JP4953928B2 - 作業用走行車 - Google Patents

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本発明は、操縦部のステップ下方に燃料タンクを配置したトラクタなどの作業用走行車に関する。
操縦部のステップ下方に燃料タンクを配置した作業用走行車が知られている。例えば、特許文献1に記載されるトラクタでは、操縦部の左右ステップ下方に左右一対となる燃料タンクを配置すると共に、左右の燃料タンクをホースで連通させており、燃料の給油は、左側の燃料タンクに設けられる燃料給油口から行われるようになっている。
特許第3658774号公報
ところで、燃料タンクの燃料給油口には、着脱自在な給油キャップが設けられるが、給油キャップは露出状態であるため、給油キャップに泥などが付着するだけでなく、付着した泥が給油に際して燃料給油口内に落下する惧れがあった。また、給油キャップが露出していると、いたずら(燃料の抜き取り、異物の投入等)の対象にもなり易いという問題があった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、操縦部のステップと、該ステップの下方に配したミッションケースの下面に固定されるタンク支持フレームとの上下間で、かつミッションケースの左右外側に形成されるスペースに、燃料流動路を介して連通される左右の燃料タンクを配置した作業用走行車において、前記左右の燃料タンクは、下面を外側ほど上位となるように傾斜した傾斜面を有した外側膨出部を有し、左側の燃料タンクの前記外側膨出部は、さらに前側に向けて膨出した前側膨出部を有し、該前側膨出部の上面には、燃料供給口に着脱自在な給油キャップを設けて給油部を構成する一方左右両燃料タンクは、前方が第一カバー体で覆われ、外側および後方が第二カバー体で覆われ、左側燃料タンクは、前記給油部の上方を覆う第三カバー体を備えて構成され、さらに、該第三カバー体は、燃料タンクの外縁側に設けられるヒンジを中心として開閉自在に構成したことを特徴とする作業用走行車である。このようにすると、給油キャップの上方がカバー体で覆われるので、給油キャップに対する泥の付着や、給油部に対するいたずらを効果的に防止することができる。しかも、カバー体は、燃料タンクの外縁側に設けられるヒンジを中心として開閉されるので、たとえカバー体上に泥などが乗っかっていたとしても、カバー体を開ける際に乗っかっている泥を機外に落すことができ、その結果、カバー体上の泥が給油に際して燃料給油口内に落下する不都合を回避できる。
また請求項2の発明は、前記カバー体を閉鎖状態で施錠する施錠機構が設けられることを特徴とする。このようにすると、給油部に対するいたずらを確実に防止することができる。
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1は作業用走行車であるトラクタの走行機体であって、該走行機体1は、前輪2及び後輪3に支持されており、機体前部には、エンジンEを内装するエンジンルーム(図示せず)が構成され、該エンジンルームの後方には、運転席4などを備える操縦部5が構成されている。
操縦部5の左右両側には、乗り降り時に使用されるステップ6が設けられると共に、左右のステップ6の下方には、左右一対の燃料タンク7が配置されている。左右の燃料タンク7L、7Rは、燃料流動路8を介して連通されており、該燃料流動路8に接続されるサクションホース9を介して、燃料タンク7L、7R内の燃料がエンジンEに供給されるようになっている。
ステップ6の下方には、タンク支持フレーム10が設けられている。タンク支持フレーム10は、ミッションケース11の下面部に連結固定されると共に、ミッションケース11の下面部から左右に延出しており、さらに、タンク支持フレーム10の左右両端部は、吊り板12を介してステップ支持フレーム13で吊持されるようになっている。
