JPH0350004Y2 - - Google Patents

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JPH0350004Y2
JPH0350004Y2 JP1985183326U JP18332685U JPH0350004Y2 JP H0350004 Y2 JPH0350004 Y2 JP H0350004Y2 JP 1985183326 U JP1985183326 U JP 1985183326U JP 18332685 U JP18332685 U JP 18332685U JP H0350004 Y2 JPH0350004 Y2 JP H0350004Y2
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conveyor
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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は無人車を用いた搬送システムにおけ
るパレタイジングステーシヨンに関する。
〔従来の技術〕
板状物品を直立した状態でパレツト上に前後に
重ねて積載していくには、パレツトをコンベアに
載せ、該コンベアをピツチ送りし乍ら、地上の一
定点に設置した板状物送り込み装置により、また
は一定点に居る作業者によつて、板状物をパレツ
ト進行方向に直行する方向で送入する方法が能率
的である。
したがつて、上記のようなピツチ送りコンベア
および直行方向送り込み装置を用いれば、パレツ
トがコンベアの始端側から終端側へと移動する間
に、パレツト上前後方向に重ねて自動的に板状物
品が積み込まれるが、無人車を用いて上記コンベ
ア始端への空パレツトの搬入とコンベア終端から
の実パレツトの搬出とを併せて自動化すると、さ
らに省力化となると共に能率が向上する。
ところが、上記のように無人車を用いてピツチ
送りコンベアへのパレツトの搬入、搬出をも自動
化したシステムにおいては、第5図略示のように
ピツチ送りコンベア1の始端側に無人車2が折り
返しか可能なパレツトPの搬入ステーシヨン3を
設け、終端側に無人車が折り返し可能なパレツト
の搬出ステーシヨン4を設けた配置になるため
に、次のような不都合があつた。
すなわち、上記の搬入・搬出ステーシヨン3,
4において無人車が折り返し走行するために、該
搬入・搬出ステーシヨン3,4へとつながる無人
車の軌道5上には、無人車同士の衝突を避けるた
めに他の無人車を走行または停止させておくこと
ができず、そのため無人車の走行制御に種々な制
約が生じるとか、ピツチ送りコンベア1での物品
の積込み時間が短い場合、空パレツトを搬入ステ
ーシヨン3へと運んだ無人車が折り返して、一旦
当該コンベア1を離れ、再び搬出ステーシヨン4
へと実パレツトを受取りに戻る動作が間に合わ
ず、当該不都合を解消するためにはどうしても空
パレツト搬入用と実パレツト搬出用とで別々の無
人車が必要になり、いきおい無人車台数が多くな
るといつた不都合があつたのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕 この考案は無人車を用いた搬送システムにおけ
る上記のような不都合な点を解消しピツチおくり
コンベアを用いたパレタイジングシステムが有す
る高能率といつた前述の利点をさらに増強するパ
レタイジングステーシヨンを提供しようとするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この考案は上述のような無人車を用い
た搬送システムにおいて、パレツトをピツチ移動
させるコンベアをパレツト移送方向に向かつて左
右に分断し、該分断により形成したコンベア中央
の空間を無人車通路になし、もつてピツチ送りコ
ンベアの始端で空パレツトを受渡した無人車が折
り返しをせず、そのまま該ピツチ送りコンベアを
通り抜けてコンベア終端の実パレツト受取位置へ
と到達可能になすことを提案するものである。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて実施例を説明する。
第2図はこの考案に係るパレタイジングステー
シヨン6を、コンベア7等からなる板状物品の送
り込み装置8に直行して備えた工場設備の平面図
であり9は工場床面下に埋設した無人車2の誘導
線であるが、該誘導線9の図示していない延長上
には無人車2への空パレツトの積込みステーシヨ
ン、および無人車2からの実パレツト(物品を積
載したパレツト)の積出ステーシヨンが設けてあ
る。無人車2は床面下に埋設した誘導線9を検出
しつつ走行する電磁誘導式に限らず、光学誘導式
その他の誘導方式のものであつてもよい。
また、送込み装置8は動力駆動コンベア7に限
らず、物品の形状、重量によつては床面上に固定
したレール、コロコンベア等であつて、傍に立つ
た作業者が手動により、該レール、コロコンベア
上の物品を空パレツト上へと送り込む形式のもの
であつてもよい。
したがつてパレツトPの形状も、この実施例で
は前後方向において多数の仕切りによつて分割さ
れた直方体枠状のものであるが(第3図)、板状
物品の形状によつて種々変更が可能である。
なお、上記多数の仕切りによつて分割されたパ
レツトP内の各区画には1区画に1枚の板状物品
が挿填され、各区画の底部には、当該区画が上記
コンベア7の直側方位置でコンベア7に連続する
レール11が設けてあり、コンベア7からパレツ
トP上へと送り込まれた物品Wはこのレール11
上を滑つてパレツトP内所定位置にセツトされる
ようになつている。
次に、パレタイジングステーシヨン6について
説明すると、該パレタイジングステーシヨンは第
1図に示したように、中間のピツチ送りコンベア
12と、その前後の空パレツト搬入コンベア1
3、実パレツト搬出コンベア14とから構成さ
れ、さらに各コンベアは左右の無端チエーン1
5,16,17とその駆動伝達機構18,19,
20とからなつているが、上記無端チエーン1
5,16,17は夫々を懸け回したスプロケツト
21,22,23が左右連結されておらず、各コ
ンベアの左右で独立して両側のフレーム24に片
持ち状に支持されており(第2図)、各コンベア
の左右の無端チエーン15,16,17間は障害
物のない前後に貫通した空間になしてある。
そして、上記各コンベアの左右の無端チエーン
15,16,17間は前記無人車2の横幅よりも
広く、当該空間を無人車2が貫通移動可能になし
てあると共に、各無端チエーン15,16,17
の上側水平部分、つまりパレツトPを支承する部
分の高さは無人車2に搭載したパレツト昇降装置
25の上昇位置よりも低く、かつ下降位置よりも
高く設定してある。
したがつて、上記パレツト昇降装置25の昇降
ストロークは数cm程度の短ストロークであつて
も、パレツトの移載は充分可能であり、無人車2
に搭載するパレツト昇降装置25を軽量コンパク
トになし得る。
各コンベアの駆動伝達機構18,19,20
は、搬入コンベア13とピツチ送りコンベア12
については、前側のスプロケツト22,21に同
軸になつたスプロケツト27,26に図示しない
門型クレーム上の駆動スプロケツト29,28と
の間でチエーン32,31を懸け回し、搬出コン
ベア14については、後側のスプロケツト23に
同軸になつたスプロケツト33に同じく図示しな
い門型フレーム上の駆動スプロケツト34との間
でチエーン35を懸け回して構成してあり、上記
各スプロケツト28,29,34の支軸36,3
7,38に夫々モータ39,40,41を連動連
結してある。
なお、第1図においては、簡明を期するため
に、各無端チエーン15,16,17を懸け回し
たスプロケツト21,22,23と、駆動伝達機
構18,19,20側のチエーン31,32,3
5を懸け回したスプロケツト26,27,33と
を同一に表しているが、実際には左右方向で若干
離間しており、無端チエーン15,16,17と
チエーン31,32,35との走行面は左右に齟
齬している。
各モータ39,40,41は、夫々図示しない
制御装置により発停制御され、特にピツチ送りコ
ンベア12駆動用のモータ39は物品の送り込み
タイミングに合わせて短いインターバルで間欠的
に発停制御される。
次に、上記実施例について、第4図に基づいて
動作を説明する。
すなわち、まず前記パレツト昇降装置25を上
昇位置にした状態で、空パレツトPを積載した無
人車2を搬入コンベア13位置まで進入し、停止
位置決めした後パレツト昇降装置25を下降す
る。すると、パレツト昇降装置の昇降ストローク
と無端チエーンの高さとが前述のような関係に設
定してあるので、空パレツトPは搬入コンベア1
3上へ移載される(第4図イ)。
なお、この時点でピツチ送りコンベア12上に
は前回のサイクルで搬入された空パレツトPが載
せられており、既に数枚の板状物品Wが挿填42
されている。
すなわち、ピツチ送りコンベア12の物品送り
込みタイミングに合わせた発停と、物品送り込み
装置8の間欠動作によつて、第3図示のようにパ
レツトPの前方から順に、板状物品Wが挿填42
され、この例では10枚積み込まれた時点で積込が
完了し、ピツチ送りコンベア12が停止される。
(第4図ロ)。
この間、無人車2はパレツト昇降装置25を下
降したままの状態で搬入コンベア13位置に持機
しており、パレツトPへの積込が完了した後、自
動的にまたは作業者の押釦指令により、実パレツ
トPのピツチ送りコンベア12から搬出コンベア
14への払出しと、無人車2の搬出コンベア14
位置への前進が行われる(第4図ハ)。
この際、無人車2は、各コンベア12,13,
14を貫通して前進するが、夫々左右一対ずつの
無端チエーン15,16,17は前述の通り左右
に所定間隔で離間されており、無端チエーン1
5,16,17高さも前述の通りの高さなので、
パレツト昇降装置25を降ろした無人車2は何の
支障もなく搬出コンベア14位置まで到達する。
そして、搬出コンベア14位置で再び停止位置
決めした後、パレツト昇降装置25を上昇して、
実パレツトPを搬出コンベア14から受け取り、
次行程へと発進する(第4図ニ)。
搬入コンベア13上に載置して待機されていた
空パレツトPは、実パレツトPの搬出コンベア1
4上への払出しが完了の後、ピツチ送りコンベア
12上へと移送され、物品送り込み装置8により
前回と同様に板状物品Wの積込み42が行われる
(第4図ニ)。
なお、実パレツトPを積載して搬出コンベア1
4から次行程へと発進した無人車2が、次行程で
実パレツトを積み降ろして次に新たな空パレツト
を積載して、再び当該パレタイジングステーシヨ
