JPH03111876A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
- Publication number
- JPH03111876A JPH03111876A JP25092089A JP25092089A JPH03111876A JP H03111876 A JPH03111876 A JP H03111876A JP 25092089 A JP25092089 A JP 25092089A JP 25092089 A JP25092089 A JP 25092089A JP H03111876 A JPH03111876 A JP H03111876A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- fixing means
- fixing
- fixing device
- detection lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 43
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 12
- 230000009191 jumping Effects 0.000 claims description 4
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、静電式複写機、プリンタ、ファクシミリ等
の画像形成装置に使用される、用紙上に転写されたトナ
ー像を定着させるための定着装置に関するものである。
の画像形成装置に使用される、用紙上に転写されたトナ
ー像を定着させるための定着装置に関するものである。
〈従来の技術と発明が解決しようとする課題〉従来、定
着装置においては、加熱ローラと、この加熱ローラに圧
接された加圧ローラとからなる定着手段に、トナー像が
転写された用紙を導くため、定着手段の上流側に、上下
一対のガイド板が配置されている。
着装置においては、加熱ローラと、この加熱ローラに圧
接された加圧ローラとからなる定着手段に、トナー像が
転写された用紙を導くため、定着手段の上流側に、上下
一対のガイド板が配置されている。
しかし、上記定着装置では、定着中の用紙の末端が上方
へ跳ね上がって上側のガイド板に接触し、この接触によ
って、定着前のトナー像が乱されたり、或いは、接触に
よって用紙から剥離したトナーが装置内部を汚したりす
るという問題があった。
へ跳ね上がって上側のガイド板に接触し、この接触によ
って、定着前のトナー像が乱されたり、或いは、接触に
よって用紙から剥離したトナーが装置内部を汚したりす
るという問題があった。
定着中の用紙末端の跳ね上がりは、定着時に用紙がシワ
になることを防止するため、加圧ローラの外周面に付け
られた、用紙を搬送方向と直交する方向に引っ張るため
の4/100〜10/100程度のクラウニングにより
、定着時の用紙に変形を生じることが主な原因となって
いる。
になることを防止するため、加圧ローラの外周面に付け
られた、用紙を搬送方向と直交する方向に引っ張るため
の4/100〜10/100程度のクラウニングにより
、定着時の用紙に変形を生じることが主な原因となって
いる。
そこで、第4図に示すように、加熱ローラ91と加圧ロ
ーラ92とからなる定着手段の上流側に配置された一対
のガイド板93.94のうち、上側のガイド板93に、
跳ね上がった用紙にの末端に対して点接触する、複数の
突起95aを備えた回転体95を配置して、用紙にとガ
イド板93との接触を防止した定着装置が種々提案され
ている(例えば特開昭58−207066号、特開昭5
9−109078号公報参照)。
ーラ92とからなる定着手段の上流側に配置された一対
のガイド板93.94のうち、上側のガイド板93に、
跳ね上がった用紙にの末端に対して点接触する、複数の
突起95aを備えた回転体95を配置して、用紙にとガ
イド板93との接触を防止した定着装置が種々提案され
ている(例えば特開昭58−207066号、特開昭5
9−109078号公報参照)。
ところが、上記構成では、特に、定着手段に導かれる用
紙Kが、湿気等によって画像形成以前に既にカールして
いる場合や、片面に画像形成した後にカールした場合に
、その先端が、ガイド板93から突出した回転体95に
引っ掛かって、定着手段へうまく導入されず、用紙の搬
送が瞬間的に停止して、トナー転写中の用紙後端部のト
ナー像が乱されたり、ドラムや用紙から剥離したトナー
によって装置内部が汚されたりするだけでなく、ひどい
場合には、用紙づまりを生じる虞もある。
紙Kが、湿気等によって画像形成以前に既にカールして
いる場合や、片面に画像形成した後にカールした場合に
、その先端が、ガイド板93から突出した回転体95に
引っ掛かって、定着手段へうまく導入されず、用紙の搬
