JP2002239684A - 金型冷却構造 - Google Patents

金型冷却構造

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JP2002239684A
JP2002239684A JP2001036970A JP2001036970A JP2002239684A JP 2002239684 A JP2002239684 A JP 2002239684A JP 2001036970 A JP2001036970 A JP 2001036970A JP 2001036970 A JP2001036970 A JP 2001036970A JP 2002239684 A JP2002239684 A JP 2002239684A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型の必要箇所を効率よく冷却することがで
き、設備費を抑えることができ、かつ給水位置及び排水
位置を金型の同じ側に設けることができる金型冷却構造
を提供する。 【解決手段】 金型冷却水構造10は、鋳造金型11の
必要箇所14を冷却するために、第1冷却水通路15及
び第2冷却水通路25を互に直交するように構成する。
この金型冷却水構造10は、第1冷却水通路15に第1
往路21と第1復路22とに仕切る第1仕切り部材30
を設け、第2冷却水通路25に第2往路26と第2復路
27とに仕切る第2仕切り部材35を設け、第2仕切り
部材35の嵌合孔37に第1仕切り部材30の突起32
を嵌合することで第1・第2仕切り部材30,35の回
転を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鋳造金型を冷却する
ための金型冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の鋳造金型の冷却水通路を
示す断面図であり、鋳造金型100を型組みすることに
より、固定金型101と可動金型102(想像線で示
す)とでキャビティ103を形成し、このキャビティ1
03に溶湯を充填することにより、バランサシャフトな
どの鋳物品を鋳造する。この際に、冷却水通路105,
105に冷却水を流すことにより、鋳造金型の温度を適
温に保つようにする。
【0003】しかし、バランサシャフトのような鋳物品
を製造する鋳造金型の場合、キャビティ103の一部が
内側に凹むことにより金型に突部106,106がで
き、この突部106,106は冷却水通路105,10
5から離れてしまう。よって、突部106,106を十
分に冷却するまで、次の鋳造工程を遅らせる必要があ
り、そのことが生産性を高める上で妨げになる。このよ
うな突部106,106を効率よく冷却する手段とし
て、特開平9−308955号公報(金型の冷却構造)
が知られている。この技術を次図で詳しく説明する。
【0004】図13は従来の鋳造金型の冷却水通路を示
す断面図であり、鋳造金型110に第1冷却水通路11
1を形成し、この第1冷却水通路111に直交させて第
2冷却水通路112を形成し、この第2冷却水通路11
2に仕切り部材113を差込んだ状態を示す。この仕切
り部材113は、縁片113a・・・を3方向に放射状
に形成することにより、第2冷却水通路112を往路1
12aと復路112bとに仕切るというものである。
【0005】よって、給水路114に矢印Aの如く流れ
た冷却水は、第1冷却水通路111を介して第2冷却水
通路112の往路112aに流れ、往路112aを通っ
て第2冷却水通路112の先端112cまで流れた冷却
水は、先端112cで往路112aから復路112bに
折返して復路112bから第1冷却水通路111に戻
る。
【0006】そして、第1冷却水通路111に戻った冷
却水は、下流側の第2冷却水通路112の往路112a
を通って第2冷却水通路112の先端112cまで流
れ、先端112cで往路112aから復路112b(図
示しない)に折返して復路112bから第1冷却水通路
111に流れ、第1冷却水通路111を介して排水路1
15から矢印Bの如く排水する。
【0007】この第2の冷却水通路112によれば、第
1冷却水通路111から離れた突部の近傍まで第2冷却
水通路112を延ばすことばできる。従って、第2冷却
水通路112を使用すれば、図12の突部106を効率
よく冷却することが可能である。この例を次図で詳しく
説明する。
【0008】図14は従来の鋳造金型の冷却水通路を示
