JP2983698B2 - ベルト駆動装置 - Google Patents

ベルト駆動装置

Info

Publication number
JP2983698B2
JP2983698B2 JP17266491A JP17266491A JP2983698B2 JP 2983698 B2 JP2983698 B2 JP 2983698B2 JP 17266491 A JP17266491 A JP 17266491A JP 17266491 A JP17266491 A JP 17266491A JP 2983698 B2 JP2983698 B2 JP 2983698B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
belt
tension
deviation
flat belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17266491A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0518450A (ja
Inventor
陸三 上月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
Priority to JP17266491A priority Critical patent/JP2983698B2/ja
Publication of JPH0518450A publication Critical patent/JPH0518450A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2983698B2 publication Critical patent/JP2983698B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を用いた
機器に内蔵され、転写ベルトや感光体ベルト等を使用す
るベルト駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば電子写真装置におい
て、この装置の軽量化及びコンパクト化を目的として、
表面に誘電体層または感光体層を有する平ベルトを、互
いに平行に配置した複数本のロ−ラに掛け渡すことによ
って、前記平ベルトを転写ドラムまたは感光体ドラム等
の代わりに転写ベルトまたは感光体ベルトとして利用す
ることが知られている。
【0003】そして、このような用途に用いられる平ベ
ルトは、その基材がプラスチックフィルムや金属箔等の
ような伸びが小さくて強度の高い材料によって形成され
る場合が多い。従って、この種の平ベルトは弾性変形し
難い。そのために、前記電子写真装置内に収容された部
品の寸法誤差、ロ−ラの取付誤差、ベルト張力のアンバ
ランス、ベルト周長さの不均一などが生じている場合、
これらをベルト自体の変形によって吸収することができ
ない。この結果、前記平ベルトが、走行時にベルト幅方
向へ偏動してしまうといった問題があった。
【0004】しかし、前記電子写真装置は、正確な画像
形成を行うために、高精度、高解像度が要求されるの
で、この平ベルトの偏動を防止する必要がある。
【0005】そして、このような、平ベルトの偏動を防
止するための従来技術として、特開昭56−12750
1号公報や特開昭59−205052号公報に示される
ように平ベルトに偏動防止用のガイドを設けたり、特開
昭57−60347号公報に示されるように規制部材を
設けることによって平ベルトの偏動を強制的に防止する
ようにしたものがある。また、実開昭58−11060
9号公報に示されるように、1本のロ−ラを偏動調整用
ロ−ラとすると共に偏動検出用のベルト位置センサを備
えさせ、前記ベルト位置センサによって平ベルトの偏動
が検出されると、その偏動量に応じて偏動調整用ロ−ラ
の軸端部を変位させることにより偏動を修正するように
したものや、実開昭64−48457号公報に示される
ように、平ベルトが偏動すると、この偏動に伴なってロ
−ラを回転軸方向に移動させ、このロ−ラの移動によっ
て該ロ−ラの回転軸を揺動させて、ロ−ラを反対方向へ
移動させることにより偏動を修正するようにしたものが
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開昭56−127501号公報、特開昭59−2050
52号公報及び特開昭57−60347号公報に示され
ているような構成では、平ベルトの偏動を外的要因によ
り強制的に規制するようにしているから、平ベルトとロ
−ラとの組合わせの条件如何により機構として成立し得
ない場合がある。即ち、平ベルトの偏動に伴う寄り力が
大きくなるものでは、ガイド及び規制部材の強度を増大
させておく必要がある。また、平ベルト自体の幅方向座
屈強度を増大させる必要があり、同時に平ベルト端部が
損傷しないように端部強度も増大させる必要がある。従
って、ベルト厚さが薄くなるほど上記方式の採用は困難
となる。また、平ベルトにガイドを設ける場合に、精度
良くガイドを設ける必要があり、特にシ−ムレスベルト
の場合では、このガイドを形成することが非常に困難で
あった。
【0007】また、前記実開昭58−110609号公
報や実開昭64−48457号公報に示されているよう
な構成では、複雑なメカニズムを用いて偏動を検出、修
正するために、高価でしかも余分なスペ−スを必要と
し、装置全体としての大型化に繋る。そればかりでな
く、複雑な機構であるために、部品点数が多くなり、そ
れだけ故障発生要因部が増加することになり、装置の信
頼性が十分に確保されているとは言い難いものであっ
た。
【0008】これらの点を解決するために、本発明の発
明者は、自動的に偏動を検出、修正することができるベ
ルト駆動装置について、その構造の改良を進めている。
詳しくは、複数のロ−ラのうち1本を偏動調整用ロ−ラ
とし、この偏動調整用ロ−ラの片側に、該偏動調整用ロ
−ラと独立して回転自在な偏動検出用ロ−ラを備えさせ
ておく。そして、前記平ベルトを予め前記偏動検出用ロ
−ラに向って偏動させるように構成しておく。そして、
平ベルトの走行時に、該平ベルトが、その偏動よって偏
動検出用ロ−ラに接触すると、この接触により偏動検出
用ロ−ラが回転し、この回転力を偏動調整用ロ−ラの軸
端部を移動させる力に変換することによって平ベルトに
逆方向の偏動成分を与え、前記偏動を修正させるように
した構成について開発している。
【0009】本発明は、このように、自動的に偏動を検
出、修正することができるベルト駆動装置について、平
ベルトを予め偏動させる構成について、その実用性を大
幅に向上させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、予め、平ベルトを所定方向に偏動させる
ようにしながら、逐次、この偏動を修正するようにした
ベルト駆動装置において、この偏動を与える機能をベル
