JPH065008Y2 - ダイカスト用金型装置 - Google Patents

ダイカスト用金型装置

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JPH065008Y2
JPH065008Y2 JP4753387U JP4753387U JPH065008Y2 JP H065008 Y2 JPH065008 Y2 JP H065008Y2 JP 4753387 U JP4753387 U JP 4753387U JP 4753387 U JP4753387 U JP 4753387U JP H065008 Y2 JPH065008 Y2 JP H065008Y2
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JP
Japan
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stopper
movable core
die casting
die
fixed
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JP4753387U
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English (en)
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JPS63157461U (ja
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鉄平 浦部
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Ahresty Corp
Original Assignee
Ahresty Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本考案は、ダイカスト鋳造に用いる金型装置に関し、更
に詳しくは、可動型側に可動中子を組込み固定型側に可
動中子を固定するためのストッパーを組付けてなるダイ
カスト用金型装置に関する。
＜従来の技術とその問題点＞ この種ダイスト用金型装置では、可動中子を固定するた
めのストッパー乃至は可動中子のストッパー係合部が磨
耗すると、キャビティ部へ溶湯を充填した際にその圧力
によって可動中子が移動し、鋳造製品の寸法精度が低下
する不具合を生じる。
そして、ストッパー乃至は可動中子のストッパー係合部
の磨耗は、可動中子のストッパー係合部に鋳ばりが残る
と進行しやすくなる。
＜考案が解決しようとする課題＞ 本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされたもので
あり、ストッパーが係合する可動中子のストッパー用係
合部に鋳ばりが残らないようにし、以てストッパー乃至
は可動中子のストッパー係合部の早期磨耗を防止するこ
とが出来るダイカスト用金型装置を提供せんとするもの
である。
＜課題を解決するための手段＞ 斯る目的を達成する本考案のダイカスト用金型装置は、
可動型側に段状のストッパー係合部を有する可動中子を
組込み、固定型側には上記可動中子のストッパー係合部
と係合して可動中子を固定するためのストッパーを組付
けてなるダイカスト用金型装置において、前記ストッパ
ーを、固定型の背面側から貫通挿着せしめた取付けボル
トの先端に螺合連結させ、該取付けボルトとストッパー
とにわたり軸方向にエアー通路を形成すると共に、前記
ストッパーの先端部に上記エアー通路に連通せるエアー
吹出孔を形成してなる事を特徴としたものである。
＜実施例＞ 以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明する。
図中Ａは本装置を示し、１は可動盤３に取付けられた可
動型、２は固定盤４に取付けられた固定型であり、可動
型１側に可動中子５がシリンダー６を介して摺動自在に
組込まれ、固定型２側に可動中子３を固定するためのス
トッパー７が取付けられている。
可動中子５は、型閉め時にストッパー７が係合する段状
のストッパー係合部８を有し、可動型１及び固定型２と
共にキャビティ部10を形成する。
ストッパー７は、可動中子５が溶湯の充填圧力によって
移動するのを防止するためのものであり、内周面にボル
ト螺合部13を有する略円筒形状に形成し、可動中子５の
ストッパー係合部８と係合するように固定型２に配置固
定する。即ち、固定型２に貫通状に開穿したボルト挿着
孔14に取付けボルト11を背面側から挿着せしめ、取付け
ボルト11の先端にストッパー７のボルト螺合部13を螺合
連結せしめてストッパー７を固定型２に動かないように
取付けるものである。
そして、取付けボルト11とストッパー７には、両者の軸
方向全体にわたってエアー通路15を貫通形成せしめ、取
付けボルト11の後端側にエアー管16を連通連結させる。
またストッパー７には、その先端部に前方及び下側斜前
方へ向けて、上記エアー通路15と連通するエアー吹出孔
12を形成せしめる。
而して、型開き後所定時間おいて、若しくは型閉め動作
時に、ストッパー７のエアー吹出孔12からエアーを噴射
させれば、可動中子１のストッパー係合部８及び当接面
９に付着した鋳ばりが吹き飛ばされて除去される。
＜考案の効果＞ 本考案のダイカスト用金型装置は斯様に構成したので、
ストッパーのエアー吹出孔からエアーを噴射させること
により、可動中子のストッパー係合部や当接面に残った
鋳ばりを確実に除去することが出来る。従って、ストッ
パー乃至は可動中子のストッパー係合部の早期磨耗を防
止することが出来、寸法精度に優れた鋳造製品を長期に
亘って安定的に鋳造することが出来る。
しかも、固定型背面側から取付けボルトを挿着し、その
取付けボルトの先端にストッパーを螺合連結するように
したので、ストッパーの交換作業を簡便且つ迅速に行な
うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案実施の一例を示す金型の型開き状態の断
面図、第２図は型閉め状態を示す断面図、第３図は要部
の拡大断面図である。 尚、図中 １：可動型、２：固定型 ５：可動中子、７：ストッパー ８：ストッパー係合部、11：取付けボルト 12：エアー吹出孔、15：エアー通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】可動型側に段状のストッパー係合部を有す
    る可動中子を組込み、固定型側には上記可動中子のスト
    ッパー係合部と係合して可動中子を固定するためのスト
    ッパーを組付けてなるダイカスト用金型装置において、
    前記ストッパーを、固定型の背面側から貫通挿着せしめ
    た取付けボルトの先端に螺合連結させ、該取付けボルト
    とストッパーとにわたり軸方向にエアー通路を形成する
    と共に、前記ストッパーの先端部に上記エアー通路に連
    通せるエアー吹出孔を形成してなる事を特徴としたダイ
    カスト用金型装置。
JP4753387U 1987-03-28 1987-03-28 ダイカスト用金型装置 Expired - Lifetime JPH065008Y2 (ja)

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JPS63157461U JPS63157461U (ja) 1988-10-14
JPH065008Y2 true JPH065008Y2 (ja) 1994-02-09

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