JPS5837449Y2 - スカム排出装置 - Google Patents

スカム排出装置

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Publication number
JPS5837449Y2
JPS5837449Y2 JP17659081U JP17659081U JPS5837449Y2 JP S5837449 Y2 JPS5837449 Y2 JP S5837449Y2 JP 17659081 U JP17659081 U JP 17659081U JP 17659081 U JP17659081 U JP 17659081U JP S5837449 Y2 JPS5837449 Y2 JP S5837449Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
scum
negative pressure
chamber
pressure chamber
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Expired
Application number
JP17659081U
Other languages
English (en)
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JPS57115615U (ja
Inventor
吉弘 井上
寛之 山崎
洪一 谷村
克海 長崎
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、溶融金属表面上から吸引され、冷却固化され
たスカムの吸引搬送経路から外部へ排出する装置に関す
る。
吸引搬送経路からスカムを外部へ排出する場合、搬送経
路の負圧を破らずにスカムを外部へ排出する装置として
本出願人は先に吸引装置に連通された負圧室と液体中に
インペラを配置した液体室とを設けると共にインペラの
吸込口と前記負圧室とを連通したスカム排出装置を提案
したが、この装置にあっては負圧室内から液体室内に移
動せられたスカムを液体室外へ排出するのに適切な手段
が提案されていなかった。
本考案はスカムを負圧室から液体室へそしてさらに液体
室から外部へ簡単に排出することができるスカム排出装
置を提供するものである。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
1は本体容器であり、その内部はロード状の仕切壁2で
上下に仕切られ、上部空間が負圧室3として、下部空間
が液体室4として構成されている。
負圧室3と液体室4とは仕切壁2の下端の連通部9で連
通している。
5は本体容器1の上端に外嵌し、上記負圧室3の一部を
なす環状空間6を構成する上蓋であり、該上蓋5の周壁
には真空ポンプ等の吸引装置と接続する接続ロアが設け
られている。
8は溶融金属表面上のスカム上方に位置しスカムを吸引
するとともに吸引したスカムに水を噴射するサクション
ヘッドと連通ずるスカム流入筒体であり、該スカム流入
筒体8には、スカムを排出口9に案内し吸引気流のみを
外周へ逃がす減速装置10が設けられている。
この減速装置10は複数のテーパ筒11゛を同軸上に配
置してなり、各テーパ筒11間で空気逃がし口12が構
成されている。
13は液体室4の液中に配置されたインペラで、スカム
流入筒体8の開口部延長位置に位置して液体室4内の支
持台14によって支持されており、前記負圧室3のスカ
ム排出口9は前記インペラ13の吸込口13aに対向し
て開口している。
21は国外のインペラ駆動装置のプーリと連結されイン
ペラ13を回転させるプーリである。
液体室4の底壁15は鉛直方向上下に傾斜しており傾斜
上側位置における液体室側壁に液体供給口16が設けら
れ、かっ底壁15の傾斜下側位置に液体排出口17が設
けられている。
液体供給口16は圧力液体を供給して液体室4内の液体
流動手段であるポンプ18と接続されている。
19は開閉弁である。このような構成によると、スカム
流入筒体8から負圧室3内に流入したスカムは、吸引気
流が該負圧室3で減速されることにより吸引気流から分
離されてスカム排出口9に落下し、この落下したスカム
はインペラ13の吸込口13aからインペラ13内に入
ってその遠心作用により負圧室3内の負圧を破らずに液
体室4内に移動する。
液体室4内に排出されたスカムは、前記ポンプ18を常
時駆動させ、あるいは適時駆動させて圧力液体を液体室
4内に供給することにより、液体供給口16から液体排
出口17に向けて形成される流れにのって排出口17か
ら外部へ排出される。
外部へ排出されたスカムを含む液体は例えば液体のみ通
過しスカムを通過させない大きさの網目を有する金網を
通過させることにより液体とスカムを分離することがで
きる。
又液体排出口を前記実施例の如く液体室直下で開口させ
ずパイプによる延長させることにより任意位置で液体排
出口を開口させることができる。
液体流動手段としてはポンプ等の動圧を利用するものの
ほか、液体の静圧を利用することが考えられる。
前記実施例において液体供給口16と液体排出口17と
の間に落差りを設けることにより液体供給口16から液
体を供給するだけで液体室4内の液体は連続的に外部に
排出される。
以上本考案のスカム排出装置によれば、負圧室内のスカ
ムをインペラによって液体中に排出で゛きると共に液体
中で回転するインペラの吸込圧力が負圧室の負圧と均衡
し、負圧室の負圧が低下することもなく、さらに液体室
内に排出されたスカムを液体供給口から排出口に向けて
形成される流れにのせて排出口から外部へ容易に排出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す縦断側面図である。 1・・・・・・本体容器、2・・・・・・仕切壁、3・
・・・・・負圧室、4・・・・・・液体室、7・・・・
・・吸引装置接続口、8・・・・・・スカム流人筒体、
9・・・・・・スカム排出口、13・・・・・・インペ
ラ、16・・・・・・液体供給口、17・・・・・・液
体排出口、18・・・・・・ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸引装置に連通された負圧室と液体室とを設け、前記負
    圧室に該負圧室内部で開口するスカム流入筒体を設け、
    前記スカム流入筒体の開口部延長位置に位置させて液体
    室内の液体中にインペラを配置し、前記負圧室のスカム
    排出口を前記インペラに対向させて開口し、前記液体室
    内に開口する液体供給口及び液体排出口を設けたことを
    特徴とするスカム排出装置。
JP17659081U 1981-11-26 1981-11-26 スカム排出装置 Expired JPS5837449Y2 (ja)

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JP17659081U JPS5837449Y2 (ja) 1981-11-26 1981-11-26 スカム排出装置

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JPS57115615U JPS57115615U (ja) 1982-07-17
JPS5837449Y2 true JPS5837449Y2 (ja) 1983-08-24

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