JPH0723980Y2 - 転倒防止用金具 - Google Patents

転倒防止用金具

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JPH0723980Y2
JPH0723980Y2 JP1989026149U JP2614989U JPH0723980Y2 JP H0723980 Y2 JPH0723980 Y2 JP H0723980Y2 JP 1989026149 U JP1989026149 U JP 1989026149U JP 2614989 U JP2614989 U JP 2614989U JP H0723980 Y2 JPH0723980 Y2 JP H0723980Y2
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metal fitting
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fall
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mounting
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裕司 下田
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 装置をフロアに設置する際に、装置の転倒を防止する転
倒防止用金具を提供することをその目的とし、 装置の底面に設けられた複数のレベルフットの内、2つ
のレベルフット間の距離よりも長い幅を有し、 該幅方向の両端をフランジ状に形成され、 少なくとも2つのレベルフットに対応した位置に切欠部
を有し、 該切欠部が各レベルフットの軸に嵌合され、レベルフッ
トの軸上に予め設けられたナットにより固定したことを
特徴とする。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、装置をフロアに取り付ける際に、装置底面側
に取り付けられる転倒防止用金具に関する。
〔従来の技術〕
近年、情報処理装置においても、デザイン性が特に重視
される傾向にあり、とりわけオフィスに設置される装置
の場合、この傾向が強い。
したがって、装置の幅も制限されるため、振動等により
装置が倒れ易く、耐震対策上、また運搬,搬送時の運搬
者の安全を確保することが必要である。
従来の転倒防止用金具の取付け構造は第5図,第6図に
示すように、装置1の底面側に突出形成された取付け用
フランジ2に対して断面略L字状に折曲形成された転倒
防止用金具3をビス4によりネジ止め固定していた。
さらに、この構造では取付け用フランジ2が装置1の下
部に突出した状態となるため、第7図に示すように、装
置1の内側に取り付け部を設定する構造も提案されてい
る。この場合には装置1の側面側に取り付けられる側板
を外した後、底板5の一部を下方に切り起こし、この切
り起こし部に転倒防止用金具3のビス4により固定する
というものである。
なお、これら従来例のうち符号6は装置1の底面側前端
部分並びに後端部分に4ヶ所に設置されるレベルフット
を示す。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、これら従来の転倒防止金具の取付け構造
においては、第5図,第6図に示すものでは、装置1の
下部に取付け用フランジ2が突出した状態となるため、
この突出部分が装置1の輸送並びに搬送時障害となる欠
点が指摘されている。
また、この転倒防止用金具3の取付け時、取付け用ビス
4を用意しなければならず、またビス4の頭部が外部に
目立つため、体裁上も好ましくないという問題点も指摘
されている。
さらに、第7図に示す取付け部分を装置1の内部に設定
する取付け構造においては、側板を取り外した後、底板
5を切り起こし、取付け箇所を形成するとともに、取付
け後は側板を再度取り付けるため、転倒防止用金具3の
取付け作業が非常に面倒なものとなり、作業性が著しく
低下するという欠点が指摘されており、またこの取付け
部分の強度が弱くなるという欠点も同時に指摘されてい
る。
この考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、本
考案の目的とするところは、転倒防止用金具の取付けが
簡単かつ容易に行なえるとともに、取付け部分の強度が
充分確保されるとともに、装置の輸送,搬送時の障害と
ならない転倒防止用金具を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は装置10の底面に設
けられた複数のレベルフット16の内、2つのレベルフッ
ト16間の距離よりも長い幅を有し、 該幅方向の両端をフランジ状に形成され、 少なくとも2つのレベルフット16に対応した位置に切欠
部15を有し、 該切欠部15が各レベルフット16の軸18に嵌合され、レベ
ルフット1 6の軸18に予め設けられたナット17により固定したこと
を特徴とする。
〔作用〕
以上の構成から明らかなように、本考案による転倒防止
用金具は、レベルフットを使用するため、別途取付け用
フランジを装置下側に突出させることがないため、装置
の運搬,搬入時障害とならない。
また、レベルフットの軸に金具を挿通させて、レベルフ
ットに予め取り付けられているナットにより固定するた
め、転倒防止用金具の取付けが簡単かつ容易に行なえ
る。
しかも、強度を保証されたレベルフットに取付け部を設
定したため、取付け強度も確保される。
〔実施例〕
以下、本考案による転倒防止用金具の一実施例について
添付図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図は本考案による転倒防止用金具の取付け構造を説
明する全体図、第2図乃至第4図は本考案の転倒防止用
金具の取付け状態を説明する要部側面図である。
第1図において、符号10はオフィス等に設置される電子
機器等の装置であり、内部機構を本体カバー11並びにこ
の本体カバー11に対して開閉可能に設置されるフロント
カバー12によりカバーする構成である。
そして、この装置10の底面側の全端部分並びに後端部分
には転倒防止用金具13がそれぞれ取り付けられている。
この転倒防止用金具13は、板金をプレス打ち抜き加工、
並びに折曲加工を施して、図示する形状に成形されてい
