JPH0638879Y2 - フォークリフトの作動油タンク装置 - Google Patents

フォークリフトの作動油タンク装置

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JPH0638879Y2
JPH0638879Y2 JP65389U JP65389U JPH0638879Y2 JP H0638879 Y2 JPH0638879 Y2 JP H0638879Y2 JP 65389 U JP65389 U JP 65389U JP 65389 U JP65389 U JP 65389U JP H0638879 Y2 JPH0638879 Y2 JP H0638879Y2
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JP
Japan
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hydraulic oil
oil tank
breather
intake
return hose
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JP65389U
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Inventor
謙之 大西
Original Assignee
東洋運搬機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はフォークリフトの作動油タンク装置に関する。
従来の技術 従来、フォークリフトのフォークを昇降するリフトシリ
ンダなどに供給する作動油は、作動油タンクに溜めら
れ、この作動タンクから油圧ポンプにより適宜送り出さ
れる。この作動油の増減に対応するために、作動油タン
クには外気を吸入排出するブリーザ(吸排気具)が設け
られる。
このブリーザ30は、たとえば第8図に示すように、作動
油タンク31上部の給油口32に取付けられるタンクキャッ
プに兼用して配設される。すなわち給油口32に着脱自在
に嵌合される内蓋33と、内蓋33に所定間隔をあけて外嵌
される外蓋34とを設け、内蓋33に連通孔35を形成すると
ともに、内蓋3と外蓋34との連結板にブリーザ孔36を形
成し、内蓋33と外蓋34間にフィルタ37を介装している。
また、第9図(a)(b)に示すように給油口41とは別
に作動油タンク42とブリーザ43とを連通ホース44を介し
て連結したものもある。45はフィルタである。
考案が解決しようとする課題 しかし、上記の前者の従来例によれば、車体の揺れによ
り作動油がブリーザ穴36から漏れるおそれがあった。ま
たタンクキャップはボンネット内にあるため、ごみやほ
こりを吸込みやすくフィルタ37が目詰りしやすいもので
あった。また、後者の従来例によれば、ブリーザがボン
ネット内に配置されるため、フィルタ45が目詰りしやす
かった。ブリーザをボンネット外に配設することも考え
られるが、新らたな配管を必要としてコストアップとな
るおそれがある。
本考案は上記問題点を解決してフィルタの目詰りも少な
く、低コストでブリーザを配置できるフォークリフトの
作動油タンク装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、フォークを昇降
する単動形油圧リフトシリンダの従動室と作動油タンク
の気相部とを連通するリターンホースを設け、このリタ
ーンホースに、フィルタを有する吸排気具を接続したも
のである。
作用 上記構成によれば、作動油タンク内の油面の変動に対し
て、吸排気具からリターンホースを介して作動油タンク
の気相部に外気が吸排気される。この吸排気具はボンネ
ット外側の上部位置に取付けることができるので、従来
のように吸排気具からの油漏れやフィルタの目詰りもな
く、しかも従来から設けられているリターンホースを利
用するので低コストですむ。
実施例 以下本考案の一実施例を第1図〜第4図に基づいて説明
する。
第1図、第2図において、1はホークリフトの車体2に
設けられた作動油タンクで、座席3の下部のボンネット
4内に配置される。5は外マスト6に沿って配設された
左右一対のリフトシリンダで、ピストンロッド5aが内マ
スト7の上端部に連結され、フォーク8を内マスト7に
取付けられたスプロケット9およびチェン10を介して昇
降することができる。このリフトシリンダ5は、下部の
駆動室5bにのみ作動油が供給される単動形の油圧シリン
ダで、上部の従動室5cの吸排気口5dにはT字管11を介し
てリターンホース12が接続され、このリターンホース12
は作動油タンク1の気相部1aに接続される。前記T字管
11の他方には吸排気用のブリーザ13(吸排気具)が取付
けられている。このブリーザ13は第3図に示すように、
矢板13aと底板13bを有する円筒体で、底板13bの中央に
T字管11が貫通して固定されるとともに、底板13bの外
周部にブリーザ孔13cが形成され、この底板13bのT字管
