JPH11123500A - 金型鋳造用金型 - Google Patents

金型鋳造用金型

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JPH11123500A
JPH11123500A JP33075197A JP33075197A JPH11123500A JP H11123500 A JPH11123500 A JP H11123500A JP 33075197 A JP33075197 A JP 33075197A JP 33075197 A JP33075197 A JP 33075197A JP H11123500 A JPH11123500 A JP H11123500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
passage
shaped
mold
cooling water
Prior art date
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Pending
Application number
JP33075197A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Usami
哲司 宇佐見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Takaoka Co Ltd
Original Assignee
Aisin Takaoka Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Takaoka Co Ltd filed Critical Aisin Takaoka Co Ltd
Priority to JP33075197A priority Critical patent/JPH11123500A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金型設計時間の短い金型鋳造用金型を得る。 【解決手段】半割型2に、型側面19から型割面4に対
して平行、かつ水平方向に穿設された棒状通路部20、
21、22、23と、型底面11から型割面4に対して
平行、かつ鉛直方向に穿設されると共に棒状通路部2
0、21、22、23の各一端を連結する下部鉛直通路
部24と、型上面7から型割面4に対して平行、かつ鉛
直方向に穿設されると共に棒状通路部20、21、2
2、23の各他端部を連結する上部鉛直通路部25とを
形成する。棒状通路部21、23に該通路部21、23
の内径より小さな外径を有する棒状体31を挿入し、棒
状通路部20、21、22、23の型側面19の開口部
位に埋栓26を嵌挿する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却媒体を流通さ
せる冷媒通路を備えた金型鋳造用金型に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、急速な冷却を必要とする金型
鋳造用金型には冷却媒体を流通させる冷媒通路が複数設
けられ、該各冷媒通路はそれぞれ給水ライン及び流量調
整バルブを介して冷却媒体供給源に連結されている(例
えば、特開平4−333358号公報記載)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
金型に形成される製品キャビティの形状に応じて冷媒通
路が形成されるため、金型製造に際して製品キャビティ
形状が異なる毎に冷媒通路の配置を変更しなければなら
ず、金型設計に時間を要するという問題点がある。そこ
で、本発明は係る問題点を解決するためになされたもの
であり、金型設計時間を短縮できる金型鋳造用金型を提
供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷却媒体を流
通させる冷媒通路を備えた金型鋳造用金型において、該
冷媒通路に棒状通路部を形成し、該棒状通路部に挿脱可
能な棒状体を設けたことを特徴とする。
【0005】金型の過冷却部位近傍の棒状通路部に棒状
体を挿入すると、該棒状体の太さに応じて棒状通路部の
流路断面積が小さくなり、該棒状通路部中の冷却媒体流
量が減少し、金型全体が均一に冷却される。
【0006】
【発明の実施の形態】冷媒通路中を流通する冷却媒体の
種類は限定されず、例えば、水、油、アルコール類又は
気体等を使用することができる。冷媒通路の数は単数で
もよく複数でもよい。また、冷媒通路中における棒状通
路部の数も限定されず、単数でもよく複数でもよい。複
数の棒状通路部に棒状体を挿入する場合、棒状体は一部
の棒状通路部にのみ挿入してもよく、全ての棒状通路部
に挿入してもよい。棒状体の形状は限定されず、例え
ば、部位によって段階的に太さの異なるものであっても
よく、一定太さの柱状であってもよく、錐台状又は太鼓
状であってもよい。棒状体の長さは必ずしも棒状通路部
の長さと同一である必要はないが、棒状通路部中での棒
状体の位置を安定させる観点から棒状体の長さと棒状通
路部の長さとは同一であることが望ましい。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例として金型鋳造用金型
を図1〜2に基づいて説明する。図1に示すように、金
型1は一対の半割型2a、2bから形成され、型割面4
の両側に湯口3、湯道5、堰(図示せず)及び製品キャ
ビティ6が形成されている。湯口3は、金型1の型上面
7中央部に載置された湯溜まり8に連通し、湯口3の底
部から水平方向に湯道5が延設され、湯道5は堰(図示
せず)を介して製品キャビティ6に連通している。
【0008】図2に示すように、半割型2aには、湯口
3を冷却する冷却水が流通する湯口冷却水通路9と、湯
道5、堰(図示せず)及び製品キャビティ6を冷却する
冷却水が流通するキャビティ冷却水通路10とが設けら
れている。
【0009】湯口冷却水通路9は、型底面11から型割
面4に対して平行、かつ鉛直方向に穿設された第1通路
部12及び第2通路部13が、両通路部12、13の上
端で連結穴14により連結されて形成されている。第1
通路部12は継手15及びホース16を介して冷却水供
給ポンプ(図示せず)に連結され、第2通路部13は継
手17及びホース18を介して排水溝(図示せず)に連
通している。
【0010】キャビティ冷却水通路10は、型側面19
から型割面4に対して平行、かつ水平方向に穿設され、
