JPS5842099Y2 - 成形用金型 - Google Patents
成形用金型Info
- Publication number
- JPS5842099Y2 JPS5842099Y2 JP10915182U JP10915182U JPS5842099Y2 JP S5842099 Y2 JPS5842099 Y2 JP S5842099Y2 JP 10915182 U JP10915182 U JP 10915182U JP 10915182 U JP10915182 U JP 10915182U JP S5842099 Y2 JPS5842099 Y2 JP S5842099Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- mold
- cooling
- core
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は細径で長さの長い成形品を成形する成形用金
型に関する。
型に関する。
合成樹脂製のキャップ等のように細径で長さの長い成形
品を成形する成形用金型は、1台の金型で複数個の成形
品を同時に成形できるように、固定金型に複数のコア、
可動金型に上記コアが挿入されるキャビティが設けられ
ている。
品を成形する成形用金型は、1台の金型で複数個の成形
品を同時に成形できるように、固定金型に複数のコア、
可動金型に上記コアが挿入されるキャビティが設けられ
ている。
このような成形用金型において、上記キャビティとコア
との間に注入された加熱溶融樹脂を冷却固化する手段と
してコアに冷却水通路を設ける必要があるが、コアは細
径で長さが長いために、このコアに冷却水の往路と復路
を並行して設けることは不可能に近い。
との間に注入された加熱溶融樹脂を冷却固化する手段と
してコアに冷却水通路を設ける必要があるが、コアは細
径で長さが長いために、このコアに冷却水の往路と復路
を並行して設けることは不可能に近い。
そこで、従来においては、コアにその軸方向に沿って冷
却穴を設け、これら冷却穴の下端に横孔によって連通し
、横孔から流入される冷却水を冷却穴に導びくようにし
ている。
却穴を設け、これら冷却穴の下端に横孔によって連通し
、横孔から流入される冷却水を冷却穴に導びくようにし
ている。
しかしながら、上記冷却穴は上端が閉塞された有底穴で
あるために流入された冷却水が冷却穴の上端部に滞溜し
て循環しないという欠点がある。
あるために流入された冷却水が冷却穴の上端部に滞溜し
て循環しないという欠点がある。
したがって、冷却効果が悪いとともに冷却穴の上端部に
水垢等が溜り、この水垢によって水路が閉塞されてしま
うことがある。
水垢等が溜り、この水垢によって水路が閉塞されてしま
うことがある。
この考案は上記事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、細径で長さが長いコアであってもそ
のコアの先端部まで冷却することができ、しかも冷却水
の循環が円滑で冷却水の滞溜を防止して冷却効率を向上
することができる成形用金型を提供しようとするもので
ある。
的とするところは、細径で長さが長いコアであってもそ
のコアの先端部まで冷却することができ、しかも冷却水
の循環が円滑で冷却水の滞溜を防止して冷却効率を向上
することができる成形用金型を提供しようとするもので
ある。
以下、この考案を図面に示す一実施例にもとづいて説明
する。
する。
第1図中1は成形用金型で、これは固定金型2と可動金
型3とから構成されている。
型3とから構成されている。
この可動金型3には複数のキャビティ4,4が設けられ
、固定金型2には上記キャビティ4,4に挿入されるコ
ア5,5が設けられ、細径で長さが長いキャップ状の成
形品6を成形するようになっている。
、固定金型2には上記キャビティ4,4に挿入されるコ
ア5,5が設けられ、細径で長さが長いキャップ状の成
形品6を成形するようになっている。
また、上記固定金型2には各コア5,5に対応する取付
孔7が穿設され、この取付孔7の内周面にはねじ部8が
刻設されている。
孔7が穿設され、この取付孔7の内周面にはねじ部8が
刻設されている。
この取付孔7には段付穴9を介してコア5の先端近傍ま
で穿設した穴部10が連通している。
で穿設した穴部10が連通している。
そして、この穴部10には後述する冷却パイプ11が、
取付孔7には上記冷却パイプ11が、取付孔7には上記
冷却パイプ11と一体的に固定された取付部12がそれ
ぞれ装着されている。
取付孔7には上記冷却パイプ11が、取付孔7には上記
冷却パイプ11と一体的に固定された取付部12がそれ
ぞれ装着されている。
すなわち、上記冷却パイプ11は第2図および第3図に
示すように、ステンレス材料からなる薄肉パイプによっ
て形成され、その外径は上記穴部10よりやや小径で、
挿入したとき間隙部13が形成されるようになっている
。
示すように、ステンレス材料からなる薄肉パイプによっ
て形成され、その外径は上記穴部10よりやや小径で、
挿入したとき間隙部13が形成されるようになっている
。
また、取付部12は同じくステンレス材料からなる、円
柱形状をなし、その一端大径部14には上記ねじ部8に
螺合されるねじ部15、他端小径部16は段付穴9に挿
入されるようになっている。
柱形状をなし、その一端大径部14には上記ねじ部8に
螺合されるねじ部15、他端小径部16は段付穴9に挿
入されるようになっている。
そして、この小径部16の端面には嵌合穴17が穿設さ
れ、この嵌合穴17には冷却パイプ11の基端が接続さ
れている。
れ、この嵌合穴17には冷却パイプ11の基端が接続さ
れている。
さらに、この小径部16にはその軸方向と直角に流入口
18が穿設され、これは上記嵌合穴17を介して冷却パ
イプ11の基部と連通している。
18が穿設され、これは上記嵌合穴17を介して冷却パ
イプ11の基部と連通している。
また、この流入口18と反対側には切欠部からなる流出
部19が設けられ、これは上記穴部10と連通している
。
部19が設けられ、これは上記穴部10と連通している
。
一方、上記大径部14の端面には流入口18の方向と直
交するマイナス溝20が設けられているとともに、その
流入口18の方向を指示する指標21が設けられている
。
