JPH04121337A - ベルト駆動装置 - Google Patents

ベルト駆動装置

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JPH04121337A
JPH04121337A JP25291890A JP25291890A JPH04121337A JP H04121337 A JPH04121337 A JP H04121337A JP 25291890 A JP25291890 A JP 25291890A JP 25291890 A JP25291890 A JP 25291890A JP H04121337 A JPH04121337 A JP H04121337A
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光彦 高橋
Hirobumi Miyata
博文 宮田
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    • G03G2215/00139Belt
    • G03G2215/00143Meandering prevention
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、平ベルトの駆動装置、特に、電子写真方式を
用いた機器の感光体ベルト、転写搬送ベルト等のベルト
駆動装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より、例えば電子写真装置において、装置の軽量化
及びコンパクト化を目的として、互いに略平行に配置し
た複数本のローラ部材に、表面に感光体層または誘電体
層を形成した平ベルトを掛け渡し、該平ベルトを感光体
ドラムの代わりに感光体ベルト、または転写搬送ベルト
として用いることが知られている。
ところが、このような用途に用いられる平ベルトは、プ
ラスチックフィルムや金属箔等、伸びか小さくて強度の
高い材料を基材として形成される場合が多い。従って、
この種の平ベルトは、弾性変形し難いことから、各関連
部品の寸法誤差、ローラ部材の取付誤差、ベルト張力の
アンバランス、ベルト周長さの不均一などをベルト自体
の変形で吸収することができず、この結果、平ベルトの
走行時に蛇行が発生し易いという問題があった。
しかし、このような電子写真装置では、正確な画像形成
を行うために、高精度、高解像度が要求されるので、こ
の平ベルトの蛇行を防止する必要がある。
そして、このような、ベルトの蛇行を防止するだめの従
来技術として、特開昭56−127501号公報や特開
昭59−205052号公報に示されるようにベルトに
蛇行防止用のガイドを設けたり、特開昭57−6034
7号公報に示されるように規制部材を設けて平ベルトの
蛇行を強制的に防止することが提案されている。また、
実開昭58−110609号公報や実開昭64−484
57号公報に示されるような複雑なメカニズム構造を用
いて蛇行を修正するようにしたものもある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、特開昭56−127501号公報、特開
昭59−205052号公報及び特開昭57−6034
7号公報に示される構成では、外的要因により平ベルト
を強制的に受は止めるようにしているから、平ベルトと
ローラ部材との組合わせの条件如何により機構として成
立し得ない場合がある。即ち、平ベルトの蛇行に伴う寄
り力が大きくなるほど、ガイド及び規制部材の強度を増
大させる必要がある。また、平ベルト自体の幅方向座屈
強度を増大させる必要があり、同時に平ベルト端部が損
傷しないように端部強度をも増大させる必要がある。従
って、ベルト厚さが薄くなるほど上記方式の採用は困難
となる。また、平ベルトにガイドを設ける場合に、精度
良くガイドを設ける必要があり、特にシームレスベルト
の場合では、このガイドを形成することが非常に困難で
あった。
また、実開昭58−110609号公報、実開昭64−
48457号公報に示されるものでは、複雑なメカニズ
ムを用いて蛇行を修正するために、高価でしかも余分な
スペースを必要とし、装置全体としての大型化に繋るば
かりでなく、複雑な機構で部品点数が多く、それだけ故
障発生要因部が増加することになり、装置の信頼性が十
分に確保されているとは言い難いものであった。
本発明は、ローラ部材及び平ベルトに複雑な加工を施す
ことなく、簡単な機構で必要スペースが小さく、安価に
ベルトの蛇行を防止することができるベルト駆動装置を
提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明では、平ベルトに
蛇行が発生すると、この平ベルトの走行運動力によって
ローラ部材の軸端部を所定方向に変位させて逆方向の蛇
行成分を発生させるようにした。具体的に、請求項(1
)記載の発明は、平ベルトと、該平ベルトが掛け渡され
、且つ各々軸により回転可能に支持され、少なくとも1
本が蛇行検出用ローラ部材に構成された複数本のローラ
部材と、前記蛇行検出用ローラ部材の少なくとも一方の
軸端部に、該蛇行検出用ローラ部材と独立して回転自在
に支持された蛇行検出部材と、前記蛇行検出用ローラ部
材の前記蛇行検出部材が配設された軸端部を回転軸心と
直行する所定方向に移動可能に支持するローラ支持部材
とを備えている。また、蛇行検出部材に連結され、蛇行
検出部材に平ベルトが接して回転トルクが作用したとき
に、その回転運動を直線運動に変換することによって、
蛇行検出用ローラ部材の軸端部を所定方向に変位させる
ローラ端部変位手段とを備えるような構成とした。
請求項(2)記載の発明は、ローラ端部変位手段に、一
端が蛇行検出部材に巻取自在に連繋され、他端が固定部
材に連結された可撓性を有する巻取部材を備えるような
構成とした。
請求項(3)記載の発明は、蛇行検出用ローラ部材の軸
端部をローラ端部変位手段による変位方向とは逆方向に
付勢する付勢手段を設けるような構成とした。
請求項(4)記載の発明は、蛇行検出部材に平ベルトと
の接触による回転トルクが作用していない状態では、平
ベルトを蛇行検出部材の配設位置に向って蛇行移動させ
るような構成とした。
請求項(5)記載の発明は、平ベルトを、少なくとも引
張弾性率が200kg/as’以上のフィルム材料によ
って構成するようにした。
請求項(6)記載の発明は、平ベルトの表面に感光体層
または誘電体層を形成するような構成とした。
請求項(7)記載の発明は、ローラ支持部材に、蛇行検
出用ローラ部材の軸端部を挿通して該軸端部の変位方向
に伸びる長孔を形成するような構成とした。
請求項(8)記載の発明は、請求項(7)記載のベルト
駆動装置において、長孔の少なくとも内側面を、潤滑性
プラスチックによって形成するような構成とした。
(作用) 次に、上記構成による本発明の作用を述べる。
請求項(1)記載の発明によれば、平ベルトが蛇行によ
り変位して蛇行検出部材に接すると、該蛇行検出部材が
平ベルトとの接触摩擦により回転し、ローラ端部変位手
段によってこの蛇行検出部材の回転運動が直線運動に変
換される。これによって、蛇行検出用ローラ部材の一方
の軸端部が所定方向に変位する。このようにして蛇行検
出用ローラ部材の軸端部が変位すると、平ベルトに逆方
向の蛇行変位が発生し、前記初期の蛇行を解消する。こ
のことで、初期の蛇行変位量に対応した蛇行検出用ロー
ラ部材の軸端部の変位が自動的に与えられ、平ベルトは
蛇行が解消されて安定した走行が行われる。
請求項(a記載の発明によれば、蛇行検出部材に回転ト
ルクが発生すると、巻取部材が蛇行検出部材に巻き取ら
れることにより、蛇行検出用ローラ部材を容易に所定方
向へ変位させることができる。
請求項(3)記載の発明によれば、初期蛇行の解消動作
時には、平ベルトと蛇行検出部材との間の接触面積が減
少していき、回転トルクが減少する。
回転トルクが減少すると、蛇行検出用ローラ部材の軸端
部の変位方向とは逆向きに付勢する付勢手段によりこの
軸端部の変位量が小さくなる。
請求項(4)記載の発明によれば、平ベルトは、予め蛇
行検出部材の配設位置に向って蛇行変位するように構成
されているために、蛇行検出部材及びローラ端部変位手
段は、このベルト蛇行方向側に1つだけ配設すればよく
、構造が簡略となる。
請求項(5)記載の発明によれば、平ベルトが、少なく
とも引張弾性率が200)cg/a■2以上の弾性変形
し難いフィルム材料によって形成されていることにより
、平ベルトの端部に損傷を与えることなく安定した走行
が得られる。
請求項(6)記載の発明によれば、平ベルトの表面に感
光体層または誘電体層が形成されていることにより、こ
の平ベルトが電子写真方式の感光体ベルトまたは転写搬
送ベルトとして提供され、安定した画像品質が得られる
請求項(7)記載の発明によれば、蛇行検出用口〜う部
材の軸端部が変位する際には、ローラ支持部材の長孔に