トに張力を与える手段によって発揮させるようにした。
具体的に、請求項1記載の発明は、平ベルトと、該平ベ
ルトが掛け渡され、1本が偏動調整用ロ−ラに構成され
た複数本のロ−ラと、前記偏動調整用ロ−ラを除くロ−
ラの両軸端部を支持する一対の支持プレ−トと、前記偏
動調整用ロ−ラの両軸端部を支持する一対のテンション
プレ−トと、前記各支持プレ−トとテンションプレ−ト
との間に夫々架設され、テンションプレ−トを、前記偏
動調整用ロ−ラが他のロ−ラから離れる方向へ付勢し
て、前記平ベルトに張力を付与する一対のベルト張力付
与手段とを備えさせる。また、前記偏動調整用ロ−ラの
一方の軸端部において、該偏動調整用ロ−ラと独立して
回転自在に支持された偏動検出部材と、前記偏動検出部
材に連繋され、前記偏動検出部材に平ベルトが接して回
転トルクが作用したときに、その回転運動を前記偏動調
整用ロ−ラの軸端部が所定方向に変位する運動に変換
し、前記平ベルトを前記偏動検出部材から離れる方向に
移動させるロ−ラ端部変位手段とを備えさせる。そし
て、前記平ベルトの走行時に、該平ベルトが前記偏動検
出部材の配設位置に向って偏動するように、偏動検出部
材の配設されている側のベルト張力付与手段の付勢力を
他方のベルト張力付与手段の付勢力よりも小さく設定す
るような構成としている。
【0011】請求項2記載の発明は、平ベルトと、該平
ベルトが掛け渡され、駆動ロ−ラ、従動ロ−ラ及び1本
の偏動調整用ロ−ラとで成る複数本のロ−ラと、前記偏
動調整用ロ−ラを除くロ−ラの両軸端部を支持する一対
の支持プレ−トと、前記偏動調整用ロ−ラの両軸端部を
支持する一対のテンションプレ−トと、前記各支持プレ
−トとテンションプレ−トとの間に夫々架設され、テン
ションプレ−トを、前記偏動調整用ロ−ラが他のロ−ラ
から離れる方向へ付勢して、前記平ベルトに張力を付与
する一対のベルト張力付与手段とを備えさせる。また、
前記偏動調整用ロ−ラの一方の軸端部において、該偏動
調整用ロ−ラと独立して回転自在に支持された偏動検出
部材と、該偏動検出部材に連繋され、前記偏動検出部材
に平ベルトが接して回転トルクが作用したときに、その
回転運動を前記偏動調整用ロ−ラの軸端部が所定方向に
変位する運動に変換し、前記平ベルトを前記偏動検出部
材から離れる方向に移動させるロ−ラ端部変位手段とを
備えさせる。そして、前記平ベルトの走行の際、該平ベ
ルトが前記偏動検出部材の配設位置に向って偏動するよ
うに、前記従動ロ−ラ及び偏動調整用ロ−ラのうち少な
くとも1本を、前記平ベルトが偏動検出部材に接してい
ない状態において、前記駆動ロ−ラに対して相対的に傾
斜配置させ、更に、偏動検出部材の配設されている側の
ベルト張力付与手段の付勢力を他方のベルト張力付与手
段の付勢力よりも小さく設定するような構成としてい
る。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のベルト駆動装置において、ベルト張力付与手段を
コイルスプリングで成し、偏動検出部材の配設されてい
る側のコイルスプリングのバネ定数を他方のコイルスプ
リングのばね定数よりも小さく設定するようにしてい
る。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載のベルト駆動装置において、支持プレ−ト及びテン
ションプレ−トの夫々に、所定間隔を存してスプリング
係止部を形成し、偏動検出部材の配設されている側にお
けるスプリング係止部間の間隔を他方のスプリング係止
部間の間隔よりも小さく形成するようにしている。
【0014】
【作用】上記の構成により、本発明では、以下に述べる
ような作用が得られる。請求項1記載の発明では、平ベ
ルトがベルト張力付与手段の作用によって偏動して偏動
検出部材に接すると、該偏動検出部材が平ベルトとの接
触摩擦により回転する。そして、ロ−ラ端部変位手段に
よってこの偏動検出部材の回転運動が、前記偏動調整用
ロ−ラの軸端部が所定方向に変位する運動に変換され
る。このようにして偏動調整用ロ−ラの軸端部が変位す
ると、平ベルトに前記偏動方向とは逆方向の偏動変位が
発生するために、前記初期の偏動を修正する。つまり、
初期の偏動に応じた偏動調整用ロ−ラの軸端部の変位量
が自動的に与えられ、平ベルトの偏動を修正する。この
ため、前記平ベルトは安定した走行を行うことができ、
特に、このベルト駆動装置を電子写真装置に適用した場
合には正確な画像形成を行うことができる。このよう
に、平ベルトに張力を与えるためのベルト張力付与手段
によって平ベルトに初期偏動を行わせることができるた
め、部品点数の低減に伴って構造の簡略化が図れる。
【0015】請求項2記載の発明では、従動ロ−ラ及び
偏動調整用ロ−ラのうち少なくとも1本が、平ベルトが
偏動検出部材に接していない状態において、駆動ロ−ラ
に対して相対的に傾斜配置されていることにより、前記
平ベルトの走行の際、該平ベルトが前記偏動検出部材の
配設位置に向う偏動機能が得られ、また、偏動検出部材
の配設されている側のベルト張力付与手段の付勢力が他
方のベルト張力付与手段の付勢力よりも小さく設定され
ていることによっても平ベルトが前記偏動検出部材の配
設位置に向う偏動機能が得られる。従って、この両偏動
機能によって平ベルトの偏動動作を行わせることができ
るので、ロ−ラの傾斜配置角度及び張力付与手段の付勢
力を適宜調整することにより、最適な偏動状態を設定す
ることができる。また、偏動調整用ロ−ラを傾斜配置す
るような場合には、この偏動調整用ロ−ラの傾斜配置角
度をベルト張力付与手段の付勢力によって最適な値に微
調整することもできる。
【0016】請求項3記載の発明では、偏動検出部材の
配設されている側のコイルスプリングのバネ定数が他方
のコイルスプリングのばね定数よりも小さく設定されて
いるために、平ベルトは、この偏動検出部材の配設され
ている側のベルト張力が小さくなり、平ベルトの走行時
において、該平ベルトは、偏動検出部材に向って偏動す
る。このようにして、コイルスプリングを選定すること
でベルト張力付与手段による平ベルトの初期偏動を行わ
せることができる。
【0017】請求項4記載の発明では、偏動検出部材の
配設されている側におけるスプリング係止部間の間隔が
他方のスプリング係止部間の間隔よりも小さく形成され
ているために、この場合にも、平ベルトは、この偏動検
出部材の配設されている側のベルト張力が小さくなり、
平ベルトの走行時において、該平ベルトは、偏動検出部
材に向って偏動する。つまり、同一のコイルスプリング
を用いてベルト張力付与手段による平ベルトの初期偏動
を行わせることができる。
【0018】
【実施例】(第1実施例)以下、本発明の第1実施例を
図面に沿って詳細に説明する。
【0019】図1〜図3は、本例に係る電子写真装置内
に収容された3軸系ベルト駆動装置の全体図を示してい
る。この3軸系のベルト駆動装置において、1,2,3
は、夫々第1、第2及び第3ロ−ラである。各ロ−ラ
