JPH0650472Y2 - 流体圧シリンダ式リフタにおける昇降駆動装置 - Google Patents
流体圧シリンダ式リフタにおける昇降駆動装置Info
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- JPH0650472Y2 JPH0650472Y2 JP1000091U JP1000091U JPH0650472Y2 JP H0650472 Y2 JPH0650472 Y2 JP H0650472Y2 JP 1000091 U JP1000091 U JP 1000091U JP 1000091 U JP1000091 U JP 1000091U JP H0650472 Y2 JPH0650472 Y2 JP H0650472Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、流体圧シリンダ式リフ
タにおける昇降駆動装置に関する。
タにおける昇降駆動装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、図4に示すように、基台101上に
流体圧シリンダ102を立設し、この流体圧シリンダ1
02上部のピストン102aに荷台103を支持させ、
上記流体圧シリンダ102の流体作動室102bに流体
給排口102cを設け、この流体給排口102cに流体
給排パイプ102d・昇降操作弁104・流体供給パイ
プ105を順に介して流体供給源106を接続させて構
成した、流体圧シリンダ式リフタがある。
流体圧シリンダ102を立設し、この流体圧シリンダ1
02上部のピストン102aに荷台103を支持させ、
上記流体圧シリンダ102の流体作動室102bに流体
給排口102cを設け、この流体給排口102cに流体
給排パイプ102d・昇降操作弁104・流体供給パイ
プ105を順に介して流体供給源106を接続させて構
成した、流体圧シリンダ式リフタがある。
【0003】これは、昇降操作弁104の上昇用操作に
より、流体供給源106から圧力流体を流体供給パイプ
105・昇降操作弁104・流体給排パイプ102dを
順に介して流体作動室102bに供給し、これにより流
体圧シリンダ102を伸長させて荷台103を上昇さ
せ、また、昇降操作弁104の下降用操作により、流体
作動室102b内の圧力流体を流体給排パイプ102d
と昇降操作弁104とを順に介して大気中に排出させ、
これにより流体圧シリンダ102を収縮させて荷台10
3を下降させるようにしたものである。
より、流体供給源106から圧力流体を流体供給パイプ
105・昇降操作弁104・流体給排パイプ102dを
順に介して流体作動室102bに供給し、これにより流
体圧シリンダ102を伸長させて荷台103を上昇さ
せ、また、昇降操作弁104の下降用操作により、流体
作動室102b内の圧力流体を流体給排パイプ102d
と昇降操作弁104とを順に介して大気中に排出させ、
これにより流体圧シリンダ102を収縮させて荷台10
3を下降させるようにしたものである。
【0004】しかも、このリフタでは、昇降操作弁10
4を携帯式にするとともに、流体供給パイプ105と流
体給排パイプ102dとを可撓性のホースで構成して、
操作者が地上または荷台103上のいずれにおいても昇
降操作弁104を操作できるようになっている。
4を携帯式にするとともに、流体供給パイプ105と流
体給排パイプ102dとを可撓性のホースで構成して、
操作者が地上または荷台103上のいずれにおいても昇
降操作弁104を操作できるようになっている。
【0005】ところで、このリフタでは、流体作動室1
02bの流体給排口102cを流体圧シリンダ102の
下部に形成し、流体供給源106を基台101に取り付
けている。したがって、荷台103に乗った操作者が昇
降操作弁104を携帯したまま荷台103を上昇させる
と、流体給排口102c及び流体供給源106から昇降
操作弁104までの距離が長くなるため、これらを繋ぐ
流体給排パイプ102d及び流体供給パイプ105はい
ずれもこの距離に応じた長いものにしておく必要があ
る。
02bの流体給排口102cを流体圧シリンダ102の
下部に形成し、流体供給源106を基台101に取り付
けている。したがって、荷台103に乗った操作者が昇
