JP2540434Y2 - 燃料圧力制御弁装置 - Google Patents
燃料圧力制御弁装置Info
- Publication number
- JP2540434Y2 JP2540434Y2 JP1988010026U JP1002688U JP2540434Y2 JP 2540434 Y2 JP2540434 Y2 JP 2540434Y2 JP 1988010026 U JP1988010026 U JP 1988010026U JP 1002688 U JP1002688 U JP 1002688U JP 2540434 Y2 JP2540434 Y2 JP 2540434Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- sphere
- passage
- chamber
- fuel passage
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、燃料圧力制御弁装置に係り、特に、車両用
燃料噴射装置に用いられる噴射弁に供給される燃料の圧
力を調整するのに利用して有効な燃料圧力制御弁装置に
関する。
燃料噴射装置に用いられる噴射弁に供給される燃料の圧
力を調整するのに利用して有効な燃料圧力制御弁装置に
関する。
自動車等の車両においては、燃料噴射弁に供給される
燃料の圧力を一定値に制御するための装置として燃料圧
力制御弁装置が用いられている。この装置は、例えば、
吸気圧力に応じて噴射弁に供給される燃料の圧力を調整
し、燃料噴射弁から噴射される燃料の量が運転状態に常
に適合するように構成されている。
燃料の圧力を一定値に制御するための装置として燃料圧
力制御弁装置が用いられている。この装置は、例えば、
吸気圧力に応じて噴射弁に供給される燃料の圧力を調整
し、燃料噴射弁から噴射される燃料の量が運転状態に常
に適合するように構成されている。
従来この種の燃料圧力制御弁装置のうち制御弁の弁体
に球体を用いたものとして、実開昭53−44325号公報お
よび実公昭62−24145号公報に記載されているものが知
られている。
に球体を用いたものとして、実開昭53−44325号公報お
よび実公昭62−24145号公報に記載されているものが知
られている。
制御弁の弁体として球体が使用された場合、第3図に
示されているように、ダイヤフラム1に支持されて燃料
室内を移動するアーマチュア2と、燃料室内の燃料を燃
料排出口へ導く燃料通路4を構成するポール3との間に
球体6が燃料通路4の途中に形成された弁座5に離着座
するように配置されており、アーマチュア2の移動に伴
う球体5の離着座によって燃料通路4を開閉できるよう
に構成される。この構成により、制御弁の構造の簡素化
を図るようになっている。
示されているように、ダイヤフラム1に支持されて燃料
室内を移動するアーマチュア2と、燃料室内の燃料を燃
料排出口へ導く燃料通路4を構成するポール3との間に
球体6が燃料通路4の途中に形成された弁座5に離着座
するように配置されており、アーマチュア2の移動に伴
う球体5の離着座によって燃料通路4を開閉できるよう
に構成される。この構成により、制御弁の構造の簡素化
を図るようになっている。
しかし、第3図に示されている従来の燃料圧力制御弁
装置においては、球体6がすり鉢状の弁座5内に離着座
するように挿入されているため、球体6がこれをアーマ
チュア2に常時押接させるためのスプリング7の付勢力
によって弁座5内を移動されるときに、球体6が横方向
に位置ずれすることがあり、流量−圧力特性が低下する
ことがある。すなわち、圧力に応じた燃料量が排出され
ないことがある。
装置においては、球体6がすり鉢状の弁座5内に離着座
するように挿入されているため、球体6がこれをアーマ
チュア2に常時押接させるためのスプリング7の付勢力
によって弁座5内を移動されるときに、球体6が横方向
に位置ずれすることがあり、流量−圧力特性が低下する
ことがある。すなわち、圧力に応じた燃料量が排出され
ないことがある。
また、従来の燃料圧力制御弁装置として、第4図に示
されているように、弁座5Aが円形のエッジによって構成
されているとともに、アーマチュア2にすり鉢状のガイ
ド穴8が形成されており、球体6がガイド穴8内に挿着
された状態で、弁座5Aと離着座するように構成されてい
るものも用いられている。
されているように、弁座5Aが円形のエッジによって構成
されているとともに、アーマチュア2にすり鉢状のガイ
