JPH0756413Y2 - 庇取付構造 - Google Patents
庇取付構造Info
- Publication number
- JPH0756413Y2 JPH0756413Y2 JP5432192U JP5432192U JPH0756413Y2 JP H0756413 Y2 JPH0756413 Y2 JP H0756413Y2 JP 5432192 U JP5432192 U JP 5432192U JP 5432192 U JP5432192 U JP 5432192U JP H0756413 Y2 JPH0756413 Y2 JP H0756413Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge portion
- mounting structure
- upper edge
- bracket
- eaves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、庇取付構造に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3において、50は外壁に横架された
垂壁パネル等の架構体、51は玄関ポーチの庇を構成す
る庇ブラケットである。庇ブラケット51の上縁部は傾
斜状となって、その上に屋根板53が載せられる。庇ブ
ラケット51の後縁部は架構体50に一対のボルト5
2,52により固定される。これら一対のボルト52,
52は、図4(a)に示すように、支持強度を確保する
ため所定間隔をおいて配設される。
垂壁パネル等の架構体、51は玄関ポーチの庇を構成す
る庇ブラケットである。庇ブラケット51の上縁部は傾
斜状となって、その上に屋根板53が載せられる。庇ブ
ラケット51の後縁部は架構体50に一対のボルト5
2,52により固定される。これら一対のボルト52,
52は、図4(a)に示すように、支持強度を確保する
ため所定間隔をおいて配設される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図4
(b)に示すように、上縁部の勾配の緩い(約10°)
庇ブラケット51′を取付ける場合、後縁部の寸法が短
くなる故、ボルトピッチも短くなり支持強度が不足する
という問題点があった。したがって、この考案の目的
は、庇ブラケットの上縁部の勾配を緩くした場合に支持
強度の不足を補うことができる庇取付構造を提供するこ
とである。
(b)に示すように、上縁部の勾配の緩い(約10°)
庇ブラケット51′を取付ける場合、後縁部の寸法が短
くなる故、ボルトピッチも短くなり支持強度が不足する
という問題点があった。したがって、この考案の目的
は、庇ブラケットの上縁部の勾配を緩くした場合に支持
強度の不足を補うことができる庇取付構造を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案の庇取付構造
は、屋根板を支持する上縁部が傾斜状となった庇ブラケ
ットの後縁部を、横架された架構体に一対のボルトで固
定した庇取付構造において、前記庇ブラケットの下縁部
の後端に垂下片を形成し、この垂下片を前記架構体に当
接させて固定したことを特徴とするものである。
は、屋根板を支持する上縁部が傾斜状となった庇ブラケ
ットの後縁部を、横架された架構体に一対のボルトで固
定した庇取付構造において、前記庇ブラケットの下縁部
の後端に垂下片を形成し、この垂下片を前記架構体に当
接させて固定したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】この考案の構成によれば、庇ブラケットの上縁
部の勾配を緩くしたことに伴い、その後縁部を架構体に
固定するボルトのピッチが短くなっても、架構体に当接
する垂下片で荷重を受けることができる。このため、ボ
ルトだけの固定による強度不足を補うことができる。
部の勾配を緩くしたことに伴い、その後縁部を架構体に
固定するボルトのピッチが短くなっても、架構体に当接
する垂下片で荷重を受けることができる。このため、ボ
ルトだけの固定による強度不足を補うことができる。
【0006】
【実施例】この考案の一実施例の庇取付構造を図1およ
び図2に基づいて説明する。1は外壁に横架された架構
体で、具体的には入玄関の垂壁パネルである。2は玄関
ポーチの庇を構成する庇ブラケットである。庇ブラケッ
ト2は、図2に示すように、上縁部2aが傾斜状となっ
た略台形の金物で、上縁部2aを含む各縁部が折曲げ形
成してある。下縁部2bは後縁部2cよりも後方に延出
してあり、その延出端部を下方に折り曲げて垂下片3と
している。
び図2に基づいて説明する。1は外壁に横架された架構
体で、具体的には入玄関の垂壁パネルである。2は玄関
ポーチの庇を構成する庇ブラケットである。庇ブラケッ
ト2は、図2に示すように、上縁部2aが傾斜状となっ
た略台形の金物で、上縁部2aを含む各縁部が折曲げ形
成してある。下縁部2bは後縁部2cよりも後方に延出
してあり、その延出端部を下方に折り曲げて垂下片3と
している。
【0007】この庇ブラケット2は、その後縁部2cが
架構体1に取付けられる。具体的には、架構体1の上枠
1aと下枠1bの間に位置する取付枠1cに、スペーサ
4を介して後縁部2cが一対のボルト5,5により固定
される。この場合、上縁部2aの勾配が緩い(約10
°)ので後縁部2cの寸法が短く、これに伴い一対のボ
ルト5,5のピッチも短くなる。また、垂下片3が架構
体1の下枠1bに当接し固着具9により固定される。
架構体1に取付けられる。具体的には、架構体1の上枠
1aと下枠1bの間に位置する取付枠1cに、スペーサ
4を介して後縁部2cが一対のボルト5,5により固定
される。この場合、上縁部2aの勾配が緩い(約10
°)ので後縁部2cの寸法が短く、これに伴い一対のボ
ルト5,5のピッチも短くなる。また、垂下片3が架構
体1の下枠1bに当接し固着具9により固定される。
【0008】なお、庇ブラケット2の上縁部2aの上
に、上から順に屋根板10、防水紙(図示せず)、屋根
下地11が設けられる。前縁部2dには鼻板6が取付け
られ、その前方に樋7が取付けられる。下縁部2bの下
から建物側にかけて芯材12を介して天井材8が取付け
られる。この実施例では、庇ブラケット2の上縁部2a
の勾配を緩くしたことに伴い、一対のボルト5,5のピ
ッチが短くなり支持強度が不足するが、架構体1の下枠
1bに当接する垂下片3で荷重を受けることができる。
このため、強度不足を補うことができる。また、上縁部
2aの勾配は実施例に限定しない。上縁部2aが急勾配
の場合は、ボルトピッチを大きく取れるのでボルト5だ
けでも支持強度は足りるが垂下片3があることにより一
層強度が向上する。
に、上から順に屋根板10、防水紙(図示せず)、屋根
下地11が設けられる。前縁部2dには鼻板6が取付け
られ、その前方に樋7が取付けられる。下縁部2bの下
から建物側にかけて芯材12を介して天井材8が取付け
られる。この実施例では、庇ブラケット2の上縁部2a
の勾配を緩くしたことに伴い、一対のボルト5,5のピ
ッチが短くなり支持強度が不足するが、架構体1の下枠
1bに当接する垂下片3で荷重を受けることができる。
このため、強度不足を補うことができる。また、上縁部
2aの勾配は実施例に限定しない。上縁部2aが急勾配
の場合は、ボルトピッチを大きく取れるのでボルト5だ
けでも支持強度は足りるが垂下片3があることにより一
層強度が向上する。
【0009】
【考案の効果】この考案の庇取付構造によれば、庇ブラ
ケットの上縁部の勾配を緩くしたことに伴い、その後縁
部を架構体に固定するボルトのピッチが短くなっても、
架構体に当接する垂下片で荷重を受けることができる。
このため、ボルトだけの固定による強度不足を補うこと
ができる。
ケットの上縁部の勾配を緩くしたことに伴い、その後縁
部を架構体に固定するボルトのピッチが短くなっても、
架構体に当接する垂下片で荷重を受けることができる。
このため、ボルトだけの固定による強度不足を補うこと
ができる。
【図1】この考案の一実施例の断面側面図である。
【図2】庇ブラケットの斜視図である。
【図3】従来例の断面側面図である。
【図4】(a)は従来例において上縁部の勾配が大きい
庇ブラケットの取付説明図である。(b)は従来例にお
いて上縁部の勾配が小さい庇ブラケットの取付説明図で
ある。
庇ブラケットの取付説明図である。(b)は従来例にお
いて上縁部の勾配が小さい庇ブラケットの取付説明図で
ある。
1 架構体 2 庇ブラケット 2a 上縁部 2b 下縁部 2c 後縁部 3 垂下片 5 ボルト 10 屋根板
Claims (1)
- 【請求項1】 屋根板を支持する上縁部が傾斜状となっ
た庇ブラケットの後縁部を、横架された架構体に一対の
ボルトで固定した庇取付構造において、 前記庇ブラケットの下縁部の後端に垂下片を形成し、こ
の垂下片を前記架構体に当接させて固定したことを特徴
とする庇取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5432192U JPH0756413Y2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 庇取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5432192U JPH0756413Y2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 庇取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616538U JPH0616538U (ja) | 1994-03-04 |
JPH0756413Y2 true JPH0756413Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=12967329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5432192U Expired - Lifetime JPH0756413Y2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 庇取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0756413Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2807179B2 (ja) * | 1994-09-28 | 1998-10-08 | ナショナル住宅産業株式会社 | 庇取付構造 |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP5432192U patent/JPH0756413Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0616538U (ja) | 1994-03-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960702 |