JP3577441B2 - ダイカスト金型用ガス抜き装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャビティ内に圧入された溶湯の吹出を発生させることなく、キャビティ内に残留する空気やガスをキャビティ外に排出するダイカスト金型用ガス抜き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特公昭58−46387号公報や特開平10−249508号公報等に開示されているように、ダイカスト鋳造時に金型のキャビティ内に空気やガスが残留することを防止するためのガス抜き装置については種々の提案がなされている。例えば図11に示すように、この種のガス抜き装置100は、固定ブロック101と、この固定ブロック101に接離自在な可動ブロック102と、を備えて構成され、固定ブロック101が固定ダイ103及び固定金型104に固設されているとともに、可動ブロック102が可動ダイ105及び可動金型106に固設されている。固定ブロック101と可動ブロック102の接合面にはそれぞれ溝部101a,102aが形成され、これら溝部101a,102aは、固定ブロック101に可動ブロック102が接合された際に、キャビティ107内部と外部とを連通するガス抜き通路110を形成するようになっている。
【0003】
ところで、固定ブロック101及び可動ブロック102の相対的な上下位置及び左右位置を規定して両ブロック101,102の接合精度を向上し、ガス抜き通路110を精度よく形成するため、上記各ブロック101,102は、インロ結合等によって金型104,106やダイ103,105等にそれぞれ位置決め固定されれることが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようなガス抜き通路は、細長で複雑な形状をしているため、固定ブロックと可動ブロックとの接合位置に微少なズレが生じただけで中途が極端に狭隘化されたり閉塞されたりする等の虞があり、固定ブロックと可動ブロックとの位置決めを金型やダイ等によって行った場合、これらの加工精度やメンテナンス時の調整精度に微少なズレが生じただけで十分なガス抜きが困難となる虞がある。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、固定ブロックと可動ブロックとの接合精度を向上してガス抜き通路を精度よく形成することのできるダイカスト金型用ガス抜き装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ダイカスト金型の固定金型側に固設される固定ブロックと、上記ダイカスト金型の可動金型側に固設される可動ブロックと、を備え、上記可動ブロックと上記固定ブロックとの接合に、上記ダイカスト金型内のキャビティと上記ダイカスト金型外部とを連通するガス抜き通路を形成するダイカスト金型用ガス抜き装置において、上記固定ブロック及び上記可動ブロックの接合面に、これら固定ブロックと可動ブロックとが接合された際の相対位置を規定する嵌合部材を設け、上記固定ブロック或いは上記可動ブロックの何れか一方に、上記ダイカスト金型との位置決めを行う位置決め部材を設けたことを特徴とする。
【0007】
すなわち、固定ブロックと可動ブロックとを接合する際に、上記固定ブロックに設けられた嵌合部材と上記可動ブロックに設けられた嵌合部材とが嵌合されることにより、固定ブロックと可動ブロックとが精度よく接合され、ガス抜き通路が精度よく形成される。
【0009】
また、ダイカスト装置に固定ブロックと可動ブロックを取り付ける際には、先ず、位置決め部材を介して該位置決め部材が設けられた一方のブロックとダイカスト金型との位置決め固定を行い、その後、位置決め固定された上記一方のブロックを介して他方のブロックとダイカスト金型との位置決め固定を行う。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のダイカスト金型用ガス抜き装置において、上記固定ブロック及び上記可動ブロックを、上記ガス抜き通路を形成する入子と、この入子を嵌合保持するホルダと、にそれぞれ分割形成し、上記嵌合部材を上記ホルダにそれぞれ設けたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1〜図4は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1はガス抜き装置の側面図、図2はガス抜き装置の上面図、図3は固定ブロックの斜視図、図4は可動ブロックの斜視図、である。
【0012】
図1,2において符号1はガス抜き装置を示す。このガス抜き装置1は、固定ブロック2と、この固定ブロック2に接離自在な可動ブロック3と、を備えて構成され、上記固定ブロック2がダイカスト装置の固定側部材に固設されているとともに、上記可動ブロック3がダイカスト装置の可動側部材に固設されている。具体的には、上記固定ブロック2は固定ダイ4及び固定金型5に固設され、上記可動ブロック3は可動ダイ6及び可動金型7に固設されている。
【0013】
図3に示すように、固定ブロック2には、可動ブロック3との接合面に、ガス抜き溝10が設けられている。このガス抜き溝10は、山部10aと谷部10bとが交互に配列されて要部が構成され、下端側が金型5,7内のキャビティ8に連通されているとともに上端側が外部に連通されている。
【0014】
また、固定ブロック2には、ガス抜き溝10の両側に沿って、嵌合部材としての複数(図示の例では4カ所)の突部11が設けられている。ここで、各突部11の側面はテーパ状となるよう傾斜されている。
【0015】
一方、図4に示すように、可動ブロック3には、固定ブロック2との接合面に、ガス抜き溝12が設けられている。このガス抜き溝12は、上記ガス抜き溝10の山部10a及び谷部10bにそれぞれ対応する谷部12aと山部12bとを備えて構成されている。また、ガス抜き溝12の下端側は金型5,7のキャビティ8に連通されているとともに上端側は外部に連通されている。
【0016】
このガス抜き溝12は、可動ブロック3が固定ブロック2に接合された際に、ガス抜き溝10との間に微少な間隙を残して対向されれるよう設定されており、これにより、ガス抜き溝10及びガス抜き溝12の間にガス抜き通路14が形成されるようになっている。
【0017】
また、可動ブロック3には、上記各突部11に対応する位置に、突部11にそれぞれ嵌合可能な嵌合部材としての凹部13が設けられている。
【0018】
ここで、固定ブロック2及び可動ブロック3は例えば図示しないボルトやピン等を介して各ダイ4,6及び金型5,7に固定されるものであるが、上記可動ブロック3は、可動ダイ6との間でインロ結合された状態で固定されることによって、可動ダイ6及び可動金型7に対する位置が正確に規定される。すなわち、可動ブロック3の背面下部には位置決め部材としての突部3aが設けられ、この突部3aが可動ダイ6に設けられた凹部6aに嵌合されることによって、可動ダイ6及び可動金型7に対する可動ブロック3の上下位置及び左右位置が正確に規定されている。
【0019】
上述の構成において、金型5,7のメンテナンス後等に固定ブロック2及び可動ブロック3をダイカスト装置に取り付ける際には、先ず、可動ブロック3の突部3aを可動ダイ6の凹部6aにインロ結合することによって、可動ダイ6及び可動金型7に対する可動ブロック3の位置決めを行う。そして、この状態で、図示しないボルトやピン等を介して、可動ブロック3を可動ダイ6及び可動金型7に固定する。これにより、可動ブロック3を、可動ダイ6及び可動金型7に対して正確に位置決め固定することができる。
【0020】
次に、上述のように位置決め固定された可動ブロック3に固定ブロック2を接合し、可動ブロック3に対する固定ブロック2の位置決めを行う。そして、この状態で、図示しないボルトやピン等を介して、固定ブロック2を固定ダイ4及び固定金型5に固定する。すなわち、固定ブロック2を固定ダイ4及び固定金型5に固定する際には、可動ブロック3の凹部13に固定ブロック2の突部11を嵌合してこれら両ブロック2,3間の相対的な位置決めを行った状態で行う。
【0021】
これにより、金型5,7やダイ4,6等の加工精度や調整精度等に起因してダイカスト装置の固定側と可動側との間に微少なズレが発生した場合にも、固定ブロック2と可動ブロック3との間の相対位置を正確に位置決めすることができるとともに、上記微少なズレを吸収しつつ、固定ブロック2を、固定ダイ4及び固定金型5に対して正確に位置決め固定することができる。
【0022】
このような実施の形態によれば、たとえ金型5,7やダイ4,6等の加工精度や調整精度等に起因してダイカスト装置の固定側と可動側との間に微少なズレが発生した場合にも、固定ブロック2及び可動ブロック3のダイカスト装置に対する位置決め固定を精度よく確実に行うことができ、かつ、両ブロック2,3の相対的な位置合わせを精度よく確実に行うことができる。
【0023】
さらに、上述のように両ブロック2,3をダイカスト装置に的確に位置決め固定することに加え、鋳造時に固定ブロック2と可動ブロック3とを接合する際には、これらの位置合わせを固定ブロック2の突部11と可動ブロック3の凹部13との嵌合によって直接的に行うことができるので、ガス抜き溝10,12間の位置ズレを確実に防止することができ、中途を極端に狭隘化させたり閉塞させたりすることなく、常に規定通りのガス抜き通路14を確実に形成することができる。
【0024】
また、常に規定通りのガス抜き通路14を形成することができるので、鋳造の安定化を図ることができる。すなわち、ガス抜き通路14の極端な狭隘化や閉塞等が防止されるので、キャビティ8内のガス抜け不良による湯廻り不良の発生や製品への残留ガス差込み及び鋳巣の発生等を低減することができる。
