JPH0528719U - ドアガーニツシユ - Google Patents

ドアガーニツシユ

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Publication number
JPH0528719U
JPH0528719U JP8634291U JP8634291U JPH0528719U JP H0528719 U JPH0528719 U JP H0528719U JP 8634291 U JP8634291 U JP 8634291U JP 8634291 U JP8634291 U JP 8634291U JP H0528719 U JPH0528719 U JP H0528719U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
door garnish
washer tank
garnish
washer
Prior art date
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Pending
Application number
JP8634291U
Other languages
English (en)
Inventor
和敬 内山
幸男 郡司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP8634291U priority Critical patent/JPH0528719U/ja
Publication of JPH0528719U publication Critical patent/JPH0528719U/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] ウォッシャタンクによってキャブの室内のス
ペースが狭くなるのを防止する。 [構成] ドアガーニッシュ15の内側にウォッシャタ
ンク16を連設し、このウォッシャタンク16が設けら
れているドアガーニッシュ15をドア12のアウタパネ
ル26の下側の凹部28の部分に装着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はドアガーニッシュに係り、とくに車両用ドアの下部の外表面を覆うよ うに取付けられるドアガーニッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のウインドガラス、とくにフロントガラスが汚れると、十分な前方視界 が得られなくなり、運転に支障を生ずる。そこで従来より、フロントガラスの下 部にはノズルが設けられており、モータを駆動し、ポンプによってウォッシャ液 をこのノズルからフロントガラス上に噴射するようにしている。
【0003】 従って必要に応じてウインドウォッシャ液をフロントガラスの上に噴射すると ともに、ワイパによって拭うことにより、フロントガラスの外表面の汚れを除去 できるようになる。上記のウインドウォッシャ液を貯えておくウォッシャタンク は、キャブの例えばダッシュボードの下側の側壁に取付けられるようになってお り、このウォッシャタンクに取付けられたポンプにチューブが接続されるように なっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このようにウインドウォッシャ液を貯えておくウォッシャタンクをキャブの室 内、例えばダッシュボードの下側の側壁に配しておくと、室内のスペースが狭く なり、とくに助手席側のレッグスペースが制限されることになる。
【0005】 一方自動車のドアの外表面には、従来より図6に示すようなドアガーニッシュ 1が取付けられている。ドアガーニッシュ1はポリプロピレン樹脂から成る飾り 板であって、図7に示すように、アウタパネル2とインナパネル3とから成るド アの下部であってアウタパネル2の外側にボス4によって取付けられるようにな っている。すなわちボス4がアウタパネル2を貫通するタッピングスクリュウ5 によってアウタパネル2に固着されるようになっている。そしてタッピングスク リュウ5による作業を可能にするために、作業穴7がインナパネル3に設けられ 、作業後にプラグ6によって作業穴7を塞いでいる。しかもドアガーニッシュ1 の下部には係止爪8が形成されており、この係止爪8がアウタパネル2の下端に 係止されるようになっている。
【0006】 このような従来の自動車のドアによれば、とくにドアガーニッシュ1とドアの アウタパネル2との間に無駄な空間が生ずることになり、この空間が有効に利用 されていなかった。またこのような構造によれば、ドアが軽量になって閉まりが 悪くなるという欠点があった。
【0007】 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、キャブの室内のス ペースを狭くすることなく、ドアガーニッシュとドアとの間の無駄なスペースを 有効に利用してウォッシャタンクを配するようにしたドアガーニッシュを提供す ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、車両用ドアの下部の外表面を覆うように取付けられているドアガー ニッシュにおいて、ウインドウォッシャ液を貯えておくウォッシャタンクを内側 に連設するようにしたものである。
【0009】
【作用】
従ってウインドウォッシャ液は、ドアガーニッシュの内側に連設されているウ ォッシャタンク内に貯えられることになる。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の第1の実施例に係るドアガーニッシュを備えるトラックのキャ ブ10を示すものであって、このキャブ10の両側には開口11が形成されてお り、この開口11を開閉可能に覆うようにドア12が取付けられるようになって いる。ドア12はその上部側がドアウインド13に構成されるとともに、ドアウ インド13の下側であってドア12の高さ方向のほぼ中間位置よりもやや下側の 位置にはサイドウインド14が形成されている。そしてこのサイドウインド14 の下部において、ドア12の外側部にはドアガーニッシュ15が取付けられるよ うになっている。しかもドアガーニッシュ15の内側にはウォッシャタンク16 が一体に連設されるようになっている。
【0011】 図2はこのようなウォッシャタンク16を貯えるドアガーニッシュ15を示す ものであって、このドアガーニッシュ15はその内側にボス19を備えている。 またドアガーニッシュ15に連設されたウォッシャタンク16の側面の下部には 係止爪20が連設されている。さらにウォッシャタンク16には口部21が連設 されるとともに、この口部21の先端側の開口がキャップ22によって着脱可能 に閉じられるようになっている。またウォッシャタンク16の側面にはタンク1 6内に吸引口が連通するモータ駆動によるポンプ(図示せず)が取付けられ、そ のポンプにチューブ23が接続されており、このチューブ23によってタンク1 6内のウインドウォッシャ液をノズルに供給するようにしている。
【0012】 図3はこのようなウォッシャタンク16を備えるドアガーニッシュ15のドア 12に対する取付けを示すものであって、ドア12はアウタパネル26とインナ パネル27とから構成されている。そしてアウタパネル26の下部には凹部28 が形成されるとともに、この凹部28にドアガーニッシュ15と一体になってい るウォッシャタンク16が装着されるようになっている。
【0013】 そしてドアガーニッシュ15は図2に示すボス19によってアウタパネル26 に結合されるとともに、その下端の係止爪20がアウタパネル26の下端側の折 返し部分に係止されるようになっている。また口部21はアウタパネル26およ びインナパネル27を貫通するようになっている。なお口部21が貫通するイン ナパネル27の円形孔にはリング29が装着されるようになっている。
【0014】 このように本実施例によれば、ドアガーニッシュ15に一体にウォッシャタン ク16が設けられており、このウォッシャタンク16がドア12の下部であって アウタパネル26の下側の凹部28の部分に装着されるようになっている。従っ てウォッシャタンク16をキャブの内側であって例えばダッシュボードの下側に 配する必要がなくなり、これによって室内スペースが狭くなることがなく、助手 席のレッグスペースが制限されることがなくなる。
【0015】 またこのような構造を採用することによって、とくにウォッシャタンク16内 にウインドウォッシャ液を充填しておくと、ドア12の重量が増えたのと同じ効 果を生じ、これによってドア12の閉まりが良好になる。またウォッシャタンク 16をドアガーニッシュ15と一体にした図2に示すような構造とすると、ドア ガーニッシュ15とウォッシャタンク16とを一体に圧空成形または真空成形に よって成形することが可能になり、これによってこれらの部品の製造コストを大 幅に低減できるようになる。
【0016】 つぎに図4および図5によって第2の実施例を説明する。この実施例において は、ドアガーニッシュ15とウォッシャタンク16とをそれぞれ別々に射出成形 するようにしている。すなわちドアガーニッシュ15については従来と同様に、 例えばポリプロピレン樹脂によって所定のように着色した状態で成形するように している。これに対してウォッシャタンク16については、透明な樹脂によって 外側部が開放された状態で成形するようにしている。
【0017】 そして両者を圧着または接着することによって接合し、両者の間に閉空間が形 成されるようにしている。なおこのようなウォッシャタンク16を接合したドア ガーニッシュ15のドア12への取付け固定は、上記第1の実施例と同様であっ て、ボス19と係止爪20とを利用して行なわれるようになっている。
【0018】 しかもこの実施例においては、図4および図5に示すように、ウォッシャタン ク16の外側部に突出するようにレベル表示用突部32が形成されている。そし てこの突部32がアウタパネル26の開口33およびインナパネル27の開口3 4を通してドア12の内側に臨むようになっている。従ってレベル表示用突部3 2によってウォッシャタンク16内のウォッシャ液のレベルを直接目視によって 確認することができるようになり、ウォッシャ液の量の管理が容易に行なわれる ようになる。
【0019】 このような構造によれば、ウォッシャタンク16とは別に予めドアガーニッシ ュ15を射出成形によってポリプロピレン樹脂等で射出成形するようにしている ために、とくにドアガーニッシュ15に高い装飾性とデザイン性とを付与するこ とが可能なり、これによって車両の外観のデザイン性を向上させることが可能に なる。しかもウォッシャタンク16がこのドアガーニッシュ15の内側に連設さ れるようになっているために、ウォッシャタンク16によって車内のスペースが 制限されることがなく、助手席側のレッグスペースも十分に確保できるようにな る。また第1の実施例と同様に、ウォッシャタンク16内のウォッシャ液によっ て、ドア12を重くし、車両の閉まりをよくすることが可能になる。
【0020】 以上本考案を図示の実施例によって説明したが、本考案は上記実施例によって 限定されることなく、本考案の技術的思想に基いて各種の変更が可能である。例 えば上記2つの実施例は、何れもトラックのキャブのドアに設けられるドアガー ニッシュに関するものであるが、本考案は乗用車のドアに取付けられるドアガー ニッシュにも適用可能であって、乗用車のドアガーニッシュの部分にウォッシャ タンクを連設するようにしてもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上のように本考案は、ウインドウォッシャ液を貯えておくウォッシャタンク を内側に連設するようにしたドアガーニッシュに関するものである。従ってウォ ッシャタンクをキャブの内部に配する必要がなくなり、キャブの内部のスペース を狭くすることがなくなり、とくに助手席側のレッグスペースを十分にとること が可能になる。またウォッシャタンク内にウォッシャ液を充填することによって 、ドアに重量を与えることが可能になり、ドアの閉まりが良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のドアガーニッシュを備えるキャ
ブのドアの部分の分解斜視図である。
【図2】ドアガーニッシュの外観斜視図である。
【図3】ドアガーニッシュの取付けを示す縦断面図であ
る。
【図4】第2の実施例のドアガーニッシュの外観斜視図
である。
【図5】ドアガーニッシュの取付けを示す縦断面図であ
る。
【図6】従来のドアガーニッシュの外観斜視図である。
【図7】従来のドアガーニッシュの取付けを示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1 ドアガーニッシュ 2 アウタパネル 3 インナパネル 4 ボス 5 タッピングスクリュウ 6 プラグ 7 作業穴 8 係止爪 10 キャブ 11 開口 12 ドア 13 ドアウインド 14 サイドウインド 15 ドアガーニッシュ 16 ウォッシャタンク 19 ボス 20 係止爪 21 口部 22 キャップ 23 チューブ 26 アウタパネル 27 インナパネル 28 凹部 29 リング 32 レベル表示用突部 33、34 開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用ドアの下部の外表面を覆うように
    取付けられているドアガーニッシュにおいて、 ウインドウォッシャ液を貯えておくウォッシャタンクを
    内側に連設するようにしたことを特徴とするドアガーニ
    ッシュ。
JP8634291U 1991-09-26 1991-09-26 ドアガーニツシユ Pending JPH0528719U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8634291U JPH0528719U (ja) 1991-09-26 1991-09-26 ドアガーニツシユ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8634291U JPH0528719U (ja) 1991-09-26 1991-09-26 ドアガーニツシユ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0528719U true JPH0528719U (ja) 1993-04-16

Family

ID=13884186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8634291U Pending JPH0528719U (ja) 1991-09-26 1991-09-26 ドアガーニツシユ

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JP (1) JPH0528719U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002127875A (ja) * 2000-10-25 2002-05-09 Asmo Co Ltd ウォッシャ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002127875A (ja) * 2000-10-25 2002-05-09 Asmo Co Ltd ウォッシャ装置

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