JPH0646041Y2 - 押釦板及び操作パネル - Google Patents

押釦板及び操作パネル

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JPH0646041Y2
JPH0646041Y2 JP5057990U JP5057990U JPH0646041Y2 JP H0646041 Y2 JPH0646041 Y2 JP H0646041Y2 JP 5057990 U JP5057990 U JP 5057990U JP 5057990 U JP5057990 U JP 5057990U JP H0646041 Y2 JPH0646041 Y2 JP H0646041Y2
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JP
Japan
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push button
plate
operation panel
substrate
switch
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JP5057990U
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JPH0410935U (ja
Inventor
信行 八木
泰俊 加来
Original Assignee
帝国通信工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ビデオ装置等の電子機器の操作面に取り付け
られる押釦板及び操作パネルに関するものである。
〔従来の技術〕
従来ビデオ装置等の電子機器の表面には、該電子機器を
操作するための多数の押釦スイッチを取り付けた操作パ
ネルが取り付けられている。
第5図はこの種の操作パネルの一部を示す分解斜視図で
ある。
同図に示すようにこの操作パネルを組立てるには、まず
可撓性を有する合成樹脂フイルム上に回路パターン92a
を形成したフレキシブル基板92を、合成樹脂フイルムか
らなるスペーサ93を介して回路パターン92aが内側とな
るように2つに折り畳む。これによって上下の回路パタ
ーン92aの所定位置に設けた接点パターン92b同士が、ス
ペーサ93に形成した穴(図示せず)を介してオンオフ可
能に対向する。
次にこのフレキシブル基板92を平面状の基台91上に載置
する。
次にこのフレキシブル基板92の上面に合成樹脂で構成さ
れ枠体96の内部に多数の押釦97を取り付けた平板状の押
釦板95を載置し、さらにその上に化粧板98を取り付け
る。これによってこの押釦スイッチが完成する。なおフ
レキシブル基板92の上面の接点パターン92bに対応する
部分には金属製のクリック板94が取り付けられている。
そしてこの押釦スイッチの所定の押釦97を押圧すると、
その下面に設けた突起(図示せず)が前記フレキシブル
基板92の対向する接点パターン92b,92b上を押圧し、こ
れによって両接点パターン92b,92b間が接触してオンと
なるのである。
ところで、ビデオ装置等の電子機器の操作パネルの中に
は、押釦スイッチを1つの平面上に配列するだけでな
く、2以上の平面上に配列する場合がある。
このような場合、従来は第5図に示すような平板状の操
作パネルを2種類用意し、これらをそれぞれ2つの平面
上に取り付けように構成していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような従来の2つの平面を有する操作
パネルにあっては、第5図に示すような押釦板95が2種
類必要となるため、これらを製造するための金型が2種
類必要となりその製造コストが高くなるという問題点が
あった。
また両押釦板95を取り付けるにはそれぞれを別々にフレ
キシブル基板92上に位置合わせして固定する必要があ
り、その取付工程が繁雑になるという問題点もあった。
上記問題点を解決するため、2つの面にわたる押釦板95
を一体に製作することもできる。
しかしながらこのように構成すると、押釦板95が平板状
でなく折れ曲がった形状となるため、その金型が作りに
くく製品の寸法精度も悪くなるという問題点があった。
本考案は上述の点に鑑みてなされたものであり、1つの
金型で2つの面にわたる押釦板が平板状に同時に一体に
製造できる押釦板及び操作パネルを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本考案は、略平板状であって
その内部の所定箇所に窓を設けた枠体と、該窓内に配置
されその下側に配置されるスイッチ接点を押圧する押釦
とを有し、該枠体と押釦とを合成樹脂材で一体に成形し
た押釦板において、前記押釦板を複数個具備し、該複数
個の押釦板の枠体間を湾曲可能なヒンジで接続するとと
もに該複数個の押釦板とヒンジを合成樹脂で一体に成形
して押釦板を構成した。
また本考案は、この押釦板の裏面に、可撓性を有する薄
板であってその所定箇所に前記押釦によって押圧される
