JPH07504110A - ユーザ作動型のイオン導入式装置 - Google Patents

ユーザ作動型のイオン導入式装置

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JPH07504110A JP5516696A JP51669693A JPH07504110A JP H07504110 A JPH07504110 A JP H07504110A JP 5516696 A JP5516696 A JP 5516696A JP 51669693 A JP51669693 A JP 51669693A JP H07504110 A JPH07504110 A JP H07504110A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ユーザ作動型のイオン導入式装置及びその使用方法発明の分野 本発明は一般に、経皮的にすなわち皮膚を通して、医薬すなわち薬物を患者に供 給するためのイオン導入装置に関し、より詳細には、ユーザが作動することので きるイオン導入装置及び方法に関する。
発明の背景 近年、経皮的な医薬供給装置は、医薬を投与するための手段として益々重要にな ってきている。そのような装置は、例えば、胃腸管又は皮膚の刺創を介して医薬 を導入することを避けることができる等の、他の投与形態によっては明らかに達 成することができない多くの利点をもたらす。
現在、2つのタイプの医薬供給装置があり、それは、「受動的」及び「能動的」 な装置である。受動的な装置は、補助を受けずにユーザの皮膚を介して医薬を供 給する方法であり、その例は、米国特許第3,814,095号(Lubens )に開示されるように、局所的な軽減を行うために局所麻酔を施す場合である。
一方、能動的な装置は、イオン導入法を用いてユーザの皮膚を通して医薬を供給 する方法であり、上記イオン導入法は、ステッドマンの医学辞典(Stedma n’ s Medical Dictionary)によれば、「選択した医薬 のイオンを電流によって組織の中に導入する」と定義されている。
本明細書において参照する米国特許第4,820,263号(Spevaket  al、)、米国特許第4,927,408号(Haak et al、)、及 び、米国特許第5,084,008号(PhjppS)に記載されるような、イ オン導入法によって医薬すなわち薬物を経皮的に供給する通常のイオン導入装置 は、陽極(アノード)及び陰極(カソード)の2つの電極から基本的に構成され る。通常は、外部電源から陽極である皮膚に電流が通され、その電流は陰極に戻 る。従って、種々の目的で医薬の供給を実施するイオン導入法には大きな関心が あった。そのような2つの例として、苦痛を軽減す名ために通常は歯科作業の前 に注入されるノポカインの使用、並びに、通常は局所麻酔薬として供給されるリ ドカインの使用がある。
しかしながら、そのような装置の使用には、医薬が商業的に実用的な在庫寿命を もたらすに適した安定な形態ではない結果としての貯蔵安定性の如き幾つかの欠 点及び制約が伴っていた。長期間の貯蔵により、治療薬は劣化して効力が損なわ れることがある。また、そのような装置は、有効な投薬量を供給せず、これによ り、性能が低くなり、投与が完了すると廃棄される多量の医薬を必要とする。
従って、そのような装置は一般に、外来患者に使用したり医師のオフィスで使用 するには実際的なものではなかった。その理由は、そのような製品は十分な在庫 寿命を有しておらず、また、患者あるいは医療従事者はいずれも、所望の効果を 得るために所要の時間を待つことを望まないからである。
従来技術の受動的なタイプの装置の幾つかは、米国特許第4.911.707号 (Hefber et al、)及び米国特許第4.917.676号(Hei ber et al、)に開示されるように、医薬を隔離すなわち分離する「破 断可能な」部材を用いることにより、そのような制約の1つ、すなわち、貯蔵寿 命の問題を解消又は極力少なくする試みを行っている。しかしながら、そのよう な装置の使用に関する制約、特に上記部材を「破断」させる時の問題が残ってい る。そのような破断の際に、医薬は活性化溶液と混合され、装置の投与効率を制 限する。
上述の問題を解消しようとする別の試みは、例えば、米国特許第4. 722゜ 726号(Sanderson et al、)に開示されるように、医薬をチ ャンバに注入することにより、使用前に医薬を装置に加えることである。しかし ながら、そのような装置には、特に医薬を注入する時の使用上の問題が残ってい る。
そのような注入の際には、身体障害者又は何等かの機能障害あるいは制約を受け ている人は特に、そのような装置を使用するのが困難である。また、そのような 装置は、競合するイオンが存在する結果効果的な投与量を供給しない。
効率的な投与を行う装置を提供する試みは、上述のHaak et al、の米 国特許並びにPh1ppsの米国特許に記載されるように、2つの隔室を有する 構造を採用し、投与すべき医薬を電解質溶液から分離している。しかしながら、 そのような装置は、医薬の劣化を阻止する長期間にわたる安定性及び貯蔵寿命の 需要を解決していない。また、隔室間のゆっくりとした輸送及び平衡により、医 薬形成物が希釈されることがあり、これにより、装置の投与効率が低下する。
従って、装置の貯蔵、すなわち、在庫寿命並びに投与効率が最も重要な問題点で ある上述の従来技術の装置に伴う問題及び制約を解決するユーザ作動型のイオン 導入装置が望まれて来た。
発明の概要 上述の従来技術の装置とは対照的に、本発明によれば、高い効率の投与量を供給 するために使用するに特に適すると共に、商業的に適した貯蔵寿命をもたらすイ オン導入装置を構成することができる。また、本発明の装置は、ユーザが容易に 作動させて医薬を投与することができる。そのようなユーザは、患者、医師、看 護婦等を含むことができる。
皮膚、粘膜等の患者の取り付は領域に少なくとも1つの医薬を供給するための本 発明のユーザ作動型の装置は、患者の体によって吸収される医薬を患者の取り付 は領域の中に入れるための電極アセンブリ手段と、該電極アセンブリ手段に関連 して設けられる第1のリザーバと、患者の取り付は領域に供給される医薬を保持 する第2のリザーバと、上記電極アセンブリ手段、第1のリザーバ及び第2のリ ザーバを保持する保持手段とを備えている。保持手段は、上記電極アセンブリ手 段を上記第1のリザーバと電気的に接続した状態に保持するための第1の手段と 、作動前に、上記第2のリザーバを上記第1のリザーバに関して分離した状態に 保持し、これにより、上記第2のリザーバの中に収容される医薬の劣化及び希釈 を防止する第2の手段とを備え、上記第1のリザーバ及び上記第2のリザーバは 、作動時に、互いに接触して、上記両リザーバの一方を少なくとも部分的に水和 させ、従って、装置の投与効率を増大させると共に、作動後に、上記第1のリザ ーバと第2のリザーバとの間の導電的な接触を可能とする。上記第2のリザーバ の中に保持される医薬は、作動前には、乾燥した状態に維持される。また、第1 のリザーバは、患者の取り付は領域に供給される第2の医薬を含むことができる 。
好ましい実施例においては、第1の手段及び第2の手段は、屈曲可能な部材に沿 って互いにヒンジ式に接続され、従って、上記保持手段を上記屈曲可能な部材に 沿って折り畳み、これにより、第1のリザーバ及び第2のリザーバを互いに導電 的に接触させることにより、本装置を作動させることができる。
別の実施例においては、装置はまた、上記第1のリザーバを上記第2のリザーバ から分離させるためのバリア手段を備えており、該バリア手段を操作することに より、上記第1のリザーバ及び第2のリザーバを互いに導電的に接触させること ができる。この実施例においては、バリア手段は、上方の剥離面と、下方の剥離 面と、上記保持手段から伸長するプルタブとを備えるようになされ、従って、タ ブを引っ張って上記バリアを装置から取り除くことによって、装置を作動させる ことができる。
皮膚、粘膜等の患者の取り付は領域を介して少なくとも1つの医薬をイオン導入 法によって供給する方法は、電極アセンブリ及び第1のリザーバを含む装置の第 1の部分を露出させる工程と、上記第1の部分とは別個であり患者に供給すべき 医薬を収容する第2のリザーバを含む装置の第2の部分を露出させる工程とを備 えている。本装置の第1の部分の第1のリザーバは、装置の第2の部分の第2の リザーバと導電的に接触し、これらリザーバの一方を少なくとも部分的に水和さ せると共に、組合わされた部分を形成し、装置の該組合わされた部分が、患者の 処置すべき領域に取り付けられる。また、装置を通って取り付は領域の中へ電流 が流れ、患者の体の中へ医薬を入れる。
別の実施例においては、装置を作動させる前に、また、装置を患者の取り付は領 域に取り付ける前に、水和溶液が患者の領域に付与される。
皮膚、粘膜等の如き患者の取り付は領域を介して少なくとも1つの医薬を供給す るための本発明のユーザ作動型のイオン導入装置は、第1の部分及び第2の部分 を備えている。第1の部分は、電極アセンブリ及び第1のリザーバを含み、第2 の部分は、第2のリザーバを含む。電極アセンブリは、患者の体によって吸収さ れるように医薬を患者に入れるための電極手段を有している。導電性の第1のリ ザーバは、患者の取り付は領域に供給される活性化合物を収容し、第2のリザー バは、患者の取り付は領域に供給される血管作動薬を収容する。また、保持手段 が、第1の部分及び第2の部分を互いに分離した状態に保持し、電極アセンブリ を第1のリザーバと電気的に接続した状態に保持すると共に、作動前には、第2 のリザーバに収容される血管作動薬を第1の部分に関して分離された状態に保持 する。このようにすると、作動時には、第1のリザーバ及び第2のリザーバが互 いに導電的に接触し、両リザーバの少なくとも一方が少なくとも部分的に水和さ れる。
また、作動時には、血管作動薬が2つのリザーバの境界面で溶解し、血管作動薬 は、患者の取り付は領域に接触することができる。また、血管作動薬は最初に、 活性化合物から分離されて乾燥した状態にすることができ、貯蔵時には、保持手 段が封止されて第1の部分を完全な状態に保持する。更に、活性化合物は、リド カインの如き局所麻酔薬を含むことができ、また、血管作動薬は、アドレナリン の如き血管収縮化合物を含むことができる。
図面の簡単な説明 本発明の種々の特徴、目的、利益並びに利点は、同一の符号が対応する構成要素 を示している図面を参照して、以下の好ましい実施例の詳細な説明、並びに、添 付の請求の範囲を読むことにより明らかとなろうが、図面においては、図IA及 び図IBは、本発明のユーザ作動型のイオン導入式装置の一実施例の概略的な断 面図であって、図IAは、作動前の装置を示しており、図IBは作動後の装置を 示しており、 図2は、本発明の装置の他の実施例の作動前の状態を示す概略的な断面図であり 、 図3A及び図3Bは、本発明の装置の更に別の実施例の作動前の状態を示す概略 的な断面図であり、 図4A及び図4Bは、第2の医薬リザーバを備える本発明の装置の別の実施例の 作動前並びに作動後の状態を示す概略的な断面図であり、図5は、装置の別の実 施例の作動前の状態を示す概略的な断面図であり、図6A、図6B及び図60は 、本発明の装置の更に別の実施例の概略図であって、図6Aは、作動前の装置を 示す断面図であり、図6Bは、作動前の装置を示す底面図であり、図60は、作 動後の装置を示す側方断面図である。
好ましい実施例の詳細な説明 本発明のユーザ作動型のイオン導入式装置が、図1乃至図6に示されており、そ の全体は符号10で示されている。図IA及び図IBを参照すると、本発明の装 置すなわちバッチ10は、少なくとも1つの電極を有する電極アセンブリ12と 、電極リザーバ14と、少なくとも1つの医薬リザーバ16とを備えており、上 記電極アセンブリ、電極リザーバ並びに医薬リザーバは、パウチ又は他の適宜な 構造体18の中に保持すなわち収容されている。当業界では周知のように、リタ ーン電極は、アセンブリ12に組み込むか、あるいは、別個に設けることができ る。
好ましい実施例においては、装置は、分割あるいは他の方法により2つの部分に 分けられており、一方(第1)の部分20は、電極アセンブリ12と、電極リザ ーバ14とを含み、該電極リザーバは、電極アセンブリに隣接して位置して電解 質26を保持している。他方(第2)の部分22は、医薬リザーバ16を含んで おり、該医薬リザーバは、イオン化した又はイオン化可能な形態であるのが好ま しく、イオン導入法により供給されるべき薬物すなわち医薬28を保持している 。特定の電解質が本発明に対して必須の要件ではな(、単に選択の問題である。
しかしながら、この実施例においては、電解質は、水溶液、ゲル基質(ゲルマト リックス)又は他の状態の塩化ナトリウムを含むことができる。
パウチ18は、少なくとも2つの隔室30.32を有しており、一方(第1)の 隔室30は、装置の第1の部分20を収容しており、また、他方(第2)の隔室 32は、他方(第2)の部分22を収容している。2つの隔室30.32は、屈 曲可能な部材34に沿って互いにヒンジ式に接続されており、剥離可能なライナ 36が、2つの隔室を封止している。このようにすると、医薬は、使用前に水和 することのできる乾燥状態で、あるいは、基質の中に安定化された状態で、若し くは、基材上に担持された状態で、貯蔵又は他の方法で第1の部分から隔離する ことができる。また、医薬は、低分子ポリエチレングリコール又はグリセリンの 如き非水性溶媒の中に貯蔵することができる。医薬は、そのような非水性溶媒の 中で安定化することができるものとすることができ、また、溶液(イオン化した 又はイオン化可能な医薬を有する)は、特定の医薬又は医薬の組み合わせに応じ て、適宜な電解質とすることができる。そのような溶媒はまた、ゲル基質の中の 湿潤薬として使用することができる。
少な(とも1つのバリア38を電極リザーバ14と医薬リザーバ16との間でそ の一方又は他方に隣接して設け、図IBに示すように上記2つの部分すなわちリ ザーバが互いに導電的に接触した時に、これら2つのリザーバの間のイオンの輸 送を制限することができる。この実施例に使用されている特定のバリアは、本発 明にとって重要なものではなく、その特定の治療の用途に応じて、Ha a k et al、 and Ph1ppsの米国特許に記載されるどのような隔膜又 は形態をも含むことができる。
好ましい実施例においては、上記2つの部分は、最初に剥離ライナ36を取り除 いてこれら2つの部分20.22を露出させ、屈曲可能な部材に沿って装置を折 り畳むかあるいは他の方法で曲げて互いに接触させることにより、互いに接触さ せられる。別の実施例においては、屈曲可能な部材34は、2つの隔室を物理的 に分離して次に互いに接触することを可能とする破断可能な又は穿孔された部材 とすることができる。
当業界においては周知のように、次に装置を患者に取り付けて電極アセンブリ1 2の電極に電圧を印加し、患者の皮膚60に電流を流してイオン医薬を皮膚及び 組織に入れ、患者の体に吸収させる。また、本発明の装置は、所望の治療並びに 投与すべき医薬に応じて、粘膜の如き体の他の領域に適用することもできること を理解する必要がある。
本発明の別の実施例が、図2にその全体を符号210で示されており、装置の2 つの部分220.222は、単一の構造体218の中に収容され、バリア240 によって分離されている。バリア240は、上方の剥離面242と、下方の剥離 面244と、上記構造体から伸長するプルタブ246とを備えている。上記剥離 面は、バリアがリザーバ214.216の如き装置の隣接する部分に接着するの を防止するために設けられている。
装置210はまた、該装置を患者の皮膚に接着するための接着剤層248を備え ることができる。しかしながら、本装置を患者に取り付ける前に、タブ246を 引っ張ることによりバリア240を装置から取り除き、電極リザーバ214及び 医薬リザーバ216を互いに導電的に接触させる。
2つの部分の2つのリザーバ214.216を取り付けの前に分離し、これによ り、例えば、そのようなリザーバの間のゆっくりとした輸送又は平衡状態による か、あるいは医薬形成物の希釈を生じさせて投与物の効果を減少させる他の作用 による、医薬の劣化を防止すると同時に、作動後にリザーバの間の導電的な接触 を許容するものであれば、他の形態のバリアを使用することができることを理解 する必要がある。この実施例においては、バリアは、取り除かれることにより装 置を作動させることのできる蒸気/液体不透過性のバリアである。
本発明の装置の更に別の実施例が図3に示されており、この装置は、別個の構造 体318A、318Bの中に収容された2つの別個の部品310A、310Bを 備えており、第1の部品は、第1の部分320を有しており、また、第2の部品 は、第2の部分322を有しており、これら第1及び第2の部品は、これら各々 の部品から剥離ライナ336A、336Bを取り除いた後に、互いに接触するこ とができる。この実施例は、第1の部分320が共通のすなわち汎用的な要素で あり、第2の部分322が、その中に収容される医薬すなわち薬物、並びに、患 者に施す所望の治療/処置に応じて使用するように選択される状況において使用 するのに好ましい。このようにすると、第1の部分320は、種々の医薬を有す るように製造あるいは別の方法で生産された別個の第2の部分322と共に使用 することができる。
図4A及び図4Bに示す実施例においては、装置はその全体を符号410で示さ れており、該装置は、屈曲可能な部材434によって各々分離された3つの隔室 430.432.433を有するパウチあるいは適宜な構造体418を備えてい る。第1の隔室430は、電極アセンブリ412及び電極リザーバ414を収容 しており、第2の隔室は、医薬リザーバ416を収容しており、第3の隔室は、 患者の皮膚460に接触する第2の医薬リザーバ417を収容している。
別の実施例においては、図5に示すように、装置510の第3の部分が、可撓性 の部材550を備えることができ、該可撓性の部材に第2の医薬リザーバ517 を取り付けることができる。この実施例においては、可撓性の部材550は、既 存の剥離ライナ536と、第2の剥離ライナ537とを備え、これらライナの間 に第2の医薬リザーバ517が挟まれる。
別の実施例が、その全体を符号610によって図6A、図6B及び図60に示さ れている。この装置は、電極アセンブリ612と、電極リザーバ及び第1の医薬 リザーバを組み合わせた第1のリザーバ615と、第2のリザーバ617とを備 えている。これらの構成要素は、構造体618の中に収容さね、裏当てすなわち カバー619によって覆われている。
第1の部分は、電極アセンブリ612及び第1のリザ・−バ615から構成され 、また、第2の部分は単に、第2のリザーバ617から構成されている。接着剤 層648が、第1のリザーバの少なくとも一部を包囲し、剥離ライナ636が、 両方の露出された面を覆っている。
第2のリザーバ617の一側部は、可撓性の部材650に取り付けられており、 また、その他側部は第2の剥離ライナ637に取り付けられており、第2のリザ ーバは、上記可撓性の部材及び剥離ライナの間に挟まれている。屈曲可能な部材 635が、可撓性の部材650を構造体618の裏当て619にヒンジ式に接続 している。この実施例においては、裏当ては、例えば、プラスチックが積層され たアルミニウムの如き箔材材を含むことができる。
装置610の第1のリザーバ615は、導電性を有しており、電極アセンブリ6 12と導電的に接触することができ、また、第2のリザーバ617は、作動前に 、第1のリザーバとそれぞれの境界面に沿って導電的に接触することができる。
このようにすると、第1のリザーバ615は、例えばリドカインの如き局所麻酔 薬である活性化合物がその中に分散されたゲルを収容するために使用することが でき、また、第2のリザーバ617は、アトlノナリンの如き血管作動薬を収容 するために使用することができる。血管作動薬を加えると、血管が収縮すること により、取り付けられた領域に局所麻酔薬が更に集中し、これにより、皮膚の無 痛覚の深さ又は程度、並びに、所望の効果の持続時間が大幅に増大することが判 明し!こ。
血管作動薬は装置の作動時に、水溶性の流体の中におけるその溶解性のために、 リザーバの境界面で溶解することができる。従って、装置を患者の皮膚660の 適宜な領域に取り付けて血管作動薬を皮膚に接触させた後に、電流を印加するこ とができる。局所麻酔薬及び活性化合物は、イオン導入法による投与の期間の間 に一緒に作用する。
室温における通常の貯蔵の間に、水性溶液中のアドレナリンの如き不安定な物質 が酸化及び加水分解するので、特別な予防措置を行わなければ、血管収縮薬とし ての血管作動物質の活性が減少することが判明した。そのような事前の予防措置 は、活性薬用の容器の中の酸素を完全に除去すること、並びに、局所麻酔薬及び アドレナリンの複合された溶液を容器に充填するプロセスの間に窒素の層流を使 用することを含む。
好ましい実施例においては、貯蔵の間に構造体618を封止して水性溶液を完全 な状態に保持し、血管作動薬を貯蔵の間に局所麻酔溶液から分離して乾燥した状 態に保持することにより、血管作動薬を局所麻酔薬(活性化合物)から分離させ て乾燥した状態に維持することができる。血管作動薬は、例えば、コツトン繊維 、プラスチックの織糸等の局所麻酔薬(活性化合物)を保持する第1のリザーバ 615と同じ表面積を有するキャリア材料の中に均質に分布された乾燥した状態 に保持されるのが好ましい。
乾燥した状態のアドレナリン、すなわち、単位長さ当たりに所定の量のアドレナ リンが含浸された木綿又はプラスチックの織糸を含むアドレナリン糸が、本発明 の装置に使用するに適していることが判明した。上記形成物の中に存在する乾燥 アドレナリンの安定性は、室温で5年以上貯蔵した場合でも、極めて良好である ことが判明した。
第1のリザーバ615の中に収容されて電解質のために使用されるゲルはまた、 接着剤として作用し、接着剤層648の必要性を排除する。また、多孔性の接着 剤を用いることができる。
以下に挙げる形成物が、図6A、図6B及び図60に示す本発明の装置610の 実施例と共に使用することができる。
皿−上 塩酸リドカインに相当する塩酸リドカイン−水和物 150 mg純水 1 m l 塩酸リドカイン−水和物を純水の中に溶解する。その溶液を、Vctx(登録商 標)又はPorex(登録商標)の如きセルロース又はプラスチックの薄い材料 の中に吸収させる。
例2 塩酸ロピバカインに相当する塩酸ロビバカインー水和物 35 mg純水 1  ml l塩酸ロババカイン−水和物純水の中に溶解する。その溶液をセルロース又はプ ラスチックの薄い材料の中に吸収させる。
例3 塩酸リドカインに相当する塩酸リドカイン−水和物 2Qmg純水 1 m1 例2と同様に調整して準備する。
例4 アドレナリン基剤 1.68g 塩酸 5.04m1 ピロ亜硫酸ナトリウム 0.10g テトラセミン二ナトリウム 0.05g純水 100 g 水の量を変えることにより、種々の含有量の血管作動薬を有する溶液を得る。
血管作動薬に浸されるキャリア材料は、木綿糸、合成繊維又は紙である。キャリ ア材料に血管作動溶液を浸し、そのキャリア材料が乾燥するまで溶液を蒸発させ る。
例5 フェリブレノン、オクタブレシン(登録商標> 3.151U貯蔵液 25 1 U/ml 純水 100 g 水の量を変えることにより、種々の含有量のフェリブレシンペプチドを有する溶 液を得る。ペプチドに浸されるキャリア材料は、木綿糸、合成繊維又は紙である 。キャリア材料をペプチドに浸し、キャリア材料が乾燥するまで溶液を蒸発させ る。
また、フェリブレシンの如きペプチドが適当であることが判明した。塩酸塩の形 態の局所麻酔薬又はペプチドである活性成分、並びに、血管収縮薬(アドレナリ ンが好ましい)は共に、水溶液に容易に溶けるのが好ましい。
従って、本発明の種々の実施例が、少なくとも1つの活性化合物を隔離する必要 のある場合に使用することができる。上に使用した医薬及び活性化合物は、治療 化合物、診断薬等のどのような薬剤をも意味する。
特定の材料のマトリックス又は製造方法は本発明にとって重要ではない。例えば 、医薬は、不織材料、スクリーン又はスクリムの如き不活性なサポートすなわち 担体、又は、ナイロン、ポリエチレン及びポリプロピレンの如き種々の微孔性の サポートすなわち担体上で噴霧乾燥することができる。また、医薬を軟膏又は液 体の中に分散させて成型し、サポート上で乾燥させることができる。更に、医薬 を分散剤又は水溶性のポリマと混合し、水の中で迅速に溶解する乾燥したつ工− ハ又はベレットに圧入することができる。医薬は、水を加えることにより迅速に 水和することのできる脱水ゲルの中に均一に分散させることができる。
特定の水又は水和の機構は本発明にとって重要ではなく、乾燥医薬の隔室付近の 隔室の中に貯蔵される水溶液を用いることができ、あるいは、体からの水分(取 り付は部位の閉塞に起因する)が、医薬リザーバに必要な水を供給して医薬形成 物を溶解させることができる。また、別個のパウチの中にあるタオル又は濡れた パッドを装置と共に準備し、患者に取り付ける前に、取り付は部位及び/又は医 薬リザーバを湿らせることができる。別法として、スプレーとして水分を与える ことができる。医薬の形成物又は状態に応じて特性の手段を選択することができ る。
また、本発明をイオン導入法に関連して説明したが、本発明は、他の能動的な導 入原理、すなわち、電場の中で一方又は他の電極、陽極又は陰極に向かって粒子 が移動する電気泳動、並びに、電場によって生ずる水の全体の流れに起因して非 帯電化合物が搬送される電気浸透の如き駆動力に関連して用いることができるこ とを理解する必要がある。更に、患者は、人間並びに動物とすることができる。
当業者が本発明の装置を実施することができるように本発明の好ましい実施例を 説明したが、以下の請求の範囲に記載される本発明の概念及び意図から逸脱する ことなく種々の変形例及び変更例を採用することができることを理解する必要が ある。上の説明は例示であって、本発明の範囲を限定するために用いるべきでは ない。本発明の範囲は、以下の請求の範囲を参照することによってのみ判断され るべきである。
口 の 手 続 補 正 書 平成6年10月lフ8勉)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.皮膚、粘膜等の患者の取り付け領域へ少なくとも1つの医薬を供給するため のユーザ作動型の装置において、患者の体によって吸収されるように医薬を患者 の取り付け領域に入れるための電極アセンブリ手段と、前記電極アセンブリ手段 に関して相対的に位置する第1のリザーバと、患者の取り付け領域に供給される 医薬を収容する第2のリザーバと、前記電極アセンブリ手段、第1のリザーバ及 び第2のリザーバを保持するための保持手段とを備え、該保持手段は、前記電極 アセンブリ手段を前記第1のリザーバと電気的に接続した状態に保持するための 第1の手段を含み、前記保持手段はまた、作動前には、前記第2のリザーバを前 記第1のリザーバに関して分離した状態に保持して前記第2のリザーバの中に収 容される医薬の劣化及び希釈を防止し、作動時には、前記第1のリザーバ及び第 2のリザーバを互いに接触させて両リザーバの一方を少なくとも部分的に水和さ せて当該装置の投与効率を向上させ、作動後には、前記第1のリザーバと第2の リザーバとの間の導電性の接触を許容する第2の手段を含むことを特徴とするユ ーザ作動型の装置。
  2. 2.請求項1のユーザ作動型の装置において、前記第1の手段及び第2の手段は 、屈曲可能な部材に沿って互いにヒンジ式に接続され、これにより、前記保持手 段を前記屈曲可能な部材に沿って折り畳み、前記第1のリザーバ及び第2のリザ ーバを互いに導電的に接触させることにより作動させることができることを特徴 とするユーザ作動型の装置。
  3. 3.請求項1のユーザ作動型の装置において、前記第1のリザーバを前記第2の リザーバから分離し、操作されることにより前記第1のリザーバ及び第2のリザ ーバを互いに導電的に接触させることのできるバリア手段を更に備え、 前記バリア手段は、上方の剥離面と、下方の剥離面と、前記保持手段から伸長す るプルタブとを有し、これにより、前記タブを引っ張って前記バリアを当該装置 から取り除き、前記第1のリザーバ及び第2のリザーバを互いに導電的に接続す ることにより作動させることができることを特徴とするユーザ作動型の装置。
  4. 4.請求項1のユーザ作動型の装置において、前記第1のリザーバは、患者の取 り付け領域に供給される第2の医薬を含み、前記両医薬の少なくとも一方は、作 動前に乾燥した状態に保持されることを特徴とするユーザ作動型の装置。
  5. 5.請求項1のユーザ作動型の装置において、前記第1のリザーバと前記第2の リザーバとの間に設けられ、前記2つのリザーバが互いに導電的に接続された時 に、競合するイオンの存在を制限する少なくとも1つのバリアを更に備えること を特徴とするユーザ作動型の装置。
  6. 6.請求項1のユーザ作動型の装置において、前記第1の手段は隔室を含み、前 記第2の手段も隔室を含み、一方の隔室が、前記電極アセンブリ手段及び前記第 1のリザーバを収容し、また、他方の隔室が、前記第2のリザーバを収容し、前 記両隔室は、屈曲可能な部材に沿って互いにヒンジ式に接続され、剥離ライナが 前記2つの隔室を封止し、これにより、供給される医薬を収容する前記第2のリ ザーバは、前記第1のリザーバから分離された状態で貯蔵することができ、また 、前記屈曲可能な部材に沿って当該装置を折り畳んで前記第1のリザーバ及び前 記第2のリザーバを互いに導電的に接触させることにより作動することができる ことを特徴とするユーザ作動型の装置。
  7. 7.皮膚、粘膜等の患者の取り付け領域を介して少なくとも1つの医薬を供給す るためのユーザ作動型のイオン導入装置において、電極アセンブリ及び第1のリ ザーバを含む第1の部分、並びに、第2のリザーバを含む第2の部分を備え、 前記電極アセンブリは、愚者の体によって吸収される医薬を患者の中へ入れるた めの電極手段を有しており、 導電性を有する前記第1のリザーバは、患者の取り付け領域に供給される活性化 合物を収容しており、 前記第2のリザーバは、患者の取り付け領域に供給される血管作動薬を収容して おり、 また、当該装置は、前記第1の部分及び前記第2の部分を互いに分離した状態で 保持するための保持手段を備え、前記第2のリザーバによって収容される前記血 管作動薬は、作動前には、前記第1の部分に関して分離された状態に保持され、 作動時には、前記第1のリザーバ及び第2のリザーバが、互いに導電的に接触す ることができ、前記リザーバの少なくとも一方が少なくとも部分的に水和される ことを特徴とするユーザ作動型のイオン導入装置。
  8. 8.請求項7のユーザ作動型のイオン導入装置において、作動時には、前記血管 作動薬は、前記2つのリザーバの境界面において溶解し、前記血管作動薬が、電 流を与えるべき患者の取り付け領域に接触することができることを特徴とするユ ーザ作動型のイオン導入装置。
  9. 9.請求項7のユーザ作動型のイオン導入装置において、前記血管作動薬は最初 に、貯蔵の間には前記第1の部分を完全な状態で保持するように封止された前記 保持手段によって前記活性化合物から分離された状態で、あるいは、キャリア材 料の中に均質に分布された状態で乾燥された形態にあり、これにより、前記血管 作動薬は、貯蔵の間には、水溶液を前記第1の部分の中に保持するように封止さ れた前記保持手段によって前記活性化合物から分離された状態で乾燥した形態に 維持されることができることを特徴とするユーザ作動型のイオン導入装置。
  10. 10.請求項7のユーザ作動型のイオン導入装置において、前記第1のリザーバ は導電性のゲルの如き電解質を含み、前記活性化合物は局所麻酔薬を含み、また 、前記血管作動薬は血管収縮化合物を含み、前記局所麻酔薬はリドカインであり 、前記血管収縮化合物はアドレナリンであることを特徴とするユーザ作動型のイ オン導入装置。
  11. 11.皮膚、粘膜等の患者の取り付け領域を介して少なくとも1つの医薬をイオ ン導入法により供給する方法において、電極アセンブリ及び第1のリザーバを含 む装置の第1の部分を露出させる工程と、 患者に供給される医薬を収容すると共に前記第1の部分から分離された第2のリ ザーバを含む装置の第2の部分を露出させる工程と、前記装置の第1の部分の第 1のリザーバを前記装置の第2の部分の第2のリザーバと導電的に接触させ、こ れにより、前記リザーバの少なくとも一方を少なくとも部分的に水和させて、前 記装置の組合わされた部分を処置すべき患者の領域に取り付ける工程と、 前記装置を介して電流を前記取り付け領域に流して前記医薬を患者の体の中へ入 れる工程、 を備える少なくとも1つの医薬をイオン導入法により供給する方法。
  12. 12.請求項11の少なくとも1つの医薬をイオン導入法により供給する方法に おいて、前記装置の作動前で且つ前記装置を患者の取り付け領域に取り付ける前 に、水和溶液を前記患者の取り付け領域に塗布する工程を更に備えることを特徴 とする少なくとも1つの医薬をイオン導入法により供給する方法。
  13. 13.請求項11の少なくとも1つの医薬をイオン導入法により供給する方法に おいて、前記第1のリザーバは、患者に供給される第2の医薬を含むことを特徴 とする少なくとも1つの医薬をイオン導入法により供給する方法。
  14. 14.請求項11の少なくとも1つの医薬をイオン導入法により供給する方法に おいて、患者に供給される別の医薬を収容する第3のリザーバを前記装置の組合 わされた部分に接触させる工程を更に備えることを特徴とする少なくとも1つの 医薬をイオン導入法により供給する方法。
  15. 15.請求項11の少なくとも1つの医薬をイオン導入法により供給する方法に おいて、前記2つの部分を互いに接触させる前記工程が、タブを引っ張って前記 第1の部分を前記第2の部分から分離しているバリアを前記装置から取り除き、 これにより、前記第1のリザーバ及び前記第2のリザーバを互いに導電的に接触 させる段階、あるいは、前記装置を屈曲可能な部材に沿って折り畳み、これによ り、前記2つの部分を互いに接触させる段階を含むことを特徴とする少なくとも 1つの医薬をイオン導入法により供給する方法。
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