JPH0324275Y2 - - Google Patents

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JPH0324275Y2
JPH0324275Y2 JP12662288U JP12662288U JPH0324275Y2 JP H0324275 Y2 JPH0324275 Y2 JP H0324275Y2 JP 12662288 U JP12662288 U JP 12662288U JP 12662288 U JP12662288 U JP 12662288U JP H0324275 Y2 JPH0324275 Y2 JP H0324275Y2
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plunger
vacuum
injection
vacuum pressure
flat
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はキヤビテー内を比較的高い真空のもと
でダイカスト鋳造を行なう真空ダイカスト装置に
関するものであり、アルミニウム合金の精密な鋳
物を多量に生産する、例えば自動車、二輪車等の
構成部品の生産に良く使用される。
〔従来の技術〕
キヤビテー及び射出シリンダースリーブのスリ
ーブ室中の真空度を下げたり、あるいはランナー
ゲート部の射出抵抗を大きくしたりすることな
く、キヤビテー内への噴流出現象を防止した真空
ダイカスト装置として本件出願人の出願になる特
願昭63−144496がある。
これは、射出シリンダースリーブ内を摺動する
プランジヤーチツプの外周に背圧調節室を設ける
とともに、プランジヤーチツプと射出プランジヤ
ーとを螺着しプランジヤーチツプによる射出成形
時に前記背圧調節室内に真空圧力を導入したもの
である。
これによると、プランジヤーチツプの背圧調節
室内に真空源の真空圧力がプランジヤーチツプに
穿設せる第1真空圧導入路と射出プランジヤーに
穿設せる第2真空圧導入路を介して導入されるの
でプランジヤーチツプと射出シリンダースリーブ
との間隙より空気がスリーブ室内に流入すること
がなく射出シリンダースリーブのスリーブ室中の
真空下で体積膨張と集合を伴なつてキヤビテー内
へと移動する力によつて射出シリンダースリーブ
のスリーブ室中の溶湯をランナーより一気にキヤ
ビテー内へ吹き上げる噴流出現象を防止できたも
のである。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる従来の真空ダイカスト装置によると、プ
ランジヤーチツプと射出プランジヤーとを単に螺
着する構造であるがゆえにプランジヤーチツプに
穿設せる第1真空圧導入路と射出プランジヤーに
穿設せる第2真空圧導入路との互いに対向する開
口部の接続に手間がかかる。
なんとならばプランジヤーチツプを単に螺動さ
せたときに確実に第1真空圧導入路と第2真空圧
導入路との開口が一致するとは限らないからであ
る。
〔課題を解決する為の手段〕〔作用〕 本考案になる真空ダイカスト装置は前記問題点
に鑑みなされたもので単にプランジヤーチツプを
螺動したとしても、プランジヤーチツプ及び射出
プランジヤーに設けたそれぞれの真空圧導入路の
互いに対向する開口を確実にしかも容易に連結す
ることのできる真空ダイカスト装置を提供するこ
とにあり、前記目的達成の為にキヤビテー内を真
空に保持して射出シリンダースリーブ内の溶湯を
プランジヤーチツプにてキヤビテー内へ射出成形
する真空ダイカスト装置であつて、射出シリンダ
ースリーブ内を摺動するプランジヤーチツプの外
周に背圧調節室を設け、プランジヤーチツプによ
る射出成形時に前記背圧調節室内に真空圧力を導
入してなる真空ダイカスト装置において射出シリ
ンダーと一体的に連結され、射出シリンダースリ
ーブ側の端部に平坦部8Aと、平坦部8Aより突
出するオネジ部8Bと、射出プランジヤーの内部
に穿設されて、一端が前記平坦部に開口し、他端
が真空源Pに連絡された第2真空圧導入路8Cを
備えた射出プランジヤー8と; 射出プランジヤー8の平坦部8Aに対向する端
部に平坦部6Aを有し、その平坦部6Aの中心部
に射出プランジヤー8のオネジ部8Bに螺着する
メネジ6Bを穿設され、一方外周に環状に設けた
背圧調節室7には他端が後端平坦部6Aに開口す
る第1真空圧導入路6Cを開口したプランジヤー
チツプ6と;よりなり、さらに、プランジヤーチ
ツプ6の後端平坦部6A又は射出プランジヤー8
の平坦部8Aの何れか一方の平坦部に、第1真空
圧導入路6C、第2真空圧導入路8Cに共に開口
するリング状の真空圧伝達路9を設けてたもので
ある。
〔実施例〕
以下、本考案になる真空ダイカスト装置の一実
施例を第1図により説明する。
1はキヤビテーであつて固定金型2Aと可動金
型2Bとによつて構成される。3は円筒状の射出
シリンダースリーブであつて、その一端部(図に
おいて左側)はキヤビテー1にランナー4を介し
て連絡され、他端部の外周近傍には注湯孔5が穿
設される。また、射出シリンダースリーブ3内に
はプランジヤーチツプ6が極めて微小なる間隙を
もつて摺動自在に配置されるもので、このプラン
ジヤーチツプ6について以下に説明する。
プランジヤーチツプ6の外周には、環状の溝よ
りなる背圧調節室7が設けられるとともにその後
端平坦部6A(図において右側の端部であつて後
述する射出プランジヤーの平坦部側に対向する)
は平坦面に形成され、さらにこの後端平坦部6A
よりプランジヤーチツプ6の長手軸心方向の内方
(図において左側)に向つてメネジ部6Bが穿設
される。
そして、背圧調節室7には一端がプランジヤー
チツプ6の後端平坦部6Aに開口する第1真空圧
導入路6Cがプランジヤーチツプ6内を通つて開
口する。
8は、その左端部に設けた平坦部8A上にプラ
ンジヤーチツプ6の後端平坦部6Aを配置してプ
ランジヤーチツプ6が取着される射出プランジヤ
ーであつて、射出シリンダースリーブ3のスリー
ブ径φAより小径の外径を有する。そしてこの平
坦部8Aの略中心部にはオネジ部8B突起して設
けられ、このオネジ部8Bはプランジヤーチツプ
6のメネジ部6Bに螺着される。
また、平坦部8Aには他端が真空源Pに連らな
る第2真空圧導入路8Cが開口するものであり、
さらにこの平坦部8Aにはリング状の真空圧伝達
路9が穿設される。尚、第1真空圧導入路6C及
び第2真空圧導入路8Cは必ず前記真空圧伝達路
9に開口するものである。これは、第1、第2真
空圧導入路6C,8Cの導入路の軸心X−Xより
のピツチSと真空圧伝達路9のピツチを合わせる
ことにより容易に達成し得る。
以上の構成よりなる真空ダイカスト装置におい
て、射出プランジヤー8にプランジヤーチツプ6
を取りつける方法について述べる。
射出プランジヤー8のオネジ部8Bにプランジ
ヤーチツプ6のメネジ部6Bを螺合させプランジ
ヤーチツプ6を螺動させて、プランジヤーチツプ
6の後端平坦部6Aと射出プランジヤー8の平坦
部8Aとを密着させる。これによると、第1真空
圧導入路6Cと第2真空圧導入路8Cとは真空圧
伝達路9を介して伝達されるもので、真空源Pに
発生した真空圧力は第2真空圧導入路8C、真空
圧伝達路9、第1真空圧導入路6Cを介して背圧
調節室7内に導入される。尚、前記実施例による
真空圧伝達路9は射出プランジヤー8の平坦部8
Aに設けたがプランジヤーチツプ6の後端平坦部
6Aに設けても良いものである。
さらにまた第1真空圧導入路6C及び第2真空
圧導入路8Cのプランジヤーチツプ6及び射出プ
ランジヤー8の長手軸心線X−Xに対するピツチ
Sは必ずしも同一である必要はなく、真空圧伝達
路9に開口していればよい。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案になる真空ダイカスト装置
によると、プランジヤーチツプと射出プランジヤ
ーとが対向する平坦部にリング状の真空圧伝達路
を設け、この真空圧伝達路に第1、第2真空圧導
入路を開口するようにしたので、単にプランジヤ
ーチツプを射出プランジヤーに螺着すればよいの
で第1真空圧導入路と第2真空圧導入路との対向
する開口の取り付けが容易にして且つ確実に行な
えるもので実用的効果極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる真空ダイカスト装置の一
実施例を示す縦断面図である。 6……プランジヤーチツプ、6A……後端平坦
部、6B……メネジ部、6C……第1真空圧導入
路、7……背圧調節室、8……射出プランジヤ
ー、8A……平坦部、8B……オネジ部、8C…
…第2真空圧導入路、9……真空圧伝達路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キヤビテー内を真空に保持して射出シリンダー
    スリーブ内の溶湯をプランジヤーチツプにてキヤ
    ビテー内へ射出成形する真空ダイカスト装置であ
    つて、射出シリンダースリーブ内を摺動するプラ
    ンジヤーチツプの外周に背圧調節室を設け、プラ
    ンジヤーチツプによる射出成形時に前記背圧調節
    室内に真空圧力を導入してなる真空ダイカスト装
    置において射出シリンダーと一体的に連結され、
    射出シリンダースリーブ側の端部に平坦部8A
    と、平坦部8Aより突出するオネジ部8Bと、射
    出プランジヤーの内部に穿設されて、一端が前記
    平坦部に開口し、他端が真空源Pに連絡された第
    2真空圧導入路8Cを備えた射出プランジヤー8
    と; 射出プランジヤー8の平坦部8Aに対向する端
    部に平坦部6Aを有し、その平坦部6Aの中心部
    に射出プランジヤー8のオネジ部8Bに螺着する
    メネジ6Bを穿設され、一方外周に環状に設けた
    背圧調節室7には他端が後端平坦部6Aに開口す
    る第1真空圧導入路6Cを開口したプランジヤー
    チツプ6と;よりなり、さらに、プランジヤーチ
    ツプ6の後端平坦部6A又は射出プラジヤー8の
    平坦部8Aの何れか一方の平坦部に、第1真空圧
    導入路6C、第2真空圧導入路8Cに共に開口す
    るリング状の真空圧伝達路9を設けてなる真空ダ
    イカスト装置。
JP12662288U 1988-09-28 1988-09-28 Expired JPH0324275Y2 (ja)

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JP2505123Y2 (ja) * 1990-10-26 1996-07-24 東芝機械株式会社 ダイカストマシンの射出プランジャ
IT201600069730A1 (it) * 2016-07-05 2018-01-05 Sipa Progettazione Automaz Dispositivo di iniezione di plastica fusa

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