す断面図であり、図12の鋳造金型100に図13の第
1、第2の冷却水通路111,112を適用した例を示
す。第1冷却水通路111に矢印Cの如く流れた冷却水
は、第2冷却水通路112の往路112aに流れ、往路
112aを通って第2冷却水通路112の先端112c
まで流れ、先端112cで往路112aから復路112
bに折返して復路112bから第1冷却水通路111に
戻る。よって、冷却水を突部106まで流すことができ
るので、突部106を効率よく冷却することができる。
このため、冷却時間を短くすることで鋳造サイクルを短
くして生産性を高めることができる。
【0009】しかし、第2冷却水通路112の仕切り部
材113は、縁片113a・・・を3方向に放射状に形
成する必要があり、構造が複雑になる。この為、設備費
のコストが嵩み、簡単な仕切り部材の実用化が望まれて
いた。加えて、第1冷却水通路111は、冷却水を給水
する位置が鋳造金型100の左端部100aになり、冷
却水を排水する位置が鋳造金型100の右端部100b
になる。
【0010】ところで、鋳造金型100のなかには、構
造上、冷却水の給水位置と排水位置とを鋳造金型100
の同じ側に設けなければならないものもあり、このタイ
プの鋳造金型100には、上記公報の冷却水通路を適用
することはできない。冷却水の給水位置と排水位置とを
鋳造金型100の同じ側に設けることができる冷却水通
路として、特公平5−61026号公報(水冷式成形金
型)が知られている。この技術を次図で詳しく説明す
る。
【0011】図15は従来の鋳造金型の冷却水通路を示
す断面図である。鋳造金型120に備えた給水路121
に冷却水を給水し、給水した冷却水を矢印Eの如く冷却
水パイプ122に導き、冷却水パイプ122の先端12
2aから矢印の如く冷却水孔123に折返し、冷却水孔
123から矢印Fの如く排水路124を介して排水す
る。よって、給水路121及び排水路124を鋳造金型
120の同じ側に設けることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この冷却水通
路は、給水路121と排水路124との2本の通路を鋳
造金型120に形成する必要がある。加えて、冷却水孔
123に冷却水パイプ122を配置するために、冷却水
孔123の孔径d1を比較的大きく設定する必要があ
る。このように、給水路121と排水路124との2本
の通路や、比較的大きな孔径d1の冷却水孔123を鋳
造金型120に形成する必要があるので、鋳造金型12
0が大型になり、設備費が嵩むことが考えられる。
【0013】そこで、本発明の目的は、金型の必要箇所
を効率よく冷却することができ、設備費を抑えることが
でき、かつ給水位置及び排水位置を金型の同じ側に設け
ることができる金型冷却構造を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1は、金型の必要箇所を冷却するため
に、第1冷却水通路及び第2冷却水通路を互に直交する
ように構成した金型冷却水構造において、前記第1冷却
水通路を往路と復路とに仕切る第1仕切り部材を、第1
冷却水通路に介在させ、前記第2冷却水通路に往路と復
路とに仕切る第2仕切り部材を、第2冷却水通路に介在
させ、一方の仕切り部材に他方の仕切り部材の先端を嵌
合させ、この嵌合構造を互に他の仕切り部材の回転を阻
止する構造にしたことを特徴とする。
【0015】第1冷却水通路及び第2冷却水通路を互に
直交するように構成することで、冷却水通路の先端を必
要箇所まで延ばすことができる。さらに、一方の仕切り
部材に他方の仕切り部材の先端を嵌合させて、それぞれ
仕切り部材の回転を阻止することで、第1・第2冷却水
通路をそれぞれ第1・第2仕切り部材で往路と復路とに
仕切ることができる。よって、第1、第2の冷却水通路
の往路と復路とに冷却水を循環させることができるので
必要箇所まで冷却水を流すことができる。
【0016】加えて、第1・第2冷却水通路をそれぞれ
仕切り部材で往路と復路とに仕切ることで、冷却水通路
の孔径を比較的小さく抑えることができ、かつ金型に給
水路と排水路との2本の通路を備える必要はない。よっ
て、金型を比較的コンパクトに形成することができる。
また、第1・第2冷却水通路をそれぞれ仕切り部材で往
路と復路とに仕切ることで、冷却水通路の給水位置と排
水位置とを金型の同じ側に設けることができる。
【0017】請求項2は、金型のキャビティ部の全て若
しくは一部を分割可能なサブ金型とし、このサブ金型の