沿って移動することになり、簡単な構成で前記軸端部を
移動自在に支持することができる。
請求項(8)記載の発明によれば、長孔の少なくとも内
側面が潤滑性プラスチックによって形成されていること
により、蛇行検出用ローラ部材の軸端部の移動を円滑に
行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に沿って詳細に説明する
第1図は、本発明による電子写真装置内に収容された平
ベルト駆動装置を示している。3軸系の感光体ベルトの
駆動装置の全体を示す第1図において、1,2.3は、
夫々第1、第2及び第30−ラ部材であって、夫々軸部
材1a、2a、3aと、該軸部材1a、2a、3aの左
右両端部を除いた部分で、軸部材1a、2a、3aと同
心上で僅かに大径に形成された弾性体ローラlb、2b
3bとから成っている。この弾性体ローラlb。
2b、3bの材料としては、例えばEPDM系架橋ゴム
が採用される。但し、この各ローラlb。
2b、3bは樹脂、アルミニウムなどのように弾性体材
料でないものであってもよい。
また、前記各ローラ部材1,2.3には、基材の表面に
感光体層が形成されてなる本発明でいう平ベルトとして
の感光体ベルト4が走行可能に掛け渡されており、この
感光体ベルト4が電子写真装置の感光体として機能する
ようになっている。
また、前記感光体ベルト4の基材としては、例えば2軸
延伸ポリエステルが採用されており、引張弾性率が20
0kg/龍2以上に設定されている。
第10−ラ部材1は、軸部材1aが駆動モータ5の駆動
軸に連係されて該駆動モータ5の駆動力が伝達可能とな
っており、所謂駆動ローラとして機能するようになって
いる。
第20−ラ部材2は、所謂従動ローラで、その軸線が第
10−ラ部材1の軸線に対して傾斜配置されている。例
えば軸部材2aの入方向側軸端部のみを、第10−ラ部
材1との水平平行位置に対してC方向に僅かに(例えば
1mm)変位させている。
第30−ラ部材3は、本発明でいう蛇行検出用ローラ部
材であって、その軸線が第10−ラ部材1の軸線と略平
行に配置されている。また、第30−ラ部材3は、その
左右両軸端部に配設されたスプリング3c、3cによっ
てC方向に付勢力が与えられており、この付勢力によっ
て感光体ベルト4の張力を調整するようになっている。
このように各ローラ部材1,2.3が配設されているこ
とにより、この各ローラ部材1,2.3に掛け渡されて
いる感光体ベルト4は、常にA方向に蛇行するような構
成となっている。
また、第30−ラ部材3の軸部材3aの軸端部は、第2
図及び第3図に示すように、軸受部材であるブツシュ7
を介して下枠8aに回転可能に支承され、該下枠8aが
スライドベアリング9を介して可動部材6に取付固定さ
れた上枠8bに第10−ラ部材1の軸端部に対して接近
及び離隔可能となるように係合しており、この下枠3a
、上枠8b及びスライドベアリング9によって本発明で
いうローラ支持部材8が構成されている。第30−ラ部
材3の軸部材3aの下枠8aの取付位置より内側位置に
は蛇行検出部材11が第30−ラ部材3と同軸上で且つ
、該第30−ラ部材3から独立して回動自在に配設され
ており、外側位置にはリング部材12が装着されている
前記蛇行検出部材11は、その弾性体ローラ3b側端の
外径が弾性体ローラ3bの外径と同径か、やや小さく設
定され、且つ弾性体ローラ3bの端面から離れるに従っ
て径が大きくなるテーバ部11aを有し、感光体ベルト
4に蛇行が発生すると、その蛇行変位により感光体ベル
ト4が蛇行検出部材11に乗り上げるようになっている
また、蛇行検出部材11には、一端部が固定部材Sに取
付固定された巻取部材としての紐部材13の他端部が連
結され、感光体ベルト4の蛇行変位により、感光体ベル
ト4が蛇行検出部材11上に乗り上げ、蛇行検出部材1
1に回転トルクが作用したとき、蛇行検出部材11の回
転により前記紐部材13が蛇行検出部材11に巻き取ら
れて、前記第30−ラ部材3の軸部材3aの軸端部を、
第10−ラ部材1の軸部材1aから離れる方向に、即ち
、第1図B方向に変位させるようになっている。これに
よって、蛇行検出部材11に回転トルクが作用したとき
に前記軸部材3aの軸端部を所定方向に変位させるロー
ラ端部変位手段14が構成されている。即ち、軸部材3
aの軸端部がB方向に変位されると、感光体ベルト4に
はA方向とは逆方向への蛇行成分が発生し、初期の蛇行
成分(入方向成分)と打ち消し合うまで軸部材3aの軸
端部は変位されることになる。
また、第4図に示すように、軸部材3aの軸端部のリン
グ部材12には付勢手段としてのスプリング15が連結
され、紐部材13の巻取動作による変位方向とは反対方
向に常時付勢されるようになっており、スプリング15
によって軸部材3aの軸端部の所定量以上の変位を抑制
するようになっている。このような構成により、軸部材
3aの軸端部の変位による逆方向の蛇行成分が初期蛇行
成分より大きくなると、感光体ベルト4は逆方向に蛇行
を開始し、蛇行検出部材11への乗り上げ量は減少する
から、蛇行検出部材11の回転トルクも減少し、その結
果、スプリング15によって軸部材3aの軸端部の変位
量も小さくなるようになっている。
また、蛇行検出部材11のローラ端部外側への移動はス
トッパ16によって規制されている。
上記のように構成すれば、第1及び第30−ラ部材1,
3に対する第20−ラ部材2の傾斜配置により、感光体
ベルト4には常に入方向へ変位するように力が作用する
しかして、感光体ベルト4の変位により感光体ベルト4
の端部が蛇行検出部材11のテーバ部11aに乗り上げ
ると、第5図に示すように、感光体ベルト4と蛇行検出
部材11との間に作用する摩擦力により、蛇行検出部材
11が軸部材3aに対して回転せしめられ、その回転に
よって紐部材13を巻取ることになる。
この紐部材13の巻取りにより、蛇行検出部材11が配
置されている第30−ラ部材3の端部である軸部材3a
の軸端部が変位し、その変位により感光体ベルト4のそ
れ以上の変位が制御される。
それと共に、前記軸端部の変位により、スプリング15
が伸びてスプリング力も作用しているので、紐部材13
の巻取り力とスプリング15のスプリング力とのバラン
スにより、第30−ラ部材3の変位量が規制され、ある
一定位置に感光体ベルト4の端部の位置が維持されるこ
とになる。
このようにして感光体ベルト4の走行が行われるために
、感光体ベルト4の蛇行が解消され、例えば、感光体ベ
ルト4の蛇行量を10数μmに抑えることができる。
本実施例では、第20−ラ部材2を傾斜配置させて感光
体ベルト4を入方向へ変位する成分を与えたが、蛇行検
出部材11に感光体ベルト4が接触していない状態のと
き、第30−ラ部材3がスプリング15により感光体ベ
ルト4が入方向へ変位するように傾斜配置されるように
なっていてもよい。
本実施例では、ローラ端部変位手段14において巻取部
材13として紐部材を用いているが、その代わりにゼン
マイバネを用いるようにすれば、スプリング15を省略
することができる。また、第6図に示すように、紐部材
13を用いることな(、リング部材21の外周面にアウ
タギヤ21aを形成し、ラックギヤ22との噛合により
軸端部を変位させるようにしてもよい。更に、第7図に
示すように、リング部材31の外周面の摩擦係数を高め
、摩擦板32との摩擦作用を利用することもできる。更
には、第8図に示すように、蛇行検出部材11の回動中
心より離れた位置に連結され、他端が第30−ラ部材3
とは独立に連結された剛性のあるロッド17を備えた構
成としてもよい。
また、蛇行検出部材11にテーバ部11aを形成するこ
とは、ベルトの回転によるトルクを蛇行検出部材11に
確実に伝達できるようにするために望ましいが、このテ
ーバ部11aは必ずしも必要ではなく、テーバ部11a
を設けることなく、弾性体ローラ3bと同径の部材とし
てもよい。
また、本実施例では、ローラ端部変位手段14による変
位方向とは逆方向への付勢手段としてスプリング15を
用いたが、このスプリング15以外でも同様の作用を行
うものであればよい。
(変形例) 次に、本発明における変形例について説明する。
本例では、ローラ支持部材が上述した実施例のものと異
なっているために、その特徴とする部分のみについて述
べるに止める。
第9図に示すように、本例のローラ支持部材8は、第3
0−ラ部材3の軸部材3aの軸端部を挿通する長孔18
が形成されている。この長孔18は、紐部材13が巻取
られる際に前記軸部材3aの軸端部が移動する方向に向
って延設されており、この軸部材3aの軸端部の移動時
には、該軸端部がこの長孔18内を移動するようになっ
ている。
そして、感光体ベルト4に蛇行が生じていない通常走行
状態時では、第10図に示すように、感光体ベルト4の
各張力ベクトルT、、T2の合成張力ベクトルをTとす
ると、この合成張力ベクトルTのX、 Y方向成分はT
、T  となる。そしy て、軸部材3aと長孔18の内側面との転がり摩擦係数
