JP2549017B2 - シート体搬送装置 - Google Patents
シート体搬送装置Info
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- JP2549017B2 JP2549017B2 JP2331954A JP33195490A JP2549017B2 JP 2549017 B2 JP2549017 B2 JP 2549017B2 JP 2331954 A JP2331954 A JP 2331954A JP 33195490 A JP33195490 A JP 33195490A JP 2549017 B2 JP2549017 B2 JP 2549017B2
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- sheet
- sheet body
- conveying
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H15/00—Overturning articles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S271/00—Sheet feeding or delivering
- Y10S271/902—Reverse direction of sheet movement
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、搬送されたシート体を回転するドラムの周
囲に形成した搬送系に保持させシート体の反転動作を行
った上で、他の工程へと移送することを可能とするシー
ト体搬送装置に関する。
囲に形成した搬送系に保持させシート体の反転動作を行
った上で、他の工程へと移送することを可能とするシー
ト体搬送装置に関する。
［従来の技術］ シート体搬送装置には、写真感光材料（例えば、Ｘ線
フイルム等）やグラフィックアーツフイルムのシート体
のように、積層収納されているサプライマガジンからシ
ート体を一枚ずつ取り出し、該シート体を次工程（例え
ば、露光、現像等）へ搬送するために、真空源に接続さ
れた吸着盤が使用されている。この吸着盤により吸着さ
れたシート体は、使用状態によっては、例えば、自動現
像処理装置に直接搬出されることなく、一旦シート体枚
葉装置の搬送路中で待機状態で保持しなければならない
ことがある。
フイルム等）やグラフィックアーツフイルムのシート体
のように、積層収納されているサプライマガジンからシ
ート体を一枚ずつ取り出し、該シート体を次工程（例え
ば、露光、現像等）へ搬送するために、真空源に接続さ
れた吸着盤が使用されている。この吸着盤により吸着さ
れたシート体は、使用状態によっては、例えば、自動現
像処理装置に直接搬出されることなく、一旦シート体枚
葉装置の搬送路中で待機状態で保持しなければならない
ことがある。
また、シート体の吸着面は損傷しやすいので、通常、
感光材料が塗布されている面を下側にしてサプライマガ
ジン内に積層収納している。このように積層されたシー
ト体では、機種によってシート体の表裏を搬送路の途中
で反転させなければならないこともある。
感光材料が塗布されている面を下側にしてサプライマガ
ジン内に積層収納している。このように積層されたシー
ト体では、機種によってシート体の表裏を搬送路の途中
で反転させなければならないこともある。
従来技術におけるシート体のこの種の反転機構を第３
図に示す。この反転機構は、シート体搬送装置１の搬送
路の途中に山形をしたガイド２と、該ガイド２の両端お
よび山の頂部近傍に配設した夫々のローラ3a、3b、3cお
よび3dと、前記ガイド２の頂部に設けた待機部４および
ガイド板５からなる。
図に示す。この反転機構は、シート体搬送装置１の搬送
路の途中に山形をしたガイド２と、該ガイド２の両端お
よび山の頂部近傍に配設した夫々のローラ3a、3b、3cお
よび3dと、前記ガイド２の頂部に設けた待機部４および
ガイド板５からなる。
該反転機構は、感光材料が塗布された面を下側にした
シート体、例えば、フイルムＦを吸着盤６を用いて送出
してガイド２の一方の山の斜面に沿わせて上昇させ、待
機部４に送給してローラ3dで保持させる。次に、ガイド
２を左側に移動して待機部４のローラ3dに保持されてい
たフィルムの先端をガイド２の他方の山の斜面に沿わ
せ、ドラム等を含む搬送系８を介して次工程である自動
現像処理装置に移動させることで、感光材料の塗布面が
上側を指向し、反転動作が完了する。
シート体、例えば、フイルムＦを吸着盤６を用いて送出
してガイド２の一方の山の斜面に沿わせて上昇させ、待
機部４に送給してローラ3dで保持させる。次に、ガイド
２を左側に移動して待機部４のローラ3dに保持されてい
たフィルムの先端をガイド２の他方の山の斜面に沿わ
せ、ドラム等を含む搬送系８を介して次工程である自動
現像処理装置に移動させることで、感光材料の塗布面が
上側を指向し、反転動作が完了する。
［発明が解決しようとする課題］ ところが、このシート体搬送装置１では、搬送路に設
けた待機部４にフイルムＦを一旦保持しなければならな
い。従って、寸法の大きなフイルムを使用する場合はそ
れに対応して待機部４のスペースが大きなものとなり、
シート体搬送装置１自体も大きくなってしまうという問
題がある。また、シート体の材質や形状、例えば、カー
ル状に湾曲したシート体等では、ガイド２の頂部の待機
部４近傍のローラ3bに該カール部位が当接し、シート体
を待機部４に導入することができないという問題があ
る。
けた待機部４にフイルムＦを一旦保持しなければならな
い。従って、寸法の大きなフイルムを使用する場合はそ
れに対応して待機部４のスペースが大きなものとなり、
シート体搬送装置１自体も大きくなってしまうという問
題がある。また、シート体の材質や形状、例えば、カー
ル状に湾曲したシート体等では、ガイド２の頂部の待機
部４近傍のローラ3bに該カール部位が当接し、シート体
を待機部４に導入することができないという問題があ
る。
本発明は、この種の問題を解決するためになされたも
のであり、正逆回転が可能なドラムに第１のベルト状の
搬送系と第２のベルト状の搬送系を設け、ドラムにシー
ト体を巻きつけ保持することにより、該シート体の表裏
を反転した上で自動現像装置等へ搬出することを可能と
するシート体搬送装置を提供することを目的とする。
のであり、正逆回転が可能なドラムに第１のベルト状の
搬送系と第２のベルト状の搬送系を設け、ドラムにシー
ト体を巻きつけ保持することにより、該シート体の表裏
を反転した上で自動現像装置等へ搬出することを可能と
するシート体搬送装置を提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段］ 上記の課題を解決するために、本発明は、積層されて
いるシート体に対して接近して吸着保持する吸着盤と、 正逆回転可能なドラムと、 前記ドラム外周面の一方の面側に配設された第１のベ
ルト状の搬送系と、 前記ドラム外周面の他方の面側に配設された第２のベ
ルト状の搬送系と、 からなり、前記ドラムと第１の搬送系でシート体の搬入
口を形成し、前記ドラムと第２の搬送系でシート体の搬
出口を形成し、前記吸着盤を変位動作させてシート体に
搬入口に臨ませ、前記ドラムと前記第１の搬送系とでシ
ート体を挟持して前記第２の搬送系側へ搬送し、次い
で、前記第１の搬送系と前記ドラムおよび前記第２の搬
送系と前記ドラムのうち少なくとも前記第２の搬送系と
前記ドラムでシート体を反転させて搬出口から導出する
ことを特徴とする。
いるシート体に対して接近して吸着保持する吸着盤と、 正逆回転可能なドラムと、 前記ドラム外周面の一方の面側に配設された第１のベ
ルト状の搬送系と、 前記ドラム外周面の他方の面側に配設された第２のベ
ルト状の搬送系と、 からなり、前記ドラムと第１の搬送系でシート体の搬入
口を形成し、前記ドラムと第２の搬送系でシート体の搬
出口を形成し、前記吸着盤を変位動作させてシート体に
搬入口に臨ませ、前記ドラムと前記第１の搬送系とでシ
ート体を挟持して前記第２の搬送系側へ搬送し、次い
で、前記第１の搬送系と前記ドラムおよび前記第２の搬
送系と前記ドラムのうち少なくとも前記第２の搬送系と
前記ドラムでシート体を反転させて搬出口から導出する
ことを特徴とする。
［作用］ 上記の本発明に係るシート体搬送装置では、ドラムの
一方の面側に配設された第１の搬送系とドラムでシート
体の搬入口を形成し、また、ドラムの他方の面側に配設
された第２の搬送系とドラムでシート体の搬出口を形成
し、シート体を吸着保持した吸着盤を変位動作させてシ
ート体の搬入口に臨ませ、ドラムと第１の搬送系とでシ
ート体を挟持して第２の搬送系側へ搬送し、シート体を
搬出口から導出させ、これによりシート体の表裏を反転
することができる。
一方の面側に配設された第１の搬送系とドラムでシート
体の搬入口を形成し、また、ドラムの他方の面側に配設
された第２の搬送系とドラムでシート体の搬出口を形成
し、シート体を吸着保持した吸着盤を変位動作させてシ
ート体の搬入口に臨ませ、ドラムと第１の搬送系とでシ
ート体を挟持して第２の搬送系側へ搬送し、シート体を
搬出口から導出させ、これによりシート体の表裏を反転
することができる。
［実施例］ 本発明に係るシート体搬送装置について実施例を挙
げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第１図において、参照符号10は、本実施例に係るシー
ト体搬送装置を示す。このシート体搬送装置は、積層さ
れているシート体を順次吸着保持し搬送する吸着機構12
と、正逆回転可能なドラム14の一方の面側に配設された
第１のベルト状の搬送系16と、ドラムの他方の面側に配
設された第２のベルト状の搬送系18とから基本的に構成
される。
ト体搬送装置を示す。このシート体搬送装置は、積層さ
れているシート体を順次吸着保持し搬送する吸着機構12
と、正逆回転可能なドラム14の一方の面側に配設された
第１のベルト状の搬送系16と、ドラムの他方の面側に配
設された第２のベルト状の搬送系18とから基本的に構成
される。
吸着機構12は、第２図に示すように、サプライマガジ
ン20に積層されているシート体からなる写真感光材料22
を順次吸着保持するための吸着盤24と、該吸着盤24の近
傍で前記写真感光材料22の端部近傍に当接する位置に配
設されるシート体押圧手段26を備える。なお、実施例で
はサプライマガジンを使用しているが、必ずしもこれに
限定されるものではなく、シート体を積層し、載置でき
る構造であればよい。
ン20に積層されているシート体からなる写真感光材料22
を順次吸着保持するための吸着盤24と、該吸着盤24の近
傍で前記写真感光材料22の端部近傍に当接する位置に配
設されるシート体押圧手段26を備える。なお、実施例で
はサプライマガジンを使用しているが、必ずしもこれに
限定されるものではなく、シート体を積層し、載置でき
る構造であればよい。
吸着盤24とシート体押圧手段26とは、駆動手段28によ
り一体的に変位する。この吸着盤24は、回転駆動源30に
連結された回転軸32に挿入されているガイドバー34に固
定されたホルダ36と、横架保持されているロッド38に支
持されている。
り一体的に変位する。この吸着盤24は、回転駆動源30に
連結された回転軸32に挿入されているガイドバー34に固
定されたホルダ36と、横架保持されているロッド38に支
持されている。
ロッド38の両端は、支持板40を介してガイド溝42に挿
入され、支持板40の端部が一方のベルト44に固定されて
おり、このベルト44がプーリ46a、46bに掛け渡されると
ともに、このプーリ46a、46bに回転駆動源48が連結され
る。また、ホルダ36には、一端側を図示しない真空源に
連通させ、他端側を吸着盤24に連通させた管路50が設け
られている。
入され、支持板40の端部が一方のベルト44に固定されて
おり、このベルト44がプーリ46a、46bに掛け渡されると
ともに、このプーリ46a、46bに回転駆動源48が連結され
る。また、ホルダ36には、一端側を図示しない真空源に
連通させ、他端側を吸着盤24に連通させた管路50が設け
られている。
シート体押圧手段26は、吸着盤24の近傍に位置し写真
感光材料22の枚葉を検出するシート体験出機構52とシー
ト体押圧部54を有する。シート体検出機構52は、前記ロ
ッド38に固定された受座56とこの受座56に軸支された検
出ロッド58およびセンサ60からなっている。シート体押
圧部54は、コイルスプリング62に係合してロッド38に進
退自在に支持されるロッド部材と吸着盤24に吸着保持さ
れている写真感光材料22に当接するローラ64を備える。
感光材料22の枚葉を検出するシート体験出機構52とシー
ト体押圧部54を有する。シート体検出機構52は、前記ロ
ッド38に固定された受座56とこの受座56に軸支された検
出ロッド58およびセンサ60からなっている。シート体押
圧部54は、コイルスプリング62に係合してロッド38に進
退自在に支持されるロッド部材と吸着盤24に吸着保持さ
れている写真感光材料22に当接するローラ64を備える。
吸着機構12に接続してサプライマガジン20から取り出
された写真感光材料22を導出口に送り出すために、第１
図に示す搬送機構が設けられる。この搬送機構における
ドラム14は、円筒状でその表面が鏡面処理されており、
このドラム14の円周方向の長さは、好ましくは搬送され
るべきシート体の長さの１倍以上であるが、必ずしも限
定されるものではない。該ドラム14の下方には正回転、
逆回転を与える回転駆動源70が配設され、ドラム14と回
転駆動源70の夫々に配設されたプーリ72a、72bにベルト
74が掛け渡される。
された写真感光材料22を導出口に送り出すために、第１
図に示す搬送機構が設けられる。この搬送機構における
ドラム14は、円筒状でその表面が鏡面処理されており、
このドラム14の円周方向の長さは、好ましくは搬送され
るべきシート体の長さの１倍以上であるが、必ずしも限
定されるものではない。該ドラム14の下方には正回転、
逆回転を与える回転駆動源70が配設され、ドラム14と回
転駆動源70の夫々に配設されたプーリ72a、72bにベルト
74が掛け渡される。
ドラム14の一方の面側には、ドラム14の周囲に配設し
た複数のローラ76a乃至76dの間にベルト78が張設され、
第１搬送系16を形成する。該第１搬送系16の吸着機構12
側のローラ76dとローラ80dに吸着機構12から搬送されて
くる写真感光材料22を確実に受け止めるために、サブベ
ルト82が掛け渡されている。また、ドラム14の他方の面
側も、同様にドラム14の周囲に配設した複数のローラ84
a乃至84dの間にベルト86が張設され、第２搬送系18を形
成している。
た複数のローラ76a乃至76dの間にベルト78が張設され、
第１搬送系16を形成する。該第１搬送系16の吸着機構12
側のローラ76dとローラ80dに吸着機構12から搬送されて
くる写真感光材料22を確実に受け止めるために、サブベ
ルト82が掛け渡されている。また、ドラム14の他方の面
側も、同様にドラム14の周囲に配設した複数のローラ84
a乃至84dの間にベルト86が張設され、第２搬送系18を形
成している。
第１搬送系16とドラム14の上流側付近の間で搬入口88
が形成され、一方、第２搬送系18とドラム14の下流側付
近の間で搬出口90が形成される。搬入口88近傍の第１搬
送系16に写真感光材料22が進入してくることにより変位
する第１の検出器92がドラム14に当接して配設されてい
る。この第１検出器92は一端が支持されたアームに保持
されるローラで構成されている。また、搬出口90近傍の
第２搬送系18にも第１検出器92と同様の第２の検出器94
がドラム14に当接して配設されている。さらに、搬出口
90の近傍には、複数のガイド板96a乃至96cとローラ98a
および98bが配設され、図示しない自動現像装置にシー
ト体、例えば、写真感光材料22を導く役目を担ってい
る。
が形成され、一方、第２搬送系18とドラム14の下流側付
近の間で搬出口90が形成される。搬入口88近傍の第１搬
送系16に写真感光材料22が進入してくることにより変位
する第１の検出器92がドラム14に当接して配設されてい
る。この第１検出器92は一端が支持されたアームに保持
されるローラで構成されている。また、搬出口90近傍の
第２搬送系18にも第１検出器92と同様の第２の検出器94
がドラム14に当接して配設されている。さらに、搬出口
90の近傍には、複数のガイド板96a乃至96cとローラ98a
および98bが配設され、図示しない自動現像装置にシー
ト体、例えば、写真感光材料22を導く役目を担ってい
る。
次に、上記のように構成されるシート体搬送装置の動
作について説明する。
作について説明する。
サプライマガジン20が装置10内に装填された後、回転
駆動源48の作用下にプーリ46a、46bおよびベルト44を介
してロッド38がサプライマガジン20側に変位し、吸着盤
24が写真感光材料22の非露光面側に接近する。ここで、
シート体検出機構52によって、吸着盤24が写真感光材料
22に対して所定の位置に至ったことを検知し、回転駆動
源48の駆動を停止させる。
駆動源48の作用下にプーリ46a、46bおよびベルト44を介
してロッド38がサプライマガジン20側に変位し、吸着盤
24が写真感光材料22の非露光面側に接近する。ここで、
シート体検出機構52によって、吸着盤24が写真感光材料
22に対して所定の位置に至ったことを検知し、回転駆動
源48の駆動を停止させる。
吸着盤24は、写真感光材料22に対し所定の高さで吸引
を開始し、この吸着盤24は写真感光材料22に当接しない
状態で吸い上げ、写真感光材料22を吸着するに至る。
を開始し、この吸着盤24は写真感光材料22に当接しない
状態で吸い上げ、写真感光材料22を吸着するに至る。
次いで、回転駆動源48が前記とは逆方向に駆動され
て、ロッド38がサプライマガジン20から離間する。この
場合、写真感光材料22の端部に当接したシート体検出機
構52は写真感光材料22自身の有する腰の強さ、すなわ
ち、剛性によって写真感光材料22が複数枚枚葉されたか
否かが検出される。若し、複数枚の写真感光材料22が吸
着された場合は、吸着盤24を昇降させ複数枚枚葉を回避
する。従って、写真感光材料22の取り出し作業が確実且
つ効率的に遂行される。
て、ロッド38がサプライマガジン20から離間する。この
場合、写真感光材料22の端部に当接したシート体検出機
構52は写真感光材料22自身の有する腰の強さ、すなわ
ち、剛性によって写真感光材料22が複数枚枚葉されたか
否かが検出される。若し、複数枚の写真感光材料22が吸
着された場合は、吸着盤24を昇降させ複数枚枚葉を回避
する。従って、写真感光材料22の取り出し作業が確実且
つ効率的に遂行される。
回転駆動源48の作用下に吸着盤24が所定の位置に至る
と、この回転駆動源48が減勢されるとともに、回転駆動
源30が駆動されて回転軸32を介してロッド38が所定の角
度範囲で回動し、吸着盤24に吸着保持されている写真感
光材料22がサブベルト82上に送り出され、吸着盤24によ
る写真感光材料22の吸着作用が解除される。
と、この回転駆動源48が減勢されるとともに、回転駆動
源30が駆動されて回転軸32を介してロッド38が所定の角
度範囲で回動し、吸着盤24に吸着保持されている写真感
光材料22がサブベルト82上に送り出され、吸着盤24によ
る写真感光材料22の吸着作用が解除される。
写真感光材料22の始端は、図中の矢示ａのように正回
転している第１搬送系16とドラム14の間に挟持されてド
ラム14に導かれ、第１検出器92のローラを通過すること
で写真感光材料22が搬送機構内に入ってきたことを検出
する。一方、ドラム14に沿って移動した写真感光材料22
の終端が、第１検出器92を通過後、第２搬送系18に設け
た第２検出器94を通過すると、第２検出器94は写真感光
材料22の存在を検出しなくなるために、その信号で直ち
に回転駆動源70を停止し、写真感光材料22はドラム14と
ドラム14の他方の面側の第２搬送系18で保持される。
転している第１搬送系16とドラム14の間に挟持されてド
ラム14に導かれ、第１検出器92のローラを通過すること
で写真感光材料22が搬送機構内に入ってきたことを検出
する。一方、ドラム14に沿って移動した写真感光材料22
の終端が、第１検出器92を通過後、第２搬送系18に設け
た第２検出器94を通過すると、第２検出器94は写真感光
材料22の存在を検出しなくなるために、その信号で直ち
に回転駆動源70を停止し、写真感光材料22はドラム14と
ドラム14の他方の面側の第２搬送系18で保持される。
なお、写真感光材料22の大きさによっては、第２搬送
系18内の第２検出器94を通過した時でなく、第１搬送系
16内の第１検出器92を通過した時に回転駆動源70を停止
し、ドラム14の一方の面側の第１搬送系16で保持させて
もよい。
系18内の第２検出器94を通過した時でなく、第１搬送系
16内の第１検出器92を通過した時に回転駆動源70を停止
し、ドラム14の一方の面側の第１搬送系16で保持させて
もよい。
また、この時、写真感光材料22の始端にカールが付与
されていたり、フイルムに厚薄があったとしても、第１
搬送系16と第２搬送系18の夫々のベルトの間で挟持され
て搬送されるので、シート体搬送装置10を前記カール状
態の有無によって停止させることがない。
されていたり、フイルムに厚薄があったとしても、第１
搬送系16と第２搬送系18の夫々のベルトの間で挟持され
て搬送されるので、シート体搬送装置10を前記カール状
態の有無によって停止させることがない。
次に、図中の矢示ｂのように、ドラム14を逆回転して
写真感光材料22の終端をドラム14の搬出口90から搬出す
る。この場合、写真感光材料22は反転された状態にあ
る。そして、写真感光材料22の終端が第２搬送系18から
開放されると、第２搬送系18のベルト86に当接しなが
ら、写真感光材料22はガイド板96a乃至96cの間に導か
れ、図示しない自動現像装置に送られる。このドラム14
並びに第１搬送系16と第２搬送系18により、吸着盤24に
よって裏面が吸着された写真感光材料22は、その表裏が
反転される。
写真感光材料22の終端をドラム14の搬出口90から搬出す
る。この場合、写真感光材料22は反転された状態にあ
る。そして、写真感光材料22の終端が第２搬送系18から
開放されると、第２搬送系18のベルト86に当接しなが
ら、写真感光材料22はガイド板96a乃至96cの間に導か
れ、図示しない自動現像装置に送られる。このドラム14
並びに第１搬送系16と第２搬送系18により、吸着盤24に
よって裏面が吸着された写真感光材料22は、その表裏が
反転される。
［発明の効果］ 以上のように、本発明に係るシート体搬送装置では、
次のような効果乃至利点を有する。
次のような効果乃至利点を有する。
正逆回転可能なドラムと該ドラムの片側毎に第１、第
２搬送系を夫々設けているので、シート体搬送装置自体
を小さくすることができ、且つ、ドラムに巻きつけた
後、搬送されるシート体の各端側から導出するので、シ
ート体の表裏を簡単に反転させることができる。また、
吸着盤により吸着保持されたシート体が、第１搬送系と
ドラムで形成された搬入口で該ベルトローラに挟持され
るので、シート体や厚薄や種類あるいはカール等癖のつ
いたものでも、円滑にシート体を反転することができ
る。
２搬送系を夫々設けているので、シート体搬送装置自体
を小さくすることができ、且つ、ドラムに巻きつけた
後、搬送されるシート体の各端側から導出するので、シ
ート体の表裏を簡単に反転させることができる。また、
吸着盤により吸着保持されたシート体が、第１搬送系と
ドラムで形成された搬入口で該ベルトローラに挟持され
るので、シート体や厚薄や種類あるいはカール等癖のつ
いたものでも、円滑にシート体を反転することができ
る。
第１図は本発明に係るシート体搬送装置の概略縦断面
図、 第２図は吸着機構の概略斜視図、 第３図は従来のシート体搬送装置の概略縦断面図であ
る。 10……シート体搬送装置 12……吸着機構 14……ドラム 16……第１搬送系 18……第２搬送系 22……シート体 24……吸着盤 26……シート体押圧手段 52……シート体検出機構 54……シート体押圧部 70……回転駆動源 88……搬入口 90……搬出口 92……第１検出器 94……第２検出器
図、 第２図は吸着機構の概略斜視図、 第３図は従来のシート体搬送装置の概略縦断面図であ
る。 10……シート体搬送装置 12……吸着機構 14……ドラム 16……第１搬送系 18……第２搬送系 22……シート体 24……吸着盤 26……シート体押圧手段 52……シート体検出機構 54……シート体押圧部 70……回転駆動源 88……搬入口 90……搬出口 92……第１検出器 94……第２検出器
Claims (2)
- 【請求項１】積層されているシート体に対して接近して
吸着保持する吸着盤と、正逆回転可能なドラムと、 前記ドラム外周面の一方の面側に配設された第１のベル
ト状の搬送系と、 前記ドラム外周面の他方の面側に配設された第２のベル
ト状の搬送系と、 からなり、前記ドラムと第１の搬送系でシート体の搬入
口を形成し、前記ドラムと第２の搬送系でシート体の搬
出口を形成し、前記吸着盤を変位動作させてシート体の
搬入口に臨ませ、前記ドラムと前記第１の搬送系とでシ
ート体を挟持して前記第２の搬送系側へ搬送し、次い
で、前記第１の搬送系と前記ドラムおよび前記第２の搬
送系と前記ドラムのうち少なくとも前記第２の搬送系と
前記ドラムでシート体を反転させて搬出口から導出する
ことを特徴とするシート体搬送装置。 - 【請求項２】請求項１記載のシート体搬送装置におい
て、前記ドラムと前記第１の搬送系および前記ドラムと
前記第２の搬送系のうちの少なくとも一方でシート体が
保持されることを特徴とするシート体搬送装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2331954A JP2549017B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | シート体搬送装置 |
| EP91120434A EP0488314B1 (en) | 1990-11-29 | 1991-11-28 | Sheet feeding device |
| DE69105463T DE69105463T2 (de) | 1990-11-29 | 1991-11-28 | Bogenzuführvorrichtung. |
| US07/800,107 US5183241A (en) | 1990-11-29 | 1991-11-29 | Sheet feeding device for inverting a sheet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2331954A JP2549017B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | シート体搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04197941A JPH04197941A (ja) | 1992-07-17 |
| JP2549017B2 true JP2549017B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=18249499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2331954A Expired - Fee Related JP2549017B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | シート体搬送装置 |
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| Country | Link |