1,2,3は、夫々ロ−ラシャフト1a,2a,3a
と、該ロ−ラシャフト1a,2a,3aの左右両端部を
除いた部分で、ロ−ラシャフト1a,2a,3aと同心
上で大径に形成された樹脂又はアルミニウム等で成るロ
−ラ本体1b,2b,3bとから成っている。また、こ
の各ロ−ラ1,2,3の左右両側には本発明でいう支持
プレ−トとしての第1プレ−ト5及び第2プレ−ト6が
配設されている。そして、前記ロ−ラシャフト1a,2
a,3aは、図1における左端部が第1プレ−ト5を、
右端部が第2プレ−ト6を夫々貫通しており、前記第1
ロ−ラ1及び第2ロ−ラ2のロ−ラシャフト1a,2a
の左右両端部は、この貫通した状態で各プレ−ト5,6
に支持されている(支持構造の詳細は後述する)。そし
て、前記各ロ−ラ1,2,3には、基材の表面に転写層
が形成されて成る本発明でいう平ベルトとしての転写ベ
ルト4が走行可能に掛け渡されている。従って、本ベル
ト駆動装置は、前記転写ベルト4が電子写真装置の転写
搬送体として機能するようになっている。また、前記転
写ベルト4の基材としては、例えば2軸延伸ポリエステ
ルが採用されており、引張弾性率が200kg/mm2 以上
に設定されている。また、前記ロ−ラ本体1b,2b,
3bの表面に、例えばEPDM系架橋ゴムを貼着するよ
うにして、該ロ−ラ本体1b,2b,3bと転写ベルト
4との摩擦係数を任意に設定可能とするようにしてもよ
い。
【0020】前記各プレ−ト5,6について説明する
と、第1プレ−ト5は、図2及び図5に示すように、略
L字状の金属製の平板で成っており、その上端部に、第
1ロ−ラ1のロ−ラシャフト1aの左端が挿入されるロ
−ラシャフト挿入孔5aが開口されている。また、この
ロ−ラシャフト挿入孔5aの下方における第1プレ−ト
5の下端部近傍には前記第2ロ−ラ2のロ−ラシャフト
2aを挿入固着するロ−ラシャフト支持孔5bが開口さ
れている。更に、この第1プレ−ト5の図2における右
端近傍には前記第3ロ−ラ3のロ−ラシャフト3aが挿
通される略台形状の開口5cが形成されている。この開
口5cの形状の特徴としては、右側辺5c' が下方に向
うに従って左側に傾斜するような傾斜面で形成されてい
ると共に、その上側辺5c''が所定の長さSを存してい
ることにある。また、前記第1プレ−ト5の外側面の3
箇所には円柱状の突出部5d,5e,5fが突設されて
いる。更に、この第1プレ−ト5の略中央部分にはシャ
フト孔5gが開口されていると共に、右端近傍の下端部
は僅かに下方へ延長された延長部5hが形成されてい
て、この延長部5hに小径のビス孔5iが穿設されてい
る。そして、この延長部5hの右側に隣接した位置に
は、第1プレ−ト5の下端部から外側に向うように折曲
された本発明でいう片側のスプリング係止部としてのフ
ランジ部5jが形成されている。
【0021】一方、第2プレ−ト6は、図3及び図6に
示すように、前記第1プレ−ト5と略対称な形状で成っ
ており、第1プレ−ト5と同様のロ−ラシャフト挿入孔
6a、ロ−ラシャフト支持孔6b、シャフト孔6g、延
長部6h、ビス孔6i及びフランジ部6jが夫々設けら
れている。そして、この第2プレ−ト6における開口6
cは、上述した第1プレ−ト5の開口5cと異り、水平
方向に延びる長孔(長さ寸法S)で形成されている。ま
た、突出部6dは第2プレ−ト6の外側面中央部の1箇
所にだけ設けられている。
【0022】以下、各ロ−ラ1,2,3の支持構造につ
いて説明する。第1ロ−ラ1は、ロ−ラシャフト1aと
ロ−ラ本体1bとが一体的に形成されており、図1の如
く、ロ−ラシャフト1aの左右両端部は、前記第1及び
第2プレ−ト5,6のロ−ラシャフト挿入孔5a,6a
に配設されたベアリングB1,B1によって各プレ−ト
5,6に対して回動自在に支持されている。また、前記
ロ−ラシャフト1aの一側端(図1における右端)には
駆動ギヤ1cが取付けられており、該駆動ギヤ1cに図
示しない駆動モ−タの駆動力が伝達されるようになって
いる。そして、駆動モ−タの駆動力が、この駆動ギヤ1
cに伝達されると第1ロ−ラ1が回転駆動するようにな
っている。つまり、この第1ロ−ラ1は本装置の駆動ロ
−ラとして機能するように構成されている。
【0023】第2ロ−ラ2は、従動ロ−ラであって、そ
のロ−ラシャフト2aの軸線が前記第1ロ−ラ1の軸線
に対して平行となるように配置されており、該ロ−ラシ
ャフト2aの左右両端部が前記第1及び第2プレ−ト
5,6のロ−ラシャフト支持孔5b,6bに挿入された
状態で、該各プレ−ト5,6に固着されている。そし
て、この第2ロ−ラ2のロ−ラ本体2bは、その両端部
において図示しないベアリングによってロ−ラシャフト
2aに対して回転自在に支持されている。つまり、この
第2ロ−ラ2はロ−ラシャフト2aが回転することな
く、ロ−ラ本体2bのみがロ−ラシャフト2aを軸とし
て回転するようになっている。また、この第2ロ−ラ2
のロ−ラ本体2bの外径は、前記第1ロ−ラ1のロ−ラ
本体1bの外径よりも僅かに小径に設定されている。
【0024】第3ロ−ラ3は、本発明でいう偏動調整用
ロ−ラであって、ロ−ラシャフト3aの左右両端部が前
記第1及び第2プレ−ト5,6の開口5c,6cに挿入
されており、ロ−ラ本体3bが、前記第2ロ−ラ2と同
様に、その両端部においてベアリングB2,B2によっ
てロ−ラシャフト3aに対して回転自在に支持されてい
る。つまり、この第3ロ−ラ3もロ−ラシャフト3aが
回転することなく、ロ−ラ本体3bのみがロ−ラシャフ
ト3aを軸として回転するようになっている。また、こ
の第3ロ−ラ3のロ−ラ本体3bの外径は、前記第1ロ
−ラ1と第2ロ−ラ2の各ロ−ラ本体1b,2bの外径
の中間値に設定されている。
【0025】そして、前記各ロ−ラ1,2,3の図1に
おける右側にはストッパリング1d,2d,3dが配設
されている。このストッパリング1d,2d,3dは、
各ロ−ラ1,2,3のロ−ラ本体1b,2b,3bの端
面と小間隙を存した位置において各ロ−ラシャフト1
a,2a,3aに支持されており、その外径は各ロ−ラ
のロ−ラ本体1b,2b,3bの外径よりも僅かに大径
に設定されていて、走行する転写ベルト4の偏動量が大
きくなることを抑制するようになっている。
【0026】次に、前記第3ロ−ラ3の支持構造につい
て詳述する。この第3ロ−ラ3の支持部材として、前記
第1及び第2プレ−ト5,6の外側には第1及び第2テ
ンションプレ−ト7,8が配設されている。第1テンシ
ョンプレ−ト7は、図2及び図5の如く、前記第1プレ
−ト5に比べて小形で且つ略台形状の金属製板材で成っ
ている。そして、この第1テンションプレ−ト7におけ
る前記第1プレ−ト5の突出部5d,5e,5fに対応
した位置には、水平方向に延びる長孔7a,7b,7c
(長さ寸法は夫々S)が形成されており、この長孔7
a,7b,7cに前記突出部5d,5e,5fが夫々嵌
入されるようになっている。そして、このように突出部
