JP2550229B2 - リング金具 - Google Patents
リング金具Info
- Publication number
- JP2550229B2 JP2550229B2 JP3134362A JP13436291A JP2550229B2 JP 2550229 B2 JP2550229 B2 JP 2550229B2 JP 3134362 A JP3134362 A JP 3134362A JP 13436291 A JP13436291 A JP 13436291A JP 2550229 B2 JP2550229 B2 JP 2550229B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- case body
- opening
- ring
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開閉される半環状金具
から構成される、いわゆるリング金具に関する。
から構成される、いわゆるリング金具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のリング金具は広く公知であり、
一般に、両側板内面に係止部を有する弾性体ケース本体
と、このケース本体に対して両側縁部を前記係止部に弾
性的に支持されて山折りおよび谷折り屈折可能に係止さ
れるリング保持用務歯板部と、およびこの務歯板部を屈
折操作してリングを開閉する操作部とから構成されてい
る。
一般に、両側板内面に係止部を有する弾性体ケース本体
と、このケース本体に対して両側縁部を前記係止部に弾
性的に支持されて山折りおよび谷折り屈折可能に係止さ
れるリング保持用務歯板部と、およびこの務歯板部を屈
折操作してリングを開閉する操作部とから構成されてい
る。
【0003】しかるに、この種のリング金具は、閉止状
態においては半環状金具が単に突合わせ状に係止されて
いるのみであるので拘束力が弱く、このためファイルを
落とした時の衝撃等によっても簡単に金具が開き、綴り
込んだ書類が脱落する欠点があった。そこで、このよう
な欠点を解消するために、従来から、金具の閉止時にこ
れをロックするよう構成したロック式リング金具がすで
に提案されている。
態においては半環状金具が単に突合わせ状に係止されて
いるのみであるので拘束力が弱く、このためファイルを
落とした時の衝撃等によっても簡単に金具が開き、綴り
込んだ書類が脱落する欠点があった。そこで、このよう
な欠点を解消するために、従来から、金具の閉止時にこ
れをロックするよう構成したロック式リング金具がすで
に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
この種のロック式リング金具は、リング金具そのものが
比較的複雑な構成であることから、ロック専用の別体部
品やあるいは面倒な摺動部材等を必要とし、このため価
格が上昇すると同時に操作性並びに信頼性が必ずしも充
分ではなかった。
この種のロック式リング金具は、リング金具そのものが
比較的複雑な構成であることから、ロック専用の別体部
品やあるいは面倒な摺動部材等を必要とし、このため価
格が上昇すると同時に操作性並びに信頼性が必ずしも充
分ではなかった。
【0005】そこで、本発明の目的は、比較的構造が簡
単でしかも操作性並びに信頼性に優れたロック式リング
金具を提供することにある。
単でしかも操作性並びに信頼性に優れたロック式リング
金具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本発明に係るリング金具は、両側板内面に係止部を
有する弾性体ケース本体と、このケース本体に対して両
側縁部を前記係止部に弾性的に支持されて山折りおよび
谷折り屈折可能に係止されるリング保持用務歯板部と、
およびこの務歯板部を屈折操作してリングを開閉する操
作部とからなるリング金具において、操作部は開閉レバ
ーとロックレバーとからなり、開閉レバーは、操作端部
を押圧することによりケース本体の両側板に設けた枢着
部を介して回動されるてこ状板体から構成すると共に、
その作動自由端部には務歯板部方向に直角に延在して務
歯板部に設けた係着穴に系着される鈎状係着部を形成
し、ロックレバーは、一端部を開閉レバーの操作端部に
取付けられる弾性変位可能な板体から構成すると共に、
その開放変位端部にはケース本体の天板内面に係合する
フック部と務歯板部の上面に係合する押圧部とを形成
し、これにより、開閉レバーにより務歯板部を谷折り屈
折してリングを閉じる際に、この動作に連動して、ロッ
クレバーのフック部と押圧部とがそれぞれケース本体天
板内面と務歯板部上面とに弾発的に変位配置されるよう
構成することを特徴とする。
に、本発明に係るリング金具は、両側板内面に係止部を
有する弾性体ケース本体と、このケース本体に対して両
側縁部を前記係止部に弾性的に支持されて山折りおよび
谷折り屈折可能に係止されるリング保持用務歯板部と、
およびこの務歯板部を屈折操作してリングを開閉する操
作部とからなるリング金具において、操作部は開閉レバ
ーとロックレバーとからなり、開閉レバーは、操作端部
を押圧することによりケース本体の両側板に設けた枢着
部を介して回動されるてこ状板体から構成すると共に、
その作動自由端部には務歯板部方向に直角に延在して務
歯板部に設けた係着穴に系着される鈎状係着部を形成
し、ロックレバーは、一端部を開閉レバーの操作端部に
取付けられる弾性変位可能な板体から構成すると共に、
その開放変位端部にはケース本体の天板内面に係合する
フック部と務歯板部の上面に係合する押圧部とを形成
し、これにより、開閉レバーにより務歯板部を谷折り屈
折してリングを閉じる際に、この動作に連動して、ロッ
クレバーのフック部と押圧部とがそれぞれケース本体天
板内面と務歯板部上面とに弾発的に変位配置されるよう
構成することを特徴とする。
【0007】この場合、開閉レバーにはケース本体方向
へ延在する被押圧片を設けると共に、ケース本体に開閉
レバー方向へ延在して前記被押圧片を押圧する弾性押圧
片を設けると好適である。また、ケース本体には、務歯
板部の谷折り屈折位置を規制する規制板を設けることが
できる。
へ延在する被押圧片を設けると共に、ケース本体に開閉
レバー方向へ延在して前記被押圧片を押圧する弾性押圧
片を設けると好適である。また、ケース本体には、務歯
板部の谷折り屈折位置を規制する規制板を設けることが
できる。
【0008】
【作用】本発明の操作部は、この種のリング金具に設け
られる一般的なてこ状開閉レバーに弾性変位するロック
レバーを付設するだけで構成される。したがって、比較
的簡単、安価に提供することができる。
られる一般的なてこ状開閉レバーに弾性変位するロック
レバーを付設するだけで構成される。したがって、比較
的簡単、安価に提供することができる。
【0009】しかも操作に際しては、ロックレバーを押
圧変位してロックを解除した状態で開閉レバーを倒状す
ることにより、リングが簡単に開かれると共に、一方開
閉レバーを直立することにより、この動作に連動してロ
ックレバーが弾発的に変位され、リングが閉じられると
同時にロックが確実に達成される。したがって、操作性
および信頼性を向上することができる。
圧変位してロックを解除した状態で開閉レバーを倒状す
ることにより、リングが簡単に開かれると共に、一方開
閉レバーを直立することにより、この動作に連動してロ
ックレバーが弾発的に変位され、リングが閉じられると
同時にロックが確実に達成される。したがって、操作性
および信頼性を向上することができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係るリング金具の一実施例を
添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0011】先ず、本発明を適用するリング金具全体に
ついて簡単に説明すると、図1ならびに2,3,4にお
いて、リング金具は基本的には弾性体ケース本体10と
務歯板部20とおよび操作部30とから構成される。そ
して務歯板部20は、2枚の務歯板22,24をヒンジ
26等を介して結合し、その両側縁部22a,24aを
ケース本体10の両側板12,12に設けた係止部12
a,12a(図3に一方の係止部12aのみが支持され
ている)に弾性的に支持することにより山折り谷折り屈
折可能に形成されており、そして前記屈折動作を操作部
30を介して行うことにより、務歯板22,24にそれ
ぞれ植設された半環状金具28a,28bからなるリン
グ28が開閉される。なお、リング金具全体は、ケース
本体10の天板14をはとめ16(図4参照)を介して
背表紙18に結合するとにより組付けられる。
ついて簡単に説明すると、図1ならびに2,3,4にお
いて、リング金具は基本的には弾性体ケース本体10と
務歯板部20とおよび操作部30とから構成される。そ
して務歯板部20は、2枚の務歯板22,24をヒンジ
26等を介して結合し、その両側縁部22a,24aを
ケース本体10の両側板12,12に設けた係止部12
a,12a(図3に一方の係止部12aのみが支持され
ている)に弾性的に支持することにより山折り谷折り屈
折可能に形成されており、そして前記屈折動作を操作部
30を介して行うことにより、務歯板22,24にそれ
ぞれ植設された半環状金具28a,28bからなるリン
グ28が開閉される。なお、リング金具全体は、ケース
本体10の天板14をはとめ16(図4参照)を介して
背表紙18に結合するとにより組付けられる。
【0012】しかるに、本発明の操作部30は、開閉レ
バー40とロックレバー50とから構成される。
バー40とロックレバー50とから構成される。
【0013】開閉レバー40は、基本的にはケース本体
10の両側板12に設けた枢着部32を介して回動され
るてこ状板体42から構成すると共に、その作動自由端
部は務歯板部20方向へ直角に延在してその先端部に鈎
状係着部44を形成し、そしてこの係着部44を、その
両鈎状突片44a,44a(図3)を介して、務歯板部
20に設けた係着穴34に係着する。また、てこ状板体
42にはその一側方にケース本体の天板14方向へ指向
する切起し片を設けて被押圧片42aを形成し、この被
押圧片42aを、天板14から延在する押圧片36によ
り押圧するよう構成する。ここで、前記押圧片36は被
押圧片42aとの対接部(図4の状態においては図示右
側)に凹陥部36aを有し、この凹陥部36aは、後で
説明するように開閉レバー40の倒伏、起立動作の間中
被押圧片42aに対接して開閉レバー40を枢着部32
に強制的に係合せしめるよう作用する。なお、開閉レバ
ーは係着部により務歯板部に離脱不能に係着されている
ので、前記押圧手段は必ずしも必要としない。また、開
閉レバーは両側板に対して軸支するよう構成することも
できるが、この場合には前記押圧手段は補助的にも必要
としないことは勿論である。また、開閉レバーは通常金
属から一体形成される。
10の両側板12に設けた枢着部32を介して回動され
るてこ状板体42から構成すると共に、その作動自由端
部は務歯板部20方向へ直角に延在してその先端部に鈎
状係着部44を形成し、そしてこの係着部44を、その
両鈎状突片44a,44a(図3)を介して、務歯板部
20に設けた係着穴34に係着する。また、てこ状板体
42にはその一側方にケース本体の天板14方向へ指向
する切起し片を設けて被押圧片42aを形成し、この被
押圧片42aを、天板14から延在する押圧片36によ
り押圧するよう構成する。ここで、前記押圧片36は被
押圧片42aとの対接部(図4の状態においては図示右
側)に凹陥部36aを有し、この凹陥部36aは、後で
説明するように開閉レバー40の倒伏、起立動作の間中
被押圧片42aに対接して開閉レバー40を枢着部32
に強制的に係合せしめるよう作用する。なお、開閉レバ
ーは係着部により務歯板部に離脱不能に係着されている
ので、前記押圧手段は必ずしも必要としない。また、開
閉レバーは両側板に対して軸支するよう構成することも
できるが、この場合には前記押圧手段は補助的にも必要
としないことは勿論である。また、開閉レバーは通常金
属から一体形成される。
【0014】ロックレバー50は、基本的には一端部を
開閉レバー40(てこ状板体42)の操作端部(上端
部)に取付けられる弾性変位可能な弾性板体52から構
成すると共に、その開放変位端部にはケース本体10の
天板14内面に係合するフック部54と務歯板部20の
端縁部上面に係合する押圧部56とを形成する。ここ
で、フック部54にはその下面に傾斜摺動面54aを形
成すると共に、フック部54の上端係合面と押圧部56
の下端押圧部との間隔は、務歯板部20が谷折れされた
状態(図4)において天板14内面と務歯板部20上面
との間隔と略等しくなるよう設定する。また、押圧部5
6の務歯板部20に対する対接位置は、鈎状係着部44
の後方(図4で図示右側)になるよう設定される。な
お、本実施例においては、ロックレバー50は開閉レバ
ー40を被覆してつまみ部58を形成し、その凹部58
a内に押圧片36が配置されている。また、ロックレバ
ー50は適宜な硬質プラスチック材から一体成形され
る。なお、本実施例においては、ケース本体10にはそ
の適宜の個所に務歯板部20(各務歯板22,24)の
谷折り屈折位置を規制する規制板38が設けられてい
る。
開閉レバー40(てこ状板体42)の操作端部(上端
部)に取付けられる弾性変位可能な弾性板体52から構
成すると共に、その開放変位端部にはケース本体10の
天板14内面に係合するフック部54と務歯板部20の
端縁部上面に係合する押圧部56とを形成する。ここ
で、フック部54にはその下面に傾斜摺動面54aを形
成すると共に、フック部54の上端係合面と押圧部56
の下端押圧部との間隔は、務歯板部20が谷折れされた
状態(図4)において天板14内面と務歯板部20上面
との間隔と略等しくなるよう設定する。また、押圧部5
6の務歯板部20に対する対接位置は、鈎状係着部44
の後方(図4で図示右側)になるよう設定される。な
お、本実施例においては、ロックレバー50は開閉レバ
ー40を被覆してつまみ部58を形成し、その凹部58
a内に押圧片36が配置されている。また、ロックレバ
ー50は適宜な硬質プラスチック材から一体成形され
る。なお、本実施例においては、ケース本体10にはそ
の適宜の個所に務歯板部20(各務歯板22,24)の
谷折り屈折位置を規制する規制板38が設けられてい
る。
【0015】このような構成になる本発明のリング金具
は、次のように作動される。先ず図4は、開閉レバー4
0が直立されて、ロックレバー50がそのフック部54
と押圧部56とをそれぞれ天板14内面と谷折りされた
務歯板部20上面とに係合、対接されている状態を示し
ており、したがってこの状態においてはリング28は閉
じられると共にロックレバー50により確実にロックさ
れている。次に、この状態からリング28を開放する場
合には、つまみ部58を介してロックレバー50の弾性
板体52を内側へ変位させた後開閉レバー40のてこ状
板体42を外側へ回動するが、この場合図5に示すよう
に、弾性板体52の変位によりフック部54および押圧
部56はそれぞれ天板14内面および務歯板部20上面
から解放されるので、てこ状板体42が簡単に倒伏され
る。そしてこの倒伏により、務歯板部20が開閉レバー
40の鈎状係着部44により押し上げられ、図6に示
す、係着部44が天板14内面に対接される位置におい
て停止される。すなわち、リング28が所定に開放され
る。なお、係着部44の前記対接は、務歯板部20の山
折り屈折時のスナップ作用により弾発的に行われるの
で、軽快な打着音を発生し、リングの開放完了を確実に
知ることができる。また、開閉レバー40の倒伏時に
は、図5に示されるように、被押圧片42aが押圧片3
6の凹陥部36aによって常時押圧されるので、開閉レ
バー40は枢着部32内に確実に係止されてスムーズに
回動される。
は、次のように作動される。先ず図4は、開閉レバー4
0が直立されて、ロックレバー50がそのフック部54
と押圧部56とをそれぞれ天板14内面と谷折りされた
務歯板部20上面とに係合、対接されている状態を示し
ており、したがってこの状態においてはリング28は閉
じられると共にロックレバー50により確実にロックさ
れている。次に、この状態からリング28を開放する場
合には、つまみ部58を介してロックレバー50の弾性
板体52を内側へ変位させた後開閉レバー40のてこ状
板体42を外側へ回動するが、この場合図5に示すよう
に、弾性板体52の変位によりフック部54および押圧
部56はそれぞれ天板14内面および務歯板部20上面
から解放されるので、てこ状板体42が簡単に倒伏され
る。そしてこの倒伏により、務歯板部20が開閉レバー
40の鈎状係着部44により押し上げられ、図6に示
す、係着部44が天板14内面に対接される位置におい
て停止される。すなわち、リング28が所定に開放され
る。なお、係着部44の前記対接は、務歯板部20の山
折り屈折時のスナップ作用により弾発的に行われるの
で、軽快な打着音を発生し、リングの開放完了を確実に
知ることができる。また、開閉レバー40の倒伏時に
は、図5に示されるように、被押圧片42aが押圧片3
6の凹陥部36aによって常時押圧されるので、開閉レ
バー40は枢着部32内に確実に係止されてスムーズに
回動される。
【0016】次に、前記状態からリング28を閉じる場
合は、本発明においては開閉レバー40を直立操作する
だけで達成される。すなわち、図6に示す状態において
開閉レバー40を直立方向へ回動すると、この場合ロッ
クレバー50の弾性板体52は開放自由位置(鎖線で示
されている)にあるので、図5に示す状態においてその
フック部54が天板14に対接するが、このフック部5
4はその対接面を傾斜摺動面54aに形成されているの
で、このフック部54を介して弾性板体52が自動的に
変位し、この結果、ロックレバー50は前述した図4に
示す状態に弾発的に設定配置される。なおこの間におい
て、務歯板部20は鈎状係着部44を介して谷折り屈折
されるが、その規制板38との対接時には打着音を発生
する。またこの間において、開閉レバー40が押圧片3
6および被押圧片42aを介して枢着部32内に常時押
圧係着されることは、前記開放時の場合と同様である。
合は、本発明においては開閉レバー40を直立操作する
だけで達成される。すなわち、図6に示す状態において
開閉レバー40を直立方向へ回動すると、この場合ロッ
クレバー50の弾性板体52は開放自由位置(鎖線で示
されている)にあるので、図5に示す状態においてその
フック部54が天板14に対接するが、このフック部5
4はその対接面を傾斜摺動面54aに形成されているの
で、このフック部54を介して弾性板体52が自動的に
変位し、この結果、ロックレバー50は前述した図4に
示す状態に弾発的に設定配置される。なおこの間におい
て、務歯板部20は鈎状係着部44を介して谷折り屈折
されるが、その規制板38との対接時には打着音を発生
する。またこの間において、開閉レバー40が押圧片3
6および被押圧片42aを介して枢着部32内に常時押
圧係着されることは、前記開放時の場合と同様である。
【0017】このように、本発明の操作部は、この種の
リング金具に設けられる一般的なてこ状開閉レバーにロ
ックレバーを付設することにより構成されるので、リン
グ金具全体の構造が比較的簡単となり安価に提供するこ
とができる。また、ロックは自動的かつ確実に達成され
るので、操作性および信頼性が向上される。
リング金具に設けられる一般的なてこ状開閉レバーにロ
ックレバーを付設することにより構成されるので、リン
グ金具全体の構造が比較的簡単となり安価に提供するこ
とができる。また、ロックは自動的かつ確実に達成され
るので、操作性および信頼性が向上される。
【0018】以上、本発明を好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神の範囲内において多くの設計変更が可能である。
特に、本発明の操作部は堅ろうな構成からなるので、図
1に一方の操作部を鎖線で示しているように、操作部を
一端部に設けるだけでも支承なく作動される利点を有す
る。
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神の範囲内において多くの設計変更が可能である。
特に、本発明の操作部は堅ろうな構成からなるので、図
1に一方の操作部を鎖線で示しているように、操作部を
一端部に設けるだけでも支承なく作動される利点を有す
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るリン
グ金具は、弾性体ケース本体とこの中に係止されるリン
グ保持用務歯板部とこれを屈折操作する操作部からなる
リング金具において、前記操作部をこの種のリング金具
に一般的に用いられるてこ状開閉レバーに弾性変位する
ロックレバーを付設することにより構成したので、リン
グ金具全体の構造が比較的簡単となり安価に提供するこ
とができる。しかも、ロックは自動的かつ確実に達成さ
れるので、リング金具の操作性ならびに信頼性を向上す
ることができる。
グ金具は、弾性体ケース本体とこの中に係止されるリン
グ保持用務歯板部とこれを屈折操作する操作部からなる
リング金具において、前記操作部をこの種のリング金具
に一般的に用いられるてこ状開閉レバーに弾性変位する
ロックレバーを付設することにより構成したので、リン
グ金具全体の構造が比較的簡単となり安価に提供するこ
とができる。しかも、ロックは自動的かつ確実に達成さ
れるので、リング金具の操作性ならびに信頼性を向上す
ることができる。
【図1】本発明に係るリング金具の一実施例を示す一部
切欠平面図である。
切欠平面図である。
【図2】図1に示す本発明のリング金具の操作部部分を
示す一部切欠拡大側面図である。
示す一部切欠拡大側面図である。
【図3】図1に示す本発明のリング金具の操作部部分を
示す一部切欠拡大正面図である。
示す一部切欠拡大正面図である。
【図4】図1に示す本発明のリング金具の操作部部分を
示す縦方向中心線拡大断面図である。
示す縦方向中心線拡大断面図である。
【図5】図4と同じ拡大断面図で、操作部の中間倒伏状
態を示す。
態を示す。
【図6】図4,5と同じ拡大断面図で、操作部の完全倒
伏状態を示す。
伏状態を示す。
10…ケース本体 12…側板 1
4…天板 16…はとめ 18…背表紙 2
0…務歯板部 22,24…務歯板 22a,24a…側縁部 2
6…ヒンジ 28…リング 30…操作部 3
2…枢着部 34…係着穴 36…押圧片 3
8…規制板 40…開閉レバー 42…てこ状板体 4
2a…被押圧片 44…鈎状係着部 44a…鈎状突片 5
0…ロックレバー 52…弾性板体 54…フック部 5
4a…傾斜摺動面 56…押圧部 58…つまみ部
4…天板 16…はとめ 18…背表紙 2
0…務歯板部 22,24…務歯板 22a,24a…側縁部 2
6…ヒンジ 28…リング 30…操作部 3
2…枢着部 34…係着穴 36…押圧片 3
8…規制板 40…開閉レバー 42…てこ状板体 4
2a…被押圧片 44…鈎状係着部 44a…鈎状突片 5
0…ロックレバー 52…弾性板体 54…フック部 5
4a…傾斜摺動面 56…押圧部 58…つまみ部
Claims (3)
- 【請求項1】両側板内面に係止部を有する弾性体ケース
本体と、このケース本体に対して両側縁部を前記係止部
に弾性的に支持されて山折りおよび谷折り屈折可能に係
止されるリング保持用務歯板部と、およびこの務歯板部
を屈折操作してリングを開閉する操作部とからなるリン
グ金具において、操作部は開閉レバーとロックレバーと
からなり、開閉レバーは、操作端部を押圧することによ
りケース本体の両側板に設けた枢着部を介して回動され
るてこ状板体から構成すると共に、その作動自由端部に
は務歯板部方向に直角に延在して務歯板部に設けた係着
穴に系着される鈎状係着部を形成し、ロックレバーは、
一端部を開閉レバーの操作端部に取付けられる弾性変位
可能な板体から構成すると共に、その開放変位端部には
ケース本体の天板内面に係合するフック部と務歯板部の
上面に係合する押圧部とを形成し、これにより、開閉レ
バーにより務歯板部を谷折り屈折してリングを閉じる際
に、この動作に連動して、ロックレバーのフック部と押
圧部とがそれぞれケース本体天板内面と務歯板部上面と
に弾発的に変位配置されるよう構成することを特徴とす
るリング金具。 - 【請求項2】開閉レバーにケース本体方向へ延在する被
押圧片を設けると共に、ケース本体に開閉レバー方向へ
延在して前記被押圧片を押圧する弾性押圧片を設けてな
る請求項1記載のリング金具。 - 【請求項3】ケース本体に務歯板部の谷折り屈折位置を
規制する規制板を設けてなる請求項1記載のリング金
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3134362A JP2550229B2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | リング金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3134362A JP2550229B2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | リング金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04358898A JPH04358898A (ja) | 1992-12-11 |
JP2550229B2 true JP2550229B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=15126603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3134362A Expired - Fee Related JP2550229B2 (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | リング金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550229B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7491006B2 (en) * | 2004-10-21 | 2009-02-17 | U.S. Ring Binder, L.P. | Easy open ring binder |
-
1991
- 1991-06-05 JP JP3134362A patent/JP2550229B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04358898A (ja) | 1992-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3580337B2 (ja) | 隠しスライドファスナー用スライダー | |
US4799503A (en) | Compact cosmetic case | |
JP2550229B2 (ja) | リング金具 | |
JP4209725B2 (ja) | 引出しのラッチ装置 | |
JP3808188B2 (ja) | コンパクトの蓋係止機構 | |
JPH06305284A (ja) | 綴 具 | |
JP3116008B2 (ja) | 開止め機構付き環状フック | |
JPH0612145Y2 (ja) | 開閉扉の閉状態保持装置 | |
JP3192348B2 (ja) | 引戸の固定具 | |
JP3015958U (ja) | ファイル | |
JPH0630091Y2 (ja) | コンパクト容器 | |
JPH0610885Y2 (ja) | コンパクト容器 | |
JPH0740046Y2 (ja) | ラッチ装置 | |
JPH0535772Y2 (ja) | ||
JPH0529308Y2 (ja) | ||
JP2603916Y2 (ja) | 綴 具 | |
JPH0753191Y2 (ja) | カセット蓋のロック機構 | |
JPH028066Y2 (ja) | ||
JPH0228807Y2 (ja) | ||
JPH0515845Y2 (ja) | ||
JPH08187986A (ja) | ファイル用綴具の係脱装置 | |
JPH0617572Y2 (ja) | リング金具 | |
JPS5815309Y2 (ja) | 蓋開閉装置 | |
JPH077844Y2 (ja) | コンパクト容器 | |
JPH036457Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |