JP2665887B2 - カーポートのサイドパネル取付け方法及び取付け構造 - Google Patents

カーポートのサイドパネル取付け方法及び取付け構造

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JP2665887B2
JP2665887B2 JP33023194A JP33023194A JP2665887B2 JP 2665887 B2 JP2665887 B2 JP 2665887B2 JP 33023194 A JP33023194 A JP 33023194A JP 33023194 A JP33023194 A JP 33023194A JP 2665887 B2 JP2665887 B2 JP 2665887B2
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俊英 五十嵐
修 金子
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般住宅等のカーポート
の屋根体を支持する支柱にサイドパネルを設けるカーポ
ートのサイドパネル取付け方法及び取付け構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般住宅等に据付けられるカーポート
は、主として屋根体をその左右両側又は片側に配置した
支柱によって支持してなるものであり、このようなカー
ポートにおいて、側方からの雨風の侵入防止や目隠し等
のために支柱の外側面にサイドパネルを設けたタイプも
のが提案されている。ここで従来のカーポートにおいて
は屋根体の支柱側の端部を垂下げ状に延出させることに
よってサイドパネルを設けていた。すなわちサイドパネ
ルを屋根体と一体に設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来のカーポートにおいては、サイドパネルを屋根体
と一体に設けていたので、サイドパネルを設ける必要の
ないカーポートの屋根体と、サイドパネルを必要とする
カーポートの屋根体とが全く異なるものとなり、屋根体
の統一化が図れなかった。ここでサイドパネルを屋根体
とは別体に設けて必要に応じて支柱に取りつけるように
し、屋根体は単なる水平状のものに統一することが考え
られるが、このような構造でのサイドパネルの取付けに
おいては、サイドパネルを複数の作業員で持上げて所定
の位置で保持しつつ支柱へ固定する必要があり、サイド
パネルを持上げた後は一時たりともこのサイドパネルか
ら手を離さずに支柱への固定作業を行わなければならな
いので、取付け作業が非常に困難で手間を要するものと
なるという問題が生じる。
【0004】またこのようにサイドパネルを屋根体と別
体に設けるとしても、単に屋根体とサイドパネルとを互
いの連係を何ら考慮することなく各々別個に形成した場
合には、屋根体とサイドパネルとの間に相当の隙間が生
じ、サイドパネルを雨風の侵入防止等のために設けてい
るのにも関わらず、隙間から雨風が侵入してカーポート
内での車への人の昇降に支障を来したり、また車を汚す
等の不具合を生じさせるという問題も生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような従来のカーポ
ートのサイドパネル取付け方法における問題点を解決す
るために本発明は、屋根体を支持する支柱の外側面にサ
イドパネルを設けるものであって、上記サイドパネルの
上枠に支持片と該支持片に立設した起立片と該起立片の
上上の係合片とからなる短尺状又は長尺状の連係材を取
付け、上記連係材の係合片を上記屋根体の支柱側の一側
の端部材の上縁に連係させることにより上記サイドパネ
ルを上記端部材に垂下状に吊下げ、サイドパネルを端部
材に吊下げた状態で固定具にて支柱に固定することを特
徴として構成されている。あるいは上記請求項2記載の
本発明は、屋根体を支持する支柱の外側面にサイドパネ
ルを設けるものであって、上記サイドパネルの上枠には
該上枠の上面に一体的に形成した起立片と該起立片の上