5d,5e,5fが嵌入された状態では、この第1テン
ションプレ−ト7が第1プレ−ト5に対して水平方向に
所定ストロ−クSをスライド移動できるように支持され
る。また、この第1テンションプレ−ト7における前記
第1プレ−ト5の開口5cに対応した位置には、該開口
5cの右側辺5c' に沿って延びる長孔でなるロ−ラシ
ャフト挿入孔7dが形成されており、前記開口5cに挿
通された第3ロ−ラ3のロ−ラシャフト3aは、このロ
−ラシャフト挿入孔7dに挿入されるようになってい
る。このようにして第3ロ−ラ3のロ−ラシャフト3a
がロ−ラシャフト挿入孔7dに挿入された状態おいて
は、第1テンションプレ−ト7が移動しないかぎり、こ
のロ−ラシャフト3aは図2における左右方向の移動が
規制され、且つロ−ラシャフト挿入孔7dに沿う方向に
のみ移動が許容されている。また、このロ−ラシャフト
挿入孔7dの延長方向は、該ロ−ラシャフト挿入孔7d
に沿ってロ−ラシャフト3aが移動しても転写ベルト4
へのベルト張力が変化しない方向に設定されている。そ
して、前記第1テンションプレ−ト7の略中央部にはガ
イド孔7eが形成されている。このガイド孔7eは、水
平孔7fと傾斜孔7gとから成っており、水平孔7f
は、前記第1プレ−ト5のシャフト孔5gに対向する位
置に形成された水平方向に延びる長孔でなり、傾斜孔7
gは、前記水平孔7fの左端に連続して、下方に向うに
従って右方へ傾斜する長孔でなっている。また、この傾
斜孔7gの下端部は僅かに水平方向に伸びて成る係止部
7hが形成されている。更に、この第1テンションプレ
−ト7の左側下端部は僅かに下方へ延長されてなる延長
部7iが形成されており、この延長部7iには本発明で
いう片側のスプリング係止部としてのスプリング係止孔
7jが形成されている。このスプリング係止孔7jは3
つの円形開口が連通されたような形状でなっており、後
述する第1スプリングS1の係止位置をこの3箇所で変
更可能とし、この第1スプリングS1によって与えられ
るベルト張力を変更できるようにしている。
【0027】一方、第2テンションプレ−ト8は、図3
及び図6の如く、前記第1テンションプレ−ト7と略対
称な形状で成っており、第1テンションプレ−ト7と同
様のガイド孔8e、延長部8i及びスプリング係止孔8
jが夫々設けられている。そして、この第2テンション
プレ−ト8における長孔8a(長さ寸法S)は、上述し
た第1テンションプレ−ト7と異り、図3における右端
近傍の1箇所にのみ設けられている。また、この第2テ
ンションプレ−ト8のロ−ラシャフト挿入孔8dは、前
記第2プレ−ト6の開口6cに対向した位置に形成され
た円形開口で成っている。
【0028】このような形状で形成された第1及び第2
テンションプレ−ト7,8が夫々第1及び第2プレ−ト
5,6の外側に組付けられ、各開口5c,6c及びロ−
ラシャフト挿入孔7d,8dに第3ロ−ラ3のロ−ラシ
ャフト3aが挿入された状態では、該第3ロ−ラ3は、
各テンションプレ−ト7,8の第1及び第2プレ−ト
5,6に対するスライド移動(ストロ−クS)に伴なっ
て第2ロ−ラ2との軸間距離が変更可能となっている。
また、上述したように、図2に示す状態において、第3
ロ−ラ3のロ−ラシャフト3aの左端は前記ロ−ラシャ
フト挿入孔7dに沿ってスライド移動可能となり、この
スライド移動によって、第3ロ−ラ3の軸線が他のロ−
ラ1,2の軸線に対して傾斜されるようになっている。
【0029】また、図2及び図3に示すように、前記第
1及び第2プレ−ト5,6のフランジ部5j,6jと前
記第1及び第2テンションプレ−ト7,8のスプリング
係止孔7j,8jとの間には第1スプリングS1,S1
が伸長状態で夫々掛渡されている。つまり、このように
して第1スプリングS1,S1が掛渡された状態では、
第1及び第2テンションプレ−ト7,8は、第1スプリ
ングS1,S1の付勢力によって第2ロ−ラ2から離れ
る方向(図2及び図3における矢印A方向)へ付勢され
ることになる。つまり、この第3ロ−ラ3に第2ロ−ラ
2から離れる方向への付勢力を与えることによって転写
ベルト4に所定のベルト張力を与えるようにしている。
また、このベルト張力は第1スプリングS1,S1のス
プリング係止孔7j,8jへの係止位置を変更すること
によって任意に設定することができるようになってい
る。これにより、本発明でいうベルト張力付与手段が構
成されている。そして、本例の特徴とする構成として、
前記左右の第1スプリングS1,S1は夫々のバネ定数
が異るものが採用されている。つまり、第1プレ−ト5
と第1テンションプレ−ト7との間に掛渡されている第
1スプリングS1のバネ定数を他方の第1スプリングS
1のバネ定数よりも小さく設定するようにして、第1テ
ンションプレ−ト側のベルト張力を第2テンションプレ
−ト側のベルト張力よりも小さくするようにしている。
これにより、転写ベルト4の走行時には、該転写ベルト
4が図1に矢印Cで示すようにベルト張力の大きい側か
ら小さい側に偏動するようになっている。
【0030】また、前記第1プレ−ト5の右側端にはス
プリング取付座9が取付けられている。このスプリング
取付座9は、図2の如く、略扇状の垂直部9aと該垂直
部9aの上端から外側に向って折曲されてなる水平部9
bとを備えている。そして、前記垂直部9aは、その右
側下端部がビスb1によって前記第1プレ−ト5に対し
て揺動自在に支持されており、このビスb1の左上側に
は、このビスb1で成される揺動軸を中心とする円弧状
のガイド孔9cが形成されている。そして、このガイド
孔9cには第1プレ−ト5に螺着されているビスb2が
挿通されており、このビスb2が前記ガイド孔9cに当
接することによって、スプリング取付座9の揺動範囲を
規制するようにしている。そして、前記スプリング取付
座9の水平部9bと前記第3ロ−ラ3のロ−ラシャフト
3aの左端部との間には、前記第1プレ−ト5及び第1
テンションプレ−ト7の外側に配置された第2スプリン
グS2が伸長状態で掛渡されている。つまり、このよう
にして第2スプリングS2が掛渡された状態では、第3
ロ−ラ3のロ−ラシャフト3aの左端部は、前記第1プ
レ−ト5の開口5cの上端及び第1テンションプレ−ト
7のロ−ラシャフト挿入孔7dの上端位置に向う付勢力
が与えられるようになっており、このロ−ラシャフト3
aに他の付勢力が作用していない状態では図2に示すよ
うに、このシャフト3aの左端部はロ−ラシャフト挿入
孔7dの上端部に位置されている。
【0031】そして、前記第1テンションプレ−ト7の
外側面には、着脱操作レバ−10が配設されている。こ
の着脱操作レバ−10は、図4にも示すように、前記第
1及び第2プレ−ト5,6に形成されているシャフト孔
5g,6gに亘って挿通されたシャフト10aが連結さ
れており、前記第1プレ−ト5と第1テンションプレ−
ト7との間の空間及び第2プレ−ト6と第2テンション
プレ−ト8との間の空間の夫々に配置されたガイドプレ
