JP2017190753A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁体を着座させた直後に燃料が噴孔から低速で排出されることの抑制を図りつつ、燃料の圧力損失低減の促進を図った燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】燃料噴射弁は、着座下流面14およびボデー側窪み部15を備える。着座下流面14は、流路壁面10aの一部であって、弁体20が離着座する着座面13の下流側に連なり、弁体20の外周面20aに対向し、中心軸線20cの周りに環状に延びる形状である。ボデー側窪み部15は、着座下流面14に形成され、中心軸線20cから遠ざかる側へボデー10を窪ませる形状である。噴孔11の流入口11aは着座下流面14に位置する。ボデー側窪み部15は、流入口11aのうち着座面13に最も近い部分である流入口上流端、および流入口のうち着座面から最も遠い部分である流入口下流端を含む範囲で、中心軸線20cの周りに環状に延びる形状である。
【選択図】図2

Description

本発明は、噴孔から燃料を噴射する燃料噴射弁に関する。
従来の一般的な燃料噴射弁は、ボデーの内部に弁体を収容して構成されている。ボデーには、燃料を噴射する噴孔、および噴孔へ燃料を供給する供給流路が形成されている。ボデーのうち供給流路を形成する流路壁面の一部は、弁体の中心軸線周りに環状に延びる着座面として機能する。その着座面に弁体が離着座することで供給流路が開閉され、噴孔からの燃料噴射と噴射停止とが切り替えられる。
さて、上記供給流路には、ボデー内周面と弁体外周面との間で形成された環状流路と、弁体の下流側に位置して環状流路を流れた燃料を中心軸線上に集合させるサック室とが存在する。そして近年では、サック室に設けられた噴孔へサック室から燃料を分配するサック分配タイプに加えて、環状流路に設けられた噴孔へ環状流路から燃料を分配する環状分配タイプ(特許文献1参照)の開発が進められている。
サック分配タイプでは、燃料噴射を停止させるべく弁体を着座させても、その着座直後に、サック室に残っている燃料の殆どが噴孔から漏れ出てしまい、燃料が噴孔から低速で排出されてしまう。これに対し環状分配タイプによれば、噴孔を形成するスペースをサック室に設けることを不要にできるのでサック室の容量を小さくでき、上記漏出の量を低減できる。しかも、サック室の上流側に噴孔が位置するので、サック室に残った燃料が噴孔から漏出されにくくなる。
特開2014−196702号公報
さて、環状流路から噴孔へと燃料が流れ込む環状分配タイプの場合には、ボデー壁面のうち着座面と同一面上にある円錐面の部分に噴孔の流入口が配置される。そのため、着座面と弁体間の狭い隙間を通過して流速が速くなっている燃料は、ボデーの円錐面に沿って流れた直後に、噴孔流入口付近で急激に方向変換かつ収縮しながら噴孔へ流入する。よって、サック室から噴孔へ燃料が流れ込むサック分配タイプの場合に比べて、環状分配タイプの場合には噴孔へ流入する際の燃料の流通抵抗が大きくなり、圧力損失が大きくなることが懸念される。
この懸念に対し、特許文献1では、噴孔の流入口の上流側部分を上流側へ拡げた形状にすることで、燃料が噴孔へ流入する際に流れ方向が急激に変化することを抑制させて、圧力損失の低減を図ろうとしている。
しかしながら、流入口の上流側部分を拡げただけでは、圧力損失の低減を図ることに限界があり、さらなる圧力損失の低減が望まれている。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたもので、その目的は、弁体を着座させた直後に燃料が噴孔から低速で排出されることの抑制を図りつつ、燃料の圧力損失低減の促進を図った燃料噴射弁を提供することにある。
ここに開示される発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
開示される発明のひとつは、燃料を噴射する噴孔(11)および噴孔へ燃料を供給する供給流路(12)が形成されたボデー(10)と、供給流路を開閉する弁体(20)と、を備える燃料噴射弁であって、
