JP2540813B2 - リニアモ−タ搬送装置の進路変更装置 - Google Patents

リニアモ−タ搬送装置の進路変更装置

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JP2540813B2
JP2540813B2 JP61196775A JP19677586A JP2540813B2 JP 2540813 B2 JP2540813 B2 JP 2540813B2 JP 61196775 A JP61196775 A JP 61196775A JP 19677586 A JP19677586 A JP 19677586A JP 2540813 B2 JP2540813 B2 JP 2540813B2
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秀夫 中村
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Shinko Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、工場等において物品の自動搬送に用いら
れるリニアモータ搬送装置の進路変更装置に関する。
[従来技術] 工場等において、離れた2地点間で物品を搬送する場
合に、リニアモータを用いたシステムとして第2図のよ
うなシステムがある。この図において、AおよびBは作
業場所であるステーションであり、ステーションAは物
品を搬送台車Xに積載する場所であり、ステーションB
はステーションAにおいて積載された物品を受け取る場
所である。この間に搬送物を積載した搬送台車Xが走行
する搬送用レール1と搬送物を降ろした搬送台車Xが走
行する返送用レール2とが上下に施設されている。ま
た、この両レール1、2にはリニアモータの一次側コイ
ルC,C…が配置され、二次側導体が取り付けられた搬送
台車を駆動する。そしてステーションAおよびステーシ
ョンBに進路変更装置が設置され、返送用レール2から
搬送用レール1へ、また、搬送用レール1から返送用レ
ール2へ搬送台車Xが移され、搬送台車Xの進路変更が
行われる。
第3図は従来のリニアモータ搬送装置の進路変更装置
の構成を示す斜視図である。この図において、3は昇降
台であり、表面が平面状に形成され、4個の凹型部材3
a、3a…が後面に取り付けられている。この凹型部材3a,
3a…は断面凸字状に形成されたガイドレール4、4に上
下動可能にかん合している。ガイドレール4、4は平行
に立ち並んで設置され、レール間には昇降台3を上下に
駆動するエアシリンダ5が設置されている。このエアシ
リンダ5はリフタ6内取り付けられ、このリフタ6の可
動部6aが昇降台3の後面に取り付けられている。そし
て、エアシリンダ5が駆動されると可動部6aが上下動
し、これにより、昇降台3が上下動する。また、昇降台
3上面右側にはL字状の取付部材7が取り付けられてお
り、この取付部材7の上端部に方向転換用レール8が垂
直に取り付けられている。この方向転換用レール8の左
面にはリニアモータの一次側コイル9が取り付けられ、
また、取付部材7の上面には停止装置10が取り付けられ
ている。
そして、上記構成の進路変更装置が第2図のようにス
テーションAおよびステーションBの2箇所に設けら
れ、その間を搬送用レール1および返送用レール2が設
置される。
上記の構成において、昇降台3を上昇または下降さ
せ、返送用レール2(上部一点鎖線)または搬送用レー
ル1(下部一点鎖線)に方向転換用レール8を連接し、
返送用レール2または搬送用レール1から進入してくる
搬送台車Xを、方向転換用レール8に取り込み、停止さ
せる。次に搬送物の積み降ろしを行う。次に昇降台3を
上昇または下降させ搬送台車Xが進入してきたレールと
は逆の返送用レール2または搬送用レール1に方向転換
用レール8を連接し、続いて、リニアモータの一次側コ
イル9を駆動し、返送用レール2または搬送用レール1
へ搬送台車Xを送り出す。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上記のリニアモータ搬送装置の進路変更装
置においては、2台以上の搬送台車X、X…を往復走行
させる場合には、当然、搬送用レール1と返送用レール
2とを必要とし、リニアモータの一次側コイルC、C…
を両レールに設置する必要がある。したがって、部品数
とスペースが多くなり、少ない台数の搬送台車Xを走行
させる場合は非経済的である。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものでその目的
は、搬送および返送を数台の搬送台車によって繰り返す
場合に、1本のレールによって搬送および返送すること
ができ、部品数およびスペースが削減できるリニアモー
タ搬送装置の進路変更装置を提供する。
[問題点を解決するための手段] この発明は、リニアモータの二次側または一次側が取
り付けられた搬送台車と、リニアモータの一次側または
二次側が取り付けられ、2ステーション間の前記搬送台
車の往復走行を案内する単一のレールとを具備するリニ
アモータ搬送装置において、前記2ステーションに各々
設けられ、前記搬送台車を複数台収納し、かつ、回転す
る収納部であり、回転により各収納部のいずれかが前記
レールに連接する回転収納部と、前記回転収納部の回転
角度を検出する回転角度検出部と、前記回転収納部を回
転させ、前記回転角度検出部の出力により停止させる回
転駆動手段と、前記回転収納部に取り付けられ、前記搬
送台車を回転収納部に収納または前記レールに送り出す
台車送出受入手段とを具備していることを特徴としてい
る。
[作用] この発明によれば、2ステーション間に単一のレール
を具備し、各ステーションにおいて、該レールに連接さ
れた収納部において搬送台車を収納し、この収納部を回
転させ他の収納部をレールに連接する。次に先に収納し
た搬送台車の搬送物の積み降ろしを行い、この積み降ろ
しの間にレールに接続された他の収納部において次の搬
送台車を収納する。次に、積み降ろしが終わった搬送台
車を収納した収納部を回転によりレールに接続し、搬送
台車をレールに送り出す。したがって、レール1本だけ
で搬送台車の往復走行ができ、部品数およびスペースが
削減できる。
[実施例] 第1図(イ)、(ロ)、(ハ)はこの発明の一実施例
の構成を示す平面図、正面図および側断面図である。こ
れらの図において、19は架台であり、上記取付台19aと
下部取付台19bとを有している。この架台19の上部取付
台19aにはギヤユニット22が取り付けられ、下部取付台1
9bにはドライブモータ23が取り付けられている。ドライ
ブモータ23の駆動軸23aにはプーリ23bが取り付けられ、
このプーリ23aにドライブベルト21が掛けられている。
また、このドライブベルト21は取付台19aに取り付けら
れたギアユニット22のプーリ22bに掛けられている。ギ
アユニット22はプーリ22aが取り付けられた回転軸22b
と、この回転軸22bの中央に取り付けられたウォームギ
ア22cとこのウォームギア22cの後方でウォームギア22c
にかみ合うウォームホィール22dと、ウォームホィール2
2dが取り付けられた回転軸29の下部に取り付けられたベ
ベルギア22eと、このベベルギア22eに噛み合う同波数の
ベベルギア22fとから構成されている。また、このウォ
ームギア22fの中心軸23の右端部には0度および180度の
位置にマークが付けられた回転板24が取り付けられてお
り、この回転板24と対面して光学式の位置センサ25が取
付台19aに取り付けられている。この位置センサ25は回
転板24の上記マークを検出し、検出信号を制御回路(図
示略)へ出力する。すなわち、回転軸29が180度回転す
ると、ドライブモータ23の制御回路に信号が送られる。
また、一方ウォームホィール22dの中心軸29上端には円
板状のターンテーブル20が取り付けられている。また、
ターンテーブル20の左右上面には搬送台車Xを停止させ
る停止装置26a、26bが取り付けられ、また、L字状のレ
ール支持部20aがほぼ中央に設けられている。このレー
ル支持部20aには搬送台車Xを2台収納できる大きさの
レールで形成された回転レール27のレール中央後面が固
着されている。この回転レール27前面の左右にはリニア
モータの一次側コイル28a、28bが取り付けられている。
また、この回転レール27は片側が搬送兼返送用レール30
に連接しており、ターンテーブル20が180度回転すると
他方の側が搬送兼返送用レール30に連接する。
上記の進路変更装置は従来例と同様にステーションA
とステーションBとの2箇所に設けられ、この進路変更
装置の間に1本の搬送用兼返送用レール30が設置され
る。
以上の構成において、まず、ステーションAにおい
て、搬送用兼返送用レール30い第1図一点鎖線)から搬
送台車Xが回転レール27へ進入してくると、ターンテー
ブル20の右方の停止装置26aにより回転レール27の右側
に搬送台車Xが停止する。次にドライブモータ23が駆動
され、ギアユニット22を介してターンテーブル20が180
度回転する。これにより、回転レール27の右側に進入し
てきた搬送台車Xは回転レール27の左側に移動される。
この位置において搬送物が搬送台車Xに積載され、そし
て、次に搬送用兼返送用レール30から進入してくる他の
搬送台車Xを回転レール27の右側において停止させる。
次に再び、ドライブモータ23が駆動され、ターンテーブ
ル20が180度回転され、先に進入してきた搬送台車Xが
載った回転レール27の片側が搬送兼返送用レール30に連
接される。次に右側のリニアモータの一次側コイル28a
が駆動され、搬送物を積載した搬送台車Xが搬送用兼返
送用レール30へ送り出される。また、同様にステーショ
ンBにおいても搬送用兼返送用レール30から回転用レー
ル27に進入してきた搬送台車Xを取り込み、上記と同様
に回転用レール27を回転させた後、搬送物を搬送台車X
から降ろし、次に進入してきた搬送台車Xを取り込んだ
後に、回転レール27を回転させ再び、搬送台車Xを搬送
用レール30に送り出す。このようにして搬送台車Xの方
向転換が行われる。
なお上記実施例においては、リニアモータの一次側コ
イル28がレール側に取り付けられていたが、リニアモー
タの二次側導体をレール側に設置し、搬送台車Xに一次
側コイルを取り付けた地上2次方式としてもよい。ま
た、上記実施例においては、方向転換用レール27は2台
の搬送台車X,Xを収納できるが、この方向転換用レール2
7を十字またはそれ以上に組み合わせ、複数台の搬送台
車X,X…を収納できるようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、リニアモー
タの二次側または一次側が取り付けられた搬送台車と、
リニアモータの一次側または二次側が取り付けられ、2
ステーション間の前記搬送台車の往復走行を案内する単
一のレールとを具備するリニアモータ搬送装置におい
て、前記2ステーションに各々設けられ、前記搬送台車
を複数台収納し、かつ、回転する収納部であり、回転に
より各収納部のいずれかが前記レールに連接する回転収
納部と、前記回転収納部の回転角度を検出する回転角度
検出部と、前記回転収納部を回転させ、前記回転角度検
出部の出力により停止させる回転駆動手段と、前記回転
収納部に取り付けられ、前記搬送台車を回転収納部に収
納または前記レールに送り出す台車送出受入手段とを具
備しているので、1本のレールによって搬送台車の往復
走行ができ、部品数およびスペースを削減することがで
き、経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)、(ロ)、(ハ)はこの発明の一実施例の
構成を示す平面図、正面図および側面図、第2図は従来
のリニアモータを用いた搬送システムの構成を示す概略
図、第3図は従来のリニアモータ搬送装置の進路変更装
置の構成を示す斜視図である。 27……回転レール、20……ターンテーブル、23……ドラ
イブモータ、22……ギアユニット、28a、28b……リニア
モータの一次側コイル、26、26……停止装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リニアモータの二次側または一次側が取り
    付けられた搬送台車と、リニアモータの一次側または二
    次側が取り付けられ、2ステーション間の前記搬送台車
    の往復走行を案内する単一のレールとを具備するリニア
    モータ搬送装置において、 前記2ステーションに各々設けられ、前記搬送台車を複
    数台収納し、かつ、回転する収納部であり、回転により
    各収納部のいずれかが前記レールに連接する回転収納部
    と、 前記回転収納部の回転角度を検出する回転角度検出部
    と、 前記回転収納部を回転させ、前記回転角度検出部の出力
    により停止させる回転駆動手段と、 前記回転収納部に取り付けられ、前記搬送台車を回転収
    納部に収納または前記レールに送り出す台車送出受入手
    段と を具備してなるリニアモータ搬送装置の進路変更装置。
JP61196775A 1986-08-22 1986-08-22 リニアモ−タ搬送装置の進路変更装置 Expired - Lifetime JP2540813B2 (ja)

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JPS6357426A JPS6357426A (ja) 1988-03-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60118529A (ja) * 1983-11-30 1985-06-26 Hitachi Kiden Kogyo Ltd エア搬送分岐装置
JPS6192953A (ja) * 1984-10-12 1986-05-10 株式会社東芝 軌道走行搬送装置

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JPS6357426A (ja) 1988-03-12

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