JPH11263469A - ベルト駆動装置 - Google Patents

ベルト駆動装置

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Publication number
JPH11263469A
JPH11263469A JP10070525A JP7052598A JPH11263469A JP H11263469 A JPH11263469 A JP H11263469A JP 10070525 A JP10070525 A JP 10070525A JP 7052598 A JP7052598 A JP 7052598A JP H11263469 A JPH11263469 A JP H11263469A
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JP
Japan
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roller
belt
shaft end
deviation
biased
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10070525A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Mihashi
浩 三橋
Kimikazu Kimura
公計 木村
Masayuki Murao
雅之 村尾
Hiroyuki Shimozu
宏之 下津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトの偏動を修正する機能を備えたベルト
駆動装置に対し、ベルトの偏動が生じた際にローラに作
用するスラスト力によってローラが軸方向へ移動してし
まうといった状況を回避する。 【解決手段】 プリンタ装置の転写搬送ユニットに、転
写搬送ベルトが掛け渡される複数本のローラのうちの1
本を偏動制御ローラ4とする。偏動制御ローラ4の軸端
部に、偏動する転写搬送ベルトの接触により回転する偏
動検知リングを設ける。偏動する転写搬送ベルトの接触
に伴う偏動検知リングの回転運動を偏動制御ローラの一
方の軸端部の変位運動に変換して転写搬送ベルトに上記
とは逆方向の偏動成分を与える。偏動制御ローラ4にお
ける偏動検知リングが設けられている側とは反対側の軸
端部に、該ローラ4を軸方向へ付勢するスラスト力スプ
リング38を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベルト駆動装置に係
る。特に、偏動制御ローラを備え、ベルトに偏動が生じ
た際、この偏動制御ローラの軸端部を変位させることに
よって偏動修正を行う機構を備えたものの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平5−31224
0号公報に開示されているような電子写真方式のプリン
タ装置が知られている。この種の装置の一例について説
明する。図7に示すものは、互いに異なった色のトーナ
像を形成する4個の画像形成ユニットa1〜a4を備
え、各画像形成ユニットa1〜a4から記録用紙b上に
トナー像を順に転写して、用紙bを1回搬送するだけで
フルカラー画像が得られるようにした所謂フルカラープ
リンタの模式図である。
【0003】詳しくは、複数本のローラc1〜c3に、
表面に誘電体層を有する平ベルトdが走行可能に掛け渡
され、この平ベルトdが転写搬送ベルトとして機能する
ようになっている。つまり、転写搬送ベルトdの走行に
伴って用紙bを図中右側から左側に向かって搬送しなが
ら、各画像形成ユニットa1〜a4において順にトナー
像を転写していく。図中e1〜e4は画像形成ユニット
a1〜a4との間で用紙bを挾持搬送する転写ローラで
ある。f1,f2は、トナー像を定着させる定着ローラ
である。
【0004】また、この種の装置では、トナー像の転写
中に転写搬送ベルトdに偏動が生じると、画像形成部分
において転写像にずれが生じ画像品質の悪化を招くこと
