JPH0443928Y2 - - Google Patents

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JPH0443928Y2
JPH0443928Y2 JP1986119635U JP11963586U JPH0443928Y2 JP H0443928 Y2 JPH0443928 Y2 JP H0443928Y2 JP 1986119635 U JP1986119635 U JP 1986119635U JP 11963586 U JP11963586 U JP 11963586U JP H0443928 Y2 JPH0443928 Y2 JP H0443928Y2
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JP
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push button
front cover
back plate
return member
elastic face
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JP1986119635U
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JPS63116925U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は音響機器等に用いられる押ボタン装置
に関する。
(従来の技術) 音響機器等に用いられる押ボタン装置として
は、音響機器の操作ノーズ部に押ボタンの前面を
突出させ、この押ボタン後面に渦巻状のバネ材を
配設したものが多く用いられている。この種の構
造では押ボタンに対応させてバネ材を配置しなけ
ればならず作業性を低下させている。又渦巻状の
バネ材はストロークを大きく要するので操作ノー
ズ部の厚さが大きくなり、音響機器のコンパクト
化を十分進めることができない。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記押ボタン装置の組立て作業を簡易
化し且つ効率化させ、更に操作ノーズ部を薄型化
して音響機器のコンパクト化を図るもので、押ボ
タンの背部に配設される復帰部材を弾性面材と背
板とを重ねて形成し、且つ該背板の端縁に前面カ
バーの裏面に設けたフツクを掛止させて形成した
ものである。
(作用) すなわち、背板を前面カバーのフツクに掛止さ
せることによつて押ボタン、更に弾性面材を前面
カバーの所要位置に配設することが可能となる。
これにより小さなストロークであつても押ボタン
の復帰を可能とし、又背板を帯状板によつて形成
したので複数の押ボタンを背部から一体的に支持
することが可能となる。
(実施例) 以下図面に基づき本考案の音響機器の押ボタン
装置を詳細に説明する。
第1図は押ボタン装置に用いられる復帰部材1
の背面図、及び第2図は第1図におけるA−A線
矢視拡大断面図である。
復帰部材1は背板2と、この背板2に対し弾性
面材3を重ね合せて形成したものである。背板2
は一枚の帯状薄鉄板であり、一方弾性面材3はス
ポンジ、ゴム等の復元力に富む弾性材が用いられ
る。
すなわち上記弾性面材3に背板3を裏打ちした
状態で形成したものである。又背板2の所要位置
には押ボタンがスイツチ操作杆を押圧する為の押
圧窓21,21が角穴状に形成され、この押圧窓
21,21…と略整合する状態の弾性面材3にも
窓部31,31が形成されている。更に背板2の
上下端縁には、後述する前面カバーのフツクを挿
入する為の切欠部22,22…、及び23,23
…がそれぞれ形成されている。
斯かる復帰部材1を用いた押ボタン装置を更に
詳しく説明する。
第3図は押ボタン装置P・Bを示す断面概略図
である。この押ボタン装置P・Bは音響機器の操
作ノーズ部に形成され、横方向に複数の押ボタン
5,5…が配列されたボタン列を複数列に形成し
たものである。操作ノーズ部は前面カバー4に開
口41を設け、この開口41の周縁に突起42,
42を形成すると共に、裏面にフツク43,4
3,44,44を突設したものである。すなわち
押ボタン5は突起42,42に当接した状態で表
面51が前記開口41から突出し、一方押ボタン
5の裏面52に復帰部材1の弾性面材3が当接す
ると共に、背板2の上下端縁がフツク43,44
に掛止された状態となつている。
上記構成の押ボタン装置P・Bにおいて、押ボ
タン5の表面51を押圧すれば弾性面材3が有す
る弾性力に抗して押ボタン5の裏面52が背板2
に近接し、窓部31と押圧窓21を介してスイツ
チ操作杆を押圧しスイツチ(何れも図示せず)を
ON、OFFさせる。尚押ボタン5は光透過性を有
する樹脂材によつて形成されている為、このスイ
ツチのON、OFF、若しくは他のパワースイツチ
等のON、OFFにより光源ランプが点燈すると押
ボタン5の表面51には各種の指標が光輝表示さ
れる。押ボタン5によつて押圧された弾性面材3
はその背面に背板2を有する為、弾性力は押ボタ
ン5のON、OFFに際して十分作用する。又背板
2はその上下端縁をフツク43,43,44,4
4によつて掛止めされている為、押ボタン5によ
つて押圧された弾性面材3の押圧力を面圧として
受持つことができる。
次に復帰部材1を操作ノーズ部に配設する作業
例を第4図及び第5図によつて説明する。
第4図は押ボタン装置P・Bの背面部を示す概
略図である。上述した様に前面カバー4に形成さ
れた開口41,41…に対し、押ボタン5,5…
がその裏面52,52を上部にして配設されてい
る。又前面カバー4の裏面にはフツク43,4
3,44,44が突設されている。このフツク4
3と44の間隔は背板2の切欠部22と23が為
す間隔と略等しい。
斯かる状態において、上記構成の復帰部材1を
フツク43,44間に装着させる。その為、先ず
切欠部22をフツク43に合わせ、且つ他の切欠
部23をフツク44に夫々合わせて復帰部材1を
スライド(第4図に於ける矢印方向)させる。
すなわち第5図に示す様に、例えばaだけ復帰
部材1をスライドさせるとフイク43及び44…
により背板2の端縁が掛止される。この状態にお
いて復帰部材1を前面カバー4にネジ等を介して
止着する。すると押ボタン5の裏面52は弾性面
材3に当接した状態となる。よつて弾性面材3に
より押ボタン5を常に開口41から外方に突出さ
せると共に、背板2がフツク43,44によつて
確実に掛止されることとなり復帰部材1は押ボタ
ン5の弾性材と前面カバー4の掛止という両面的
な作用を為す。
(効果) 上述した様に本考案の押ボタン装置によれば、
押ボタンの背部に設けた弾性面材のストロークを
小さく得ることができる為押ボタン装置、所謂操
作ノーズ部の厚さを薄型化することが可能とな
る。しかも一枚の復帰部材によつて複数の押ボタ
ンの復帰力を担うことが可能となるので、組立て
施工の容易化且つコストの低減化が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、復帰部材の背面図、第2図は、第1
図におけるA−A線矢視拡大断面図、第3図は、
本考案に係る押ボタン装置の断面概略図、第4図
は、復帰部材を掛止させる状態を示す図、第5図
は、復帰部材を掛止した状態の図である。 1……復帰部材、2……背板、22,23……
切欠部、3……弾性面材、4……前面カバー、4
3,44……フツク、5,5……押ボタン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 スイツチ操作杆を押圧する押ボタンと該押ボタ
    ンの背部に配設される復帰部材とを前面カバーに
    配置してなる音響機器の押ボタン装置において、 前記復帰部材は、弾性面材と背板とを、その窓
    部と押圧窓とを整合させた状態だ重ね合わせて形
    成したものからなり、その弾性面材を前記前面カ
    バーの開口に向けた状態でかつ背板の端縁に形成
    した切欠部に前記前面カバーの裏面に設けたフツ
    クを嵌め入れて該弾性面材の上下端を該フツクに
    掛止させたものであつて、 前記押ボタンは、裏面を前記弾性面材に当接さ
    せた状態でその表面を前記前面カバーの開口から
    突出させるとともに、その内部には前記窓部と押
    圧窓とを貫通した状態に前記スイツチ操作杆を配
    置したことを特徴とする音響機器の押ボタン装
    置。
JP1986119635U 1986-08-04 1986-08-04 Expired JPH0443928Y2 (ja)

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JP1986119635U JPH0443928Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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JP1986119635U JPH0443928Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63116925U JPS63116925U (ja) 1988-07-28
JPH0443928Y2 true JPH0443928Y2 (ja) 1992-10-16

Family

ID=31007189

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JP1986119635U Expired JPH0443928Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59186930U (ja) * 1983-05-27 1984-12-12 アルパイン株式会社 スイツチ操作装置
JPS60193630U (ja) * 1984-06-04 1985-12-23 沖電気工業株式会社 キ−ボ−ドスイツチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63116925U (ja) 1988-07-28

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