−ト10bがこのシャフト10aに一体的に取付けられ
ている。つまり、これら3者10,10a,10bは着
脱操作レバ−10の回動操作に伴なって一体的に回転す
るようになっている。また、図2及び図3の如く、前記
各ガイドプレ−ト10b,10bの外側面における、そ
の回転中心から所定寸法を存した位置には、ガイドピン
10c,10cが夫々立設されており、この各ガイドピ
ン10c,10cが前記各テンションプレ−ト7,8の
ガイド孔7e,8eに夫々挿通されている。つまり、こ
の着脱操作レバ−10が図2に示すような回動位置とさ
れている場合には、前記ガイドピン10cがガイド孔7
e,8eの係止部7h,8hに係止することによって、
前記第1スプリングS1の付勢力により転写ベルト4に
所定のベルト張力が付与されている。一方、第1スプリ
ングS1の付勢力に抗して前記着脱操作レバ−10を図
7に示すような状態に回動操作すると、ガイドピン10
cがガイド孔7e,8eの水平孔7f,8fに達し、第
1テンションプレ−ト7が後退位置となって、前記第2
ロ−ラ2と第3ロ−ラ3の軸心距離が短くなり、ベルト
張力を解放するようになっている。
【0032】そして、図1に示すように、前記第3ロ−
ラ3のロ−ラシャフト3aにおける前記第1プレ−ト5
の内側位置には本発明でいう偏動検出部材としての偏動
検出ロ−ラ11が第3ロ−ラ3と同軸上で且つ、該第3
ロ−ラ3から独立して回動自在となるようにロ−ラシャ
フト3aに支持されている。
【0033】前記偏動検出ロ−ラ11は、前記転写ベル
ト4のベルト材と摩擦係数が高く且つ耐摩耗性に優れた
ウレタンエラストマ等によって形成されている。そし
て、この偏動検出ロ−ラ11は、その内側端面が、前記
第3ロ−ラ3のロ−ラ本体3bの端面と小間隙を存して
近接配置されている。また、この偏動検出ロ−ラ11
は、第3ロ−ラ3のロ−ラ本体3bの端面に対向する部
分の外径が該ロ−ラ本体3bの外径と同径に設定され、
且つロ−ラ本体3b端面から離れるに従って次第にその
径が大きくなるテ−パ状に傾斜された乗り上げ面11a
を有している。そして、これによって、走行中において
図1の仮想線Bに示す位置にある転写ベルト4にC方向
の偏動が発生して、第1図に仮想線Dで示す位置になる
と、転写ベルト4が偏動検出ロ−ラ11の乗り上げ面1
1aに乗り上げるようになっている。
【0034】また、前記偏動検出ロ−ラ11は、その外
側端部に円柱部11bが形成されている。この円柱部1
1bは前記第3ロ−ラ3のロ−ラ本体3bの径よりも小
径に形成されており、前記第1プレ−ト5の内側におい
て、この円柱部11bの外周面に巻取部材としての紐部
材12の一端がビス止めされている。また、この紐部材
12の他端は前記第1プレ−ト5の延長部5hに、該延
長部5hに形成されたビス孔5iに螺着されたビスによ
って取付けられている。つまり、転写ベルト4の偏動に
より、転写ベルト4が偏動検出ロ−ラ11の乗り上げ面
11aに乗り上げ、偏動検出ロ−ラ11に回転トルクが
作用したとき、偏動検出ロ−ラ11の回転により前記紐
部材12が偏動検出ロ−ラ11の円柱部11bに巻き取
られて、前記第3ロ−ラ3のロ−ラシャフト3aの左側
端部が、前記第1テンションプレ−ト7のロ−ラシャフ
ト挿入孔7dの延長方向(図2における斜め下方)に向
って変位されるようになっている。即ち、第3ロ−ラ3
のロ−ラシャフト3aの左端部を図1の矢印F方向に変
位させることにより、第3ロ−ラ3をベルトの走行方向
(図1の矢印E)に向って左方向に傾けて、このベルト
左側部分におけるベルト張力を変化させることなしに転
写ベルト4を第3ロ−ラ3の周方向に沿って巻回させ
る。これにより、転写ベルト4の走行方向に対して第3
ロ−ラ3の回転方向を所定角度だけ傾けることによっ
て、該転写ベルト4が走行しながら図中C方向とは逆方
向(矢印G)に移動されるように構成されている。この
ようにして、偏動検出ロ−ラ11に回転トルクが作用し
たときに前記第3ロ−ラ3の軸端部を所定方向Fに変位
させるロ−ラ端部変位手段が構成されている。即ち、こ
のロ−ラ端部変位手段によって、第3ロ−ラ3の軸端部
がF方向に変位されると、転写ベルト4は、C方向とは
逆方向Gへ巻回されながら走行するために、初期の偏動
成分(C方向成分)とは逆の偏動成分(G方向成分)が
発生し、初期の偏動成分と打ち消し合うまでロ−ラシャ
フト3aの端部が変位されることになる。
【0035】また、上述したように、第3ロ−ラ3のロ
−ラシャフト3aと第1プレ−ト5との間にはスプリン
グ取付座9を介して第2スプリングS2が掛渡されてい
るため、この第2スプリングS2が紐部材12の巻取動
作による変位方向Fとは反対方向に常時付勢するように
なっており、第2スプリングS2によって第3ロ−ラ3
の軸端部の所定量以上の変位を抑制するようになってい
ると共に、この第2スプリングS2の付勢力と、前述し
た紐部材12の巻取りによって第3ロ−ラ3を傾斜させ
るように働く力との釣合いによって、第3ロ−ラ3の傾
斜角度が調整されて転写ベルト4の偏動量が抑制される
ようになっている。つまり、第3ロ−ラ3の軸端部の変
位による逆方向Gの偏動成分が初期偏動成分Cより大き
くなると、転写ベルト4は逆方向Gに偏動を開始し、偏
動検出部材11の乗り上げ面11aへの乗り上げ量は減
少するから、偏動検出ロ−ラ11の回転トルクも減少
し、その結果、第2スプリングS2によって第3ロ−ラ
3の軸端部の変位量も小さくなるようになっている。
【0036】以下、上記の構成による動作について説明
する。先ず、上述したように、第1テンションプレ−ト
7に係止されている第1スプリングS1のバネ定数が他
方の第1スプリングS1のバネ定数よりも小さく設定さ
れているために、転写ベルトが所定の走行位置(図1の
仮想線B)において走行する状態では、この転写ベルト
の第1プレ−ト側(図1左側)ではベルト張力が小さ
く、一方、第2プレ−ト側(図1右側)ではベルト張力
が大きくなっている。これによって、転写ベルト4は、
走行しながら常にC方向へ偏動するような力が作用す
る。そして、転写ベルト4の偏動により転写ベルト4の
端部が偏動検出部材11の乗り上げ面11aに乗り上げ
る(仮想線D)と、転写ベルト4と偏動検出ロ−ラ11
の乗り上げ面11aとの間に作用する摩擦力により、偏
動検出ロ−ラ11が軸部材3aに対して回転せしめら
れ、その回転によって紐部材12が偏動検出ロ−ラ11
の円柱部11bに巻取られる。この紐部材12の巻取り
により、偏動検出ロ−ラ11が配置されている第3ロ−
ラ3のロ−ラシャフト3aの端部がロ−ラシャフト挿入
孔7dに沿ってF方向へ変位し、その変位により転写ベ
ルト4はC方向と逆方向Gに巻回されながら走行するこ
とになって、転写ベルト4のC方向への偏動が制限され
る。それと共に、前記軸端部の変位Fにより、第2スプ
リングS2が伸びてスプリング力も作用しているので、
紐部材12の巻取り力と第2スプリングS2のスプリン
グ力とのバランスにより、第3ロ−ラ3の変位量が規制