燃料タンク7L、7Rは、ステップ6とタンク支持フレーム10との上下間で、かつ図7から明らかなようにミッションケース11の左右外側に形成されるスペースに機体外側方から収容され、ベルト部材14を介して、タンク支持フレーム10などで支持されるようになっている。燃料タンク7L、7Rを樹脂タンクで構成する場合は、燃料タンク7L、7Rの周囲を燃料タンクカバー15で覆い、燃料タンク7L、7Rを保護することが好ましい。本実施形態の燃料タンクカバー15は、燃料タンク7L、7Rの前方を覆う第一カバー体16と、燃料タンク7L、7Rの外側方及び後方を覆う第二カバー体17と、左側の燃料タンク7Lに構成される給油部7aの上方を覆う開閉自在な第三カバー体18とを備えて構成されている。
この種のトラクタでは、メンテナンスなどに際して走行機体1から燃料タンク7L、7Rを外す場合がある。本実施形態の走行機体1では、燃料タンクカバー15を外すと共に、ベルト部材14とタンク支持フレーム10の固定を解除することにより、燃料タンク7L、7Rの取り外しが可能になるが、このとき、燃料タンク7L、7Rに接続されたホース類を前以て外すことにより、燃料タンク7L、7Rの取り外し作業が容易になる。以下、燃料タンク7L、7Rに接続されるホース類について説明する。
燃料タンク7L、7Rには、前述した燃料流動路8を構成する連通ホース19の他に、燃料タンク7L、7R内の空気抜きをするブリーザホース20や、燃料タンク7L、7RにエンジンE側からの戻し燃料を戻す燃料戻しホース21が接続される。これらのホース20、21は、燃料タンク7L、7Rに突設したノズル7bに接続され、バンド部材(図示せず)で抜止めされるようになっている。
本発明の実施形態に係る燃料タンク7L、7Rでは、機体内方側の側面で、かつ、該側面における機体前方側の部位に、ブリーザホース20や燃料戻しホース21を接続するためのノズル7bが突設されている。このようにすると、操縦部5の左右のステップ6の下方に左右一対の燃料タンク7L、7Rを配置したものでありながら、メンテナンスなどに際して走行機体1から燃料タンク7L、7Rを外すにあたり、燃料タンク7L,7Rに接続されたブリーザホース20や燃料戻しホース21を、ステップ6に邪魔されることなく、ステップ6の前側下方から外すことが可能になる。これにより、ブリーザホース20や燃料戻しホース21を前以て外し、燃料タンク7L、7Rの取り外し作業を容易にすることができる。なお、ブリーザホース20は、左右両方の燃料タンク7L、7Rに接続され、燃料戻しホース21は、左右いずれか一方の燃料タンク7L、7Rに接続される。
燃料流動路8は、各燃料タンク7L、7Rに接続される連通ホース19と、左右の連通ホース19同士を連通させる連通パイプ22とから構成されている。連通パイプ22の右側端部には、サクションノズル22aが突設されており、ここにサクションホース9が接続されている。また、連通パイプ22の左側端部には、機体傾斜に伴う右側燃料タンク7Rから左側燃料タンク7Lへの燃料の流動を阻止する一方向弁23が設けられている。本実施形態では、燃料戻しホース21を左右いずれか一方の燃料タンク7L、7Rに接続するにあたり、機体傾斜に伴う左側燃料タンク7Lへの燃料の流動が阻止される右側燃料タンク7Rに燃料戻しホース21を接続している。このようにすると、右側燃料タンク7Rの位置が左側燃料タンク7Lの位置よりも高くなる機体傾斜状態が続いても、右側燃料タンク7Rに戻し燃料が戻されるので、左側燃料タンク7Lに戻し燃料を戻す場合に比べ、エア噛みの可能性を低減させることができる。
本実施形態の燃料タンク7L、7Rは、上下幅を増やすことなく、可及的に容量を増やすために、外側方に膨出する外側膨出部7cを有している。本実施形態では、燃料タンク7L、7Rに外側膨出部7cを形成するにあたり、外側膨出部7cの下面を外側ほど上位となる傾斜面としている。このようにすると、走行機体1が左右に傾斜した場合に、外側膨出部7cの下面が接地する可能性を低減させることができる。
左側燃料タンク7Lの外側膨出部7cは、図4、10から明らかなように、さらに前側に向けて膨出した前側膨出部7eを有しており、該前側膨出部7eの上面には、燃料給油口7dが形成されており、該燃料供給口7dに着脱自在な給油キャップ24を設けて給油部7aが構成される。給油部7aは、前述したように、上方が開閉自在な第三カバー体18で覆われている。これにより、給油キャップ24に対する泥の付着や、給油部7aに対するいたずらを効果的に防止することができる。また、第三カバー体18をヒンジ18aを支点とする回動で開閉させるにあたり、ヒンジ18aを燃料タンク7Lの外縁側、具体的には、燃料タンク7Lの前端縁に設けている。このようにすると、たとえ第三カバー体18上に泥などが乗っかっていたとしても、第三カバー体18を開ける際に乗っかっている泥を機外に落すことができ、その結果、第三カバー体18上の泥が給油に際して燃料給油口7d内に落下するような不都合を回避できる。
また、本実施形態の第三カバー体18には、該第三カバー体18を閉鎖状態で施錠する施錠機構25が設けられている。具体的には、第三カバー体18の左側後端部の隅部にキーシリンダからなる施錠機構25を設けると共に、キー操作に応じて動作する施錠機構25のラッチ25aを第一カバー体16の内側面に設けたピン25bに係脱させることにより、第三カバー体18の施錠、解錠を行うようになっている。このようにすると、燃料タンク7Lの給油部7aに対するいたずらを確実に防止することができる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、操縦部5のステップ6の下方に燃料タンク7L、7Rを配置したトラクタにおいて、燃料タンク7Lの上面に燃料給油口7dを形成し、該燃料供給口7dに着脱自在な給油キャップ24を設けて給油部7aを構成すると共に、該給油部7aの上方を開閉自在な第三カバー体18で覆うので、給油キャップ24に対する泥の付着や、給油部7aに対するいたずらを効果的に防止することができる。しかも、第三カバー体18は、燃料タンク7Lの外縁側に設けられるヒンジ18aを中心として開閉されるので、たとえ第三カバー体18上に泥などが乗っかっていたとしても、第三カバー体18を開ける際に乗っかっている泥を機外に落すことができ、その結果、第三カバー体18上の泥が給油に際して燃料給油口7d内に落下する不都合を回避できる。
また、本実施形態の第三カバー体18には、第三カバー体18を閉鎖状態で施錠する施錠機構25が設けられるので、給油部7aに対するいたずらを確実に防止することができる。
トラクタの側面図である。 左右燃料タンクの正面図である。 (A)は左側燃料タンクの左側面図、(B)は右側燃料タンクの右側面図である。 左右燃料タンクの底面図である。 (A)は一方向弁の正面図、(B)は一方向弁の側面図である。 燃料タンク搭載部の全体斜視図である。 燃料タンク搭載部の正面図である。 燃料タンク搭載部の左側面図である。 燃料タンク搭載部の右側面図である。 燃料タンク搭載部の平面図である。 燃料タンク搭載部の底面図である。 (A)は第三カバー体の施錠機構を示す断面図、(B)は第三カバー体のヒンジを示す正面図である。
符号の説明
1 走行機体
5 操縦部
6 ステップ
7 燃料タンク
7a 給油部
7d 燃料給油口
8 燃料流動路
13 ステップ支持フレーム
15 燃料タンクカバー
16 第一カバー体
17 第二カバー体
18 第三カバー体
18a ヒンジ
20 ブリーザホース
21 燃料戻しホース
24 給油キャップ
25 施錠機構

Claims (2)

  1. 操縦部のステップと、該ステップの下方に配したミッションケースの下面に固定されるタンク支持フレームとの上下間で、かつミッションケースの左右外側に形成されるスペースに、燃料流動路を介して連通される左右の燃料タンクを配置した作業用走行車において、前記左右の燃料タンクは、下面を外側ほど上位となるように傾斜した傾斜面を有した外側膨出部を有し、左側の燃料タンクの前記外側膨出部は、さらに前側に向けて膨出した前側膨出部を有し、該前側膨出部の上面には、燃料供給口に着脱自在な給油キャップを設けて給油部を構成する一方左右両燃料タンクは、前方が第一カバー体で覆われ、外側および後方が第二カバー体で覆われ、左側燃料タンクは、前記給油部の上方を覆う第三カバー体を備えて構成され、さらに、該第三カバー体は、燃料タンクの外縁側に設けられるヒンジを中心として開閉自在に構成したことを特徴とする作業用走行車。
  2. 前記カバー体を閉鎖状態で施錠する施錠機構が設けられることを特徴とする請求項1記載の作業用走行車。
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