【0025】
また、常に規定通りにガス抜き通路14を形成することができるので、溶湯のガス抜き通路14内での凝固(チル)を規定通りに行うことができ、鋳造時の効率を向上することができる。
【0026】
固定ブロック2と可動ブロック3との接合を精度よく行うことは、両ブロック2,3のガス抜き溝10,12同士の接触等に起因するガス抜き装置1の破損等を防止することができる。
【0027】
また、固定ブロック2とダイカスト装置(固定ダイ4及び固定金型5)との位置決めは、可動ブロック3とダイカスト装置(可動ダイ6及び可動金型7)との位置決めに基づくものなので、固定ブロック2にダイカスト装置との位置決め用の部材を設ける必要がなく、固定ブロック2の構造を簡素化することができる。
【0028】
また、固定ブロック2のダイカスト装置への位置決めは、可動ブロック3のとダイカスト装置との位置決めに基づくものなので、固定ブロック2,可動ブロック3のダイカスト装置への位置決め固定後に、これらの両ブロック2,3の相対的な位置合わせを行う必要がなく、両ブロック2,3の組み付け工数を削減することができる。
【0029】
次に、図5〜図10は本発明の第2の実施の形態に係わり、図5はガス抜き装置の側面図、図6は固定ブロックの斜視図、図7は可動ブロックの斜視図、図8は固定ブロックの接合面を示す平面図、図9は可動ブロックの接合面を示す平面図、図10はガス抜き装置の上面図、である。
【0030】
図5,10において符号50はガス抜き装置を示す。このガス抜き装置50は、固定ブロック51と、この固定ブロック51に接離自在な可動ブロック52と、を備えて構成され、固定ブロック51が固定ダイ53及び固定金型54に固設されているとともに、可動ブロック52が可動ダイ55及び可動金型56に固設されている。ここで、このガス抜き装置50は、いわゆるGF(ガスフリー)タイプのガス抜き装置である。
【0031】
上記固定ブロック51は、入子60と、この入子60を嵌合保持するホルダ61と、に分割形成されている。入子60は略直方体の部材に形成され、可動ブロック52との接合面60aにはガス抜き溝62が設けられている。ガス抜き溝62は、ガス抜き溝本体62aと、このガス抜き溝本体62aに連設された半円形の弁溝62bと、ガス抜き溝本体62aと弁溝62bとの間をバイパスするバイパス溝62cと、を備えて構成されている。
【0032】
この入子60はホルダ61に設けられた入子保持穴63に嵌合保持されるもので、図6に示すように、入子60が入子保持穴63に保持された際に、入子60の接合面60aは、ホルダ61の可動ブロック52との接合面61aと面一になるよう設定されている。また、ホルダ61の接合面61aの下方にはガス抜き溝本体62aと連通する溝部61bが設けられているとともに、ホルダ61の上方には弁溝62bと連通する半円形の溝部61cが設けられている。また、ホルダ61の左右両側には嵌合部材としての突部64が設けられ、さらに、ホルダ61の上下両側には嵌合部材としての凹部65が設けられている。
【0033】
一方、可動ブロック52は、入子70と、この入子70を嵌合保持するホルダ71と、に分割形成されている。入子70は略直方体の部材に形成され、固定ブロック51との接合面70aにはガス抜き溝72が設けられている。ガス抜き溝72は、ガス抜き溝本体62a、弁溝62b、バイパス溝62cにそれぞれ対応する、ガス抜き溝本体72aと、弁溝72bと、バイパス通路72cと、を備えて構成されている。
【0034】
この入子70はホルダ71に設けられた入子保持穴73に嵌合保持されるもので、図7に示すように、入子70が入子保持穴73に保持された際に、入子70の接合面70aは、ホルダ71の固定ブロック51との接合面71aと面一になるよう設定されている。また、ホルダ71の接合面71aの下方にはガス抜き溝本体72aと連通する溝部71bが設けられているとともに、ホルダ71の上方には弁溝72bと連通する半円形の溝部71cが設けられている。
【0035】
また、ホルダ71の左右両側には嵌合部材としての凹部74が突部64に対応して設けられ、さらに、ホルダ71の上下両側には嵌合部材としての突部75が凹部65に対応して設けられている。
【0036】
ガス抜き溝62,72、及び、溝部61b,61c,71b,71cは、固定ブロック51と可動ブロック52とが接合された際に、連続したガス抜き通路78を形成するもので、このガス抜き通路78を介して、金型54,56内に形成されたキャビティ58が外部と連通されるようになっている。なお、図中符号78aは、ガス抜き通路78を開閉可能なバルブ(図示せず)を着座するための弁座であり、この弁座78aは弁溝62b,72bによって形成される。
【0037】
ここで、固定ブロック51及び可動ブロック52は例えば図示しないボルトやピン等を介して各ダイ53,55及び金型54,56に固定されるものであるが、上記可動ブロック52は、さらに、可動ダイ55との間でインロ結合されることによって、可動ダイ55及び可動金型56に対する位置が正確に規定されている。すなわち、ホルダ71の背面下部には突部71dが設けられ、この突部71dが可動ダイ55に設けられた凹部55aに嵌合されることによって、可動ブロック52は可動ダイ55及び可動金型56に対する上下位置及び左右位置が正確に規定されている。
【0038】
このような実施の形態によれば、上述の第1の実施の形態と略同様な作用,効果を得ることができる。この場合、特に、ガス抜き通路78内における弁座78a等の座面形状や筒状部分の真円度を維持することができる。
【0039】
さらに、本実施の形態では、各ブロック51,52を、入子60,70とホルダ61,71とにそれぞれ分割形成したので、ガス抜き溝62,72等が破損した場合等にも部品交換を安価に行うことができる。
【0040】
なお、上述の各実施の形態においては、可動ブロック側に位置決め部材を設けて可動ダイ及び可動金型に対する位置決めを行う例について示したが、本発明はこれに限られるものではなく、固定ブロック側に位置決め部材を設けて固定ダイ及び固定金型に対する位置決めを行ってもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、固定ブロック及び可動ブロックの接合面に、これら固定ブロックと可動ブロックとが接合された際の相対位置を規定する嵌合部材を設けたので、固定ブロックと可動ブロックとの接合精度を向上することができ、ガス抜き通路を精度よく形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1〜図4は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1はガス抜き装置の側面図
【図2】ガス抜き装置の上面図
【図3】固定ブロックの斜視図
【図4】可動ブロックの斜視図
【図5】図5〜図10は本発明の第2の実施の形態に係わり、図5はガス抜き装置の側面図
【図6】固定ブロックの斜視図
【図7】可動ブロックの斜視図
【図8】固定ブロックの接合面を示す平面図
【図9】可動ブロックの接合面を示す平面図
【図10】ガス抜き装置の上面図
【図11】従来のダイカスト金型用ガス抜き装置の構成を示す断面図
【符号の説明】
1 ガス抜き装置
2 固定ブロック
3 可動ブロック
3a 突部(位置決め部材)
4 固定ダイ
5 固定金型
6 可動ダイ
6a 凹部(位置決め部材)
7 可動金型
8 キャビティ
10 ガス抜き溝
10a 山部
10b 谷部
11 突部(嵌合部材)
12 ガス抜き溝
12a 谷部
12b 山部
13 凹部(嵌合部材)
14 ガス抜き通路
50 ガス抜き装置
51 固定ブロック
52 可動ブロック
53 固定ダイ
54 固定金型
55 可動ダイ
55a 凹部(位置決め部材)
56 可動金型
58 キャビティ
60 入子
60a 接合面
61 ホルダ
61a 接合面
61b 溝部
61c 溝部
62 ガス抜き溝
62aガス抜き溝本体
62b 弁溝
62c バイパス溝
63 入子保持穴
64 突部(嵌合部材)
65 凹部(嵌合部材)
70 入子
70a 接合面
71 ホルダ
71a 接合面
71b 溝部
71c 溝部
71d 突部(位置決め部材)
72 ガス抜き溝
72a ガス抜き溝本体
72b 弁溝
72c バイパス通路
73 入子保持穴
74 凹部(嵌合部材)
75 突部(嵌合部材)
78 ガス抜き通路
78a 弁座

Claims (2)

  1. ダイカスト金型の固定金型側に固設される固定ブロックと、上記ダイカスト金型の可動金型側に固設される可動ブロックと、を備え、上記可動ブロックと上記固定ブロックとの接合に、上記ダイカスト金型内のキャビティと上記ダイカスト金型外部とを連通するガス抜き通路を形成するダイカスト金型用ガス抜き装置において、
    上記固定ブロック及び上記可動ブロックの接合面に、これら固定ブロックと可動ブロックとが接合された際の相対位置を規定する嵌合部材を設け、
    上記固定ブロック或いは上記可動ブロックの何れか一方に、上記ダイカスト金型との位置決めを行う位置決め部材を設けたことを特徴とするダイカスト金型用ガス抜き装置。
  2. 上記固定ブロック及び上記可動ブロックを、
    上記ガス抜き通路を形成する入子と、
    この入子を嵌合保持するホルダと、にそれぞれ分割形成し、
    上記嵌合部材を上記ホルダにそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載のダイカスト金型用ガス抜き装置。
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