され、ある一定位置に転写ベルト4の走行位置が維持さ
れることになる。
【0037】このようにして転写ベルト4の走行が行わ
れるために、転写ベルト4の大きな偏動が防止され、例
えば、転写ベルト4の偏動量を10数μmに抑えること
ができる。つまり、予め転写ベルト4を一方向へ偏動さ
せながら、その偏動を自動的に逐次修正するようにして
いることにより、偏動量を微量にすることができ、転写
ベルト4に安定した走行を行わせることができ、本例の
ような電子写真装置にあっては正確な画像形成を行うこ
とができる。また、転写ベルト4がG方向へ大きく偏動
するような状況が生じた場合、ベルト端部が、各ロ−ラ
1,2,3に近接配置されたストッパリング1d,2
d,3dに当接することにより、その偏動量を規制する
ことができる。
【0038】次に、ベルト交換時における転写ベルト4
の着脱動作について説明する。先ず、各ロ−ラ1,2,
3に掛渡されている転写ベルト4を取外す際には、前記
着脱操作レバ−10を図2に示す状態から図7に示す状
態に回動操作する。これにより、上述したようにガイド
ピン10cがガイド孔7e,8eの水平孔7f,8fに
達し、各テンションプレ−ト7,8が後退位置となっ
て、前記第2ロ−ラ2と第3ロ−ラ3の軸間距離が短く
なる。この際、各テンションプレ−ト7,8が第1及び
第2プレ−ト5,6に対してスライド移動(移動量S)
することになるが、上述したように、前記第1及び第2
プレ−ト5,6の開口5c,6cの寸法が移動量に対応
した寸法Sに設定されているために、ロ−ラシャフト3
aのスライド移動を許容することになる。このようにし
て第2ロ−ラ2と第3ロ−ラ3との軸間距離が短くなる
と、転写ベルト4の張力が解除され、該転写ベルト4
を、各ロ−ラ1,2,3の軸線方向に引き抜くことによ
って、この転写ベルト4が取外される。そして、新たに
転写ベルト4を各ロ−ラ1,2,3間に掛渡す際には、
上記の取外し動作とは反対に、転写ベルト4を各ロ−ラ
1,2,3の軸線方向に挿入させた後、着脱操作レバ−
10を図7に示す状態から図2に示す状態に回動操作す
る。これにより、ガイドピン10cがガイド孔7e,8
eの水平孔7f,8fから傾斜孔7g,8gを通って係
止部7h,8hに達すると、各1テンションプレ−ト
7,8が前端位置となって、前記第2ロ−ラ2と第3ロ
−ラ3の軸間距離が所定値に戻されて転写ベルト4に所
定の張力が付与された状態で各ロ−ラ1,2,3に掛渡
される。このように、本例の構成では着脱操作レバ−1
0を回動操作するといった簡単な操作でもって転写ベル
ト4の着脱を行うことができる。また、前述した転写ベ
ルト4の挿入作業の際には、ベルト端部をストッパリン
グ1d,2d,3dに当接させるようにして、その位置
決めを行うようにすれば常に一定位置に転写ベルト4を
装着することができる。従って、各ストッパリング1
d,2d,3dの配設位置を適切に設定しておけば、転
写ベルト4の装着と同時に該転写ベルト4を所定の走行
位置に設定することができるので、ベルトの初期走行時
から安定した走行を行わせることができる。
【0039】以上説明してきたように、本例の構成によ
れば、第1テンションプレ−ト7によって、ベルト張力
付与機能、偏動修正機能、ベルト着脱機能などの種々の
機能部品を集約することができるため、少ない部品点数
で各機能を共存させることができて、装置全体としての
小型軽量化が図れるばかりでなく、構造の簡略化が図れ
る。また、転写ベルト4に張力を与える手段としての第
1スプリングS1,S1によって転写ベルト4に初期の
偏動を与えることができ、簡単な構成でもって確実な初
期偏動を行わせることができる。また、偏動検出ロ−ラ
11の配設されている側のベルト張力が小さくなってい
るために、転写ベルト4が偏動検出ロ−ラ11に乗上げ
た際の接触力が大きくなり過ぎることが抑制され、偏動
検出ロ−ラ11の乗り上げ面11aの摩耗が抑制され
て、その寿命の延長化を図ることができる。また、通常
走行時に、各ロ−ラ1,2,3は平行に配置されている
ために、ベルト表面の波打ち現象の発生等も抑制されて
いる。
【0040】(変形例)次に、請求項4記載の発明に係
る変形例について説明する。本例は第1スプリングS1
の変形例であって、上述した実施例と同様の構成につい
ては、説明を省略し、本例の特徴とする構成のみについ
て説明する。本例の第1スプリングS1,S1は、共に
同一のばね定数を有するもので成り、図3の如く、右側
の第1スプリングS1のスプリング係止部としてのスプ
リング係止孔8jへの係止位置を最下端部に設定し、図
8に示すように、左側の第1スプリングS1のスプリン
グ係止部としてのスプリング係止孔7jへの係止位置を
中央部に設定する。この状態では、この左側の第1スプ
リングS1の伸長量が短くなり、その付勢力が小さくな
っている。従って、この場合にも上述した実施例と同様
に、転写ベルト4の走行時には、該転写ベルト4が偏動
検出ロ−ラ11に向って偏動することになる。この偏動
動作後の偏動解消動作は上述した実施例と同様である。
このようにして、同一種類の一対の第1スプリングS
1,S1の係止位置を変更することによって転写ベルト
4に偏動を行わせることができるため、該装置における
部品種類の減少を図ることができ、また、第1スプリン
グS1,S1を左右で付け間違えるといったこともない
ため組付け作業性の向上も図れる。
【0041】(第2実施例)次に、本発明の請求項2記
載の発明に係る第2実施例について説明する。本例は、
各ロ−ラ1,2,3の配設状態の変形例であり、その特
徴とする構成についてのみ述べる。
【0042】図9に示すように、本例の第3ロ−ラ3
は、偏動検出ロ−ラ11の配設されている側の軸端部が
他方の軸端部よりも第1ロ−ラ1に近接するように、該
第1ロ−ラ1の軸線に対して僅かな角度をもって傾斜配
置されている。この傾斜配置により、転写ベルト4の走
行時(走行方向E)には、図1及び図9に示す矢印C方
向への偏動成分が与えられるような構成とされている。
また、上述した第1実施例と同様に、第1プレ−ト5と
第1テンションプレ−ト7との間に掛渡されている第1
スプリングS1のバネ定数を他方の第1スプリングS1
のバネ定数よりも小さく設定するようにして、転写ベル
ト4の走行時には、該転写ベルト4が図1に矢印Cで示
すようにベルト張力の大きい側から小さい側に偏動する
ようにもしている。このように、ロ−ラ1,2,3の配
設状態及び第1スプリングS1,S1の付勢力設定の両
構成によって転写ベルト4の初期偏動動作を行わせるよ
うにしているため、この初期偏動を確実に行うことがで
きる。また、各ロ−ラ1,2,3に寸法誤差や取付け位
置誤差が生じているような場合であっても、第1スプリ
ングS1,S1の機能によって偏動を確実に行わせるこ
とができる。一方、第1スプリングS1,S1の付勢力
の設定が最適に設定されていない場合であっても、ロ−
ラ1,2,3の配設状態による偏動を行わせることがで
