JPH0729719B2 - 画像形成装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成
装置に係り、特に簡単な切換操作により画像定着後の記
録媒体の排出方向を選択的に切り換える事の出来る画像
形成装置に関する。

「従来の技術」 近年、連続して多数枚の記録紙や樹脂フィルム等に印字
を行うプリンタやファクシミリ等において、頁揃えの自
動化や装置の小設置面積化を図る為に、画像定着を行う
定着ユニットの下流側に記録媒体搬送経路を形成し、画
像定着後の記録媒体を前記搬送経路内を挿通させながら
反転させ、記録面が下向きの、いわゆるフェースダウン
状態で機体上面側に排出させる構成を採るものが種々提
案されている（特願昭60−119402号他）。

一方、一枚目の試し刷りを行う場合や、同一画像の記録
媒体を多数印刷する場合には、記録面が上向きの、いわ
ゆるフェースアップ状態で排出させる事が有利な場合が
ある。

この為本出願人は先に、定着ユニット下流側にソレノイ
ドその他の切換手段を介して搬送路が切換可能な切換ガ
イドを装着すると共に、該切換ガイドの一の切換通路出
口側に排紙トレイを、又他の切換通路出口側に記録媒体
の反転排紙を行う為の搬送経路の入口端（侵入口）を配
し、前記切換ガイドを一側に切換える事により、画像定
着後の記録媒体が、前記搬送経路内に侵入し反転しなが
らフェースダウン状態で機体上面側に、又他側に切換え
る事により前記搬送経路を通過する事なくフェースアッ
プ状態で排紙トレイ側に夫々排紙されるように構成した
画像形成装置を提案している（実願昭60−116860号）。

「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら前記先願技術においては切換ガイドが装置
内部に配されている為に、操作盤上の表示ランプ等を除
いて切換状態を目視にて確認する事が出来ず、この為フ
ェースダウン状態での排紙（以下正転排出という）を希
望したにも拘らず誤ってフェースアップ状態で排紙（以
下反転排出という）されてしまう場合が多々あった。

又前記先願技術では、切換ガイドを前記搬送経路の入口
端側に設けている為に必然的に機体側壁側に排紙トレイ
を設けねばならず装置が大型化すると共に、夫々の排紙
出口側に記録媒体を収受する為の部材を個別に設けねば
ならず、部品点数の増大とハウジング形状の複雑化につ
ながる。

更に、記録紙搬送路上に切換ガイドを設けると、その部
分にジャムが発生する可能性が出てくるが、前記先願技
術においては記録媒体搬送経路入口端側に切換ガイドが
装着されている為に、その上流側に位置する排紙ローラ
や定着ローラが記録紙を掴持し、ジャム処理が面倒であ
る。

本発明は、記録媒体の正転排出又は反転排出を行う切換
手段の切り替え状態が目視にて容易に確認し得、この結
果排紙方向の切り換えの誤操作を完全に解消し得る画像
形成装置を提供する事を目的とする。

又本発明の他の目的とする所は、記録媒体収受部材を複
数個設ける事なく、記録媒体の正転排出又は反転排出の
いずれの状態においても単一の排出トレイで収受可能に
した画像形成装置を提供する事にある。

又本発明の他の目的は、記録媒体の排紙方向切換部にジ
ャムが生じても容易にこれを処理し得る画像形成装置を
提供する事にある。

「問題点を解決する為の手段」 本発明はかかる技術的課題を達成する為に、 第一の発明においては、 Ａ、画像定着後の記録媒体を排出する搬送経路の最下流
側に正反転可能な排出ローラを配し、該排出ローラの周
面を利用して、排出路を分岐して、前記排出ローラの正
反転により選択的に夫々の分岐路に記録媒体を排出可能
に構成した点、 Ｂ、前記一の分岐路出口側に位置する排紙トレイを前記
他の分岐路出口側に向け回動可能に構成した点、 Ｃ、前記排出トレイの回動操作と連動して前記排出ロー
ラの回転方向の切り替えが行われるよう構成した点 を特徴とする画像形成装置を提案する。

従って本発明によれば、前記排出路の切り替えにより、
記録媒体の正転排出と反転排出が選択的に行われる装置
に適用する事を主目的とするものであるが、前記記載よ
り明らかな如く、本発明はこれのみに限定されるもので
はなく、ソータへの排出と排出トレイの排出が選択的に
行われる装置や、又排出トレイへの排出と両面コピーを
行う為に装置内の転写器入口側に戻すように構成された
装置にも適用可能である。

