JP2542792B2 - ユ―ザ作動型のイオン導入式装置 - Google Patents

ユ―ザ作動型のイオン導入式装置

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JP2542792B2
JP2542792B2 JP5516696A JP51669693A JP2542792B2 JP 2542792 B2 JP2542792 B2 JP 2542792B2 JP 5516696 A JP5516696 A JP 5516696A JP 51669693 A JP51669693 A JP 51669693A JP 2542792 B2 JP2542792 B2 JP 2542792B2
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    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/02Details
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    • A61N1/0404Electrodes for external use
    • A61N1/0408Use-related aspects
    • A61N1/0428Specially adapted for iontophoresis, e.g. AC, DC or including drug reservoirs
    • A61N1/0448Drug reservoir

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は一般に、経皮的にすなわち皮膚を通して、医
薬すなわち薬物を患者に供給するためのイオン導入装置
に関し、より詳細には、ユーザが作動することのできる
イオン導入装置及び方法に関する。
発明の背景 近年、経皮的な医薬供給装置は、医薬を投与するため
の手段として益々重要になってきている。そのような装
置は、例えば、胃腸管又は皮膚の刺創を介して医薬を導
入することを避けることができる等の、他の投与形態に
よっては明らかに達成することができない多くの利点を
もたらす。
現在、2つのタイプの医薬供給装置があり、それは、
「受動的」及び「能動的」な装置である。受動的な装置
は、補助を受けずにユーザの皮膚を介して医薬を供給す
る方法であり、その例は、米国特許第3,814,095号(Lub
ens)に開示されるように、局所的な軽減を行うために
局所麻酔を施す場合である。一方、能動的な装置は、イ
オン導入法を用いてユーザの皮膚を通して医薬を供給す
る方法であり、上記イオン導入法は、ステッドマンの医
学辞典(Stedman′s Medical Dictionary)によれば、
「選択した医薬のイオンを電流によって組織の中に導入
する」と定義されている。
本明細書において参照する米国特許第4,820,263号(S
pevak et al.)、米国特許第4,927,408号(Haak et a
l.)、及び、米国特許第5,084,008号(Phipps)に記載
されるような、イオン導入法によって医薬すなわち薬物
を経皮的に供給する通常のイオン導入装置は、陽極(ア
ノード)及び陰極(カソード)の2つの電極から基本的
に構成される。通常は、外部電源から陽極である皮膚に
電流が通され、その電流は陰極に戻る。従って、種々の
目的で医薬の供給を実施するイオン導入法には大きな関
心があった。そのような2つの例として、苦痛を軽減す
るために通常は歯科作業の前に注入されるノボカインの
使用、並びに、通常は局所麻酔薬として供給されるリド
カインの使用がある。
しかしながら、そのような装置の使用には、医薬が商
業的に実用的な在庫寿命をもたらすに適した安定な形態
ではない結果としての貯蔵安定性の如き幾つかの欠点及
び制約が伴っていた。長時間の貯蔵により、治療薬は劣
化して効力が損なわれることがある。また、そのような
装置は、有効な投薬量を供給せず、これにより、性能が
低くなり、投与が完了すると廃棄される多量の医薬を必
要とする。従って、そのような装置は一般に、外来患者
に使用したり医師のオフィスで使用するには実際的なも
のではなかった。その理由は、そのような製品は十分な
在庫寿命を有しておらず、また、患者あるいは医療従事
者はいずれも、所望の効果を得るために所要の時間を待
つことを望まないからである。
従来技術の受動的なタイプの装置の幾つかは、米国特
許第4,911,707号(Heiber et al.)及び米国特許第4,91
7,676号(Heiber et al.)に開示されるように、医薬を
隔離すなわち分離する「破断可能な」部材を用いること
により、そのような制約の1つ、すなわち、貯蔵寿命の
問題を解消又は極力少なくする試みを行っている。しか
しながら、そのような装置の使用に関する制約、特に上
記部材を「破断」させる前の問題が残っている。そのよ
うな破断の際に、医薬は活性化溶液と混合され、装置の
投与効率を制限する。
上述の問題を解消しようとする別の試みは、例えば、
米国特許第4,722,726号(Sanderson et al.)に開示さ
れるように、医薬をチャンバに注入することにより、使
用前に医薬を装置に加えることである。しかしながら、
そのような装置には、特に医薬を注入する時の使用上の
問題が残っている。そのような注入の際には、身体障害
者又は何等かの機能障害あるいは制約を受けている人は
特に、そのような装置を使用するのが困難である。ま
た、そのような装置は、競合するイオンが存在する結果
効果的な投与量を供給しない。
効率的な投与を行う装置を提供する試みは、上述のHa
ak et al.の米国特許並びにPhippsの米国特許に記載さ
れるように、2つの隔室を有する構造を採用し、投与す
べき医薬を電解質溶液から分離している。しかしなが
ら、そのような装置は、医薬の劣化を阻止する長期間に
わたる安定性及び貯蔵寿命の需要を解決していない。ま
た、隔室間のゆっくりとした輸送及び平衡により、医薬
形成物が希釈されることがあり、これにより、装置の投
与効率が低下する。
従って、装置の貯蔵、すなわち、在庫寿命並びに投与
効率が最も重要な問題点である上述の従来技術の装置に
伴う問題及び制約を解決するユーザ作動型のイオン導入
装置が望まれて来た。
発明の概要 上述の従来技術の装置とは対照的に、本発明によれ
ば、高い効率の投与量を供給するために使用するに特に
適すると共に、商業的に適した貯蔵寿命をもたらすイオ
ン導入装置を構成することができる。また、本発明の装
置は、ユーザが容易に作動させて医薬を投与することが
できる。そのようなユーザは、患者、医師、看護婦等を
含むことができる。
皮膚、粘膜等の患者の取り付け領域に少なくとも1つ
の医薬を供給するための本発明のユーザ作動型の装置
は、患者の体によって吸収される医薬を患者の取り付け
領域の中に入れるための電極アセンブリ手段と、該電極
アセンブリ手段に関連して設けられる第1のリザーバ
と、患者の取り付け領域に供給される医薬を保持する第
2のリザーバと、上記電極アセンブリ手段、第1のリザ
ーバ及び第2のリザーバを保持する保持手段とを備えて
いる。保持手段は、上記電極アセンブリ手段を上記第1
のリザーバと電気的に接続した状態に保持するための第
1の手段と、作動前に、上記第2のリザーバを上記第1
のリザーバに関して分離した状態に保持し、これによ
り、上記第2のリザーバの中に収容される医薬の劣化及
び希釈を防止する第2の手段とを備え、上記第1のリザ
ーバ及び上記第2のリザーバは、作動時に、互いに接触
して、上記両リザーバの一方を少なくとも部分的に水和
させ、従って、装置の投与効率を増大させると共に、作
動後に、上記第1のリザーバと第2のリザーバとの間の
導電的な接触を可能とする。上記第2のリザーバの中に
保持される医薬は、作動前には、乾燥した状態に維持さ
れる。また、第1のリザーバは、患者の取り付け領域に
供給される第2の医薬を含むことができる。
好ましい実施例においては、第1の手段及び第2の手
段は、屈曲可能な部材に沿って互いにヒンジ式に接続さ
れ、従って、上記保持手段を上記屈曲可能な部材に沿っ
て折り畳み、これにより、第1のリザーバ及び第2のリ
ザーバを互いに導電的に接触させることにより、本装置
を作動させることができる。
別の実施例においては、装置はまた、上記第1のリザ
ーバを上記第2のリザーバから分離させるためのバリア
手段を備えており、該バリア手段を操作することによ
り、上記第1のリザーバ及び第2のリザーバを互いに導
電的に接触させることができる。この実施例において
は、バリア手段は、上方の剥離面と、下方の剥離面と、
上記保持手段から伸長するプルタブとを備えるようにな
され、従って、タブを引っ張って上記バリアを装置から
取り除くことによって、装置を作動させることができ
る。
皮膚、粘膜等の患者の取り付け領域を介して少なくと
も1つの医薬をイオン導入法によって供給する方法は、
電極アセンブリ及び第1のリザーバを含む装置の第1の
部分を露出させる工程と、上記第1の部分とは別個であ
り患者に供給すべき医薬を収容する第2のリザーバを含
む装置の第2の部分を露出させる工程とを備えている。
本装置の第1の部分の第1のリザーバは、装置の第2の
部分の第2のリザーバと導電的に接触し、これらリザー
バの一方を少なくとも部分的に水和させると共に、組合
わされた部分を形成し、装置の該組合わされた部分が、
患者の処置すべき領域に取り付けられる。また、装置を
通って取り付け領域の中へ電流が流れ、患者の体の中へ
医薬を入れる。
別の実施例においては、装置を作動させる前に、ま
た、装置を患者の取り付け領域に取り付ける前に、水和
溶液が患者の領域に付与される。
皮膚、粘膜等の如き患者の取り付け領域を介して少な
くとも1つの医薬を供給するための本発明のユーザ作動
型のイオン導入装置は、第1の部分及び第2の部分を備
えている。第1の部分は、電極アセンブリ及び第1のリ
ザーバを含み、第2の部分は、第2のリザーバを含む。
電極アセンブリは、患者の体によって吸収されるように
医薬を患者に入れるための電極手段を有している。導電
性の第1のリザーバは、患者の取り付け領域に供給され
る活性化合物を収容し、第2のリザーバは、患者の取り
付け領域に供給される血管作動薬を収容する。また、保
持手段が、第1の部分及び第2の部分を互いに分離した
状態に保持し、電極アセンブリを第1のリザーバと電気
的に接続した状態に保持すると共に、作動前には、第2
のリザーバに収容される血管作動薬を第1の部分に関し
て分離された状態に保持する。このようにすると、作動
時には、第1のリザーバ及び第2のリザーバが互いに導
電的に接触し、両リザーバの少なくとも一方が少なくと
も部分的に水和される。
また、作動時には、血管作動薬が2つのリザーバの境
界面で溶解し、血管作動薬は、患者の取り付け領域に接
触することができる。また、血管作動薬は最初に、活性
化合物から分離されて乾燥した状態にすることができ、
貯蔵時には、保持手段が封止されて第1の部分を完全な
状態に保持する。更に、活性化合物は、リドカインの如
き局所麻酔薬を含むことができ、また、血管作動薬は、
アドレナリンの如き血管収縮化合物を含むことができ
る。
図面の簡単な説明 本発明の種々の特徴、目的、利益並びに利点は、同一
の符号が対応する構成要素を示している図面を参照し
て、以下の好ましい実施例の詳細な説明、並びに、添付
の請求の範囲を読むことにより明らかとなろうが、図面
においては、 図1A及び図1Bは、本発明のユーザ作動型のイオン導入
式装置の一実施例の概略的な断面図であって、図1Aは、
作動前の装置を示しており、図1Bは作動後の装置を示し
ており、 図2は、本発明の装置の他の実施例の作動前の状態を
示す概略的な断面図であり、 図3A及び図3Bは、本発明の装置の更に別の実施例の作
動前の状態を示す概略的な断面図であり、 図4A及び図4Bは、第2の医薬リザーバを備える本発明
の装置の別の実施例の作動前並びに作動後の状態を示す
概略的な断面図であり、 図5は、装置の別の実施例の作動前の状態を示す概略
的な断面図であり、 図6A、図6B及び図6Cは、本発明の装置の更に別の実施
例の概略図であって、図6Aは、作動前の装置を示す断面
図であり、図6Bは、作動前の装置を示す底面図であり、
図6Cは、作動後の装置を示す側方断面図である。
好ましい実施例の詳細な説明 本発明のユーザ作動型のイオン導入式装置が、図1乃
至図6に示されており、その全体は符号10で示されてい
る。図1A及び図1Bを参照すると、本発明の装置すなわち
パッチ10は、少なくとも1つの電極を有する電極アセン
ブリ12と、電極リザーバ14と、少なくとも1つの医薬リ
ザーバ16とを備えており、上記電極アセンブリ、電極リ
ザーバ並びに医薬リザーバは、パウチ又は他の適宜な構
造体18の中に保持すなわち収容されている。当業界では
周知のように、リターン電極は、アセンブリ12に組み込
むか、あるいは、別個に設けることができる。
好ましい実施例においては、装置は、分割あるいは他
