JPS5834159Y2 - フオ−クリフトのバキユ−ムアタツチメント装置 - Google Patents

フオ−クリフトのバキユ−ムアタツチメント装置

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Publication number
JPS5834159Y2
JPS5834159Y2 JP10235278U JP10235278U JPS5834159Y2 JP S5834159 Y2 JPS5834159 Y2 JP S5834159Y2 JP 10235278 U JP10235278 U JP 10235278U JP 10235278 U JP10235278 U JP 10235278U JP S5834159 Y2 JPS5834159 Y2 JP S5834159Y2
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JP
Japan
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pump
suction cup
vacuum
piston
tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP10235278U
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English (en)
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JPS5520357U (ja
Inventor
司 岡本
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、フォークリフトにおけるバキュームアタッ
チメント装置に関し、詳しくは、従来のバキュームアタ
ッチメント装置に自動噴水装置を付設して荷役物の吸着
面部を一時的に液体封止せしめるようにしたものである
従来この種アタッチメント装置は、昇降可能なフォーク
に吊持されたバキューム装置の環状吸着盤内部と、車体
側に装備した真空発生器とをバキュームパイプを介して
連通し、該発生器によって吸着盤内部に負圧を生じせし
めその負圧力を利用して荷役物を保持していたが、吸着
盤と荷役物との間に異物が介在したり、あるいは荷役物
表面の凹凸が大きかったりして、吸着盤と荷役物との間
にわずかの隙間が生じると、吸着盤の密封性が損われて
吸着力が極度に減殺され、また建築用材たとえば石こう
ボードなどを運搬する際には荷役物自体が通気性を有す
るため吸着盤内での十分な負圧が得られず、やはり吸着
力の低下を招くという欠点があった。
これは単に真空ポンプの容量アップのみで解決するもの
ではないことからこの欠点を除去するために、この考案
は、吸着盤内部の荷役物の表面に液体(水等)を噴射し
て、吸着盤との接触面を一時的に液体封止(目づまり状
態)にし、吸着盤内部の負圧を高めた上で、安全に運搬
できる装置を提供するものである。
以下実施例を示して、この考案の構成および効果を一層
明確にする。
第1図および第2図において、車体100の内部に装備
された真空発生器102にバキュームパイプ103を介
して結合されるバキューム装置20は、上端部にてマス
トに沿って昇降可能な周知のフォーク101に嵌入され
て支持される断面口形状をなすフォーク・・ンガ20A
と、該ハンガ20Aの下面に固着された支持板20Dと
、該支持板20Dに上端が遊嵌支持された適数個の支持
棒20Cの下端と一体結合されかつ下面に環状の吸着盤
20Gを固着したプレート20Fと、吸着盤20Gが荷
役物106に当接する際に生起するショックをやわらげ
るとともに常時は該プレート20Fを下方へ押圧する複
数個のばね20Eとの各部材が一体化して構成されてい
る。
そして本考案装置ばとくに以1に述べる構成を大きな特
徴としている。
すなわち、前記プレー)20Fの上面複数箇所に水など
液体を貯溜するタンク1と、その液体を吐出するポンプ
3とが一体構成された液体噴霧装置30が乗載固定され
、該タンク1とポンプ3とは隔壁2を併有して一体化し
ており、前記隔壁2下部にはタンク1とポンプ3とを連
通ずる取入口4が穿設されている。
該ポンプ3内から下方すなわち吸着盤20G方向に前記
プレー)20Fを貫通し通常時には前記吸着盤20G下
面より下方位置まで延出するピストンロッド5の露出軸
部分には該軸部分を換装し、両端を該ピストンロッド5
の下端に設けたフランジ部5Aと、前記プレート20F
とに当接したばね6が介在されており、このばね6によ
って前記ロッド5には常時下方への付勢力が付与されて
いる。
さらにピストンロッド5の前記ポンプ3内に位置する頂
部にはピストン7が固着されこのピストン7によって上
下2室に分室された画室は、ピストン7に設げた逆止弁
部7Aによって連通されている。
該弁部7はピストンロッド5が降下すると開となり、タ
ンク1からの液体をポンプ3上部にくみあげ、ピストン
ロッド5が上昇すると閉となってポンプ3上部の液体を
ポンプ3上端部の開口部8にむげて圧送する。
尚前記ピストン7は最下降した状態であっても前記取入
口4より上方位置にあるようばね6の付勢力が調整され
ている。
図中13は軸封部材であって、ポンプ3の底壁に穿設さ
れた穴と紋穴を貫通するピストンロッド5との間隙を密
封する。
9は管路であって、この一端は、前記ポンプ3上端に形
成された開口部8に連結し、他端は、前記プレー)20
Fを貫通して吸着盤20Gの内周部分内の適宜箇所に尖
端が突設したノズル10と連結している。
このノズル10の尖端周壁には液体を噴霧状態にて噴出
可能な小孔10Aが適数個穿設されている。
図中11はタンク1内に液を補充する注入口で、開閉自
在のふた12がそこに取付けられている。
次に作用について記す。
フォーク101にフォークハンガ20A部を介して吊持
されたバキューム装置20が、マスト105に沿って昇
降する昇降手段によって運搬しようとする荷役物106
の上におろされると、まず液体の入ったタンク1と一体