降操作弁104を携帯したまま荷台103を上昇させる
と、流体給排口102c及び流体供給源106から昇降
操作弁104までの距離が長くなるため、これらを繋ぐ
流体給排パイプ102d及び流体供給パイプ105はい
ずれもこの距離に応じた長いものにしておく必要があ
る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術では次の
ような問題が生じている。流体供給パイプ105と流
体給排パイプ102dとが長いため、荷台103の上昇
時に両パイプ105・102dを通過する圧力流体の通
過抵抗が大きく、荷台103の上昇速度が遅い。また、
流体給排パイプ102dが長いため、荷台103の下降
時にこのパイプ102dを通過する圧力流体の通過抵抗
が大きく、荷台103の下降速度が遅い。
ような問題が生じている。流体供給パイプ105と流
体給排パイプ102dとが長いため、荷台103の上昇
時に両パイプ105・102dを通過する圧力流体の通
過抵抗が大きく、荷台103の上昇速度が遅い。また、
流体給排パイプ102dが長いため、荷台103の下降
時にこのパイプ102dを通過する圧力流体の通過抵抗
が大きく、荷台103の下降速度が遅い。
【0007】前記両パイプ105・102dが長いた
め、荷台103を下降させた状態では、両パイプ105
・102dが地表に長く横たわり、リフタを横移動させ
る際に両パイプ105・102dが邪魔になるととも
に、両パイプ105・102dがリフタに踏まれて損傷
し易い。
め、荷台103を下降させた状態では、両パイプ105
・102dが地表に長く横たわり、リフタを横移動させ
る際に両パイプ105・102dが邪魔になるととも
に、両パイプ105・102dがリフタに踏まれて損傷
し易い。
【0008】前記両パイプ105・102dが長いう
えに昇降操作弁104を携帯式としたため、操作者が荷
台103上で昇降操作弁104を操作する場合、操作者
の手には、昇降操作弁104の荷重の他、ここから長く
垂れ下がる前記両パイプ105・102dの荷重がかか
り、その操作が不自由となる。
えに昇降操作弁104を携帯式としたため、操作者が荷
台103上で昇降操作弁104を操作する場合、操作者
の手には、昇降操作弁104の荷重の他、ここから長く
垂れ下がる前記両パイプ105・102dの荷重がかか
り、その操作が不自由となる。
【0009】本考案は、流体供給パイプと流体給排パイ
プとを短くできるようにすること、をその課題とする。
プとを短くできるようにすること、をその課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1に示すように、基台
1上に流体圧シリンダ2を立設し、この流体圧シリンダ
2上部のピストン2aに荷台3を支持させ、上記流体圧
シリンダ2の流体作動室2bに流体給排口2cを設け、
この流体給排口2cに流体給排パイプ2d・昇降操作弁
4・流体供給パイプ5を順に介して流体供給源6を接続
させて構成した、流体圧シリンダ式リフタにおいて、次
の点を特徴とする。
1上に流体圧シリンダ2を立設し、この流体圧シリンダ
2上部のピストン2aに荷台3を支持させ、上記流体圧
シリンダ2の流体作動室2bに流体給排口2cを設け、
この流体給排口2cに流体給排パイプ2d・昇降操作弁
4・流体供給パイプ5を順に介して流体供給源6を接続
させて構成した、流体圧シリンダ式リフタにおいて、次
の点を特徴とする。
【0011】すなわち、図2に示すように、前記流体作
動室2bの流体給排口2cを前記ピストン2aに形成
し、前記流体供給源6を上記荷台3に取り付け、前記昇
降操作弁4を前記荷台3・ピストン2a・流体供給源6
のいずれかに取り付けた、ことを特徴とする
動室2bの流体給排口2cを前記ピストン2aに形成
し、前記流体供給源6を上記荷台3に取り付け、前記昇
降操作弁4を前記荷台3・ピストン2a・流体供給源6
のいずれかに取り付けた、ことを特徴とする
【0012】
【作用】図1に示すように、流体作動室2bの流体給排
口2c、昇降操作弁4、流体供給源6をいずれも荷台3
側に集約させて設けたため、流体給排口2c及び流体供
給源6から昇降操作弁4までの距離が短くなるうえ、こ
れらの相対位置は、荷台3の昇降に拘わらず変動するこ