の方法により2つの部分に分けられており、一方(第
1)の部分20は、電極アセンブリ12と、電極リザーバ14
とを含み、該電極リザーバは、電極アセンブリに隣接し
て位置して電解質26を保持している。他方(第2)の部
分22は、医薬リザーバ16を含んでおり、該医薬リザーバ
は、イオン化した又はイオン化可能な形態であるのが好
ましく、イオン導入法により供給されるべき薬物すなわ
ち医薬28を保持している。特定の電解質が本発明に対し
て必須の要件ではなく、単に選択の問題である。しかし
ながら、この実施例においては、電解質は、水溶液、ゲ
ル基質(ゲルマトリックス)又は他の状態の塩化ナトリ
ウムを含むことができる。
パウチ18は、少なくとも2つの隔室30、32を有してお
り、一方(第1)の隔室30は、装置の第1の部分20を収
容しており、また、他方(第2)の隔室32は、他方(第
2)の部分22を収容している。2つの隔室30、32は、屈
曲可能な部材34に沿って互いにヒンジ式に接続されてお
り、剥離可能なライナ36が、2つの隔室を封止してい
る。このようにすると、医薬は、使用前に水和すること
のできる乾燥状態で、あるいは、基質の中に安定化され
た状態で、若しくは、基材上に担持された状態で、貯蔵
又は他の方法で第1の部分から隔離することができる。
また、医薬は、低分子ポリエチレングリコール又はグリ
セリンの如き非水性溶媒の中に貯蔵することができる。
医薬は、そのような非水性溶媒の中で安定化することが
できるものとすることができ、また、溶液(イオン化し
た又はイオン化可能な医薬を有する)は、特定の医薬又
は医薬の組み合わせに応じて、適宜な電解質とすること
ができる。そのような溶媒はまた、ゲル基質の中の湿潤
薬として使用することができる。
少なくとも1つのバリア38を電極リザーバ14と医薬リ
ザーバ16との間でその一方又は他方に隣接して設け、図
1Bに示すように上記2つの部分すなわちリザーバが互い
に導電的に接触した時に、これら2つのリザーバの間の
イオンの輸送を制限することができる。この実施例に使
用されている特定のバリアは、本発明にとって重要なも
のではなく、その特定の治療の用途に応じて、Haak et
al.and Phippsの米国特許に記載されるどのような隔膜
又は形態をも含むことができる。
好ましい実施例においては、上記2つの部分は、最初
に剥離ライナ36を取り除いてこれら2つの部分20、22を
露出させ、屈曲可能な部材に沿って装置を折り畳むかあ
るいは他の方法で曲げて互いに接触させることにより、
互いに接触させられる。別の実施例においては、屈曲可
能な部材34は、2つの隔室を物理的に分離して次に互い
に接触することを可能とする破断可能な又は穿孔された
部材とすることができる。
当業界においては周知のように、次に装置を患者に取
り付けて電極アセンブリ12の電極に電圧を印加し、患者
の皮膚60に電流を流してイオン医薬を皮膚及び組織に入
れ、患者の体に吸収させる。また、本発明の装置は、所
望の治療並びに投与すべき医薬に応じて、粘膜の如き体
の他の領域に適用することもできることを理解する必要
がある。
本発明の別の実施例が、図2にその全体を符号210で
示されており、装置の2つの部分220、222は、単一の構
造体218の中に収容され、バリア240によって分離されて
いる。バリア240は、上方の剥離面242と、下方の剥離面
244と、上記構造体から伸長するプルタブ246とを備えて
いる。上記剥離面は、バリアがリザーバ214、216の如き
装置の隣接する部分に接着するのを防止するために設け
られている。
装置210はまた、該装置を患者の皮膚に接着するため
の接着剤層248を備えることができる。しかしながら、
本装置を患者に取り付ける前に、タブ246を引っ張るこ
とによりバリア240を装置から取り除き、電極リザーバ2
14及び医薬リザーバ216を互いに導電的に接触させる。
2つの部分の2つのリザーバ214、216を取り付けの前
に分離し、これにより、例えば、そのようなリザーバの
間のゆっくりとした輸送又は平衡状態によるか、あるい
は医薬形成物の希釈を生じさせて投与物の効果を減少さ
せる他の作用による、医薬の劣化を防止すると同時に、
作動後にリザーバの間の導電的な接触を許容するもので
あれば、他の形態のバリアを使用することができること
を理解する必要がある。この実施例においては、バリア
は、取り除かれることにより装置を作動させることので
きる蒸気/液体不透過性のバリアである。
本発明の装置の更に別の実施例が図3に示されてお
り、この装置は、別個の構造体318A、318Bの中に収容さ
れた2つの別個の部品310A、310Bを備えており、第1の
部品は、第1の部分320を有しており、また、第2の部
品は、第2の部分322を有しており、これら第1及び第
2の部品は、これら各々の部品から剥離ライナ336A、33
6Bを取り除いた後に、互いに接触することができる。こ
の実施例は、第1の部分320が共通のすなわち汎用的な
要素であり、第2の部分322が、その中に収容される医
薬すなわち薬物、並びに、患者に施す所望の治療/処置
に応じて使用するように選択される状況において使用す
るのに好ましい。このようにすると、第1の部分320
は、種々の医薬を有するように製造あるいは別の方法で
生産された別個の第2の部分322と共に使用することが
できる。
図4A及び図4Bに示す実施例においては、装置はその全
体を符号410で示されており、該装置は、屈曲可能な部
材434によって各々分離された3つの隔室430、432、433
を有するパウチあるいは適宜な構造体418を備えてい
る。第1の隔室430は、電極アセンブリ412及び電極リザ
ーバ414を収容しており、第2の隔室は、医薬リザーバ4
16を収容しており、第3の隔室は、患者の皮膚460に接
触する第2の医薬リザーバ417を収容している。
別の実施例においては、図5に示すように、装置510
の第3の部分が、可撓性の部材550を備えることがで
き、該可撓性の部材に第2の医薬リザーバ517を取り付
けることができる。この実施例においては、可撓性の部
材550は、既存の剥離ライナ536と、第2の剥離ライナ53
7とを備え、これらライナの間に第2の医薬リザーバ517
が挟まれる。
別の実施例が、その全体を符号610によって図6A、図6
B及び図6Cに示されている。この装置は、電極アセンブ
リ612と、電極リザーバ及び第1の医薬リザーバを組み
合わせた第1のリザーバ615と、第2のリザーバ617とを
備えている。これらの構成要素は、構造体618の中に収
容され、裏当てすなわちカバー619によって覆われてい
る。
第1の部分は、電極アセンブリ612及び第1のリザー
バ615から構成され、また、第2の部分は単に、第2の
リザーバ617から構成されている。接着剤層648が、第1
のリザーバの少なくとも一部を包囲し、剥離ライナ636
が、両方の露出された面を覆っている。
第2のリザーバ617の一側部は、可撓性の部材650に取
り付けられており、また、その他側部は第2の剥離ライ
ナ637に取り付けられており、第2のリザーバは、上記
可撓性の部材及び剥離ライナの間に挟まれている。屈曲
可能な部材635が、可撓性の部材650を構造体618の裏当
て619にヒンジ式に接続している。この実施例において
は、裏当ては、例えば、プラスチックが積層されたアル
ミニウムの如き箔材料を含むことができる。
装置610の第1のリザーバ615は、導電性を有してお
り、電極アセンブリ612と導電的に接触することがで
き、また、第2のリザーバ617は、作動前に、第1のリ
ザーバとそれぞれの境界面に沿って導電的に接触するこ
とができる。このようにすると、第1のリザーバ615
は、例えばリドカインの如き局所麻酔薬である活性化合
物がその中に分散されたゲルを収容するために使用する
ことができ、また、第2のリザーバ617は、アドレナリ
ンの如き血管作動薬を収容するために使用することがで
きる。血管作動薬を加えると、血管が収縮することによ
り、取り付けられた領域に局所麻酔薬が更に集中し、こ
れにより、皮膚の無痛覚の深さ又は程度、並びに、所望
の効果の持続時間が大幅に増大することが判明した。
血管作動薬は装置の作動時に、水溶性の流体の中にお
けるその溶解性のために、リザーバの境界面で溶解する
ことができる。従って、装置を患者の皮膚660の適宜な
領域に取り付けて血管作動薬を皮膚に接触させた後に、
電流を印加することができる。局所麻酔薬及び活性化合
物は、イオン導入法による投与の期間の間に一緒に作用
する。
室温における通常の貯蔵の間に、水性溶液中のアドレ
ナリンの如き不安定な物質が酸化及び加水分解するの
で、特別な予防措備を行わなければ、血管収縮薬として
の血管作動物質の活性が減少することが判明した。その
ような事前の予防措置は、活性薬用の容器の中の酸素を
完全に除去すること、並びに、局所麻酔薬及びアドレナ
リンの複合された溶液を容器に充填するプロセスの間に
窒素の層流を使用することを含む。
好ましい実施例においては、貯蔵の間に構造体618を
封止して水性溶液を完全な状態に保持し、血管作動薬を
貯蔵の間に局所麻酔溶液から分離して乾燥した状態に保
持することにより、血管作動薬を局所麻酔薬(活性化合
物)から分離させて乾燥した状態に維持することができ
る。血管作動薬は、例えば、コットン繊維、プラスチッ
クの織糸等の局所麻酔薬(活性化合物)を保持する第1
のリザーバ615と同じ表面積を有するキャリア材料の中
に均質に分布された乾燥した状態に保持されるのが好ま
しい。
乾燥した状態のアドレナリン、すなわち、単位長さ当
たりに所定の量のアドレナリンが含浸された木綿又はプ
ラスチックの織糸を含むアドレナリン糸が、本発明の装
置に使用するに適していることが判明した。上記形成物
の中に存在する乾燥アドレナリンの安定性は、室温で5
年以上貯蔵した場合でも、極めて良好であることが判明
した。
第1のリザーバ615の中に収容されて電解質のために
使用されるゲルはまた、接着剤として作用し、接着剤層
648の必要性を排除する。また、多孔性の接着剤を用い
ることができる。
以下に挙げる形成物が、図6A、図6B及び図6Cに示す本
発明の装置610の実施例と共に使用することができる。
例1 塩酸リドカインに相当する塩酸リドカイン一水和物150
mg 純水 1 ml 塩酸リドカイン一水和物を純水の中に溶解する。その
溶液を、Vetx(登録商標)又はPorex(登録商標)の如
きセルロース又はプラスチックの薄い材料の中に吸収さ
せる。
例2 塩酸ロピバカインに相当する塩酸ロピバカイン一水和物
35 mg 純水 1 ml 塩酸ロピバカイン一水和物を純水の中に溶解する。そ
の溶液を、セルロース又はプラスチックの薄い材料の中
に吸収させる。
例3 塩酸リドカインに相当する塩酸リドカイン―水和物20 m
g 純水 1 ml 例2と同様に調整して準備する。
例4 アドレナリン基剤 1.68 g 塩酸 5.04 ml ピロ亜硫酸ナトリウム 0.10 g テトラセミン二ナトリウム 0.05 g 純水 100 g 水の量を変えることにより、種々の含有量の血管作動
薬を有する溶液を得る。血管作動薬に浸されるキャリア
材料は、木綿糸、合成繊維又は紙である。キャリア材料
に血管作動溶液を浸し、そのキャリア材料が乾燥するま
で溶液を蒸発させる。
例5 フェリプレシン、オクタプレシン(登録商標) 3.15 IU 貯蔵液 25 IU/ml 純水 100 g 水の量を変えることにより、種々の含有量のフェリプ
レシンペプチドを有する溶液を得る。ペプチドに浸され
るキャリア材料は、木綿糸、合成繊維又は紙である。キ
ャリア材料をペプチドに浸し、キャリア材料が乾燥する
まで溶液を蒸発させる。
また、フェリプレシンの如きペプチドが適当であるこ
とが判明した。塩酸塩の形態の局所麻酔薬又はペプチド
である活性成分、並びに、血管収縮薬(アドレナリンが
好ましい)は共に、水溶液に容易に溶けるのは好まし
い。
従って、本発明の種々の実施例が、少なくとも1つの
活性化合物を隔離する必要のある場合に使用することが
できる。上に使用した医薬及び活性化合物は、治療化合
物、診断薬等のような薬剤をも意味する。
特定の材料のマトリックス又は製造方法は本発明にと
って重要ではない。例えば、医薬は、不織材料、スクリ
ーン又はスクリムの如き不活性あサポートすなわち担
体、又は、ナイロン、ポリエチレン及びポリプロピレン
の如き種々の微孔性のサポートすなわち担体上で噴霧乾
燥することができる。また、医薬を軟膏又は液体の中に
分散させて成型し、サポート上で乾燥させることができ
る。更に、医薬を分散剤又は水溶性のポリマと混合し、
水の中で迅速に溶解する乾燥したウエーハ又はペレット
に圧入することができる。医薬は、水を加えることによ
り迅速に水和することができる脱水ゲルの中に均一に分
散させることができる。
特定の水又は水和の機構は本発明にとって重要ではな
く、乾燥医薬の隔室付近の隔室の中に貯蔵される水溶液
を用いることができ、あるいは、体からの水分(取り付
け部位の閉塞に起因する)が、医薬リザーバに必要な水
を供給して医薬形成物を溶解させることができる。ま
た、別個のパウチの中にあるタオル又は濡れたパッドを
装置と共に準備し、患者に取り付ける前に、取り付け部
位及び/又は医薬リザーバを湿らせることができる。別
法として、スプレーとして水分を与えることができる。
医薬の形成物又は状態に応じて特性の手段を選択するこ
とができる。
また、本発明をイオン導入法に関連して説明したが、
本発明は、他の能動的な導入原理、すなわち、電場の中
で一方又は他の電極、陽極又は陰極に向かって粒子が移
動する電気泳動、並びに、電場によって生ずる水の全体
の流れに起因して非帯電化合物が搬送される電気浸透の
如き駆動力に関連して用いることができることを理解す
る必要がある。更に、患者は、人間並びに動物とするこ
とができる。
当業者が本発明の装置を実施することができるように
本発明の好ましい実施例を説明したが、以下の請求の範
囲に記載される本発明の概念及び意図から逸脱すること
なく種々の変形例及び変更例を採用することができるこ
とを理解する必要がある。上の説明は例示であって、本
発明の範囲を限定するために用いるべきではない。本発
明の範囲は、以下の請求の範囲を参照することによって
のみ判断されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デヌジオ,ジョン・ディー アメリカ合衆国ノース・カロライナ州 27516,チャペル・ヒル,オレンジ・カ ウンティ,ノース・ホーウィック・スト リート 1909 (72)発明者 ホーク,ランダル・エイ アメリカ合衆国ノース・カロライナ州 27513,キャリー,ウエイク・カウンテ ィ,スティール・トラップ・コート 107 (56)参考文献 特表 平7−507464(JP,A) 米国特許5158537(US,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】皮膚、粘膜等の患者の取り付け領域へ少な
    くとも1つの医薬を供給するためのユーザ作動型の装置
    において、患者の体によって吸収されるように医薬を患
    者の取り付け領域に入れるための電極アセンブリ手段
    と、 前記電極アセンブリ手段に関して相対的に位置する第1
    のリザーバと、 患者の取り付け領域に供給される医薬を収容する第2の
    リザーバと、 前記電極アセンブリ手段、第1のリザーバ及び第2のリ
    ザーバを保持するための保持手段とを備え、該保持手段
    は、前記電極アセンブリ手段を前記第1のリザーバと電
    気的に接続した状態に保持するための第1の手段を含
    み、前記保持手段はまた、作動前には、前記第2のリザ
    ーバを前記第1のリザーバに関して分離した状態に保持
    して前記第2のリザーバの中に収容される医薬の劣化及
    び希釈を防止し、作動時には、前記第1のリザーバ及び
    第2のリザーバを互いに接触させて両リザーバの一方を
    少なくとも部分的に水和させて当該装置の投与効率を向
    上させ、作動後には、前記第1のリザーバと第2のリザ
    ーバとの間の導電性の接触を許容する第2の手段を含む
    ことを特徴とするユーザ作動型の装置。
  2. 【請求項2】請求項1のユーザ作動型の装置において、
    前記第1の手段及び第2の手段は、屈曲可能な部材に沿
    って互いにヒンジ式に接続され、これにより、前記保持
    手段を前記屈曲可能な部材に沿って折り畳み、前記第1
    のリザーバ及び第2のリザーバを互いに導電的に接触さ
    せることにより作動させることができることを特徴とす
    るユーザ作動型の装置。
  3. 【請求項3】請求項1のユーザ作動型の装置において、 前記第1のリザーバを前記第2のリザーバから分離し、
    操作されることにより前記第1のリザーバ及び第2のリ
    ザーバを互いに導電的に接触させることのできるバリア
    手段を更に備え、 前記バリア手段は、上方の剥離面と、下方の剥離面と、
    前記保持手段から伸長するプルタブとを有し、これによ
    り、前記タブを引っ張って前記バリアを当該装置から取
    り除き、前記第1のリザーバ及び第2のリザーバを互い
    に導電的に接続することにより作動させることができる
    ことを特徴とするユーザ作動型の装置。
  4. 【請求項4】請求項1のユーザ作動型の装置において、
    前記第1のリザーバは、患者の取り付け領域に供給され
    る第2の医薬を含み、前記両医薬の少なくとも一方は、
    作動前に乾燥した状態に保持されることを特徴とするユ
    ーザ作動型の装置。
  5. 【請求項5】請求項1のユーザ作動型の装置において、
    前記第1のリザーバと前記第2のリザーバとの間に設け
    られ、前記2つのリザーバが互いに導電的に接続された
    時に、競合するイオンの存在を制限する少なくとも1つ
    のバリアを更に備えることを特徴とするユーザ作動型の
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1のユーザ作動型の装置において、
    前記第1の手段は隔室を含み、前記第2の手段も隔室を
    含み、一方の隔室が、前記電極アセンブリ手段及び前記
    第1のリザーバを収容し、また、他方の隔室が、前記第
    2のリザーバを収容し、前記両隔室は、屈曲可能な部材
    に沿って互いにヒンジ式に接続され、剥離ライナが前記
    2つの隔室を封止し、これにより、供給される医薬を収
    容する前記第2のリザーバは、前記第1のリザーバから
    分離された状態で貯蔵することができ、また、前記屈曲
    可能な部材に沿って当該装置を折り畳んで前記第1のリ
    ザーバ及び前記第2のリザーバを互いに導電的に接触さ
    せることにより作動することができることを特徴とする
    ユーザ作動型の装置。
  7. 【請求項7】皮膚、粘膜等の患者の取り付け領域を介し
    て少なくとも1つの医薬を供給するためのユーザ作動型
    のイオン導入装置において、 電極アセンブリ及び第1のリザーバを含む第1の部分、
    並びに、第2のリザーバを含む第2の部分を備え、 前記電極アセンブリは、患者の体によって吸収される医
    薬を患者の中へ入れるための電極手段を有しており、 導電性を有する前記第1のリザーバは、患者の取り付け
    領域に供給される活性化合物を収容しており、 前記第2のリザーバは、患者の取り付け領域に供給され
    る血管作動薬を収容しており、 また、当該装置は、前記第1の部分及び前記第2の部分
    を互いに分離した状態で保持するための保持手段を備
    え、前記第2のリザーバによって収容される前記血管作
    動薬は、作動前には、前記第1の部分に関して分離され
    た状態に保持され、作動時には、前記第1のリザーバ及
    び第2のリザーバが、互いに導電的に接触することがで
    き、前記リザーバの少なくとも一方が少なくとも部分的
    に水和されることを特徴とするユーザ作動型のイオン導
    入装置。
  8. 【請求項8】請求項7のユーザ作動型のイオン導入装置
    において、作動時には、前記血管作動薬は、前記2つの
    リザーバの境界面において溶解し、前記血管作動薬が、
    電流を与えるべき患者の取り付け領域に接触することが
    できることを特徴とするユーザ作動型のイオン導入装
    置。
  9. 【請求項9】請求項7のユーザ作動型のイオン導入装置
    において、前記血管作動薬は最初に、貯蔵の間には前記
    第1の部分を完全な状態で保持するように封止された前
    記保持手段によって前記活性化合物から分離された状態
    で、あるいは、キャリア材料の中に均質に分布された状
    態で乾燥された形態にあり、これにより、前記血管作動
    薬は、貯蔵の間には、水溶液を前記第1の部分の中に保
    持するように封止された前記保持手段によって前記活性
    化合物から分離された状態で乾燥した形態に維持される
    ことができることを特徴とするユーザ作動型のイオン導
    入装置。
  10. 【請求項10】請求項7のユーザ作動型のイオン導入装
    置において、前記第1のリザーバは導電性のゲルの如き
    電解質を含み、前記活性化合物は局所麻酔薬を含み、ま
    た、前記血管作動薬は血管収縮化合物を含み、前記局所
    麻酔薬はリドカインであり、前記血管収縮化合物はアド
    レナリンであることを特徴とするユーザ作動型のイオン
    導入装置。
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