きるので、ベルト駆動装置の信頼性を大幅に向上するこ
とができる。また、また、この偏動調整用ロ−ラの傾斜
配置角度をベルト張力付与手段の付勢力によって最適な
値に微調整することもできるため、偏動調整用ロ−ラの
傾斜配置角度の設定に応じて平ベルトの偏動速度を自由
に設定することができる。
【0043】また、第3ロ−ラ3を第1ロ−ラ1に対し
て傾斜させるものに限らず、第2ロ−ラ2のみを第1ロ
−ラ1に対して傾斜配置するようにした場合であっても
同様の効果を得ることができ、更には第2ロ−ラ2及び
第3ロ−ラ3共に第1ロ−ラ1に対して傾斜配置するよ
うな構成とすることもできる。
【0044】尚、上述した実施例及び変形例は、電子写
真装置の転写ベルト駆動装置に適用した例について説明
したが、本発明はこれに限るものではなく、感光体ベル
トの駆動装置、或いは通常の平ベルト駆動装置に対して
も同様に適用することができる。また、3軸系のもの限
らず4軸以上のベルト駆動装置に採用することも可能で
ある。また、前記第1スプリングS1の係止部を前記ス
プリング係止孔7j,8jに代えて、図10に示すよう
な係止溝7kによって構成するようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、以下
に述べるような効果が発揮される。請求項1記載の発明
によれば、予め、平ベルトを所定方向に偏動させるよう
にしながら、逐次、この偏動を解消するようにしたベル
ト駆動装置に対し、平ベルトに張力を与えるためのベル
ト張力付与手段によって平ベルトに初期偏動を行わせる
ことができるため、部品点数の低減に伴って構造の簡略
化が図れ、この種のベルト駆動装置の実用性を大幅に向
上させることができる。また、偏動検出部材の配設され
ている側のベルト張力が小さくなっているために、平ベ
ルトが偏動検出部材に乗上げた際の接触力が大きくなり
過ぎることが抑制され、偏動検出部材の摩耗が抑制され
て長寿命化を図ることができ、また、通常走行時に、各
ロ−ラは平行に配置されているために、ベルト表面の波
打ち現象の発生等の抑制も図れる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、従動ロ−ラ
及び偏動調整用ロ−ラのうち少なくとも1本を、平ベル
トが偏動検出部材に接していない状態において、駆動ロ
−ラに対して相対的に傾斜配置して、前記平ベルトの走
行の際、該平ベルトが前記偏動検出部材の配設位置に向
う偏動機能を得るようにし、また、偏動検出部材の配設
されている側のベルト張力付与手段の付勢力を他方のベ
ルト張力付与手段の付勢力よりも小さく設定することに
よっても平ベルトが前記偏動検出部材の配設位置に向う
偏動機能を得るようにしているために、この両偏動機能
によって平ベルトの偏動動作を行わせることができるの
で、ロ−ラの傾斜配置角度及び張力付与手段の付勢力を
適宜調整することにより、最適な偏動状態を設定するこ
とができる。また、偏動調整用ロ−ラを傾斜配置するよ
うな構成とした場合には、この偏動調整用ロ−ラの傾斜
配置角度をベルト張力付与手段の付勢力によって最適な
値に微調整することができ、偏動速度を自由に設定する
ことができる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、偏動検出部
材の配設されている側のコイルスプリングのバネ定数を
他方のコイルスプリングのばね定数よりも小さく設定し
て、偏動検出部材の配設されている側のベルト張力を小
さくするようにしているために、コイルスプリングを任
意に選定することでベルト張力付与手段による平ベルト
の初期偏動状態を設定することができる。
【0048】請求項4記載の発明によれば、偏動検出部
材の配設されている側におけるスプリング係止部間の間
隔を他方のスプリング係止部間の間隔よりも小さく形成
して、偏動検出部材の配設されている側のベルト張力を
小さくするようにしているために、同一のコイルスプリ
ングを用いてベルト張力付与手段による平ベルトの初期
偏動を行わせることができ、部品種類の減少を図ること
ができ、コイルスプリングの付け間違いを回避できるの
で装置の組付け作業性の向上も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2におけるI−I線に沿った断面図である。
【図2】ベルト駆動装置の左側面図である。
【図3】ベルト駆動装置の右側面図である。
【図4】図2におけるIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】第1プレ−ト及び第1テンションプレ−トを示
す斜視図である。
【図6】第2プレ−ト及び第2テンションプレ−トを示
す斜視図である。
【図7】ベルト着脱動作時を示す図2相当図である。
【図8】変形例における第1スプリングの係止状態を示
す図である。
【図9】第2実施例におけるロ−ラの配置状態を示す概
略図である。
【図10】スプリング係止部の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 第1ロ−ラ 2 第2ロ−ラ 3 第3ロ−ラ(偏動調整用ロ−ラ) 4 転写ベルト(平ベルト) 5 第1プレ−ト(支持プレ−ト) 6 第2プレ−ト(支持プレ−ト) 7 第1テンションプレ−ト 8 第2テンションプレ−ト 7j,8j スプリング係止孔(スプリング係止部) 11 偏動検出ロ−ラ(偏動検出部材) S1 第1スプリング(コイルスプリング)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 7/18 G03G 15/16 G03G 21/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平ベルトと、 該平ベルトが掛け渡され、1本が偏動調整用ロ−ラに構
    成された複数本のロ−ラと、 前記偏動調整用ロ−ラを除くロ−ラの両軸端部を支持す
    る一対の支持プレ−トと、 前記偏動調整用ロ−ラの両軸端部を支持する一対のテン
    ションプレ−トと、 前記各支持プレ−トとテンションプレ−トとの間に夫々
    架設され、テンションプレ−トを、前記偏動調整用ロ−
    ラが他のロ−ラから離れる方向へ付勢して、前記平ベル
    トに張力を付与する一対のベルト張力付与手段と、 前記偏動調整用ロ−ラの一方の軸端部において、該偏動
    調整用ロ−ラと独立して回転自在に支持された偏動検出
    部材と、 前記偏動検出部材に連繋され、前記偏動検出部材に平ベ
    ルトが接して回転トルクが作用したときに、その回転運
    動を前記偏動調整用ロ−ラの軸端部が所定方向に変位す
    る運動に変換し、前記平ベルトを前記偏動検出部材から
    離れる方向に移動させるロ−ラ端部変位手段とを備えて
    おり、 前記ベルト張力付与手段は、前記平ベルトの走行時に、
    該平ベルトが前記偏動検出部材の配設位置に向って偏動
