JP2557337Y2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2557337Y2
JP2557337Y2 JP6186392U JP6186392U JP2557337Y2 JP 2557337 Y2 JP2557337 Y2 JP 2557337Y2 JP 6186392 U JP6186392 U JP 6186392U JP 6186392 U JP6186392 U JP 6186392U JP 2557337 Y2 JP2557337 Y2 JP 2557337Y2
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nose frame
switch device
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JP6186392U
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JPH0626129U (ja
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史康 新妻
康雄 石井
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Alpine Electronics Inc
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Alpine Electronics Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カーラジオやカーステ
レオなどの車載用電気製品に組み込まれるスイッチ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】カーラジオやカーステレオなどの車載用
電気製品において、複数のキートップを2列に配列し、
各列のキートップ群の間に各キートップの機能などを表
示するための表示部を設けたスイッチ装置が実用化され
ている。
【0003】前記各キートップは、前記電気製品の前面
パネルを形成するノーズ枠の開口より突出し、周縁に形
成した鍔部によってノーズ枠からの脱落が防止されてい
る。各キートップの裏面にはアクチュエータ部が突出形
成されており、キートップを押圧するとアクチュエータ
部によってプッシュスイッチなどのスイッチ素子が動作
されるようになっている。前記表示部は、例えば遮光性
樹脂の一部に各キートップの機能表示に対応する光透過
部を形成した表示板からなり、この表示板は前記ノーズ
枠の表面に設けられている。さらに、表示板の背後に
は、アクリル樹脂などの光透過性を有する合成樹脂板か
らなる導光体が配置され、該導光体はその端面に配置さ
れた光源からの射出光を前記表示部まで導く。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のスイッ
チ装置では、複数個のキートップ単品をノーズ枠の裏面
側から順次組み込むようになっており、組立てに比較的
多くの手間を要するという問題があった。そこで、この
ような問題を解決する一手段として、例えば各列のキー
トップ群の全てを合成樹脂で一体成型することも考えら
れるが、その場合、各キートップにヒンジ部を設けてこ
れらを独立操作させる必要があるため、アンダーカット
加工を含めて成型金型が複雑になり、コストが著しく高
騰するという別の問題が発生する。
【0005】本考案はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、安価で組立作業
性に優れたスイッチ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案は、裏面にアクチュエータ部を有する複数個の
キートップと、これらアクチュエータ部によって操作さ
れる複数のスイッチ素子と、表示部を有するノーズ枠
と、前記表示部に光源からの射出光を導く導光体とを備
え、前記各キートップ部を前記ノーズ枠よりそれぞれ露
出すると共に、これらキートップを前記表示部を介して
2列に配置したスイッチ装置において、前記各列のキー
トップ群を弾性を有するアーム部を介して第1の連結板
と第2の連結板とにそれぞれ一体成型し、これら第1お
よび第2の連結板を重ね合わせるとともに、これら第1
および第2の連結板と前記表示部との間に前記導光体を
配置したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本考案は上記のように、2列のキートップ群を
それぞれの各列ごとに一体成型したので、スイッチ装置
を組み立てる際、ノーズ枠に一方のキートップ群を組み
込んだ後、他方のキートップ群を組み込むことができ、
これによって、ノーズ枠に複数個のキートップ単品を順
次組み込む場合と比べて、組み込み作業に要する手間を
少なくすることができる。また、上記のようにキートッ
プ群が各列ごとに一体成型されていることから、該キー
トップ群のアーム部にアンダーカット加工を施す必要が
なくなり、したがって、成型金型の費用が低減できると
ともに比較的簡単に成型することができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本考案の一実施例に係るスイッチ装置が組み
込まれた電気製品の断面図、図2は図1の正面図、図3
は図1のスイッチ装置に備えられる上段ノブ群を示す別
方向からの断面図、図4は図1のスイッチ装置に備えら
れる上段ノブ群の正面図、図5は図4の上段ノブ群の平
面図、図6は図4の上段ノブ群を裏面側から見た図、図
7は図4の上段ノブ群の側面図、図8は図4のA−A線
に沿う断面図、図9は図1のスイッチ装置に備えられる
下段ノブ群の正面図、図10は図9の下段ノブ群の側面
図、図11は図9のB−B線に沿う断面図、図12は図
2のC−C線に沿う断面図、図13は図1のスイッチ装
置に備えられる導光体の平面図、図14は図13の導光
体の正面図である。なお、図3はノーズ枠の一部を取り
除いた状態で上段ノブ群を上から見た図である。
【0009】これらの図において、1は電気製品、例え
ば車載用音響機器の外殻を形成するノーズ枠を示し、該
ノーズ枠1は図示しない取付母材に取付けられている。
前記ノーズ枠1には、表面より突出する種々の操作用つ
まみ2と、図示しないカセットテープが差し込まれるカ
セット差込口3、および後述するスイッチ装置4などが
設けられている。
【0010】このスイッチ装置4は、図1に示すよう
に、合成樹脂からそれぞれ一体成型された一対の上段ノ
ブ群6および下段ノブ群7と、これら一対のノブ群6、
7の間に設けられた表示部8と、前記ノーズ枠1内に配
置されたプリント基板9に実装された複数個のスイッチ
素子、例えば12個のプッシュスイッチ10とからなっ
ている。
【0011】前記上段ノブ群6は、図3に示すように、
一部が前記ノーズ枠1よりそれぞれ露出する6個のキー
トップ11と、各キートップ11の裏面より突出し、そ
れぞれ前記プッシュスイッチ10と対向するアクチュエ
ータ部12と、前記キートップ11の裏面より突出し、
該キートップ11を弾性的に支持するアーム部13と、
該アーム部13を介して前記キートップ11を順次連結
する連結部、例えば第1の連結板14とからなってい
る。該第1の連結板14には、図4に示すように、3個
の孔15が設けられるとともに、両側端に3組の切欠き
16が設けられている。前記アーム部13は、図3に示
すように、各キートップ11に対して2本ずつ並設さ
れ、その先端がプリント基板9に当接する。図7および
図8に示すように、各アーム部13には薄肉状のヒンジ
部13aが形成されており、前記キートップ11の押圧
時に該ヒンジ部13aが弾性変形することによって、各
キートップ11は独立的に押圧操作できるよう支持され
ている。
【0012】同様に下段ノブ群7は、図2に示すよう
に、一部が前記ノーズ枠1よりそれぞれ露出する6個の
キートップ21と、図10および図11に示すように、
各キートップ21の裏面より突出し、それぞれ前記プッ
シュスイッチ10と対向するアクチュエータ部22と、
前記キートップ21の裏面より突出し、該キートップ2
1を弾性的に支持するアーム部23と、該アーム部23
を介して前記キートップ21を順次連結する連結部、例
えば第2の連結板24とからなっている。この第2の連
結板24の裏面には、前記孔15に係合する3個の突起
25が設けられ、両側端には図9に示すように、前記切
欠き16に対向する3組の切欠き26が設けられてい
る。前記アーム部23も前述した上段ノブ群6側のアー
ム部13と同様であり、図10および図11に示すよう
に、ヒンジ部23aが形成されている。
【0013】前記表示部8は、図1に示すように、ノー
ズ枠1の表面に設けられた表示板31と、該表示板31
の背後に設けられた導光体32と、図2に示すように、
該導光体32の端面にそれぞれ対向して設けられた一対
の光源33とからなっている。前記表示板31は、各キ
ートップ11、21の機能表示に対応する部分のみを光
透過性とし、それ以外を遮光性としたもので、ノーズ枠
1の表面に貼着されている。また、前記導光体32は、
図13に示すように、2つの異なる面34a、34bか
らなり略V字形の谷状に形成された非平坦面34と、該
非平坦面34と対向する平坦面35とを有しており、こ
の平坦面35が前記表示板31の裏面と向き合う状態に
配置されている。前記非平坦面34には、図14に示す
ように、セレーション加工が施されており、すなわち多
数本のセレーション溝36が所定寸法のピッチで形成さ
れている。
【0014】前記ノーズ枠1には、前記導光体32をは
さむ一対の壁部41、42が水平方向にそれぞれ延設さ
れている。上方の壁部41より裏側へ突出する3本の腕
部43が前記切欠き16、26と係合し、該腕部43の
先端より下方に屈曲した3本の爪44が前記第1の連結
板14裏面の上端をそれぞれ押さえるようになってい
る。同様に下方の壁部42より裏側へ突出する3本の腕
部45が前記切欠き16、26と係合し、該腕部45の
先端より上方に屈曲した3本の爪46が前記第1の連結
板14裏面の下端をそれぞれ押さえるようになってい
る。なお、該腕部43、45および爪44、46により
前記第1および第2の連結板14、24を係止する係止
部47が構成されている。
【0015】この実施例にあっては、表面に表示板31
を設けたノーズ枠1に対し、、該ノーズ枠1の裏側より
導光体32を差し入れて壁部41、42間に該導光体3
2を挿入した後、前記ノーズ枠1にその裏側より下段ノ
ブ群7を差し入れて、第2の連結板24の切欠き26を
係止部47にそれぞれ係合させた状態で該連結板24を
裏側より押し込むと、該係止部47の腕部43、45が
弾性変形により広がり、その結果、前記第2の連結板2
4が該腕部43、45間に挿入される。さらに第2の連
結板24を押し込むと、前記下段ノブ群7のキートップ
21の各一部がノーズ枠1より露出するとともに、前記
連結板24が前記導光体32の裏面、すなわち非平坦面
34に対向する。次いで、上段ノブ群6をノーズ枠1に
その裏側より差し入れて、第1の連結板14の切欠き1