第二発明は記録媒体の正転排出と反転排出が選択的に行
われる装置に適用されるもので、 その特徴とするところは、 画像定着後の記録媒体を排出する搬送経路の最下流側
に正反転可能な排出ローラを配し、該排出ローラの周面
を利用して、排出路を分岐して、夫々の分岐路に正転排
出用出口開口と反転排出用出口開口を形成した点、 表裏両面側に記録媒体が収受可能な受け面が形成され
た排紙トレイを、前記正転排出用出口開口と反転排出用
出口開口が夫々回動始点側と回動終点となるように回動
可能に構成した点、 前記排出トレイの回動操作と連動して前記排出ローラ
の回転方向の切り替えが行われるよう構成した点 にある。

第３の発明は前記第２の発明の構成に加えて、 前記排出ローラの周面を利用して分岐排出路を形成す
るも、その分岐元側に、記録媒体を選択的に前記夫々の
出口開口に排出させる切換手段を配した点、 ′前記排出トレイの回動操作と連動して、前記排出ロ
ーラの回転方向の切り替えとともに、切換手段の排出路
の切り替えが行われるよう構成した点 を特徴とする第２の発明を提案する。

「作用」 本第１の発明によれば、搬送経路の最下流側に配した排
出ローラの周面を利用して排出路を分岐するとともに、
該排出ローラの正反転を利用して、夫々の分岐路に選択
的に排出可能に構成したために、言換えれば一つの排出
ローラで正転排紙と反転排紙が可能になるとともに、そ
の排出路の分岐路がローラ周面を利用して形成されるた
めに、部品点数の大幅低減と省スペース化が達成され
る。

而も分岐路を形成する排出ローラ周面の回転力を利用し
て強制的に正転排紙と反転排紙が行われるために、ジャ
ムが生じる恐れも低減される。

而も前記排出ローラの回転方向の切り替えが前記排出ト
レイの回動操作と連動して行われるよう構成したため
に、その排紙方向が外部より容易に目視にて理解され、
この結果排出方向の切り換えの誤操作を完全に解消し得
る。

第二発明においては、前記第一発明の作用に加えて、表
裏両面に記録媒体が収受可能な受け面を形成した排出ト
レイの回動始点側と回動終点側に夫々記録媒体の正転排
出用出口開口と反転排出用出口開口を形成する事によ
り、単一の排出トレイで正転排出側と反転排出側の夫々
に記録媒体の収受が可能となり、この結果部品点数の低
減とハウジング形状の単純化を図る事が出来る。

又、本発明によれば、前記排出トレイが回動可能に構成
されている為に、不使用時においても排出トレイが機体
側壁面より突出する事がない。

更に第三の発明によれば、搬送経路の最下流側に位置す
る排出ローラの周面を利用して分岐排出路を形成する
も、その分岐元側に切換手段を配したために、言換えれ
ば前記切換手段が、画像定着後の記録媒体を排出する搬
送経路の最下流側に配することになるため、ソレノイド
その他の電気的手段を用いなくとも、例えば排出トレイ
の基側に付設したカム部材その他の機械的手段を用いて
切換手段を切り替え可能に構成する事が出来、この結果
切換動作の確実化と構造の複雑化を避ける事が出来る。

又前記切換手段を搬送経路中、特に搬送経路の最下流側
に配する事は、前記搬送経路の上流側に位置する排紙ロ
ーラや定着ローラに影響される事なくジャム処理が可能
である。

而も前記搬送経路は一般に装置底側より上方に向け延伸
されている場合が多い為に、前記搬送経路を分割開放す
る場合、その開放支点を入口端側に形成するのが有利で
あるが、前記切換手段を搬送経路中、特に最下流側に配
すると、前記搬送経路を分割開放する場合、切換手段に
邪魔される事なく大きく回動させる事が出来、ジャム処
理その他の面で極めて有利である。

「実施例」 以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に
詳しく説明する。ただしこの実施例に記載されている構
成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特
定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに
限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。

第１図乃至第３図はいずれも本発明の実施例に係るレー
ザプリンタを示し、第１図は定着ユニット下流側の記録
紙搬送路の構成を示す要部正面断面図、第２図は排紙ユ
ニットの構成を示す要部側面断面図、第３図は排紙トレ
ーの形状を示す斜視図である。

第１図において、１は光走査ユニット２下方の機体底側
に配置された定着ユニットで、公知の電子写真記録方式
に基づいて記録紙上に形成された未定着画像の熱定着を
行う。

そして前記定着ユニット１の下流側の機体側壁側には搬
送ローラ３を介して記録紙の正転排紙と反転排紙を選択
的に行う搬送ユニット４が配設されている。

搬送ユニット４は、機体に固設された反転排紙用ガイド
部５と、入口端側に軸支された回動始点７を中心として
分割開放可能に構成された正転排紙用ガイド体６とから
なり、両者５−６間の対面位置に記録紙の搬送経路９が
形成される。