必要箇所を冷却するために、第1冷却水通路及び第2冷
却水通路を互に直交するように構成した金型冷却水構造
において、前記第1冷却水通路を往路と復路とに仕切る
第1仕切り部材を、第1冷却水通路に介在させ、前記第
2冷却水通路に往路と復路とに仕切る第2仕切り部材
を、第2冷却水通路に介在させ、一方の仕切り部材に他
方の仕切り部材の先端を嵌合させ、この嵌合構造を互に
他の仕切り部材の回転を阻止する構造にしたことを特徴
とする。
【0018】第1冷却水通路及び第2冷却水通路を互に
直交するように構成することで、冷却水通路の先端をサ
ブ金型の必要箇所まで延ばすことができる。さらに、一
方の仕切り部材に他方の仕切り部材の先端を嵌合させ
て、それぞれ仕切り部材の回転を阻止することで、第1
・第2冷却水通路をそれぞれ第1・第2仕切り部材で往
路と復路とに仕切ることができる。よって、第1、第2
の冷却水通路の往路と復路とに冷却水を循環させること
ができるのでサブ金型の必要箇所まで冷却水を流すこと
ができる。
【0019】加えて、第1・第2冷却水通路をそれぞれ
仕切り部材で往路と復路とに仕切ることで、冷却水通路
の孔径を比較的小さく抑えることができ、かつ金型に給
水路と排水路との2本の通路を備える必要はない。よっ
て、金型を比較的コンパクトに形成することができる。
また、第1・第2冷却水通路をそれぞれ仕切り部材で往
路と復路とに仕切ることで、冷却水通路の給水位置と排
水位置とを金型の同じ側に設けることができる。
【0020】さらに、サブ金型を金型本体から外すこと
により、冷却水通路を開けることができる。よって、冷
却水通路に仕切り部材を差込むための差込口を設けなく
ても、サブ金型を金型本体から外して仕切り部材を冷却
水通路に設けることができる。このため、金型に備えた
ヒータ等が邪魔になって差込口を金型に形成することが
できない場合でも、冷却水通路に仕切り部材を設けるこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る金型冷却構造(第1実
施形態)の断面図である。金型冷却構造10は、鋳造金
型11内に第1冷却水通路15を横向きに形成し、この
第1冷却水通路15の先端15bに、第1冷却水通路1
5に略直交(交差)させた第2冷却水通路25を縦向き
に形成し、第1冷却水通路15に第1往路(往路)21
と第1復路(復路)22とに仕切る第1仕切り部材30
を設け、第2冷却水通路25に第2往路(往路)26と
第2復路(復路)27とに仕切る第2仕切り部材35を
設け、第1仕切り部材30の先端に備えた突起32を、
第2仕切り部材35の嵌合孔37に嵌合させたものであ
る。
【0022】鋳造金型11は、一例として固定金型を示
し、可動金型(図示しない)とともに型締めした際に、
型合わせ面11aに、キャビティを形成するためのキャ
ビティ部11bを有する。この鋳造金型11は、一例と
してバランサシャフトなどの鋳物品を鋳造するための金
型である。
【0023】第1冷却水通路15は、鋳造金型11の右
側壁12に第1ブロック16をボルト17,17で取付
けることにより、第1ブロック16に形成したブロック
通路18を、鋳造金型11に形成した金型通路19に同
軸上に連通させた冷却水通路である。この第1冷却水通
路15の右端(基端)15aを開口し、且つ第1冷却水
通路15の左端(先端)15bを閉塞するように形成し
た。
【0024】第2冷却水通路25は、第1冷却水通路1
5の先端15bで、第1冷却水通路15に略直交させた
状態で下端(基端)25aを開口し且つ上端(先端)2
5bを閉塞するように形成し、閉塞した先端25bを、
鋳造金型11の冷却を必要とする箇所14(以下、「必
要箇所」という)まで延ばした冷却水通路である。
【0025】第1仕切り部材30は、先端31aに突起
32を備えた矩形状の第1プレート31と、この第1プ
レート31の基端31bに溶接した頭部33とからな
る。頭部33の外周を円形に形成し(図2も参照)、こ
の頭部33をブロック通路18の拡径部18aに嵌合
し、頭部33の裏面33aを拡径部18aの座部18b
に当接させた状態で頭部33を第1ブロック16に溶接
する。
【0026】よって、鋳造金型11の右側壁12に第1
ブロック16をボルト17,17で止めることにより、
第1仕切り部材30の第1プレート31を第1冷却水通
路15に差込んだ状態に配置することができる。これに
より、第1冷却水通路15を上側の通路と、下側の通路
とに仕切ることができる。なお、Oリング23は、ブロ
ック通路18と金型通路19との連結部を密閉するシー
ル材である。
【0027】ここで、第1ブロック16に、上側の通路
に連通する給水路16bを備えるとともに、下側の通路
に連通する排水路16cを備える。よって、給水路16
bに連通する上側の通路は第1往路21となり、排水路
16cに連通する下側の通路は第1復路22となる。
【0028】第2仕切り部材35は、略中央に嵌合孔3
7を備えるとともに、この嵌合孔37の下方に通路孔3
8を備えた矩形状の第2プレート36と、この第2プレ
ート36の基端36bに溶接した第2ブロック41とか
らなる。第2冷却水通路25に連通する受入凹部28に
第2ブロック41を嵌め込み、受入凹部28の段部28
aにOリング42を当接し、鋳造金型11にボルト4
3,43(手前側のボルト43は図2に示す)で止める
ことにより、第2仕切り部材35の第2プレート36を
第2冷却水通路25に差込んだ状態に配置することがで
きる。これにより、第2冷却水通路25を右側の第2往
路26と、左側の第2復路27とに仕切ることができ
る。
【0029】ここで、第2プレート36の嵌合孔37及
び第1プレート31の突起32で嵌合構造40を構成す
る。この嵌合構造40は、嵌合孔37に第1プレート3
1の突起32を嵌合することにより、第1プレート31
と第2プレート36とが互に回転することを阻止するこ
とができる。よって、第1プレート31及び第2プレー
ト36の向きを()図示の位置に確実に配置することが
できる。
【0030】以上述べたように、第1・第2冷却水通路
15,25をそれぞれ第1・第2仕切り部材30,35
で第1・第2往路21,26と第1・第2復路22,2
7とに仕切ることで、第1・第2冷却水通路15,25
の孔径を比較的小さく抑えることができ、かつ鋳造金型
11に、図15に示す給水路と排水路との2本の通路を
備える必要はない。よって、鋳造金型10を比較的コン
パクトに形成することができる。
【0031】また、第1・第2冷却水通路15,25を
それぞれ第1・第2仕切り部材30,35で第1・第2
往路21,26と第1・第2復路22,27とに仕切る
ことで、冷却水の給水位置と排水位置とを鋳造金型10
の同じ側に設けることができる。
【0032】図2は本発明に係る金型冷却構造(第1実
施形態)の斜視図であり、鋳造金型11の受入凹部28
に第2ブロック41を嵌め込み、鋳造金型11にボルト
43,43で止めることにより、第2仕切り部材35の
第2プレート36を第2冷却水通路25に差込み、鋳造
金型11の右側壁12に第1ブロック16をボルト1
7,17で止めることにより、第1仕切り部材30の第
1プレート31を第1冷却水通路15に差込んだ状態を
示す。
【0033】この際に、鋳造金型11の受入凹部28に
第2ブロック41を嵌め込み、鋳造金型11にボルト4
3,43で止めることにより、第2プレート36の向き
を図示のように配置することができる。また、鋳造金型
11の右側壁12に第1ブロック16をボルト17,1
7で止めることにより、第1プレート31の向きを図示
のように配置することができる。
【0034】加えて、嵌合孔37に第1プレート31の
突起32を嵌合することにより、第1プレート31と第
2プレート36とが互に回転することを阻止することが
できる。よって、第1プレート31及び第2プレート3
6の向きを()図示の位置に確実に配置することができ
る。
【0035】図3は図2の3−3線断面図であり、第1
冷却水通路15を第1プレート31で第1往路21と第
1復路22とに仕切り、第1ブロック16に第1往路2
1に連通する給水路16bを備えるとともに、第1復路
22に連通する排水路16cを備え、給水路16bに給
水管45を連結し、排水路16cに排水管46を連結し
た状態を示す。よって、給水管45を矢印aの如く流れ
た冷却水を、給水路16bを経て第1往路21に流すこ
とができ、第1復路22まで流れた冷却水を排水路16
cを経て排水管46に矢印bの如く流すことができる。
【0036】次に、第1実施形態の金型冷却構造10を
組付ける手順を図4及び図2に基づいて説明する。図4
(a),(b)は本発明に係る金型冷却構造(第1実施
形態)の組付け手順説明図である。(a)において、鋳
造金型11の第2冷却水通路25に第2仕切り部材35
の第2プレート36を矢印の如く差込むとともに、受
入凹部28に第2ブロック41を嵌め込む。次に、第2
ブロック41の取付孔41a,41aにボルト43,4