ン6まで戻つてくるまでの時間が、ピツチ送りコ
ンベア12上での空パレツトPへの物品積み込み
時間に比して短い場合には、1台の無人車2でも
つて待ち時間を生じることなく上記サイクルを繰
り返すことができる。
また、各コンベア12,13,14の左右の無
端チエーン15,16,17を左右に分断し、床
上の左右別々のフレーム24に支持せしめただけ
なので、パレタイジングステーシヨンとして大掛
りになるとか、構造複雑になるといつた欠点も生
じない。さらに、上記例では各々左右のスプロケ
ツト28,29,34を支軸36,37,38で
連結したので、チエーン15,16,17の左右
での送り量が完全に一致し、パレツトPの搬送に
ガタツキが生じることなく、しかも各モータ3
9,40,41は1個ずつでよいという長所があ
るが、各スプロケツト28,29,34の左右
夫々に同期駆動モータを設けてもよいし、中央の
ピツチ送りコンベア12も、ピツチ送りに限定さ
れず、その他の変則的な送り運動を行うコンベア
であつてよい。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように、この考案に係る
パレタイジングステーシヨンを用いれば、無人車
を搬入・搬出用として用いる場合の昌述したよう
な不都合が解消され、システム全体の能率が向上
する。又、搬送作業を継続して行え、無人車搬送
のサイクルタイムを短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るパレタイジングステー
シヨンの概略構成斜視図、第2図はパレタイジン
グステーシヨンを用いた工場システムの平面略
図、第3図はパレツトへの物品の積込み方法を示
した斜視図、第4図はパレタイジングステーシヨ
ンでの物品積込動作を示した説明平面図、第5図
は従来のパレタイジングステーシヨンの略平面図
である。 2……無人車、6……パレタイジングステーシ
ヨン、8……物品送り込み装置、12……ピツチ
送りコンベア、13……パレツト搬入コンベア、
14……パレツト搬出コンベア、15……無端チ
エーン、24……フレーム、P……パレツト、W
……物品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地上に固定した物品送込位置に対してパレツト
    をピツチ移動させるコンベアをパレツト搬入コン
    ベアとパレツト搬出コンベア間に設けたパレタイ
    ジングステーシヨンであつて、上記コンベアをパ
    レツト移送方向に向かつて左右に分断し、該分断
    により形成した空間部分を無人車通路になし、該
    無人車が上記搬入コンベアにパレツトを受渡した
    後、上記コンベアを通過して搬出コンベアよりパ
    レツトを受取るようにしたことを特徴とする無人
    車を用いた搬送システムにおけるパレタイジング
    ステーシヨン。
JP1985183326U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH0350004Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985183326U JPH0350004Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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JP1985183326U JPH0350004Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS6290301U JPS6290301U (ja) 1987-06-09
JPH0350004Y2 true JPH0350004Y2 (ja) 1991-10-25

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ID=31129963

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5515366A (en) * 1978-07-20 1980-02-02 Narasaki Zosen Kk Upper suspending arrangement method for small ship
JPS5920765A (ja) * 1982-07-28 1984-02-02 トヨタ自動車株式会社 車両搬送装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5515366A (en) * 1978-07-20 1980-02-02 Narasaki Zosen Kk Upper suspending arrangement method for small ship
JPS5920765A (ja) * 1982-07-28 1984-02-02 トヨタ自動車株式会社 車両搬送装置

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JPS6290301U (ja) 1987-06-09

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