JP2019183718A - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Abstract
Description
燃料を噴射する噴孔(40a)と、
噴孔へ燃料を供給する供給通路(H1、H2、H3、34、36)と、
供給通路を開閉することで噴孔からの燃料噴射と噴射停止を切り替える弁体(41)と、
供給通路から分岐する分岐通路(H4)と、
分岐通路と接続され、分岐通路から流入する燃料の圧力を弁体に閉弁側へ付与させる制御室(M)と、
制御室に配置され、分岐通路を開閉する可動プレート(60)と、
弾性変形して生じる弾性力を可動プレートに閉弁側へ付与させる弾性部材(SP2)と、
弾性部材を支持する支持面(33d)、供給通路の一部である第1供給通路孔(H1)、および制御室が形成された第1部材(30)と、
第1部材の端面に密着して配置され、供給通路の一部である第2供給通路孔(H2)および分岐通路の少なくとも一部が形成された第2部材(20)と、
を備え、
第1部材および第2部材のいずれか一方には、第1供給通路孔の開口端および第2供給通路孔の開口端に接続されて供給通路の一部を形成し、制御室の周りに環状に延びる形状の環状溝(34)が形成されている燃料噴射弁とされる。
図1に示す燃料噴射弁INJは、車両に搭載された内燃機関の燃焼室へ燃料を噴射するものであり、内燃機関のシリンダヘッドに取り付けられている。この内燃機関は、軽油を燃料とした圧縮自着火式のディーゼルエンジンであり、かつ、燃焼室を複数備えた多気筒エンジンである。当該車両には、燃料を圧縮して吐出する高圧ポンプ(図示せず)と、高圧ポンプから吐出された高圧燃料を蓄圧して複数の燃料噴射弁INJへ分配するコモンレール(図示せず)とが搭載されている。高圧ポンプ、コモンレールおよび複数の燃料噴射弁INJにより燃料噴射システムが提供される。
弾性力(弾性閉弁力)をニードル41に閉弁側へ付与する。
上記第1実施形態では、中間プレート30に形成されている第1供給通路孔H1の数は1つである。これに対し本実施形態では、複数の第1供給通路孔H1が中間プレート30に形成されている。図7は、第1供給通路孔H1が4つ形成されている場合における本実施形態の一例を示し、図8は、第1供給通路孔H1が5つ形成されている場合における本実施形態の一例を示す。また、第1供給通路孔H1のうち環状溝34に接続される複数の開口端(第1開口端H1a)は、周方向において等間隔に配置されている。
上記第1実施形態では、ガイドリング70の内周面を、オリフィスプレート20、中間プレート30およびノズルボデー40の各々の外周面に接触させて、径方向へ互いに相対移動することを規制している。換言すれば、ガイドリング70は、オリフィスプレート20、中間プレート30およびノズルボデー40の各々の中心線Cを一致させている。
本実施形態では、上記第3実施形態に係るガイド部22をさらに下方へ延長させており、図10に示すように、中間プレート30の全体とノズルボデー40の一部が凹部22aに挿入されている。そのため、オリフィスプレート20、中間プレート30およびノズルボデー40の全てについて、径方向への相対移動が凹部22aにより規制されている。なお、本実施形態ではガイドリング70が廃止されている。
本実施形態では、上記第3実施形態に係るガイド部22がオリフィスプレート20に設けられることに加え、図11に示すように、ノズルボデー40の上端から中間プレート30の側へ延びる円筒形状のガイド部43が、ノズルボデー40に設けられている。ガイド部43の円筒中心軸はノズルボデー40の中心線Cと一致する。ガイド部43の円筒内部(凹部43a)には中間プレート30が挿入され、中間プレート30の外周面の一部が凹部43aの内周面と接触している。これにより凹部43aは、中間プレート30が径方向へ移動することを規制する。なお、本実施形態ではガイドリング70が廃止されている。
本実施形態では、図12に示すように、中間プレート30の上端からオリフィスプレート20の側へ延びる円筒形状のガイド部37と、中間プレート30の下端からノズルボデー40の側へ延びる円筒形状のガイド部38が、中間プレート30に設けられている。これらのガイド部37、38の円筒中心軸は中間プレート30の中心線Cと一致する。ガイド部37、38の円筒内部である凹部37a、38aには、オリフィスプレート20およびノズルボデー40の各々が挿入されている。そのため、オリフィスプレート20、中間プレート30およびノズルボデー40の全てについて、径方向への相対移動が凹部37a、38aにより規制されている。なお、本実施形態ではガイドリング70が廃止されている。
以上、本開示の複数の実施形態について説明したが、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合わせることができる。そして、複数の実施形態及び変形例に記述された構成同士の明示されていない組み合わせも、以下の説明によって開示されているものとする。
Claims (6)
- 燃料を噴射する噴孔(40a)と、
前記噴孔へ燃料を供給する供給通路(H1、H2、H3、34、36)と、
前記供給通路を開閉することで前記噴孔からの燃料噴射と噴射停止を切り替える弁体(41)と、
前記供給通路から分岐する分岐通路(H4)と、
前記分岐通路と接続され、前記分岐通路から流入する燃料の圧力を前記弁体に閉弁側へ付与させる制御室(M)と、
前記制御室に配置され、前記分岐通路を開閉する可動プレート(60)と、
弾性変形して生じる弾性力を前記可動プレートに閉弁側へ付与させる弾性部材(SP2)と、
前記弾性部材を支持する支持面(33d)、前記供給通路の一部である第1供給通路孔(H1)、および前記制御室が形成された第1部材(30)と、
前記第1部材の端面に密着して配置され、前記供給通路の一部である第2供給通路孔(H2)および前記分岐通路の少なくとも一部が形成された第2部材(20)と、
を備え、
前記第1部材および前記第2部材のいずれか一方には、前記第1供給通路孔の開口端および前記第2供給通路孔の開口端に接続されて前記供給通路の一部を形成し、前記制御室の周りに環状に延びる形状の環状溝(34)が形成されている燃料噴射弁。 - 前記環状溝により形成される通路の通路断面積は、前記第1供給通路孔の開口面積または前記第2供給通路孔の開口面積の0.5倍以上である請求項1に記載の燃料噴射弁。
- 前記環状溝の内周側の壁面を形成する内側壁面(34b)は、前記環状溝の底壁面(34a)から開口縁部(34k)に近づくにつれ環状の中心に近づく向きに傾斜するテーパ形状である請求項1または2に記載の燃料噴射弁。
- 前記第2供給通路孔は複数形成され、
前記第2供給通路孔のうち前記環状溝に接続される複数の開口端は、前記環状溝が延びる周方向において等間隔に配置されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。 - 前記第1部材および前記第2部材を円筒内部に収容する円筒形状であり、円筒中心線方向に前記第1部材および前記第2部材を互いに押し付け合わせる軸力を生じさせる軸力付与部材(50)と、
前記第1部材の外周面および前記第2部材の外周面と、前記軸力付与部材の内周面との間に配置される円筒形状であり、前記円筒中心線方向に対して垂直な方向に、前記第1部材および前記第2部材が互いに相対移動することを規制するガイドリング(70)と、
を備える請求項1〜4のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。 - 前記第2部材および前記第1部材の一方の部材は、他方の部材が挿入される凹部(22a)を有し、
前記凹部は、前記第1部材が前記第2部材と密着する方向に対して垂直な方向へ、前記他方の部材が移動することを規制する請求項1〜4のいずれか1つに記載の燃料噴射弁。
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