JPS6136025Y2 - - Google Patents

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JPS6136025Y2
JPS6136025Y2 JP14306080U JP14306080U JPS6136025Y2 JP S6136025 Y2 JPS6136025 Y2 JP S6136025Y2 JP 14306080 U JP14306080 U JP 14306080U JP 14306080 U JP14306080 U JP 14306080U JP S6136025 Y2 JPS6136025 Y2 JP S6136025Y2
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switch device
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JP14306080U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数のスイツチを平面上に配列した
平面型押圧スイツチ装置の改良に関するものであ
る。
従来、この種のスイツチ装置は、単独に作られ
た押釦スイツチを平面状の操作パネルに配設した
り、あるいは、押釦スイツチの操作釦を支持する
フレームの部分を複数個の押釦スイツチについて
一体的に形成する等の構造のものが一般に用いら
れている。一般に、従来のスイツチ装置において
は、各押釦スイツチの操作釦を平面上に均一に配
設することが難しく、美的外観が損なわれ易いと
いう欠点があり、また、原理的に押釦スイツチを
単に平面上に配列した構造なので、操作釦の支持
機構等による構成の複雑化が避けられず組立て作
業性が悪く、製品単価も高いものであつた。
そこで、本考案は可撓性を有する平面パネルに
て複数のスイツチの各操作部を形成し、装置全体
がシート構造に形成される平面型押圧スイツチ装
置を提供し、上述の如き従来の問題点を解消しよ
うとするものである。
以下、本考案について、一実施例を示す図面に
従い詳細に説明する。
本考案に係るスイツチ装置の一実施例について
の外観図および分解斜視図を示している第1図お
よび第2図において、1は前面パネル、2および
4はそれぞれ接点用絶縁シート体、3はスペーサ
用絶縁シート体、5は補助であり、これらが積層
されシート構造のスイツチ装置10を構成してい
る。
なお、この実施例におけるスイツチ装置10
は、テープレコーダの動作モード選択用のスイツ
チとして用いられるもので、巻戻しREW、再生
PL、早送りFF、録音REC、停止STOP、ポー
ズ、無音録音等の各種スイツチを形成している。
上記前面パネル1は、ステンレス板等の可撓性
を有する板材にて形成されており、その表面1A
には各スイツチの操作部11A,11B,11
C,11D,11E,11F,11Gを示す表示
が印刷されている。
なお、この実施例では、再生操作部11B、録
音操作部11D、およびポーズ操作部11Fを示
す表示の部分が打抜かれ表示窓12A,12B,
12Cとなつている。また、上記前面パネル1の
裏面1Bには、第3図に示すように、各操作部1
1A,11B,11C,11D,11E,11
F,11Gの区画線(図中に一点線にて示してあ
る。)に沿つて、リブ13A,13B,13C,
13Dがそれぞれ独立に分散配設されているとと
もに、各操作部11A,11B,11C,11
D,11E,11F,11Gの中央部分に操作用
の突条14A,14B,14C,14D,14
E,14F,14Gが配設されており、さらに、
上記表示窓12A,12B,12Cに表示チツプ
15A,15B,15Cが配設されている。
上記リブ13A,13B,13C,13D、突
条14A,14B,14C,14D,14E,1
4F,14Gおよび表示チツプ15A,15B,
15Cは、酸化チタン等の散光性物質を混入した
塩化ビニール等の軟質合成樹脂材料にて形成され
ており、上記前面パネル1の裏面1Bに凹版成形
によつて同時成形される。さらに、上記各リブ1
3A,13B,13C,13Dには、各絶縁シー
ト体2,3,4および補強板5の位置決め固定用
の突起16が分散配設されている。上記突起16
も、上記合成樹脂材料にて同時成形されている。
ここで、上記各リブ13A,13B,13C,
13Dのうち前面パネル1の上下側縁に沿つて配
設されているリブ13Dは、その厚さが他のリブ
13A,13B,13Cおよび操作用の突条14
A,14B,14C,14D,14E,14F,
14Gよりも薄くなつており、操作ストロークの
規制を行なうようになつているとともに、また、
前面パネル1がたわみ易いように水平方向の長さ
が比較的に短く設定されている。
また、各絶縁用シート体2,3,4は、例えば
ポリエステルシートから成り、上述の前面パネル