になる。従って、高画質の画像を安定的に得るために
は、転写搬送ベルトdが偏動することなく用紙bが安定
して搬送されることが必要である。
【0005】つまり、ベルトd及び複数本のローラc1
〜c3から成るユニットは、プリンタ本体などにねじ止
めなどの手段により取り付けられるが、このユニットを
構成する各部品の加工誤差やプリンタ本体に対する組み
付け誤差がある場合には各ローラの平行度を高い精度で
得ることはできない。このような状況でベルトが走行す
ると、該ベルトは幅方向の一方向に偏りながら走行する
ことになってしまい、画像品質が悪化してしまう。
【0006】また、従来より、このようなベルトの偏動
を防止するための構成として様々なものが提案されてい
る。その一例として、図8に示すように、ベルトdの一
部をローラcに係止させることでベルトdの偏動を強制
的に防止するものがある。具体的には、ベルト背面側の
両端縁部にゴム製(ウレタンゴムやEPDM)のレール
状係止部材gを装着しておく。一方、ローラcの両端部
に、部分的に小径にした段部hを形成しておき、この段
部hに係止部材gを係止する。この状態でベルトdが走
行し、係止部材gの位置が段部hによって規制されるこ
とでベルトdの偏動が阻止されるようになっている。
【0007】また、その他の従来技術として、ローラの
両端部にフランジを突設しておき、このフランジにより
ベルトの端縁位置を規制して偏動を阻止するようにした
り、ベルトの走行位置を光センサなどの検出手段によっ
て検出し、偏動が検出された際にはローラの軸端部を変
位させることで偏動方向とは逆方向の偏動成分をベルト
に与えるようにしたものが知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の構成は、実用性の面で課題が残されてい
た。この不具合を解消することは、この種のベルト駆動
装置を電子写真装置に組み込む際の実用性を大幅に向上
させるものであり、この不具合の解消がかねてより要求
されていた。
【0009】先ず、図8に示す構成では、ベルトdの偏
動力が大きい場合には、係止部材gに過大な負荷が作用
し、該係止部材gが破損して偏動阻止機能が損なわれて
しまったり、係止部材gの摩耗が著しくなって該係止部
材gがローラcの段部hから脱落してしまう可能性もあ
る。
【0010】ローラに設けたフランジにより偏動を規制
するものでは、フランジに接触するベルトの端縁部分に
作用する負荷が大きく、この端縁が破損することによ
り、ベルト寿命の長期化を図ることができない。
【0011】また、上記の何れの従来技術に関しても言
えることであるが、ベルトに偏動が発生した際には、ロ
ーラには、ベルトの偏動方向とは逆向きのスラスト力
(軸方向の力)が作用することになる。ところで、一般
に、この種の装置のローラは、円滑な回転を行うため
に、図9に示すように、ローラcの軸端をベアリングや
潤滑性プラスチック等の軸受け部材iで支持している。
また、このローラcが軸受け部材iから抜け落ちないよ
うに、ローラ軸端部にはEリングjが装着されている。
更に、この軸端部での各部材の組み付け作業性を考慮
し、スラスト方向に僅かなガタ(例えば0.5mm〜1.
0mmの隙間)が設けられている図9の寸法t)。
【0012】このため、ベルトdの偏動によってローラ
cにスラスト力が作用すると、このガタの分だけローラ
cが軸方向へ移動するといった挙動を起こす(図9の矢
印参照)。このように、ローラcが軸方向へ移動した場
合、それに伴ってベルトdも幅方向へ移動することにな
る。このような状況が生じると、画像形成部分において
転写像にずれが生じ画像品質の悪化を招くことになる。
その結果、高画質の画像を安定的に得ることができなく
なってしまう。特に、このような状況は、上述した、ロ
ーラの軸端部を変位させることで偏動を修正するものに
おいては顕著である。何故なら、このような機構を備え
たものでは、軸端部を変位させる際に、ローラの端部が
軸受け部材iやフレームに接触しないように上記ガタを
大きめに設定しているからである。
