JP2545494Y2 - ベルト駆動装置 - Google Patents

ベルト駆動装置

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JP2545494Y2
JP2545494Y2 JP6085191U JP6085191U JP2545494Y2 JP 2545494 Y2 JP2545494 Y2 JP 2545494Y2 JP 6085191 U JP6085191 U JP 6085191U JP 6085191 U JP6085191 U JP 6085191U JP 2545494 Y2 JP2545494 Y2 JP 2545494Y2
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修一 永谷
浩 三橋
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子写真方式を用いた
機器に内蔵され、転写ベルトや感光体ベルト等を使用す
るベルト駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば電子写真装置におい
て、この装置の軽量化及びコンパクト化を目的として、
表面に誘電体層または感光体層を有する平ベルトを、互
いに略平行に配置した複数本のロ−ラに掛け渡すことに
よって、前記平ベルトを転写ドラムまたは感光体ドラム
等の代わりに転写ベルトまたは感光体ベルトとして利用
することが知られている。
【0003】そして、このような用途に用いられる平ベ
ルトは、その基材がプラスチックフィルムや金属箔等の
ような伸びが小さくて強度の高い材料によって形成され
る場合が多い。従って、この種の平ベルトは弾性変形し
難い。そのために、前記電子写真装置内に収容された部
品の寸法誤差、ロ−ラの取付誤差、ベルト張力のアンバ
ランス、ベルト周長さの不均一などが生じている場合、
これらをベルト自体の変形によって吸収することができ
ない。この結果、前記平ベルトが、走行時にベルト幅方
向へ偏動してしまうといった問題があった。
【0004】しかし、前記電子写真装置は、正確な画像
形成を行うために、高精度、高解像度が要求されるの
で、この平ベルトの偏動を防止する必要がある。
【0005】そして、このような、平ベルトの偏動を防
止するための従来技術として、特開昭56−12750
1号公報や特開昭59−205052号公報に示される
ように平ベルトに偏動防止用のガイドを設けたり、特開
昭57−60347号公報に示されるように規制部材を
設けることによって平ベルトの偏動を強制的に防止する
ようにしたものがある。また、実開昭58−11060
9号公報に示されるように、1本のロ−ラを偏動調整用
ロ−ラとすると共に偏動検出用のベルト位置センサを備
えさせ、前記ベルト位置センサによって平ベルトの偏動
が検出されると、その偏動量に応じて偏動調整用ロ−ラ
の軸端部を変位させることにより偏動を修正するように
したものや、実開昭64−48457号公報に示される
ように、平ベルトが偏動すると、この偏動に伴なってロ
−ラを回転軸方向に移動させ、このロ−ラの移動によっ
て該ロ−ラの回転軸を揺動させて、ロ−ラを反対方向へ
移動させることにより偏動を修正するようにしたものが
ある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開昭56−127501号公報、特開昭59−2050
52号公報及び特開昭57−60347号公報に示され
ているような構成では、平ベルトの偏動を外的要因によ
り強制的に規制するようにしているから、平ベルトとロ
−ラとの組合わせの条件如何により機構として成立し得
ない場合がある。即ち、平ベルトの偏動に伴う寄り力が
大きくなるものでは、ガイド及び規制部材の強度を増大
させておく必要がある。また、平ベルト自体の幅方向座
屈強度を増大させる必要があり、同時に平ベルト端部が
損傷しないように端部強度も増大させる必要がある。従
って、ベルト厚さが薄くなるほど上記方式の採用は困難
となる。また、平ベルトにガイドを設ける場合に、精度
良くガイドを設ける必要があり、特にシ−ムレスベルト
の場合では、このガイドを形成することが非常に困難で
あった。
【0007】また、前記実開昭58−110609号公
報や実開昭64−48457号公報に示されているよう
な構成では、複雑なメカニズムを用いて偏動を検出、修
正するために、高価でしかも余分なスペ−スを必要と
し、装置全体としての大型化に繋る。そればかりでな
く、複雑な機構であるために、部品点数が多くなり、そ
れだけ故障発生要因部が増加することになり、装置の信
頼性が十分に確保されているとは言い難いものであっ
た。
【0008】これらの点を解決するために、本考案の考
案者らは、自動的に偏動を検出、修正することができる
ベルト駆動装置について、その構造の改良を進めてい
る。詳しくは、複数のロ−ラのうち1本を偏動調整用ロ
−ラとし、この偏動調整用ロ−ラの片側に、該偏動調整
用ロ−ラと独立して回転自在な偏動検出部材を備えさせ
ておく。また、この偏動検出部材は外径が前記偏動調整
用ロ−ラから離れるにしたがって次第に大きくなってお
り、その外周にテ−パ状の乗り上げ面を有している。更
に、前記平ベルトを予め前記偏動検出部材に向って偏動
させるように構成する。そして、平ベルトの走行時に、
該平ベルトが、その偏動によって偏動検出部材の乗り上
げ面に乗り上げると、この乗り上げにより偏動検出部材
が回転する。そして、この回転力を偏動調整用ロ−ラの
軸端部を所定方向に移動させる力に変換させる。このよ
うにして平ベルトに逆方向の偏動成分を与え、前記偏動
を解消させるようにしたベルト駆動装置について開発し
ている。
【0009】しかしながら、この種のベルト駆動装置で
は、上述したように、偏動調整用ロ−ラの軸端部を移動
させるようにしているため、その移動方向が適切に設定
されていない場合には、平ベルトの片側の縁部のみのベ
ルト張力が異常に増大して平ベルトの縁部に延びが発生
したり、適切な偏動解消動作が行えなくなったりするこ
とが考えられるため、この軸端部の移動方向を適切に設
定させるような構成を得ることは、この種の装置の実用
性を大幅に向上することに繋る。
【0010】本考案は、これらの点に鑑みてなされたも
のであって、上述したように偏動調整用ロ−ラの一方の
軸端部を移動させることによって自動的に偏動を検出、
修正することができるベルト駆動装置について、この軸
端部の移動を最適な方向にして良好な偏動修正動作を行
わせることができるようにし、このベルト駆動装置の実
用性を大幅に向上させることができる構成を得ることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案は、予め、平ベルトを所定方向に偏動させる
ようにしながら、この偏動を偏動調整用ロ−ラの軸端部
を移動させることによって、逐次修正するようにしたベ
ルト駆動装置に対して、偏動調整用ロ−ラの軸端部の移
動方向を最適な方向に規制するようにした。具体的に、
請求項1記載の考案は、平ベルトと、該平ベルトが掛け
渡され、少なくとも1本が偏動調整用ロ−ラに構成され
た複数本のロ−ラと、前記偏動調整用ロ−ラの一方の軸
端部に、該偏動調整用ロ−ラと独立して回転自在に支持
された偏動検出部材と、前記平ベルトを前記偏動検出部
材の配設位置に向って移動させる片寄付与手段とを備え
させる。そして、前記偏動検出部材に連繋され、該偏動
検出部材に前記平ベルトが接して回転トルクが作用した
ときに、その回転運動を前記偏動調整用ロ−ラの軸端部
が所定方向に変位する運動に変換し、前記平ベルトを前
記片寄付与手段による移動方向とは逆方向に移動させる
ロ−ラ端部変位手段とを備えさせる。更に、前記偏動調
整用ロ−ラの前記偏動検出部材が配設されている側の軸
端部を、ロ−ラ端部支持部材によって回転自在に支持さ
せ、前記ロ−ラ端部支持部材に、前記偏動調整用ロ−ラ
の軸端部を挿通支持する長孔を形成する。そして、前記
長孔を、前記偏動調整用ロ−ラに隣り合うロ−ラの軸心
同士を繋いだ線を長軸とし前記偏動調整用ロ−ラが平ベ
ルトによって規制を受けながら長軸回りを移動した際に
描く楕円の軌跡に沿って延長するような構成とした。
【0012】請求項2記載の考案は、平ベルトと、該平
ベルトが掛け渡され、少なくとも1本が偏動調整用ロ−
ラに構成された複数本のロ−ラと、前記偏動調整用ロ−
ラの一方の軸端部に、該偏動調整用ロ−ラと独立して回
転自在に支持された偏動検出部材と、前記平ベルトを前
記偏動検出部材の配設位置に向って移動させる片寄付与
手段とを備えさせる。そして、前記偏動検出部材に連繋
され、該偏動検出部材に前記平ベルトが接して回転トル
クが作用したときに、その回転運動を前記偏動調整用ロ
−ラの軸端部が所定方向に変位する運動に変換し、前記
平ベルトを前記片寄付与手段による移動方向とは逆方向
に移動させるロ−ラ端部変位手段とを備えさせる。更
に、前記偏動調整用ロ−ラの前記偏動検出部材が配設さ
れている側の軸端部をロ−ラ端部支持部材によって回転
自在に支持させ、前記ロ−ラ端部支持部材に、前記偏動
調整用ロ−ラの軸端部を挿通支持する長孔を形成する。
そして、前記長孔における、前記偏動調整用ロ−ラの軸
端部が接触する内周面を、前記軸端部との接触面積が減
少するような形状に形成するようにしている。
【0013】請求項3記載の考案は、平ベルトと、該平
ベルトが掛け渡され、少なくとも1本が偏動調整用ロ−
ラに構成された複数本のロ−ラと、前記偏動調整用ロ−
ラの一方の軸端部に、該偏動調整用ロ−ラと独立して回
転自在に支持された偏動検出部材と、前記平ベルトを前
記偏動検出部材の配設位置に向って移動させる片寄付与
手段とを備えさせる。そして、前記偏動検出部材に一体
形成された巻取り部に巻取り自在に連結された紐部材を
備えさせ、該偏動検出部材に前記平ベルトが接して回転
トルクが作用したときに、巻取り部が紐部材を巻取るこ
とにより偏動調整用ロ−ラの軸端部を所定方向に変位さ
せて前記平ベルトを前記片寄付与手段による移動方向と
は逆方向に移動させるロ−ラ端部変位手段とを備えさせ
る。更に、前記偏動調整用ロ−ラの前記偏動検出部材が
配設されている側の軸端部を、軸受け部材を介してロ−
ラ端部支持部材に支持させ、前記ロ−ラ端部支持部材
に、前記軸受け部材を転動自在に支持する長孔を形成さ
せる。そして、前記軸受け部材の外径を前記巻取り部の
外径よりも大径に形成させるような構成としている。
【0014】
【作用】上記の構成により本考案では以下に述べるよう
な作用が得られる。請求項1記載の考案では、片寄付与
手段の作用によって、平ベルトが偏動検出部材の配設位
置に向かって偏動し、該偏動検出部材に接すると、該偏
動検出部材が平ベルトとの接触摩擦により回転する。そ
して、ロ−ラ端部変位手段により、偏動検出部材の回転
に伴って、偏動調整用ロ−ラの軸端部が所定方向に変位
される。このようにして偏動調整用ロ−ラの軸端部が変
位すると、平ベルトに前記偏動方向とは逆方向の偏動変
位が発生するために、前記初期の偏動を修正する。つま
り、初期の偏動に応じた偏動調整用ロ−ラの軸端部の変
位量が自動的に与えられ、平ベルトの偏動を修正する。
このため、前記平ベルトは安定した走行を行うことがで
き、特に、このベルト駆動装置を電子写真装置に適用し
た場合には正確な画像形成を行うことができる。また、
前記偏動調整用ロ−ラの軸端部の変位方向は、ロ−ラ端
部支持部材の長孔によって規制されている。つまり、こ
の長孔は、前記偏動調整用ロ−ラに隣り合うロ−ラの軸
心同士を繋いだ線を長軸とし前記偏動調整用ロ−ラが平
ベルトによって規制を受けながら長軸回りを移動した際
に描く楕円の軌跡に沿って延長されているために、この
偏動調整用ロ−ラの軸端部は平ベルトのベルト張力を変
化させることなしに移動して初期偏動を修正する。この
ため、平ベルトに延びが発生するようなことがなくな
り、その長寿命化を図ることができる。
【0015】請求項2記載の考案では、ロ−ラ端部支持
部材に形成されている長孔における、偏動調整用ロ−ラ
の軸端部が接触する内周面が、偏動調整用ロ−ラの軸端
部との接触面積が減少するような形状に形成されている
ために、長孔と偏動調整用ロ−ラの軸端部との両者間の
摩擦係数が小さくなり、ロ−ラ端部変位手段による偏動
修正動作の際における、軸端部の移動が円滑に行われ、
平ベルトの偏動量が僅かであっても迅速に偏動修正動作
が行われる。
【0016】請求項3記載の考案では、偏動調整用ロ−
ラの軸端部が、軸受け部材を介してロ−ラ端部支持部材
に支持され、前記ロ−ラ端部支持部材に、前記軸受け部
材を転動自在に支持する長孔が形成されているために、
偏動修正動作の際には、軸受け部材が長孔内を転動しな
がら移動することになり、この偏動修正動作の際には、
小さな転がり抵抗のみが抵抗として作用することにな
り、軸端部の移動が円滑に行われる。また、前記軸受け
部材の外径が前記巻取り部の外径よりも大径に形成され
ていることにより、紐部材を巻取るために回転する偏動
検出部材の回転角度に対して軸受け部材の回転角度が小
さくなり、このために、軸受け部材の転がり抵抗が大幅
に低減されるようになっている。従って、これによって
も、偏動修正動作の際の偏動調整用ロ−ラの軸端部の変
位が円滑に行われる。
【0017】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に沿って詳細
に説明する。図1は、本例に係る電子写真装置内に収容
されたベルト駆動装置を示している。3軸系の転写ベル
トの駆動装置の全体を示す図1において、1,2,3
は、夫々第1、第2及び第3ロ−ラである。各ロ−ラ
1,2,3は、夫々軸部材1a,2a,3aと、該軸部
材1a,2a,3aの左右両端部を除いた部分で、軸部
材1a,2a,3aと同心上で僅かに大径に形成された
ゴム等で成る筒状体1b,2b,3bとから成ってい
る。この筒状体1b,2b,3bの材料としては、例え
ばEPDM系架橋ゴムが採用される。但し、この各筒状
体1b,2b,3bは樹脂やアルミニウムなどのように
弾性体材料でないものであってもよい。
【0018】前記各ロ−ラ1,2,3には、基材の表面
に誘電体層が形成されて成る本考案でいう平ベルトとし
ての転写ベルト4が走行可能に掛け渡されている。従っ
て、本ベルト駆動装置は、前記転写ベルト4が電子写真
装置の転写搬送体として機能するようになっている。ま
た、前記転写ベルト4の基材としては、例えば2軸延伸
ポリエステルが採用されており、引張弾性率が200kg
/mm2 以上に設定されている。
【0019】第1ロ−ラ1は、軸部材1aが駆動モ−タ
5の駆動軸に連結されて該駆動モ−タ5の駆動力が伝達
可能となっている。つまり、この第1ロ−ラ1が駆動ロ
−ラとして機能するようになっている。
【0020】第2ロ−ラ2は、従動ロ−ラであって、そ
の軸線が前記第1ロ−ラ1の軸線に対して平行に配置さ
れている。
【0021】第3ロ−ラ3は、本考案でいう偏動調整用
ロ−ラであって、その左右両軸端部に配設されたスプリ
ング3c,3cによってC方向に付勢力が与えられてい
る。そして、この付勢力によって転写ベルト4の張力が
調整されるようになっている。また、この第3ロ−ラ3
は、図2に示すように、その回転軸心O3が、前記第1
ロ−ラ1の回転軸心O1と第2ロ−ラ2の回転軸心O2
とを結んだ直線L1の垂直2等分線L2よりも第2ロ−
ラ2の配設位置側、つまり図2における左側に配置され
ている。
【0022】そして、本例の特徴の1つとして、この第
3ロ−ラ3の一方の軸端部(図1における手前側の軸端
部)はロ−ラ端部支持部材6によって回転自在に支持さ
れている。このロ−ラ端部支持部材6には、図3にも示
すように、後述する所定方向に延びる長孔6aが形成さ
れており、前記第3ロ−ラ3の軸部材3aの軸端部は、
この長孔6a内に挿通されていることによって回転自在
に支持されている。また、この長孔6aの図3における
右側端面の位置は、第3ロ−ラ3の軸線が他の各ロ−ラ
1,2の軸線と平行に配置される状態(図3に仮想線D
で示す位置にある状態)の軸端部位置よりも僅かに右側
位置まで延長されている。つまり、図3に示すように第
3ロ−ラ3の軸部材3aが長孔6aの右側端面に当接し
ている状態では、この第3ロ−ラ3の軸線が前記第1ロ
−ラ1及び第2ロ−ラ2の軸線に対して傾斜されるよう
になっている。
【0023】また、前記スプリング3cにより与えられ
るベルト張力は。第3ロ−ラ3の周辺において矢印T
1,T2で示すように作用している。そして、上述した
ように、第3ロ−ラ3の回転軸心O3は、前記第1ロ−
ラ1の回転軸心O1と第2ロ−ラ2の回転軸心O2とを
結んだ直線L1の垂直2等分線L2よりも第2ロ−ラ2
の配設位置側に配置されていることにより、この各ベル
ト張力の合力Tは、鉛直下方に対して僅かに第1ロ−ラ
1側に向かうように傾斜されることになる。従って、こ
のベクトル張力の合力Tのx軸方向成分Txは図3の右
方向に向かうことになる。従って、軸部材3aの外周面
と長孔6aの内周面との間の転がり摩擦係数をμr と
し、ベクトル張力の合力Tのy軸方向成分をTyとし
て、 Tx−μr Ty>0 ……(1) の関係が成立っているとき、第3ロ−ラ3に他の力が作
用していない状態では、その軸端部が、図3の如く長孔
6aの右側端位置に位置されることになる。つまり、第
3ロ−ラ3が第1及び第2ロ−ラ1,2の軸端部に対し
て傾斜配置されることになって、この各ロ−ラ1,2,
3に掛け渡されている転写ベルト4は、その走行時にお
いて常に図1におけるA方向に巻回されながら走行する
ことになり、走行しながらA方向に偏動するような構成
となっている。このようにして前記第3ロ−ラ3の軸線
が第1ロ−ラ1及び第2ロ−ラ2の軸線に対して傾斜配
置されていることによって本考案でいう片寄付与手段が
構成されている。
【0024】また、図4に示すように、第3ロ−ラ3の
軸部材3aにおけるロ−ラ端部支持部材6の配設位置よ
り内側位置には本例の特徴とする部材の1つである偏動
検出部材11が第3ロ−ラ3と同軸上で且つ、該第3ロ
−ラ3から独立して回動自在となるように軸部材3aに
支持されている。また、軸部材3aの外側端部にはリン
グ部材12が装着されている。
【0025】前記偏動検出部材11は、ウレタンエラス
トマ等によって形成されている。そして、この偏動検出
部材11は、その内側端面が、前記第3ロ−ラ3の筒状
体3bの端面と小間隙を存して近接配置されている。ま
た、この偏動検出部材11は、第3ロ−ラ3の筒状体3
bの端面に対向する前記内側端面部分の外径が第3ロ−
ラ3の筒状体3bの外径と同径に設定され、且つ筒状体
3b端面から離れるに従って次第にその径が大きくなる
テ−パ状に傾斜された乗り上げ面11aを有している。
そして、これによって、転写ベルト4にA方向の偏動が
発生すると、図4に仮想線で示すように、その偏動によ
り転写ベルト4が偏動検出部材11の乗り上げ面11a
に乗り上げるようになっている。
【0026】また、前記偏動検出部材11には、前記乗
り上げ面11aの外側位置に本考案でいう巻取り部とし
ての円筒部11bが一体形成されている。そして、この
円筒部11bには、紐部材13の一端が連結されてい
る。一方、この紐部材13の他端は固定部材Sに取付け
られている。つまり、片寄付与手段の動作によって発生
する転写ベルト4の偏動により、転写ベルト4が偏動検
出部材11の乗り上げ面11aに乗り上げ、偏動検出部
材11に回転トルクが作用したとき、偏動検出部材11
の回転により前記紐部材13が偏動検出部材11の円筒
部11bに巻取られて、前記第3ロ−ラ3のA方向の軸
端部を、第1ロ−ラ1の軸端部から離れる方向に、即
ち、図1のB方向に変位させるようになっている。即
ち、第3ロ−ラ3をベルト進行方向に向って右方向に傾
けて、転写ベルト4を図中A方向とは逆方向に移動させ
るように構成されている。これによって、偏動検出部材
11に回転トルクが作用したときに前記第3ロ−ラ3の
軸端部を所定方向に変位させるロ−ラ端部変位手段14
が構成されている。即ち、第3ロ−ラ3の軸端部がB方
向に変位されると、転写ベルト4は、A方向とは逆方向
へ巻回されながら走行するために、初期の偏動成分(A
方向成分)とは逆の偏動成分が発生し、初期の偏動成分
と打ち消し合うまで軸部材3aの軸端部が変位されるこ
とになる。つまり、紐部材13が巻取られる際の巻取り
張力のx方向成分をTmxとし、第3ロ−ラ3の軸部材3
aの外周面と長孔6aの内周との間の滑り摩擦係数をμ
sとして、 Tmx−μsTy−Tx+μrTy>0 ……(2) の関係が成立することによって、第3ロ−ラ3の軸端部
がB方向に変位されることになる。
【0027】そして、本例の特徴とする構成としては、
前記ローラ端部支持部材6に形成されている長孔6aの
延長方向にある。この長孔6aは、図5に示すように、
第1ロ−ラ1と第2ロ−ラ2との各軸心O1,O2同士
を繋いだ直線L1を長軸とし前記第3ロ−ラ3が転写ベ
ルト4によって規制を受けながら、つまり、転写ベルト
4の裏面に接触しながら、この長軸L1回りを移動した
際に描く楕円の軌跡Eに沿って形成されている。この軌
跡E上ではベルト張力を変化させることなしに第3ロ−
ラ3の軸端部を移動させることができるようになってお
り、ロ−ラ端部変位手段14による第3ロ−ラ3の軸端
部の移動の際、該軸端部をこの楕円軌跡E上でのみ移動
可能とすることにより、転写ベルト4の縁部に異常な張
力を発生させることなし偏動修正動作を行わせることが
できるようになっている。
【0028】以下、上記の構成による動作について説明
する。先ず、ベルト張力T1,T2の合力Tのx軸方向
の分力Txによる第3ロ−ラ3の傾斜配置により、転写
ベルト4の走行時に、該転写ベルト4は常に図1におけ
るA方向へ偏動するような力が作用しており、これによ
って、転写ベルト4は、走行しながら偏動検出部材11
に向って偏動する、そして、転写ベルト4の偏動により
転写ベルト4の端部が偏動検出部材11の乗り上げ面1
1aに乗り上げると、図6に示すように、転写ベルト4
と偏動検出部材11の乗り上げ面11aとの間に作用す
る摩擦力により、偏動検出部材11が軸部材3aに対し
て回転せしめられ、その回転によって紐部材13を巻取
ることになる。
【0029】この紐部材13の巻取りにより、偏動検出
部材11が配置されている第3ロ−ラ3の軸端部がロ−
ラ端部支持部材6の長孔6aにガイドされながらB方向
へ変位し(図3の仮想線E参照)、転写ベルト4は張力
が変化することなしにA方向と逆方向に巻回されながら
走行することになる。これによって、転写ベルト4のA
方向への偏動が制限される。それと共に、前記合力Tの
x軸方向の分力Txは常に作用しているため軸端部を移
動させる力とこの分力Txとのバランスにより、第3ロ
−ラ3の変位量が規制され、ある一定位置に転写ベルト
4の端部の位置が維持されることになる。
【0030】このようにして転写ベルト4の走行が行わ
れるために、転写ベルト4の大きな偏動が防止され、例
えば、転写ベルト4の偏動量を10数μmに抑えること
ができる。つまり、予め転写ベルト4を一方向へ偏動さ
せながら、その偏動を自動的に逐次修正するようにして
いることにより、偏動量を微量にすることができ、転写
ベルト4に安定した走行を行わせることができ、本例の
ような電子写真装置にあっては正確な画像形成を行うこ
とができる。
【0031】このように、本例の構成によれば、ベルト
張力の合力Tによって第3ロ−ラ3の軸心を他のロ−ラ
1,2の軸心に対して傾斜させて、転写ベルト4に初期
偏動を行わせ、偏動修正動作としての第3ロ−ラ3の軸
端部の移動の際の移動方向を、ベルト張力を変化させな
い方向に設定するようにしているために、簡単な構成
で、転写ベルト4の安定した走行を行わせることができ
るばかりでなく、転写ベルト4の長寿命化を図ることも
できるので、この種のベルト駆動装置の実用性を大幅に
向上させることができる。
【0032】(第2実施例) 次に、請求項2記載の考案に係る第2実施例について説
明する。本例は、ロ−ラ端部支持部材6の変形例であ
り、ベルト駆動装置の全体構成は上述した第1実施例の
ものと同様であるため、その特徴とする部分のみを説明
するに止める。図7は、ロ−ラ端部支持部材6を長孔6
aの延長方向に対して垂直な鉛直面で切断した縦断面を
示している。このように、この長孔6aの内周面は山形
を呈している。そのため、この長孔6aの内周面と第3
ロ−ラ3の軸部材3aの外周面との接触部分は線接触と
なって、その接触面積が小さくなっており、この両者間
の摩擦係数(上述した第1実施例におけるすべり摩擦係
数μs)が小さくなるようになっている。従って、ロ−
ラ端部変位手段6による偏動修正動作の際には、この摩
擦係数が小さくなっていることによって、軸部材3aの
移動が円滑に行われ、転写ベルト4の偏動量が僅かであ
っても迅速に偏動修正動作を行わせることができるもの
である。更に、この両者3a,6を同材質の潤滑性プラ
スチック(例えばポリアセタ−ル)によって形成するよ
うにすれば、よりいっそう偏動修正動作を円滑に行わせ
ることができる。
【0033】また、この長孔6aの内周面形状の変形例
として、図8に示すような凸部を形成するようにした
り、図9に示すように、円弧状に形成するようにしても
よい。 (第3実施例) 次に、請求項3記載の考案に係る第3実施例について説
明する。本例にあっても、その特徴とする部分について
述べるに止める。図10に示すように、本例における第
3ロ−ラ3の軸端部の支持構造としては、ロ−ラ端部支
持部材6の長孔6aの高さ寸法を上述した第1及び第2
実施例のものよりも大きく形成し、第3ロ−ラ3の軸部
材3aの軸端部を本考案でいう軸受け部材としてのブッ
シュ15を介して回転自在に支持するようになってい
る。また、前記ブッシュ15は前記長孔6a内を転動自
在となっている。これにより、転写ベルト4の走行時に
は軸部材3aがブッシュ15に対して回転しており、ブ
ッシュ15は第1実施例で示した図3の場合と同様に長
孔6a内の右側端部に位置されている。そして、偏動修
正動作の際には、ブッシュ15が長孔6a内を転動しな
がら移動するために、この偏動修正動作の際には、小さ
な抵抗である転がり抵抗のみが作用することになるた
め、軸端部の移動が円滑に行われる。更に、本例では、
前記ブッシュ15の外径が偏動検出部材11の円筒部1
1aの外径よりも大きく設定されている。つまり、紐部
材13を巻取るために回転する偏動検出部材11の回転
角度に対してブッシュ15の回転角度が小さくなるよう
に構成されており、このために、ブッシュ15の転がり
抵抗が大幅に低減されるようになっている。従って、こ
れによっても、偏動修正動作の際の第3ロ−ラ3の軸端
部の移動を円滑に行わせることができる。また、本例の
構成にあっても、ブッシュ15と長孔6aの内周面との
材質を同材質の潤滑性プラスチック(例えば超高分子ポ
リエチレンやポリアセタ−ル)によって形成するように
すれば、よりいっそう偏動修正動作を円滑に行わせるこ
とができる。
【0034】尚、上述した各例では、電子写真装置の転
写ベルトの駆動装置について説明したが、本考案は、こ
れに限らず、感光体ベルトの駆動装置、或いは通常の平
ベルト駆動装置についても同様に適用することができ
る。また、片寄付与手段としては、第2ロ−ラ2を第1
ロ−ラ1に対して傾斜配置させたり、転写ベルト4に張
力を与えるためのスプリング3c,3cの付勢力を左右
で異なるようにして構成するようにしてもよい。
【0035】
【考案の効果】上述してきたように、本考案によれば、
以下に述べるような効果が発揮される。請求項1記載の
考案によれば、偏動調整用ロ−ラの軸端部を挿通支持す
る長孔を、偏動調整用ロ−ラに隣り合うロ−ラの軸心同
士を繋いだ線を長軸とし前記偏動調整用ロ−ラが平ベル
トによって規制を受けながら長軸回りを移動した際に描
く楕円の軌跡に沿って延長するようにして、偏動調整用
ロ−ラの軸端部が平ベルトのベルト張力を変化させるこ
となしに移動して初期偏動を修正するようにしているた
めに、平ベルトに延びが発生するようなことがなくな
り、その長寿命化を図ることができるため、ベルト駆動
装置の実用性を大幅に向上することができる。
【0036】請求項2記載の考案によれば、ロ−ラ端部
支持部材に形成されている長孔における、偏動調整用ロ
−ラの軸端部が接触する内周面を、偏動調整用ロ−ラの
軸端部との接触面積が減少するような形状に形成してい
るために、長孔と偏動調整用ロ−ラの軸端部との両者間
の摩擦係数が小さくでき、ロ−ラ端部変位手段による偏
動修正動作の際における、軸端部の移動が円滑に行わ
れ、平ベルトの偏動量が僅かであっても迅速且つ確実に
偏動修正動作を行わせることができる。
【0037】請求項3記載の考案によれば、偏動調整用
ロ−ラの軸端部を、軸受け部材を介してロ−ラ端部支持
部材に支持し、前記ロ−ラ端部支持部材に、前記軸受け
部材を転動自在に支持する長孔を形成しているために、
偏動修正動作の際には、軸受け部材が長孔内を転動しな
がら移動することになり、この偏動修正動作の際には、
小さな転がり抵抗のみが抵抗として作用することになっ
て、軸端部の移動を円滑に行うことができる。また、前
記軸受け部材の外径を前記巻取り部の径よりも大径に形
成して、紐部材を巻取るために回転する偏動検出部材の
回転角度に対して軸受け部材の回転角度が小さくしてい
るために、軸受け部材の転がり抵抗が大幅に低減され、
これによっても、偏動修正動作の際の偏動調整用ロ−ラ
の軸端部の移動を円滑に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例におけるベルト駆動装置の概略斜視
図である。
【図2】各ロ−ラの配設位置を示す図である。
【図3】第3ロ−ラの軸端部に作用する力を示す図であ
る。
【図4】偏動検出部材周辺を示す断面図である。
【図5】長孔の延長方向を説明するための図である。
【図6】ロ−ラ端部変位手段の動作を示す図である。
【図7】第2実施例における長孔の内周面を示す縦断面
図である。
【図8】長孔の内周面の変形例を示す縦断面図である。
【図9】長孔の内周面の変形例を示す縦断面図である。
【図10】第3実施例における図4相当図である。
【符号の説明】
1 第1ロ−ラ 2 第2ロ−ラ 3 第3ロ−ラ(偏動調整用ロ−ラ) 4 転写ベルト(平ベルト) 6 ロ−ラ端部支持部材 11 偏動検出部材 14 ロ−ラ端部変位手段 O1,O2,O3 回転軸心 L1 長軸 E 楕円軌跡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 野中 敬三 兵庫県神戸市兵庫区明和通3丁目2番15 号 バンドー化学株式会社内

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平ベルトと、該平ベルトが掛け渡され、
    少なくとも1本が偏動調整用ロ−ラに構成された複数本
    のロ−ラと、 前記偏動調整用ロ−ラの一方の軸端部に、該偏動調整用
    ロ−ラと独立して回転自在に支持された偏動検出部材
    と、 前記平ベルトを前記偏動検出部材の配設位置に向って移
    動させる片寄付与手段とを備えており、 前記偏動検出部材に連繋され、該偏動検出部材に前記平
    ベルトが接して回転トルクが作用したときに、その回転
    運動を前記偏動調整用ロ−ラの軸端部が所定方向に変位
    する運動に変換し、前記平ベルトを前記片寄付与手段に
    よる移動方向とは逆方向に移動させるロ−ラ端部変位手
    段とを備え、 前記偏動調整用ロ−ラの前記偏動検出部材が配設されて
    いる側の軸端部は、ロ−ラ端部支持部材によって回転自
    在に支持されており、前記ロ−ラ端部支持部材には、前
    記偏動調整用ロ−ラの軸端部を挿通支持する長孔が形成
    されており、該長孔は、前記偏動調整用ロ−ラに隣り合
    うロ−ラの軸心同士を繋いだ線を長軸とし前記偏動調整
    用ロ−ラが平ベルトによって規制を受けながら長軸回り
    を移動した際に描く楕円の軌跡に沿って延長されている
    ことを特徴とするベルト駆動装置。
  2. 【請求項2】 平ベルトと、 該平ベルトが掛け渡され、少なくとも1本が偏動調整用
    ロ−ラに構成された複数本のロ−ラと、 前記偏動調整用ロ−ラの一方の軸端部に、該偏動調整用
    ロ−ラと独立して回転自在に支持された偏動検出部材
    と、 前記平ベルトを前記偏動検出部材の配設位置に向って移
    動させる片寄付与手段とを備えており、 前記偏動検出部材に連繋され、該偏動検出部材に前記平
    ベルトが接して回転トルクが作用したときに、その回転
    運動を前記偏動調整用ロ−ラの軸端部が所定方向に変位
    する運動に変換し、前記平ベルトを前記片寄付与手段に
    よる移動方向とは逆方向に移動させるロ−ラ端部変位手
    段とを備え、 前記偏動調整用ロ−ラの前記偏動検出部材が配設されて
    いる側の軸端部は、ロ−ラ端部支持部材によって回転自
    在に支持されており、前記ロ−ラ端部支持部材には、前
    記偏動調整用ロ−ラの軸端部を挿通支持する長孔が形成
    されており、該長孔における、前記偏動調整用ロ−ラの
    軸端部が接触する内周面は、前記軸端部との接触面積が
    減少するような形状に形成されていることを特徴とする
    ベルト駆動装置。
  3. 【請求項3】 平ベルトと、 該平ベルトが掛け渡され、少なくとも1本が偏動調整用
    ロ−ラに構成された複数本のロ−ラと、 前記偏動調整用ロ−ラの一方の軸端部に、該偏動調整用
    ロ−ラと独立して回転自在に支持された偏動検出部材
    と、 前記平ベルトを前記偏動検出部材の配設位置に向って移
    動させる片寄付与手段とを備えており、 前記偏動検出部材に一体形成された巻取り部に巻取り自
    在に連結された紐部材を備え、該偏動検出部材に前記平
    ベルトが接して回転トルクが作用したときに、巻取り部
    が紐部材を巻取ることにより偏動調整用ロ−ラの軸端部
    を所定方向に変位させて前記平ベルトを前記片寄付与手
    段による移動方向とは逆方向に移動させるロ−ラ端部変
    位手段とを備え、 前記偏動調整用ロ−ラの前記偏動検出部材が配設されて
    いる側の軸端部は、軸受け部材を介してロ−ラ端部支持
    部材に支持されており、前記ロ−ラ端部支持部材には、
    前記軸受け部材を転動自在に支持する長孔が形成されて
    おり、前記軸受け部材の外径が前記巻取り部の外径より
    も大径に形成されていることを特徴とするベルト駆動装
    置。
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