反転排紙用ガイド部５は、光走査ユニット２側に弓形状
に腕曲させて機体上面付近まで延伸させるとともに、そ
の途中位置に記録紙搬送用の駆動ロール８を軸支する。

一方正転排紙用ガイド体６は、前記駆動ロール８の対面
位置に従動ロール19を回転自在に軸支すると共に、前記
反転排紙用ガイド部５と対面する側を、搬送経路９入口
側より前記駆動ロール８の下流側位置まで該ガイド部５
のガイド面5aに沿って延伸させた後、徐々にその対面間
隔が離間する如く機体側壁10側に腕曲させ、搬送経路９
最下流側を末広がり状に拡開させる。

そして該搬送経路９最下流側位置に、記録紙の排出方向
の切換を行う排紙方向切換ユニット11が配設されてい
る。

排紙方向切換ユニット11は、正逆回転可能な大径の駆動
ローラ12と、該大径駆動ローラ12周面に圧接された一対
の小径従動ローラ13,14と、側板15,16を介して前記大径
駆動ローラ12の両側端側軸受17,18外周に揺動自在に軸
支された切換ガイド20からなる。

大径駆動ローラ12は、搬送経路９最下流側の垂直上方位
置に、軸受17,18を介して機体前後壁21,22間に回転自在
に軸支され、図示しない駆動系よりの駆動力が回転軸23
の一側に取り付けられた歯車24を介して伝達され正逆回
転可能に構成されている。

一対の小径従動ローラ13,14は、夫々反転排紙用ガイド
部５と正転排紙用ガイド体６の出口端に近接して配置す
ると共に、一の小径従動ローラ13は機体前後壁間に、他
の小径従動ローラ14は正転排紙用ガイド体６の前後壁間
に回転自在に軸支され、前記他の小径従動ローラ14が正
転排紙用ガイド体６の分割開放に追従して開放されるよ
う構成している。

又前記夫々の小径従動ローラ13,14と大径駆動ローラ12
の圧接位置の下流側（外側）には記録紙を排紙する為の
出口開口25,26が形成されている。

切換ガイド20は両側面がＲ状に凹設した先端楔状をな
し、後記する切換動作により、その先端部が夫々反転排
紙用ガイド部５と正転排紙用ガイド体６のガイド面5a,6
aに当接可能に形成する。

そして該切換ガイド20は、両端基側に設けた支持軸27に
より、前記大径駆動ローラ12の両側端側軸受17,18に揺
動自在に軸支された側板15,16下端側に吊架される。

そして前記側板15,16には、その略中央位置に上方に伸
びる長穴28が形成されており、該長穴28に、支軸29を介
して排紙トレイ30の回転支点に固設された偏心カム31
を、長穴28の短幅間にきっちり嵌合する。

排紙トレイ30は第３図に示す如く、両側骨部32,33の基
端側の内側に支軸29を取り付け、該支軸29を介して機体
前後壁21,22に回動自在に軸支すると共に、該支軸29自
由端側に前述した偏心カム31を固設し、更に前記骨部3
2,33間に挟まれる記録紙収受部34の基側を空間部34aと
なし、前記大径駆動ローラ12の外周面上を回動可能に構
成する。

そして該排紙トレイ30は表裏対称形状となし、その収受
部34の表裏両面側に記録紙収受用のリブ35を形成すると
共に、中央先端部に記録紙を取り出す為の凹部36を形成
する。

又前記機体前後壁21,22の所定個所には図示しない位置
決めピンを突設し、前記正転排出用出口開口26と反転排
出用出口開口25と対応する所定位置で排紙トレイ30が前
記位置決めピンと係合し、位置固定がなされるように構
成してある。

次に本実施例の作用を説明する。

A,記録紙の反転排紙 先ず、記録紙の画像形成を行う前に排紙トレイ30を実線
で示す位置まで回動させ位置決めピンに係合固定させ、
該排紙トレイ30の収受部34表側を反転排紙の出口開口25
の下流側に位置せしめる。

一方前記排紙トレイ30を反転排紙側に回動させると、該
排紙トレイ30の回動始点側の支軸29に固設させた偏心カ
ム31が所定角度回転し、と同時に偏心カム31は、切換ガ
イド20を揺動自在に支持する側板15,16の長穴28の短幅
間にきっちり嵌合されている為に、前記偏心カム31の回
転に追従して切換ガイド20が正転排紙用ガイド体６のガ
イド面6aに当接し、その側方に反転排紙用の排出路9aが
形成される。

そして更に前記排紙トレイ30の反転排紙側への回動に追
従して図示しないリミットスイッチの制御により切換ユ
ニット11の大径駆動ローラ12が実線で示す矢印方向に回
転する。

