JP2541742Y2 - ブリーザ装置 - Google Patents

ブリーザ装置

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JP2541742Y2
JP2541742Y2 JP1991097673U JP9767391U JP2541742Y2 JP 2541742 Y2 JP2541742 Y2 JP 2541742Y2 JP 1991097673 U JP1991097673 U JP 1991097673U JP 9767391 U JP9767391 U JP 9767391U JP 2541742 Y2 JP2541742 Y2 JP 2541742Y2
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JP
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breather
hydraulic oil
floor plate
pipe
filler
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Inventor
中村  清
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小松フォークリフト株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はフォークリフト等の産
業車両における作動油タンクのブリーザの取付け構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】(i) 従来作動油タンクaはフレーム
と一体構造とすることが多く、図5,図6に示すように
左右何れかのステップbの下に配置されるのが一般的
で、後部はバッテリfが載せられるためブリーザ装置c
は作動油タンクの前上面に取付けられていて、フロアプ
レートdとほぼ同じ高さになるブリーザカバーeが設け
られていた。 (ii)また実願昭56−184269号(実開昭58
−106601号)のマィクロフィルムのようにリザー
バパイプを油圧タンクから外方へ突出する金属パイプと
支柱から外方へ突出する金属パイプとをゴムホースによ
り接続し、金属パイプの一端を支柱内において油圧タン
クのレベルより上位置に開口したものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記(i)のもので
は、バッテリフォークリフト車では作動油タンクの上に
バッテリーが載るため、ブリーザ装置は通常昇降時ステ
ップとなる位置に来るので、ステップのスペースが制限
されて狭くなったり、ブリーザ装置の保護カバーをステ
ップ代わりとして極端に高くなる等の不具合の他に、外
観上のサイドビュウが左右で異なり、デザイン上からも
課題となっていた。また(ii)のものではリザーブパ
イプが露出しており、特にゴムホース部などステップに
近いため人が乗ったりして外れたり切れたりするおそれ
があり、外観的にも問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上述の課題に
鑑みなされたもので、オープンステップを有し、車体フ
レームのサイド部である該オープンステップの下方に作
動油タンクを備えたバッテフォークリフトにおいて、作
動油タンクの内側面から略上向きに伸びるパイプを設
け、該パイプの先端部を給油口として該給油口に着脱自
在に取り付けると共に、該ブリーザをその上方に位置す
るフロアプレートに干渉しない程度まで高くして給油口
兼ブリーザ取付け用のパイプを形成した。また前記ブリ
ーザの着脱が、ブリーザ上方のフロアプレートの一部に
設けた開閉自在なカバーを開くことにより行えるように
した。
【0005】
【作用】この考案は上述の構成を採用したので、ブリー
ザ装置がフロアプレート下に格納できるためステップを
広くかつ低くでき、サイドビュウが左右同じとなり、デ
ザインの問題も改善される。
【0006】またブリーザ装置が作動油吹き出し防止の
ほかに、ブリーザに油量ゲージの機能を付加でき、ブリ
ーザを外すとブリーザパイプが給油口として機能するた
め、別に油量ゲージ取付口や給油口を設ける必要がなく
なる。
【0007】
【実施例】以下図面によりこの考案の実施例について説
明する。図1はこの考案の一実施例のバッテリーフォー
クリフトの外観図を示し、作動油タンク1はフレームと
一体構造となっており、後上部にはバッテリー5が載っ
ている。フロアプレート3へ乗るためのオープンステッ
プ4は作動油タンク1の前上面となっている。
【0008】図2はこの考案によるブリーザ装置を示す
フォークリフトのフレームの横断面図で、作動油タンク
1の内側面1aからパイプ6をほぼ上向きに出し、給油
口となるその上端にはブリーザ2が着脱自在に取付けら
れている。パイプ6の内側面1aへの取付け位置は、作
動油タンク1内の油面の動揺に対して、常に上となるよ
うに設けることにより、走行急停止時や荷役作業時の作
動油の吹き出しを防止できる。
【0009】ブリーザ2はフロアプレート3の下部に配
置され、フロアプレート3へ乗るためのオープンステッ
プ4は左右同形となっている。そしてブリーザ2はその
上方に位置するフロアプレート3に対して、干渉しない
程まで高くした給油口兼ブリーザ取付用のパイプ6に取
り付けられる。このようにブリーザ2に油量ゲージ棒や
給油口の機能をもたせる場合は、図3,図4に示すよう
にフロアプレート3の一部に、開閉自在なカバー7を設
け、そこから油量の点検や給油を行えるようにすると共
に、ブリーザ2の着脱がカバー7を開くことにより容易
に行うことができる。
【0010】
【考案の効果】この考案は、以上詳述したように作動油
タンクの内側面の上部からパイプによりブリーザが取付
けられているので、フロアプレートの下部へ配設するこ
とができ、従来の構造に見られるように、ステップにブ
リーザの収納カバーを設けずにすむので、ステップが高
くなり過ぎたり、狭くなることもなく、サイドビュウが
左右同じとなり、デザイン上からも改善される。またプ
リーザ装置が作動油吹き出し防止のほかに、ブリーザに
油量ゲージの機能を付加することができ、ブリーザを外
すとブリーザパイプは給油口として機能するため、別に
油量ゲージ取付口や給油口を設ける必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるバッテリーフォークリフトの外
観部である。
【図2】この考案によるブリーザ装置を示す断面図であ
る。
【図3】図2に示すブリーザ装置を格納したフロアプレ
ートの上面図である。
【図4】図3に示すフロアプレートの作用を説明する側
面図である。
【図5】従来のバッテリーフォークリフトの外観図であ
る。
【図6】従来のブリーザ装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 作動油タンク 1a 内側面 2 ブリーザ 3 フロアプレート 4 ステップ 5 バッテリ 6 パイプ 7 カバー

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オープンステップを有し、車体フレーム
    のサイド部である該オープンステップの下方に作動油を
    備えたバッテリフォークリフトにおいて、作動油タンク
    の内側面から略上向きに伸びるパイプを設け、該パイプ
    の先端を給油口として該給油口にブリーザを着脱自在に
    取り付けると共に、該ブリーザをその上方に位置するフ
    ロアプレートに干渉しない程度まで高くして給油口兼ブ
    リーザ取付け用のパイプを形成したことを特徴とするブ
    リーザ装置。
  2. 【請求項2】 前記ブリーザの着脱が、ブリーザ上方の
    フロアプレートの一部に設けた開閉自在なカバーを開く
    ことにより行えるようにした請求項1記載のブリーザ装
    置。
JP1991097673U 1991-11-01 1991-11-01 ブリーザ装置 Expired - Fee Related JP2541742Y2 (ja)

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JPH0542702U JPH0542702U (ja) 1993-06-11
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JPS58106601U (ja) * 1982-01-13 1983-07-20 石川島芝浦機械株式会社 トラクタの油圧タンクブリ−ザ装置
JPH0638879Y2 (ja) * 1989-01-06 1994-10-12 東洋運搬機株式会社 フォークリフトの作動油タンク装置

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JPH0542702U (ja) 1993-06-11

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