ド穴8が形成されており、球体6がガイド穴8内に挿着
された状態で、弁座5Aと離着座するように構成されてい
るものも用いられている。
しかし、この燃料圧力制御弁装置の場合にも、アーマ
チュア2が移動するときに、球体6がガイド穴8内で横
方向に位置ずれすることがあり、第3図のものと同様
に、流量−圧力特性が低下するという不具合がある。
チュア2が移動するときに、球体6がガイド穴8内で横
方向に位置ずれすることがあり、第3図のものと同様
に、流量−圧力特性が低下するという不具合がある。
本考案の目的は、弁体を構成する球体の移動方向を常
に一定の方向に維持することができる燃料圧力制御弁装
置を提供することにある。
に一定の方向に維持することができる燃料圧力制御弁装
置を提供することにある。
本考案に係る燃料圧力制御弁装置は、燃料室と圧力室
とを構成するケースと、ケースの燃料室側に開設されて
いる燃料導入口および燃料排出口と、ケースの圧力室側
に開設されている圧力導入口と、燃料室と圧力室との間
にケース内を二室に分割するように張設されているダイ
ヤフラムと、ダイヤフラムに支持されて燃料室内に挿入
されているアーマチュアと、アーマチュアを燃料室側へ
付勢するばね部材と、ケースの燃料排出口に燃料室内の
燃料を燃料排出口へ導く燃料通路を構成するように設け
られているポールと、ポールとアーマチュアとの間に配
置され、アーマチュアの移動に伴ってポールの燃料通路
を開閉する球体とを備えている燃料圧力制御弁装置にお
いて、 前記ポール(33)の燃料通路は、前記球体(38)の燃
料通路での径方向への移動を阻止しつつ軸方向への移動
を案内するように前記球体(38)の直径よりもわずかに
大きく開設されている球体ガイド用燃料通路(34)と、 この球体ガイド用燃料通路(34)の内周面の前記球体
(38)の外周面との接触を間隔を置いて断つようにこの
球体ガイド用燃料通路(34)の内周面に間隔を置かれて
敷設され前記球体(38)の軸方向両脇空間を連結する補
助燃料通路(39)と、 前記球体ガイド用燃料通路(34)よりも小径となるよ
うに形成されており、かつ、前記球体(38)との当接に
より燃料の流出を阻止するように形成されている弁座
(35)と、 この弁座(35)よりも小径に形成されており、この弁
座(35)からの燃料を前記ケース(23)の前記燃料排出
口(25)へ導くために開設されている燃料排出用燃料通
路(36、37)とを備えており、 前記球体ガイド用燃料通路(34)内には前記球体(3
8)が摺動自在に挿着されており、前記燃料排出用燃料
通路(36、37)には前記球体(38)と前記アーマチュア
(30)とを常時当接させるための付勢力を前記球体(3
8)に与える弾性部材(41)が配設されていることを特
徴とする。
とを構成するケースと、ケースの燃料室側に開設されて
いる燃料導入口および燃料排出口と、ケースの圧力室側
に開設されている圧力導入口と、燃料室と圧力室との間
にケース内を二室に分割するように張設されているダイ
ヤフラムと、ダイヤフラムに支持されて燃料室内に挿入
されているアーマチュアと、アーマチュアを燃料室側へ
付勢するばね部材と、ケースの燃料排出口に燃料室内の
燃料を燃料排出口へ導く燃料通路を構成するように設け
られているポールと、ポールとアーマチュアとの間に配
置され、アーマチュアの移動に伴ってポールの燃料通路
を開閉する球体とを備えている燃料圧力制御弁装置にお
いて、 前記ポール(33)の燃料通路は、前記球体(38)の燃
料通路での径方向への移動を阻止しつつ軸方向への移動
を案内するように前記球体(38)の直径よりもわずかに
大きく開設されている球体ガイド用燃料通路(34)と、 この球体ガイド用燃料通路(34)の内周面の前記球体
(38)の外周面との接触を間隔を置いて断つようにこの
球体ガイド用燃料通路(34)の内周面に間隔を置かれて
敷設され前記球体(38)の軸方向両脇空間を連結する補
助燃料通路(39)と、 前記球体ガイド用燃料通路(34)よりも小径となるよ
うに形成されており、かつ、前記球体(38)との当接に
より燃料の流出を阻止するように形成されている弁座
(35)と、 この弁座(35)よりも小径に形成されており、この弁
座(35)からの燃料を前記ケース(23)の前記燃料排出
口(25)へ導くために開設されている燃料排出用燃料通
路(36、37)とを備えており、 前記球体ガイド用燃料通路(34)内には前記球体(3
8)が摺動自在に挿着されており、前記燃料排出用燃料
通路(36、37)には前記球体(38)と前記アーマチュア
(30)とを常時当接させるための付勢力を前記球体(3
8)に与える弾性部材(41)が配設されていることを特
徴とする。
前記した手段によれば、燃料室に燃料が導入されると
ともに、圧力室に圧力が導入されると、燃料室内の燃料
圧と、圧力室内の吸気圧およびばね部材の付勢力とのつ
り合いによってアーマチュアの位置が決定され、この位
置に応じて球体がポールの燃料通路内を移動する。そし
て、球体の位置に応じて燃料室内の燃料が燃料排出口か
ら排出される。このとき、球体は球体ガイド用通路内を
移動するので、球体の移動方向が一定方向に規制され
る。このため、アーマチュアの位置に応じて常に一定流
量の燃料が排出され、流量−圧力特性の低下を抑制する
ことができる。
ともに、圧力室に圧力が導入されると、燃料室内の燃料
圧と、圧力室内の吸気圧およびばね部材の付勢力とのつ
り合いによってアーマチュアの位置が決定され、この位
置に応じて球体がポールの燃料通路内を移動する。そし
て、球体の位置に応じて燃料室内の燃料が燃料排出口か
ら排出される。このとき、球体は球体ガイド用通路内を
移動するので、球体の移動方向が一定方向に規制され
る。このため、アーマチュアの位置に応じて常に一定流
量の燃料が排出され、流量−圧力特性の低下を抑制する
ことができる。
第1図は本考案の一実施例である燃料圧力制御弁装置
を示す縦断面図、第2図はその燃料通路の断面図であ
る。
を示す縦断面図、第2図はその燃料通路の断面図であ
る。
本実施例において、燃料圧力制御弁装置としてのプレ
ッシャレギュレータ20は燃料室21と圧力室22とを有する
ケース23を備えており、このケース23の燃料室21側の側
壁には燃料導入口24が開設され、底壁には燃料排出口25
が開設されている。燃料導入口24には燃料導入管として
のパイプ26が接続されており、このパイプ26は燃料タン
ク内の燃料をポンプによって燃料噴射弁(いずれも図示
せず)へ圧送する燃料通路の通路途中に接続されてい
る。このパイプ26により、燃料室21内に燃料が導入され
るようになっている。燃料排出口25には排出管としての
パイプ27が接続されている。このパイプ27は燃料タンク
に接続されており、燃料室21内の燃料がパイプ27を介し
てタンクへ戻されるように構成されている。
ッシャレギュレータ20は燃料室21と圧力室22とを有する
ケース23を備えており、このケース23の燃料室21側の側
壁には燃料導入口24が開設され、底壁には燃料排出口25
が開設されている。燃料導入口24には燃料導入管として
のパイプ26が接続されており、このパイプ26は燃料タン
ク内の燃料をポンプによって燃料噴射弁(いずれも図示
せず)へ圧送する燃料通路の通路途中に接続されてい
る。このパイプ26により、燃料室21内に燃料が導入され
るようになっている。燃料排出口25には排出管としての
パイプ27が接続されている。このパイプ27は燃料タンク
に接続されており、燃料室21内の燃料がパイプ27を介し
てタンクへ戻されるように構成されている。
一方、ケース23の圧力室22の天井壁には圧力導入口28
が開設されており、この圧力導入口28には圧力導入管と
してのパイプ29が接続されている。そして、パイプ29は
エンジン吸気管(図示せず)の管路途中に接続されてお
り、圧力室22内にパイプ29を介して吸気圧が導入される
ようになっている。
が開設されており、この圧力導入口28には圧力導入管と
してのパイプ29が接続されている。そして、パイプ29は
エンジン吸気管(図示せず)の管路途中に接続されてお
り、圧力室22内にパイプ29を介して吸気圧が導入される
ようになっている。
また、ケース23にはケース内を燃料室21と圧力室22と
に分割するためのダイヤフラム31が移動自在に張設され
ており、ダイヤフラム31の周囲はケース23の内壁面に固
定されている。ダイヤフラム31にはアーマチュア30がフ
ローティング支持されており、アーマチュア30は圧力室
22内に挿入されたばね部材としての圧縮スプリング32に
より燃料室21側へ付勢されている。
に分割するためのダイヤフラム31が移動自在に張設され
ており、ダイヤフラム31の周囲はケース23の内壁面に固
定されている。ダイヤフラム31にはアーマチュア30がフ
ローティング支持されており、アーマチュア30は圧力室
22内に挿入されたばね部材としての圧縮スプリング32に
より燃料室21側へ付勢されている。
ケース23底部の燃料排出口25には燃料通路を構成する
ためのポール33が同心的に配されて固定されている。ポ
ール33は略円柱状に形成されており、中心部には燃料通
路が開設されている。燃料通路の一端部には弁体として
の球体38を挿入される球体ガイド用燃料通路34が球体38
の摺動が可能に、球体38の直径よりもわずかに大きく開
設されている。そして、この燃料通路34の壁面には、第
2図に示されているように、補助燃料通路を構成する溝
39が複数条、周方向に略等間隔に配されて上下方向に延
在するように没設されている。この燃料通路の下端には
弁座35が燃料通路34に対して下方へ行くにしたがって漸
次小径となるすり鉢形状に開設され、球体38との当接に
より燃料の流出を阻止するように形成されている。弁座
35の下方には燃料排出用燃料通路36および37が開設され
ており、これら燃料通路36と燃料通路37との間に段部40
が形成されている。この段部40には弾性部材としてのス
プリング41が挿着されている。スプリング41は球体38と
アーマチュア30とを常時当接させるための付勢力を球体
38に与えるように構成されている。
ためのポール33が同心的に配されて固定されている。ポ
ール33は略円柱状に形成されており、中心部には燃料通
路が開設されている。燃料通路の一端部には弁体として
の球体38を挿入される球体ガイド用燃料通路34が球体38
の摺動が可能に、球体38の直径よりもわずかに大きく開
設されている。そして、この燃料通路34の壁面には、第
2図に示されているように、補助燃料通路を構成する溝
39が複数条、周方向に略等間隔に配されて上下方向に延
在するように没設されている。この燃料通路の下端には
弁座35が燃料通路34に対して下方へ行くにしたがって漸
次小径となるすり鉢形状に開設され、球体38との当接に
より燃料の流出を阻止するように形成されている。弁座
35の下方には燃料排出用燃料通路36および37が開設され
ており、これら燃料通路36と燃料通路37との間に段部40
が形成されている。この段部40には弾性部材としてのス
プリング41が挿着されている。スプリング41は球体38と
アーマチュア30とを常時当接させるための付勢力を球体
38に与えるように構成されている。
次に作用を説明する。
パイプ26を介して燃料室21内に燃料が導入され、圧力
室22内にパイプ29を介して吸気圧が導入されると、燃料
室21内の燃料圧力と圧力室22内の吸気圧およびスプリン
グ32の付勢力との釣り合いによってアーマチュア30の位
置が決定され、アーマチュア30の位置に応じて球体38が
球体ガイド用燃料通路34内を移動する。そして、この球
体38の位置に応じた燃料量が燃料排出口25から排出され
る。このとき、球体38は球体ガイド用燃料通路34によっ
て矢印XおよびY方向への移動を阻止された状態で上下
動されるとともに、スプリング41の付勢力によってアー
マチュア30に当接した状態でこの燃料通路34内を移動す
る。つまり、球体38は弁作動するとき矢印XおよびY方
向への移動を阻止されるため、球体38はその移動方向を
常に一定方向(鉛直方向)に維持されることになる。そ
の結果、圧力−流量特性の安定化が確保される。
室22内にパイプ29を介して吸気圧が導入されると、燃料
室21内の燃料圧力と圧力室22内の吸気圧およびスプリン
グ32の付勢力との釣り合いによってアーマチュア30の位
置が決定され、アーマチュア30の位置に応じて球体38が
球体ガイド用燃料通路34内を移動する。そして、この球
体38の位置に応じた燃料量が燃料排出口25から排出され
る。このとき、球体38は球体ガイド用燃料通路34によっ
て矢印XおよびY方向への移動を阻止された状態で上下
動されるとともに、スプリング41の付勢力によってアー
マチュア30に当接した状態でこの燃料通路34内を移動す
る。つまり、球体38は弁作動するとき矢印XおよびY方
向への移動を阻止されるため、球体38はその移動方向を
常に一定方向(鉛直方向)に維持されることになる。そ
の結果、圧力−流量特性の安定化が確保される。
球体38の移動によって球体38が弁座35に着座される
と、燃料の流出は阻止され、開弁状態となる。球体38と
弁座35との当接によって燃料通路を閉塞させる場合、弁
座35の着座面に球体の曲面に整合するようにポンチング
加工を施せば、弁座のシート性をさらに向上させること
ができる。
と、燃料の流出は阻止され、開弁状態となる。球体38と
弁座35との当接によって燃料通路を閉塞させる場合、弁
座35の着座面に球体の曲面に整合するようにポンチング
加工を施せば、弁座のシート性をさらに向上させること