1に設けた各ボス16に対応する位置に、それぞ
れ小孔21,31,41が形成されている。そし
て、第1の接点用絶縁シート体2は、第4図に示
すように、上述の各操作部11A,11B,11
C,11D,11E,11F,11Gに対応した
位置に各第1の接点部22A,22B,22C,
22D,22E,22F,22Gがその裏面2B
にカーボン等の印刷により形成されており、ま
た、上記表示窓12A,12B,12Cに対応す
る位置に小孔23A,23B,23Cが設けられ
ている。
また、スペーサ用絶縁シート体3は、第5図に
示すように、上記各操作部11A,11B,11
C,11D,11E,11F,11Gに対応した
位置にそれぞれ開口部32A,32B,32C,
32D,32E,32F,32Gが設けられてい
る。さらに、第2の接点用シート体4は、第6図
に示すように、上記各操作部11A,11B,1
1C,11D,11E,11F,11Gに対応し
た位置にそれぞれくし歯状の各第2の接点部42
A,42B,42C,42D,42E,42F,
42Gがその表面4Aにカーボン等の印刷にて形
成されているとともに各配線パターン43が印刷
形成されており、また、上記表示窓12A,12
B,12Cに対応する位置に各小孔44A,44
B,44Cが設けられている。
さらに、補強板5は、十分な剛性を有する鉄板
等の板材にて形成されており、第7図に示すよう
に、上述の各ボス16および表示窓12A,12
B,12Cに対応した位置にそれぞれ小孔51,
52が設けられているとともに、図示しないテー
プレコーダのサブパネル等への取付け用のネジ穴
53A,53Bが両側縁近傍に配設されている。
上述の如き、前面パネル1、第1の接点用絶縁
シート体2、スペーサ用絶縁シート体3、第2の
接点用絶縁シート体4および補強板5は、第8図
に示すように、上記前面パネル1の裏面1Bに設
けた各ボス16が各小孔21,31,41,51
に挿通されることによつて、位置決めされるとと
もに、該ボス16の先端部分が熱融解等にてカシ
メられることによつて、積層状態で固定され、本
スイツチ装置10を構成している。なお、上述の
ようにボス16のカシメにより組立てられた本ス
イツチ装置10は、図示しないテープレコーダの
サブパネル等に補強板5のネジ穴53A,53B
部分が螺着固定される。また、上記前面パネル1
に設けた表示窓12A,12B,12Cには、発
光素子60による表示光線が照射される。ここ
で、上記表示窓12A,12B,12Cに設けた
表示チツプ15A,15B,15Cは、散光性物
質を混合した合成樹脂にて形成されているので、
均一な明るさの表示を行なうことができる。しか
も、上記表示チツプ15A,15B,15Cは、
各リブ13A,13B,13C,13Dやボス1
6とともに、凹版成形にて同時成形されるので、
特別な作業工程を必要とすることなく所定位置に
配設できる。
上述の如き構成の実施例では、前面パネル1に
凹版成形された各リブ13A,13B,13C,
13Dにより区画された各操作部11A,11
B,11C,11D,11E,11F,11G
が、該リブ13A,13B,13C,13Dを支
点として変形自在となり、前面側からの外力によ
り彎曲変形されることによつて操作用突条14を
介して第1の接点部22を第2の接点部42に当
接せしめるように作用し、各第1の接点部22を
独立に且つ確実に操作可能である。しかも、上記
リブ13A,13B,13C,13Dは、それぞ
れ独立した状態で分散配設されているので、それ
らの不連続部にて上記操作部11の変形を容易に
し、小さな押圧力にて第1の接点部22の操作を
可能にしている。操作部11の全周を連続的にリ
ブにて囲む場合に比較して、この実施例では約1/
3程度の押圧力にて操作が可能であつた。また、
上記各リブ13A,13B,13C,13Dは、
前面パネル1の裏面1Bに凹版成形されているの
で、各リブを別体のフレーム等に設ける場合に比
較して、各操作部部11A,11B,11C,1
1D,11E,11F,11Gを隣接配置しても
確実に支点として作用する。さらに、上記リブ1
3A,13B,13C,13Dに一体成形された
各ボス16により各絶縁シート体2,3,4およ
び補強板5が位置決め固定されるので、装置10
の組立て作業性が良いばかりでなく、上記補強板
5により、各シート体2,3,4および前面パネ
ル1のたわみを防止して平面度を確保することが
できる。しかも、このようにして平面度の確保さ
れた前面パネル1にて各操作部11が形成されて
いるので優れた美的外観を有するスイツチ装置1
0を実現することができる。
なお、上述の実施例では、補強板5のみが剛性
を有する板材にて形成され、他の前面パネル1、
各シート体2,3,4を可撓性を有する材料にて
形成したが、少なくとも上記前面パネル1および
該前面パネル1側に配設される第1の接点用絶縁
シート体2が可撓性を有する材料にて形成されて
いれば良い。また、上記第1および第2の接点用
絶縁シート体2,4は、一枚のポリエステルシー
トを2つに折り返して使用するようなものであつ
ても良い。さらに、この実施例のように平面型押
圧スイツチ装置10では、各操作部11の押圧操
作により各接点部22,42を接触せしめ、僅か
なストロークにてスイツチの開閉操作が行なわれ
るので、その操作状態を各表示窓12A,12
B,12Cへの光の照射にて表示することは実用
上極めて有効である。しかも、この実施例では上
記表示窓12A,12B,12Cには、散光性物
質を混合した合成樹脂材料にて成形された表示チ
ツプ15A,15B,15Cが配設されているの
で、均一な表示状態が得られる。
上述の実施例の説明から明らかなように、本考
案によれば、対をなす各接点部がそれぞれ印刷さ
れた一対の絶縁基板と、該各接点部に対応した複
数の開口部が設けられた絶縁性スペーサ部材とを
備え、上記対をなす各接点部が上記開口部を介し
て対向するように配置されるとともに、少なくと
も一方の絶縁基板板が可撓性薄にて形成された平
面型押圧スイツチ装置において、可撓性を有する
平面パネルを上記可撓性薄膜と平行に配設し、上
記絶縁性スペーサ部材の各開口部に対応する複数
の操作部の表示を上記平面パネルの表面に設ける
とともに、該平面パネルの裏面に上記操作部の区
画線に沿つてリブを一体的に延設し、該リブに突
設したボス部材を少なくとも上記可撓性膜と絶縁
性スペーサ部材とに設けられた位置決め用開口部
に嵌合せしめて成る平面型押圧スイツチ装置とし
たことにより、各操作部を近接配置しても、各操
作部がリブを支点として独立に且つ確実にたわむ
ので、誤動作の少ないスイツチ装置を提供するこ
とができる。しかも、リブに設けたボスによつて
前面パネル、各絶縁基板等が位置決め固定される
ので、組立て作業性が良好で、低価格の装置を提
供できる。
さらに、各操作部が前面パネルにて平面状に形
成されるので、美的外観に優れた装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る平面型押圧スイツチ装置
の一実施例を示す外観図である。第2図は上記実
施例の分解斜視図である。第3図ないし第7図は
上記実施例を構成している前面パネル等の各背面
図であり、第3図は前面パネルを示し、第4図は
第1の接点用絶縁シート体を示し、第5図はスペ
ーサ用絶縁シート体を示し、第6図は第2の接点
用絶縁シート体を示し、第7図は補強板を示して
いる。第8図は、上記実施例の要部断面図であ
る。 1……前面パネル、2……第1の接点用絶縁シ
ート体、3……スペーサ用絶縁シート体、4……
第2の接点用絶縁シート体、5……補強板、10
……スイツチ装置、11A,11B,11C,1
1D,11E,11F,11G……操作部、12
A,12B,12C……表示窓、13A,13
B,13C,13D……リブ、14A,14B,
14C,14D,14E,14F,14G……操
作用突条、15A,15B,15C……表示チツ
プ、16……ボス、21,31,41,51……
ボス挿入用の小孔、22A,22B,22C,2
2D,22E,22F,22G,42A,42
B,42C,42D,42E,42F,42G…
…接点部、32A,32B,32C,32D,3
2E,32F,32G……開口部、60……発光
素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対をなす各接点部がそれぞれ印刷された一対の
    絶縁基板と、該各接点部に対応した複数の開口部
    が設けられた絶縁性スペーサ部材とを備え、上記
    対をなす各接点部が上記開口部を介して対向する
    ように配置されるとともに、少なくとも一方の絶
    縁基板が可撓性薄膜にて形成された平面型押圧ス
    イツチ装置において、可撓性を有する平面パネル
    を上記可撓性薄膜と平行に配設し、上記絶縁性ス
    ペーサ部材の各開口部に対応する複数の操作部の
    表示を上記平面パネルの表面に設けるとともに、
    該平面パネルの裏面に上記操作部の区画線に沿つ
    てリブを一体的に延設し、該リブに突設したボス
    部材を少なくとも上記可撓性膜と絶縁性スペーサ
    部材とに設けられた位置決め用開口部に嵌合せし
    めて成る平面型押圧スイツチ装置。
JP14306080U 1980-10-07 1980-10-07 Expired JPS6136025Y2 (ja)

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JPS5766830U JPS5766830U (ja) 1982-04-21
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