JP5007146B2 - ダイカスト金型 - Google Patents

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Description

本発明は、摺動中子と、この摺動中子を移動させるシリンダユニットと、を備えるダイカスト金型に関する。
摺動中子と、この摺動中子を移動させるシリンダユニットと、を備えるダイカスト金型において、摺動中子のキャビテイ周辺部には、通常、摺動中子を冷却する多数の冷却路が形成されるとともに、これらの冷却路には多数の連結チューブが連結されている。
これらの連結チューブに冷却媒体を分流させ、あるいは、連結チューブからの冷却媒体を集合させるために用いる金型冷却マニーホールドが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
実用新案登録第3091865号公報(図3)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図10は従来の技術の基本構成を説明する図であり、金型冷却マニーホールド100は、水平に配置され内径が比較的太径なメイン流路を含むメイン管路101と、このメイン管路101から上方に突設しメイン管路101と連通する複数の枝管路102・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)と、これら枝管路102・・・にねじ込んだ管継手103・・・と、前記メイン管路101から冷却媒体を排出又は前記メイン管路101へ供給する連結口104と、を備える。この金型冷却マニーホールド100は、ダイカスト金型107の上面107aにブラケット108、108を介して取り付けられている。
図11は特許文献1に係る金型冷却マニーホールドと摺動中子との間を連結チューブで連結することを説明する図である。
ダイカスト金型107には、キャビテイの一部を構成する摺動中子111がシリンダユニット110を介して摺動可能に設けられ、摺動中子111の側面111aに形成する冷却媒体の供給口には、L字管112a・・・が取り付けられ、これらL字管112a・・・と管継手103a・・・との間には連結チューブ109a・・・が連結され、カプラ104aには冷却媒体を供給する供給配管113が連結されている。
また、冷却媒体の排出口には、L字管112b・・・が取り付けられ、これらL字管112b・・・と管継手103b・・・との間には連結チューブ109b・・・が連結され、カプラ104bには冷却媒体の戻り配管114が連結されている。
ところで、摺動中子111をダイカスト金型117から外してメンテナンスを行う際には、通常、摺動中子111から連結チューブ109a・・・、109b・・・を取り外す必要がある。連結チューブ109a・・・、109b・・・は摺動中子111に多数連結されているため、取外し作業及び取付作業に時間がかかるなど、摺動中子111のメンテナンス性に改善の余地があった。
本発明は、摺動中子を備えるダイカスト金型において、摺動中子のメンテナンス性を高める技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、摺動中子を含み、この摺動中子をシリンダユニットで待機位置から使用位置へ移動させ、この使用位置で形成したキャビテイへ注湯することで、鋳造品を得るダイカスト金型において、シリンダユニットのピストンロッドに、摺動中子を冷却する冷却媒体の通路を形成し、ピストンロッドには、冷却通路が設けられ、冷却媒体の供給を一括して行えるようにし、摺動中子は、キャビテイを構成する中子本体と、この中子本体を支持するバックブロックと、これらの中子本体とバックブロックにわたって内挿され中子本体を冷却する冷却回路が形成され冷却通路が接続される冷却ブロックと、からなり、中子本体は、バックブロックに着脱可能に設けられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、冷却回路は、冷却路へ冷却媒体を供給する供給路と冷却媒体を戻す戻り路とを備え、この戻り路の中心軸は、供給路の中心軸と非同心に配置されることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、シリンダユニットのピストンロッドには、冷却媒体の通路が形成されているので、冷却媒体の通路と摺動中子に形成されている冷却路とを連通させ、摺動中子に冷却媒体を通ずるようにすれば、摺動中子を冷却することが可能となる。
ピストンロッドに冷却媒体の通路を形成したので、従来例において、摺動中子に連結していた多数の連結チューブを減らすことができる。
連結チューブの数を減らし、ピストンロッドを摺動中子から脱着可能に構成したので、連結チューブの脱着にかかる時間を短くできる。連結チューブの脱着時間が短くなるので、摺動中子の着脱時間を大幅に短縮することができる。
摺動中子の着脱時間が大幅に短縮できるので、摺動中子のメンテナンス性を高めることができる。
また、ピストンロッドには、1つの冷却通路が設けられ、この1つの冷却通路で冷却媒体の供給をまとめて行えるようにしたので、1つのピストンロッドのみで、摺動中子へ冷却媒体の供給を行わせることができる。
従って、摺動中子の冷却通路を、1つのシリンダユニットで成立させることができ、金型費用の低減が図れる。
さらに、中子本体は、バックブロックに着脱可能に設けられているので、メンテナンス頻度が高い中子本体のみの脱着が可能となる。中子本体の脱着が容易となるので、中子のメンテナンス時間をさらに短縮することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るダイカスト金型の側面図であり、ダイカスト金型10は、ダイカストマシンの固定側に取り付ける固定型11と、ダイカストマシンの可動側に取り付ける可動型12と、この可動型12の型締め方向と直角な方向に移動可能に配置しキャビテイの一部を構成する摺動中子15T、15Bと、これらの摺動中子15T、15Bを移動させる上下のシリンダユニット14T、14Bと、を主要な構成要素とする。上下のシリンダユニット14T、14Bには、ピストンロッド13T、13Bを含む。
図2は図1の2−2部矢視図であり、可動型12には、ベースプレートとしての左プレート16Lと、この左プレート16Lにピストンロッド13T、13B、13L、13Rが金型の中心に向くように上下左右に配置されているシリンダユニット14T、14B、14L、14Rと、これらシリンダユニット14T、14B、14L、14Rのピストンロッド13T、13B、13L、13Rに取り付けられる上下左右の摺動中子15T、15B、15L、15Rと、これら摺動中子15T、15B、15L、15Rを後述する可動型本体25に取り付けるシリンダブラケット18T、18B、18L、18Rと、が設けられている。
図3は図1の3−3部矢視図であり、可動型12と対向配置されている固定型11には、ベースプレートとしての右プレート16Rと、この右プレート16Rに設ける溶湯の射出口としての湯口21と、この湯口21と固定型キャビテイ22の間に配置する溶湯通路としてのランナー23と、が設けられている。
図4は本発明に係るダイカスト金型の要部断面図である。
可動型12には、左プレート16Lと、この左プレート16Lの内面16Liに取り付ける可動型本体25と、この可動型本体25の表面25sを金型中心に向け進退可能に配置する上下の摺動中子15T、15Bと、これら上下の摺動中子15T、15Bを待機位置Tと使用位置Sとの間で進退可能に移動させるシリンダユニット14T、14Bと、これらのシリンダユニット14T、14Bを可動型本体25に固定するシリンダブラケット18T、18Bと、が設けられている。26は製品形状を構成する金型の彫込部となるキャビテイ27を有するインサート部材、28は鋳抜きピンである。
固定型11には、右プレート16Rと、この右プレート16Rの内面16Riに取り付ける固定型本体31と、溶湯の射出口としての湯口21とが設けられている。32は製品形状を構成する金型の彫込部となるキャビテイ33を有するインサート部材である。
図1〜図4を参照して、ダイカスト金型10は、摺動中子15T、15B、15L、15Rを含み、固定型11に可動型12を合わせ、この可動型12に配置される摺動中子15T、15B、15L、15Rをシリンダユニット14T、14B、14L、14Rで待機位置Tから使用位置Sへ移動させ、この使用位置Sで形成したキャビテイに溶湯を射出させ、所要の形状をもつワーク(鋳造品)を得るというものである。
なお、図想像線は、摺動中子15T、15B、15L、15Rが使用位置Sにあるときの位置を示すものである。
本実施例において、対象となる鋳造品は、エンジンのシリンダブロックであるが、その他のエンジン部品、トランスミッション部品及び車体部品などでも差し支えない。
図中、24・・・は対向配置する可動型12との間で位置合わせをする位置決めピン、35・・・はダイカストマシンに設けられている型締め用のタイバー、85は摺動中子を循環した冷却水が戻る戻り配管である。
図5は図4の5部拡大図であり、可動型本体25には、シリンダブラケット18Tを介してシリンダユニット14Tが取り付けられ、このシリンダユニット14Tのピストンロッド13Tの先端部にはくびれ部37が形成され、このくびれ部37を摺動中子15Tの嵌合部40に嵌合させ、この嵌合部40にストッパ部材41が嵌合されている。ピストンロッド13Tの先端部をストッパ部材41を介して摺動中子15Tに固定し、シリンダユニット14Tによる型締め力を伝達するように構成した。36はピストンである。
くびれ部37は、上下のくびれ面38u、38sと、これらくびれ面38u、38sの間に形成する縦面39からなる。
摺動中子15Tは、キャビテイ15Tcを構成する中子本体42と、この中子本体42を中子本体42の後方から支持するバックブロック43とからなり、中子本体42は、バックブロック43に締結ボルト44・・・を介して着脱可能に設けられている。
バックブロック43と中子本体42の接合面には、互いに対向する位置に凹部45u、45sが形成され、これら2つの凹部45u、45sにより形成される空間46に冷却ブロック47が配置され、この冷却ブロック47とピストンロッド13Tの先端部13Taには、第1シール部材49を介してバックブロック43に連結されているシール形状部48が形成されている。
以下、摺動中子を冷却する冷却系について説明する。
シリンダユニット14Tのピストンロッド13Tには、摺動中子15Tを冷却する冷却媒体の通路61が形成され、この通路61と連通するようにピストンロッド13Tの側方には、パイプ部材63が連結されている。
つまり、冷却媒体の通路61は、上方から下方に、パイプ部材63と、このパイプ部材63に連続しピストンロッド13Tが有する通路61と、この通路61に連続しバックブロック43に形成されている通し孔64と、からなる。この通し孔64には、第2シール部材50を介して連続するように冷却回路65が設けられ、この冷却回路65に冷却媒体を通すようにした。
冷却ブロック47に形成されている冷却回路65は、多数の冷却路を備え、これら多数の冷却路へ冷却媒体を供給する供給路68と冷却媒体を戻す戻り路69とを備える。
摺動中子15Tを移動させるピストンロッド13Tには、冷却媒体の通路61が形成され、この通路61は通し孔64に連結され、この通し孔64は冷却回路65の供給路68に連結されているので、摺動中子15Tに多数の連結チューブを連結する必要がない。
また、戻り路69は摺動中子15に開けた第1戻り孔71に連結され、この第1戻り孔71には、管部材74が連結されている。
そして、冷却媒体を、パイプ部材63、通路61、通し孔64を介して冷却回路65の供給路68に供給する。また、冷却回路65の戻り路69から順に、第1戻り孔71を介して管部材74に冷却媒体を戻すようにした。
つまり、ピストンロッド13Tには、通路61が設けられ、冷却媒体の供給を一括して行えるようにした。このため、1つのピストンロッド13Tのみで、摺動中子15Tへ冷却媒体の供給を行わせることができる。
ピストンロッド13Tに冷却回路65につながる通路を形成すれば、摺動中子15Tの冷却媒体の供給通路を、1つのシリンダユニット14Tで成立させることができ、金型費用の低減が図れる。
なお、摺動中子15Tからキャビテイに向け鋳抜きピンを突設し、この鋳抜きピンに冷冷却回路を連結することは差し支えない。
また、通路61及び通し孔64をいわゆる2重管構造にして、供給配管と戻り配管をシリンダのロッドにまとめるようにしても良い。
図6は図5の6a−6a線断面図及び図5の6b−6b線断面図である。
(a)において、バックブロック43には、ピストンロッド13Tに摺動中子15Tを保持するストッパ部材41が嵌合されている。
バックブロック43の嵌合部40にピストンロッド13Tを挿入し、ストッパ部材41の側面に形成する円弧状の当たり面41aをピストンロッド13Tのくびれ部37に当てることで、ピストンロッド13Tにバックブロック43を一体的に保持することができる。
ピストンロッド13Tから摺動中子15を外すときには、ストッパ部材41矢印a方向に取り外し、ピストンロッド13Tを図手前側に移動させることで摺動中子15を取外すことができる。
(b)において、バックブロック43には、ピストンロッド13Tに形成するくびれ部37に嵌合する嵌合部40が形成され、くびれ部37とバックブロック43とで形成される嵌合部40にストッパ部材41を嵌める。
ピストンロッド13Tからバックブロック43を外すときには、ピストンロッド13Tのくびれ部37からストッパ部材41を矢印b方向に引き抜き、前述のようにピストンロッド13Tを移動させることで取外すことができる。
図7は本発明に係る摺動中子の分解斜視図であり、摺動中子15Tは、キャビテイの一部を構成する中子本体42と、この中子本体42を締結ボルト44・・・を介して支持するバックブロック43と、このバックブロック43の嵌合部40に設けシリンダユニットのピストンロッド13Tを保持するストッパ部材41と、バックブロック43と中子本体42の間に形成されている空間46に設ける冷却回路65を含む冷却ブロック47と、を主要な要素とする。
バックブロック43と中子本体42とは締結ボルト44・・・により連結されているので、締結ボルト44・・・を取外して、バックブロック43から中子本体42のみを単独で取り外すことも可能となる。
中子本体42の脱着が容易となるので、中子のメンテナンス時間はさらに短縮される。
なお、上記説明において、摺動中子15Tの詳細な構造を説明したが、この他の摺動中子15B、15L、15Rの構造も同様な構造であり、説明を省略する。
以上に述べた摺動中子を備えるダイカスト金型の作用を次に述べる。
図8は摺動中子の脱着作用図(ストッパ部材を取外すまで)である。
(a)において、摺動中子15は待機位置にあり、ダイカスト金型10において、可動型本体25に摺動中子15が組み付けられている。
(b)において、摺動中子15をダイカスト金型10から取り外すときには、摺動中子15を再度待機位置Tから使用位置Sへ移動させ、鋳造されたワークWに摺動中子15のキャビテイ面を当てた状態で、ストッパ部材41を外す。
図9は摺動中子の脱着作用図(中子全体を取外すまで)であり、シリンダユニット14のピストンロッド13を使用位置Sからメンテ位置Tに矢印c方向に後退させた後、摺動中子15を矢印d方向に取り外すことができる。
以上、金型から摺動中子を取り外す作用を説明したが、メンテナンス後に摺動中子を組み付ける作用は、これと逆の順序で行えば良く、説明を省略する。
なお、本説明では、摺動中子15の下方にワークWを配置されるように、金型の向きを上下左右に変化させれば、摺動中子15をワークWで支持させることができ、摺動中子15を工具などにより支持することなく、摺動中子15を容易に取り外すことができる。
図5に戻って、ピストンロッド13Tには、冷却媒体の通路61が形成され、冷却媒体の通路61と摺動中子15Tに設ける通し孔64とを連通させたので、摺動中子15Tに多数の連結チューブを連結することなく、摺動中子15Tを冷却することができる。なお、前述のように、摺動中子15Tの構造と、摺動中子15B、15L、15Rの構造は同様であり、同様な作用を有する。
従来例によれば、冷却回路を備えた摺動中子には、多数の連結チューブが連結されている。このため、メンテナンス時において、摺動中子を金型から脱着するときには、摺動中子に連結されている多数の連結チューブを脱着する必要があった。多数の連結チューブの脱着が必要となれば作業が煩雑となり、摺動中子のメンテナンスに時間がかかっていた。
この点、本発明によれば、ピストンロッド13に、冷却媒体の通路61を形成するので、従来例において、摺動中子に連結していた多数の連結チューブの数を減らすことができる。連結チューブの数を減らし、ピストンロッド13を摺動中子15から脱着可能に構成したので、連結チューブの脱着にかかる時間は短くなる。連結チューブの脱着時間が短くなり、ピストンロッド13から摺動中子15を取り外すだけで済むので、摺動中子15の着脱時間を短縮することができる。
摺動中子15の着脱時間が大幅に短縮されることで、摺動中子15のメンテナンス性を高めることができる。
中子本体42は、バックブロック43に着脱可能に設けられているので、メンテナンス頻度が高い中子本体42のみの脱着もできる。中子本体42の脱着が容易となれば、摺動中子のメンテナンス時間をさらに短縮することができる。
金型メンテナンス時間が短縮されれば、鋳造が可能となる時間が増えるので、金型の稼働率を高めることが可能となる。
尚、本発明は、ダイカスト金型に適用したが、摺動中子を備える樹脂成形用金型に適用することは差し支えない。
本発明は、摺動中子を備えるダイカスト金型に好適である。
本発明に係るダイカスト金型の側面図である。 図1の2−2部矢視図である。 図1の3−3部矢視図である。 本発明に係るダイカスト金型の要部断面図である。 図4の5部拡大図である。 図5の6a−6a線断面図及び図5の6b−6b線断面図である。 本発明に係る摺動中子の分解斜視図である。 摺動中子の脱着作用図(ストッパ部材を取外すまで)である。 摺動中子の脱着作用図(中子全体を取外すまで)である。 従来の技術の基本構成を説明する図である。 特許文献1に係る金型冷却マニーホールドと摺動中子との間を連結チューブで連結することを説明する図である。
符号の説明
10…ダイカスト金型、14、14T、14B、14L、14R…シリンダユニット、15、15T、15B、15L、15R…摺動中子、15c、15Tc…摺動中子のキャビテイ、27…可動型のキャビテイ、33…固定型のキャビテイ、42…中子本体、43…バックブロック、61…通路(冷却通路)、待機位置…T、使用位置…S。

Claims (2)

  1. 摺動中子を含み、この摺動中子をシリンダユニットで待機位置から使用位置へ移動させ、この使用位置で形成したキャビテイへ注湯することで、鋳造品を得るダイカスト金型において、
    前記シリンダユニットのピストンロッドに、前記摺動中子を冷却する冷却媒体の通路を形成し
    記ピストンロッドには、1つの冷却通路が設けられ、この1つの冷却通路で冷却媒体の供給をまとめて行えるようにし
    記摺動中子は、前記キャビテイを構成する中子本体と、この中子本体を支持するバックブロックと、これらの中子本体と前記バックブロックにわたって内挿され前記中子本体を冷却する冷却回路が形成され前記冷却通路が接続される冷却ブロックと、からなり、前記中子本体及び前記冷却ブロックは、前記バックブロックに着脱可能に設けられていることを特徴とするダイカスト金型。
  2. 前記冷却回路は、冷却路へ冷却媒体を供給する供給路と冷却媒体を戻す戻り路とを備え、この戻り路の中心軸は、前記供給路の中心軸と非同心に配置されることを特徴とする請求項1記載のダイカスト金型。
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