11とブリーザ孔13cの間から天板13aにわたる円筒状のフ
ィルタ14が配設されている。
一方、作動油タンク1の給油孔15は、耐油性のゴムパッ
キンを有するタンクキャップ16により密閉されている。
上記実施例において、リフトシリンダ5が駆動された場
合、作動油タンク1内の油面1bの変動は、リフトシリン
ダ5の従動室5bからリターンホース12を介して空気が気
相部1aに吸排気される。また、他の油圧機器の使用によ
る作動油タンク1内の油面の変動は、ブリーザ13からリ
ターンホース12を介して空気が気相部1aに吸排気され
る。
したがって、ブリーザ13はリフトシリンダ5の従動室5b
の吸排気口5c近傍で、ボンネット4外部の高い位置に配
設されるので、ごみやほこりも少くフィルタ14の目詰り
もなく、さらに作動油タンク1の揺れによる作動油の漏
れもない。しかも、既設のリターンホース12を利用する
ので、取付けがきわめて簡単で低コストですむ。
なお、フォークリフトの単動形リフトシリンダ5は、従
動室5b側に作動油が漏れるおそれは全くなく、リターン
ホース12が作動油で満されてブリーザ13から漏れたり、
外気が吸引不能になることもない。
第4図〜第7図はそれぞれ他の実施例を示し、リターン
ホース12の途中にT字管21を介装し、このT字管21にブ
リーザ22を接続したものである。すなわち、第4図はT
字管21に直接ブリーザ22を取付けたもの、第5図は左右
のリフトシリンダ5の受動室5bに接続された両リターン
ホース12にそれぞれT字管21を介装し、これらT字管21
を中間ホース23を介して1個のブリーザ22に接続したも
ので、ブリーザ22は両外マスト6を連結する外枠タイバ
ー24に取付けられたもの、第6図はブリーザ22を中間ホ
ース23を介してT字管21に接続し、ブリーザ22を外マス
ト6に取付けたもの、第7図はT字管21を作動油タンク
1側のリターンホース12に介装し、中間ホース23を介し
て接続し、ブリーザ22をボンネット4外方の任意の位置
たとえば日除け屋根用支柱25に取付けたものを示す。各
実施例とも上記実施例と同様の効果を奏する。
考案の効果 以上に述べたごとく本考案によれば、作動油タンク内の
油面の変動に対して、吸排気具からリターンホースを介
して作動油タンクの気相部に外気が吸排気される。この
吸排気具はボンネット外側の上部位置に取付けることが
できるので、従来のように吸排気具からの油漏れやフィ
ルタの目詰まりもなく、しかも従来から設けられている
リターンホースを利用するので低コストですむ。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は要
部を示す一部切欠き側面図、第2図は全体斜視図、第3
図はブリーザの縦断面図、第4図〜第7図はそれぞれ他
の実施例の要部を示す側面図、第8図および第9図は従
来例を示し、第8図はキャップ兼ブリーザの縦断面図、
第9図(a)(b)は他の従来例を示す側面図およびブ
リーザの縦断面図である。 1……作動油タンク、1a……気相部、5……リフトシリ
ンダ、5c……受動室、11……T字管、12……リターンホ
ース、13……ブリーザ(吸排気具)、14……フィルタ、
22……ブリーザ、23……中間ホース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォークを昇降する単動形油圧リフトシリ
    ンダの従動室と作動油タンクの気相部とを連通するリタ
    ーンホースを設け、このリターンホースに、フィルタを
    有する吸排気具を接続したことを特徴とするフォークリ
    フトの作動油タンク装置。
JP65389U 1989-01-06 1989-01-06 フォークリフトの作動油タンク装置 Expired - Lifetime JPH0638879Y2 (ja)

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JP65389U JPH0638879Y2 (ja) 1989-01-06 1989-01-06 フォークリフトの作動油タンク装置

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JPH0291796U JPH0291796U (ja) 1990-07-20
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JP2541742Y2 (ja) * 1991-11-01 1997-07-16 小松フォークリフト株式会社 ブリーザ装置
CN108557713A (zh) * 2018-06-29 2018-09-21 衡阳合力工业车辆有限公司 一种液压站及叉车
CN110260368A (zh) * 2019-05-31 2019-09-20 石家庄工大化工设备有限公司 一种醇基燃料取暖炉用的安全储油箱及醇基燃料取暖炉

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