6を係止部47にそれぞれ係合させた状態で、該連結板
14をノーズ枠1の表側方向に押し込むと、該係止部4
7の腕部43、45が弾性変形し、その結果、前記連結
板14が該腕部43、45間に挿入されるとともに、前
記上段ノブ群6のキートップ11の各一部がノーズ枠1
より露出する。このとき、前記両連結板14、24は重
なり合うとともに、前記係止部47の腕部43、45が
自身の弾性力により当初の状態に復帰することから、該
係止部47の爪44、46により前記第1の連結板14
の裏面が押さえられる。このように両連結板14、24
が重なり合う状態で前記突起25が前記孔15に係合す
ることから、これら連結板14、24が一体的に連結さ
れる。また、前記切欠き16、26に前記腕部43、4
5が係合することから、前記両連結板14、24の板面
方向の移動が規制されている。これによって、第1およ
び第2の連結板14、24が係止部46によって係止さ
れる。
【0016】このように構成した実施例では、一対のノ
ブ群6、7はそれぞれ各列ごとに一体成型されているこ
とから、複数個のキートップ単品をノーズ枠に組み込む
場合と比べて、組み込み作業に要する手間を少なくする
ことができる。また、ノーズ枠1の壁部41、42間に
導光体32を挿入した後、各ノブ群7、6を係止部47
の弾性力に抗して順次押し込むことにより、該導光体3
2、およびノブ群7、6をスナップ止めすることがで
き、組み込み時の手間をより少なくすることができる。
さらに、この実施例ではアーム部13、23をノーズ枠
1の奥行き方向に沿って設けたことから、該アーム部1
3、23の長さ寸法を十分なものに設定することができ
る。したがって、該アーム部13、23に形成されたヒ
ンジ部13a、23aが前記キートップ11、21の押
圧時に容易に弾性変形可能であり、操作性の優れたスイ
ッチ装置を得ることができる。なお、この実施例では表
示板31をノーズ枠1の表面に付着したが、ノーズ枠1
の表面に二色成型などの方法により表示文字等を一体的
に設けることもできる。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
2列のキートップ群をそれぞれの各列ごとに一体成型し
たので、スイッチ装置を組み立てる際、ノーズ枠に一方
のキートップ群を組み込んだ後、他方のキートップ群を
組み込むことができ、これによって、ノーズ枠に複数個
のキートップ単品を順次組み込む場合と比べて、組み込
み作業に要する手間を少なくすることができる。また、
上記のようにキートップ群が各列ごとに一体成型されて
いることから、該キートップ群のアーム部にアンダーカ
ット加工を施す必要がなくなり、したがって、成型金型
の費用が低減できるとともに比較的簡単に成型すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るスイッチ装置が組み込
まれた電気製品の断面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のスイッチ装置に備えられる上段ノブ群を
示す別方向からの断面図である。
【図4】図1のスイッチ装置に備えられる上段ノブ群の
正面図である。
【図5】図4の上段ノブ群の平面図である。
【図6】図4の上段ノブ群を裏面側から見た図である。
【図7】図4の上段ノブ群の側面図である。
【図8】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図9】図1のスイッチ装置に備えられる下段ノブ群の
正面図である。
【図10】図9の下段ノブ群の側面図である。
【図11】図9のB−B線に沿う断面図である。
【図12】図2のC−C線に沿う断面図である。
【図13】図1のスイッチ装置に備えられる導光体の平
面図である。
【図14】図13の導光体の正面図である。
【符号の説明】
1 ノーズ枠 4 スイッチ装置 6、7 ノブ群 8 表示部 10 プッシュスイッチ(スイッチ素子) 11 キートップ 12 アクチュエータ部 13 アーム部 14 第1の連結板 21 キートップ 22 アクチュエータ部 23 アーム部 24 第2の連結板 32 導光体 33 光源 41、42 壁部 47 係止部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面にアクチュエータ部を有する複数個
    のキートップと、これらアクチュエータ部によって操作
    される複数のスイッチ素子と、表示部を有するノーズ枠
    と、前記表示部に光源からの射出光を導く導光体とを備
    え、前記各キートップ部を前記ノーズ枠よりそれぞれ露
    出すると共に、これらキートップを前記表示部を介して
    2列に配置したスイッチ装置において、前記各列のキー
    トップ群を弾性を有するアーム部を介して第1の連結板
    と第2の連結板とにそれぞれ一体成型し、これら第1お
    よび第2の連結板を重ね合わせるとともに、これら第1
    および第2の連結板と前記表示部との間に前記導光体を
    配置したことを特徴とするスイッチ装置。
JP6186392U 1992-09-02 1992-09-02 スイッチ装置 Expired - Lifetime JP2557337Y2 (ja)

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JPH0626129U JPH0626129U (ja) 1994-04-08
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