しかも一定の内径を有する棒状通路部20、21、2
2、23と、型底面11から型割面4に対して平行、か
つ鉛直方向に穿設されると共に棒状通路部20、21、
22、23の型中心側の各一端を連結する下部鉛直通路
部24と、型上面7から型割面4に対して平行、かつ鉛
直方向に穿設されると共に棒状通路部20、21、2
2、23の型側面19側の各他端部を連結する上部鉛直
通路部25とから形成されている。棒状通路部20、2
1、22、23の型側面19における開口部位には液漏
れ防止用の埋栓26が嵌挿されている。下部鉛直通路部
24は、継手27及びホース28を介して冷却水供給ポ
ンプ(図示せず)に連結され、上部鉛直通路部25は、
継手29及びホース30を介して排水溝(図示せず)に
連通している。
【0011】棒状通路部21、23には、該通路部2
1、23の内径より小さな外径を有する棒状体31が挿
入されている。棒状体31は、円柱状の本体部32と本
体部32両端に結合された針状の支持部33とから形成
されている。本体部32の長さは下部鉛直通路部24と
上部鉛直通路部25との離間距離と同じ長さに形成さ
れ、針状部33は該両鉛直通路部24、25の管径と略
同じ長さに形成されている。
【0012】湯口冷却水通路9に冷却水が流通する際、
冷却水は冷却水供給ポンプ(図示せず)からホース16
及び継手15を経て第1通路部12に供給され、供給さ
れた冷却水が連結穴14、第2通路部13、継手17及
びホース18を経て排水溝(図示せず)に排出される。
【0013】キャビティ冷却水通路10に冷却水が流通
する際、冷却水は冷却水供給ポンプ(図示せず)からホ
ース28及び継手27を経て下部鉛直通路部24に供給
され、供給された冷却水が棒状通路部20、21、2
2、23を通過し、上部鉛直通路部25から継手29及
びホース30を経て排水溝(図示せず)に排出される。
この際、棒状通路部21、23には棒状体31が挿入さ
れているため、棒状通路部21、23中の冷却水流量は
棒状通路部20、22中の冷却水流量よりも減少し、冷
却水が棒状通路部21、23近傍の金型部分から奪う熱
量が少なくなる。また、棒状体31の支持部33を針状
に形成したので、下部鉛直通路部24及び上部鉛直通路
部25を流通する冷却水の流れは妨げられない。
【0014】上記実施例の如く、棒状通路部21、23
に棒状体31を挿入すると、棒状通路部21、23の冷
却水流量を制限することができるため、金型1の棒状通
路部21、23近傍が過冷却されやすい場合であっても
金型全体が均一に冷却される。
【0015】本発明は上記実施例に限定されない。例え
ば、金型1の下部鉛直通路部24及び上部鉛直通路部2
5を形成せず、各棒状通路部20、21、22、23を
金型1を水平方向に貫通する貫通孔とし、それらの両端
に冷却水供給用ホース及び排水用ホースを連結してもよ
い。上記実施例の金型1では水平方向に並設する複数本
の棒状通路部20、21、22、23と下部鉛直通路部
24と上部鉛直通路部25とを形成したが、鉛直方向に
延在する複数本の棒状通路部を並設すると共に該各棒状
通路部を連結する水平通路部を形成してもよい。棒状体
31の数、挿入位置、形状及び大きさは、経験的に決定
してもよく、予め金型温度をセンサ等によって検出し、
検出結果に基づいて決定してもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、冷却媒体を流通させる
冷媒通路を備えた金型鋳造用金型において、該冷媒通路
に棒状通路部を形成し、該棒状通路部に挿脱可能な棒状
体を設けたので、金型の過冷却部位近傍の棒状通路部に
挿入された棒状体により棒状通路部中の冷却媒体流量が
減少し、金型全体が均一に冷却されるため、該金型に備
える冷媒通路は製品キャビティ形状に係わらず同一形状
とすることができ、金型設計時間を短縮することができ
ると共に金型コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である金型の平面図である。
【図2】上記実施例のII−II断面図である。
【符号の説明】
1 金型 10 キャビティ冷却水通路 20 棒状通路部 21 棒状通路部 22 棒状通路部 23 棒状通路部 31 棒状体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却媒体を流通させる冷媒通路を備えた金
    型において、 該冷媒通路に棒状通路部を形成し、該棒状通路部に挿脱
    可能な棒状体を設けたことを特徴とする金型鋳造用金
    型。
JP33075197A 1997-10-24 1997-10-24 金型鋳造用金型 Pending JPH11123500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33075197A JPH11123500A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 金型鋳造用金型

Applications Claiming Priority (1)

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JP33075197A JPH11123500A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 金型鋳造用金型

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JPH11123500A true JPH11123500A (ja) 1999-05-11

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JP33075197A Pending JPH11123500A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 金型鋳造用金型

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002224809A (ja) * 2001-02-07 2002-08-13 Chuo Motor Wheel Co Ltd 鋳造用金型
JP2002239684A (ja) * 2001-02-14 2002-08-27 Honda Motor Co Ltd 金型冷却構造

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