をμ とすると、 「 T −μ T  >0        ・・・・・・■
x     r   y の関係が成り立っており、軸部材3aは、第10図に示
す位置でもって感光体ベルト4が走行される。
一方、感光体ベルト4に蛇行が生じ、該感光体ベルト4
が蛇行検出部材11に乗り上げて、この蛇行検出部材1
1の回転トルクにより紐部材13が巻き取られる際には
、巻取張力のX方向成分をT とし、軸部材3aと長孔
18の内側面との滑■X り摩擦係数をμ とすると、 T −μ T  >T  −μ T  ・・・・・・■
1xsyxry の関係が成り立っており、軸端部3aが第10図の左方
向に移動して感光体ベルト4の蛇行を解消する。
このように、第30−ラ部材3の軸部材3aの軸端部が
長孔18に挿通されていることによって、軸部材3aの
移動方向を案内することができ、また、スライドベアリ
ングなどのような機構を使用す、ることなしに、簡単な
構成で軸部材3aを移動自在に支持することができる。
また、この長孔18の内側面は、前記軸部材3aとの間
での摩擦係数を小さくすることが望ましく、且つ、作製
の容易さから含油プラスチック、固体潤滑剤を含有する
プラスチック等の無給油軸受材料が採用される。
また、この長孔18の形状の変形例として、第11図に
示すように上側に凸状となった湾曲状の長孔19で形成
してもよい。また、場合によっては、下側に凸状となっ
た湾曲状の長孔としてもよい。
尚、第1図において、蛇行検出用ローラ部材としての第
30−ラ部材3のローラ端部変位手段14はローラ両端
部に設けてもよい。この場合は蛇行検出部材11に感光
体ベルト4が乗り上げていない状態では、予め感光体ベ
ルト4が蛇行検出部材11の配設方向に蛇行させるよう
に構成する必要はなくなる。また、蛇行検出用ローラ部
材3は2本以上設けることも可能である。
また、上述した実施例では、電子写真装置の感光体ベル
ト駆動装置に適用した例について説明しているが、本発
明はこれに限るものではなく、転写搬送装置の駆動装置
、或いは通常の平ベルト駆動装置に対しても同様に適用
することができる。
(発明の効果) 上述したように、本発明によれば、以下に述べるような
効果が発揮される。
請求項(1)記載の発明によれば、平ベルトが蛇行変位
により、蛇行検出部材に接して蛇行検出部材が回転する
と、この蛇行検出部材の回転運動をローラ端部変位手段
によって直線運動に変換して蛇行検出用ローラ部材の一
方の軸端部を所定方向に変位させ、平ベルトに逆方向の
蛇行変位を発生させて、初期の蛇行を解消するようにし
たことて、初期の蛇行に応じた蛇行検出用ローラ部材の
軸端部の変位量が自動的に与えられ、平ベルトは蛇行が
解消されるため、安定した走行を行わせることかでき、
特に、電子写真装置に適用した場合には正確な画像形成
を行うことができる。
請求項(2)の発明によれば、ローラ端部変位手段か可
撓性を有する巻取部材を備えていることにより、簡単な
構成でもって、蛇行検出部材に回転トルクが発生した際
の蛇行検出用ローラ部材の軸端部の移動動作を行わせる
ことができる。
請求項(3)記載の発明によれば、蛇行検出用ローラ部
材の軸端部をローラ端部変位手段による変位方向とは逆
方向に付勢する付勢手段が設けられていることにより、
平ベルトの蛇行解消時には、付勢手段の付勢力と蛇行検
出部材に作用する回転トルクとのバランスによって軸端
部の変位量が次第に小さくなるために、必要以上に蛇行
検出用ローラ部材の軸端部を変位させることかない。
請求項(4)の発明によれば、平ベルトか蛇行検出部材
の配設位置に向って蛇行変位するように構成されている
ことにより、蛇行検出部材及びローラ端部変位手段は、
このベルト蛇行方向側に1つだけ設置すればよく、構造
の簡略化か図れる。
請求項(5)の発明によれば、平ベルトが、少なくとも
引張弾性率が200kg/llll112以上の弾性変
形し難いフィルム材料によって形成されていることによ
り平ベルトの端部に損傷を与えることなく安定した走行
が得られる。
請求項(6)の発明によれば、平ベルトの表面に感光体
層または誘電体層が形成されていることにより電子写真
方式の感光体ベルトまたは転写搬送ベルトとして提供さ
れ、安定した印字品質が得られる。
請求項(刀の発明では、蛇行検出用ローラ部材の軸端部
が変位する際には、ローラ支持部材の長孔に沿って移動
することになり、簡単な構成で前記軸端部を移動自在に
支持することができる。
請求項(8)の発明では、長孔の少なくとも内側面が潤
滑性プラスチックによって形成されていることにより、
蛇行検出用ローラ部材の軸端部の移動を円滑に行わせる
ことかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示し、第1図はベ
ルト駆動装置の概略斜視図、第2図は蛇行検出部材周辺
の縦断正面図、第3図は蛇行検出部材周辺を内側から見
た斜視図、第4図はそれを外側から見た斜視図、第5図
はローラ端部変位手段の動作を説明するための図である
。第6図〜第8図は夫々ローラ端部変位手段の変形例を
示す第5図相当図である。第9図はローラ支持部材の変
形例を示す正面図、第10図はこの変形例において作用
する張力を説明するための図である。第11図は長孔の
変形例を示す正面図である。 1・・・第10−ラ部材 2・・・第20−ラ部材 3・・・第30−ラ部材(蛇行検出用ローラ部材)4・
・・感光体ベルト(平ベルト) 11・・・蛇行検出部材 13・・・紐部材(巻取部材) 14・・・ローラ端部変位手段 15・・・スプリング(付勢手段) S・・・固定部材 第 図 第 図 第 図 第 図 第 ア 図 第 図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平ベルトと、 該平ベルトが掛け渡され、駆動及び従動ローラ部材から
    成り、且つ少なくとも1本が蛇行検出用ローラ部材に構
    成された複数本のローラ部材と、 前記蛇行検出用ローラ部材の少なくとも一方の軸端部に
    、該蛇行検出用ローラ部材と独立して回転自在に支持さ
    れた蛇行検出部材と、 前記蛇行検出用ローラ部材の前記蛇行検出部材が配設さ
    れた軸端部を回転軸心と直行する所定方向に移動可能に
    支持するローラ支持部材と、蛇行検出部材に連結され、
    蛇行検出部材に平ベルトが接して回転トルクが作用した
    ときに、その回転運動を直線運動に変換することによっ
    て、蛇行検出用ローラ部材の軸端部を所定方向に変位さ
    せるローラ端部変位手段とを備えていることを特徴とす
    るベルト駆動装置。
  2. (2)ローラ端部変位手段は、一端が蛇行検出部材に巻
    取自在に連繋され、他端が固定部材に連結された可撓性
    を有する巻取部材を備えていることを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項記載のベルト駆動装置。
  3. (3)蛇行検出用ローラ部材の軸端部をローラ端部変位
    手段による変位方向とは逆方向に付勢する付勢手段が設
    けられていることを特徴とする特許請求の範囲第1また
    は第(2)項記載のベルト駆動装置。
  4. (4)従動ローラ部材のうち少なくとも1本は、平ベル
    トが蛇行検出部材の配設位置に向って蛇行移動するよう
    に、その軸が駆動ローラ部材に対して相対的に傾斜して
    配設されていることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )、第(2)または第(3)項記載のベルト駆動装置。
  5. (5)平ベルトは、少なくとも引張弾性率が200kg
    /mm^2以上のフィルム材料によって構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)、第(2)、
    第(3)または第(4)項記載のベルト駆動装置。
  6. (6)平ベルトは、その表面に感光体層または誘電体層
    が形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    、第(2)、第(3)、第(4)または第(5)項記載
    のベルト駆動装置。
  7. (7)ローラ支持部材には、蛇行検出用ローラ部材の軸
    端部を挿通して該軸端部の変位方向に伸びる長孔が形成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1、第(
    2)、第(3)、第(4)、第(5)または第(6)項
    記載のベルト駆動装置。
  8. (8)長孔の少なくとも内側面は、潤滑性プラスチック
    によって形成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第(7)項記載のベルト駆動装置。
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