この状態で画像形成を行うと、定着ユニット１を通過し
画像定着後の記録紙が搬送ローラ３を通って搬送ユニッ
ト４の搬送経路９内に侵入し、切換ガイド20の側面を通
って大径駆動ローラ12の周面に当接する。

そして前記大径駆動ローラ12は矢印方向に回転している
為に記録紙がその周面に沿って従動ローラ13側に移動
し、出口開口25より排紙トレイ30の収受面に排出され
る。

このように本実施例においては前記駆動ローラ12を大径
にし、その周面が切換ガイド20出口端より従動ローラ1
3,14圧接位置まで達する移動ガイドとして機能するする
よう構成した為に、記録紙のジャム発生が低減する。

Ｂ、記録紙の正転排紙 次に記録紙の正転排紙を行う場合は前記と逆に排紙トレ
イ30を想像線で示す位置まで回動させ位置決め固定さ
せ、該排紙トレイ30の裏側収受面を正転排紙の出口開口
26の下流側に位置せしめる。

そして前記排紙トレイ30の回動により前述したように偏
心カム31が所定角度回転し、該偏心カム31の回転に追従
して切換ガイド20が反転排紙用ガイド部５のガイド面に
当接し、その側方に正転排紙用の排出路9bが形成され
る。

そして更に前記排紙トレイ30の回動に追従して図示しな
いリミットスイッチにより大径駆動ローラ12が想像線で
示す矢印方向に回転する。

これにより前述した反転排紙と同様な搬送経路９を通っ
て、正転排紙用ガイド体６側に形成された排出路、及び
大径駆動ローラ12の周面に沿って移動しながら正転用出
口開口26より排紙トレイ30の収受面に排出される。

「発明の効果」 以上記載した如く本発明によれば、排出トレイの回動位
置により記録媒体の正転排出又は反転排出を行う切換手
段の切り換え状態が目視にて容易に確認する事が出来る
為に排紙方向の切り換えの誤操作を完全に解消し得る。

又本発明によれば、記録媒体収受部材を複数個設ける事
なく単一の排出トレイで、正転排出又は反転排出のいず
れの状態においても記録媒体を収受する事が可能であ
り、この結果部品点数の削減と構造の単純化が図れる。

又本発明によれば、記録媒体の排紙方向切換部にジャム
が生じても容易にこれを処理し得、その実用的効果は極
めて大である。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図はいずれも本発明の実施例に係るレー
ザプリンタを示し、第１図は定着ユニット下流側の記録
紙搬送路の構成を示す要部正面断面図、第２図は排紙ユ
ニットの構成を示す要部側面断面図、第３図は排紙トレ
ーの形状を示す斜視図である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】画像定着後の記録媒体を排出する搬送経路
   の最下流側に正反転可能な排出ローラを配し、該排出ロ
   ーラの周面を利用して、排出路を分岐して、前記排出ロ
   ーラの正反転により選択的に夫々の分岐路に記録媒体を
   排出可能に構成するとともに、前記一の分岐路出口側に
   位置する排紙トレイを前記他の分岐路出口側に向け回動
   可能に構成し、 該排出トレイの回動操作と連動して前記排出ローラの回
   転方向の切り替えが行われるよう構成した事を特徴とす
   る画像形成装置
2. 【請求項２】画像定着後の記録媒体を排出する搬送経路
   の最下流側に正反転可能な排出ローラを配し、該排出ロ
   ーラの周面を利用して、排出路を分岐して、夫々の分岐
   路に正転排出用出口開口と反転排出用出口開口を形成す
   るとともに、 表裏両面側に記録媒体が収受可能な受け面が形成された
   排紙トレイを、前記正転排出用出口開口と反転排出用出
   口開口が夫々回転始点側と回動終点となるように回動可
   能に構成し、 該排出トレイの回動操作と連動して前記排出ローラの回
   転方向の切り替えが行われるよう構成した事を特徴とす
   る画像形成装置
3. 【請求項３】画像定着後の記録媒体を排出する搬送経路
   の最下流側に正反転可能な排出ローラを配し、該排出ロ
   ーラの周面を利用して、排出路を分岐して、夫々の分岐
   路に正転排出用出口開口と反転排出用出口開口を形成す
   るとともに、その分岐元側に、記録媒体を選択的に前記
   夫々の出口開口に排出させる切換手段を配し、 一方表裏両面側に記録媒体が収受可能な受け面が形成さ
   れた排紙トレイを、前記正転排出用出口開口と反転排出
   用出口開口が夫々回動始点側と回動終点となるように回
   動可能に構成し、 該排出トレイの回動操作と連動して切換手段の排出路の
   切り換えとともに、前記排出ローラの回転方向の切り替
   えが行われるよう構成した事を特徴とする画像形成装置