【0013】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あって、ベルトの偏動を修正する機能を備えたベルト駆
動装置に対し、ベルトの偏動が生じた際にローラに作用
するスラスト力によってローラが軸方向へ移動してしま
うといった状況を回避することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、ベルトに偏動が生じた際、ローラの軸
端部を変位させることによって偏動を修正するようにし
たものに対し、ローラに対して、予め、軸方向の付勢力
を与えておくことで、ベルトの偏動や偏動修正に伴うロ
ーラの軸方向の移動を抑制するようにしている。
【0015】具体的に請求項1記載の発明は、複数本の
ローラにベルトが走行可能に掛け渡され、この複数本の
ローラのうち少なくとも1本が偏動制御ローラに構成さ
れている一方、この偏動制御ローラの少なくとも一方の
軸端部に、ベルトの偏動発生時、該軸端部をローラ軸線
に対して直交する方向に変位させることによってベルト
の偏動を修正するローラ端部変位手段を備えたベルト駆
動装置を前提としている。このベルト駆動装置に対し、
上記各ローラのうち少なくとも偏動制御ローラに、該偏
動制御ローラを軸方向に付勢する付勢手段を設けた構成
としている。
【0016】この特定事項により、ベルトに偏動が発生
すると、ローラ端部変位手段により偏動制御ローラの軸
端部がローラ軸線に対して直交する方向に変位する。こ
れによりベルトに初期偏動とは逆方向の偏動成分が与え
られて偏動が修正される。このような、ベルトの偏動及
び偏動修正動作により、ローラには軸方向のスラスト力
が作用することになるが、付勢手段によって偏動制御ロ
ーラには軸方向の付勢力が与えられているため、上記ス
ラスト力によってローラが軸方向へ移動することは抑制
される。
【0017】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
のベルト駆動装置において、ローラ端部変位手段を偏動
制御ローラの一方の軸端部に設け、該ローラ端部変位手
段が、偏動制御ローラと独立して回転自在に支持された
偏動検出部材を有し、偏動する平ベルトが偏動検出部材
に接触して偏動検出部材に回転トルクが作用したとき、
その回転運動を偏動制御ローラの軸端部が変位する運動
に変換してベルトの偏動を修正するようにする。また、
付勢手段が、偏動制御ローラにおけるローラ端部変位手
段が設けられている側の軸端部とは反対側の軸端部に設
けられて、偏動制御ローラを軸方向に付勢する構成とし
ている。
【0018】この特定事項により、ローラの一方の軸端
部にローラ端部変位手段を、他方の軸端部に付勢手段を
それぞれ設けていることで、各手段をローラの両軸端部
に設けることなく構成の複雑化を抑制できる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。本形態では、本発明を、一般にフルカ
ラープリンタと呼ばれる電子写真装置の転写搬送ベルト
ユニットに適用した場合について説明する。
【0020】−転写搬送ユニットの全体構成の説明− 図1及び図2に示すように、本転写搬送ユニット1は、
第1〜第3の複数本のローラ2〜4に転写搬送ベルト6
が掛け渡されて構成されている。これら複数本のローラ
2〜4のうち第1ローラ2は駆動モータ5の駆動軸に直
結された駆動ローラとなっている。第2ローラ3は上記
第1ローラ2との間で用紙Pを搬送するためのスパンを
形成する従動ローラとなっている。この第2ローラ3の
各軸端部を支持する軸受け部材3a,3aには、該第2
ローラ3を第1ローラ2から遠ざける方向への付勢力を
与えるスプリング3b、3bが係止されている。これに
より、第2ローラ3は、転写搬送ベルト6を外側(図2
における右方向)へ押圧して該ベルト6に付勢力を付与
し、所定のベルト張力が得られる構成となっている。第
3ローラ4は、用紙Pが接触することのない上記とは別
のスパンを第1ローラ2及び第2ローラ3との間で形成
するものである。また、この第3ローラ4は、後述する
偏動修正機構20が装着され、一方の軸端部を変位させ
