JP2547297Y2 - ウォッシャタンク取付構造 - Google Patents

ウォッシャタンク取付構造

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JP2547297Y2
JP2547297Y2 JP637492U JP637492U JP2547297Y2 JP 2547297 Y2 JP2547297 Y2 JP 2547297Y2 JP 637492 U JP637492 U JP 637492U JP 637492 U JP637492 U JP 637492U JP 2547297 Y2 JP2547297 Y2 JP 2547297Y2
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康夫 柴田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は車両に取付けられるウ
オツシヤタンクの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のウォッシャタンク1の取
付構造としては、例えばキャブオーバ型車両(バス)等
においては図8に示すように運転席の前面に設けられた
インストルメントパネル2の左下部に取付けられ、イン
ストルメントパネル2側に液注入口の蓋3が設けられて
ウォッシャ液の補充を行うように構成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の構成のものではウォッシャ液の残量が分り難く、点
検整備の場合、室内で点検し一度車外に出てウォッシャ
液を取りにいく等、車内外作業を繰り返さなければなら
ない煩わしさがあり、また、ウォッシャ液がこぼれて車
内、インストルパネル2を汚損する等の問題点があっ
た。
【0004】本考案は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、車外において残量点検およびウォッシ
ャ液を補充することのできるウォッシャタンクの取付構
造を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記技術課題を解決する
ため、車両のサイドボデーのフロント下部に設けられた
アンダウインドの開口部にウインドガラスをヒンジ部材
を介した開閉可能に設け、前記開口部の前縁部の室内側
に同室内側より開口部側に屈曲する屈曲凸部を有するウ
ォッシャタンクを取付けるとともに、前記開口部の上縁
側にウォッャ液の注水栓を設けて前記タンクとホースを
介して接続し、前記ウインドガラスの内側面の四周に所
定の幅でセラミック塗料を塗布し、かつこのセラミツク
塗布した前記ウォッシャタンクの屈曲凸部と対設する所
定の位置にウォッシャタンク内のウォッシャ液の残量を
読取り可能にタンク用窓を設ける構成としたウォッシャ
タンク取付構造に存する。
【0006】
【作用】上記構成としたことにより、車両の外側でウォ
ッシャタンク内のウォッシャ液の残量を読取りおよびウ
ォッシャ液の補給が可能となる。
【0007】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1はキャブオーバ型車両11のフロント
左サイドを示すもので、このサイドボデー12のフロン
トには左サイド確認用のアンダーウインド13が形成さ
れている。このアンダーウインド13の開口部14は変
形四角形状に開設され、その開口部14のアウタパネル
15の上縁14a側においては図4に示すようにアッパ
ウインド16の受け段部15aが張り出し状に形成さ
れ、この受け段部15aの端部は図示略くの字形状の段
差凹部15bが折り返し状に形成されている。また、こ
れと対応するインナパネル17側は室内側へ膨出状に膨
出部17aが形成されて空間部18が形成されている。
【0008】また、開口部14の前縁14b側の前縁側
は図6(図3のB−B線断面図)に示すようにアウタパ
ネル15は段差部15cが形成され、また、インナパネ
ル17は対応して前縁部17bが形成されている。
【0009】また、開口部14の下縁14c側は水平状
部分とリヤ側へ上斜状に形成され,この断面は前縁14
bとほぼ同形状に形成されるとともに、この開口部14
のリヤ側は図5(図3のC−C線断面図)に示すように
アウタパネル15はオーナメント23を取付ける段部1
5dが形成され、さらにこの段部15dに連続してロッ
ク用凹部15eが形成され、インナパネル17側も対応
して縁部17cが形成されている。このように形成され
た開口部14の内周縁を形成する段差凹部15b,段差
部15cおよび下縁14cの段差部(14c)と段部1
5dはウインドガラス19を嵌込み可能に連続状に形成
されている。このように形成された開口部14の突設さ
れた連続する縁20にはウエザストリップ21がそのシ
ール部22を開口外側向きにして挾着されている。
【0010】また、この開口部14のリヤ側に形成した
段部15dにはアウタパネル15と脚片24を介してほ
ぼ同一面となる例えば合成樹脂等からなるオーナメント
23が取付けられ、このオーナメント23の所定の位置
にはロック装置26のキー差込み筒体27と整合する孔
25が貫設されている。また、この段部15dの所定の
位置にはオーナメント23の孔25と整合する孔15f
が貫設されて段部15dの背面にはキー差込み筒体27
を有するロック装置26が取付けられ、このロック装置
26にはロック用凹部15eに例えばキープレート29
により出没可能に施錠片28が形成され、また、同施錠
片28は運転席側から解錠可能に操作ケーブル30が接
続されている。
【0011】また、開口部14の前縁14b側の所定の
位置にはウォッシャタンク31がブラケット32を介し
て取付けられている。このウォッシャタンク31は例え
ば透明な合成樹脂材からなるもので、図6に示すように
インナパネル17の前縁部17bの背面より開口部14
の前縁部14bへ略L形状に屈曲凸部31aを有し、上
部に注入口31bを有する所定の容量の瓶形状に形成さ
れ、インナパネル17への取付面側にはブラケット32
と差込み係合する凹部31cが形成されている。このよ
うに形成されたタンク31はインナパネル17の前縁部
17bの所定の位置に取付けられた略L形状のブラケッ
ト32に凹部31cを介して取付けられている。また、
このタンク31の注入口31bには開口部14の上縁1
4aでアウタパネル15の段差凹部15bのリヤ側に取
付けられた注入栓33と空間部18に挿通されたホース
34を介して接続されている。
【0012】また、ウインドガラス19はアウタパネル
15の段差凹部15b,段差部15cおよび下縁14c
の段差部(14c)とオーナメント23に嵌込み可能な
形状に形成され、その裏面側の周縁には所定の幅でセラ
ミック塗料35が塗布されて開口部14の四周を遮蔽可
能に設けられ、また、前縁部14b側のタンク31の屈
曲凸部31aと対設する部位の所定の位置にはセラミッ
ク塗料35を塗布しない細長状のタンク用窓36が設け
られて同窓36には目盛りが付されてタンク31内のウ
ォッシャ液の残量を読取り可能に設けられている。ま
た、同ガラス19のオーナメント23側の縁部にはロッ
ク装置26の施錠片28と係脱するロックプレート37
が接着手段により取付けられている。このように形成さ
れたウインドガラス19はその前縁側の上下の所定の位
置に合成樹脂等からなるヒンジ部材38がビス着され、
同ヒンジ部材38を介して前縁側に取付けられて開口部
14は開閉可能に設けられ、閉止した状態で施錠片28
はロックプレート37に係合されるとともに、ウエザス
トリップ21がその四周に弾性密着されている。
【0013】上記したように、車両11のサイドボデー
12のフロント下部に設けられたアンダウインド13の
開口部14にウインドガラス19をヒンジ部材38を介
した開閉可能に設け、開口部14の前縁14bの室内側
に同室内側より開口部14側に屈曲する屈曲凸部31a
を有するウォッシャタンク31を取付けるとともに、開
口部14の上縁14a側にウォッャ液の注水栓33を設
けてタンク31とホース34を介して接続し、ウインド
ガラス19の内側面の四周に所定の幅でセラミック塗料
35を塗布し、かつこのセラミツク塗布したウォッシャ
タンク31の屈曲凸部31aと対設する所定の位置にウ
ォッシャタンク31内のウォッシャ液の残量を読取り可
能にタンク用窓36を設ける構成としたものである。し
たがって、ウォッシャ液の点検は車外よりアンダーウイ
ンド13に形成したタンク用窓36よりその残量を確認
することができ、残量の少ない場合にはキープレート2
9によりロック装置26の施錠片28とロックプレート
37とのロックを解くことで外側より開口部14の上縁
に設けた注入栓33よりウォッシャ液を補給することが
できるので、従来のように室内に出入りする煩わしさを
解消することができるとともに、ウォッシャ液のこぼれ
により室内の汚損することを解消することができる。
【0014】
【考案の効果】本考案は、上記構成としたことにより、
ウォッシャ液の点検は車外よりウインドガラスに形成し
たタンク用窓よりその残量を確認することができ、残量
の少ない場合にはキープレートによりロック装置の施錠
片とロックプレートとのロックを解くことで外側より開
口部の上縁に設けた注入栓よりウォッシャ液を補給する
ことができるので、従来のように室内に出入りする煩わ
しさを解消することができるとともに、ウォッシャ液の
こぼれにより室内の汚損することを解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャブオーバー型車両のフロント側の側面図で
ある。
【図2】アンダウインドを開いた状態での斜視図であ
る。
【図3】アンダウインドの正面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のC−C線断面図である。
【図6】図3のB−B線断面図である。
【図7】図3のD−D線断面図である。
【図8】従来のウォッシャタンクの取付け位置の斜視図
である。
【符号の説明】
11 キャブオーバー型車両 12 サイドボデー 13 アンダウインド 14 開口部 14a 前縁部 19 ウインドガラス 31 ウォッシャタンク 31a 屈曲凸部 35 セラミック塗料 36 タンク用窓 38 ヒンジ部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に取付けられるウォッシャタンクの
    取付構造であって、同車両のサイドボデーのフロント下
    部に設けられたアンダウインドの開口部にウインドガラ
    スをヒンジ部材を介した開閉可能に設け、前記開口部の
    前縁部の室内側に同室内側より開口部側に屈曲する屈曲
    凸部を有するウォッシャタンクを取付けるとともに、前
    記開口部の上縁側にウォッャ液の注水栓を設けて前記タ
    ンクとホースを介して接続し、前記ウインドガラスの内
    側面の四周に所定の幅でセラミック塗料を塗布し、かつ
    このセラミツク塗布した前記ウォッシャタンクの屈曲凸
    部と対設する所定の位置にウォッシャタンク内のウォッ
    シャ液の残量を読取り可能にタンク用窓を設ける構成と
    したウォッシャタンク取付構造。
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