JP2550598B2 - 金型の冷却水循環継手 - Google Patents
金型の冷却水循環継手Info
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- JP2550598B2 JP2550598B2 JP62213668A JP21366887A JP2550598B2 JP 2550598 B2 JP2550598 B2 JP 2550598B2 JP 62213668 A JP62213668 A JP 62213668A JP 21366887 A JP21366887 A JP 21366887A JP 2550598 B2 JP2550598 B2 JP 2550598B2
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- Japan
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- cooling water
- branch plug
- fixed
- hole
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は金型の冷却水循環継手の改良に関するもの
で、ダイカストマシンのコンパクトな冷却水循環継手と
して使用されるものである。
で、ダイカストマシンのコンパクトな冷却水循環継手と
して使用されるものである。
(従来の技術) 本発明に係る従来技術としては、特開昭61−182865号
の公報がある。
の公報がある。
このものは第4図に示すようなダイカストマシンの冷
却水循環継手で、21は移動型入子で、23は固定型入子で
キヤビテイ22が構成されるもので、24は導水管である。
却水循環継手で、21は移動型入子で、23は固定型入子で
キヤビテイ22が構成されるもので、24は導水管である。
流水継手25の一端のソケツト部26が固定型入子23に螺
着され、他端のプラグ27に給水管28が導水管24の通路に
連通している。一方導水管25の外側復路は第1流通孔29
及び第2流通孔30を経由して排水管31に連通している。
着され、他端のプラグ27に給水管28が導水管24の通路に
連通している。一方導水管25の外側復路は第1流通孔29
及び第2流通孔30を経由して排水管31に連通している。
給水管28より供給された循環冷却水は第4図の矢印に
示すように固定型入子23を循環して固定型入子を冷却し
導入管24の外側を流れて排水管31に至るものである。こ
のようにして高温の固定型入子を冷却して、金型の焼付
を防止するものである。
示すように固定型入子23を循環して固定型入子を冷却し
導入管24の外側を流れて排水管31に至るものである。こ
のようにして高温の固定型入子を冷却して、金型の焼付
を防止するものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかし前記冷却水循環継手はソケツト部26がネジにて
入子23の下部に固定する構造で、金型の組付分解の際に
大変工数がかかり、かつ継手本体も大形で、その製作費
も極めて高価であるという問題点がある。
入子23の下部に固定する構造で、金型の組付分解の際に
大変工数がかかり、かつ継手本体も大形で、その製作費
も極めて高価であるという問題点がある。
本発明はコンパクトで、かつ金型の組付分解の際に工
数がかからない冷却水循環継手を技術的課題とするもの
である。
数がかからない冷却水循環継手を技術的課題とするもの
である。
(問題点を解決するための手段) 前記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は
次のようである。すなわち、固定型入子及び可動型入子
間に成形材料を充填成形するための隙間を形成する上記
固定型入子及び可動型入子が設けられ、前記固定型入子
または可動型入子内に間の内外を流路に形成し挿入され
る導水管に流体継手を介して該導水管長手方向及び出口
管が配設されたものに於いて、前記流体継手を上分岐栓
と下分岐栓に2分割し、それぞれ中央に貫通孔を設け、
上分岐栓の上部に導水管を挿入し、側面に面取部と段付
部を設け、下分岐栓の側面に面取部を設け、前記貫通孔
と直角に通水孔を設けたものである。
次のようである。すなわち、固定型入子及び可動型入子
間に成形材料を充填成形するための隙間を形成する上記
固定型入子及び可動型入子が設けられ、前記固定型入子
または可動型入子内に間の内外を流路に形成し挿入され
る導水管に流体継手を介して該導水管長手方向及び出口
管が配設されたものに於いて、前記流体継手を上分岐栓
と下分岐栓に2分割し、それぞれ中央に貫通孔を設け、
上分岐栓の上部に導水管を挿入し、側面に面取部と段付
部を設け、下分岐栓の側面に面取部を設け、前記貫通孔
と直角に通水孔を設けたものである。
(作用) 前記技術的手段は次のように作用する。すなわち、流
水継手を上下の分岐栓に2分割し、上分岐栓を可動型入
子に嵌合し、下分岐栓を固定型本体に嵌合固定する構造
のために、可動型入子にネジ部を設ける必要もなく、コ
ンパクトに形成でき、更に上分岐栓及び下分岐栓の側面
に段付部及び面取部を設けることにより冷却水の流れを
良くするもので、極めて冷却効果が良いものである。
水継手を上下の分岐栓に2分割し、上分岐栓を可動型入
子に嵌合し、下分岐栓を固定型本体に嵌合固定する構造
のために、可動型入子にネジ部を設ける必要もなく、コ
ンパクトに形成でき、更に上分岐栓及び下分岐栓の側面
に段付部及び面取部を設けることにより冷却水の流れを
良くするもので、極めて冷却効果が良いものである。
(実施例) 以下実施例について説明する。
第1図〜第3図に於いて、Mは図示しないダイカスト
マシンの金型で、1は固定型本体、2は可動型本体で、
3は固定型入子で、4は可動型入子である。前記固定型
入子の内側には冷却水の流路である空間5が設けてあ
る。6は鋳造材料が充填されるキヤビテイで、7は導水
管であり、8は流体継手で、上分岐栓9と下分岐栓10で
2分割された構造である。
マシンの金型で、1は固定型本体、2は可動型本体で、
3は固定型入子で、4は可動型入子である。前記固定型
入子の内側には冷却水の流路である空間5が設けてあ
る。6は鋳造材料が充填されるキヤビテイで、7は導水
管であり、8は流体継手で、上分岐栓9と下分岐栓10で
2分割された構造である。
前記上分岐栓9の側面部には段付部9a及び面取部9bが
あり、中心部に貫通孔11があり上部には導水管7が固定
されている。
あり、中心部に貫通孔11があり上部には導水管7が固定
されている。
また下分岐栓10は貫通孔11と、直角にあけた流入孔12
が設けてあり側面部には面取部10aがある。
が設けてあり側面部には面取部10aがある。
前記構成に於いて、その作用を述べれば固定型本体1
の下部に貫通した入口管13と出口管14があり、流水継手
8の下分岐栓の取付孔15に、下分岐栓を嵌合固着し、次
に固定型入子3の下方より流水継手の導水管7を固定し
た上分岐栓9を挿入嵌合固定する。この場合上分岐栓と
下分岐栓の面取部を一致させるように取付けるものであ
る。
の下部に貫通した入口管13と出口管14があり、流水継手
8の下分岐栓の取付孔15に、下分岐栓を嵌合固着し、次
に固定型入子3の下方より流水継手の導水管7を固定し
た上分岐栓9を挿入嵌合固定する。この場合上分岐栓と
下分岐栓の面取部を一致させるように取付けるものであ
る。
次に固定型本体1に固定型入子3を挿入し、可動型入
子4を移動させキヤビテイ6を形成し、溶湯を射出する
ものである。
子4を移動させキヤビテイ6を形成し、溶湯を射出する
ものである。
冷却水は入口管13より流入し貫通孔11及び導水管7を
経て固定型入子13の内側を流れ、前記流体継手の段付部
9aの切欠部と面取部9b,10aを通過して出口管14より流出
するもので、このようにして固定型入子3を冷却するも
のである。
経て固定型入子13の内側を流れ、前記流体継手の段付部
9aの切欠部と面取部9b,10aを通過して出口管14より流出
するもので、このようにして固定型入子3を冷却するも
のである。
前記上分岐栓9及び下分岐栓10より構成された流体継
手は極めてコンパクトに形成され、かつ上下に2分割さ
れているために固定型本体及び固定型入子に容易に取付
けることができるものである。
手は極めてコンパクトに形成され、かつ上下に2分割さ
れているために固定型本体及び固定型入子に容易に取付
けることができるものである。
本発明は次の効果を有する。すなわち、本発明の流体
継手は極めてコンパクトで、かつ金型の分解,組付が容
易で、更に冷却水路を拡く設定することができ、従つて
冷却水通水の際に圧力損失も極めて少なく、冷却効率も
極めて良好である。
継手は極めてコンパクトで、かつ金型の分解,組付が容
易で、更に冷却水路を拡く設定することができ、従つて
冷却水通水の際に圧力損失も極めて少なく、冷却効率も
極めて良好である。
第1図は本実施例の要部の断面図、第2図は第1図のA
〜A断面図、第3図は第1図のB〜B断面図、第4図は
従来例の断面図である。 1……固定型本体,3……固定型入子, 6……隙間,7……導水管, 8……流体継手,9……上分岐栓, 9a……段付部,10……下分岐栓, 10a……面取部,11……貫通孔。
〜A断面図、第3図は第1図のB〜B断面図、第4図は
従来例の断面図である。 1……固定型本体,3……固定型入子, 6……隙間,7……導水管, 8……流体継手,9……上分岐栓, 9a……段付部,10……下分岐栓, 10a……面取部,11……貫通孔。
Claims (1)
- 【請求項1】固定型入子及び可動型入子間に成形材料を
充填成形するための隙間を有し、前記固定型入子の内側
に冷却水の流通孔を設け、前記流通孔に配置した流体継
手に導水管を固着した冷却水循環継手に於いて、前記流
体継手を上分岐栓と下分岐栓に2分割し、それぞれ中央
部長手方向に貫通孔を設け、上分岐栓の上部に導水管を
挿入し、側面に段付部と面取部を設け、下分岐栓の側面
にも面取部を設け、それぞれ冷却水の通路とし、かつ下
分岐栓の貫通孔と直角に通水孔を設け、前記上分岐栓を
固定型入子に、下分岐栓を固定型本体に嵌合固定した金
型の冷却水循環継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62213668A JP2550598B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | 金型の冷却水循環継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62213668A JP2550598B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | 金型の冷却水循環継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6457948A JPS6457948A (en) | 1989-03-06 |
JP2550598B2 true JP2550598B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=16642983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62213668A Expired - Lifetime JP2550598B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | 金型の冷却水循環継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550598B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106003595A (zh) * | 2016-07-04 | 2016-10-12 | 腾创(天津)精密模具有限公司 | 一种汽车模具 |
CN108421962A (zh) * | 2018-05-10 | 2018-08-21 | 广州市型腔模具制造有限公司 | 一种模具冷却管道的监测方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104607614A (zh) * | 2015-02-03 | 2015-05-13 | 中信戴卡股份有限公司 | 一种分水装置 |
-
1987
- 1987-08-27 JP JP62213668A patent/JP2550598B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106003595A (zh) * | 2016-07-04 | 2016-10-12 | 腾创(天津)精密模具有限公司 | 一种汽车模具 |
CN106003595B (zh) * | 2016-07-04 | 2018-04-20 | 腾创(天津)精密模具有限公司 | 一种汽车模具 |
CN108421962A (zh) * | 2018-05-10 | 2018-08-21 | 广州市型腔模具制造有限公司 | 一种模具冷却管道的监测方法 |
CN108421962B (zh) * | 2018-05-10 | 2019-12-13 | 广州市型腔模具制造有限公司 | 一种模具冷却管道的监测方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6457948A (en) | 1989-03-06 |
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