3を矢印の如く挿入して、第2ブロック41を鋳造金
型11にボルト43,43で止めることにより、第2プ
レート36を第2冷却水通路25に差込んだ状態に配置
する。
【0037】(b)において、鋳造金型11の第1冷却
水通路15に第1仕切り部材30の第1プレート31を
矢印の如く差込むことにより、第1プレート31の突
起32を第2プレート36の嵌合孔37に嵌合させると
ともに、鋳造金型11の右側壁12に第1ブロック16
を当接する。次に、第1ブロック16の取付孔16a,
16aにボルト17,17を矢印の如く挿入して、第
1ブロック16を鋳造金型11にボルト17,17で止
めることにより、第1プレート31を第1冷却水通路1
5に差込んだ状態に配置する。これにより、金型冷却構
造10を図2に示す状態に組付けることができる。
【0038】次に、第1実施形態の金型冷却構造10の
作用を図5に基づいて説明する。図5は本発明に係る金
型冷却構造(第1実施形態)の作用説明図である。冷却
水を給水管45に矢印aの如く流すことにより、この冷
却水を給水管45から給水路16bを経て矢印bの如く
第1往路21に流す。第1往路21を流れた冷却水は矢
印cの如く第2往路26に流れ、第2往路26の頂部ま
で流れた冷却水は矢印dの如く第2復路27に折返す。
【0039】そして、第2復路27を流れた冷却水は通
路孔38を経て矢印eの如く第1復路22に流れ、第1
復路22(図1に示す)を流れた冷却水は矢印fの如く
排水路16cを経て排水管46に流れる。これにより、
鋳造金型11の必要箇所14まで冷却水を流すことがで
きるので、必要箇所14を効率よく冷却することができ
る。
【0040】金型冷却構造の第2実施形態について説明
する。図6は本発明に係る金型冷却構造(第2実施形
態)の断面図である。金型冷却構造50は、鋳造金型5
1内に第1冷却水通路60を横向きに形成し、この第1
冷却水通路60に、第1冷却水通路60に略直交させて
交差した第2冷却水通路70・・・(・・・は複数個を
示す)を縦向き形成し、第1冷却水通路60に第1往路
(往路)64と第1復路(復路)65とに仕切る第1仕
切り部材80を設け、第2冷却水通路70・・・に第2
往路(往路)73・・・と第2復路(復路)74・・・
とに仕切る第2仕切り部材85・・・を設け、第1仕切
り部材80に備えた嵌合孔82・・・に、第2仕切り部
材85・・・の下端(基端)85a・・・に備えた突起
86・・・を嵌合させたものである。
【0041】この鋳造金型51は、金型本体52に分割
可能なサブ金型57と備え、このサブ金型57にそれぞ
れのキャビティ部57a・・・の全て若しくは一部を備
える。鋳造金型51は、一例として固定金型を示し、可
動金型(図示しない)とともに型締めした際に、それぞ
れのキャビティ部57a・・・で、例えばバランサシャ
フトなどの鋳物品を鋳造するための金型である。
【0042】サブ金型57は、金型本体52の嵌合凹部
53に嵌め込んだ後、ボルト59a、ボルト59b,5
9b(図9に示す)で金型本体52に固定することがで
きる。なお、金型本体52には第1冷却水通路60の下
方にヒータ54を備える。
【0043】図7は本発明に係る金型冷却構造(第2実
施形態)の斜視図である。第1冷却水通路60は、ブロ
ック61に形成したブロック通路62と、金型本体52
に形成した金型通路63とからなる。第1冷却水通路6
0は、金型本体52の右側壁55に形成した凹部56に
ブロック61を嵌め込み、このブロック61をボルト
(図示しない)で取付けることにより、ブロック通路6
2を金型通路63に同軸上に連通させた冷却水通路であ
る。
【0044】ブロック61にOリング66を設けること
により、ブロック通路62と金型通路63との連結部を
密閉することができる。この第1冷却水通路60の右端
(基端)60aを開口し、且つ第1冷却水通路60の左
端(先端)60bを閉塞するように形成した。
【0045】第2冷却水通路70は、第1冷却水通路6
0に略直交させた状態で金型本体52に形成した縦通路
71と、サブ金型57に形成したサブ金型通路72とか
らなる。よって、金型本体52の嵌合凹部53にサブ金
型57を嵌込むことにより、縦通路71にサブ金型通路
72を同軸上に連通させて第2冷却水通路70を形成す
ることができる。
【0046】図6に戻って、金型本体52の嵌合凹部5
3の底部53aにOリング76を設けることにより、縦
通路71とサブ金型通路72との連結部を密閉すること
