置を経て、(a)位置に復帰し、ロツク部材70
が再びスライド板2を第9図(a)位置でロツクし、デ
イスクカートリツジ3のイジエクトがおこなわれる。
したがつて、この場合も、イジエクト操作方向とイジエ
クト動作方向が一致することになる。
クト動作方向が一致することになる。
以上のように、情報記録媒体の挿入・排出方向にスライ
ド自在であつて、ホルダを情報記録媒体の回転駆動手段
側に近接・離間動作させるスライド板を、常時情報記録
媒体の挿入方向へ付勢し、この付勢力に抗してスライド
板を記録媒体挿入側へ移動するときにホルダを上記回転
駆動手段側から離間させるように構成したこの発明によ
れば、記録媒体の排出操作方向と、排出動作方向を一致
させることができるので、操作上の不自然さを回避で
き、操作性が向上する効果がある。
ド自在であつて、ホルダを情報記録媒体の回転駆動手段
側に近接・離間動作させるスライド板を、常時情報記録
媒体の挿入方向へ付勢し、この付勢力に抗してスライド
板を記録媒体挿入側へ移動するときにホルダを上記回転
駆動手段側から離間させるように構成したこの発明によ
れば、記録媒体の排出操作方向と、排出動作方向を一致
させることができるので、操作上の不自然さを回避で
き、操作性が向上する効果がある。
第1図ないし第8図は、この発明の第1の実施例に係る
デイスク駆動装置を説明するためのもので、第1図はデ
イスク駆動装置の枠体とスライド板の関係を示す要部平
面図、第2図はデイスク駆動装置の外観を示す斜視図、
第3図は前面板を省略したデイスク駆動装置の要部平面
図、第4図はホルダを省略したデイスク駆動装置の要部
平面図、第5図(a),(b),(c)はそれぞれロツ
クレバーの動作を示す動作説明図、第6図(a),
(b),(c)はそれぞれスライド板とホルダの動作を
示す動作説明図、第7図(a),(b)はそれぞれスラ
イド板とホルダとカムプレートの動作を示す動作説明
図、第8図(a),(b)は前面板の動作を示す動作説
明図、第9図(a),(b),(c)はそれぞれ第2の
実施例に係るデイスク駆動装置の動作説明図、第10図な
いし第14図は従来例と説明するためのもので、第10図は
従来例に係るデイスク駆動装置のホルダを省略した要部
平面図、第11図はデイスク駆動装置の正面図、第12図は
同底面図、第13図、第14図はそれぞれ動作説明図、第15
図はデイスクカートリツジの平面図である。 1……枠体、2……スライド板、3……デイスクカート
リツジ、4……ホルダ、10……ばね、13,14,15……カム
溝、18,19,20……ガイド溝、21,22,23……突起、30……
デイスク。
デイスク駆動装置を説明するためのもので、第1図はデ
イスク駆動装置の枠体とスライド板の関係を示す要部平
面図、第2図はデイスク駆動装置の外観を示す斜視図、
第3図は前面板を省略したデイスク駆動装置の要部平面
図、第4図はホルダを省略したデイスク駆動装置の要部
平面図、第5図(a),(b),(c)はそれぞれロツ
クレバーの動作を示す動作説明図、第6図(a),
(b),(c)はそれぞれスライド板とホルダの動作を
示す動作説明図、第7図(a),(b)はそれぞれスラ
イド板とホルダとカムプレートの動作を示す動作説明
図、第8図(a),(b)は前面板の動作を示す動作説
明図、第9図(a),(b),(c)はそれぞれ第2の
実施例に係るデイスク駆動装置の動作説明図、第10図な
いし第14図は従来例と説明するためのもので、第10図は
従来例に係るデイスク駆動装置のホルダを省略した要部
平面図、第11図はデイスク駆動装置の正面図、第12図は
同底面図、第13図、第14図はそれぞれ動作説明図、第15
図はデイスクカートリツジの平面図である。 1……枠体、2……スライド板、3……デイスクカート
リツジ、4……ホルダ、10……ばね、13,14,15……カム
溝、18,19,20……ガイド溝、21,22,23……突起、30……
デイスク。
Claims (1)
- 【請求項1】デイスク状に形成された情報記録媒体を導
入して、情報の記録または再生、あるいは記録および再
生をおこなうデイスク駆動装置において、 情報記録媒体を装置内で保持するホルダと、 情報記録媒体の挿入・排出方向にスライド自在であると
とともに、情報記録媒体の挿入方向にスライドした際に
上記ホルダを情報記録媒体の回転駆動手段側へ近接さ
せ、排出方向にスライドした際に上記ホルダを該回転駆
動手段から離間させるカム手段を有するスライド板と、 常時、スライド板を情報記録媒体の挿入方向へ付勢する
付勢手段と、 前記スライド板を情報記録媒体の挿入側の位置に係止し
ておくためのロック手段と、 を備えていることを特徴とするデイスク駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61177654A JPH0770129B2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | デイスク駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61177654A JPH0770129B2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | デイスク駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6337854A JPS6337854A (ja) | 1988-02-18 |
JPH0770129B2 true JPH0770129B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=16034766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61177654A Expired - Lifetime JPH0770129B2 (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | デイスク駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0770129B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW408314B (en) * | 1997-08-22 | 2000-10-11 | Kenwood Corp | Supporting structure of floating chassis of disc apparatus |
JP2001344866A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Fujitsu Ltd | 記憶装置 |
-
1986
- 1986-07-30 JP JP61177654A patent/JPH0770129B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6337854A (ja) | 1988-02-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |