JP2544592B2 - 電気機器の付属装置 - Google Patents

電気機器の付属装置

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JP2544592B2
JP2544592B2 JP7140296A JP14029695A JP2544592B2 JP 2544592 B2 JP2544592 B2 JP 2544592B2 JP 7140296 A JP7140296 A JP 7140296A JP 14029695 A JP14029695 A JP 14029695A JP 2544592 B2 JP2544592 B2 JP 2544592B2
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electromagnetic contactor
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electric device
surge suppressor
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正 坂本
洋一 村上
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、サージ抑制器などを内
蔵し電磁接触器等の電気機器に装着される電気機器の付
属装置に係り、特に電気機器の制御盤への取付後におけ
る付属装置の着脱に好適な係合部を備えた電気機器の付
属装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のサージ抑制器の電磁接触器への取
付構造は、実公昭51−29954号に記載のように、
サージ抑制器を電磁接触器本体の底面に重ねて設置し接
触器取付ネジを共用して電磁接触器と一体取付けしてい
た。また、取付寸法の異なる接触器へのサージ抑制器の
取付けに関しては、実公昭52−17730号記載のよ
うに、取付金具を用いて電磁接触器と一体取付けしてい
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、サー
ジ抑制器の取付に特別なスペースが不要であるが、サー
ジ抑制器を電磁接触器の底面に重ねて接触器取付ネジと
同一ネジで取付ける為、取付後の接触器の高さが高くな
り、二つの器体を同時に取付するため取付作業性に難点
が有るとともに、電磁接触器を制御盤等に取付後にサー
ジ抑制器を取付けする場合、又は予め取付けられていた
サージ抑制器を盤取付後に取外す場合には接触器本体も
取外すことになりサージ抑制器の着脱に非常に手間がか
かっていた。また、電磁接触器の取付穴とサージ抑制器
の取付穴を合わせる必要が有る為、適用電磁接触器の底
面とほぼ同外形とする必要がありサージ抑制器単独での
小形化が図れないことや、取付寸法の異なる接触器への
適用の為には、別部品を必要とすることなど共用化がむ
づかしい等の問題があった。 【0004】本発明の目的は、前記欠点を改善し、電気
機器の制御盤等への取付後においても着脱が容易である
とともに、電気機器の底面形状に左右されることなく小
形化,共用化が可能な電気機器の付属装置を提供するこ
とにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的は、電気機器の
底面の近傍に形成された第1の係合部に着脱自在に固定
されて電気機器の動作に関して所定の作用を及ぼす素子
をケースに内蔵した付属装置で、第1の係合部に電気機
器の側面に形成された凹部とこの凹部に形成されてその
開口面積を減少させる1対の突部を設け、この1対の突
部とそれぞれ弾性的に係合する1対の第2の係合部をケ
ースに設け、これらの1対の突部と1対の第2の係合部
の係合により、ドライバーを用いることなく付属装置を
電気機器側面に着脱できるよう構成することにより達成
される。 【0006】 【作用】付属装置の取付を電気機器の底面に取付ネジで
一体取付とせず、電気機器側面に別取付けするので、電
気機器の取付と付属装置の取付が別個にできる。また、
付属装置の外形が、電気機器の底面外形や取付寸法に左
右されないため取付寸法等の異なる電気機器に対しても
付属装置の共用化が図れるとともに、付属装置の小形化
が図りやすい。また、1対の第2の係合部を弾性変形さ
せ1対の突部に係合することによりネジなしで付属装置
を電気機器に固定でき、取外し時も第2の係合部を弾性
変形させることによりドライバー等の工具を用いること
なく係合を解くことができ、付属装置の着脱が容易に行
なえ取付作業性が向上する。さらに、電気機器の側面に
第1の係合部が形成され、電気機器の側面に向う方向か
ら付属装置を第1の係合部に係合固定するので、電気機
器の制御盤等への取付後においても付属装置の着脱が容
易となる。 【0007】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図12によ
り説明する。本実施例は電気機器としての電磁接触器7
に付属装置としてのサージ抑制器を内蔵した付属品1を
装着したものである。本実施例において付属品1は、ケ
ース2に回路部品を収納したサージ抑制器、第2の係合
部3は、先端にA方向面に斜面4′を設けた外側に突の
係合爪4を有する弾性舌片で、可塑性樹脂を用いた前記
ケース2の一面にケース1と一体に2個成形されてい
る。5は、ケース2の前記舌片3の取付面上部に設けら
れた抜け止め突起で舌片3と同様ケース2に一体に成形
されている。また6は、サージ抑制器1の回路部品と電
気的に接続されたリード線である。一方、9は、電磁接
触器7の下部外枠10の上面に設けられた第1の係合部
である凹部で底面と側面に開口部を有する。該凹部の内
面の両側面には前記舌片3と対応する部位にA′方向面
に斜面11′を有する内側に突の係合突起11が設けら
れている。さらに、前記外枠10の凹部9形成部には、
サージ抑制器1の載置凸面12が設けられている。な
お、ここで図2,図3,図6に示すl1,l2,l3
4,l5,l6の寸法関係は、l1,l4,l6が各対応す
