JPS586674Y2 - 成形金型用冷却パイプ - Google Patents

成形金型用冷却パイプ

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Publication number
JPS586674Y2
JPS586674Y2 JP1979056727U JP5672779U JPS586674Y2 JP S586674 Y2 JPS586674 Y2 JP S586674Y2 JP 1979056727 U JP1979056727 U JP 1979056727U JP 5672779 U JP5672779 U JP 5672779U JP S586674 Y2 JPS586674 Y2 JP S586674Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
cooling
hole
core
mold
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979056727U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55156915U (ja
Inventor
隆 新井
Original Assignee
池上金型工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 池上金型工業株式会社 filed Critical 池上金型工業株式会社
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコア部に挿入され冷却水通路を形成する成形
金型冷却パイプに関する。
直径に比し長さの比較的長いたとえば合成樹脂製のキャ
ップ状またはパイプ状の中空体を多数個取りの金型で成
形する場合には、固定金型に設けたコア部を冷水により
冷却する必要がある。
そこで、コア部にその長手方向に亙って冷却水通路を形
成するためには、そのコア部に流入路と流出路とを平行
に穿設し、この流入路と流出路とをコア部の先端近傍で
連通させ、冷却水を循環させる必要がある。
しかしながら、細径長尺のキャップ等を成形する金型は
、そのコア部も細径となり、このコア部に冷却水の流入
路と流出路とを穿設することは非常に困難であり、特に
その流入路と流出路とをコア部の先端近傍で連通させる
ことは高度な機械加工を必要とする。
この考案は上述のような事情に着目してなされたもので
、その目的とするところは、細径で長さの長いコア部で
あってもそのコア部に穿設した穴部に挿入するだけで冷
却水通路を形成することができ、冷却水通路を形成する
ための機械加工が容易で、しかも冷却効果の高い成形金
型冷却用パイプを提供しようとするものである。
以下この考案の一実施例を第1図ないし第6図を参照し
て説明する。
図中1は金属たとえばステンレススチールからなる薄肉
のパイプで・ある。
このパイプ1は同じくステンレススチールからなる円柱
形の取付部2に溶接されている。
この取付部2の一端外周面にはねじ部3が設けられ、他
端には長さ11を有する首部4が設けられている。
この首部4の一側にはその軸方向と直角に流入口5が設
けられていて、上記パイプ1と連通している。
首部4の流入口5と反対側には切欠部からなる流出部6
が設けられている。
また、上記ねじ部3の上面には上記流入口5の設けられ
た方向と直交してマイナス溝7が設けられるとともに、
流入口5の方向と一致する指標8が設けられている。
また、首部4の端面4aには第4図に示すようにパイプ
1が嵌合する取付穴9が設けられている。
つぎに上記のように構成された成形用金型冷却パイプを
キャップ状中空体10を成形する金型11に取付けた状
態を第6図を参照して説明する。
図中10はキャップ状の中空体で、金型11によって成
形される。
金型11は可動金型12と、固定金型13とからなり、
可動金型12には中空体10の外形と同一の形状を有す
る複数のキャビティ部12 aが形成されている。
固定金型13には中空体10の内部形状と同一の形状を
有する複数のコア部13aが形成されている。
そして、コア部13aにはその長手方向に穴部14が穿
設され、この穴部14には上記冷却用パイプのパイプ1
が挿入されている。
このコア部13aの穴部14はパイプ1の直径よりも大
きい穴径で1コア部13aの上端部近傍まで設けられて
いる。
さらに、この穴部14と同心的にねじ穴15および首部
4が嵌合するとともに上記首部4の長さ11に対し深さ
12で11〈12の段違い穴16が形成されている。
またこの段違い穴16の両側には給水路17および連通
路18が穿設されている。
上記給水路17の一端は上記取付部2と流入口5と対向
して連通しており、連通路18は流出部6の底部6aに
対向している。
上記のように固定金型13に冷却用パイプを挿入したの
ち取付部2の頭部に設けられた流水の方向を示す指標8
をそれぞれ上記給水路17および連通路18の方向に合
致させる。
ついで、図示しない給水バルブを開けば給水路17から
冷却水が供給されコア部13aに挿入された冷却パイプ
の流入口5からパイプ1に流入する。
そして、パイプ1の先端から穴部14に流出した冷却水
はパイプ1と穴部14との間を通ったのち流出部6から
連通路18に流入する。
連通路18内の冷却水はつぎのコア部13Hに挿入され
た冷却パイプの流入口5に流入したのち、パイプ1を流
れてその上端部から穴部14に流出してコア部13aを
冷却する。
以下同じようにして複数のコア部13aを順次冷却した
のち固定金型13から排水されることになる。
なお、上記一実施例においては、各冷却パイプを連通路
18によって直列に接続したが、第7図に示すように、
給水路17と連通路18とを平行に設け、給水路17と
連通路18の側部を各冷却パイプの流入口5および流出
部6に連通させることにより、並列に接続することがで
きる。
このように構成すれば、複数の冷却パイプに冷却水を直
接流入することができ、均一な冷却ができる。
以上説明したように、この考案によれば、コア部にその
長手方向に穿設した穴部にパイプを挿入するだけで冷却
水をコア部の先端近傍まで導びき、冷却することができ
る。
したがって、コア部が細径で長さが長いものでも簡単な
機械加工で冷却水通路を形成することができるとともに
、各金型を効果的に冷却することができる。
また、取付部に流氷の方向を指示する指標を設けたので
容易に流水の方向を確認して取付けることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の側面図および断面図、第
2図および第3図は同じくこの斜視図、第4図は同じく
この取付部の一部の断面図、第5図は同じくこの取付部
の正面図、第6図はこの実施例を適用した金型の断面図
、第7図は他の実施例を示す金型の断面図である。 1・・・・・・パイプ、2・・・・・・取付部、3・・
・・・・ねじ部、5・・・・・・流入口、6・・・・・
・流出部、8・・・・・・指標、13a・・・・・・コ
ア部、14・・・・・・穴部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 成形金型のコア部に穿設された穴部に間隙部を介して挿
    入し冷却水通路を形成する成形金型用冷却パイプにおい
    て、この冷却パイプは、冷却水通路を形成する金属製薄
    肉のパイプと、このパイプの基端部に設けられ外周面に
    ねじ部、端面に流水方向を指示する指標を設けた取付部
    と、この取付部にその軸方向と直角に穿設され上記パイ
    プの基部と連通ずる流入口と、上記取付部の外側部に切
    欠して設けられ上記穴部と連通ずる流出部とから構成し
    たことを特徴とする成型金型用冷却パイプ。
JP1979056727U 1979-04-27 1979-04-27 成形金型用冷却パイプ Expired JPS586674Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979056727U JPS586674Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 成形金型用冷却パイプ

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JP1979056727U JPS586674Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 成形金型用冷却パイプ

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Publication Number Publication Date
JPS55156915U JPS55156915U (ja) 1980-11-11
JPS586674Y2 true JPS586674Y2 (ja) 1983-02-04

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ID=29290831

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JP1979056727U Expired JPS586674Y2 (ja) 1979-04-27 1979-04-27 成形金型用冷却パイプ

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59120030U (ja) * 1983-02-03 1984-08-13 本田技研工業株式会社 金型の冷却・加熱装置
JPS61121916A (ja) * 1984-11-19 1986-06-09 Sumitomo Heavy Ind Ltd 成形用金型
JP5540861B2 (ja) * 2010-04-21 2014-07-02 東洋製罐株式会社 成形金型の冷却液流路構造および成形金型

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JPS55156915U (ja) 1980-11-11

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