ボデーのうち供給流路を形成する流路壁面(10a)の一部であって、弁体の中心軸線(20c)の周りに環状に延びる形状であり、開閉作動する弁体が離着座する着座面(13)と、流路壁面の一部であって、着座面の下流側に連なり、弁体の外周面に対向し、中心軸線の周りに環状に延びる形状の着座下流面(14)と、着座下流面に形成され、中心軸線から遠ざかる側へボデーを窪ませる形状のボデー側窪み部(15)と、を備え、
噴孔の流入口(11a)は着座下流面に位置し、ボデー側窪み部は、流入口のうち着座面に最も近い部分である流入口上流端(11a1)、および流入口のうち着座面から最も遠い部分である流入口下流端(11a3)を含む範囲で、中心軸線の周りに環状に延びる形状である燃料噴射弁である。
上記発明では、弁体の外周面に対向し、中心軸線の周りに環状に延びる形状の着座下流面に、噴孔の流入口が位置する。つまり、上記発明に係る燃料噴射弁は、先述した環状分配タイプであることを意味する。
そして、環状分配タイプの燃料噴射弁において、着座下流面には、中心軸線から遠ざかる側へボデーを窪ませる形状のボデー側窪み部が形成されている。このボデー側窪み部は、流入口上流端および流入口下流端を含む範囲で、中心軸線の周りに環状に延びる形状である。よって、着座下流面に沿って流入口へ流入する燃料のうち、例えば、図3に示す流入口を中心線方向に正面視した場合において中心軸線の上方から流入する燃料について、流入口に至るまでの流路がボデー側窪み部により拡大される。これに加え、上記正面視において中心軸線に交差する方向(斜め上方)や周方向(横方向)から流入する燃料についても、流入口に至るまでの流路がボデー側窪み部により拡大される。よって、例えば、図3の矢印F1に例示されるような流入口の上方から流入する燃料に加えて、矢印F2に例示するような斜め上方から流入する燃料や、矢印F3に例示するような横方向から流入する燃料に対しても、流路拡大により圧力損失が低減される。したがって、上記発明に係る燃料噴射弁によれば、流入口の上流側部分を上流側へ拡げただけの特許文献1に記載の燃料噴射弁に比べて、噴孔へ流入する燃料の圧力損失を低減できる。
以上により、上記発明によれば、先述した環状分配タイプにすることで、弁体を着座させた直後に燃料が噴孔から低速で排出されることの抑制を図りつつ、それでいて、燃料の圧力損失低減を促進できる。
本発明の第1実施形態に係る燃料噴射弁を模式的に示す断面図。 図1の噴孔部分を拡大した図。 第1実施形態に係るボデーの単体状態を示す断面図。 図3のIV矢視図。 第1実施形態に係るボデーの単体状態を示す断面図であって、窪み部接線および流入角度を説明する図。 第1実施形態に係る弁体の単体状態を示す正面図。 図6のVII矢視図。 第1実施形態において、ボデー側窪み部と弁体側窪み部との位置関係を示す断面図。 本発明の第2実施形態に係る燃料噴射弁において、ボデー側窪み部と弁体側窪み部との位置関係を示す断面図。 本発明の第3実施形態に係る燃料噴射弁において、ボデー側窪み部と弁体側窪み部との位置関係を示す断面図。 本発明の第4実施形態に係る燃料噴射弁において、ボデー側窪み部と弁体側窪み部との位置関係を示す断面図。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において、先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において、構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を参照し適用することができる。
(第1実施形態)
本実施形態に係る燃料噴射弁は、車両に搭載された内燃機関に適用されたものであり、内燃機関の燃焼に用いる燃料を噴射するものである。上記内燃機関は、複数の気筒について高圧燃料を噴射して圧縮自着火燃焼させるディーゼルエンジンである。
図1に示す燃料噴射システムは、複数の燃料噴射弁5と、図示しない高圧ポンプから吐出された燃料を蓄圧して燃料噴射弁5の各々へ分配するコモンレール6と、燃料噴射弁5の作動を制御する制御装置7と、を備える。
燃料噴射弁5は、ボデー10、弁体20、アクチュエータ30、制御弁40および弾性部材50等を備える。弁体20、アクチュエータ30および制御弁40はボデー10の内部に収容されている。ボデー10には、複数の噴孔11、および噴孔11へ燃料を供給する供給流路12が形成されている。
供給流路12の一部は、弁体20を収容する弁体収容室12aとして機能する。弁体20は、図1の上下方向に延びる円柱形状であり、弁体収容室12aにおいて往復移動可能に配置されている。弁体20の中心軸線20cが延びる方向、つまり円柱形状の中心線方向は、弁体20の往復移動方向と一致する。弁体収容室12aにおける供給流路12は、ボデー10のうち供給流路12を形成する流路壁面10aつまりボデー10の内周面と、弁体20の外周面20aとの間で形成される円筒形状である。
流路壁面10aの一部は、弁体20のシート面21が離着座する着座面13として機能する。着座面13は、中心軸線20cの周りに環状に延びる形状であり、弁体収容室12aに位置する。シート面21は、中心軸線20cの周りに環状に延びる形状である。これらの着座面13およびシート面21は、中心軸線20cに対して傾斜する形状であり、燃料流れの下流側に向けて徐々に直径が小さくなる円錐状のテーパ形状である。
弁体20に対してシート面21の反対側には、供給流路12を流通する高圧燃料の一部が流入する背圧室10bが設けられている。背圧室10bに充満する燃料の圧力である背圧が、弁体20を閉弁側へ押し付ける力(背圧閉弁力)として作用する。さらに、弁体20には弾性部材50による弾性力が、弁体20を閉弁側へ押し付ける力(弾性閉弁力)として作用する。また、弁体20の先端面のうちシート面21より上流側の部分には、弁体収容室12aに充満する燃料の圧力が、弁体20を開弁側へ押し付ける力(開弁力)として作用する。
制御弁40は、背圧室10bと低圧通路12Lとの連通状態を制御する。つまり、制御弁40を開弁作動させると、背圧室10bは低圧通路12Lと連通し、背圧室10bの高圧燃料は低圧通路12Lへ流出して背圧が低下する。背圧が低下すると、背圧閉弁力が低下することに伴い、弁体20が開弁作動する。一方、制御弁40を閉弁作動させると、背圧室10bと低圧通路12Lとの連通は遮断され、背圧室10bの高圧燃料が低圧通路12Lへ流出することが停止される。その結果、背圧が上昇して弁体20が閉弁作動する。
制御弁40の開閉作動はアクチュエータ30により制御される。アクチュエータ30には電磁コイルやピエゾ素子が用いられる。図1の例ではピエゾ素子が用いられており、制御装置7がピエゾ素子へ電力供給させるように通電状態を制御すると、ピエゾ素子により押下作動するコマンドピストン31が制御弁40を押し動かして開弁作動させる。
図2は、ボデー10のうち噴孔11部分の詳細形状、および弁体20の先端面の詳細形状について説明する図であり、ボデー10については断面図、弁体20については正面図で表現されている。
流路壁面10aのうち、着座面13の下流側に連なる部分であって、閉弁状態にある弁体20の外周面20aに対向する部分を、着座下流面14と呼ぶ。着座下流面14は、中心軸線20cの周りに環状に延びる形状であり、燃料流れの下流側に向けて徐々に直径が小さくなる円錐状のテーパ形状である。
供給流路12の一部は、弁体収容室12aの下流側に連なるサック室12bとして機能する。サック室12bには、閉弁状態にある弁体20の頂部20dが位置している(図2参照)。但し、弁体20が最大開度位置にある状態では、弁体20の頂部20dはサック室12bの上流側に位置する。先述した通り、弁体収容室12aにおける供給流路12は円筒形状であり、特に着座面13および着座下流面14における縦断面形状は、環状の径が下流側ほど小さくなるテーパ形状である。これに対し、サック室12bにおける供給流路12は、弁体収容室12aの下流端である円筒端面に連通する円柱形状であり、弁体収容室12aを環状に流れた燃料を集合させる。
図3に示すように、複数の噴孔11は、中心軸線20cが延びる方向(図3の上下方向)において同じ位置に配置されている。噴孔11の流入口11aおよび流出口11bは円形である。流入口11aの開口面積は流出口11bの開口面積よりも大きい。流入口11aの周縁部は、上流側に近づくにつれて開口面積が大きくなる湾曲した形状である。流入口11aは、着座下流面14に形成されており、換言すれば、流路壁面10aのうち中心軸線20cに対して傾斜する部分であって、流路壁面10aのうち弁体20の外周面20aと対向する部分に形成されている。
図4に示すように、複数の噴孔11は、中心軸線20cの周りに等間隔で並べて配置されている。図2および図3に示すように、噴孔11は、中心軸線20cから遠ざかる向きに直線状に延びる形状である。噴孔11の中心線11cが延びる方向は、弁体20の中心軸線20cに垂直な面に対して傾斜している。噴孔11の中心線11cと弁体20の中心軸線20cとのなす角度の2倍の値を、噴孔コーン角度θhと呼ぶ。
図2〜図5に示すように、着座下流面14には、中心軸線20cから遠ざかる側へボデー10を窪ませる形状のボデー側窪み部15が形成されている。ボデー側窪み部15は、中心軸線20cの周りに環状に延びる形状である。着座下流面14のうちボデー側窪み部15よりも上流側の部分を第1着座下流面14aと呼び、下流側の部分を第2着座下流面14bと呼ぶ。
図5に示すように、第1着座下流面14a、第2着座下流面14bおよび着座面13は、同一の円錐面L1上に位置する。つまり、第1着座下流面14a、第2着座下流面14bおよび着座面13の接線方向は同一である。これに対し、着座下流面14のうちボデー側窪み部15の部分は、上記円錐面L1に対して、中心軸線20cから遠ざかる向きに窪んでいる。
中心軸線20c方向のうちボデー側窪み部15が形成されている範囲は、噴孔11の流入口11aの全体を含んでいる。つまり、ボデー側窪み部15と第1着座下流面14aとの境界線であるボデー側窪み部15の上流端15aは、流入口11aよりも上流側に位置する。また、ボデー側窪み部15と第2着座下流面14bとの境界線であるボデー側窪み部15の下流端15bは、流入口11aよりも下流側に位置する。上流端15aによる上記境界線および下流端15bによる上記境界線は、中心軸線20cを中心とした円形である。
ボデー側窪み部15の底面は、以下に説明する第1底面15cおよび第2底面15dに区分けされる。第1底面15cは、中心軸線20c方向において、流入口11aの下流端(流入口下流端11a3)よりも上流側(図5の上側)の範囲の面である。第2底面15dは、中心軸線20c方向において、流入口下流端11a3よりも下流側(図5の下側)の範囲の底面である。第1底面15cは、円錐面形状であり、縦断面視において所定の接線方向に直線状に延びる形状である。この所定の接線は、噴孔11の中心線11cおよび弁体20の中心軸線20cを含む平面と、ボデー側窪み部15の底面のうち流入口上流端11a1に連なる第1底面15cとが交わる線であり、窪み部接線L2と呼ぶ。
図3および図5に示すように、噴孔11の中心線11cと窪み部接線L2とのなす角度を流入角度θと呼ぶ。また、第1底面15cの窪み部接線L2と弁体20の中心軸線20cとのなす角度の2倍の値を、窪み接線角度θbinと呼ぶ。流入角度θは、窪み接線角度θbinおよび噴孔コーン角度θhから、θ=180−(θbin+θh)/2といった式で表される。このように定義される流入角度θが90°より大きくなるように、中心線11cおよび窪み部接線L2の向きが設定されている。つまり、流入角度θは鈍角である。
図5に示すように、流入口11aの上流端(流入口上流端11a1)は、第1底面15cと接線方向が同じになるように第1底面15cと連続する。流入口11aの終端11a2は、噴孔11の内壁面と接線方向が同じになるように内壁面と連続する。流入口上流端11a1から終端11a2にかけての流入口11aの形状は、中心線11c側に凸となる向きに湾曲した形状である。但し、流入口上流端11a1から終端11a2にかけての流入口11aの形状が平坦面となるテーパ形状であってもよい。
図6および図7に示すように、弁体20の外周面20aのうち、シート面21の下流側に連なる部分を、シート下流面22と呼ぶ。シート下流面22は、中心軸線20cの周りに環状に延びる形状であり、燃料流れの下流側に向けて徐々に直径が小さくなる円錐状のテーパ形状である。シート下流面22には、中心軸線20cへ近づく側へ弁体20を窪ませる形状の弁体側窪み部23が形成されている。弁体側窪み部23は、中心軸線20cの周りに環状に延びる形状である。シート下流面22のうち弁体側窪み部23よりも上流側の部分を第1シート下流面22aと呼び、下流側の部分を第2シート下流面22bと呼ぶ。
第1シート下流面22a、第2シート下流面22bおよびシート面21は、同一の円錐面L3上に位置する。つまり、第1シート下流面22a、第2シート下流面22bおよびシート面21の接線方向は同一である。これに対し、シート下流面22のうち弁体側窪み部23の部分は、上記円錐面L3に対して、中心軸線20cへ近づく向きに窪んでいる。
弁体20が閉弁状態で、弁体側窪み部23と第1シート下流面22aとの境界線である弁体側窪み部23の上流端23aは、ボデー側窪み部15の上流端15aよりも上流側に位置する。また、弁体20が閉弁状態で、弁体側窪み部23と第2シート下流面22bとの境界線である弁体側窪み部23の下流端23bは、ボデー側窪み部15の下流端15bよりも下流側に位置する。
厳密には、図8に示すように中心軸線20cを含む平面で切った断面視において、第1着座下流面14aに平行な方向を燃料流れ方向Faと呼ぶ。そして、この燃料流れ方向Faにおいて、弁体20が閉弁状態で、ボデー側窪み部15および弁体側窪み部23は以下の位置関係に設定されている。すなわち、弁体側窪み部23の上流端23aはボデー側窪み部15の上流端15aよりも上流側に位置し、弁体側窪み部23の下流端23bは、ボデー側窪み部15の下流端15bよりも下流側に位置する。なお、上流端23aによる上記境界線および下流端23bによる上記境界線は、中心軸線20cを中心とした円形である。
中心軸線20c方向のうち弁体側窪み部23が形成されている範囲は、弁体20が閉弁状態で、ボデー側窪み部15の全体を含んでいる。また、弁体20が閉弁状態で、ボデー側窪み部15の上流端15aの直径Db1は、弁体側窪み部23の上流端23aの直径Dn1以下に設定されている(Db1≦Dn1)。弁体20が閉弁状態で、弁体側窪み部23の下流端23bの直径Dn2は、ボデー側窪み部15の下流端15bの直径Db2以下に設定されている(Dn2≦Db2)。
以上により、本実施形態によれば、噴孔11の流入口11aが、着座下流面14に形成され、かつ、閉弁位置にある弁体20の外周面20aに対向する位置にある。つまり、噴孔11の流入口11aが、着座下流面14と外周面20aとの間で形成された環状流路に位置し、サック室12bの上流に位置する。そのため、複数の噴孔11へ環状流路から燃料が分配される環状分配タイプの燃料噴射弁5が提供される。よって、噴孔11を形成するスペースをサック室12bに設けることを不要にできるので、サック室12bの容量を小さくできる。よって、燃料噴射を停止させるべく弁体20を着座面13に着座させた直後に、サック室12bに残っている燃料の多くが噴孔11から漏れ出て低速で排出されてしまうといった不具合を抑制できる。しかも、サック室12bの上流側に噴孔11が位置するので、サック室12bに残った燃料は、サック室12bに留まり易くなり、噴孔11から漏出されにくくなる。
さらに本実施形態では、着座下流面14にボデー側窪み部15が形成されている。ボデー側窪み部15は、流入口上流端11a1および流入口下流端11a3を含む範囲で、中心軸線20cの周りに環状に延びる形状である。よって、図3の矢印F1に示す方向から流入口11aへ流入する燃料、つまり流入口11aを中心線11c方向に正面視した場合において中心軸線20cの上方から流入する燃料の流路が、ボデー側窪み部15により、着座下流面14に対して垂直な方向に拡大される。よって、矢印F1に示す方向、つまり上方から流入口11aへ流入する燃料に対する圧力損失が低減される。これに加え、図3の矢印F2に示す方向から流入口11aへ流入する燃料についても、該燃料の流路が、ボデー側窪み部15により、着座下流面14に対して垂直な方向に拡大される。よって、矢印F2に示す方向、つまり上記正面視において中心軸線20cに交差する方向(斜め上方)から流入口11aへ流入する燃料についても圧力損失が低減される。さらに、流入口11aの周方向(横方向)から流入する燃料(図3の矢印F3参照)に対しても、流入口11aに至るまでの流路がボデー側窪み部15により拡大され、圧力損失が低減される。
したがって、本実施形態に係る燃料噴射弁5によれば、流入口11aを上方へ拡げただけの特許文献1に記載の燃料噴射弁に比べて、噴孔11へ流入する燃料の圧力損失を低減できる。以上により、本実施形態によれば、環状分配タイプにすることで、弁体20の着座直後に燃料が噴孔11から低速で漏れ出ることの抑制を図りつつ、それでいて、燃料の圧力損失低減を促進できる。
さらに本実施形態では、流入口11aは、噴孔11の上流側であるほど噴孔11を徐々に拡径させる形状である。具体的には、流入口11aは、中心線11cに対して垂直な開口面積を徐々に拡大させる湾曲形状である。そのため、燃料が噴孔11へ流入する際に流れ方向が急激に変化することを抑制でき、圧力損失低減が促進される。
さらに本実施形態では、噴孔11の中心線11cと窪み部接線L2とのなす角度である流入角度θが鈍角である。そのため、流入角度θが90度以下である場合に比べて、燃料が噴孔11へ流入する際に流れ方向が急変することを抑制でき、圧力損失低減が促進される。
さらに本実施形態では、弁体20の外周面20aのうちシート面21の下流側部分に弁体側窪み部23が形成されている。弁体側窪み部23は、中心軸線20cへ近づく側へ弁体20を窪ませる形状、かつ、中心軸線20cの周りに環状に延びる形状である。そのため、流入口11aに至るまでの流路は、ボデー側窪み部15により拡大されることに加え、弁体側窪み部23によっても、着座下流面14に対して垂直な方向に拡大される。よって、さらなる圧力損失低減を図ることができる。
さらに本実施形態では、弁体20が閉弁状態で、弁体側窪み部23の上流端23aはボデー側窪み部の上流端15aよりも上流側に位置する(図8参照)。そのため、第1着座下流面14aに沿って流れる燃料について、ボデー側窪み部15の第1底面15cに至る前の時点で流路が拡大される。よって、図8中の矢印Fbに示すように、第1着座下流面14aに沿って流れた燃料が、弁体20の外周面20aに近づく側へ膨らむように流れた後に、流入口11aへ流入するようになる。よって、燃料が方向を変化させつつ流入口11aへ流入するにあたり、燃料の流入経路の半径を大きくでき、流れ方向が急変することを抑制できる。そのため、さらなる圧力損失低減を図ることができる。
さらに本実施形態では、弁体20が閉弁状態で、弁体側窪み部23の下流端23bは、流入口上流端11a1よりも下流側に位置する(図8参照)。そのため、ボデー側窪み部15の第1底面15cに沿って流れる燃料について、ボデー側窪み部15に加えて弁体側窪み部23の分も流路拡大する。よって、先述した矢印Fbの如く燃料が膨らんで流入口11aへ流入することを促進でき、流れ方向が急変することの抑制を促進できる。
より詳細には、弁体側窪み部23の下流端23bは、流入口下流端11a3に対して流入口上流端11a1の反対側に位置する(図8参照)。そのため、図3の矢印F3に示す如く周方向から流入口11aへ流れる燃料について、ボデー側窪み部15に加えて弁体側窪み部23の分も流路拡大する。しかも、弁体側窪み部23の上流端23aが、流入口上流端11a1に対して流入口下流端11a3の反対側に位置するので、流入口11aの全体が弁体側窪み部23により覆われることになる。よって、先述した矢印Fbの如く燃料が膨らんで流入口11aへ流入することをより一層促進でき、流れ方向が急変することの抑制を促進できる。
さらに詳細には、弁体側窪み部23の下流端23bは、ボデー側窪み部15の下流端15bに対して、ボデー側窪み部15の上流端15aの反対側に位置する。そのため、図3の矢印F3に示す如く周方向から流入口11aへ流れる燃料について、圧力損失低減をより一層促進できる。しかも、弁体側窪み部23の上流端23aが、ボデー側窪み部15の上流端15aに対して下流端15bの反対側に位置するので、ボデー側窪み部15の全体が弁体側窪み部23により覆われることになる。よって、先述した矢印Fbの如く燃料が膨らんで流入口11aへ流入することをより一層促進でき、流れ方向が急変することの抑制を促進できる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、弁体側窪み部23の下流端23bの直径Dn2、およびボデー側窪み部15の下流端15bの直径Db2の大小関係は、弁体20が閉弁状態で、Dn2≦Db2に設定されている。これに対し本実施形態では、図9に示すように、弁体20が閉弁状態で、Dn2>Db2に設定されている。なお、ボデー側窪み部15の上流端15aの直径Db1、および弁体側窪み部23の上流端23aの直径Dn1の大小関係は、上記第1実施形態と同様にしてDb1≦Dn1に設定されている。
また、上記第1実施形態では、第1着座下流面14aに平行な燃料流れ方向Faにおいて、弁体20が閉弁状態で、弁体側窪み部23の下流端23bは、ボデー側窪み部15の下流端15bよりも下流側に位置する。これに対し本実施形態では、図9に示すように、燃料流れ方向Faにおいて、弁体20が閉弁状態で、弁体側窪み部23の下流端23bは、ボデー側窪み部15の下流端15bよりも上流側に位置する。
このように、弁体側窪み部23の下流端23bの位置を変更させた本実施形態においても、ボデー側窪み部15および弁体側窪み部23を備えることによる圧力損失低減の効果が発揮される。
(第3実施形態)
上記第1実施形態では、ボデー側窪み部15の上流端15aの直径Db1、および弁体側窪み部23の上流端23aの直径Dn1の大小関係は、弁体20が閉弁状態で、Db1≦Dn1に設定されている。これに対し本実施形態では、図10に示すように、弁体20が閉弁状態で、Db1>Dn1に設定されている。なお、弁体側窪み部23の下流端23bの直径Dn2、およびボデー側窪み部15の下流端15bの直径Db2の大小関係は、上記第1実施形態と同様にしてDn2≦Db2に設定されている。
このように、弁体側窪み部23の上流端23aの位置を変更させた本実施形態においても、ボデー側窪み部15および弁体側窪み部23を備えることによる圧力損失低減の効果が発揮される。
(第4実施形態)
図11に示す本実施形態では、弁体20が閉弁状態で、Db1>Dn1、かつ、Dn2>Db2に設定されている。
また、第1着座下流面14aに平行な燃料流れ方向Faにおいて、弁体20が閉弁状態で、弁体側窪み部23の下流端23bは、上記第2実施形態と同様にして、ボデー側窪み部15の下流端15bよりも上流側に位置する。弁体側窪み部23の上流端23aは、上記第1実施形態と同様にしてボデー側窪み部15の上流端15aよりも上流側に位置する。
このように、弁体側窪み部23の下流端23bおよび上流端23aの位置を変更させた本実施形態においても、ボデー側窪み部15および弁体側窪み部23を備えることによる圧力損失低減の効果が発揮される。
(他の実施形態)
以上、発明の好ましい実施形態について説明したが、発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、以下に例示するように種々変形して実施することが可能である。各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示してなくとも実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
上記各実施形態では、弁体20が閉弁状態で、弁体側窪み部23の上流端23aは、ボデー側窪み部15の上流端15aよりも上流側に位置する。これに対し、弁体側窪み部23の上流端23aは、ボデー側窪み部15の上流端15aよりも下流側に位置していてもよい。但し、弁体側窪み部23の上流端23aは、流入口上流端11a1よりも上流側に位置していることが望ましい。
上記各実施形態では、弁体側窪み部23が弁体20に設けられているが、ボデー10にボデー側窪み部15が設けられていれば、弁体側窪み部23は廃止されていてもよい。
上記第2実施形態では、弁体側窪み部23の下流端23bを、ボデー側窪み部15の下流端15bよりも上流側に位置させるにあたり、Dn2≦Db2に設定されている。これに対し、Dn2>Db2に設定しつつ、弁体側窪み部23の下流端23bをボデー側窪み部15の下流端15bよりも上流側に位置させてもよい。
上記第1実施形態では、図5の縦断面視において流入口11aが湾曲した形状である。これに対し、図5の縦断面視において流入口11aが直線状に傾斜したテーパ形状であってもよい。また、図5に示す流入口11aは、噴孔11の上流側であるほど噴孔11を徐々に拡径させる形状であるが、拡径させない形状であってもよい。また、上記第1実施形態では、図5に示すように流入角度θが鈍角に設定されているが、流入角度θが90度であってもよいし、鋭角に設定されていてもよい。
5…燃料噴射弁、11…噴孔、11a…噴孔の流入口、11a1…流入口上流端、12…供給流路、10…ボデー、10a…流路壁面、13…着座面、14…着座下流面、15…ボデー側窪み部、20…弁体、20c…中心軸線、21…シート面、23…弁体側窪み部。

Claims (8)

  1. 燃料を噴射する噴孔(11)および前記噴孔へ燃料を供給する供給流路(12)が形成されたボデー(10)と、前記供給流路を開閉する弁体(20)と、を備える燃料噴射弁であって、
    前記ボデーのうち前記供給流路を形成する流路壁面(10a)の一部であって、前記弁体の中心軸線(20c)の周りに環状に延びる形状であり、開閉作動する前記弁体が離着座する着座面(13)と、
    前記流路壁面の一部であって、前記着座面の下流側に連なり、前記弁体の外周面に対向し、前記中心軸線の周りに環状に延びる形状の着座下流面(14)と、
    前記着座下流面に形成され、前記中心軸線から遠ざかる側へ前記ボデーを窪ませる形状のボデー側窪み部(15)と、
    を備え、
    前記噴孔の流入口(11a)は前記着座下流面に位置し、
    前記ボデー側窪み部は、前記流入口のうち前記着座面に最も近い部分である流入口上流端(11a1)、および前記流入口のうち前記着座面から最も遠い部分である流入口下流端(11a3)を含む範囲で、前記中心軸線の周りに環状に延びる形状である燃料噴射弁。
  2. 前記噴孔の中心線(11c)および前記中心軸線を含む平面と、前記ボデー側窪み部の底面のうち前記流入口上流端に連なる面とが交わる線を窪み部接線(L2)と呼び、前記窪み部接線と前記中心線とのなす角度のうち前記着座面に近い側の角度を流入角度(θ)と呼ぶ場合に、
    前記流入角度が鈍角である請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記流入口は、前記噴孔の上流側であるほど前記噴孔を徐々に拡径させる形状である請求項1または2に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記弁体の外周面に形成され、前記着座面に離着座するシート面(21)と、
    前記弁体の外周面のうち前記シート面の下流側部分に形成され、前記中心軸線へ近づく側へ前記弁体を窪ませる形状、かつ、前記中心軸線の周りに環状に延びる形状の弁体側窪み部(23)と、
    を備える請求項1〜3のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
  5. 前記弁体が閉弁状態で、前記弁体側窪み部の上流端(23a)は前記ボデー側窪み部の上流端(15a)よりも上流側に位置する請求項4に記載の燃料噴射弁。
  6. 前記弁体が閉弁状態で、前記弁体側窪み部の下流端(23b)は前記流入口上流端よりも下流側に位置する請求項4または5に記載の燃料噴射弁。
  7. 前記弁体が閉弁状態で、前記弁体側窪み部の下流端(23b)は前記流入口下流端に対して前記流入口上流端の反対側に位置する請求項6に記載の燃料噴射弁。
  8. 前記弁体が閉弁状態で、前記弁体側窪み部の下流端(23b)は、前記ボデー側窪み部の下流端(15b)に対して、前記ボデー側窪み部の上流端(15a)の反対側に位置する請求項4〜7のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
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