化されたポンプ3内部を上下動するピストンロッド5の
下端部が荷役物106の表面に当接し、さらにフォーク
101の下降を継続するとピストンロッド5が同装置2
0の自重とフォークの下降力とによって上方に押され、
弁部7は閉となってポンプ3の上下室の流通を遮断する
為、ポンプ3の上室内に充満していた液体を管路9を経
由してノズル10側へ圧送し、液体は、ノズル10から
噴出され、荷役物106上面の吸着盤20G内周部分内
対応部分ならびに吸着盤20G下面対応部分を加水し、
一時的に荷役物106を目づまり状態にさせる。
さらにフォークを下降させると荷役物106に吸着盤2
0Gが押しつげられるので真空発生器102に接続され
たバキュームホース103より吸着盤20G内に負圧を
生じせしめると、吸着盤20Gは吸着を開始する。
荷役物106の運搬終了後、真空発生器102による真
空発生作動を停止させ、バキュームパイプ103を介し
て吸着盤20G内に大気を送風すると吸着力が減殺され
て、荷役物106から吸着盤20Gが離脱し、フォーク
101にてバキューム装置20を上昇させるとポンプ3
より延在するピストンロッド5は下方に付勢力を有する
ばね6にて自動的に下降せしめられ、元の状態にもどる
その際、逆止弁部7は開となって、ポンプ3下室にある
液体をくみあげ、次回の運搬作業時の液体の噴出に備え
る。
なお、本考案は液体を噴出させる方法として、ばね6の
反発力によって液体をくみあげ、バキューム装置20の
自重によって噴出させるという自動的なポンプ作用を応
用したが、吸着盤20Gと荷役物106との距離を目測
し、手動で噴霧させ゛ることもでき、また前記距離をリ
ミットスイッチ等で検出して電気的にポンプ作用を生起
せしめる方法も採り得るものである。
以上詳記のごとく、この考案のバキューム装置は、ポン
プ作用によって自動的に液体を噴出して、荷役物と吸着
盤との間に一時的に目づまり状態を生起せしめ、吸着効
果を高めているので、多少通気性を有する荷役物でも吸
引可能であり、表面が吸着可能な形状の荷役物であれば
、材質の如何にかかわらず吸着荷役作業が可能となった
さらに運転者は荷役物の表面に加水するための作業にな
んられずられされることなく、通常の荷役作業のみに専
念することができ、極めて高能率に作業を進めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置を装着したフォークリフトの側面
図、第2図は同じく、一部所面にて示す本考案装置の正
面図である。 1・・・・・・タンク、3・・・・・・ポンプ、5・・
・・・・ピストンロッド、6・・・・・・ばね、7・・
・・・・弁部、9・・・・・・管路、10・・・・・・
ノズル、20・・・・・・バキューム装置、20G・・
・・・・吸着盤、102・・・・・・真空発生器、10
3・・・・・・バキュームパイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降可能なフォークに吊持され、真空発生器からの負圧
    力を利用して荷役物を吸着し運搬可能ならしめるバキュ
    ーム装置であって、該装置の一構成部材を成し下面に環
    状の吸着盤を有するプレートの上面適宜箇所に液体等を
    貯溜するタンクと、逆止弁部を有するピストンによって
    上下2室に分室されその下室が前記タンクに連通したポ
    ンプとを装設するとともに前記ピストンに一端が固着さ
    れ他端がばねによって通常時には前記吸着盤下面より下
    方に位置すべく下方への付勢力が付与されるピストンロ
    ッドを前記プレートに対して摺動可能に貫通突設せしめ
    るとともに前記プレートの吸着盤内部位置に前記ポンプ
    の王室と管路を介して連通したノズルを突出配設したこ
    とを特徴とするフォークリフトのバキュームアタッチメ
    ント装置。
JP10235278U 1978-07-25 1978-07-25 フオ−クリフトのバキユ−ムアタツチメント装置 Expired JPS5834159Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10235278U JPS5834159Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 フオ−クリフトのバキユ−ムアタツチメント装置

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JP10235278U JPS5834159Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 フオ−クリフトのバキユ−ムアタツチメント装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5520357U JPS5520357U (ja) 1980-02-08
JPS5834159Y2 true JPS5834159Y2 (ja) 1983-07-30

Family

ID=29041853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10235278U Expired JPS5834159Y2 (ja) 1978-07-25 1978-07-25 フオ−クリフトのバキユ−ムアタツチメント装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8401528U1 (de) * 1984-01-20 1985-05-15 Infrarödteknik AB, 46200 Vänersborg Infrarotstrahlvorrichtung

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JPS5520357U (ja) 1980-02-08

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