交するマイナス溝20が設けられているとともに、その
流入口18の方向を指示する指標21が設けられている
。
さらに、上記固定金型1には上記各コア5・・・・・・
毎に設けた段付穴9相互を連通ずる冷却水路22・・・
・・・が穿設されている。
毎に設けた段付穴9相互を連通ずる冷却水路22・・・
・・・が穿設されている。
そして、この冷却水路22・・・・・・の一端は流入口
18に他端は流出部19に連通している。
18に他端は流出部19に連通している。
しかして、キャビティ4とコア5との間に注入された溶
融樹脂を冷却固化する場合には、冷却水路22から冷却
水を供給すると、まず、流入口18を介して冷却パイプ
11内に導入される。
融樹脂を冷却固化する場合には、冷却水路22から冷却
水を供給すると、まず、流入口18を介して冷却パイプ
11内に導入される。
冷却パイプ11内の冷却水は上昇してその先端開口部か
らコア5の穴部10に流れる。
らコア5の穴部10に流れる。
さらに、冷却水は穴部10から流出部19を介して冷却
水路22に流れ、つぎのコア5に設けられた冷却パイプ
11に流入する。
水路22に流れ、つぎのコア5に設けられた冷却パイプ
11に流入する。
したがって、キャビティ4とコア5との間の溶融樹脂は
冷却固化され、成形品6が得られる。
冷却固化され、成形品6が得られる。
なお、上記一実施例においては、各冷却パイプ11を冷
却水路22によって直列に接続したが、これに限定され
ず、第4図に示すように、冷却水路22 a 、22
bを平行に設け、冷却水路22 aを流入口18に、冷
却水路22 bを流出部19にそれぞれ側部で連通させ
ることにより並列に接続するようにしてもよい。
却水路22によって直列に接続したが、これに限定され
ず、第4図に示すように、冷却水路22 a 、22
bを平行に設け、冷却水路22 aを流入口18に、冷
却水路22 bを流出部19にそれぞれ側部で連通させ
ることにより並列に接続するようにしてもよい。
このように構成すれば、複数の冷却パイプ11に冷却水
を直接流入することができ、均一な冷却ができる。
を直接流入することができ、均一な冷却ができる。
この考案は以上説明したように、コアに穿設した穴部に
冷却パイプを挿入し、その冷却パイプ内に冷却水を流し
て先端開口部から穴部に流出するようにしたから、冷却
水をコアの先端近傍まで導びき、効率よく冷却すること
ができる。
冷却パイプを挿入し、その冷却パイプ内に冷却水を流し
て先端開口部から穴部に流出するようにしたから、冷却
水をコアの先端近傍まで導びき、効率よく冷却すること
ができる。
したがって、冷却水の循環が円滑で冷却水の滞溜を防止
して冷却効率を向上することができるという効果がある
。
して冷却効率を向上することができるという効果がある
。
第1図はこの考案の一実施例を示す成形用金型の縦断面
図、第2図および第3図は冷却パイプの斜視図、第4図
はこの考案の他の実施例を示す縦断面図である。 2・・・・・・固定金型、3・・・・・・可動金型、4
・・・・・・キャビティ、5・・・・・・コア、6・・
・・・・成形品、7・・・・・・取付孔、10・・・・
・・穴部、11・・・・・・冷却パイプ、12・・・・
・・取付部、13・・・・・・間隙部、18・・・・・
・流入口、19・・・・・・流出部、22・・・・・・
冷却水路。
図、第2図および第3図は冷却パイプの斜視図、第4図
はこの考案の他の実施例を示す縦断面図である。 2・・・・・・固定金型、3・・・・・・可動金型、4
・・・・・・キャビティ、5・・・・・・コア、6・・
・・・・成形品、7・・・・・・取付孔、10・・・・
・・穴部、11・・・・・・冷却パイプ、12・・・・
・・取付部、13・・・・・・間隙部、18・・・・・
・流入口、19・・・・・・流出部、22・・・・・・
冷却水路。
Claims (1)
- 固定金型と可動金型とからなり、この可動金型に複数の
キャビティ、固定金型に上記各キャビティ内に挿入され
る複数のコアを設け、細径で長さの長い成形品を成形す
る成形用金型において、上記固定金型に穿設され上記各
コアと対向する取付孔と、これら各取付孔と連通し上記
各コアの内部にその先端近傍まで穿設された穴部と、こ
れら穴部に間隙部を介して挿入され先端に開口部を有す
る冷却パイプと、この冷却パイプの基端に設けられ上記
取付孔に固定されるとともに側壁に上記冷却パイプの基
部と連通ずる流入口および上記穴部と連通ずる流出部を
有した取付部と、上記固定金型に穿設され各コア毎に対
応して設けた取付部の流入口および流出部と連通ずる冷
却水路とを具備したことを特徴とする成形用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10915182U JPS5842099Y2 (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10915182U JPS5842099Y2 (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 成形用金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5838416U JPS5838416U (ja) | 1983-03-12 |
JPS5842099Y2 true JPS5842099Y2 (ja) | 1983-09-22 |
Family
ID=29903530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10915182U Expired JPS5842099Y2 (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842099Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-07-19 JP JP10915182U patent/JPS5842099Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5838416U (ja) | 1983-03-12 |
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