JP2538924Y2 - 陸屋根床部からの立ち上がり部防水層用保護パネルの上端ホルダー取付け構造 - Google Patents
陸屋根床部からの立ち上がり部防水層用保護パネルの上端ホルダー取付け構造Info
- Publication number
- JP2538924Y2 JP2538924Y2 JP11807090U JP11807090U JP2538924Y2 JP 2538924 Y2 JP2538924 Y2 JP 2538924Y2 JP 11807090 U JP11807090 U JP 11807090U JP 11807090 U JP11807090 U JP 11807090U JP 2538924 Y2 JP2538924 Y2 JP 2538924Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protection panel
- waterproof layer
- holder
- flat roof
- plate portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、陸屋根床部からの立ち上ったパラペット
の内側面の、床部の防水層に続き立ち上がった防水層を
保護する遮光性耐水性パネルの上下端のホルダー中、上
端ホルダーの取付け構造に関するものである。
の内側面の、床部の防水層に続き立ち上がった防水層を
保護する遮光性耐水性パネルの上下端のホルダー中、上
端ホルダーの取付け構造に関するものである。
立ち上がり部防水層用保護パネルの支持構造として、
第6図に示すような陸屋根パラペット31の立ち上がり防
水層32用保護パネル33の上端及び下端のホルダー34,35
の取付け構造を開発されている(特開平1−210562
号)。
第6図に示すような陸屋根パラペット31の立ち上がり防
水層32用保護パネル33の上端及び下端のホルダー34,35
の取付け構造を開発されている(特開平1−210562
号)。
上記保護パネル33のホルダー中、上端ホルダー34はパ
ラペット上端の笠木36の、陸屋根床部37側の垂下する側
板部38内面側において笠木取付け用ブラケット39にボル
トナット40により垂下状に取付けてある。
ラペット上端の笠木36の、陸屋根床部37側の垂下する側
板部38内面側において笠木取付け用ブラケット39にボル
トナット40により垂下状に取付けてある。
上記のように笠木36の、陸屋根床部側の垂下する側板
部38の内面側に保護パネル33の上端ホルダー34を取付け
た構造では、笠木36の、陸屋根床部側の側板部38を、上
端ホルダー34の外側に位置させることになって笠木36に
おける頂板部の横幅をそれだけ大にする必要があって笠
木の価格が高くなるばかりでなく、保護パネルの上端ホ
ルダー34の取付けは笠木取付け用ブラケット39に固定す
ることになって笠木取付け完了が後れることになる。
部38の内面側に保護パネル33の上端ホルダー34を取付け
た構造では、笠木36の、陸屋根床部側の側板部38を、上
端ホルダー34の外側に位置させることになって笠木36に
おける頂板部の横幅をそれだけ大にする必要があって笠
木の価格が高くなるばかりでなく、保護パネルの上端ホ
ルダー34の取付けは笠木取付け用ブラケット39に固定す
ることになって笠木取付け完了が後れることになる。
この考案は上記の問題点を解決するために、笠木はパ
ラペットに完全装着して笠木の、床面側の方の側板部外
側に、保護パネルの上端ホルダーを係止させる構造とし
たものである。
ラペットに完全装着して笠木の、床面側の方の側板部外
側に、保護パネルの上端ホルダーを係止させる構造とし
たものである。
パラペットへの笠木装着は、立ち上がり防水層用保護
パネルの組み込み前に完了するので笠木取付けの工期が
後れることがなく、その後に保護パネルの上端ホルダー
を、笠木の、陸屋根床部側の側板部外表面に上端と下端
をそれぞれ係止させるだけで上端ホルダーの取付けを完
了する。
パネルの組み込み前に完了するので笠木取付けの工期が
後れることがなく、その後に保護パネルの上端ホルダー
を、笠木の、陸屋根床部側の側板部外表面に上端と下端
をそれぞれ係止させるだけで上端ホルダーの取付けを完
了する。
第1図は本考案に係る陸屋根床部からの立ち上がりパ
ラペット部の防水構造の実施例を示すもので、1はパラ
ペット、2は陸屋根床部3の防水層(図示省略)に続き
パラペットに添って立ち上がった防水層、4はパラペッ
ト上端の笠木、5はパラペットにアンカーボルト6で固
定された、笠木の両側垂下板部7の下端を係止するブラ
ケットである。
ラペット部の防水構造の実施例を示すもので、1はパラ
ペット、2は陸屋根床部3の防水層(図示省略)に続き
パラペットに添って立ち上がった防水層、4はパラペッ
ト上端の笠木、5はパラペットにアンカーボルト6で固
定された、笠木の両側垂下板部7の下端を係止するブラ
ケットである。
8は立ち上がり防水層2の表面側に設置された、遮光
性耐水性の保護パネルであり、保護パネルの上端は笠木
4の、床面側の垂下板部7の外表面に取付けられた上端
ホルダー9に、保護パネルの下端は床面3に固定された
下端ホルダー10に嵌合支持されている。
性耐水性の保護パネルであり、保護パネルの上端は笠木
4の、床面側の垂下板部7の外表面に取付けられた上端
ホルダー9に、保護パネルの下端は床面3に固定された
下端ホルダー10に嵌合支持されている。
保護パネル8の上端ホルダー9は第2図に拡大して示
すように、上端の上向き突縁11を、笠木4の頂板部12
の、垂下板部7の外表面側に延長する下向き鉤部13に係
止させ、上端ホルダー9の下端は笠木4の垂下板部7
の、内面側に向く水平屈曲縁14の下面に添って水平に屈
曲する屈曲縁15と、笠木の垂下板部7の屈曲縁14とを
「コ」字形のクリップ16で支持している。
すように、上端の上向き突縁11を、笠木4の頂板部12
の、垂下板部7の外表面側に延長する下向き鉤部13に係
止させ、上端ホルダー9の下端は笠木4の垂下板部7
の、内面側に向く水平屈曲縁14の下面に添って水平に屈
曲する屈曲縁15と、笠木の垂下板部7の屈曲縁14とを
「コ」字形のクリップ16で支持している。
第3図は他例の上端ホルダーを示し、この上端ホルダ
ー9aは笠木の垂下板部7下端より下方に僅かに垂下して
笠木の垂下板部下端に一致する部分で外面側に向く水平
突縁15を連成して突縁の先端下面には根元側に向く爪17
を形成し、笠木の垂下板部7下端には上端ホルダー9aの
水平突縁に嵌合し水平突縁を抱持する鉤部18を形成し且
つその先端部には爪7に係合する爪19が形成してある。
ー9aは笠木の垂下板部7下端より下方に僅かに垂下して
笠木の垂下板部下端に一致する部分で外面側に向く水平
突縁15を連成して突縁の先端下面には根元側に向く爪17
を形成し、笠木の垂下板部7下端には上端ホルダー9aの
水平突縁に嵌合し水平突縁を抱持する鉤部18を形成し且
つその先端部には爪7に係合する爪19が形成してある。
第4図は笠木4の頂板部側端に上向き爪状突縁21が形
成してあり、笠木の垂下板部7aの下端には、笠木係止用
ブラケット5に係止する屈曲縁14の下側に小突縁20が垂
下し、上端ホルダー9bの、笠木の垂下板部7aに対向して
重なる方の板部の上端には爪状突縁19に係合する鉤部21
をそなえ、下端には、笠木の垂下板部7a下端の小突縁20
に嵌合する上向き鉤部22が形成してある。
成してあり、笠木の垂下板部7aの下端には、笠木係止用
ブラケット5に係止する屈曲縁14の下側に小突縁20が垂
下し、上端ホルダー9bの、笠木の垂下板部7aに対向して
重なる方の板部の上端には爪状突縁19に係合する鉤部21
をそなえ、下端には、笠木の垂下板部7a下端の小突縁20
に嵌合する上向き鉤部22が形成してある。
第5図は第2図の保護パネルの上端ホルダー9と同じ
構造であるが、この上端ホルダー9cは、笠木4の頂板部
12側端の垂下板部7bにおける下端の内面側に向く水平屈
曲縁14に添って屈曲する水平屈曲縁15の先端に、水平屈
曲縁14の遊離端に係止する上向きの爪部18をそなえてい
る。
構造であるが、この上端ホルダー9cは、笠木4の頂板部
12側端の垂下板部7bにおける下端の内面側に向く水平屈
曲縁14に添って屈曲する水平屈曲縁15の先端に、水平屈
曲縁14の遊離端に係止する上向きの爪部18をそなえてい
る。
第2図第3図において、23は上端ホルダー99aの、隣
接する両ホルダーの対向して連結する部分の内表面に組
み込んだジョイントであり、その上端は上端ホルダー内
の上端部に突設した小突縁24と外側板部25内面間に挟持
するようにしてあるが、第4図第5図におけるジョイン
ト23a,23bは上端ホルダー9b,9cにおける外側の板部外面
において隣接する両ホルダーの対向して連結する部分に
組み込んだ状態を示している。
接する両ホルダーの対向して連結する部分の内表面に組
み込んだジョイントであり、その上端は上端ホルダー内
の上端部に突設した小突縁24と外側板部25内面間に挟持
するようにしてあるが、第4図第5図におけるジョイン
ト23a,23bは上端ホルダー9b,9cにおける外側の板部外面
において隣接する両ホルダーの対向して連結する部分に
組み込んだ状態を示している。
26は上端ホルダー9,9a,9b,9cの内側で保護パネル8の
上端外面側に介在したクッション層である。
上端外面側に介在したクッション層である。
この考案の陸屋根床部からの立ち上がり部防水層用保
護パネルの上端ホルダー取付け構造としたことにより、
以下に述べるような効果がある。
護パネルの上端ホルダー取付け構造としたことにより、
以下に述べるような効果がある。
(1)保護パネルの上端ホルダーは笠木の、床面側の方
の垂下する側板部外側に係止するものであるから、従来
の、笠木の垂下する側板部内面側に上端ホルダーを取付
ける場合に見られる、笠木の頂板部横幅を大とする必要
がないばかりでなく、且つ笠木取付け完了が遅れるおそ
れがない。
の垂下する側板部外側に係止するものであるから、従来
の、笠木の垂下する側板部内面側に上端ホルダーを取付
ける場合に見られる、笠木の頂板部横幅を大とする必要
がないばかりでなく、且つ笠木取付け完了が遅れるおそ
れがない。
(2)保護パネルの上端ホルダー取付けは、同ホルダー
の下向き長「コ」字形抱持部の、笠木の床面側に垂下す
る側板部に添う垂下板部の上端は笠木側板部の外側上端
付近に、同垂下板部の下端は笠木の側板部下端部付近に
それぞれ係止させる構造であるから、笠木への上端ホル
ダー取付け工程が極めて簡単容易である。
の下向き長「コ」字形抱持部の、笠木の床面側に垂下す
る側板部に添う垂下板部の上端は笠木側板部の外側上端
付近に、同垂下板部の下端は笠木の側板部下端部付近に
それぞれ係止させる構造であるから、笠木への上端ホル
ダー取付け工程が極めて簡単容易である。
第1図は本考案に係る陸屋根床部からの立ち上がり部防
水層用保護パネルの上端ホルダー取付け構造の実施例の
縦断側面図、第2図乃至第5図は笠木に取付けた上端ホ
ルダーの各例の拡大縦断側面図であり、第6図は従来の
立ち上がり部防水層用保護パネルの上端ホルダー取付け
構造の縦断側面図である。 1……パラペット,2……立ち上がり防水層,4……笠木,7
・7a……笠木の両側垂下板部,8……保護パネル,9・9a・
9b・9c……保護パネルの上端ホルダー,11……上端ホル
ダー9,9aの上端の上向き突縁,12……笠木の頂板部,13…
…下向き鉤部,14……笠木の垂下板部7下端の水平屈曲
縁,15……上端ホルダー9,9a下端の水平屈曲縁,16……ク
リップ,17……鉤部,18……爪部,19……笠木の垂下板部7
a上端の爪状突縁,20……笠木の垂下板部7a下端の垂下小
突縁,21……上端ホルダー9bの、爪状突縁19に係合する
鉤縁,22……垂下板部7a下端の、小突縁20に係合する上
向き鉤部,23・23a……上端ホルダーのジョイント,26…
…クッション材,
水層用保護パネルの上端ホルダー取付け構造の実施例の
縦断側面図、第2図乃至第5図は笠木に取付けた上端ホ
ルダーの各例の拡大縦断側面図であり、第6図は従来の
立ち上がり部防水層用保護パネルの上端ホルダー取付け
構造の縦断側面図である。 1……パラペット,2……立ち上がり防水層,4……笠木,7
・7a……笠木の両側垂下板部,8……保護パネル,9・9a・
9b・9c……保護パネルの上端ホルダー,11……上端ホル
ダー9,9aの上端の上向き突縁,12……笠木の頂板部,13…
…下向き鉤部,14……笠木の垂下板部7下端の水平屈曲
縁,15……上端ホルダー9,9a下端の水平屈曲縁,16……ク
リップ,17……鉤部,18……爪部,19……笠木の垂下板部7
a上端の爪状突縁,20……笠木の垂下板部7a下端の垂下小
突縁,21……上端ホルダー9bの、爪状突縁19に係合する
鉤縁,22……垂下板部7a下端の、小突縁20に係合する上
向き鉤部,23・23a……上端ホルダーのジョイント,26…
…クッション材,
Claims (2)
- 【請求項1】陸屋根床部からの立ち上がりパラペットの
内側面にも防水層が形成され、立ち上がり防水層の表面
は遮光性耐水性の保護パネルで覆い、保護パネルの上端
ホルダーはパラペット上端の笠木に取付け、保護パネル
の下端ホルダーは床部に取付ける構造において、前記上
端ホルダーは笠木の、床面側の方の垂下する側板部外側
に係止させたことを特徴とする陸屋根床部からの立ち上
がり部防水層用保護パネルの上端ホルダー取付け構造。 - 【請求項2】保護パネルの上端ホルダーの、保護パネル
の上端を嵌合する下向き長「コ」字形抱持部の、笠木の
床面側に垂下する側板部に添う垂下板部の上端は笠木側
板部の外側上端部付近に、同垂下板部の下端は笠木の側
板部下端部付近にそれぞれ係止させた請求項等1項記載
の陸屋根床部からの立ち上がり部防水層用保護パネルの
上端ホルダー取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11807090U JP2538924Y2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 陸屋根床部からの立ち上がり部防水層用保護パネルの上端ホルダー取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11807090U JP2538924Y2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 陸屋根床部からの立ち上がり部防水層用保護パネルの上端ホルダー取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0475022U JPH0475022U (ja) | 1992-06-30 |
JP2538924Y2 true JP2538924Y2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=31865974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11807090U Expired - Lifetime JP2538924Y2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 陸屋根床部からの立ち上がり部防水層用保護パネルの上端ホルダー取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538924Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2749772B2 (ja) * | 1994-03-07 | 1998-05-13 | 株式会社エービーシー商会 | 防水端部保護ボ−ドの支持部 |
-
1990
- 1990-11-09 JP JP11807090U patent/JP2538924Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0475022U (ja) | 1992-06-30 |
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