ができる。この第2冷却水通路70の下端(基端)70
aを第1冷却水通路60に開口し、且つ第2冷却水通路
70の上端(先端)70bを閉塞するように形成し、閉
塞した先端70bを、サブ金型57の冷却を必要とする
箇所58(以下、「必要箇所」という)まで延ばした冷
却水通路である。
【0047】図7に示すように、第1仕切り部材80
は、先端81aを第1冷却水通路60の先端60bまで
延ばし、かつ所定間隔Lをおいて嵌合孔82・・・を備
えた矩形状の第1プレート81と、この第1プレート8
1の基端81bに溶接した頭部83とからなる。頭部8
3の外周を円形に形成し、この頭部83をブロック通路
62の拡径部62aに嵌合した状態で頭部83をブロッ
ク61に溶接する。
【0048】よって、右側壁55の凹部56にブロック
61を嵌め込み、このブロック61をボルト(図示しな
い)で止めることにより、第1仕切り部材80の第1プ
レート81を第1冷却水通路60に差込んだ状態に配置
することができる。これにより、第1冷却水通路60を
上側の通路と、下側の通路とに仕切ることができる。
【0049】ここで、第1ブロック61に、上側の通路
に連通する給水路61aを備えるとともに、下側の通路
に連通する排水路61bを備える。よって、給水路61
aに連通する上側の通路は第1往路64となり、排水路
61bに連通する下側の通路は第1復路65となる。な
お、給水路61aには給水管91が接続され、排水路6
1bには排水管92が接続されている。
【0050】図8は図7の8−8線断面図である。第2
仕切り部材85は、下端(基端)85aに突起86を備
えるとともに、上端(先端)85bに通路溝87を備
え、幅wを第2冷却水通路70の孔径dより僅かに小さ
くした略矩形状の第2プレートである。
【0051】この第2プレート85は、基端85aの突
起86を第1プレート81の嵌合孔82に嵌合するとと
もに、先端85bを第2冷却水通路70の先端70bに
当接し、加えて、両側の側縁85c,85cを第2冷却
水通路70の周壁70cで支えることにより、第2冷却
水通路70に差込んだ状態に配置することができる。こ
れにより、第2冷却水通路70を右側の第2往路73
と、左側の第2復路74(図1に示す)とに仕切ること
ができる。
【0052】ここで、第1プレート81の嵌合孔82・
・・及び第2プレート85の突起86で嵌合構造88を
構成する。この嵌合構造88は、嵌合孔82・・・に突
起86を嵌合することにより、第1プレート81と第2
プレート85とが互に回転することを阻止することがで
きる。よって、第1プレート及び第2プレート85の向
きを()図示の位置に確実に配置することができる。
【0053】以上述べたように、第1・第2冷却水通路
60,70をそれぞれ第1・第2仕切り部材80,85
で第1・第2往路64,73と第1・第2復路65,7
4とに仕切ることで、第1・第2冷却水通路60,70
の孔径を比較的小さく抑えることができ、かつ鋳造金型
51に、図15に示す給水路と排水路との2本の通路を
備える必要はない。よって、鋳造金型50を比較的コン
パクトに形成することができる。
【0054】また、第1・第2冷却水通路60,70を
それぞれ第1・第2仕切り部材80,85で第1・第2
往路64,73と第1・第2復路65,74とに仕切る
ことで、冷却水の給水位置と排水位置とを鋳造金型51
の同じ側に設けることができる。
【0055】図9は本発明に係る金型冷却構造(第2実
施形態)の分解斜視図であり、ボルト59a及びボルト
59b,59bを緩めてサブ金型57を金型本体52の
嵌合凹部53から取り外し、第2冷却水通路70・・・
(図6、図7参照)の縦通路71・・・を開口し、開口
した縦通路71・・・から第2プレート85・・・を差
込んで、第2プレート85・・・の突起86・・・(図
6〜図8参照)を第1プレート81の嵌合孔82・・・
に嵌合することにより、第2プレート85・・・をセッ
トした状態を示す。
【0056】次に、第2実施形態の金型冷却構造50を
組付ける手順を図10に基づいて説明する。図10
(a)〜(c)は本発明に係る金型冷却構造(第2実施
形態)の組付け手順説明図である。(a)において、第
1仕切り部材80の第1プレート81を矢印の如く第
1冷却水通路60に差込むとともに、右側壁55の凹部
56にブロック61を嵌め込み、このブロック61をボ
ルト(図示しない)で止める。
【0057】(b)において、第2冷却水通路70・・
・(図6、図7に示す)の縦通路71・・・から第2プ
