JP2543218Y2 - 押しボタンスイッチの構造 - Google Patents

押しボタンスイッチの構造

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JP2543218Y2
JP2543218Y2 JP1990039588U JP3958890U JP2543218Y2 JP 2543218 Y2 JP2543218 Y2 JP 2543218Y2 JP 1990039588 U JP1990039588 U JP 1990039588U JP 3958890 U JP3958890 U JP 3958890U JP 2543218 Y2 JP2543218 Y2 JP 2543218Y2
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JP
Japan
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push button
button switch
finger
printed circuit
circuit board
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JP1990039588U
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清 吉田
幸蔵 小林
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NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は押しボタンスイッチの構造に関し、特にコー
ドレス電話装置の親機から子機を呼出す機能を有するボ
タンであって、子機が増設される場合の押しボタンスイ
ッチの構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の押しボタンスイッチの構造は、第3図
に示すようになっている。即ち、接続装置の筐体12には
2つの穴12aが設けられ、この穴に嵌合する形状の押し
ボタン11と、2つの穴12aに対応した位置に2つのスイ
ッチ3を配したプリント基板4と、ボタン周囲の凹部に
嵌合する化粧板6とから構成されている。
通常、接続装置1台に対して子機1台の使われ方が多
数を占める為、ボタン穴が一つ開いた化粧板6をつめの
嵌合により取付けて、外観上は1台の子機呼出し機能を
持つ装置として出荷される。ユーザーの要求によっても
う1台の子機を増設する場合は、販売店などの工事担当
者が2つのボタン穴が開いた化粧板7と押しボタン11と
を用意し、接続装置へのボタン追加用の化粧板7の交換
工事を行なうことにより、第1のボタンを押すと第1の
子機,第2のボタンを押すと第2の子機,2つ同時に押す
と2台の子機を一斉呼出しできる、という様に機能アッ
プが計られていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来の押しボタンスイッチの構造では、増設
対応の為のソフトの変更以外に構造面に於ける工事が必
要であり、装置を開きボタン類の取り付いている上ケー
スを取り外して、プリント基板の取外し、化粧板の交
換、ボタンの追加等の非常に煩わしい工事を行なわなけ
ればならない欠点がある。
また販売店側では増設用の子機と共に、ボタンと2つ
ボタン用の化粧板を用意しておく必要がある。この為、
工事費用及び部品点数が増えることによるコストアップ
となり、その分、ユーザーサイドへも増設工事費用とし
てはね返りが大きくなってしまうという欠点がある。
本考案は上記従来の欠点に鑑み、子機を増設する際の
呼出し機能の追加を、子機1台だけの呼出し機能として
働いている1つの押しボタンにて対応し、構造上の変更
を不必要にする押しボタンスイッチの構造を提供するも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の押しボタンスイッチの構造は、断面長円形で
所定の高さを呈し且つ一側に外形より一回り大きいフラ
ンジ部を有する押しボタンと、この押しボタンの長円方
向両端部とあい対する位置に2つのスイッチが実装され
たプリント基板と、前記押しボタンの外形より僅かに大
きいボタン穴を有しこのボタン穴に前記押しボタンを嵌
入し且つ前記フランジ部の裏面に前記2つのスイッチが
当接するごとくに前記プリント基板をねじ止め固定する
筺体とを具備し、前記押しボタンの上面は外観的に3つ
の部分に分かれてなり中央部を押したとき両端部に均等
な力が加わるべく前記中央部から指がはずれないごとき
凹凸部を呈している。
また本考案の押しボタンスイッチの構造は、前記凹凸
部は指の曲線に合うごとき3つの半円状の凹みからなっ
ている。
さらに本考案の押しボタンスイッチの構造は、前記凹
凸部は中央部に指の幅と略同等の幅を持った凹部を有し
ている。
さらにまた本考案の押しボタンスイッチの構造は、前
記凹凸部は中央部に凸部を形成し且つこの凸部の中央に
球状の凹みを設けてなっている。
〔実施例〕
次に、本考案について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2図は本
実施例の組立て時を示す断面図である。
本実施例は断面長円形で所定の高さを呈し且つ一方側
に外形より一回り大きいフランジ部を有する押しボタン
1と、この押しボタン1の長円方向両端部とあい対する
位置に2つのスイッチ3が実装されたプリント基板4
と、押しボタン1の外形寸法より僅かに大きいボタン穴
2aを有しこのボタン穴2aに押しボタン1を嵌入したとき
にそのフランジ部の裏面に2つのスイッチ3が当接する
ごとくにプリント基板4をねじ5によってねじ止め固定
する筺体2とを有してなる。
即ち、第1図及び第2図に示すように、押しボタン1
は断面長円形に形成され、その長円方向の両端部とあい
対する位置に2つのスイッチ3が実装されたプリント基
板4と共に筺体2にねじ5により固定されている。押し
ボタン1の上面は凸凹部を設けて外形的に3つの部分に
分割されており、その構造は、押しボタン1aに於いては
指の曲線に合う様に半円状の凹みを3箇所設けてあるも
のであり、また押しボタン1bは中央部にほぼ指の幅と同
等の幅を持った凹み部を有している。また押しボタン1c
に於いては、中央部に凸部を形成すると共にその中央に
球状の凹みを設けて押さえ位置のガイドとして機能する
様になっている。これらの押しボタン1a,1b,1cは各々に
その中央部は、押したとき両端部に均等な力が加わるよ
うに指がはずれないように、ほぼ押す位置が一定する様
な形状となっている為、中央部を押すことにより、両端
の2つのスイッチ3がほぼ同時に作動する。また左右ど
ちらかを押せば、所定の距離を置いて2つのスイッチ3
が実装されている為、片側一方のスイッチ3のみが作動
する構造となっている。
このような本実施例によれば、親機1台に対し子機1
台の場合は、スイッチ3がどの状態に作動しても必ず1
台の子機を呼出す様にソフトにて対応されており、子機
を増設した場合は、例えば右側のスイッチ3が作動する
と第1の子機、左側のスイッチ3が作動すると第2の子
機をそれぞれ呼出すことができ、かつ両方のスイッチが
同時に作動することにより2台一斉に呼出すことができ
る様にソフト変更をすることで対応できる様になってい
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、1つの押しボタスイッ
チにおいて、ボタン上面に凹凸部を設けると共にその凹
凸形状を中央部の押さえ位置が常に一定となる様なガイ
ド形状とすることにより、中央部を押した時は2つのス
イッチが同時に作動し、また両端を各々に押すと各々の
スイッチが作動する構造とすることで、ソフトによる対
応を行なって子機増設の場合の個別呼出し及び一斉呼出
しを可能にできる効果があり、さらに子機の増設にとも
なう構造面での工事が不要となり、オプションとしての
ボタンや化粧板も必要でなくなるため、コスト面での低
減ができると共に、親機外観もシンプルにまとめること
ができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2図は本実
施例の組立て時を示す断面図、第3図は従来の押しボタ
ンスイッチの一例の分解斜視図である。 1,1a,1b,1c,11……押しボタン、2,12……筺体、3……
スイッチ、4……プリント基板、5……ねじ、6,7……
化粧板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−133617(JP,A) 実開 昭62−116332(JP,U) 実開 昭59−162734(JP,U)

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面長円形で所定の高さを呈し且つ一側に
    外形より一回り大きいフランジ部を有する押しボタン
    と、この押しボタンの長円方向両端部とあい対する位置
    に2つのスイッチが実装されたプリント基板と、前記押
    しボタンの外形より僅かに大きいボタン穴を有しこのボ
    タン穴に前記押しボタンを嵌入し且つ前記フランジ部の
    裏面に前記2つのスイッチが当接するごとくに前記プリ
    ント基板をねじ止め固定する筐体とを具備し、前記押し
    ボタンの上面は外観的に3つの部分に分かれてなり中央
    部を押したとき両端部に均等な力が加わるべく前記中央
    部から指がはずれないごとき凹凸部を呈していることを
    特徴とする押しボタンスイッチの構造。
  2. 【請求項2】前記凹凸部は指の曲線に合うごとき3つの
    半円状の凹みからなっていることを特徴とする請求項1
    記載の押しボタンスイッチの構造。
  3. 【請求項3】前記凹凸部は中央部に指の幅と略同等の幅
    を持った凹部を有していることを特徴とする請求項1記
    載の押しボタンスイッチの構造。
  4. 【請求項4】前記凹凸部は中央部に凸部を形成し且つこ
    の凸部の中央に球状の凹みを設けてなっていることを特
    徴とする請求項1記載の押しボタンスイッチの構造。
JP1990039588U 1990-04-13 1990-04-13 押しボタンスイッチの構造 Expired - Lifetime JP2543218Y2 (ja)

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