JPH0626129U - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH0626129U
JPH0626129U JP6186392U JP6186392U JPH0626129U JP H0626129 U JPH0626129 U JP H0626129U JP 6186392 U JP6186392 U JP 6186392U JP 6186392 U JP6186392 U JP 6186392U JP H0626129 U JPH0626129 U JP H0626129U
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connecting plate
nose frame
switch device
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key tops
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康雄 石井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2列に配列されたキートップ群をノーズ枠に
組み込む手間を少なくする。 【構成】 複数のキートップ11にそれぞれアーム部1
3を介して第1の連結板14を一体成型した上段ノブ群
6と、複数のキートップ21にそれぞれアーム部23を
介して第2の連結板24を一体成型下段ノブ群7とを、
それぞれの連結板14、24が互いに重なり合うように
ノーズ枠1に組み込み、該連結板14の裏面をノーズ枠
1に設けた係止部47によりスナップ止めする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、カーラジオやカーステレオなどの車載用電気製品に組み込まれるス イッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カーラジオやカーステレオなどの車載用電気製品において、複数のキートップ を2列に配列し、各列のキートップ群の間に各キートップの機能などを表示する ための表示部を設けたスイッチ装置が実用化されている。
【0003】 前記各キートップは、前記電気製品の前面パネルを形成するノーズ枠の開口よ り突出し、周縁に形成した鍔部によってノーズ枠からの脱落が防止されている。 各キートップの裏面にはアクチュエータ部が突出形成されており、キートップを 押圧するとアクチュエータ部によってプッシュスイッチなどのスイッチ素子が動 作されるようになっている。前記表示部は、例えば遮光性樹脂の一部に各キート ップの機能表示に対応する光透過部を形成した表示板からなり、この表示板は前 記ノーズ枠の表面に設けられている。さらに、表示板の背後には、アクリル樹脂 などの光透過性を有する合成樹脂板からなる導光体が配置され、該導光体はその 端面に配置された光源からの射出光を前記表示部まで導く。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のスイッチ装置では、複数個のキートップ単品をノーズ枠の裏面 側から順次組み込むようになっており、組立てに比較的多くの手間を要するとい う問題があった。そこで、このような問題を解決する一手段として、例えば各列 のキートップ群の全てを合成樹脂で一体成型することも考えられるが、その場合 、各キートップにヒンジ部を設けてこれらを独立操作させる必要があるため、ア ンダーカット加工を含めて成型金型が複雑になり、コストが著しく高騰するとい う別の問題が発生する。
【0005】 本考案はこのような従来技術における実情に鑑みてなされたもので、その目的 は、安価で組立作業性に優れたスイッチ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案は、裏面にアクチュエータ部を有する複数個 のキートップと、これらアクチュエータ部によって操作される複数のスイッチ素 子と、表示部を有するノーズ枠と、前記表示部に光源からの射出光を導く導光体 とを備え、前記各キートップ部を前記ノーズ枠よりそれぞれ露出すると共に、こ れらキートップを前記表示部を介して2列に配置したスイッチ装置において、前 記各列のキートップ群を弾性を有するアーム部を介して第1の連結板と第2の連 結板とにそれぞれ一体成型し、これら第1および第2の連結板を重ね合わせると ともに、これら第1および第2の連結板と前記表示部との間に前記導光体を配置 したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案は上記のように、2列のキートップ群をそれぞれの各列ごとに一体成型 したので、スイッチ装置を組み立てる際、ノーズ枠に一方のキートップ群を組み 込んだ後、他方のキートップ群を組み込むことができ、これによって、ノーズ枠 に複数個のキートップ単品を順次組み込む場合と比べて、組み込み作業に要する 手間を少なくすることができる。また、上記のようにキートップ群が各列ごとに 一体成型されていることから、該キートップ群のアーム部にアンダーカット加工 を施す必要がなくなり、したがって、成型金型の費用が低減できるとともに比較 的簡単に成型することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1は本考案の一実施例に係るスイッチ装置が組み込まれた電気製品の断面図 、図2は図1の正面図、図3は図1のスイッチ装置に備えられる上段ノブ群を示 す別方向からの断面図、図4は図1のスイッチ装置に備えられる上段ノブ群の正 面図、図5は図4の上段ノブ群の平面図、図6は図4の上段ノブ群を裏面側から 見た図、図7は図4の上段ノブ群の側面図、図8は図4のA−A線に沿う断面図 、図9は図1のスイッチ装置に備えられる下段ノブ群の正面図、図10は図9の 下段ノブ群の側面図、図11は図9のB−B線に沿う断面図、図12は図2のC −C線に沿う断面図、図13は図1のスイッチ装置に備えられる導光体の平面図 、図14は図13の導光体の正面図である。なお、図3はノーズ枠の一部を取り 除いた状態で上段ノブ群を上から見た図である。
【0009】 これらの図において、1は電気製品、例えば車載用音響機器の外殻を形成する ノーズ枠を示し、該ノーズ枠1は図示しない取付母材に取付けられている。前記 ノーズ枠1には、表面より突出する種々の操作用つまみ2と、図示しないカセッ トテープが差し込まれるカセット差込口3、および後述するスイッチ装置4など が設けられている。
【0010】 このスイッチ装置4は、図1に示すように、合成樹脂からそれぞれ一体成型さ れた一対の上段ノブ群6および下段ノブ群7と、これら一対のノブ群6、7の間 に設けられた表示部8と、前記ノーズ枠1内に配置されたプリント基板9に実装 された複数個のスイッチ素子、例えば12個のプッシュスイッチ10とからなっ ている。
【0011】 前記上段ノブ群6は、図3に示すように、一部が前記ノーズ枠1よりそれぞれ 露出する6個のキートップ11と、各キートップ11の裏面より突出し、それぞ れ前記プッシュスイッチ10と対向するアクチュエータ部12と、前記キートッ プ11の裏面より突出し、該キートップ11を弾性的に支持するアーム部13と 、該アーム部13を介して前記キートップ11を順次連結する連結部、例えば第 1の連結板14とからなっている。該第1の連結板14には、図4に示すように 、3個の孔15が設けられるとともに、両側端に3組の切欠き16が設けられて いる。前記アーム部13は、図3に示すように、各キートップ11に対して2本 ずつ並設され、その先端がプリント基板9に当接する。図7および図8に示すよ うに、各アーム部13には薄肉状のヒンジ部13aが形成されており、前記キー トップ11の押圧時に該ヒンジ部13aが弾性変形することによって、各キート ップ11は独立的に押圧操作できるよう支持されている。
【0012】 同様に下段ノブ群7は、図2に示すように、一部が前記ノーズ枠1よりそれぞ れ露出する6個のキートップ21と、図10および図11に示すように、各キー トップ21の裏面より突出し、それぞれ前記プッシュスイッチ10と対向するア クチュエータ部22と、前記キートップ21の裏面より突出し、該キートップ2 1を弾性的に支持するアーム部23と、該アーム部23を介して前記キートップ 21を順次連結する連結部、例えば第2の連結板24とからなっている。この第 2の連結板24の裏面には、前記孔15に係合する3個の突起25が設けられ、 両側端には図9に示すように、前記切欠き16に対向する3組の切欠き26が設 けられている。前記アーム部23も前述した上段ノブ群6側のアーム部13と同 様であり、図10および図11に示すように、ヒンジ部23aが形成されている 。
【0013】 前記表示部8は、図1に示すように、ノーズ枠1の表面に設けられた表示板3 1と、該表示板31の背後に設けられた導光体32と、図2に示すように、該導 光体32の端面にそれぞれ対向して設けられた一対の光源33とからなっている 。前記表示板31は、各キートップ11、21の機能表示に対応する部分のみを 光透過性とし、それ以外を遮光性としたもので、ノーズ枠1の表面に貼着されて いる。また、前記導光体32は、図13に示すように、2つの異なる面34a、 34bからなり略V字形の谷状に形成された非平坦面34と、該非平坦面34と 対向する平坦面35とを有しており、この平坦面35が前記表示板31の裏面と 向き合う状態に配置されている。前記非平坦面34には、図14に示すように、 セレーション加工が施されており、すなわち多数本のセレーション溝36が所定 寸法のピッチで形成されている。
【0014】 前記ノーズ枠1には、前記導光体32をはさむ一対の壁部41、42が水平方 向にそれぞれ延設されている。上方の壁部41より裏側へ突出する3本の腕部4 3が前記切欠き16、26と係合し、該腕部43の先端より下方に屈曲した3本 の爪44が前記第1の連結板14裏面の上端をそれぞれ押さえるようになってい る。同様に下方の壁部42より裏側へ突出する3本の腕部45が前記切欠き16 、26と係合し、該腕部45の先端より上方に屈曲した3本の爪46が前記第1 の連結板14裏面の下端をそれぞれ押さえるようになっている。なお、該腕部4 3、45および爪44、46により前記第1および第2の連結板14、24を係 止する係止部47が構成されている。
【0015】 この実施例にあっては、表面に表示板31を設けたノーズ枠1に対し、、該ノ ーズ枠1の裏側より導光体32を差し入れて壁部41、42間に該導光体32を 挿入した後、前記ノーズ枠1にその裏側より下段ノブ群7を差し入れて、第2の 連結板24の切欠き26を係止部47にそれぞれ係合させた状態で該連結板24 を裏側より押し込むと、該係止部47の腕部43、45が弾性変形により広がり 、その結果、前記第2の連結板24が該腕部43、45間に挿入される。さらに 第2の連結板24を押し込むと、前記下段ノブ群7のキートップ21の各一部が ノーズ枠1より露出するとともに、前記連結板24が前記導光体32の裏面、す なわち非平坦面34に対向する。次いで、上段ノブ群6をノーズ枠1にその裏側 より差し入れて、第1の連結板14の切欠き16を係止部47にそれぞれ係合さ せた状態で、該連結板14をノーズ枠1の表側方向に押し込むと、該係止部47 の腕部43、45が弾性変形し、その結果、前記連結板14が該腕部43、45 間に挿入されるとともに、前記上段ノブ群6のキートップ11の各一部がノーズ 枠1より露出する。このとき、前記両連結板14、24は重なり合うとともに、 前記係止部47の腕部43、45が自身の弾性力により当初の状態に復帰するこ とから、該係止部47の爪44、46により前記第1の連結板14の裏面が押さ えられる。このように両連結板14、24が重なり合う状態で前記突起25が前 記孔15に係合することから、これら連結板14、24が一体的に連結される。 また、前記切欠き16、26に前記腕部43、45が係合することから、前記両 連結板14、24の板面方向の移動が規制されている。これによって、第1およ び第2の連結板14、24が係止部46によって係止される。
【0016】 このように構成した実施例では、一対のノブ群6、7はそれぞれ各列ごとに一 体成型されていることから、複数個のキートップ単品をノーズ枠に組み込む場合 と比べて、組み込み作業に要する手間を少なくすることができる。また、ノーズ 枠1の壁部41、42間に導光体32を挿入した後、各ノブ群7、6を係止部4 7の弾性力に抗して順次押し込むことにより、該導光体32、およびノブ群7、 6をスナップ止めすることができ、組み込み時の手間をより少なくすることがで きる。さらに、この実施例ではアーム部13、23をノーズ枠1の奥行き方向に 沿って設けたことから、該アーム部13、23の長さ寸法を十分なものに設定す ることができる。したがって、該アーム部13、23に形成されたヒンジ部13 a、23aが前記キートップ11、21の押圧時に容易に弾性変形可能であり、 操作性の優れたスイッチ装置を得ることができる。なお、この実施例では表示板 31をノーズ枠1の表面に付着したが、ノーズ枠1の表面に二色成型などの方法 により表示文字等を一体的に設けることもできる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、2列のキートップ群をそれぞれの各列 ごとに一体成型したので、スイッチ装置を組み立てる際、ノーズ枠に一方のキー トップ群を組み込んだ後、他方のキートップ群を組み込むことができ、これによ って、ノーズ枠に複数個のキートップ単品を順次組み込む場合と比べて、組み込 み作業に要する手間を少なくすることができる。また、上記のようにキートップ 群が各列ごとに一体成型されていることから、該キートップ群のアーム部にアン ダーカット加工を施す必要がなくなり、したがって、成型金型の費用が低減でき るとともに比較的簡単に成型することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るスイッチ装置が組み込
まれた電気製品の断面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のスイッチ装置に備えられる上段ノブ群を
示す別方向からの断面図である。
【図4】図1のスイッチ装置に備えられる上段ノブ群の
正面図である。
【図5】図4の上段ノブ群の平面図である。
【図6】図4の上段ノブ群を裏面側から見た図である。
【図7】図4の上段ノブ群の側面図である。
【図8】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図9】図1のスイッチ装置に備えられる下段ノブ群の
正面図である。
【図10】図9の下段ノブ群の側面図である。
【図11】図9のB−B線に沿う断面図である。
【図12】図2のC−C線に沿う断面図である。
【図13】図1のスイッチ装置に備えられる導光体の平
面図である。
【図14】図13の導光体の正面図である。
【符号の説明】
1 ノーズ枠 4 スイッチ装置 6、7 ノブ群 8 表示部 10 プッシュスイッチ(スイッチ素子) 11 キートップ 12 アクチュエータ部 13 アーム部 14 第1の連結板 21 キートップ 22 アクチュエータ部 23 アーム部 24 第2の連結板 32 導光体 33 光源 41、42 壁部 47 係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面にアクチュエータ部を有する複数個
    のキートップと、これらアクチュエータ部によって操作
    される複数のスイッチ素子と、表示部を有するノーズ枠
    と、前記表示部に光源からの射出光を導く導光体とを備
    え、前記各キートップ部を前記ノーズ枠よりそれぞれ露
    出すると共に、これらキートップを前記表示部を介して
    2列に配置したスイッチ装置において、前記各列のキー
    トップ群を弾性を有するアーム部を介して第1の連結板
    と第2の連結板とにそれぞれ一体成型し、これら第1お
    よび第2の連結板を重ね合わせるとともに、これら第1
    および第2の連結板と前記表示部との間に前記導光体を
    配置したことを特徴とするスイッチ装置。
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