スイッチ接点を設けたスイッチ基板と、硬質板からなる
基台を裏打ちして操作パネルを構成した。
また本考案は、上記押釦板の裏面に、その所定箇所に前
記押釦によって押圧されるスイッチ接点を設けた硬質基
板を裏打ちして操作パネルを構成した。
〔作用〕
上記の如く複数個の押釦板の枠体間をヒンジで一体に接
続したので、これら両押釦板が1つの金型で同時に製造
でき、その製造コストの低減化が図れる。なおこのとき
この押釦板は折れ曲がった形状でなく平板状のままで成
形できるので、その金型が作り易い。
また2つの押釦板はヒンジで一体に成形されているの
で、両押釦板を2つの平面を有するスイッチ基板や硬質
基板上に取り付けるにはそれぞれを別々にスイッチ基板
や硬質基板上に位置合わせして固定する必要はなく、1
回の位置合わせで固定できる。従ってその取付作業が容
易となる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本実施例にかかる押釦板及びこれを用いた操作
パネルの全体構成を示す分解斜視図である。
同図に示すようにこの操作パネルは、基台6上に、硬質
の基板5と薄板状のスイッチ基板1と押釦板4をこの順
番で載置して構成されている。
以下各構成部品について説明する。
第2図は押釦板4の側断面図である。
押釦板4は第1図,第2図に示すように、第1の押釦板
41と第2の押釦板42をヒンジ43で接続して構成されてい
る。なおこの押釦板4は合成樹脂で一体に成形されてい
る。
ここで第1の押釦板41は、略平面状の枠体44と該枠体44
に設けた窓50内に配置される押釦46と、該押釦46を枠体
44に支持する支持板45とによって構成されている。また
第2の押釦板42も同様に略平面状の枠体47と該枠体47に
設けた窓51内に配置される押釦49と該押釦49を支持する
支持板48によって構成されている。
ここで支持板45と支持板48は、湾曲可能な程度に薄板状
に構成されている。
また第2図に示すように前記押釦46,49の裏面には、そ
れぞれ下記するスイッチ基板1に設けたスイッチ接点17
を押圧する突起52,53が設けられている。
また第2図に示すように、枠体47の左端の下面には基台
6を係止する爪54が設けられている。
一方ヒンジ43は湾曲可能な程度に薄板状に構成され、第
1図に示すように2つの枠体44,47間に所定箇所取り付
けられている。
次に第3図はスイッチ基板1を示す分解斜視図である。
同図に示すようにスイッチ基板1は1枚の合成樹脂フイ
ルム上に回路パターン14を形成して、第1のフレキシブ
ル基板11と第2のフレキシブル基板12を構成している。
なおこの回路パターン14中の所定部分には接点パターン
15が形成されている。
またスペーサ13も合成樹脂フイルムで構成され、その所
定箇所には円形の穴16が形成されている。
そして第3図に示す第2のフレキシブル基板12の上にス
ペーサ13を載置し、次に第1のフレキシブル基板11をス
ペーサ13の上に折り曲げれば、第1図に示すようなスイ
ッチ基板1が構成されるのである。
なおこのとき、第1のフレキシブル基板11上の接点パタ
ーン15と第2のフレキシブル基板12上の接点パターン15
はスペーサ13の穴16を介して対向し、これによってスイ
ッチ接点17(第1図参照)が構成され、該スイッチ接点
17の上には上方向に湾曲した金属板からなるクリック板
18が取り付けられている。
次に基板5は硬質基板上に回路パターンを形成して構成
されており、該回路パターンは前記スイッチ基板1に設
けた回路パターン14と図示しない所定部分で接続されて
いる。
基台6は剛性を有する金属板で構成され、その所定部分
を屈曲させて第1平面61と第2平面62が形成されてい
る。
次にこの操作パネルの組立て方を説明する。
ここで第4図は操作パネルの側断面図である。
第1図及び第4図に示すようにまず基台6の第1平面61
の上に基板5を載置する。次にその上にスイッチ基板1
を載置するが、このときスイッチ基板1は前記基台6の
上面形状に合わせて湾曲させて載置する。
次にスイッチ基板1の上に押釦板4を載置するが、この
とき基台6の第1平面61上には第1の押釦板41が位置
し、第2平面62上には第2の押釦板42が位置するように
載置する。
このとき第1の押釦板41と第2の押釦板42はヒンジ43で
接合されているので、第1図に示すようにこのヒンジ43
を湾曲するだけで両押釦板41,42は容易にスイッチ基板
1の屈曲した2つの平面上に載置できる。
そして第4図に示すように押釦板4の爪54を基台6の一
端に係合し、該基台6の他端側と押釦板4とをビス55で
固定すれば、本考案にかかる操作パネルが完成する。
なおこの押釦板4の上に化粧板を取り付ければ、第6図
に示すような形状となる。
次にこの操作パネルの動作を説明する。
即ち第4図に示す押釦46又は押釦49を押圧すると、突起
52又は突起53がクリック板18を押圧して反転し、両フレ
キシブル基板11,12の接点パターン15間が接触してオン
となる。また押釦46又は押釦49の押圧を解除すれば両接
点パターン15間はオフとなる。
第7図は本考案の他の実施例にかかる操作パネルを示す
分解斜視図である。
同図に示すようにこの実施例においては、前記第1図に
示すと同一構造の押釦板4の裏面に、直接2枚の硬質基
板2−1,2−2を裏打ちして操作パネルを構成してい
る。
ここで硬質基板2−1,2−2上にはクリック板21が取り
付けられている。なおこれら硬質基板2−1,2−2の上
には回路パターンが形成されているが、同図においては
硬質基板2−1の最も左側のクリック板21の部分に設け
られた回路パターン25,26以外はその記載を省略してい
る。ここでこの回路パターン25,26を記載した部分につ
いて説明すると、クリック板21の一端と回路パターン25
とは接点パターン27によって接続されている。またこの
クリック板21の中央部は回路パターン26の接点パターン
28と所定距離を隔てて対向し、ここにスイッチ接点23が
形成されている。そしてクリック板21を押圧すると、該
クリック板21の中央部と接点パターン28が接触し、2つ
の回路パターン25,26間が導通するのである。
以上のように押釦板4の下面に取り付けられる基板は、
その上にスイッチ接点を有するものであればどのような
構造のものでもよいのである。
以上本考案に係る押釦板及び操作パネルの実施例を詳細
に説明したが、本考案は下記のような種々の変形が可能
である。
押釦板4の押釦46,49は枠体44の窓50,51内に配置され
るものであれば他のどのような構造のものでもよい。
上記第1図に示す基板5は必ずしも必要ではなく、こ
れは省略してもよい。
上記各実施例においては異なる平面は2面としたが、
本考案はこれに限られず、異なる平面が3面以上であっ
てもよいことは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように本考案に係る押釦板及び操作
パネルによれば、略平板状の複数個の押釦板間をヒンジ
で一体に接続したので、これら複数個の押釦板が1つの
金型で同時に製造でき、その製造コストの低減化が図れ
る。なおこのときこの押釦板は折れ曲がった形状でなく
平板状の状態で成形できるので、その金型が作り易い。
また複数個の押釦板はヒンジで一体に成形されているの
で、これらを複数の平面を有しその上にスイッチ接点を
設けた基板上に取り付けるにはそれぞれの押釦板を別々
に基板上に位置合わせして固定する必要はなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例にかかる押釦板及び操作パネ
ルの全体構成を示す分解斜視図、第2図は押釦板4を示
す側断面図、第3図はスイッチ基板1を示す分解斜視
図、第4図は操作パネルの側断面図、第5図は従来の操
作パネルの分解斜視図、第6図は2つの平面A,B上に押
釦を配列した操作パネルの1例を示す要部斜視図、第7
図は本考案の他の実施例を示す分解斜視図である。 図中、1…スイッチ基板、17…スイッチ接点、4…押釦
板、43…ヒンジ、44,47…枠体、46,49…押釦、50,51…
窓、6…基台、2−1,2−2…硬質基板、23…スイッチ
接点、である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略平板状であってその内部の所定箇所に窓
    を設けた枠体と、該窓内に配置されその下側に配置され
    るスイッチ接点を押圧する押釦とを有し、該枠体と押釦
    とを合成樹脂材で一体に成形した押釦板において、 前記押釦板を複数個具備し、該複数個の押釦板の枠体間
    を湾曲可能なヒンジで接続するとともに該複数個の押釦
    板とヒンジを合成樹脂で一体に成形したことを特徴とす
    る押釦板。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の各押釦板の裏面に、可
    撓性を有する薄板であってその所定箇所に前記押釦によ
    って押圧されるスイッチ接点を設けたスイッチ基板と、
    硬質板からなる基台を裏打ちしたことを特徴とする操作
    パネル。
  3. 【請求項3】請求項(1)記載の各押釦板の裏面に、そ
    の所定箇所に前記押釦によって押圧されるスイッチ接点
    を設けた硬質基板が裏打ちされていることを特徴とする
    操作パネル。
JP5057990U 1990-05-14 1990-05-14 押釦板及び操作パネル Expired - Lifetime JPH0646041Y2 (ja)

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JP3349874B2 (ja) * 1995-10-19 2002-11-25 三菱電機株式会社 空気調和装置の室内ユニット
JP2007005103A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd キートップの押圧スイッチ部への取付方法、及び押圧スイッチ部

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