とがない。したがって、これらを繋ぐ流体給排パイプ2
dと流体供給パイプ5とを短くすることができる。
口2c、昇降操作弁4、流体供給源6をいずれも荷台3
側に集約させて設けたため、流体給排口2c及び流体供
給源6から昇降操作弁4までの距離が短くなるうえ、こ
れらの相対位置は、荷台3の昇降に拘わらず変動するこ
とがない。したがって、これらを繋ぐ流体給排パイプ2
dと流体供給パイプ5とを短くすることができる。
【0013】このように、両パイプ2d・5を短くする
ことができるため、荷台上昇時に両パイプ2d・5を通
過する圧力流体の通過抵抗を小さくでき、荷台3の上昇
速度が速くなる。また、流体給排パイプ2dを短くする
ことができるため、荷台3下降時にこのパイプ2dを通
過する圧力流体の通過抵抗を小さくすることができ、荷
台3の下降速度が速くなる。
ことができるため、荷台上昇時に両パイプ2d・5を通
過する圧力流体の通過抵抗を小さくでき、荷台3の上昇
速度が速くなる。また、流体給排パイプ2dを短くする
ことができるため、荷台3下降時にこのパイプ2dを通
過する圧力流体の通過抵抗を小さくすることができ、荷
台3の下降速度が速くなる。
【0014】また、前記両パイプ2d・5を短くするこ
とができるため、荷台3を下降させても両パイプ2d・
5が地上に横たわることもなく、リフタを横移動させる
際に、両パイプ2d・5が邪魔になることがないととも
に、両パイプ2d・5がリフタに踏まれて損傷すること
もない。
とができるため、荷台3を下降させても両パイプ2d・
5が地上に横たわることもなく、リフタを横移動させる
際に、両パイプ2d・5が邪魔になることがないととも
に、両パイプ2d・5がリフタに踏まれて損傷すること
もない。
【0015】また、昇降操作弁4を荷台3・ピストン2
a・流体供給源6のいずれかに取り付けるため、荷台3
上で昇降弁操作弁4を操作する操作者の手に昇降操作弁
4や前記両パイプ2d・5の荷重がかかることがなく、
その操作が容易に行える。
a・流体供給源6のいずれかに取り付けるため、荷台3
上で昇降弁操作弁4を操作する操作者の手に昇降操作弁
4や前記両パイプ2d・5の荷重がかかることがなく、
その操作が容易に行える。
【0016】
【考案の効果】流体給排パイプと流体供給パイプの双
方を短くすることができるため、荷台上昇時に両パイプ
を通過する圧力流体の通過抵抗を小さくでき、荷台の上
昇速度が速くなる。また、流体給排パイプを短くするこ
とができるため、荷台下降時にこのパイプを通過する圧
力流体の通過抵抗を小さくすることができ、荷台の下降
速度が速くなる。
方を短くすることができるため、荷台上昇時に両パイプ
を通過する圧力流体の通過抵抗を小さくでき、荷台の上
昇速度が速くなる。また、流体給排パイプを短くするこ
とができるため、荷台下降時にこのパイプを通過する圧
力流体の通過抵抗を小さくすることができ、荷台の下降
速度が速くなる。
【0017】前記両パイプを短くすることができるた
め、荷台を下降させても両パイプが地上に横たわること
もなく、リフタを横移動させる際に、両パイプが邪魔に
なることがないとともに、両パイプがリフタに踏まれて
損傷することもない。
め、荷台を下降させても両パイプが地上に横たわること
もなく、リフタを横移動させる際に、両パイプが邪魔に
なることがないとともに、両パイプがリフタに踏まれて
損傷することもない。
【0018】昇降操作弁を荷台・ピストン・流体供給
源のいずれかに取り付けるため、荷台上で昇降弁操作弁
を操作する操作者の手に昇降操作弁や前記両パイプの荷
重がかかることがなく、その操作が容易に行える。
源のいずれかに取り付けるため、荷台上で昇降弁操作弁
を操作する操作者の手に昇降操作弁や前記両パイプの荷
重がかかることがなく、その操作が容易に行える。
【0019】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例) 図1は本考案の第1実施例に係るリフタの斜視図、図2
は本考案の第1実施例に係るリフタの要部断面図であ
る。図1において、符号7はリフタを示しており、これ
は基台1上に3本の流体圧シリンダ2・8・9を立設さ
せ、各流体圧シリンダ2・8・9内にそれぞれ流体作動
室2b・8b・9bを形成させ、各流体圧シリンダ2・
8・9の上部のピストン2a・8a・9aに荷台3を支
持させて構成してある。
は本考案の第1実施例に係るリフタの要部断面図であ
る。図1において、符号7はリフタを示しており、これ
は基台1上に3本の流体圧シリンダ2・8・9を立設さ
せ、各流体圧シリンダ2・8・9内にそれぞれ流体作動
室2b・8b・9bを形成させ、各流体圧シリンダ2・
8・9の上部のピストン2a・8a・9aに荷台3を支
持させて構成してある。
【0020】このリフタ7では、荷台3は次のようにし
てピストン2a・8a・9aに支持させている。図1に
示すように、矩形環状の荷台支持フレーム10から三方
にブラケット11を導出させ、各ブラケット11上に荷
台支持柱12を立設させている。図2に示すように、こ
の荷台支持柱12内にピストン2aを挿入し、このピス
トン2aの上端部13を荷台支持柱12の上壁14から
垂設させた取付パイプ15に挿嵌して固定させている。
図1に示す他のピストン8a・9aも同様にして荷台支
持柱12と接続させている。このようにしてピストン2
a・8a・9aに支持させた荷台支持フレーム10の上
側に荷台3を載置して固定させ、これにより荷台3をピ
ストン2a・8a・9aに支持させている。
てピストン2a・8a・9aに支持させている。図1に
示すように、矩形環状の荷台支持フレーム10から三方
にブラケット11を導出させ、各ブラケット11上に荷
台支持柱12を立設させている。図2に示すように、こ
の荷台支持柱12内にピストン2aを挿入し、このピス
トン2aの上端部13を荷台支持柱12の上壁14から
垂設させた取付パイプ15に挿嵌して固定させている。
図1に示す他のピストン8a・9aも同様にして荷台支
持柱12と接続させている。このようにしてピストン2
a・8a・9aに支持させた荷台支持フレーム10の上
側に荷台3を載置して固定させ、これにより荷台3をピ
ストン2a・8a・9aに支持させている。
【0021】このリフタ7には、昇降駆動装置を設けて
おり、これは次のようになっている。 図1に示すよう
に、所定の流体圧シリンダ2の流体作動室2bの流体給
排口2cをピストン2aに形成させ、この流体給排口2
cに、流体給排パイプ2d・昇降操作弁4・流体供給パ
イプ5を順に介して流体供給源6を接続させている。他
の二本の流体圧シリンダ8・9の流体給排口8c・9c
は各流体圧シリンダ8・9の下部に形成させ、これらは
分流器16と連通パイプ17とを介して前記所定の流体
圧シリンダ2の流体作動室2bに連通させている。
おり、これは次のようになっている。 図1に示すよう
に、所定の流体圧シリンダ2の流体作動室2bの流体給
排口2cをピストン2aに形成させ、この流体給排口2
cに、流体給排パイプ2d・昇降操作弁4・流体供給パ
イプ5を順に介して流体供給源6を接続させている。他
の二本の流体圧シリンダ8・9の流体給排口8c・9c
は各流体圧シリンダ8・9の下部に形成させ、これらは
分流器16と連通パイプ17とを介して前記所定の流体
圧シリンダ2の流体作動室2bに連通させている。
【0022】図2に示すように、前記所定の流体圧シリ
ンダ2の流体給排口2cはピストンヘッド18に形成さ
せ、流体給排パイプ2dは筒状に形成したピストンロッ
ド19でこれを兼用させている。昇降操作弁4は荷台支
持柱12の上壁14上に固定させ、前記取付パイプ15
を介して流体給排パイプ2dと連通させている。
ンダ2の流体給排口2cはピストンヘッド18に形成さ
せ、流体給排パイプ2dは筒状に形成したピストンロッ
ド19でこれを兼用させている。昇降操作弁4は荷台支
持柱12の上壁14上に固定させ、前記取付パイプ15
を介して流体給排パイプ2dと連通させている。
【0023】この昇降操作弁4は操作杆20の切り換え
操作により内部の弁体(図外)を開閉して荷台3の昇降
及び静止を行わせるようになっている。すなわち、図2
に示すように、操作杆20を上側の上昇操作姿勢21に
切り換えると、弁体の切り替わりにより、流体供給源6
からの圧力流体を流体供給パイプ5、昇降操作弁4、流
体給排パイプ2dを順に介して前記所定の流体圧シリン
ダ2の流体作動室2bに供給させるようになっている。
この場合、図1に示す連通状態の各流体作動室2b・8
b・9bの内圧が高まり、各流体圧シリンダ2・8・9
が伸長して荷台3が上昇する。
操作により内部の弁体(図外)を開閉して荷台3の昇降
及び静止を行わせるようになっている。すなわち、図2
に示すように、操作杆20を上側の上昇操作姿勢21に
切り換えると、弁体の切り替わりにより、流体供給源6
からの圧力流体を流体供給パイプ5、昇降操作弁4、流
体給排パイプ2dを順に介して前記所定の流体圧シリン
ダ2の流体作動室2bに供給させるようになっている。
この場合、図1に示す連通状態の各流体作動室2b・8
b・9bの内圧が高まり、各流体圧シリンダ2・8・9
が伸長して荷台3が上昇する。
【0024】また、図2に示すように、操作杆20を下
側の下降操作姿勢22に切り換えると、弁体の切り替わ
りにより、前記所定の流体圧シリンダ2の流体作動室2
b内の圧力流体を流体給排パイプ2d、昇降操作弁4を
順に介して大気中に排出させるようになっている。この
場合、図1に示す連通状態の各流体作動室2b・8b・
9bの内圧が低下し、各流体圧シリンダ2・8・9が収
縮して荷台3が下降する。
側の下降操作姿勢22に切り換えると、弁体の切り替わ
りにより、前記所定の流体圧シリンダ2の流体作動室2
b内の圧力流体を流体給排パイプ2d、昇降操作弁4を
順に介して大気中に排出させるようになっている。この
場合、図1に示す連通状態の各流体作動室2b・8b・
9bの内圧が低下し、各流体圧シリンダ2・8・9が収
縮して荷台3が下降する。
【0025】また、図2に示すように、操作杆20を水
平な静止操作姿勢23に切り換えると、弁体の切り替わ
りにより、前記所定の流体圧シリンダ2の流体作動室2
bの圧力流体の出入りを停止させるようになっている。
この場合、図1に示す各流体作動室2b・8b・9bの
伸縮が停止され、荷台3は静止する。
平な静止操作姿勢23に切り換えると、弁体の切り替わ
りにより、前記所定の流体圧シリンダ2の流体作動室2
bの圧力流体の出入りを停止させるようになっている。
この場合、図1に示す各流体作動室2b・8b・9bの
伸縮が停止され、荷台3は静止する。
【0026】図2に示すように、流体圧供給源6には炭
酸ガスボンベ24を使用しており、この炭酸ガスボンベ
24は荷台3上に載置させ、取付帯25を介して荷台支
持柱12に固定させている。流体供給パイプ5は炭酸ガ
スボンベ24のボンベ継ぎ手26と昇降操作弁4との間
に介設させ、これらを連通させている。
酸ガスボンベ24を使用しており、この炭酸ガスボンベ
24は荷台3上に載置させ、取付帯25を介して荷台支
持柱12に固定させている。流体供給パイプ5は炭酸ガ
スボンベ24のボンベ継ぎ手26と昇降操作弁4との間
に介設させ、これらを連通させている。
【0027】(第2実施例) 図3は本考案の第2実施例に係るリフタの上部斜視図で
ある。この第2実施例は上記第1実施例と下記の点で異
なる。上記第1実施例では、図1に示すように、所定の
流体圧シリンダ2の流体給排口2cをピストン2aに形
成させ、この流体給排口2cに流体給排パイプ2dを介
して昇降操作弁4を接続させ、他の二本の流体圧シリン
ダ8・9の流体給排口8c・9cは各流体圧シリンダ8
・9の下部に形成させ、これらは分流器16と連通パイ
プ17とを介して上記所定の流体圧シリンダ2の流体作
動室2cに連通させていた。
ある。この第2実施例は上記第1実施例と下記の点で異
なる。上記第1実施例では、図1に示すように、所定の
流体圧シリンダ2の流体給排口2cをピストン2aに形
成させ、この流体給排口2cに流体給排パイプ2dを介
して昇降操作弁4を接続させ、他の二本の流体圧シリン
ダ8・9の流体給排口8c・9cは各流体圧シリンダ8
・9の下部に形成させ、これらは分流器16と連通パイ
プ17とを介して上記所定の流体圧シリンダ2の流体作
動室2cに連通させていた。
【0028】これに対し、この第2実施例では、図3に
示すように、三本の流体圧シリンダ2・8・9の各流体
供給口2c・8c・9cのいずれも各ピストン2a・8
a・9aに形成させ、この各流体給排口2c・8c・9
cにそれぞれ流体給排パイプ2d・8d・9dを接続さ
せ、各流体給排パイプ2d・8d・9dは分流器16を
介して昇降操作弁4に接続させている。
示すように、三本の流体圧シリンダ2・8・9の各流体
供給口2c・8c・9cのいずれも各ピストン2a・8
a・9aに形成させ、この各流体給排口2c・8c・9
