JPH0616538U - 庇取付構造 - Google Patents

庇取付構造

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JPH0616538U
JPH0616538U JP5432192U JP5432192U JPH0616538U JP H0616538 U JPH0616538 U JP H0616538U JP 5432192 U JP5432192 U JP 5432192U JP 5432192 U JP5432192 U JP 5432192U JP H0616538 U JPH0616538 U JP H0616538U
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hanging piece
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JP5432192U
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和俊 奥
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ナショナル住宅産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】庇ブラケットの上縁部の勾配を緩くした場合に
支持強度の不足を補うことがてきるようにする。 【構成】屋根板10を支持する上縁部2aが傾斜状とな
った庇ブラケット2の後縁部2cを、横架された架構体
1に一対のボルト5で固定した庇取付構造において、庇
ブラケット2の下縁部2bの後端に垂下片3を形成し、
この垂下片3を架構体1に当接させて固定したことを特
徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、庇取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3において、50は外壁に横架された垂壁パネル等の架構体、51は玄関ポ ーチの庇を構成する庇ブラケットである。庇ブラケット51の上縁部は傾斜状と なって、その上に屋根板53が載せられる。庇ブラケット51の後縁部は架構体 50に一対のボルト52,52により固定される。これら一対のボルト52,5 2は、図4(a)に示すように、支持強度を確保するため所定間隔をおいて配設 される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図4(b)に示すように、上縁部の勾配の緩い(約10°)庇 ブラケット51′を取付ける場合、後縁部の寸法が短くなる故、ボルトピッチも 短くなり支持強度が不足するという問題点があった。 したがって、この考案の目的は、庇ブラケットの上縁部の勾配を緩くした場合 に支持強度の不足を補うことができる庇取付構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案の庇取付構造は、屋根板を支持する上縁部が傾斜状となった庇ブラケ ットの後縁部を、横架された架構体に一対のボルトで固定した庇取付構造におい て、前記庇ブラケットの下縁部の後端に垂下片を形成し、この垂下片を前記架構 体に当接させて固定したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
この考案の構成によれば、庇ブラケットの上縁部の勾配を緩くしたことに伴い 、その後縁部を架構体に固定するボルトのピッチが短くなっても、架構体に当接 する垂下片で荷重を受けることができる。このため、ボルトだけの固定による強 度不足を補うことができる。
【0006】
【実施例】
この考案の一実施例の庇取付構造を図1および図2に基づいて説明する。1は 外壁に横架された架構体で、具体的には入玄関の垂壁パネルである。2は玄関ポ ーチの庇を構成する庇ブラケットである。 庇ブラケット2は、図2に示すように、上縁部2aが傾斜状となった略台形の 金物で、上縁部2aを含む各縁部が折曲げ形成してある。下縁部2bは後縁部2 cよりも後方に延出してあり、その延出端部を下方に折り曲げて垂下片3として いる。
【0007】 この庇ブラケット2は、その後縁部2cが架構体1に取付けられる。具体的に は、架構体1の上枠1aと下枠1bの間に位置する取付枠1cに、スペーサ4を 介して後縁部2cが一対のボルト5,5により固定される。この場合、上縁部2 aの勾配が緩い(約10°)ので後縁部2cの寸法が短く、これに伴い一対のボ ルト5,5のピッチも短くなる。また、垂下片3が架構体1の下枠1bに当接し 固着具9により固定される。
【0008】 なお、庇ブラケット2の上縁部2aの上に、上から順に屋根板10、防水紙( 図示せず)、屋根下地11が設けられる。前縁部2dには鼻板6が取付けられ、 その前方に樋7が取付けられる。下縁部2bの下から建物側にかけて芯材12を 介して天井材8が取付けられる。 この実施例では、庇ブラケット2の上縁部2aの勾配を緩くしたことに伴い、 一対のボルト5,5のピッチが短くなり支持強度が不足するが、架構体1の下枠 1bに当接する垂下片3で荷重を受けることができる。このため、強度不足を補 うことができる。また、上縁部2aの勾配は実施例に限定しない。上縁部2aが 急勾配の場合は、ボルトピッチを大きく取れるのでボルト5だけでも支持強度は 足りるが垂下片3があることにより一層強度が向上する。
【0009】
【考案の効果】
この考案の庇取付構造によれば、庇ブラケットの上縁部の勾配を緩くしたこと に伴い、その後縁部を架構体に固定するボルトのピッチが短くなっても、架構体 に当接する垂下片で荷重を受けることができる。このため、ボルトだけの固定に よる強度不足を補うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の断面側面図である。
【図2】庇ブラケットの斜視図である。
【図3】従来例の断面側面図である。
【図4】(a)は従来例において上縁部の勾配が大きい
庇ブラケットの取付説明図である。(b)は従来例にお
いて上縁部の勾配が小さい庇ブラケットの取付説明図で
ある。
【符号の説明】
1 架構体 2 庇ブラケット 2a 上縁部 2b 下縁部 2c 後縁部 3 垂下片 5 ボルト 10 屋根板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根板を支持する上縁部が傾斜状となっ
    た庇ブラケットの後縁部を、横架された架構体に一対の
    ボルトで固定した庇取付構造において、 前記庇ブラケットの下縁部の後端に垂下片を形成し、こ
    の垂下片を前記架構体に当接させて固定したことを特徴
    とする庇取付構造。
JP5432192U 1992-08-03 1992-08-03 庇取付構造 Expired - Lifetime JPH0756413Y2 (ja)

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JPH0616538U true JPH0616538U (ja) 1994-03-04
JPH0756413Y2 JPH0756413Y2 (ja) 1995-12-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0893113A (ja) * 1994-09-28 1996-04-09 Natl House Ind Co Ltd 庇取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0893113A (ja) * 1994-09-28 1996-04-09 Natl House Ind Co Ltd 庇取付構造

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JPH0756413Y2 (ja) 1995-12-25

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