ることによって偏動を修正する偏動制御ローラとなって
いる。
【0021】第1ローラ2は、ローラ表面がEPDM系
架橋ゴムで構成され、転写搬送ベルト6との間の摩擦係
数が高く維持されるようになっている。また、第2ロー
ラ3は、ローラ表面が樹脂、アルミニウム、ステンレス
等で構成されている。第3ローラ4の構成については後
述する。
【0022】転写搬送ベルト6は、その表面に誘電体層
が形成されている。つまり、この転写搬送ベルト6が用
紙Pにトナー像を転写する転写搬送体として機能するよ
うになっている。尚、この転写搬送ベルト6の基材とし
ては、比誘電率の高いPET(ポリエステル)やETF
E(エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体)、P
VDF(フッ化ビニリデン樹脂)等の樹脂系フィルムが
使用されている。
【0023】転写搬送ベルト6の上側には感光体として
の4個の画像形成ユニット7a〜7dがベルト走行方向
に亘って対向配置されている。これら画像形成ユニット
7a〜7dは、各々異なった色(例えばイエロー、マゼ
ンダ、シアン、ブラック)のトナー像を形成するように
なっている。
【0024】図中8a〜8dは転写ローラである。これ
ら転写ローラ8a〜8dは、上記画像形成ユニット7a
〜7dに対向した位置に夫々配置され、この画像形成ユ
ニット7a〜7dとの間で転写搬送ベルト6を挾持して
いる。この転写ローラ8a〜8dにはトナーの電荷(マ
イナス)とは逆の電荷(プラス)が与えられており、画
像形成ユニット7a〜7dのトナー像を、搬送される用
紙P上に転写可能となっている。尚、図1中9a,9b
は、用紙P上に転写されたトナー像を定着させるための
定着ローラである。
【0025】−偏動修正機構の説明− 次に、第3ローラ4に装着された偏動修正機構20につ
いて説明する。この偏動修正機構20は第3ローラ4の
一方の軸端部(図2における手前側の軸端部)に設けら
れている。以下、この偏動修正機構20の構成について
説明する。
【0026】図3に示すように、第3ローラ4の軸端部
(図3における手前側の軸端部)には、偏動検出部材と
しての偏動検知リング21が配設されている。この偏動
検知リング21は、その中心部に第3ローラ4の軸端部
と略同径の挿通孔が形成されている。この挿通孔に第3
ローラ4の軸端部が挿通されている。これにより、偏動
検知リング21は、第3ローラ4と同軸上で且つ、該第
3ローラ4とは独立して回動自在となるようにローラ軸
端部に支持されている。
【0027】また、この偏動検知リング21は、転写搬
送ベルト6との間の摩擦係数が高く且つ耐摩耗性に優れ
たポリアセタール、ナイロン、PPS等の硬質樹脂、ま
たはウレタン、シリコンゴム等の弾性材料によって形成
されている。この偏動検知リング21は、その内側端面
が、第3ローラ4のローラ本体部4aの端面に対向して
配置されている。また、この偏動検知リング21は、乗
り上げ面21aを有している。この乗り上げ面21a
は、第3ローラ4のローラ本体部4aの端面に対向する
部分の外径が第3ローラ4の外径と同径に設定され、且
つローラ本体部4aの端面から離れるに従って次第にそ
の径が大きくなるテーパ状に傾斜されて成る。これによ
り、転写搬送ベルト6の偏動により該ベルト6が乗り上
げ面21aへ乗り上げ可能となっている。また、この偏
動検知リング21の外側端面にはボス部21bが一体形
成されている。
【0028】第3ローラ4の軸端部分は、軸受け部材2
2によって回転自在に支持されている。この軸受け部材
22には長孔22aが形成されており、第3ローラ4の
軸端部は、この長孔22aに挿通されて回転自在に支持
されている。この長孔22aの延長方向は、第3ローラ
4に対する転写搬送ベルト6の接触部での接線方向と平
行に設定されている。
【0029】上記偏動検知リング21のボス部21bと
図示しない装置フレームとの間には検知紐30が掛け渡
されている。詳しくは、検知紐30の一端はボス部21
bの外周面に、他端は装置フレームに突設された係止ピ
ン31にそれぞれ取り付けられている。このため、偏動
検知リング21が回転した際には、そのボス部21bに
検知紐30が巻き取られることにより、第3ローラ4の
一端が長孔22a内を図3における右上方向へ変位する
ような構成となっている。
【0030】更に、軸受け部材22の外側面で長孔22
aの上下両側にはスプリング係止ピン22b,22bが
突設されている。この両スプリング係止ピン22b,2
2bには、第3ローラ4の軸端部に掛けられたバックテ
ンションスプリング24の両端部が係止されている。こ
のため、上記検知紐30がボス部21bに巻き取られる
ことにより第3ローラ4の軸端が変位した場合には、そ
の変位方向とは逆方向のバックテンションが第3ローラ
4の軸端に作用する構成となっている。
【0031】また、本装置は、ベルト6が偏動検知リン
グ21に向かう側に偏動する初期偏動が予め与えれられ
るようになっている。この初期偏動を与えるための構成
は、上記各ローラ1,2,3のうち1本を傾斜して配置
させたり、第2ローラ3を付勢している各スプリング3
b、3bの付勢力を異ならせることでベルト6の両側の
張力を異ならせることにより成されている。
【0032】このような構成により、上記ベルト6の走
行に伴う偏動(図2及び図3の矢印A方向)により、該
ベルト6が偏動検知リング21の乗り上げ面21aに乗
り上げると、偏動検知リング21に回転トルクが作用す
る(図3の矢印B参照)。この偏動検知リング21の回
転により上記検知紐30が偏動検知リング21のボス部
21bに巻き取られる。この検知紐30の一端は装置フ
レームに固定されているので、この巻き取り動作に伴
い、第3ローラ4の軸端部が、上記軸受け部材22の長
孔22aに沿って移動する(図3の矢印C参照)。これ
により、第3ローラ4がベルト進行方向に向って所定方
向(例えば左側)に傾けられる。つまり、第3ローラ4
に沿って巻回されるベルト6を、図2及び図3における
矢印A方向とは逆方向の矢印D方向に移動させるように
構成されている。これによって、偏動検知リング21に
回転トルクが作用したときに上記第3ローラ4の軸端部
をローラ軸心に対して直交する方向に変位させるローラ
端部変位手段としての偏動修正機構20が構成されてい
る。即ち、第3ローラ4の図3における手前側の軸端部
が図3における矢印C方向に変位されると、初期の偏動
成分(A方向成分)とは逆の偏動成分が発生し、初期の
偏動成分と打ち消し合うまで第3ローラ4の軸端部が変
位されるようになっている。
【0033】また、上述したように、第3ローラ4の軸
端部には、バックテンションスプリング24の付勢力が
作用している。このため、ベルト6の偏動検知リング2
1への乗り上げ動作が解消すると、このバックテンショ
ンスプリング24の付勢力によって第3ローラ4の軸端
部が所定位置(図3に示す位置)に戻されるようになっ
ている。このような構成により、第3ローラ4の軸端部
の変位による逆方向の偏動成分が初期偏動成分より大き
くなると、ベルト6は逆方向に偏動を開始し、偏動検知
リング21の乗り上げ面21aへの乗り上げ量は減少す
るから、偏動検知リング21の回転トルクも減少し、そ
の結果、バックテンションスプリング24によって第3
ローラ4の軸端部の変位量も小さくなるようになってい
る。
【0034】−第3ローラの他方の軸端部の支持構造−
本発明の特徴とするところは、第3ローラ4の他方の軸
端部(図2における奥側の軸端部)の支持構造にある。
以下、この支持構造について説明する。図4に示すよう
に、第3ローラ4の他方の軸端部は装置フレーム35に
ベアリング36を介して回転自在に支持されている。詳
しくは、第3ローラ4の軸端部は装置フレーム35に形
成された開口に挿通されている。この装置フレーム35
の開口にはベアリング36が取り付けられていて、この
ベアリング36が第3ローラ4の軸端部を回転自在に支
持している。
【0035】第3ローラ4の軸端部におけるベアリング
36の外側にはスプリング固定リング37及びこのスプ
リング固定リング37内に収容された付勢手段としての
スラスト力スプリング38が設けられている。スプリン
グ固定リング37は内側リング37aと外側リング37
bとで成る。
【0036】内側リング37aは、ベアリング36の外
側に配置されて第3ローラ4の軸端部に外挿されてお
り、第3ローラ4の軸端部には接合されていない。ま
た、この内側リング37aとベアリング36との間には
自己潤滑性材料などで成る摺動部材39が介在されてお
り、内側リング37aとベアリング36との間の摺動に
よる第3ローラ4の回転抵抗を低減している。
【0037】一方、外側リング37bは、第3ローラ4
の軸端部の外側端に外挿されており、第3ローラ4の軸
端部には接合されていない。また、第3ローラ4の軸端
部の外側端にはボルト40が装着され、このボルト40
の頭が外側リング37bの外側を抑え込むことで、スプ
リング固定リング37が第3ローラ4の軸端部から抜け
落ちないようになっている。
【0038】上記スラスト力スプリング38は、内側リ
ング37aと外側リング37bとの間に縮装されてい
る。つまり、このスプリング38は、外側リング37b
を内側リング37aから遠ざける方向への付勢力を付与
しており、これによって、内側リング37aを図4にお
ける右方向へ付勢している。つまり、外側リング37b
がボルト40の頭に付勢力を与えることで、第3ローラ
4全体を右方向へ付勢している(図4の矢印参照)。
【0039】−転写搬送動作− 次に、本装置の転写搬送動作について説明する。駆動モ
ータ5の駆動に伴って第1ローラ2が回転駆動する。こ
れにより、転写搬送ベルト6が走行し、用紙Pは図1中
右側から左側に向かって搬送される。この用紙Pの走行
位置は、転写搬送ベルト6の幅方向両端の内側で、且つ
偏動検知リング21よりもベルト中央側位置である。一
方、各画像形成ユニット7a〜7dでは各色のトナー像
が形成され、搬送される用紙Pの表面に対してトナー像
が順に転写される。これにより、用紙Pには所定の画像
が形成され、定着ローラ9a,9bにより画像が定着さ
れた後、装置から送り出される。
【0040】このような搬送動作において、転写搬送ベ
ルト6が図2及び図3における矢印A方向へ偏動してベ
ルト6の端部が偏動検知リング21の乗り上げ面21a
に乗り上げると、ベルト6と偏動検知リング21の乗り
上げ面21aとの間に作用する摩擦力により、偏動検知
リング21が回転し(図3の矢印B)、その回転によっ
て検知紐30が偏動検知リング21のボス部21bに巻
き取られる。
【0041】この検知紐30の巻き取り動作により、第
3ローラ4の軸端部が図3における矢印C方向へ変位す
る。この変位によりベルト6はA方向と逆方向(D方
向)に巻回されながら走行することになって、ベルト6
のA方向への偏動が制限される。また、この軸端部の変
位により、バックテンションスプリング24が伸びてス
プリング反力も大きくなるので、検知紐30の巻取り力
とバックテンションスプリング24のスプリング反力と
のバランスにより、第3ローラ4の変位量が規制され、
ある一定位置にベルト6の端部の位置が維持されること
になる。
【0042】このようにしてベルト6の走行が行われる
ために、該ベルト6の大きな偏動が防止され、例えば、
ベルト6の偏動量を数mm以下に抑えることができる。つ
まり、ベルト6の偏動を自動的に修正するようにしてい
ることにより、偏動量を微量にすることができ、ベルト
6に安定した走行を行わせることができる。従って、用
紙Pに対する正確な画像形成が可能となる。
【0043】本形態の特徴とする動作について説明す
る。ベルト6に偏動が発生した際には、ローラ4には、
ベルト6の偏動方向とは逆向きのスラスト力が作用す
る。また、偏動修正動作において、上記偏動成分とは逆
方向の偏動成分をベルト6に与えた場合には、この付与
した偏動成分とは逆向きのスラスト力が作用する。この
ようなスラスト力により、ローラ4は軸方向へ移動する
挙動を起こそうとする。
【0044】このような状況において、本形態では、ロ
ーラ4の一方の軸端部にスラスト力スプリング38を設
けて、ローラ4に軸方向の付勢力を付与している。この
ため、この付勢力が上記挙動を抑制することになる。従
って、ローラ4の軸方向の移動に伴うベルト6の幅方向
の移動が抑制されることになる。その結果、ベルト6の
直進走行状態を良好に得ることができて、画像形成部分
における転写像にずれを回避し高画質の画像を安定的に
得ることができる。
【0045】
【変形例】以下に、上述した転写搬送ユニット1におけ
る変形例について説明する。 (第1の変形例)本例は、図5に示すように、軸受け部
材22の長孔22aの内面の一部にゴムシート50を貼
り付けている。これにより、第3ローラ4の軸端部の長
孔22a内での移動が円滑に行われるようにしている。
つまり、上記軸受け部材22はPOMやナイロン等の摺
動材料より成るが、使用環境の変化やベルト6への異物
の付着などによって偏動検知リング21とベルト6との
間の摩擦係数が変化することがある。この場合、ベルト
6の偏動量に対する偏動検知リング21に作用する回転
トルクが変動し、場合によってはベルト6の偏動量が僅
かであっても第3ローラ4の変位動作が過敏になって急
激な偏動修正が行われることがある。これに対し、本例
では、第3ローラ4の軸端部をゴムシート50に接触さ
せることで、この過敏な動作を緩和するダンパとしての
役割をゴムシート50に持たせている。つまり、上記環
境変化やベルトへの異物付着といった外的要因によりロ
ーラ軸端部の変位動作に挙動が生じてもその動作をゴム
シート50によって吸収させて軸端部の急激な変位を抑
制するようになっている。このため、偏動修正動作時に
ベルト6が急激に幅方向へ移動するといった状況が回避
でき、これによって高画質の画像を安定的に得ることが
できる。
【0046】また、このゴムシート50の材料として
は、EPDMやCR等の合成ゴム、ウレタン系やポリエ
ステル系等の熱可塑性エラストマなどといった低硬度の
エラストマ材料が好ましい。具体的には、JISAスプ
リング式硬度計において50°〜90°の硬度を有する
ものであって、厚さ寸法が0.3mm以上のものが採用さ
れる。更に、本例では、第3ローラ4に対してベルト6
は下側から巻き付いているため、該ローラ4の軸端部は
長孔22aの上側内面に接触する。従って、このゴムシ
ート50は、この上側内面のみに設ければよい。具体的
には、長孔22aの上側内面を僅かに切り欠き、この切
り欠き部分にゴムシート50を装着している。
【0047】(第2の変形例)本例は、転写搬送ベルト
6の一方の端縁部を改良したものである。この一方の端
縁部(偏動検知リング21に乗り上げる側の端縁部)の
断面を示す図6のように、本例では、ベルト6の端縁部
の裏面(ローラに接触する側の面)に高摩擦係数材料で
成るテープ55を貼着している。このテープ55は、例
えばウレタンやシリコンゴムなどの低硬度エラストマ材
料がテープ状に加工されて成る。
【0048】この構成により、偏動検知リング21に対
するベルト6の乗り上げ量が僅かであっても、該偏動検
知リング21に高い回転トルクを与えることができ、迅
速な偏動修正動作が行われることになる。つまり、ベル
ト6の端縁部に負担を掛けることなしに良好な偏動修正
動作が行える。
【0049】また、第3ローラ4に対する転写搬送ベル
ト6の巻き付き角度が小さい場合、ベルト6が偏動した
場合の偏動検知リング21に対する接触面積は小さい
が、このような場合であっても偏動検知リング21に高
い回転トルクを与えることができることになる。
【0050】尚、本形態では、フルカラープリンタと呼
ばれる電子写真装置の転写搬送ベルトユニットに適用し
た場合について説明したが、その他の機器、例えば複写
装置等に適用することも可能である。また、転写搬送ベ
ルトユニット以外のベルト駆動装置に対しても適用可能
である。
【0051】尚、上記実施形態では、偏動制御ローラで
ある第3ローラ4に対してのみスラスト方向の付勢力を
与えるようにしたが、本発明はこれに限らず、他のロー
ラ2,3に対してもスラスト方向の付勢力を与える構成
としてもよい。
【0052】また、偏動制御ローラ4に対して予め与え
ておくスラスト力は、偏動検知リング21の配設位置に
向かう側の力であってもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば以下に述べるような効果が発揮される。請求項1記載
の発明では、ベルトに偏動が生じた際、ローラの軸端部
を変位させることによって偏動を修正するようにしたも
のに対し、ローラに対して、予め軸方向の付勢力を与え
る付勢手段を設け、これによって、ベルトの偏動に伴う
ローラの軸方向の移動を抑制するようにした。このた
め、この付勢手段の付勢力によりローラの軸方向の移動
が抑制され、これに伴ってベルトの幅方向の移動が抑制
されることになる。その結果、ベルトの直進走行状態を
良好に得ることができる。特に、本ベルト駆動装置をプ
リンタ等の転写搬送ユニットに使用した場合には、画像
形成部分における転写像のずれを回避できて高画質の画
像を安定的に得ることができる。
【0054】請求項2記載の発明では、ローラ端部変位
手段を偏動制御ローラの一方の軸端部に設け、また、付
勢手段を、偏動制御ローラにおけるローラ端部変位手段
が設けられている側の軸端部とは反対側の軸端部に設け
ている。これにより、各手段をローラの両軸端部に設け
ることなく構成の複雑化を抑制でき、装置の実用性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るプリンタの転写搬送ユニットの
模式図である。
【図2】転写搬送ユニットの斜視図である。
【図3】偏動修正機構を示す斜視図である。
【図4】スラスト方向の付勢力を与える機構を示す図で
ある。
【図5】第1の変形例における軸端部の支持構造を示す
図である。
【図6】第2の変形例におけるベルトの一端縁部を示す
断面図である。
【図7】従来例における図1相当図である。
【図8】ベルト偏動を強制的に防止する従来の構成を示
す図である。
【図9】従来のローラ軸端部の支持構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 転写搬送ユニット 2〜4 ローラ 6 転写搬送ベルト 20 偏動修正機構(ローラ端部変位手段) 21 偏動検知リング(偏動検出部材) 38 スラスト力スプリング(付勢手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下津 宏之 兵庫県神戸市兵庫区明和通3丁目2番15号 バンドー化学株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のローラにベルトが走行可能に掛
    け渡され、この複数本のローラのうち少なくとも1本が
    偏動制御ローラに構成されている一方、この偏動制御ロ
    ーラの少なくとも一方の軸端部に、ベルトの偏動発生
    時、該軸端部をローラ軸線に対して直交する方向に変位
    させることによってベルトの偏動を修正するローラ端部
    変位手段を備えたベルト駆動装置において、 上記各ローラのうち少なくとも偏動制御ローラには、該
    偏動制御ローラを軸方向に付勢する付勢手段が設けられ
    ていることを特徴とするベルト駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のベルト駆動装置におい
    て、 ローラ端部変位手段は、偏動制御ローラの一方の軸端部
    に設けられていて、偏動制御ローラと独立して回転自在
    に支持された偏動検出部材を有し、偏動する平ベルトが
    偏動検出部材に接触して偏動検出部材に回転トルクが作
    用したとき、その回転運動を偏動制御ローラの軸端部が
    変位する運動に変換してベルトの偏動を修正するように
    なっており、 付勢手段は、偏動制御ローラにおけるローラ端部変位手
    段が設けられている側の軸端部とは反対側の軸端部に設
    けられて、偏動制御ローラを軸方向に付勢していること
    を特徴とするベルト駆動装置。
JP10070525A 1998-03-19 1998-03-19 ベルト駆動装置 Withdrawn JPH11263469A (ja)

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