る。すなわち、装置10の幅にほぼ等しい取付け部と、そ
の両側に転倒防止用フランジ14が形成され、かつ、後述
するレベルフットの軸に挿通する切欠部15がレベルフッ
ト設置部分に対応して形成されている。
本考案はレベルフットを備えた装置10とこのレベルフッ
トを利用して取り付けられる転倒防止用金具13とから構
成されるもので、第2図乃至第4図に基づいてこの転倒
防止用金具13の取付け構造について詳細に説明する。
まず、第2図は装置10の搬入時の状態を示すもので、こ
の状態においては、装置10の底面側に設置されているレ
ベルフット16は装置10の内面側に挿入された状態であ
り、突出部分が少なく、搬入に際して障害とならない。
なお、このレベルフット16には予め転倒防止用金具13取
付け用のナット17が予め螺着されている。
そして、オフィス内の所定スペースに装置10を搬入した
後、レベルフット16をフロアに設置するとともに、この
レベルフット16の軸18に対して、転倒防止用金具13の切
欠部15を第3図中矢印で示すように取り付ける。
そして、その後予めレベルフット16の軸18に装着されて
いる固定用ナット17を締結することにより、レベルフッ
ト16の軸にこの転倒防止用金具13を強固に取り付けるこ
とができ、この転倒防止用金具13の両側の転倒防止用フ
ランジ14により、装置10に振動等が加わっても、転倒が
防止でき、耐震対策上も好ましいものとなる。
このように本考案による転倒防止用金具13はレベルフッ
ト16を利用することにより、簡単、かつ容易に取り付け
ることができるとともに、取付け部分の強度も保証さ
れ、かつ装置の搬入時に何ら障害とならないため、極め
て実用的なものである。
しかも、第4図のように、転倒防止用金具13を床面よ
り、わずか、例えば5mm程度浮かせば、床面の凹凸もレ
ベルフットにより吸収することができる。しかも、浮す
高さは5mm程度であれば、転倒防止に影響はない。
〔考案の効果〕
以上の記載から明らかなように、本考案による転倒防止
用金具は、板金を折曲形成して、両側に転倒防止用フラ
ンジを設けるとともに、レベルフット対応箇所に切欠部
を形成し、この転倒防止用金具の切欠部をレベルフット
の軸に挿通させて予めレベルフットに装着されているナ
ットにより締結固定すというものであるから、転倒防止
用金具の取付けに際して別途取付け用ビス等を必要とす
ることなく、レベルフットに予め装着されているナット
を使用するため、簡単かつ容易に転倒防止用金具の取付
作業を行なうことができるとともに、このナットは外部
に目立たないため、体裁上も好ましい等の効果がある。
さらにこの転倒防止用金具の取付け部分はレベルフット
を利用するため、転倒防止用金具の取付け部分の強度も
保証でき、確実な取付け強度が期待できるという有利さ
もある。
加えて、装置の運搬,搬入時レベルフットは装置内部に
挿着され、外部にあまり突出しないため、装置の運搬,
搬入の障害とならず、運搬者の安全面にも貢献するとい
う利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による転倒防止用金具の取付け状態を示
す全体斜視図、 第2図乃至第4図は本考案による転倒防止用金具を装置
に取り付ける状態を説明する各側面図、 第5図は従来の転倒防止用金具を装置に取り付けた状態
を示す全体斜視図、 第6図、第7図は従来の転倒防止用金具の取付け状態を
示す各断面図である。 図において、 10は装置、13は転倒防止用金具、14は転倒防止用フラン
ジ、15は切欠部、16はレベルフット、17はナット、18は
軸である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置(10)の底面に設けられた複数のレベ
    ルフット(16)の内、2つのレベルフット(16)間の距
    離よりも長い幅を有し、 該幅方向の両端をフランジ状に形成され、 少なくとも2つのレベルフット(16)に対応した位置に
    切欠部(15)を有し、 該切欠部(15)が各レベルフット(16)の軸(18)に嵌
    合され、レベルフット(16)の軸(18)上に予め設けら
    れたナット(17)により固定されることを特徴とする転
    倒防止用金具。
JP1989026149U 1989-03-09 1989-03-09 転倒防止用金具 Expired - Lifetime JPH0723980Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989026149U JPH0723980Y2 (ja) 1989-03-09 1989-03-09 転倒防止用金具

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JP1989026149U JPH0723980Y2 (ja) 1989-03-09 1989-03-09 転倒防止用金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02118972U JPH02118972U (ja) 1990-09-25
JPH0723980Y2 true JPH0723980Y2 (ja) 1995-05-31

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ID=31247517

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989026149U Expired - Lifetime JPH0723980Y2 (ja) 1989-03-09 1989-03-09 転倒防止用金具

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63145369U (ja) * 1986-11-19 1988-09-26
JPS6413768U (ja) * 1987-07-16 1989-01-24
JPH0417060Y2 (ja) * 1987-08-08 1992-04-16

Also Published As

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JPH02118972U (ja) 1990-09-25

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