JP2548416Y2 - 軒樋吊り金具 - Google Patents
軒樋吊り金具Info
- Publication number
- JP2548416Y2 JP2548416Y2 JP1990061135U JP6113590U JP2548416Y2 JP 2548416 Y2 JP2548416 Y2 JP 2548416Y2 JP 1990061135 U JP1990061135 U JP 1990061135U JP 6113590 U JP6113590 U JP 6113590U JP 2548416 Y2 JP2548416 Y2 JP 2548416Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves gutter
- gutter
- edge
- eaves
- eave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は帯金の曲折により形成された樋吊り金具主体
の屋外側に軒樋耳縁係止部を形成するとともに建屋側に
軒樋耳縁抱持部および固定部を形成してなる軒樋吊り金
具に係るものである。
の屋外側に軒樋耳縁係止部を形成するとともに建屋側に
軒樋耳縁抱持部および固定部を形成してなる軒樋吊り金
具に係るものである。
従来、内吊りタイプの軒樋、特に、下側が広幅状に開
口された屋外側耳縁を有する内吊りタイプの軒樋の固定
の用に供される軒樋吊り金具としては、実開昭64-50523
号公報等にみられるように樋吊り金具主体の屋外側端部
に屋外側耳縁の内壁面に沿う係止片と、該屋外側耳縁を
バネ性を利用して外側から押さえるようになした押圧片
とを設けてなるものが知られている。
口された屋外側耳縁を有する内吊りタイプの軒樋の固定
の用に供される軒樋吊り金具としては、実開昭64-50523
号公報等にみられるように樋吊り金具主体の屋外側端部
に屋外側耳縁の内壁面に沿う係止片と、該屋外側耳縁を
バネ性を利用して外側から押さえるようになした押圧片
とを設けてなるものが知られている。
ところが、この種の軒樋は軒樋耳縁の下方が大きく解
放され、しかも、この軒樋耳縁の外側がバネ片にて押さ
えられているために強風等により軒樋が煽られた際に軒
樋が上方に浮き上がり、この結果、軒樋の離脱や破損等
の弊害を生じるおそれがある。また、軒樋耳縁が屋外側
に逸脱しないための片を軒樋吊り金具に設ける際、場合
によっては該片が軒樋耳縁と衝突してしまい円滑に取り
付けることができないという課題があった。
放され、しかも、この軒樋耳縁の外側がバネ片にて押さ
えられているために強風等により軒樋が煽られた際に軒
樋が上方に浮き上がり、この結果、軒樋の離脱や破損等
の弊害を生じるおそれがある。また、軒樋耳縁が屋外側
に逸脱しないための片を軒樋吊り金具に設ける際、場合
によっては該片が軒樋耳縁と衝突してしまい円滑に取り
付けることができないという課題があった。
本考案は上記従来品の欠点を解消すべく考案されたも
のであって、施工が簡単にして、しかも経時変化に伴う
軒樋の離脱や破損のおそれの少ない軒樋取付金具を提供
せんとするものである。
のであって、施工が簡単にして、しかも経時変化に伴う
軒樋の離脱や破損のおそれの少ない軒樋取付金具を提供
せんとするものである。
本考案は上記に鑑み考案されたものであって、帯金の
曲折により形成された樋吊り金具主体の屋外側に軒樋耳
縁係止部を形成するとともに建屋側に軒樋耳縁抱持部お
よび固定部を形成し、軒樋内側に向けて突出した軒樋耳
縁を備え該軒樋耳縁の遊端から軒樋底面側に垂下させた
係止突条を備える軒樋を建屋に固定するための軒樋吊り
金具において、軒樋耳縁係止部が軒樋耳縁の係止突条を
支承する水平帯金と、上記係止突条の屋外側側面を押圧
すべく該水平帯金の遊端部側の上面に設けられ建屋側に
行くに従って上方に傾斜させられたバネ片と、軒樋耳縁
の上面を押圧すべく該水平帯金の基端部側の上面に断面
略逆Ｌ字状に立脚された押圧片とからなることを特徴と
する軒樋吊り金具である。
曲折により形成された樋吊り金具主体の屋外側に軒樋耳
縁係止部を形成するとともに建屋側に軒樋耳縁抱持部お
よび固定部を形成し、軒樋内側に向けて突出した軒樋耳
縁を備え該軒樋耳縁の遊端から軒樋底面側に垂下させた
係止突条を備える軒樋を建屋に固定するための軒樋吊り
金具において、軒樋耳縁係止部が軒樋耳縁の係止突条を
支承する水平帯金と、上記係止突条の屋外側側面を押圧
すべく該水平帯金の遊端部側の上面に設けられ建屋側に
行くに従って上方に傾斜させられたバネ片と、軒樋耳縁
の上面を押圧すべく該水平帯金の基端部側の上面に断面
略逆Ｌ字状に立脚された押圧片とからなることを特徴と
する軒樋吊り金具である。
以下、本考案を図面に示す実施例に基き詳細に説明す
る。第１図は本考案の軒樋取付金具の一実施例を示す斜
視図であり、第２図は同上使用状態を示す断面図であ
る。
る。第１図は本考案の軒樋取付金具の一実施例を示す斜
視図であり、第２図は同上使用状態を示す断面図であ
る。
図中、符号１は水平状帯金の両端を上方に向けて曲折
して形成された樋吊り金具主体であり、符号２は樋吊り
金具主体１の屋外側に形成された軒樋耳縁係止部であ
る。
して形成された樋吊り金具主体であり、符号２は樋吊り
金具主体１の屋外側に形成された軒樋耳縁係止部であ
る。
該軒樋耳縁係止部２は、後述する軒樋耳縁８の係止突
条７を支承すべく屋外側に向けて延設された水平帯金21
と、上記係止突条の屋外側側面を押圧すべく該水平帯金
21の遊端部側の上面に建屋側に向けて傾設されたバネ片
22と、軒樋耳縁の上面を押圧すべく該水平帯金21の基端
部側の上面に帯金の曲折により形成された断面略逆Ｌ字
状からなる押圧片23を以て構成されている。
条７を支承すべく屋外側に向けて延設された水平帯金21
と、上記係止突条の屋外側側面を押圧すべく該水平帯金
21の遊端部側の上面に建屋側に向けて傾設されたバネ片
22と、軒樋耳縁の上面を押圧すべく該水平帯金21の基端
部側の上面に帯金の曲折により形成された断面略逆Ｌ字
状からなる押圧片23を以て構成されている。
符号３は樋吊り金具主体１の建屋側に形成された軒樋
耳縁抱持部であって、断面略Ｌ字状の抱持部31と押えバ
ネ32とを以て構成されているものであり、符号４は軒樋
耳縁抱持部３と同様に樋吊り金具主体１の建屋側に形成
された固定部である。
耳縁抱持部であって、断面略Ｌ字状の抱持部31と押えバ
ネ32とを以て構成されているものであり、符号４は軒樋
耳縁抱持部３と同様に樋吊り金具主体１の建屋側に形成
された固定部である。
なお、図中、符号５は断面略Ｕ字状からなる軒樋本体
であり、符号６は軒樋本体１の屋外側壁の上端部に形成
された曲成片であって、建屋側に向けて曲成するように
立上げられているものであり、符号７は曲成片６の先端
部から垂下された係止突条であり、符号８は曲成片６お
よび係止突条７にて囲繞された下側が広幅状に開口せる
軒樋耳縁であり、符号９は軒樋吊り金具の固定部４を固
定するための鼻隠し板である。
であり、符号６は軒樋本体１の屋外側壁の上端部に形成
された曲成片であって、建屋側に向けて曲成するように
立上げられているものであり、符号７は曲成片６の先端
部から垂下された係止突条であり、符号８は曲成片６お
よび係止突条７にて囲繞された下側が広幅状に開口せる
軒樋耳縁であり、符号９は軒樋吊り金具の固定部４を固
定するための鼻隠し板である。
以上より明らかなように、本考案の軒樋吊り金具は、
軒樋耳縁係止部が軒樋耳縁の係止突条を支承する水平帯
金と、上記係止突条の屋外側側面を押圧すべく該水平帯
金の遊端部側の上面に設けられ建屋側に行くに従って上
方に傾斜させられたバネ片と、軒樋耳縁の上面を押圧す
べく該水平帯金の基端部側の上面に断面略逆Ｌ字状に立
脚された押圧片とからなる構成よりなるため、係止突片
を水平片、バネ片及び押圧片に固定する際、該係止突片
をバネ片上で円滑に乗り越えさせて円滑に行うことがで
きる。
軒樋耳縁係止部が軒樋耳縁の係止突条を支承する水平帯
金と、上記係止突条の屋外側側面を押圧すべく該水平帯
金の遊端部側の上面に設けられ建屋側に行くに従って上
方に傾斜させられたバネ片と、軒樋耳縁の上面を押圧す
べく該水平帯金の基端部側の上面に断面略逆Ｌ字状に立
脚された押圧片とからなる構成よりなるため、係止突片
を水平片、バネ片及び押圧片に固定する際、該係止突片
をバネ片上で円滑に乗り越えさせて円滑に行うことがで
きる。
また、本考案の軒樋吊り金具は、上下方向に対しては
水平片および押圧片にて、また横方向に対してはバネ片
および押圧片にて各々固定されているために従来品にみ
られるような強風による軒樋の浮き上がり等に伴なう吊
り金具からの離脱が防止せしめられ、更には、吊り金具
への軒樋の取付けがバネ片への屋外側耳縁の押圧により
固定されるために施工性も一段と向上せしめられるもの
である。
水平片および押圧片にて、また横方向に対してはバネ片
および押圧片にて各々固定されているために従来品にみ
られるような強風による軒樋の浮き上がり等に伴なう吊
り金具からの離脱が防止せしめられ、更には、吊り金具
への軒樋の取付けがバネ片への屋外側耳縁の押圧により
固定されるために施工性も一段と向上せしめられるもの
である。
第１図は本考案の軒樋取付金具の一実施例を示す斜視
図、第２図は同上使用状態を示す断面図である。 １……樋吊り金具主体 ２……軒樋耳縁係止部 ３……軒樋耳縁抱持部 ４……固定部 ７……係止突条 ８……軒樋耳縁 21……水平帯金 22……バネ片 23……押圧片
図、第２図は同上使用状態を示す断面図である。 １……樋吊り金具主体 ２……軒樋耳縁係止部 ３……軒樋耳縁抱持部 ４……固定部 ７……係止突条 ８……軒樋耳縁 21……水平帯金 22……バネ片 23……押圧片
Claims (1)
- 【請求項１】帯金の曲折により形成された樋吊り金具主
体の屋外側に軒樋耳縁係止部を形成するとともに建屋側
に軒樋耳縁抱持部および固定部を形成し、軒樋内側に向
けて突出した軒樋耳縁を備え該軒樋耳縁の遊端から軒樋
底面側に垂下させた係止突条を備える軒樋を建屋に固定
するための軒樋吊り金具において、軒樋耳縁係止部が軒
樋耳縁の係止突条を支承する水平帯金と、上記係止突条
の屋外側側面を押圧すべく該水平帯金の遊端部側の上面
に設けられ建屋側に行くに従って上方に傾斜させられた
バネ片と、軒樋耳縁の上面を押圧すべく該水平帯金の基
端部側の上面に断面略逆Ｌ字状に立脚された押圧片とか
らなることを特徴とする軒樋吊り金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990061135U JP2548416Y2 (ja) | 1990-06-09 | 1990-06-09 | 軒樋吊り金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990061135U JP2548416Y2 (ja) | 1990-06-09 | 1990-06-09 | 軒樋吊り金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0420533U JPH0420533U (ja) | 1992-02-20 |
| JP2548416Y2 true JP2548416Y2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=31589117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990061135U Expired - Lifetime JP2548416Y2 (ja) | 1990-06-09 | 1990-06-09 | 軒樋吊り金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2548416Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0345464Y2 (ja) * | 1985-10-25 | 1991-09-26 | ||
| JP3018322U (ja) * | 1995-05-19 | 1995-11-21 | キヤノン電子株式会社 | 印刷用媒体 |
-
1990
- 1990-06-09 JP JP1990061135U patent/JP2548416Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0420533U (ja) | 1992-02-20 |
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