cにそれぞれ流体給排パイプ2d・8d・9dを接続さ
せ、各流体給排パイプ2d・8d・9dは分流器16を
介して昇降操作弁4に接続させている。
【0029】本考案の実施例は以上の通りであるが、本
考案は上記実施例に限定されるものではない。例えば、
図2に示す流体供給源6には、炭酸ガスボンベ24に代
えて、コンプレッサ、油圧ポンプ等を用いてもよい。ま
た、図2に示す昇降操作弁4を荷台支持柱12に取り付
けるのに代えて、ボンベ継ぎ手26に取り付けてもよ
い。
考案は上記実施例に限定されるものではない。例えば、
図2に示す流体供給源6には、炭酸ガスボンベ24に代
えて、コンプレッサ、油圧ポンプ等を用いてもよい。ま
た、図2に示す昇降操作弁4を荷台支持柱12に取り付
けるのに代えて、ボンベ継ぎ手26に取り付けてもよ
い。
【図1】図1は本考案の第1実施例に係るリフタの斜視
図である。
図である。
【図2】図2は本考案の第1実施例に係るリフタの要部
断面図である。
断面図である。
【図3】図3は本考案の第2実施例に係るリフタの上部
斜視図である。
斜視図である。
【図4】図4は従来技術に係るリフタの正面図である。
1…基台、2…流体圧シリンダ、2a…ピストン、2b
…流体作動室、2c…流体給排口、2d…流体給排パイ
プ、3…荷台、4…昇降操作弁、5…流体供給パイプ、
6…流体供給源。
…流体作動室、2c…流体給排口、2d…流体給排パイ
プ、3…荷台、4…昇降操作弁、5…流体供給パイプ、
6…流体供給源。
Claims (1)
- 【請求項1】 基台1上に流体圧シリンダ2を立設し、
この流体圧シリンダ2上部のピストン2aに荷台3を支
持させ、上記流体圧シリンダ2の流体作動室2bに流体
給排口2cを設け、この流体給排口2cに流体給排パイ
プ2d・昇降操作弁4・流体供給パイプ5を順に介して
流体供給源6を接続させて構成した、流体圧シリンダ式
リフタにおいて、前記流体作動室2bの流体給排口2c
を前記ピストン2aに形成し、前記流体供給源6を上記
荷台3に取り付け、前記昇降操作弁4を前記荷台3・ピ
ストン2a・流体供給源6のいずれかに取り付けた、こ
とを特徴とする流体圧シリンダ式リフタにおける昇降駆
動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1000091U JPH0650472Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 流体圧シリンダ式リフタにおける昇降駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1000091U JPH0650472Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 流体圧シリンダ式リフタにおける昇降駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04100194U JPH04100194U (ja) | 1992-08-28 |
JPH0650472Y2 true JPH0650472Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31742945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1000091U Expired - Lifetime JPH0650472Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 流体圧シリンダ式リフタにおける昇降駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650472Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP1000091U patent/JPH0650472Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04100194U (ja) | 1992-08-28 |
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