端の係合片とからなる短尺状又は長尺状の連係材を設
け、上記連係材の係合片を上記屋根体の支柱側の一側の
端部材の上縁に連係させることにより上記サイドパネル
を端部材に垂下状に吊下げ、上記サイドパネルを端部材
に吊下げた状態で固定具にて上記支柱に固定することを
特徴として構成されている。
【0006】また従来のカーポートのサイドパネル取付
け構造における問題点を解決するために上記請求項3記
載の本発明は、屋根体を支持する支柱の外側面にサイド
パネルを設けてなるものであって、上記支柱に設けたサ
イドパネルを屋根体に近接させてなり、上記サイドパネ
ルの上枠に長尺状の連係材を設けてなり、上記連係材に
より上記屋根体とサイドパネルとの隙間を閉塞してなる
ことを特徴として構成されている。あるいは上記請求項
4記載の本発明は、上記請求項3記載の本発明におい
て、上記連係材を支持片と該支持片に立設した起立片と
該起立片の上端の折返し状の係合片とから形成し、上記
支持片を上記サイドパネルの上枠に固定し、上記起立片
を上記屋根体の支柱側の一側の端部材の上縁近傍まで延
出させて上記屋根体とサイドパネルとの隙間を閉塞する
と共に、上記係合片を上記端部材の上縁に連係させてな
ることを特徴として構成されている。
【0007】また上記請求項5記載の本発明は、屋根体
を支持する支柱の外側面にサイドパネルを設けてなるも
のであって、上記支柱に設けたサイドパネルを屋根体に
近接させてなり、上記サイドパネルの上枠に長尺状の連
係材を一体的に設けてなり、上記連係材により上記屋根
体とサイドパネルとの隙間を閉塞してなることを特徴と
して構成されている。あるいは上記請求項6記載の本発
明は、上記請求項5記載の本発明において、上記連係材
を上記上枠の上面に一体的に形成した起立片と該起立片
の上端の折返し状の係合片とから形成し、上記起立片を
上記屋根体の支柱側の一側の端部材の上縁近傍まで延出
させて上記屋根体とサイドパネルとの隙間を閉塞すると
共に、係合片を端部材の上縁に連係させてなることを特
徴として構成されている。
【0008】
【実施例】以下、本発明たるカーポートのサイドパネル
取付け構造の一実施例について説明し、その後にカーポ
ートのサイドパネル取付け方法の一実施例を説明する。
図1は本実施例の全体斜視図、図2は図1の側面図、図
3は図2のA部の拡大図である。これら各図において本
実施例は、屋根体1を支持する支柱3の外側面にサイド
パネル4を設け、このサイドパネル4の上枠12に連係
材5を一体又は別体に設けてなる。
【0009】上記屋根体1は、図1・2に示すように、
左右の桁材6、6と前後枠8,9よりなる外枠内に格子
状の桟材10を設け、この桟材10に透光部材たる屋根
パネル11を複数並設してなる。この屋根体1は、前後
に適宜間隔を隔てて並設した湾曲状の4本の梁2,2の
上面に載置されネジ止めされており、これら各梁2がそ
の両端部において上記支柱3に固定支持されている。な
お本実施例においては上記のように両持ちタイプのカー
ポートに関して説明を行うが、両持ちタイプでなく片持
タイプのカーポートであってもよく、屋根体1を支持す
る支柱3の外側面にサイドパネル4を設けてなるもので
あれば同様である。
【0010】上記屋根体1の支柱3側の一側の端部材7
(上記屋根体1の四周の各側のうちのサイドパネル4が
設けられる側において最も外側に配設された部材であ
り、屋根体1の構造により桁材であったり種々のカバー
材であったりする。本実施例においては、まず上記桁材
6が端部材7である場合について説明する)は、図3に
示すように(図1・2に示す桁材6や連係材5の端部に
は後述するキャップ材を設けてあるが、図3においては
これらキャップ材を取外した状態を示す)、その外側の
一片たる外部材6aを湾曲状に形成されるもので、この
湾曲状の外部材6aがその先端を他の部材と非接触状と
されることにより上部を開放状とされている。このよう
に形成された桁材6は三面金具22を介して上記支柱3
の上部に連係されている。
【0011】上記三面金具22は、垂直片22aと水平
片22bと傾斜片22cとよりなるもので、この垂直片
22aを支柱3の側面にネジ止めされ、水平片22bを
支柱3の上面に載置され、さらにこの水平片22bに対
して所定の角度だけ傾斜させて設けた上記傾斜片22c
を上記屋根体1の桁材6の内部材6bにネジ止めされて
いる。このように三面金具22を介して支柱3に取付ら
れた桁材6は、その湾曲状の外部材6aを支柱3の外側
面より若干外側に突出させている。なお図3に示すの
は、両持ちタイプのカーポートの要部拡大図であり、こ
れに対して図4に示すのは、片持ちタイプのカーポート
の要部拡大図であり、これら各図に示すように片持ちタ
イプのカーポートにおける各梁2は、両持ちタイプのカ
ーポートの各梁2より支柱3に対して若干急角度で設け
られている。
【0012】一方、上記屋根体1を支持する支柱3の外
側面に設けられる上記サイドパネル4は、図1・2に示
すように、上記屋根体1とは全く別体に形成されるもの
で、上記屋根体1と略同一の奥行きを有すると共に、上
記支柱3の略半分程度の高さを有するものであり、上下
枠12,13と前後枠14,15とよりなる外枠内に桟
材16を設け、該桟材16に透光材たるパネル体17を
複数並設してなる。
【0013】このように構成されたサイドパネル4は上
記支柱3の外側面において上記屋根体1に近接させてな
る。具体的には、その上枠12の上面が上記支柱3の上
面と略面一状となるように取付けられている。なお本実
施例においてはサイドパネル4の高さは支柱3の略半分
程度とされているが、必要に応じて下方に増設されても
よい。これらサイドパネル4の外枠や桟材16、上記し
た屋根体1の外枠や桟材10、梁2及び支柱3は、アル
ミニウムの押出し型材より形成されている。
【0014】ここで、上記サイドパネル4の上枠12に
は、図3〜6に示すように、支持片18と該支持片18
に立設した起立片19と該起立片19の上端の折返し状
の係合片20とからなる連係材5を上記サイドパネル4
の長手方向の全長に渡って設けてなる。この支持片18
は垂直部23と該垂直部より延出した水平部24とから
形成されるもので、上記垂直部23は上記上枠12と略
同一の高さを有してこの上枠12の外側面に当接し、ま
た上記水平部24は上記上枠12の上面に当接してな
り、これら垂直部23と水平部24とにより上記上枠の
上方外側の角部が略覆われている。この垂直部23は上
記上枠12にネジ止め固定されており、このことによっ
て上記連係材5が上枠12に固定されている。
【0015】このように垂直部23と水平部24とから
支持片18を形成してなる場合には、水平部24を介し
て連係材5が上記上枠12に載置状に当接してなるの
で、この連係材5に上方から加わる力を水平部24によ
り支えることができ、連係材5と上枠12との直接的な
接合部たる垂直部23に直接力が加わらないので接合強
度が維持できる。なお本実施例においては、垂直部23
と水平部24とを上枠12の角部に沿った曲面部を介し
て連設させることにより一層体裁の向上が図られている
が、単に直交状に連設させても上記した接合強度の維持
等の効果は同様である。
【0016】また上記連係材5の起立片19を上記屋根
体1の桁材6の上縁近傍まで延出させて上記屋根体1と
サイドパネル4との隙間を閉塞してなる。すなわち上記
起立片19は上記支持片18の水平部24の桁材6側の
端部から上方に滑らかな曲線を維持しつつ延出させてな
るもので、この水平部24から上記屋根体1の桁材6の
上縁の近傍まで連続的に延びて、上記屋根体1の桁材6
の外側面を略覆い、上記屋根体1とサイドパネル4との
間に生じた隙間を略覆って閉塞状としている。
【0017】このように連係材5をサイドパネル4の長
手方向の全長に渡って設け、その起立片19を上記屋根
体1の桁材6の上縁近傍まで延出させて上記屋根体1と
サイドパネル4との隙間を閉塞してなる場合には、屋根
体1とサイドパネル4との隙間を連係材5により略完全
に塞いでカーポート内への風雨の侵入を防ぐことができ
る。また屋根体1とサイドパネル4の互いの外側面を連
係材5を介して連続した平面状とでき、屋根体1とサイ
ドパネル4とに一体感を持たせることができて体裁の向
上を図ることができる。
【0018】ただし雨等の侵入防止や体裁の向上を目的
とせず、後述するカーポートのサイドパネル取付け方法
の実施例のように、サイドパネル4を屋根体1の桁材6
に吊下げることのみを目的とする場合には、上記連係材
5を長尺状でなく短尺状に形成してサイドパネル4の長
手方向の任意の数箇所にのみ取付けるようにしてもよ
い。この場合には連係材5を必要最小限のものとして、
部材コストを極力低減させることができる。
【0019】上記連係材5の起立片19は屋根体1の桁
材6の外側面に沿った湾曲部25を有しており、この湾
曲部25の内面に桁材6の外側面を当接自在としてい
る。この起立片19の湾曲部25は、上記桁材6の外部
材6aと略同心円状の湾曲状とされるもので、図4に示
す状態において、その内面の略全面を上記桁材6の外部
材6aの外側面に密着させている。
【0020】ここで上記屋根体1は上記したように上記
支柱3に対して高低2種の角度で取付けられるものであ
るが、上記のように連係材5の起立片19が上記桁材6
に略適合した湾曲部25を有するため、桁材6と連係材
5の湾曲部25とが互いの同芯状の湾曲面を介して密着
してなるので、屋根体1の角度が異なっても起立片19
が常に桁材6に密着してその外側面を覆い、屋根体1の
角度に関わらず該屋根体1とサイドパネル4の隙間をな
くすことができる。なお屋根体1の2種の取付け角度に
対応することを考慮しなければ上記起立片19は必ずし
も湾曲部25を有しなくともよく、例えば上記サイドパ
ネル4の上枠12の上縁から上記桁材6の上端に至るよ
うな直線状としてもよいものであり、上記支持片18か
ら上記桁材6の上縁近傍まで延びたものであれば屋根体
1とサイドパネル4の隙間をなくせるという基本的な効
果は同様である。
【0021】また必要に応じて上記起立片19の湾曲部
25を上記桁材6の外部材6aの曲率より若干小さめの
曲率の湾曲状として、この起立片19と桁材6の外部材
6aの密着度を高めてもよい。すなわち上記起立片19
の湾曲部25により桁材6を常に外側へ弾性的に押圧し
てもよく、このようにした場合には起立片19と桁材6
とが常に確実に密着して、これら部材間の透き間をより
確実に塞ぐことができる。なお起立片19でなく、桁材
6の外部材6aを若干大きめの曲率の湾曲状としても同
様である。
【0022】ここで上記起立片19の湾曲部25を上記
支持片18の水平部24から垂直状に立上がる縦部31
の上方に連続的に形成してもよい。すなわち上記起立片
19を縦部31と湾曲部25とから形成することによ
り、この湾曲部25を上記支持片18に直接形成するの
ではなく、支持片18の水平部24より延出して上記桁
材6の略半分程度の高さに至る縦部31を介して形成す
るようにしてもよい。このように湾曲部25を縦部31
の上方に連続的に形成した場合には、連係材5に上方か
ら加わる力を縦部31を介して支えることができ、力を
直線的に支えることができて部材強度の向上を図ること
ができる。
【0023】上記起立片19の上端の折返し状の上記係
合片20は、この起立片19を下向き屈曲状に延出させ
て鈎状に形成したもので、その先端の垂下片20aを上
記屋根体1の桁材6の内部に臨ませてなる。このように
上記係合片20を鈎状に形成し、その先端の垂下片20
aを上記桁材6の内部に臨ませてなるようにしたので、
この係合片20によって上記桁材6の上部の連係材5と
の間の隙間を略覆うことができ、連係材5と桁材6との
間への風雨の侵入を防ぐことができる。なお連係材5は
この係合片20を介して屋根体1に吊下げられた場合に
おいて、サイドパネル4全体を一時的に支えるのに十分
な強度を有している。
【0024】上記したように上記連係材5は支持片1
8、起立片19及び係合片20からなるが、さらに延出
片21を設けてある。この延出片21は上記支持片18
の水平部24を上記起立片19よりも桁材6側に略水平
状に延出させて形成したもので、上記サイドパネル4の
上枠12の上面に当接させている。このように上記連係
材5に支持片18から略水平状に延出びる延出片21を
設けたので、上記屋根体1の桁材6より該桁材6方向へ
の力を受ける起立片19を延出片21により支えること
ができ、上記連係材5全体の強度の向上を図ることがで
きる。なお本実施例においては上記したように支持片1
8の垂直部23を上枠12にネジ止めすることにより連
係材5を上枠12に固定するようにしているが、このよ
うに延出片21を設けた場合には該延出片21を上枠1
2にネジ止めしてもよく、この場合にはネジが起立片1
9に覆われて外部から見えないようにでき、体裁を一層
向上できる。
【0025】このように設けた上記延出片21に、さら
に支え突片26を設けてある。この支え突片26は延出
片21から上方に延びるもので、上記桁材6の外部材6
aの外側面に当接自在とされている。このように延出片
21に支え突片26を設けた場合には、この支え突片2
6により上記桁材6の外部材6aを当接支持でき、上記
連係材5を介してサイドパネル4の上下の荷重を受ける
桁材6の湾曲を防ぐことができる。なお上記支え突片2
6は、上記桁材6の外部材6a略挟んで上記係合片20
と対峙するように配置されるのが望ましい。
【0026】これまでは上記屋根体1の端部材7を桁材
6をとした場合について説明したが、本考案における端
部材7とは必ずしも桁材6である必要はない。すなわ
ち、図5に示すように、上記屋根体1の桁材6に上部を
開放状とした端部突片32を一体又は別体に設け、この
端部突片32を上記屋根体1の端部材7として、上記連
係材5を連係させてもよい。もちろん端部材7はこの端
部突片32や上記した桁材6に限られるものではなく、
屋根体1の支柱側の一側に設けられるものであって、上
記連係材5の連係可能な部材であれば上記したのと同様
の効果を奏する。
【0027】次に連係材5とサイドパネル4との接合に
ついて説明する。一般に上記サイドパネル4はほぼ仕様
が統一されているものであるが、上記屋根体1は仕様が
統一されておらず、数種類の仕様で形成される。従って
連係材5の各部のうち、サイドパネル4との連係部たる
支持片18の仕様は統一できるが、屋根体1の桁材6と
の連係部たる起立片19や係合片20の仕様は統一でき
ず、これら起立片19や係合片20のみの仕様を異にし
た数種類の連係材5を形成する必要がある。本実施例に
おいては上記したように連係材5の支持片18の垂直部
23を上枠12にネジ止めすることにより、連係材5を
サイドパネル4に脱着自在に設けているので、上記屋根
体1の仕様に適合した連係材5を適宜取付けるようにし
て、サイドパネル4の仕様を屋根体1の仕様に関わらず
従来と同様に統一することができる。またサイドパネル
4を取付けた後で連係材5を取外すことができ、取外し
た連係材5を他のサイドパネル4の取付けに再利用する
ことができて部材コストの低減化が図れる。
【0028】ただし、屋根体1の仕様がある程度統一で
きる場合には、上記連係材5を上枠12に一体に設けて
もよい。すなわち、図5に示すように、上記サイドパネ
ル4の上枠12には該上枠12の上面に一体的に立設し
た起立片19と該起立片を延出して形成した折返し状の
係合片20とからなる連係材5を設けるようにしてもよ
い。このように連係材5をサイドパネル4の上枠12に
一体に設けてなる場合には、これら連係材5と上枠12
との接合強度が向上し、連係材5がサイドパネル4をよ
り一層安定的に吊下げ支持し得る。また連係材5をサイ
ドパネル4の上枠12に取付ける作業が省略できる。さ
らに別体に設けてネジ止めする場合に比べて部材間の接
合部を薄くすることができるので、部材コストの低減化
を図ることができる。
【0029】このように上記連係材5を上枠12に一体
に設けてなる場合においては、別体に設けた場合と異な
り支持片18や延出片21が不要となるので、上記起立
片19の湾曲部25は、上記支持片18の垂直部23か
らでなく、上記上枠12から垂直状に立上がる縦部31
の上方に連続的に形成してなる。また上記支え突片26
は、上記延出片21でなく、上記上枠12の上面の起立
片19よりも桁材6側に立設してなる。この他、上記起
立片19、湾曲部25、縦部31、係合片20及び垂下
片20aの形状、部材相互の連係及びこれらが奏する実
質的な効果に関しては、上記連係材5を上枠12に別体
に設けた場合と同じであり、詳細な説明は省略する。
【0030】上記連係材5の長手方向の両端部には連係
材キャップ28,28、屋根材1の桁材6の長手方向の
両端部には桁材キャップ29,29、サイドパネル4の
上枠12の長手方向の両端部には上枠キャップ30,3
0が、それぞれ図6に示すように取付けられている。こ
れら各連係材キャップ28、各桁材キャップ29、各上
枠キャップ30は各部材の両端に嵌合してその断面を略
完全に覆ってなるもので、各部材内に埃等が侵入するこ
とを防ぐと共に、体裁を向上させている。なおこれら各
連係材キャップ28、各桁材キャップ29、各上枠キャ
ップ30は主として樹脂にて形成されている。
【0031】ここで各連係材キャップ28、各桁材キャ
ップ29、各上枠キャップ30は一体成型してもよいも
のであるが、連係材5や桁材6や上枠12の長手方向の
寸法に誤差等が生じて各部材の両端面の相互の位置関係
が一定とならないことを考慮して、本実施例においては
これら各連係材キャップ28、各桁材キャップ29、各
上枠キャップ30を相互に独立のものとして形成してお
り、各連係材キャップ28は連係材5に、各桁材キャッ
プ29は桁材6に、各上枠キャップ30は上枠12に常
に確実に嵌合するようにされている。ただし上記したよ
うに連係材5を上枠12と一体に設けた場合には、各連
係材キャップ28と各上枠キャップ30とを一体成型し
て取付け作業の合理化等を図ってもよい。
【0032】次にカーポートのサイドパネル取付け方法
の一実施例について説明する。まず上記支柱3に上記梁
2を取付け、さらにこの梁2上に上記屋根体1を固定す
ることによってカーポート本体を組立てる。この状態に
おいて上記屋根体1の桁材6は、上記した通りその上部
を開放状とされており、また外部材6aを上記支柱3の
外側面よりも若干外側に突出させている。一方、カーポ
ート本体の組立てとは別個に、上記サイドパネル4の上
下枠12、13と前後枠14、15と桟材16を組付け
て枠体を形成し、この枠体内にパネル体17を取付けて
上記サイドパネル4を形成する。そして上記上枠12に
支持片18、起立片19及び係合片20からなる連係材
5を取付ける。ただし、連係材5を上枠12と一体形成
した場合にはこの取付作業は省略される。
【0033】このように形成したサイドパネル4を上記
支柱3に取付ける。この場合に、まず上記サイドパネル
4の連係材5の上記係合片20を上記屋根体1の桁材6
の上縁に係止自在に係止させることにより、上記サイド
パネル4を上記屋根体1に垂下状に吊下げる。ここで、
サイドパネル4の連係材5は該サイドパネル4を支える
のに十分な強度で形成されているため、サイドパネル4
の吊下げ後に作業員が該サイドパネル4から手を離すこ
とができる。
【0034】そしてサイドパネル4の吊下げ作業後、こ
のサイドパネル4から手を離した作業員が吊下げ状態に
あるサイドパネル4を固定具を用いて支柱3に固定す
る。ここで固定具とは上記サイドパネル4と上記支柱3
との接合部に配置する略L形状の金具(図示は省略す
る)で、この固定具一片を上記サイドパネル4の内側面
に当接させると共に、他片を支柱3の側面に当接させて
各々をネジ止めすることによりサイドパネル4の支柱3
への固定が行われる。
【0035】本発明においては、上記したようにサイド
パネル4の上枠12に支持片18と該支持片18に立設
した起立片19と該起立片19の先端の係合片20とか
らなる連係材5を取付け、係合片20を桁材6の上縁に
係止させて上記サイドパネル4を屋根体1に吊下げ、上
記サイドパネル4を上記支柱3に固定するようにしたの
で、作業員が屋根体1にサイドパネル4を吊下げた後に
手を離して該サイドパネル4の固定作業等を行うことが
でき、サイドパネル4を常時持上げる必要がないので取
付け作業を非常に容易にできる。また屋根体1にサイド
パネル4を吊下げた状態でこれら部材の接合部が合うよ
うに上記連係材5の長さ等を設定しておくことにより、
サイドパネル4を吊下げると同時に自動的に位置決めす
ることができ、取付け作業が一層容易となる。
【0036】さらに上記連係材5を上記サイドパネル4
の上枠12にネジ止め固定してある場合には、上記のよ
うにサイドパネル4を支柱3に固定した後で必要に応じ
て連係材5を取外し、この連係材5を他のサイドパネル
の取付け時に再利用するようにしてもよい。上記説明し
た一連の動作でカーポートのサイドパネル取付けが完了
する。
【0037】
【発明の効果】上記したように本発明のカーポートのサ
イドパネル取付け方法は、サイドパネルの上枠には該上
枠の上面に一体的に形成した起立片と該起立片の上端の
係合片とからなる短尺状又は長尺状の連係材を設け、連
係材の係合片を上記屋根体の桁材の上縁に係脱自在に係
止させることにより上記サイドパネルを桁材に垂下状に
吊下げ、サイドパネルを桁材に吊下げた状態で支柱に固
定するようにしたので、作業員が屋根体にサイドパネル
を吊下げた後に手を離して固定作業等を行うことがで
き、サイドパネルを常時持上げる必要がないので取付け
作業を非常に容易にできるという効果がある。またこの
ように取付け作業が非常に容易とでき、サイドパネルを
屋根体と全く別体に設けても作業性を低下させることが
ないので、サイドパネルの別体化を実現でき屋根体の統
一化を図れる。
【0038】さらに本発明のカーポートのサイドパネル
取付け方法は、サイドパネルの上枠には該上枠の上面に
一体的に形成した起立片と該起立片の上端の係合片とか
らなる短尺状又は長尺状の連係材を設けてなる場合に
は、サイドパネルへの連係材の取付け作業を省略でき、
サイドパネルの取付け作業が一層容易になるという効果
がある。
【0039】さらに本発明のカーポートのサイドパネル
取付け構造は、サイドパネルの上枠に長尺状の連係材を
設けてなり、この連係材により屋根体とサイドパネルと
の隙間を閉塞してなる場合には、屋根体とサイドパネル
との隙間を連係材により略完全に塞いで風雨のカーポー
ト内への侵入を防ぐことができ、カーポート内での車へ
の人の昇降を良好なものとし、また車が汚れること等を
防ぐことができる。またこのように風雨の侵入を防ぐこ
とができ、サイドパネルを屋根体と全く別体に設けても
その機能を低下させることがないので、サイドパネルの
別体化を実現でき屋根体の統一化を図れる。
【0040】さらにまた本発明は、サイドパネルの上枠
に長尺状の連係材を設けてなり、この連係材により屋根
体とサイドパネルとの隙間を閉塞してなる場合には、屋
根体とサイドパネルの互いの外側面を連係材を介して連
続した平面状とでき、屋根体とサイドパネルとに一体感
を持たせることができて体裁の向上を図ることができ
る。
【0041】しかも本発明は、連係材を支持片と起立片
と係合片とから形成し、この支持片を上枠に固定し、起
立片により屋根体とサイドパネルとの隙間を閉塞すると
共に、上記係合片を上記端部材の上縁に連係させてなる
場合には、上枠に固定された支持片を介して起立片や係
合片が支持されると共に、起立片や係合片により屋根体
とサイドパネルとの間への風雨の侵入が防がれ、連結材
を強固かつ有用なカバー材として構成できる。
【0042】しかもまた本発明は、サイドパネルの上枠
に長尺状の連係材を一体的に設けてなる場合には、上枠
と連係材とを一体強固に連係でき、接合のための支持片
を不なとできて部材コストの低減化を図ることができ
る。
【0043】さらに本発明は、連係材を上枠の上面に一
体的に形成した起立片と係合片とから形成してなる場合
には、上枠と一体となった起立片を介して係合片を支持
することができ、部材の強度を一層向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図2のA部の拡大図である。
【図4】片持ちタイプの場合の図2のA部の拡大図であ
る。
【図5】屋根体の端部材を桁材以外とした場合の図2の
A部の拡大図である。
【図6】連係材を上枠と一体成型した場合における図2
のA部の拡大図である。
【図7】図3の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 屋根体 2 梁 3 支柱 4 サイドパネル 5 連係材 6 桁材 6a 外部材 6b 内部材 7 端部材 8、9 前後枠 10 桟材 11 屋根パネル 12、13 上下枠 14、15 前後枠 16 桟材 17 パネル体 18 支持片 19 起立片 20 係合片 20a 垂下片 21 延出片 22 三面金具 22a 垂直片 22b 水平片 22c 傾斜片 23 垂直部 24 水平部 25 湾曲部 26 支え突片 28 連係材キャップ 29 桁材キャップ 30 上枠キャップ 31 縦部 32 端部突片

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根体を支持する支柱の外側面にサイド
    パネルを設けるものであって下記要件を備えたことを特
    徴とするカーポートのサイドパネル取付け方法。 (イ)上記サイドパネルの上枠に支持片と該支持片に立
    設した起立片と該起立片の上端の係合片とからなる短尺
    状又は長尺状の連係材を取付ける。 (ロ)上記連係材の係合片を上記屋根体の支柱側の一側
    の端部材の上縁に連係させることにより上記サイドパネ
    ルを上記端部材に垂下状に吊下げる。 (ハ)上記サイドパネルを端部材に吊下げた状態で固定
    具にて上記支柱に固定する。
  2. 【請求項2】 屋根体を支持する支柱の外側面にサイド
    パネルを設けるものであって下記要件を備えたことを特
    徴とするカーポートのサイドパネル取付け方法。 (イ)上記サイドパネルの上枠には該上枠の上面に一体
    的に形成した起立片と該起立片の上端の係合片とからな
    る短尺状又は長尺状の連係材を設ける。 (ロ)上記連係材の係合片を上記屋根体の支柱側の一側
    の端部材の上縁に連係させることにより上記サイドパネ
    ルを端部材に垂下状に吊下げる。 (ハ)上記サイドパネルを端部材に吊下げた状態で固定
    具にて上記支柱に固定する。
  3. 【請求項3】 屋根体を支持する支柱の外側面にサイド
    パネルを設けてなる下記要件を備えたことを特徴とする
    カーポートのサイドパネル取付け構造。 (イ)上記支柱に設けたサイドパネルを屋根体に近接さ
    せてなる。 (ロ)上記サイドパネルの上枠に長尺状の連係材を設け
    てなる。 (ハ)上記連係材により上記屋根体とサイドパネルとの
    隙間を閉塞してなる。
  4. 【請求項4】 上記連係材を支持片と該支持片に立設し
    た起立片と該起立片の上端の折返し状の係合片とから形
    成し、上記支持片を上記サイドパネルの上枠に固定し、
    上記起立片を上記屋根体の支柱側の一側の端部材の上縁
    近傍まで延出させて上記屋根体とサイドパネルとの隙間
    を閉塞すると共に、上記係合片を上記端部材の上縁に連
    係させてなることを特徴とする上記請求項3記載のカー
    ポートのサイドパネル取付け構造。
  5. 【請求項5】 屋根体を支持する支柱の外側面にサイド
    パネルを設けてなる下記要件を備えたことを特徴とする
    カーポートのサイドパネル取付け構造。 (イ)上記支柱に設けたサイドパネルを屋根体に近接さ
    せてなる。 (ロ)上記サイドパネルの上枠に長尺状の連係材を一体
    的に設けてなる。 (ハ)上記連係材により上記屋根体とサイドパネルとの
    隙間を閉塞してなる。
  6. 【請求項6】 上記連係材を上記上枠の上面に一体的に
    形成した起立片と該起立片の上端の折返し状の係合片と
    から形成し、上記起立片を上記屋根体の支柱側の一側の
    端部材の上縁近傍まで延出させて上記屋根体とサイドパ
    ネルとの隙間を閉塞すると共に、上記係合片を上記端部
    材の上縁に連係させてなることを特徴とする上記請求項
    5記載のカーポートのサイドパネル取付け構造。
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