JP2540706Y2 - 軒樋の取付構造 - Google Patents
軒樋の取付構造Info
- Publication number
- JP2540706Y2 JP2540706Y2 JP1990127189U JP12718990U JP2540706Y2 JP 2540706 Y2 JP2540706 Y2 JP 2540706Y2 JP 1990127189 U JP1990127189 U JP 1990127189U JP 12718990 U JP12718990 U JP 12718990U JP 2540706 Y2 JP2540706 Y2 JP 2540706Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow
- eaves gutter
- edge
- gutter
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は軒樋の取付構造、特に屋外側に取付金具が表
出しないように吊設される内吊りタイプによる軒樋の取
付構造に係るものである。
出しないように吊設される内吊りタイプによる軒樋の取
付構造に係るものである。
従来、この種の軒樋の取付構造としては実開昭60−16
6019号公報等にみられるように屋外側壁の先端部に設け
られた中空耳縁の樋内側壁にスリット状からなる開口部
を設け、該開口部に鉤状からなる係止片を嵌入して吊設
するようになしたものが一般に使用されているが、中空
耳縁の側部に開口部を開設する関係上、強度低下を来す
ばかりでなく、該開口部への係止片の嵌入作業が煩雑で
ある等の問題点を有していた。
6019号公報等にみられるように屋外側壁の先端部に設け
られた中空耳縁の樋内側壁にスリット状からなる開口部
を設け、該開口部に鉤状からなる係止片を嵌入して吊設
するようになしたものが一般に使用されているが、中空
耳縁の側部に開口部を開設する関係上、強度低下を来す
ばかりでなく、該開口部への係止片の嵌入作業が煩雑で
ある等の問題点を有していた。
そこで、実開平1−68439号公報等にみられるように
屋外側の軒耳を屋外側壁の先端部の樋内側壁に設けて該
軒樋を係止片にて支持するようになしたものが使用され
るに至ったが、取付け後に強風等により煽られた際に軒
樋が取付金具より外れる等の問題点を有していた。
屋外側の軒耳を屋外側壁の先端部の樋内側壁に設けて該
軒樋を係止片にて支持するようになしたものが使用され
るに至ったが、取付け後に強風等により煽られた際に軒
樋が取付金具より外れる等の問題点を有していた。
本考案は上記従来品の欠点を解消すべく考案されたも
のであって、取付作業が簡単にして軒樋自体の強度低下
を来さない軒樋の取付構造を提供せんとするものであ
る。
のであって、取付作業が簡単にして軒樋自体の強度低下
を来さない軒樋の取付構造を提供せんとするものであ
る。
本考案は上記に鑑み考案されたものであって、断面が
U字状からなる軒樋本体の屋外側壁の先端部の樋内側に
中空耳縁を形成するとともに該中空耳縁の下面に長手方
向に沿う係止溝を形成してなる軒樋と、帯金の曲折によ
り形成された吊り金具本体の屋外側端部より中程に切り
起こしにより係止突片を突設してなる水平支持板を設け
るとともに上記中空耳縁の上面を押圧するバネ板を設け
てなる取付金具とからなり、係止突片が係止溝に嵌着す
るように水平支持板上に中空耳縁を載置するとともに該
中空耳縁をバネ板にて押圧することにより取付金具に軒
樋を吊設せしめてなることを特徴とする軒樋の取付構造
である。
U字状からなる軒樋本体の屋外側壁の先端部の樋内側に
中空耳縁を形成するとともに該中空耳縁の下面に長手方
向に沿う係止溝を形成してなる軒樋と、帯金の曲折によ
り形成された吊り金具本体の屋外側端部より中程に切り
起こしにより係止突片を突設してなる水平支持板を設け
るとともに上記中空耳縁の上面を押圧するバネ板を設け
てなる取付金具とからなり、係止突片が係止溝に嵌着す
るように水平支持板上に中空耳縁を載置するとともに該
中空耳縁をバネ板にて押圧することにより取付金具に軒
樋を吊設せしめてなることを特徴とする軒樋の取付構造
である。
以下、本考案を図面に示す実施例について説明する。
第1図は本考案の軒樋の取付構造の一実施例を示す断
面図、第2図は同上一部拡大斜視図を示すものである。
面図、第2図は同上一部拡大斜視図を示すものである。
図中、符号Aは軒樋であって、断面がU字状からなる
軒樋本体1の屋外側壁の先端部の樋内側に中空耳縁2を
形成するとともに該中空耳縁2の下面に長手方向に沿う
係止溝3を形成し、且つ建屋側壁の先端部の樋外側に中
空軒耳4を形成してなるものである。符号Bは取付金具
であって、帯金の曲折により形成された吊り金具本体5
の屋外側端部より中程に切り起こしによる係止突片6を
上方に向けて突設してなる水平支持板7を設けるととも
に上記中空耳縁2の上面を押圧するバネ板8を設けてな
るものである。
軒樋本体1の屋外側壁の先端部の樋内側に中空耳縁2を
形成するとともに該中空耳縁2の下面に長手方向に沿う
係止溝3を形成し、且つ建屋側壁の先端部の樋外側に中
空軒耳4を形成してなるものである。符号Bは取付金具
であって、帯金の曲折により形成された吊り金具本体5
の屋外側端部より中程に切り起こしによる係止突片6を
上方に向けて突設してなる水平支持板7を設けるととも
に上記中空耳縁2の上面を押圧するバネ板8を設けてな
るものである。
上記軒樋Aと取付金具Bとは係止突片6が係止溝3に
嵌着するように水平支持板7上に中空耳縁2を載置する
とともに該中空耳縁2をバネ板8にて押圧し、建屋側の
中空軒耳4を軒耳抱持部9にて抱持することにより取付
けられているものである。
嵌着するように水平支持板7上に中空耳縁2を載置する
とともに該中空耳縁2をバネ板8にて押圧し、建屋側の
中空軒耳4を軒耳抱持部9にて抱持することにより取付
けられているものである。
以上より明らかなように、本考案の軒樋の取付構造
は、断面がU字状からなる軒樋本体の屋外側壁の先端部
の樋内側に中空耳縁を形成するとともに該中空耳縁の下
面に長手方向に沿う係止溝を形成してなる軒樋と、帯金
の曲折により形成された吊り金具本体の屋外側端部より
中程に切り起こしにより係止突片を突設してなる水平支
持板を設けるとともに上記中空耳縁の上面を押圧するバ
ネ板を設けてなる取付金具とからなり、係止突片が係止
溝に嵌着するように水平支持板上に中空耳縁を載置する
とともに該中空耳縁をバネ板にて押圧することにより取
付金具に軒樋を吊設せしめ、これにより係止溝への係止
突片の嵌着により該中空耳縁が取付金具に係止される一
方、中空耳縁が水平支持板とバネ板の間で広い接触面積
を保ちつつ強固に押圧保持されるため、取付作業が簡単
であるにも関わらず強風等による軒樋の揺動に伴う離脱
が防止される。
は、断面がU字状からなる軒樋本体の屋外側壁の先端部
の樋内側に中空耳縁を形成するとともに該中空耳縁の下
面に長手方向に沿う係止溝を形成してなる軒樋と、帯金
の曲折により形成された吊り金具本体の屋外側端部より
中程に切り起こしにより係止突片を突設してなる水平支
持板を設けるとともに上記中空耳縁の上面を押圧するバ
ネ板を設けてなる取付金具とからなり、係止突片が係止
溝に嵌着するように水平支持板上に中空耳縁を載置する
とともに該中空耳縁をバネ板にて押圧することにより取
付金具に軒樋を吊設せしめ、これにより係止溝への係止
突片の嵌着により該中空耳縁が取付金具に係止される一
方、中空耳縁が水平支持板とバネ板の間で広い接触面積
を保ちつつ強固に押圧保持されるため、取付作業が簡単
であるにも関わらず強風等による軒樋の揺動に伴う離脱
が防止される。
第1図は本考案の軒樋の取付構造の一実施例を示す断面
図、第2図は同上一部拡大斜視図を示すものである。 A……軒樋、B……取付金具 1……軒樋本体、2……中空耳縁 3……係止溝、5……吊り金具本体 6……係止突片、7……水平支持板 8……バネ板
図、第2図は同上一部拡大斜視図を示すものである。 A……軒樋、B……取付金具 1……軒樋本体、2……中空耳縁 3……係止溝、5……吊り金具本体 6……係止突片、7……水平支持板 8……バネ板
Claims (1)
- 【請求項1】断面がU字状からなる軒樋本体の屋外側壁
の先端部の樋内側に中空耳縁を形成するとともに該中空
耳縁の下面に長手方向に沿う係止溝を形成してなる軒樋
と、帯金の曲折により形成された吊り金具本体の屋外側
端部より中程に切り起こしにより係止突片を突設してな
る水平支持板を設けるとともに上記中空耳縁の上面を押
圧するバネ板を設けてなる取付金具とからなり、係止突
片が係止溝に嵌着するように水平支持板上に中空耳縁を
載置するとともに該中空耳縁をバネ板にて押圧すること
により取付金具に軒樋を吊設せしめてなることを特徴と
する軒樋の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990127189U JP2540706Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 軒樋の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990127189U JP2540706Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 軒樋の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0482226U JPH0482226U (ja) | 1992-07-17 |
JP2540706Y2 true JP2540706Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=31874702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990127189U Expired - Lifetime JP2540706Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 軒樋の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540706Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60110525U (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-26 | 東洋化学株式会社 | 軒樋の取付構造 |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP1990127189U patent/JP2540706Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0482226U (ja) | 1992-07-17 |
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