JP2500145Y2 - キャブオ―バ―型車両に於ける貯水タンク付き前側リッド - Google Patents
キャブオ―バ―型車両に於ける貯水タンク付き前側リッドInfo
- Publication number
- JP2500145Y2 JP2500145Y2 JP2113893U JP2113893U JP2500145Y2 JP 2500145 Y2 JP2500145 Y2 JP 2500145Y2 JP 2113893 U JP2113893 U JP 2113893U JP 2113893 U JP2113893 U JP 2113893U JP 2500145 Y2 JP2500145 Y2 JP 2500145Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- storage tank
- water storage
- cab
- water
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、キャブオーバー型の車
両に於ける前側リッドの内側に貯水タンクを一体に組み
込んだ前部開閉リッドに関するものである。
両に於ける前側リッドの内側に貯水タンクを一体に組み
込んだ前部開閉リッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キャブオーバー型のトラックに於
ける前面ガラス洗浄の為の貯水用タンク(イ)は、フロ
ントオープンリッドのないキャブ型車両では、室内のイ
ンストルメントパネル(ロ)の横や座席(図示せず)の
下方等のように運転者が洗浄液を注入し易い近い場所に
設置されていた。又、中型車以上の車両は点検整備の作
業能率の向上のため、フロントパネルの中のダッシュパ
ネル(ハ)に貯水タンク(イ)を着脱自在に取り付けて
いた。
ける前面ガラス洗浄の為の貯水用タンク(イ)は、フロ
ントオープンリッドのないキャブ型車両では、室内のイ
ンストルメントパネル(ロ)の横や座席(図示せず)の
下方等のように運転者が洗浄液を注入し易い近い場所に
設置されていた。又、中型車以上の車両は点検整備の作
業能率の向上のため、フロントパネルの中のダッシュパ
ネル(ハ)に貯水タンク(イ)を着脱自在に取り付けて
いた。
【0003】併し、タンクの取り付け位置によっては、
車両の前面開閉用のリッド(ニ)が邪魔となり、タンク
(イ)に対する洗浄液の注入が行いにくく、注水の都度
タンクを脱着しなければならないという煩わしいさと注
水作業能率が悪いという欠点があった。また、車両前面
内側には、ワイパーモータ、エアコン、エンジンオイル
等の点検整備する装置や部品が数多く設置されており、
余分な空間や場所があまりない為、貯水タンクの容量を
大きくすることが出来なかった。更に、タンク本体の形
状を周囲の空間や機械器具の設置状況に合わせて成形す
る為、複雑な形状となることが多く、製作経費が高くな
るという問題があった。
車両の前面開閉用のリッド(ニ)が邪魔となり、タンク
(イ)に対する洗浄液の注入が行いにくく、注水の都度
タンクを脱着しなければならないという煩わしいさと注
水作業能率が悪いという欠点があった。また、車両前面
内側には、ワイパーモータ、エアコン、エンジンオイル
等の点検整備する装置や部品が数多く設置されており、
余分な空間や場所があまりない為、貯水タンクの容量を
大きくすることが出来なかった。更に、タンク本体の形
状を周囲の空間や機械器具の設置状況に合わせて成形す
る為、複雑な形状となることが多く、製作経費が高くな
るという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、貯水タンク
を前側リッドの内側にリッドと一体に成形することによ
って、点検や注水の作業能率の向上を図ると同時にタン
ク容量の可及的増加や形状の均一化を図ることを目的と
した考案である。
を前側リッドの内側にリッドと一体に成形することによ
って、点検や注水の作業能率の向上を図ると同時にタン
ク容量の可及的増加や形状の均一化を図ることを目的と
した考案である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は 前面開閉用の
リッド1を合成樹脂を素材としてブロー成形することに
より、レインフォースに相当する部分に、注水口2を有
する貯水タンク3を、リッド1の内側にリッド1と一体
に形成する。
リッド1を合成樹脂を素材としてブロー成形することに
より、レインフォースに相当する部分に、注水口2を有
する貯水タンク3を、リッド1の内側にリッド1と一体
に形成する。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図面について説明すると、
1はキャブオーバー型車両の前面に開閉自在に取り付け
たリッドで、このリッド1を合成樹脂を素材としてブロ
ー成形する際に、リッド1の内側のレインフォースに相
当する部分に、貯水タンク3を、リッド1の内側にリッ
ド1と一体に形成する。そして貯水タンク3の底部3a
に注水口2を設け、この注水口2には蓋4を着脱自在気
密に螺着する。更に、貯水タンク3には排水用のポンプ
5を内装して、該ポンプ5の排水口に接続したホース6
をフロントガラス7の外面の下縁部7aに臨ませ、ポン
プ5の排水作用によって貯水タンク3内の水洗浄用の液
体がフロントガラス7の外面に噴出するように構成して
ある。
1はキャブオーバー型車両の前面に開閉自在に取り付け
たリッドで、このリッド1を合成樹脂を素材としてブロ
ー成形する際に、リッド1の内側のレインフォースに相
当する部分に、貯水タンク3を、リッド1の内側にリッ
ド1と一体に形成する。そして貯水タンク3の底部3a
に注水口2を設け、この注水口2には蓋4を着脱自在気
密に螺着する。更に、貯水タンク3には排水用のポンプ
5を内装して、該ポンプ5の排水口に接続したホース6
をフロントガラス7の外面の下縁部7aに臨ませ、ポン
プ5の排水作用によって貯水タンク3内の水洗浄用の液
体がフロントガラス7の外面に噴出するように構成して
ある。
【0007】
【考案の効果】依って本考案によれば、リッドの内側に
リッドと一体に貯水タンクを設けたので、運転室内や運
転席下部から貯水タンクを設置するための空間は必要な
くなり、また車体前部の諸部材の間に、従来のように設
置した場合のようなタンクの着脱等の注水作業の煩雑さ
や行いにくさもなくなり、貯水タンクの容量も諸々の部
材によって制約されることもなく、従来に比べ容量を大
きくすることが出来る。また、ブロー成型によりリッド
と一体に成形するので、貯水タンクの形状も単純化出
来、生産コストの高騰を抑制出来るものである。
リッドと一体に貯水タンクを設けたので、運転室内や運
転席下部から貯水タンクを設置するための空間は必要な
くなり、また車体前部の諸部材の間に、従来のように設
置した場合のようなタンクの着脱等の注水作業の煩雑さ
や行いにくさもなくなり、貯水タンクの容量も諸々の部
材によって制約されることもなく、従来に比べ容量を大
きくすることが出来る。また、ブロー成型によりリッド
と一体に成形するので、貯水タンクの形状も単純化出
来、生産コストの高騰を抑制出来るものである。
【図1】本考案のリッドを開口した状態の斜視図であ
る。
る。
【図2】リッドを閉じた状態の縦断側面図である。
【図3】従来のキャブオーバー型車両に於けるリッドを
開いた状態の斜視図である。
開いた状態の斜視図である。
【図4】従来のキャブオーバー型車両に於ける貯水タン
クの取り付け状態を示した縦断側面図である。
クの取り付け状態を示した縦断側面図である。
1 リッド 7 フロントガラス 2 注水口 7a 下縁部 3 貯水タンク 3a 底部 イ タンク 4 蓋 ロ インストルメン
トパネル 5 ポンプ ハ ダッシュパネル 6 ホース ニ リッド
トパネル 5 ポンプ ハ ダッシュパネル 6 ホース ニ リッド
Claims (1)
- 【請求項1】 前面開閉用のリッド1を合成樹脂を素材
としてブロー成形することにより、レインフォースに相
当する部分に、注水口2を有する貯水タンク3を、リッ
ド1の内側にリッド1と一体に形成したことを特徴とす
るキャブオーバー型車両に於ける貯水タンク付き前側リ
ッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2113893U JP2500145Y2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | キャブオ―バ―型車両に於ける貯水タンク付き前側リッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2113893U JP2500145Y2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | キャブオ―バ―型車両に於ける貯水タンク付き前側リッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0669073U JPH0669073U (ja) | 1994-09-27 |
JP2500145Y2 true JP2500145Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=12046543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2113893U Expired - Lifetime JP2500145Y2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | キャブオ―バ―型車両に於ける貯水タンク付き前側リッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500145Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008047688A1 (fr) * | 2006-10-19 | 2008-04-24 | Isuzu Motors Limited | Structure pour la face avant de véhicule |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6497572B2 (ja) * | 2014-05-19 | 2019-04-10 | いすゞ自動車株式会社 | 車両の前部構造 |
-
1993
- 1993-03-17 JP JP2113893U patent/JP2500145Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008047688A1 (fr) * | 2006-10-19 | 2008-04-24 | Isuzu Motors Limited | Structure pour la face avant de véhicule |
CN101528533B (zh) * | 2006-10-19 | 2010-11-10 | 五十铃自动车株式会社 | 车辆前部结构 |
US8191958B2 (en) | 2006-10-19 | 2012-06-05 | Isuzu Motors Limited | Vehicle front structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0669073U (ja) | 1994-09-27 |
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