JPS6039310Y2 - 自動車におけるウオツシヤタンクの注入口装置 - Google Patents

自動車におけるウオツシヤタンクの注入口装置

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Publication number
JPS6039310Y2
JPS6039310Y2 JP1548581U JP1548581U JPS6039310Y2 JP S6039310 Y2 JPS6039310 Y2 JP S6039310Y2 JP 1548581 U JP1548581 U JP 1548581U JP 1548581 U JP1548581 U JP 1548581U JP S6039310 Y2 JPS6039310 Y2 JP S6039310Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
air scoop
grille
washer tank
vehicle body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1548581U
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English (en)
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JPS57128549U (ja
Inventor
邦道 小田垣
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のウィンド面等の洗浄に使用される洗
浄液を貯留するウオッシャタンクの注入口装置に関する
ものである。
従来前記ウオッシャタンクの注入口は、エンジンルーム
やトランクルーム内に開口しているので、前記ウオッシ
ャタンク内に洗浄液を注入するには、その都度ボンネッ
トやトランクリッドを開放しなければならず多少の煩し
さがあった。
そこで本考案は自動車の車体外面に形成されるエアスク
ープグリル部にウオッシャタンクの注入口を開口し、ボ
ンネットやトランクリッドを開放しなくても洗浄液の注
入を行うことができ、しかもその注入口を閉じる蓋体を
エアスクープグリル部の一部より構成して、該蓋体によ
っては車体全体の外観上の体栽を損うことがないように
した、構造簡単な自動車におけるウオッシャタンクの注
入口装置を提供することを目的とするものである。
以下第1〜3図により本考案の1実施例について説明す
ると、自動車車体のフロントガラスFとボンネットBと
の境界部の車体外板1には車体内への外気導入用エアス
クープグリル部Gが車幅の略全幅に亘って形成されてい
る。
このエアスクープグリル部Gは、車体外板1には多数の
通気口2を穿設するとともにその通気口2間に多数のフ
ィン3を立設して雨水や塵埃などが侵入しにくいように
構成される。
エンジンルーム内の一側には、フロントガラス1面の洗
浄用の洗浄液を収容したウオッシャタンク4が収納支持
され、このタンク4の上面には、可撓性の注入管5が接
続され、この注入管5の自由端部は車体内板6に貫通支
持されてその注入ロアがエアスクープグリル部の一側に
穿設した円形の通口8に開放される。
前記通口8には、エアスクープグリル部Gの一部をなす
蓋体9が着脱自在に被冠される。
蓋体9は通口8にバヨネット機構により固着されるよう
になっており、すなわち通口8にはその周縁に数個の切
欠凹部10が形成され、一方蓋体9の内面には取付座板
11が固着され、この座板11には、前記切欠凹部10
に対応する数個の係止舌片12が形成されており、蓋体
9を通口8に被冠した際には、前記係止舌片12は切欠
凹部10に挿入され、蓋体9を若干左右何れかに回動す
ることにより、蓋体9を通口8に固着することができる
而して前記蓋体9の上面には、前記エアスクープグリル
Gのフィン3と略同じピッチでフィン13が固着され、
蓋体9の固着時には、第1図に示すようにフィン3,1
3が整合して外観上では蓋体9の見分けがつきにくいよ
うになっている。
ウオッシャタンク4内に洗浄液を注入するときは、第2
図に示すように蓋体9を外して注入ロアを開放する。
第4,5図には本考案の第2実施例が示される。
この実施例では車体外板1に形成されるエアスクープグ
リルGの1側端にフィン3のない平坦部15を形成し、
この平坦部15に四角形の通口16を開口し、この通口
16に車体内板6に支持される可撓性注入管5の注入ロ
アを開放させる。
またその平坦部15の一側には、エアスクープグリル部
Gの一部をなす蓋体9′がが開閉自在に螺着18される
蓋体9′の内面端部と、前記通口16の端縁には互いに
係脱し得る雄片19と雄片20とが設けられ、それらは
蓋体9′の閉成時に互いに係合してその蓋体9′を閉じ
位置に保持する。
蓋体9′の外面には、エアスクープグリルGのフィン3
と同じピッチでフィン13′が立設されている。
而して蓋体9′の閉成時には、エアスクープグリルGの
フィン3と、蓋体9′上のフィン13′とが同じピッチ
で並列され外観上では蓋体9′の見分けがつきにくいよ
うになっている。
ウオッシャタンク4内への洗浄液の注入は第4図鎖線に
示すように蓋体9′を開放して行う。
以上の実施例により明らかなように本考案によれば、車
体内適所にウオッシャタンク4が設けられ、また車体外
面にはエアスクープグリル部Gが形成された自動車にお
いて、前記エアスクープグリル部Gには前記ウオッシャ
タンク4の注入ロアが開口され、その注入ロアは、前記
エアスクープグリル部Gの一部を構成する蓋体9,9′
を以て開閉自在に閉成されるので、ウオッシャタンク4
への洗浄水の注入に当っては前記従来のようにいちいち
ボンネットBやトランクリッドを開放する必要はなく、
またエアスクープグリル部G全体を取外す必要もなく、
作業が簡単である。
さらにエアスクープグリル部Gの一部を、タンク注入ロ
アを閉じる蓋体9,9′に兼用させたことから、構造が
簡素化され、その上、その蓋体9,9′とエアスクープ
グリル部G本体との見分けをっけにくくすることができ
、該蓋体9,9′が車体外面に露出するもそれによって
車体の外観上の体栽を何等損うことがない。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の第1実施例を示すもので、第1図
は本考案装置を装備した自動車の前部斜視図、第2図は
蓋体を取外した状態のエアスクープグリルの一部拡大斜
視図、第3図は第1図■−m線拡大断面図、第4,5図
は本考案の第2実施例を示すもので、第4図はエアスク
ープグリルの一部拡大斜視図、第5図は第4図■−■線
断面図である。 G・・・・・・エアスクープグリル、4・・・・・・ウ
オッシャタンク、7・・・・・・注入口、9,9′・・
・・・・蓋体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体内適所にウオッシャタンク4が設けられ、また車体
    外面にはエアスクープグリル部Gが形成された自動車に
    おいて、前記エアスクープグリル部Gには前記ウオッシ
    ャタンク4の注入ロアが開口され、その注入ロアは、前
    記エアスクープグリル部Gの一部を構成する蓋体9,9
    ′を以て開閉自在に閉成されることを特徴とする自動車
    におけるウオッシャタンクの注入口装置。
JP1548581U 1981-02-06 1981-02-06 自動車におけるウオツシヤタンクの注入口装置 Expired JPS6039310Y2 (ja)

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JPS57128549U JPS57128549U (ja) 1982-08-11
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