るl2,l3,l5よりやや小さくl1<l2,l4<l3
6<l5となっている。 【0008】この様な構成において、図6に実線で示す
様に、サージ抑制器1の舌片3を外枠10の凹部9に挿
入し、さらに矢印A方向に押圧すると、前記舌片3は斜
面4′,11′に沿って内側に弾性変形し、係合爪4が
係合突起11を乗り越えその後図5に示す様に爪4と突
起11が係合し矢印A′方向に抜けなくなる。またこの
時、図4に示すようにケース2の抜け止め突起5が、外
枠10に設けた載置突面12の上面と係合しサージ抑制
器は、下方向に抜けなくなる。この様にしてサージ抑制
器1は、電磁接触器7に固定される。そしてその後リー
ド線6を図8に示すようにコイル端子8に接続すること
により、電磁接触器7の励磁コイル消勢時のサージ電圧
を抑制することができる。一方、サージ抑制器を取外す
場合は、リード線6をコイル端子8から外した後、図6
に鎖線で示す様に、サージ抑制器1を矢印B方向に押圧
して舌片3の一方を弾性変形させ、他方の舌片3の爪4
と突起11の係合を解いた後矢印B′方向に回転させる
ことにより一方の爪4と突起11の係合もはずれ、サー
ジ抑制器1を取外すことができる。 【0009】本実施例によれば舌片を可塑性樹脂のケー
スに一体成形したので、別部品を用いることなく、取
付、取外しの容易で安価なサージ抑制器取付構造を提供
できる。また、L3をL4よりやや大きくしているので舌
片3がやや弾性変形して突起11を押圧して取付いた状
態となっているのでサージ抑制器がガタ等なく、より強
固に取付けられる。 【0010】付属品はサージ抑制器に限ることなく、図
7に示すような発光素子13を組込んだ表示器14であ
ってもよい。発光素子13はLEDでもよく、またネオ
ン管等の放電灯、あるいは電球であってもよい。また、
付属品は電磁石の動作を制御する制御回路が組込まれた
ものであってもよく、さらには電磁石の動作制御回路が
組込まれたパワーICであってもよい。 【0011】付属品1のリード線を付属品1が取付けら
れた面と反対側の面の接続端子8に接続するに当り、図
9に示すように側面に底面に向って開口部を有するリー
ド線挿通孔7aを設けてもよい。挿通孔7aの形状の一例
を図10に示す。挿通孔7aは開口部の幅l8に対し、終
端部の幅l7がl7>l8となっており、l7はリード線6
の外形に等しいか若干大きく形成され、l8はリード線
6の外形より若干小さくなっている。このため、リード
線6は一担圧入されると挿通孔7aに固定され、図1
1,図12に示すようにリード線6が挿通孔7a内に保
持されて取付脚7bに接近せず、取付時に電磁接触器底
面と盤等の間にリード線6をはさみ込んでしまうのを防
止でき、取付作業性に優れる。 【0012】以上の実施例によれば、電磁接触器の取付
高さを高くすることなく付属品を取付けることができ
る。 【0013】また、第1および第2の係合部の形状は上
述のものに限ることなく、第2の係合部をケース2に棒
状の支持部材の先端に形成されてスリットで分割された
球状体とし、第1の係合部を電磁接触器側面に形成され
た丸孔としてもよい。また、第1の係合部を電磁接触器
の側面に突設された一対の舌片として、第2の係合部を
ケース2の側面に形成されて前記舌片と係合する凹部と
して、前記舌片がケースを抱持するようにしてもよい。 【0014】 【発明の効果】本発明によれば、ケースの1対の第2の
係合部の一方を弾性変形させることにより他方の突部と
の係合をドライバー等の工具を用いることなく解除する
ことができ、制御盤等への取付後においても付属品の着
脱が容易であるとともに、電気機器の底面形状とは無関
係に形状を決定できて小形化,共用化が可能な電気機器
の付属装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例における電磁接触器と付属品
の取付を示す斜視図である。 【図2】本発明の一実施例における電磁接触器側面の底
面近傍に形成された第1の係合部の一例を示す斜視図で
ある。 【図3】本発明の一実施例における付属品の外観を示す
斜視図である。 【図4】本発明の一実施例における付属品と電磁接触器
との係合を示す側断面図である。 【図5】本発明の一実施例における付属品と電磁接触器
との係合を示す平断面図である。 【図6】本発明の一実施例における付属品の着脱時にお
ける係合部の状態を示す平断面図である。 【図7】本発明の一実施例における付属品が表示器であ
る場合を示す斜視図である。 【図8】本発明の一実施例における付属品からコイル端
子へのリード線の接続を示す平面図である。 【図9】本発明の一実施例における電磁接触器の底面に
リード線挿通孔を設けた場合を示す側面図である。 【図10】本発明の一実施例における電磁接触器のリー
ド線挿通孔の一例を示す正面図である。 【図11】本発明の一実施例における電磁接触器のリー
ド線挿通孔にリード線を保持した場合の側面図である。 【図12】本発明の一実施例における電磁接触器のリー
ド線挿通孔にリード線を保持した場合の底面図である。 【符号の説明】 1,14:付属品、2:ケース、3:第2の係合部、
7:電磁接触器、7c:電磁接触器の側面、7d:電磁
接触器の底面、9:第1の係合部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.電気機器の底面の近傍に形成された第1の係合部に
    着脱自在に固定されて前記電気機器の動作に関して所定
    の作用を及ぼす素子をケースに内蔵した付属装置であっ
    て、前記第1の係合部は前記電気機器の側面に形成され
    た凹部とこの凹部に形成されてその開口面積を減少させ
    る1対の突部を備え、前記ケースは前記1対の突部とそ
    れぞれ弾性的に係合する1対の第2の係合部を備えて成
    ることを特徴とする電気機器の付属装置。
JP7140296A 1995-06-07 1995-06-07 電気機器の付属装置 Expired - Lifetime JP2544592B2 (ja)

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