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| EP (1) | EP0488314B1 (ja) |
| JP (1) | JP2549017B2 (ja) |
| DE (1) | DE69105463T2 (ja) |
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Family Cites Families (13)
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| DE2627810C3 (de) * | 1976-06-22 | 1978-12-14 | G. Siempelkamp Gmbh & Co, 4150 Krefeld | Vorrichtung zum Vereinzeln, Transportieren und Ablegen von Vergütungsbögen im Zuge der Herstellung von vergüteten Spanplatten, Faserplatten o.dgl |
| JPS5451539A (en) * | 1977-09-30 | 1979-04-23 | Mitsubishi Electric Corp | Infrared ray image pickup device |
| GB1599446A (en) * | 1978-02-06 | 1981-10-07 | Am Int | Printing apparatus and method |
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| JPH0729719B2 (ja) * | 1985-11-29 | 1995-04-05 | 京セラ株式会社 | 画像形成装置 |
| JPS6463260A (en) * | 1987-09-02 | 1989-03-09 | Tdk Corp | Surface lighting type semiconductor ceramic discharge lamp device |
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| JPH01242340A (ja) * | 1988-03-18 | 1989-09-27 | Canon Inc | シートフィルム給送装置 |
| JPH0214571A (ja) * | 1988-07-01 | 1990-01-18 | Toshiba Corp | 固体撮像装置 |
| US5089857A (en) * | 1990-10-15 | 1992-02-18 | Eastman Kodak Company | Electrostatographic apparatus having sheet cooling and turnover devices |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP2331954A patent/JP2549017B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-11-28 EP EP91120434A patent/EP0488314B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-28 DE DE69105463T patent/DE69105463T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-29 US US07/800,107 patent/US5183241A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69105463T2 (de) | 1995-04-13 |
| DE69105463D1 (de) | 1995-01-12 |
| EP0488314A1 (en) | 1992-06-03 |
| EP0488314B1 (en) | 1994-11-30 |
| JPH04197941A (ja) | 1992-07-17 |
| US5183241A (en) | 1993-02-02 |
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Legal Events
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