レート85・・・を矢印の如く差込んで、第2プレー
ト85・・・の突起86・・・を第1プレート81の嵌
合孔82・・・に嵌合する。これにより、第2プレート
85・・・を縦通路71・・・に立てた状態にセットす
る。
【0058】(c)において、金型本体52の嵌合凹部
53にサブ金型57を矢印の如く嵌め込む。これによ
り、サブ金型57のサブ金型通路72・・・を第2プレ
ート85・・・に嵌合させて、第2プレート85・・・
を第2冷却水通路70・・・に配置することができる。
【0059】よって、図1に示す金型冷却構造10のよ
うに、金型冷却構造10の下部に第2冷却水通路25に
連通する受入凹部28、すなわち第2仕切り部材35を
差込むための差込口を設けなくても、サブ金型57を金
型本体52から外して第2仕切り部材(第2プレート)
85・・・を第2冷却水通路70・・・に設けることが
できる。このため、図1に示すように、第1冷却水通路
60の下方にヒータ54・・・などを備えた場合でも、
第2冷却水通路70・・・に第2プレート85・・・を
設けることができる。
【0060】次に、第2実施形態の金型冷却構造50の
作用を図11に基づいて説明する。図11は本発明に係
る金型冷却構造(第2実施形態)の作用説明図である。
冷却水を給水管91に矢印jの如く流すことにより、こ
の冷却水を給水管91から給水路61aを経て矢印kの
如く第1往路64に流す。第1往路64を流れた冷却水
は矢印mの如く第2往路73に流れ、第2往路73の頂
部まで流れた冷却水は矢印nの如く第2復路74に折返
す。
【0061】そして、第2復路74を流れた冷却水は第
1往路64を経て矢印pの如く第2往路73に流れ、第
2往路73の頂部まで流れた冷却水は矢印qの如く第2
復路74に折返す。この冷却水は第1往路64を経て矢
印rの如く第2往路73に流れ、第2往路73の頂部ま
で流れた冷却水は矢印sの如く第2復路74に折返した
後、第1往路64に流れる。
【0062】そして、第1往路64の先端で矢印tの如
く第1復路65に折返し、第1復路65を流れた冷却水
は矢印uの如く排水路61bを経て排水管92に流れ
る。これにより、サブ金型57の必要箇所58・・・ま
で冷却水を流すことができるので、必要箇所58を効率
よく冷却することができる。
【0063】なお、前記実施形態では、本発明の構成を
固定金型に採用した例について説明したが、これに限ら
ないで可動金型に採用することも可能である。また、前
記実施形態では、キャビティ部の必要箇所を冷却する例
について説明したが、湯道などのその他の部位を冷却す
ることも可能である。
【0064】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、第1冷却水通路及び第2冷却水通路
を互に直交するように構成することで、冷却水通路の先
端を必要箇所まで延ばすことができる。さらに、一方の
仕切り部材に他方の仕切り部材の先端を嵌合させて、そ
れぞれ仕切り部材の回転を阻止することで、第1・第2
冷却水通路をそれぞれ第1・第2仕切り部材で往路と復
路とに仕切ることができる。よって、第1、第2の冷却
水通路の往路と復路とに冷却水を循環させることができ
るので必要箇所まで冷却水を流すことができる。このた
め、金型の必要箇所を効率よく冷却することができる。
【0065】加えて、第1・第2冷却水通路をそれぞれ
仕切り部材で往路と復路とに仕切ることで、冷却水通路
の孔径を比較的小さく抑えることができ、かつ金型に給
水路と排水路との2本の通路を備える必要はない。よっ
て、金型を比較的コンパクトに形成することができるの
で設備費が嵩むことを防ぐことができる。また、第1・
第2冷却水通路をそれぞれ仕切り部材で往路と復路とに
仕切ることで、冷却水通路の給水位置と排水位置とを金
型の同じ側に設けることができる。
【0066】請求項2は、第1冷却水通路及び第2冷却
水通路を互に直交するように構成することで、冷却水通
路の先端をサブ金型の必要箇所まで延ばすことができ
る。さらに、一方の仕切り部材に他方の仕切り部材の先
端を嵌合させて、それぞれ仕切り部材の回転を阻止する
ことで、第1・第2冷却水通路をそれぞれ第1・第2仕
切り部材で往路と復路とに仕切ることができる。よっ
て、第1、第2の冷却水通路の往路と復路とに冷却水を
循環させることができるのでサブ金型の必要箇所まで冷
却水を流すことができる。このため、サブ金型の必要箇
所を効率よく冷却することができる。
【0067】加えて、第1・第2冷却水通路をそれぞれ
仕切り部材で往路と復路とに仕切ることで、冷却水通路
の孔径を比較的小さく抑えることができ、かつ金型に給
水路と排水路との2本の通路を備える必要はない。よっ
て、金型を比較的コンパクトに形成することができるの
で設備費が嵩むことを防ぐことができる。また、第1・
第2冷却水通路をそれぞれ仕切り部材で往路と復路とに
仕切ることで、冷却水通路の給水位置と排水位置とを金
型の同じ側に設けることができる。
【0068】さらに、サブ金型を金型本体から外すこと
により、冷却水通路を開けることができる。よって、冷
却水通路に仕切り部材を差込むための差込口を設けなく
ても、サブ金型を金型本体から外して仕切り部材を冷却
水通路に設けることができる。このため、金型に備えた
ヒータ等が邪魔になって、仕切り部材を差込むための差
込口を金型に形成することができない場合でも、冷却水
通路に仕切り部材を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金型冷却構造(第1実施形態)の
断面図
【図2】本発明に係る金型冷却構造(第1実施形態)の
斜視図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】本発明に係る金型冷却構造(第1実施形態)の
組付け手順説明図
【図5】本発明に係る金型冷却構造(第1実施形態)の
作用説明図
【図6】本発明に係る金型冷却構造(第2実施形態)の
断面図
【図7】本発明に係る金型冷却構造(第2実施形態)の
斜視図
【図8】図7の8−8線断面図
【図9】本発明に係る金型冷却構造(第2実施形態)の
分解斜視図
【図10】本発明に係る金型冷却構造(第2実施形態)
の組付け手順説明図
【図11】本発明に係る金型冷却構造(第2実施形態)
の作用説明図
【図12】従来の鋳造金型の冷却水通路を示す断面図
【図13】従来の鋳造金型の冷却水通路を示す断面図
【図14】従来の鋳造金型の冷却水通路を示す断面図
【図15】従来の鋳造金型の冷却水通路を示す断面図
【符号の説明】
10,50…金型冷却水構造、11,51…鋳造金型、
11b,57a…キャビティ部、14,58…必要箇
所、15,60…第1冷却水通路、21,64…第1往
路(往路)、22,65…第2復路(復路)、25,7
0…第2冷却水通路、26,73…第2往路(往路)、
27,74…第2復路(復路)、30,80…第1仕切
り部材、31a…第1プレートの先端、32…第1仕切
り部材の突起、35,85…第2仕切り部材、37…第
2仕切り部材の嵌合孔、40,88…嵌合構造、52…
金型本体、57…サブ金型、82…第1仕切り部材の嵌
合孔、85a…第2プレートの基端、86…第2仕切り
部材の突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 三男 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4E093 NB05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型の必要箇所を冷却するために、第1
    冷却水通路及び第2冷却水通路を互に直交するように構
    成した金型冷却水構造において、 前記第1冷却水通路を往路と復路とに仕切る第1仕切り
    部材を、第1冷却水通路に介在させ、前記第2冷却水通
    路を往路と復路とに仕切る第2仕切り部材を、第2冷却
    水通路に介在させ、一方の仕切り部材に他方の仕切り部
    材の先端を嵌合させ、この嵌合構造を互に他の仕切り部
    材の回転を阻止する構造にしたことを特徴とする金型冷
    却構造。
  2. 【請求項2】 金型のキャビティ部の全て若しくは一部
    を分割可能なサブ金型とし、このサブ金型の必要箇所を
    冷却するために、第1冷却水通路及び第2冷却水通路を
    互に直交するように構成した金型冷却水構造において、 前記第1冷却水通路を往路と復路とに仕切る第1仕切り
    部材を、第1冷却水通路に介在させ、前記第2冷却水通
    路を往路と復路とに仕切る第2仕切り部材を、第2冷却
    水通路に介在させ、一方の仕切り部材に他方の仕切り部
    材の先端を嵌合させ、この嵌合構造を互に他の仕切り部
    材の回転を阻止する構造にしたことを特徴とする金型冷
    却構造。
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