ができる。
前記実施例においては、球体ガイド用燃料通路34の壁
面に溝39が形成されているため、球体38と球体ガイド用
燃料通路34とのクリアランスが小さくても、多くの燃料
量を溝39を介して排出させることができる。
面に溝39が形成されているため、球体38と球体ガイド用
燃料通路34とのクリアランスが小さくても、多くの燃料
量を溝39を介して排出させることができる。
以上説明したように、本考案によれば、球体の移動方
向を一定方向に維持することができるため、アーマチュ
アの位置に応じて安定した燃料量を排出することがで
き、圧力−流量特性の安定化に寄与することができる。
向を一定方向に維持することができるため、アーマチュ
アの位置に応じて安定した燃料量を排出することがで
き、圧力−流量特性の安定化に寄与することができる。
弾性部材が燃料排出用燃料通路内に配設され、しか
も、燃料排出用燃料通路が弁座よりも小径に形成されて
いるため、ポールを小径に形成することができ、ひいて
は、燃料圧力制御弁装置全体を小型に構成することがで
きる。
も、燃料排出用燃料通路が弁座よりも小径に形成されて
いるため、ポールを小径に形成することができ、ひいて
は、燃料圧力制御弁装置全体を小型に構成することがで
きる。
球体ガイド用燃料通路の内周面に補助燃料通路が敷設
されているため、球体と球体ガイド用燃料通路とのクリ
アランスが小さくても、多くの燃料を補助燃料通路を介
して排出させることができる。
されているため、球体と球体ガイド用燃料通路とのクリ
アランスが小さくても、多くの燃料を補助燃料通路を介
して排出させることができる。
第1図は本考案の一実施例である燃料圧力制御弁装置を
示す縦断面図、第2図はその燃料通路の断面図、第3図
は従来例を示す要部断面図、第4図は他の従来例を示す
要部断面図である。 20……プレッシャレギュレータ(燃料圧力制御弁装
置)、21……燃料室、22……圧力室、23……ケース、24
……燃料導入口、25……燃料排出口、26、27、29……パ
イプ、28……圧力導入口、30……アーマチュア、31……
ダイヤフラム、32、44……スプリング、33……ポール、
34……球体ガイド用燃料通路、35……弁座、36、37……
燃料排出用通路、38……球体、39……溝、40……段部、
41……スプリング。
示す縦断面図、第2図はその燃料通路の断面図、第3図
は従来例を示す要部断面図、第4図は他の従来例を示す
要部断面図である。 20……プレッシャレギュレータ(燃料圧力制御弁装
置)、21……燃料室、22……圧力室、23……ケース、24
……燃料導入口、25……燃料排出口、26、27、29……パ
イプ、28……圧力導入口、30……アーマチュア、31……
ダイヤフラム、32、44……スプリング、33……ポール、
34……球体ガイド用燃料通路、35……弁座、36、37……
燃料排出用通路、38……球体、39……溝、40……段部、
41……スプリング。
Claims (1)
- 【請求項1】燃料室と圧力室とを構成するケースと、ケ
ースの燃料室側に開設されている燃料導入口および燃料
排出口と、ケースの圧力室側に開設されている圧力導入
口と、燃料室と圧力室との間にケース内を二室に分割す
るように張設されているダイヤフラムと、ダイヤフラム
に支持されて燃料室内に挿入されているアーマチュア
と、アーマチュアを燃料室側へ付勢するばね部材と、ケ
ースの燃料排出口に燃料室内の燃料を燃料排出口へ導く
燃料通路を構成するように設けられているポールと、ポ
ールとアーマチュアとの間に配置され、アーマチュアの
移動に伴ってポールの燃料通路を開閉する球体とを備え
ている燃料圧力制御弁装置において、 前記ポール(33)の燃料通路は、前記球体(38)の燃料
通路での径方向への移動を阻止しつつ軸方向への移動を
案内するように前記球体(38)の直径よりもわずかに大
きく開設されている球体ガイド用燃料通路(34)と、 この球体ガイド用燃料通路(34)の内周面の前記球体
(38)の外周面との接触を間隔を置いて断つようにこの
球体ガイド用燃料通路(34)の内周面に間隔を置かれて
敷設され前記球体(38)の軸方向両脇空間を連結する補
助燃料通路(39)と、 前記球体ガイド用燃料通路(34)よりも小径となるよう
に形成されており、かつ、前記球体(38)との当接によ
り燃料の流出を阻止するように形成されている弁座(3
5)と、 この弁座(35)よりも小径に形成されており、この弁座
(35)からの燃料を前記ケース(23)の前記燃料排出口
(25)へ導くために開設されている燃料排出用燃料通路
(36、37)とを備えており、 前記球体ガイド用燃料通路(34)内には前記球体(38)
が摺動自在に挿着されており、前記燃料排出用燃料通路
(36、37)には前記球体(38)と前記アーマチュア(3
0)とを常時当接させるための付勢力を前記球体(38)
に与える弾性部材(41)が配設されていることを特徴と
する燃料圧力制御弁装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988010026U JP2540434Y2 (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | 燃料圧力制御弁装置 |
US07/300,347 US4936342A (en) | 1988-01-27 | 1989-01-23 | Fuel pressure control valve device |
DE19893902466 DE3902466C2 (de) | 1988-01-27 | 1989-01-27 | Brennstoff-Drucksteuerventil |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988010026U JP2540434Y2 (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | 燃料圧力制御弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01114981U JPH01114981U (ja) | 1989-08-02 |
JP2540434Y2 true JP2540434Y2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=31217320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988010026U Expired - Lifetime JP2540434Y2 (ja) | 1988-01-27 | 1988-01-27 | 燃料圧力制御弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540434Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2505245Y2 (ja) * | 1989-10-19 | 1996-07-24 | 株式会社ユニシアジェックス | 圧力レギュレ―タ |
JPH08210B2 (ja) * | 1992-03-16 | 1996-01-10 | 昇 井上 | 流体中微粒子の荷電凝集濾過方法及び当該方法に用いるフィルターエレメント並びに流体濾過装置 |
JP2585168Y2 (ja) * | 1993-06-30 | 1998-11-11 | 株式会社ダイア | 携帯用油圧作動機のリリーフ弁 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5344325U (ja) * | 1976-09-20 | 1978-04-15 | ||
JPS57183556A (en) * | 1981-05-06 | 1982-11-11 | Hitachi Ltd | Fuel pressure control valve |
JPS5932165U (ja) * | 1982-08-25 | 1984-02-28 | 株式会社日本気化器製作所 | ダイヤフラム式燃料圧力調整装置 |
JPS6028367U (ja) * | 1983-08-03 | 1985-02-26 | 株式会社日立製作所 | 冷凍サイクル用差圧弁 |
JPS61162671U (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-08 | ||
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-
1988
- 1988-01-27 JP JP1988010026U patent/JP2540434Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01114981U (ja) | 1989-08-02 |
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