    するように、偏動検出部材の配設されている側のベルト
    張力付与手段の付勢力が他方のベルト張力付与手段の付
    勢力よりも小さく設定されていることを特徴とするベル
    ト駆動装置。
  2. 【請求項2】 平ベルトと、 該平ベルトが掛け渡され、駆動ロ−ラ、従動ロ−ラ及び
    1本の偏動調整用ロ−ラとで成る複数本のロ−ラと、 前記偏動調整用ロ−ラを除くロ−ラの両軸端部を支持す
    る一対の支持プレ−トと、 前記偏動調整用ロ−ラの両軸端部を支持する一対のテン
    ションプレ−トと、前記各支持プレ−トとテンションプ
    レ−トとの間に夫々架設され、テンションプレ−トを、
    前記偏動調整用ロ−ラが他のロ−ラから離れる方向へ付
    勢して、前記平ベルトに張力を付与する一対のベルト張
    力付与手段と、 前記偏動調整用ロ−ラの一方の軸端部において、該偏動
    調整用ロ−ラと独立して回転自在に支持された偏動検出
    部材と、 該偏動検出部材に連繋され、前記偏動検出部材に平ベル
    トが接して回転トルクが作用したときに、その回転運動
    を前記偏動調整用ロ−ラの軸端部が所定方向に変位する
    運動に変換し、前記平ベルトを前記偏動検出部材から離
    れる方向に移動させるロ−ラ端部変位手段とを備えてお
    り、 前記平ベルトの走行の際、該平ベルトが前記偏動検出部
    材の配設位置に向って偏動するように、前記従動ロ−ラ
    及び偏動調整用ロ−ラのうち少なくとも1本は、前記平
    ベルトが偏動検出部材に接していない状態において、前
    記駆動ロ−ラに対して相対的に傾斜配置されており、 前記ベルト張力付与手段は、偏動検出部材の配設されて
    いる側のベルト張力付与手段の付勢力が他方のベルト張
    力付与手段の付勢力よりも小さく設定されていることを
    特徴とするベルト駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のベルト駆動装置
    において、ベルト張力付与手段はコイルスプリングで成
    り、偏動検出部材の配設されている側のコイルスプリン
    グのバネ定数が他方のコイルスプリングのばね定数より
    も小さく設定されていることを特徴とするベルト駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のベルト駆動装置
    において、支持プレ−ト及びテンションプレ−トの夫々
    には、所定間隔を存してスプリング係止部が形成されて
    おり、偏動検出部材の配設されている側におけるスプリ
    ング係止部間の間隔が他方のスプリング係止部間の間隔
    よりも小さく形成されていることを特徴とするベルト駆
    動装置。
JP17266491A 1991-07-12 1991-07-12 ベルト駆動装置 Expired - Fee Related JP2983698B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17266491A JP2983698B2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 ベルト駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17266491A JP2983698B2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 ベルト駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0518450A JPH0518450A (ja) 1993-01-26
JP2983698B2 true JP2983698B2 (ja) 1999-11-29

Family

ID=15946087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17266491A Expired - Fee Related JP2983698B2 (ja) 1991-07-12 1991-07-12 ベルト駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2983698B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002060085A (ja) 2000-08-11 2002-02-26 Ricoh Co Ltd ベルト駆動装置及び該ベルト駆動装置を用いた画像形成装置
JP4591254B2 (ja) 2005-07-26 2010-12-01 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP5803461B2 (ja) 2011-09-09 2015-11-04 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0518450A (ja) 1993-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2983700B2 (ja) ベルト駆動装置
JP2983698B2 (ja) ベルト駆動装置
JP2954746B2 (ja) ベルト駆動装置
JP2868879B2 (ja) ベルト駆動装置
JP2937566B2 (ja) ベルト駆動装置
JP2641609B2 (ja) ベルト駆動装置
JPH11263469A (ja) ベルト駆動装置
JP3105998B2 (ja) ベルト駆動装置
JP3296592B2 (ja) ベルト駆動装置
JPH0611001A (ja) ベルト駆動装置
JP2868878B2 (ja) ベルト駆動装置
JP3160062B2 (ja) ベルト駆動装置
JPH04121337A (ja) ベルト駆動装置
JP3354203B2 (ja) ベルト駆動装置
JP2545494Y2 (ja) ベルト駆動装置
JP2983701B2 (ja) ベルト駆動装置
JPH0544801A (ja) ベルト駆動装置
JP2825635B2 (ja) ベルト駆動装置
JP2545490Y2 (ja) ベルト駆動装置
JP2525504Y2 (ja) ベルト駆動装置
JPH11270637A (ja) ベルト駆動装置
JP2534808Y2 (ja) ベルト駆動装置
JP2538376Y2 (ja) ベルト駆動装置
JPH04148746A (ja) ベルト駆動装置
JP2538375Y2 (ja) ベルト駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990907

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees