JPH0985414A - 鋳造用金型の冷却構造 - Google Patents

鋳造用金型の冷却構造

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JPH0985414A
JPH0985414A JP24588095A JP24588095A JPH0985414A JP H0985414 A JPH0985414 A JP H0985414A JP 24588095 A JP24588095 A JP 24588095A JP 24588095 A JP24588095 A JP 24588095A JP H0985414 A JPH0985414 A JP H0985414A
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cavity
casting
shaft
spiral groove
cooling
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JP24588095A
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Mikinari Nozaki
美紀也 野崎
Mitsuhiro Karaki
満尋 唐木
Mitsuru Inui
満 乾
Taketo Futamura
健人 二村
Akira Saito
明 斉藤
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Toyota Motor Corp
Gifu Seiki Kogyo KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Gifu Seiki Kogyo KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/72Heating or cooling
    • B29C45/73Heating or cooling of the mould
    • B29C45/7312Construction of heating or cooling fluid flow channels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C43/52Heating or cooling
    • B29C2043/527Heating or cooling selectively cooling, e.g. locally, on the surface of the material

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Abstract

(57)【要約】 【課題】突型部2を効果的に冷却でき、突型部2の径の
サイズの小型化に貢献できる鋳造用金型の冷却構造を提
供すること。 【解決手段】空洞20をもつ突型部2を備えた金型1
と、突型部2の空洞20に嵌合された軸状部材として機
能する挿入部材3とで構成されている。挿入部材3は、
その外面部に、冷却媒体が送給される往路31Aとなる
第1螺旋溝31及び冷却媒体が戻る復路32Aとなる第
2螺旋溝32が形成されている。挿入部材3は、突型部
2の空洞20を区画する内壁面20iに圧着している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鋳造用金型の冷却構
造に関する。本発明は例えば鋳抜きピンの冷却に適用で
きる。
【0002】
【従来の技術】従来より、鋳造用金型の冷却構造とし
て、図6に示す様に長孔状の空洞101を備えた外径D
cをもつ鋳抜きピン100と、円軸状をなす挿入部材2
00とを用い、挿入部材200を鋳抜きピン100の空
洞101に嵌合する構造の技術が知られている(特開平
6−262295号公報)。
【0003】このものによれば図6から理解できる様
に、挿入部材200の内部には、冷却水が送給される往
路300が軸長方向に貫通して形成されている。更に、
挿入部材200の外周部には、螺旋溝401とこの螺旋
溝401に連続する軸長方向にのびる直溝402とから
なり冷却水が戻る復路400が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記公報
技術によれば、挿入部材200の内部に往路300が軸
長方向に貫通して形成されているため、挿入部材200
の径のサイズの小型化には限界がある。挿入部材200
のサイズを小径とすれば、往路300の通路幅が狭小化
し、冷却水の流れに支障が生じるからである。
【0005】そのため、外径Dcが小さな鋳抜きピン1
00に上記冷却構造を適用することは、困難であった。
本発明は上記した実情に鑑みなれたものであり、請求項
1は、挿入部材の外面部に形成した螺旋溝を往路及び復
路として利用することにより、突型部を効果的に冷却で
き、突型部の径のサイズの小型化に貢献できる鋳造用金
型の冷却構造を提供することにある。
【0006】請求項2は、突型部の補強性を高めること
により、突型部の損傷を軽減、回避するのに有利な鋳造
用金型の冷却構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る鋳造用金
型の冷却構造は、空洞をもつ突型部を備えた金型と、金
型の突型部の空洞に嵌合された挿入部材とで構成され、
挿入部材は、その外面部に、冷却媒体が送給される往路
となる第1螺旋溝及び冷却媒体が戻る復路となる第2螺
旋溝が形成されていることを特徴とするものである。
【0008】請求項2に係る鋳造用金型の冷却構造によ
れば、請求項1において、挿入部材は、金型の突型部の
空洞を区画する内壁面に圧着していることを特徴とする
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に係る構造によれば、挿
入部材の外面部に形成された第1螺旋溝で構成された往
路に冷却媒体が送給される。冷却媒体は、挿入部材の外
面部に形成された第2螺旋溝で構成された復路を通って
戻る。これにより金型の突型部は、その内部から冷却さ
れる。冷却媒体としては一般的には冷却水を採用でき
る。突型部としては、一般的には、鋳造品に鋳抜き穴を
成形する鋳抜きピンや金属中子を採用できる。
【0010】請求項2に係る構造によれば、挿入部材
は、空洞を区画する内壁面に圧着しているため、挿入部
材の外面部の第1螺旋溝で形成された往路と、第2螺旋
溝で形成された復路とが過剰に連通することを抑えるの
に有利である。そのため往路の冷却媒体が充分な冷却機
能を奏しないで、復路に戻る不具合は、抑えられる。更
に請求項2に係る構造によれば、挿入部材は、空洞を区
画する内壁面に圧着しているため、突型部を補強する機
能も期待できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 (実施例の構成)図1は本実施例の断面を示す。図1の
W2−W2線に沿う断面は図2に示されている。図1の
W3−W3線に沿う断面は図3に示されている。図1の
W4−W4線に沿う断面は図4に示されている。
【0012】図1に示す様に金型1は、主型10と、主
型10に組付けられた入子型11とで形成されている。
入子型11は冷却水が流れる冷却孔13を備えている。
入子型11の所定部位には、突型部としての金属製の鋳
抜きピン2が一体的に設けられている。鋳抜きピン2
は、抜け勾配として機能する円錐面状のテーパ面2aを
備えた略円柱形状をなしている。鋳抜きピン2はキャビ
ティ15に対面しており、キャビティ15で成形される
鋳造品に鋳抜き穴を形成するものである。
【0013】鋳抜きピン2には空洞20が同軸的に形成
されている。空洞20は、一端が閉じるとともに他端が
冷却孔13に連通している。空洞20は内壁面20iで
長孔状に区画されている。空洞20の奥方は最深部20
cとされている。図1において空洞20の基本内径はD
aで示される。図2から理解できる様に空洞20の横断
面は円形状とされている。
【0014】図1から理解できる様に、鋳抜きピン2の
空洞20には挿入部材としての金属製の軸状部材3が嵌
合されている。本実施例によれば、軸状部材3としては
具体的には2条の螺旋溝を備えた市販のツイスト式のド
リルを採用している。軸状部材3の外周部には、螺旋状
にのびる第1螺旋溝31と、同じく螺旋状にのびる第2
螺旋溝32が隣設して形成されている。第1螺旋溝31
は、空洞20の最深部20cに冷却水を送給する往路3
1Aを形成する。第2螺旋溝32は、空洞20の最深部
20cから冷却水を戻す復路32Aを形成する。
【0015】更に軸状部材3を構成するドリルのシャン
ク3kの外面には、溝33、34が互いに背向して形成
されている。軸状部材3を構成するドリルの先端のすく
い面3hは、最深部20cに位置している。軸状部材3
のマージン部35は、空洞20の内壁面20iに圧着さ
れている。マージン部35は、第1螺旋溝31と第2螺
旋溝32とを仕切る螺旋状の仕切壁である。
【0016】マージン部35を圧着させるに際しては、
例えば冷やし嵌め手段や焼き嵌め手段を採用できる。冷
やし嵌め手段においては、軸状部材3を冷却して軸状部
材3を径方向に熱収縮させる操作と、熱収縮した軸状部
材3を鋳抜きピン2の空洞20に挿入する操作と、熱収
縮後の軸状部材3の径方向の熱膨張を利用して、軸状部
材3のマージン部35を空洞20の内壁面20iに圧着
させる操作とを順に実施することができる。
【0017】また焼き嵌め手段においては、鋳抜きピン
2を高温に加熱して空洞20を径方向に熱膨張させる操
作と、その熱膨張した空洞20に軸状部材3を挿入する
操作と、熱膨張後の空洞20の径方向の熱収縮を利用し
て、軸状部材3のマージン部35を空洞20の内壁面2
0iに圧着する操作とを順に実施することができる。更
に本実施例によれば、図1から理解できる様に入子型1
1の冷却孔13には、金属製の通水管4が軸状部材3の
後方に位置して配置されている。通水管4は通路状の給
水路40及び排水路41を備えている。軸状部材3は通
水管4に非固定である形態でも、或いは溶接等で固定さ
れている形態でも良い。更に通水管4の後方には、給水
源につながる給水管50、排水源につながる排水管51
が配置されている。なお57は通水管4の開口に挿着さ
れた埋栓であり、58は通水管4と金型1との間をシー
ルするゴム製のシール材である。
【0018】(使用方法)さて使用方法について説明す
る。即ち、溶湯が金型1のキャビティ15に注入され、
鋳造品が成形される。鋳造の際に高温の溶湯の熱を受け
て鋳抜きピン2が加熱される。鋳抜きピン2を冷却すべ
く、給水源から給水管50の給水路50nに冷却水が供
給される。供給された冷却水は、通水管4の給水路4
0、軸状部材3のシャンク3kの溝33を矢印方向に流
れ、第1螺旋溝31で形成された往路31Aを矢印A1
方向に螺旋状に旋回しながら流れる。更に冷却水は第1
螺旋溝31の先端まで流れ、空洞20の最深部20cに
到達する。最深部20cに到達した冷却水は、鋳抜きピ
ン2の先端部2sを冷却する。
【0019】最深部20cに到達した冷却水は、第2螺
旋溝32で形成された復路32Aを矢印A2方向に螺旋
状に旋回して流れる。更に冷却水は、軸状部材3のシャ
ンク3kの溝34を通り、更に通水管4の排水路41を
流れ、排水管51の排水路51nから排出される。これ
により金型1の鋳抜きピン2は冷却水によりその内部か
ら冷却される。なお溶湯はアルミ系でも、マグネシウム
系でも、鉄系でも良く、特に問わない。
【0020】(実施例の効果)本実施例によれば、軸状
部材3の外面部の第1螺旋溝31を利用して冷却水が送
給される往路31Aを形成すると共に、第2螺旋溝32
を利用して冷却水が戻る復路32Aを形成するので、鋳
抜きピン2をその内側から効果的に冷却できる。
【0021】殊に特開平6−262295号公報に係る
技術とは異なり、軸状部材の内部に通水路を貫通させる
までもないので、鋳抜きピン2の径のサイズの小型化に
貢献できる。故に、鋳抜きピン2の空洞20の基本内径
Da(図1参照)を例えば2〜5mm程度とかなり径小
にすることも可能である。よって本実施例によれば、鋳
造品に径小の鋳抜き穴を成形するのに有利である。勿
論、空洞20の基本内径Daは上記した値に限定される
ものではない。
【0022】また本実施例によれば、鋳抜きピン2の空
洞20の最深部20cにまで冷却水が到達する。従っ
て、高温の溶湯に触れるため過熱され勝ちの鋳抜きピン
2の先端部2sを冷却するのに有利である。故に鋳抜き
ピン2の過熱に起因する鋳造品の焼付等の欠陥を軽減、
回避するのに有利である。この様に過熱され勝ちな鋳抜
きピン2の冷却が促進されることから、鋳抜きピン2の
冷却時間が短縮化され、鋳造サイクルタイムの短縮化に
も有利である。
【0023】さらに本実施例によれば、軸状部材3のマ
ージン部35を空洞20の内壁面20iに圧着している
ため、往路31Aと復路32Aとの間における冷却水の
ショートパスを、軽減または回避するのに有利であり、
所望の冷却効果を得るのに有利である。そのため、冷却
水の圧力が高圧である場合であっても、第1螺旋溝31
で形成された往路31Aを流れる冷却水が、復路32A
に漏れることを防止するのに有利である。従って冷却水
を空洞20の最深部20cまで到達させるのに有利であ
り、過熱され勝ちない鋳抜きピン2の先端部2sの冷却
に貢献できる。よって鋳抜きピン2の耐久性や寿命の向
上に貢献できる。同様に、第2螺旋溝32で構成された
復路32Aを流れる冷却水が、受熱により膨張して往路
31Aに漏れることを防止するのに有利である。
【0024】また空洞20の内壁面20iには、内壁面
20iとの間の摩擦等の影響で高温の冷却水が停滞した
高温停滞領域が生成されるおそれがある。この点本実施
例によれば、冷却水は軸状部材3の第1螺旋溝31及び
第2螺旋溝32にそって螺旋状に旋回するので、冷却水
の乱流化を期待できる。更に螺旋状に旋回する冷却水が
鋳抜きピン2の空洞20の内壁面20iに衝突する効果
も期待できる。よって冷却水の高温停滞領域を解消する
のに有利であり、この意味においても冷却効果の確保に
有利である。
【0025】加えて本実施例によれば、往路31A及び
復路32Aの冷却水は螺旋状に旋回するので、鋳抜きピ
ン2の空洞20の内壁面20iや軸状部材3が冷却水に
接触する接触面積を確保するのに有利である。よって軸
状部材3ひいては鋳抜きピン2の冷却むらの軽減、回避
を図り得る。更に本実施例によれば、前述の様に軸状部
材3のマージン部35は空洞20の内壁面20iに圧着
しているため、空洞20を備えた鋳抜きピン2を補強す
る機能も期待できる。そのためキャビティ15に注入さ
れた溶湯が高圧の場合であっても、また鋳抜きピン2の
肉厚が薄い場合であっても、鋳抜きピン2の破損を軽減
または回避できる。よって溶湯の注入圧が高圧なダイカ
スト法や高圧鋳造法に適する。勿論、重力鋳造法にも適
するものである。
【0026】ところで、本実施例に係る軸状部材3を鋳
抜きピン2の空洞20に挿入しない場合には、鋳抜きピ
ン2の先端部2sの内面にクラックBが生成することが
しばしばあった。この点前述の様に軸状部材3のマージ
ン部35は空洞20の内壁面20iに圧着している本実
施例によれば、前記したクラックBの生成は、抑止され
た。その理由としては、軸状部材3のマージン部35は
空洞20の内壁面20iに圧着しているため、軸状部材
3による拘束性が高まり、半径方向における鋳抜きピン
2の過剰な熱収縮が軸状部材3で規制されるためと考え
られる。
【0027】(他の例)図5は他の例を示す。この例は
基本的には前記した実施例と同様の構成であり、但しこ
の例では通水管4の給水路40に連通する給水路50n
が金型1自体に形成され、通水管4の排水路41に連通
する排水路51nが金型1自体に形成されている。なお
4mは通水管4の後端開口を塞ぐ埋栓である。
【0028】この例においても前記した実施例と基本的
には同様の作用効果を奏する。即ち、軸状部材3の外面
部の第1螺旋溝31を利用して冷却水を送給する往路3
1Aを形成すると共に、第2螺旋溝32を利用して冷却
水を戻す復路32Aを形成するので、前記した実施例と
同様に、鋳抜きピン2をその内側から効果的に冷却でき
る。殊に特開平6−262295号公報に係る技術とは
異なり、軸状部材3の内部に通水路を貫通させるまでも
なく、鋳抜きピン2をその内側から効果的に冷却できる
ため、鋳抜きピン2の径のサイズの小型化に貢献でき
る。よって鋳造品に径小の鋳抜き穴を成形するのに有利
である。
【0029】また本実施例によれば、鋳抜きピン2の空
洞20の最深部20cにまで冷却水が流れる。従って、
高温の溶湯が注入されるキャビティ15に近いため過熱
され勝ちの最深部20cを冷却するのに有利である。故
に鋳抜きピン2の過熱に起因する鋳造品の焼付等の欠陥
を軽減、回避するのに有利である。また他の例として、
軸状部材3が通水管4に非固定である場合には、鋳抜き
ピン2の空洞20の内壁面20iに軸状部材3のマージ
ン部35が圧着する度合を低減し、冷却水の水圧により
軸状部材3がその周方向に回転可能となる形態にするこ
ともできる。この場合には軸状部材3の回転により、鋳
抜きピン2の空洞20の内壁面20iに付着したスケー
ルや水垢等の除去効果を期待できる。
【0030】上記した例では軸状部材3としてドリルを
採用しているが、これに限らず2条螺子を採用すること
も可能である。また図示はしないが排水路51nに吸引
装置に接続し、吸引装置の吸引作用により排水路51n
からの排水を促進することもできる。 (付記)上記した実施例から次の技術的思想も把握でき
る。 ○挿入部材は、焼き嵌め或いは冷やし嵌めで突型部の空
洞の内壁面に圧着されている請求項1に記載の構造。
【0031】
【発明の効果】請求項1に係る構造によれば、挿入部材
の外面部の第1螺旋溝を利用して冷却媒体を送給する往
路を形成すると共に、第2螺旋溝を利用して冷却媒体を
戻す復路を形成するので、突型部をその内側から効果的
に冷却できる。殊に特開平6−262295号公報に係
る技術とは異なり、挿入部材の内部に通水路を貫通させ
るまでもなく、突型部を効果的に冷却できるため、突型
部の径のサイズの小型化に貢献できる。
【0032】請求項2に係る構造によれば、突型部の補
強性を高めることができ、突型部の損傷を軽減、回避す
るのに有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る断面図である。
【図2】図1のW2−W2線に沿う断面図である。
【図3】図1のW3−W3線に沿う断面図である。
【図4】図1のW4−W4線に沿う断面図である。
【図5】他の実施例に係る断面図である。
【図6】従来技術に係る構成図である。
【符号の説明】
図中、1は金型、10は主型、11は入子型、15はキ
ャビティ、2は鋳抜きピン(突型部)、20は空洞、2
0cは最深部、20iは内壁面、3は軸状部材(挿入部
材)、31は第1螺旋溝、32は第2螺旋溝、31Aは
往路、32Aは復路、4は通水管をそれぞれ示す。
フロントページの続き (72)発明者 乾 満 岐阜県岐阜市六条南1丁目9番6号 岐阜 精機工業株式会社第1事業部内 (72)発明者 二村 健人 岐阜県岐阜市六条南1丁目9番6号 岐阜 精機工業株式会社第1事業部内 (72)発明者 斉藤 明 岐阜県岐阜市六条南1丁目9番6号 岐阜 精機工業株式会社第1事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空洞をもつ突型部を備えた金型と、 該金型の突型部の該空洞に嵌合された挿入部材とで構成
    され、 該挿入部材は、その外面部に、冷却媒体が送給される往
    路となる第1螺旋溝及び冷却媒体が戻る復路となる第2
    螺旋溝が形成されていることを特徴とする鋳造用金型の
    冷却構造。
  2. 【請求項2】挿入部材は、金型の突型部の空洞を区画す
    る内壁面に圧着していることを特徴とする請求項1に記
    載の鋳造用金型の冷却構造。
JP24588095A 1995-09-25 1995-09-25 鋳造用金型の冷却構造 Pending JPH0985414A (ja)

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