送が瞬間的に停止して、トナー転写中の用紙後端部のト
ナー像が乱されたり、ドラムや用紙から剥離したトナー
によって装置内部が汚されたりするだけでなく、ひどい
場合には、用紙づまりを生じる虞もある。
この発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであって
、定着前の用紙がガイド板に接触することを防止するこ
とができ、しかも、用紙の定着手段への導入を円滑に行
うことができる定着装置を提供することを目的としてい
る。
、定着前の用紙がガイド板に接触することを防止するこ
とができ、しかも、用紙の定着手段への導入を円滑に行
うことができる定着装置を提供することを目的としてい
る。
〈課題を解決するための手段〉
上記課題を解決するための、この発明の定着装置は、定
着手段の上流側には、用紙を定着手段に導くための上下
一対のガイド板間に進退可能に配置され、両ガイド板間
に進出した状態で用紙表面に接触して、当該用紙末端の
跳ね上がりを抑える回転体が設けられていると共に、定
着手段の下流側には、当該定着手段を通過した用紙の先
端を検知して、上記回転体を一対のガイド板間に進出さ
せ、用紙を検知していない状態では、上記回転体を両ガ
イド板間から退避させる駆動手段が設けられていること
を特徴としている。
着手段の上流側には、用紙を定着手段に導くための上下
一対のガイド板間に進退可能に配置され、両ガイド板間
に進出した状態で用紙表面に接触して、当該用紙末端の
跳ね上がりを抑える回転体が設けられていると共に、定
着手段の下流側には、当該定着手段を通過した用紙の先
端を検知して、上記回転体を一対のガイド板間に進出さ
せ、用紙を検知していない状態では、上記回転体を両ガ
イド板間から退避させる駆動手段が設けられていること
を特徴としている。
また、上記駆動手段は、定着手段近傍に設けられた支点
を中心に回動可能に設けられ、定着手段の下流側におい
て用紙の搬送路と交差するように配置された検知レバー
からなり、回転体が、上記支点を中心として検知レバー
と一体回動するアームに支持されていることが好ましい
。
を中心に回動可能に設けられ、定着手段の下流側におい
て用紙の搬送路と交差するように配置された検知レバー
からなり、回転体が、上記支点を中心として検知レバー
と一体回動するアームに支持されていることが好ましい
。
また、上記検知レバーは、定着装置内での用紙づまりを
検知するための光電スイッチを作動させる手段を兼ねて
いることが好ましい。
検知するための光電スイッチを作動させる手段を兼ねて
いることが好ましい。
〈作用〉
上記構成からなる、この発明の定着装置によれば、用紙
の定着手段への導入時には、回転体が一対のガイド板間
から退避しているため、用紙を定着手段に対して円滑に
導入することができ、定着手段を通過した用紙の先端を
駆動手段が検知すると、回転体が両ガイド板間に進出し
て用紙表面に接触し、当該用紙末端の跳ね上がりを抑え
るため、定着前の用紙末端の、ガイド板への接触を防止
することができる。
の定着手段への導入時には、回転体が一対のガイド板間
から退避しているため、用紙を定着手段に対して円滑に
導入することができ、定着手段を通過した用紙の先端を
駆動手段が検知すると、回転体が両ガイド板間に進出し
て用紙表面に接触し、当該用紙末端の跳ね上がりを抑え
るため、定着前の用紙末端の、ガイド板への接触を防止
することができる。
また、上記駆動手段が、支点を中心として回動可能な検
知レバーからなり、回転体が、上記支点を中心として検
知レバーと一体回動するアームに支持されている場合に
は、先端が検知レバーに当接した用紙の搬送に伴って、
この検知レバーとアームとが回動することにより、回転
体を一対のガイド板間に進出させることができ、用紙の
通過後は、検知レバーの反転によって、回転体を上記一
対のガイド板間から退避させることができる。
知レバーからなり、回転体が、上記支点を中心として検
知レバーと一体回動するアームに支持されている場合に
は、先端が検知レバーに当接した用紙の搬送に伴って、
この検知レバーとアームとが回動することにより、回転
体を一対のガイド板間に進出させることができ、用紙の
通過後は、検知レバーの反転によって、回転体を上記一
対のガイド板間から退避させることができる。
そして、上記検知レバーが、定着装置内での用紙づまり
を検知するための光電スイッチを作動させる手段を兼ね
ている場合には、上記光電スイッチを作動させる手段を
別に設ける必要がないので構造を簡略化することができ
る。
を検知するための光電スイッチを作動させる手段を兼ね
ている場合には、上記光電スイッチを作動させる手段を
別に設ける必要がないので構造を簡略化することができ
る。
〈実施例〉
以下に、この発明の定着装置を、実施例を示す図面を参
照しつつ説明する。
照しつつ説明する。
第1図に示すように、この実施例の定着装置は定着手段
1と、この定着手段1の上流側(図面向かって右側)お
よび下流側(図面向かって左側)に、それぞれ用紙の入
口2aと出口2bとを有し上記定着手段1を内部に収容
したケーシング2と上記定着手段1により定着された用
紙先端を下流側において検知して、回転体4を、ケーシ
ング2の入口2aに設けられた、用紙を定着手段1に導
くための一対のガイド板21.22間に進退させる駆動
手段3とを備えている。
1と、この定着手段1の上流側(図面向かって右側)お
よび下流側(図面向かって左側)に、それぞれ用紙の入
口2aと出口2bとを有し上記定着手段1を内部に収容
したケーシング2と上記定着手段1により定着された用
紙先端を下流側において検知して、回転体4を、ケーシ
ング2の入口2aに設けられた、用紙を定着手段1に導
くための一対のガイド板21.22間に進退させる駆動
手段3とを備えている。
定着手段1は、加熱ローラ11と、この加熱ローラ11
に下方から圧接された、加圧部材としての加圧ローラ1
2とを備えている。
に下方から圧接された、加圧部材としての加圧ローラ1
2とを備えている。
ケーシング2は、全体が箱状に形成されており、その人
口2aには、上記上下一対のガイド板21゜22が、定
着手段1へ向けて、上下の間隔が徐々に狭まるように傾
斜が付けられた状態で、ケーシング2と一体に形成され
ている。
口2aには、上記上下一対のガイド板21゜22が、定
着手段1へ向けて、上下の間隔が徐々に狭まるように傾
斜が付けられた状態で、ケーシング2と一体に形成され
ている。
駆動手段3は、第1図および第2図(aJに示すように
、加熱ローラ11の支軸Sに、上記加熱ローラ11の一
端部で回動自在に挿通されたリング30と、このリング
30の、定着手段1の下流側において、搬送ローラ11
の幅方向中央側へ延設され、定着済みの用紙を案内する
案内板5と交差するように配置された検知レバー31と
、上記リング30の、定着手段1の上流側において、搬
送ローラ11の幅方向中央側へ延設され、先端に、用紙
末端の跳ね上がりを抑える回転体4が回転自在に軸支さ
れたアーム32とが一体に形成されることで構成されて
いる。
、加熱ローラ11の支軸Sに、上記加熱ローラ11の一
端部で回動自在に挿通されたリング30と、このリング
30の、定着手段1の下流側において、搬送ローラ11
の幅方向中央側へ延設され、定着済みの用紙を案内する
案内板5と交差するように配置された検知レバー31と
、上記リング30の、定着手段1の上流側において、搬
送ローラ11の幅方向中央側へ延設され、先端に、用紙
末端の跳ね上がりを抑える回転体4が回転自在に軸支さ
れたアーム32とが一体に形成されることで構成されて
いる。
また、上記駆動手段3においては、検知レバー31の重
量がアーム32の重量よりも重く設定されており、用紙
先端が検知レバー31に当接していないときには、第1
図中実線で示すように、この検知レバー31の重みによ
って、当該検知レバー31が案内板5と交差した状態で
、駆動手段3が停止するようになっている。
量がアーム32の重量よりも重く設定されており、用紙
先端が検知レバー31に当接していないときには、第1
図中実線で示すように、この検知レバー31の重みによ
って、当該検知レバー31が案内板5と交差した状態で
、駆動手段3が停止するようになっている。
なお、上記検知レバー31とアーム32とは、下記の理
由により、加熱ローラ11の幅方向中央側へ延設されて
いる。すなわち、この実施例の定着装置は、用紙搬送経
路の中心線を基準として用紙を搬送する、いわゆるセン
ター基準タイプであり、各種サイズの用紙は、全て、上
記用紙搬送経路の中心付近を通るので、葉書サイズ等の
幅の狭い用紙であっても、検知レバー31による用紙先
端の検知と、アーム32に軸支された回転体4の用紙末
端への当接を可能にするために、上記検知レバー31と
アーム32とが、加熱ローラ11の幅方向中央側へ延設
されているのである。
由により、加熱ローラ11の幅方向中央側へ延設されて
いる。すなわち、この実施例の定着装置は、用紙搬送経
路の中心線を基準として用紙を搬送する、いわゆるセン
ター基準タイプであり、各種サイズの用紙は、全て、上
記用紙搬送経路の中心付近を通るので、葉書サイズ等の
幅の狭い用紙であっても、検知レバー31による用紙先
端の検知と、アーム32に軸支された回転体4の用紙末
端への当接を可能にするために、上記検知レバー31と
アーム32とが、加熱ローラ11の幅方向中央側へ延設
されているのである。
したがって、定着装置が、装置内の用紙搬送経路の一方
の側端部を基準として用紙を搬送するタイプである場合
には、全てのサイズの用紙が、上記側端部を通るので、
検知レバー31およびアーム32は、第2図曲に示すよ
うに、上記基準となる側の側端部の近傍まで延設されて
いれば良い。
の側端部を基準として用紙を搬送するタイプである場合
には、全てのサイズの用紙が、上記側端部を通るので、
検知レバー31およびアーム32は、第2図曲に示すよ
うに、上記基準となる側の側端部の近傍まで延設されて
いれば良い。
上記駆動手段3のアーム32に軸支された回転体4は、
外周面に、用紙表面と点接触するための多数の突起4a
・・・を備えている。
外周面に、用紙表面と点接触するための多数の突起4a
・・・を備えている。
上記各部からなる、この実施例の定着装置においては、
用紙の定着手段1への導入時には、前述したように、駆
動手段3が、検知レバー31の重みによって、第1図中
実線で示す回動状態で停止しており、回転体4が両ガイ
ド板21.22間から退避しているため、用紙は、上記
両ガイド板21.22によって、定着手段1に円滑に導
入される。
用紙の定着手段1への導入時には、前述したように、駆
動手段3が、検知レバー31の重みによって、第1図中
実線で示す回動状態で停止しており、回転体4が両ガイ
ド板21.22間から退避しているため、用紙は、上記
両ガイド板21.22によって、定着手段1に円滑に導
入される。
次に、定着手段1に導入された用紙の定着が進行して、
用紙先端が駆動手段3の検知レバー31に当接すると、
この検知レバー31の先端が用紙によって持ち上げられ
て駆動手段3が回動し、図中二点鎖線で示すように、ア
ーム32先端の回転体4が両ガイド板21.22間に進
出して、用紙末端に接触し、当該用紙末端の跳ね上がり
を抑える。
用紙先端が駆動手段3の検知レバー31に当接すると、
この検知レバー31の先端が用紙によって持ち上げられ
て駆動手段3が回動し、図中二点鎖線で示すように、ア
ーム32先端の回転体4が両ガイド板21.22間に進
出して、用紙末端に接触し、当該用紙末端の跳ね上がり
を抑える。
そして、用紙の定着が終了して、用紙がケーシング2の
出口2bから排出されると、駆動手段3は、検知レバー
31の重みによって反転回動じて、再び図中実線で示す
回動状態に戻り、回転体4が両ガイド板21.22間か
ら退避する。
出口2bから排出されると、駆動手段3は、検知レバー
31の重みによって反転回動じて、再び図中実線で示す
回動状態に戻り、回転体4が両ガイド板21.22間か
ら退避する。
なお、用紙先端が検知レバー31に当接していない状態
において、この検知レバー31の先端が停止する位置に
は、第2図(aJに示すように、検知レバー31の先端
部31aを挾んで、発光素子りと受光素子Pとからなる
光電スイッチが配置されており、上記検知レバー31は
、上記光電スイッチを作動させる手段を兼ねるものとな
っている。
において、この検知レバー31の先端が停止する位置に
は、第2図(aJに示すように、検知レバー31の先端
部31aを挾んで、発光素子りと受光素子Pとからなる
光電スイッチが配置されており、上記検知レバー31は
、上記光電スイッチを作動させる手段を兼ねるものとな
っている。
上記画素子り、Pからなる光電スイッチは、用紙先端に
よって検知レバー31が持ち上げられたことを検知して
、用紙づまりの有無を判断するもので、例えば下記のよ
うな場合に、用紙づまりを検知するために使用される。
よって検知レバー31が持ち上げられたことを検知して
、用紙づまりの有無を判断するもので、例えば下記のよ
うな場合に、用紙づまりを検知するために使用される。
すなわち、定着装置の上流側の部分(画像転写部等)か
ら定着装置へ用紙が送り込まれて所定時間経過後に、検
知レバー31が持ち上げられていない場合に、上記上流
側の部分から定着装置までの間で用紙づまりが発生した
ことを検知したり、或いは、用紙先端によって検知レバ
ー31が持ち上げられて所定時間経過後に、検知レバー
31が元の位置に戻っていない場合に、定着装置内で用
紙づまりが発生したことを検知したりするために使用さ
れるものである。
ら定着装置へ用紙が送り込まれて所定時間経過後に、検
知レバー31が持ち上げられていない場合に、上記上流
側の部分から定着装置までの間で用紙づまりが発生した
ことを検知したり、或いは、用紙先端によって検知レバ
ー31が持ち上げられて所定時間経過後に、検知レバー
31が元の位置に戻っていない場合に、定着装置内で用
紙づまりが発生したことを検知したりするために使用さ
れるものである。
以上のように、この実施例の定着装置においては、検知
レバー31に加えられる、定着手段1による用紙の搬送
力と、重力とによって、回転体4が、一対のガイド板2
1.22間へ進退されるようになっており、回転体4の
進退のために特別の動力を必要としないという利点があ
る。しかも、上記駆動手段3は、リング30と検知レバ
ー31とアーム32とを一体化したものであり、また上
記検知レバー31は、発光素子りと受光素子Pとからな
る光電スイッチを作動させる手段を兼ねているため、構
造を簡略化することができる。
レバー31に加えられる、定着手段1による用紙の搬送
力と、重力とによって、回転体4が、一対のガイド板2
1.22間へ進退されるようになっており、回転体4の
進退のために特別の動力を必要としないという利点があ
る。しかも、上記駆動手段3は、リング30と検知レバ
ー31とアーム32とを一体化したものであり、また上
記検知レバー31は、発光素子りと受光素子Pとからな
る光電スイッチを作動させる手段を兼ねているため、構
造を簡略化することができる。
なお、この発明の定着装置は、上記実施例には限定され
ない。
ない。
例えば、第3図に示すように、定着手段1を通過した用
紙の先端を検知するリミットスイッチ61と、可動鉄心
62aに回転体4を軸支したソレノイド62とからなる
駆動手段6を使用することもてきる。
紙の先端を検知するリミットスイッチ61と、可動鉄心
62aに回転体4を軸支したソレノイド62とからなる
駆動手段6を使用することもてきる。
上記駆動手段6においては、リミットスイッチ61の作
動レバー61aが、定着手段1を通過した用紙の先端に
よって持ち上げられて、上記リミットスイッチ61の接
点が切り替わり、図示しない制御回路が、この接点の切
り替わりを信号として受けて、ソレノイド62を駆動さ
せ、図中二点鎖線で示すように、回転体4を一対のガイ
ド板21.22間に進出させる。そして、用紙が装置外
へ排出されて、作動レバー61aが元の状態に戻り、リ
ミットスイッチ61の接点が元の状態に戻ると、制御回
路がソレノイド62の駆動を停止させて、回転体を実線
で示す位置まで戻すようになっている。
動レバー61aが、定着手段1を通過した用紙の先端に
よって持ち上げられて、上記リミットスイッチ61の接
点が切り替わり、図示しない制御回路が、この接点の切
り替わりを信号として受けて、ソレノイド62を駆動さ
せ、図中二点鎖線で示すように、回転体4を一対のガイ
ド板21.22間に進出させる。そして、用紙が装置外
へ排出されて、作動レバー61aが元の状態に戻り、リ
ミットスイッチ61の接点が元の状態に戻ると、制御回
路がソレノイド62の駆動を停止させて、回転体を実線
で示す位置まで戻すようになっている。
以上のように、第3図の定着装置の場合には、リミット
スイッチ61、ソレノイド62等が必要で部品点数が増
える上、ソレノイド62の駆動に別の電力を必要とする
が、制御手段のプログラムにより、例えば、用紙先端の
検知から回転手段の突出までのタイミングを、用紙のサ
イズに応じて適宜調整すること等が可能になるという利
点がある。
スイッチ61、ソレノイド62等が必要で部品点数が増
える上、ソレノイド62の駆動に別の電力を必要とする
が、制御手段のプログラムにより、例えば、用紙先端の
検知から回転手段の突出までのタイミングを、用紙のサ
イズに応じて適宜調整すること等が可能になるという利
点がある。
また、この実施例においては、上記リミットスイッチ6
1を、用紙づまりを検知する検知手段と兼用させること
ができ、別に光電スイ・ンチ等を設ける必要がないとい
う利点もある。
1を、用紙づまりを検知する検知手段と兼用させること
ができ、別に光電スイ・ンチ等を設ける必要がないとい
う利点もある。
なお、前記第1図の実施例では、駆動手段3を回動させ
る支点が、加熱ローラ11の支軸Sと同軸に形成されて
いたが、上記支点は、加熱ローラ11の支軸Sとは別に
設けられていても良い。
る支点が、加熱ローラ11の支軸Sと同軸に形成されて
いたが、上記支点は、加熱ローラ11の支軸Sとは別に
設けられていても良い。
また、上記第1図の実施例では、検知レバー31の先端
部31aが棒状に形成されていたが、用紙と当接する先
端部は、成る程度の幅を有していても良い。
部31aが棒状に形成されていたが、用紙と当接する先
端部は、成る程度の幅を有していても良い。
上記第1図の実施例においては、駆動手段3が、検知レ
バー31の重みによって反転回動されて、回転体4を一
対のガイド板21.22間から退避させていたが、バネ
部材等によって反転回動されるようになっていても良い
。
バー31の重みによって反転回動されて、回転体4を一
対のガイド板21.22間から退避させていたが、バネ
部材等によって反転回動されるようになっていても良い
。
上記2つの実施例では、回転体4が1つだけ設けられて
いたが、回転体は、用紙のサイズに応じて複数個設けら
れていても良い。
いたが、回転体は、用紙のサイズに応じて複数個設けら
れていても良い。
その他、この発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計
変更を施すことができる。
変更を施すことができる。
〈発明の効果〉
この発明の定着装置は、以上のように構成されており、
回転体を一対のガイド板間から退避させた状態で、用紙
を定着手段に対して導入できると共に、用紙の先端が定
着手段を通過した後は、両ガイド板間に進出した回転体
により、用紙末端の跳ね上がりを抑えることができる。
回転体を一対のガイド板間から退避させた状態で、用紙
を定着手段に対して導入できると共に、用紙の先端が定
着手段を通過した後は、両ガイド板間に進出した回転体
により、用紙末端の跳ね上がりを抑えることができる。
したがって1、定着前の用紙がガイド板に接触すること
を防止できると共に、用紙の定着手段への導入を円滑に
行うことができ、トナー像が乱れたり、装置内部がトナ
ーによって汚されたりすることがないものとなる。
を防止できると共に、用紙の定着手段への導入を円滑に
行うことができ、トナー像が乱れたり、装置内部がトナ
ーによって汚されたりすることがないものとなる。
また、上記駆動手段か、支点を中心として回動可能な検
知レバーからなり、回転体が、上記支点を中心として検
知レバーと一体回動するアームに支持されている場合に
は、特別の動力を必要とせずに、上記回転体を進退させ
ることができるので、構造を簡略化できる。しかも、上
記検知レバーが、定着装置内での用紙づまりを検知する
ための光電スイッチを作動させる手段を兼ねている場合
には、上記充電スイッチを作動させる手段を別に設ける
必要がないので、さらに構造を簡略化することができる
。
知レバーからなり、回転体が、上記支点を中心として検
知レバーと一体回動するアームに支持されている場合に
は、特別の動力を必要とせずに、上記回転体を進退させ
ることができるので、構造を簡略化できる。しかも、上
記検知レバーが、定着装置内での用紙づまりを検知する
ための光電スイッチを作動させる手段を兼ねている場合
には、上記充電スイッチを作動させる手段を別に設ける
必要がないので、さらに構造を簡略化することができる
。
第1図はこの発明の定着装置の一実施例を示す概略断面
図、第2図(a)は上記実施例の要部を示す平面図、第
2図中)は上記要部の変形例を示す平面図、第3図はこ
の発明の定着装置の他の実施例を示す概略断面図、第4
図は従来の定着装置の一例を示す概略断面図である。 21゜ 1・・・定着手段、11・・・加熱ローラ、12・・・
加圧部材(加圧ローラ)、 2・・・ケーシング、 22・・・ガイド板、 3・・・駆動手段、30・・・
リング、 31・・・検知レバー32・・・アーム、
4・・・回転体、6・・・駆動手段、61・・・リミ
ットスイッチ、62・・・ソレノイド、L・・・発光素
子、P・・・受光素子、 S・・・支軸。
図、第2図(a)は上記実施例の要部を示す平面図、第
2図中)は上記要部の変形例を示す平面図、第3図はこ
の発明の定着装置の他の実施例を示す概略断面図、第4
図は従来の定着装置の一例を示す概略断面図である。 21゜ 1・・・定着手段、11・・・加熱ローラ、12・・・
加圧部材(加圧ローラ)、 2・・・ケーシング、 22・・・ガイド板、 3・・・駆動手段、30・・・
リング、 31・・・検知レバー32・・・アーム、
4・・・回転体、6・・・駆動手段、61・・・リミ
ットスイッチ、62・・・ソレノイド、L・・・発光素
子、P・・・受光素子、 S・・・支軸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、加熱ローラと、この加熱ローラに圧接された加圧部
材とからなる定着手段に用紙を挿通させることによって
、用紙表面に転写されたトナー像を定着させる定着装置
において、上記定着手段の上流側には、用紙を定着手段
に導くための上下一対のガイド板間に進退可能に配置さ
れ、 両ガイド板間に進出した状態で用紙表面に接触して、当
該用紙末端の跳ね上がりを抑える回転体が設けられてい
ると共に、 定着手段の下流側には、当該定着手段を通過した用紙の
先端を検知して、上記回転体を一対のガイド板間に進出
させ、用紙を検知していない状態では、上記回転体を両
ガイド板間から退避させる駆動手段が設けられているこ
とを特徴とする定着装置。 2、駆動手段が、定着手段近傍に設けられた支点を中心
に回動可能に設けられ、定着手段の下流側において用紙
の搬送路と交差するように配置された検知レバーからな
り、回転体が、上記支点を中心として検知レバーと一体
回動するアームに支持されている請求項1記載の定着装
置。 3、検知レバーが、定着装置内での用紙づまりを検知す
るための光電スイッチを作動させる手段を兼ねている請
求項2記載の定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25092089A JPH03111876A (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25092089A JPH03111876A (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03111876A true JPH03111876A (ja) | 1991-05-13 |
Family
ID=17214989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25092089A Pending JPH03111876A (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03111876A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009069398A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Ricoh Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
JP2010145619A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Kyocera Mita Corp | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2012141399A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1989
- 1989-09-26 JP JP25092089A patent/JPH03111876A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009069398A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Ricoh Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
JP2010145619A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Kyocera Mita Corp | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2012141399A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-26 | Canon Inc | 画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH03111876A (ja) | 定着装置 | |
JP2000086019A (ja) | 画像形成装置の給紙装置 | |
JPH01105971A (ja) | 複数モード自動原稿取扱装置 | |
JP3949297B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JP4381409B2 (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JPH1036014A (ja) | 両面印刷装置 | |
US20240092596A1 (en) | Transporting device and processing system | |
JPS58172154A (ja) | 用紙反転装置 | |
JPH10203692A (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
JP3113640B2 (ja) | 用紙搬送装置 | |
JP3400538B2 (ja) | 画像形成装置の原稿送り装置 | |
JPH10203693A (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
JPH06156850A (ja) | シート搬送経路切換え装置 | |
US5899612A (en) | Document feeder having retractable document guiding member | |
JP3347054B2 (ja) | 給紙装置 | |
JPH10207142A (ja) | 循環型原稿搬送装置 | |
JPH0585639A (ja) | 画像形成装置のシート材搬送装置 | |
JPH1149396A (ja) | シート処理装置 | |
JPH07257801A (ja) | シート送り装置及びそれを用いた原稿自動給送装置 | |
JP2003073005A (ja) | 用紙搬送路切り替え装置、用紙折り装置及び画像形成システム | |
JPH03120148A (ja) | シート搬送装置 | |
JP2517010Y2 (ja) | 用紙搬送装置 | |
JPH02233429A (ja) | シート給送装置 | |
JP2006030268A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10109794A (ja) | 画像形成装置 |